「たんすケータイ あつめタイ\(^o^)/」(http://tansu-keitai.jp/)いきなりタイトルに顔文字が付いていたりとふざけてるんじゃないかと思うのだが、総務省が大真面目に
使用済み携帯端末の回収を始めている。総務省にしてはましなことをしているような気がする。
しかし何が何でも回収するぞという意気込みも感じられず、しかも「実験」レベルという言い訳付きで
始める等、どこまで本気なのか分からないものだ。
そもそもこれが全国1800店程の参加があるかなり大規模なインフラを整えているにも拘らず、私はまだこの
広告らしい広告を見たことがない。折角いい事を始めているんだから実験などと言わずもっと回収エコインフラ
を整えるんだという意気込みで本腰を入れてもらいたい。
「たんすケータイ あつめタイ\(^o^)/」の公式ホームページへのアクセス数および当選状況について
http://www.meti.go.jp/press/20091126001/20091126001.htmlこのページのPDFによると開始3日間で5万件以上のアクセスがあったということですのでまずまずのアクセスが
有ったのではないでしょうか。全国1800の店舗で2010年2月28日まで行っているそうなので、古い携帯端末で
もう回収に出してもいいやと思うものがあったら協力してみてはどうかと思う。
携帯などの機器は回収できれば「都市鉱山」になると期待されているがまだそれほど成功していないのが現状だ。
手法的にはまだ全く洗練されていないが立ち上がってくれば自然と整備されていくのではないかと思う。
というかある程度立ち上がってきたら是非民間に任せて欲しい・・・と思うのは私だけだろうか。
- 2009/11/30(月) 23:10:42|
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androidケータイ(HT-03A)のアクセス元IPとUA
http://blog.fulltext-search.biz/archives/2009/07/android-mobile-ht-03a-ip-ua.html本家の画板アクセスランキング。
たまに見ると意外と面白いのですが、意外や意外引っかからないはずのWillcom端末が間違って
ソフトバンクの機種と判別されて引っかかりました。どうやらJigブラウザでアクセスするとドコモでも
auでもないのはソフトバンクということにしていたのでそのせいで引っかかった模様。
それ以前にWillcom端末で使えるJigブラウザがあること事体知らなかった・・・w
それをきっかけにして先日、ウィルコム対応してみました。
協力をお願いしたら翌日に二人ほどアクセスしてくれたようです。
そのログ情報を元に正式に対応できるように書き換えました。
とは言ってもそれ以降にもウィルコムでアクセスが来ないと動くかどうか分からないのですが。
パケット定額なんだからテスト期間中にもっとアクセスしておいて欲しいかも。
手を離れたら次またCGIを書き換えるのが面倒なんで・・・w
ついでにウィルコム以外にF1100なんてドコモのスマホのアクセスもありました。
こうなったらついでにAndriodまで対応しちゃおうということで対応しました。
そこで情報を探していて見つけたのが上記のページです。
スマホは・・・というか、特に海外のメーカー製のはユーザーエージェント(UA)のフォーマットが
まちまちで判断に困ることが多いです。下手にチェックを増やすと今までの機種に悪影響を
したり、チェック漏れが出たりと意外と気を使います。
それに今後SIMフリーになったら同じUAが別のキャリアからアクセスが来たりで下手に
ドメインのチェックで誤魔化せないところも出てきます。
WiFiでアクセスが来たらそもそもドメインでPCとの見分けすら出来なくなるし。
でも機種名とかの固定情報をなるべくプログラムで持ってチェックしたりしたくない。
なかなか困ったものです。
UAのフォーマット、今後はしっかりと必要事項を入れて位置も合わせて欲しいものです。
今のままじゃ情報というよりは好き勝手なコメント欄でしかないんですよね。
- 2009/11/29(日) 20:07:34|
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ドコモは使ったホームUとフェムトセルの二つのサービスが有る。
どちらもユーザー側のネット回線を利用するが、ユーザー宅内のインフラ部分が全く違う。
ホームUは端末←→宅内機器間をWiFiで繋ぐ。
802.11b/gで54Mbpsの通信容量が有るが、実際の所10Mbpsも出ない。
mpwの計測によるとアプリ計測では6Mbps程度となるようだ。
結構前から最高速の更新は見られない。
フェムトセルは基地局そのものだ。
WiFiではなくて通常の携帯の電波でやり取りをする。
だからWiFiを搭載していない端末でもフェムトセルに繋がる。
似たような所が有るようで実は端末にとっては全く違う振る舞いをする。
ソフトバンクは開始すると予定していたフェムトセルは諦めた。
WiFiは端末にWiFiのアクセス機能が必要だが、その分高速にアクセスできる。
HSDPAだと現在は上り下りの速度はWiFiと比べるまでもなく遅い。
WiFiだと上り下りとも54Mbpsとなる。
ソフトバンクはこの54Mbbpsという数字が欲しかったに違いない。
LTEだと5MHz幅で37.5MbpsとなるのでWiFiの54Mbpsで押さえ込むことができるという
判断なのだろう。アクセスできる場所がポイントが本当に点でしかないなんてことは
関係ない。54Mbpsとカタログに書くことが出来れば。
勿論実利も考えている。
今ユーザーはパソコンから携帯端末へと使う端末の「ダウンサイジング」を行っている。
かなり前に流行った単語だが、未だに通用する言葉だ。
過去に未来危機の象徴とされていた腕時計型の端末の代わりが今の携帯電話なのかも知れない。
とりあえずフェムトを初めとする携帯の3Gの電波は確固とした存在ですが、
WiFiは一つの端末側のインターフェイスになりつつある。
3G網のパケットを逃がすためのWiFiと3G網にパケットを流す為のWiFiと両面から
どんどんと広がりを見せている。
ソフトバンクはHSPA+やLTEを諦める事でWiFiに大きく舵を切ったがそれを除けば
まだフェムトセルなのかWiFiなのか答えが見えてない部分はまだまだ有る。
とりあえずWiFiは携帯端末の一つのキーとなるインターフェイスになりつつあるが、
そろそろキラー的存在になるWiFi機器が登場するような気がする。
iPhoneやN-06Aがそれなのかも知れないが、まだ弱い。
もっと爆発的にWiFiが利用されるものでなければ。
しかしドコモが一番WiFiを強く押すことが出来ないかも知れない。
フェムトセルとどっちつかずになるからだ。
必要だという認識が有るが絶対必要でもないWiFi、今後の方向性が見定まるまでは
3Gのおまけの立場からは抜け出せない。どっちつかずから抜け出すにはもっと強い
キラーアプリの存在が必要だろう。
まだ立場的にはフェムトの方が安全では有ると言わざるを得ない。
フェムトはフェムトで色々問題を抱えてはいるのだが。
- 2009/11/28(土) 23:40:06|
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docomostar端末用500KB版スピードテスト・アプリ~mpw
http://mpw.jp/blog/2009/10/54.htmlmpwのサイトの管理人さんがblogをはじめています。
そこでドコモスターアプリでの500KB対応版のアプリを作ったことを書いています。
しかし速度差に有意な差はなかったとのこと。
やはり速度はバッテリーの消費量と発熱でかなりの制約を受けます。
Javaバイトコードを解析実行しながら高速通信も行うとなるとハードは相当な負荷がかかります。
勿論ハード側も進化し、Javaバイトコードのような分かりきった処理はハードアクセラレータを
装備したりして解決を図ります。
電力問題は根本解決したかどうかはともかくとしても、メディアプロセッサを高速に走らせ、
さらに最高速で通信をし続けることには無理があり、端末によっては通信が最高速になった時は
メディアプロセッサの能力を絞っている可能性が有る。
今後メディアプロセッサの能力が上がり続けても省電力化が進まない限りはこの傾向は続きます。
バッテリーが世代が進む毎に小容量化しているということは省電力化も進んでいると考えて
よいのでしょうが、その分電力の出力できる最大能力が絞られているわけであり、処理速度に
対する電力問題は根本解決しているとは思えません。
また少し前の端末でベンチ中にキーを連打していると速度が上がるという端末が存在したようです。
これは転送中かどうかは関係なく一定の時間が立てばメディアプロセッサのクロックを落として
バッテリーの持ちをよくしようとする機能が働いてしまい、転送速度が落ちていたと考えられます。
ほとんどバグのような仕様ですが、他にも今後もこういう端末が無いとも言い切れません。
またこれは、メディアプロセッサの状態がベンチ速度に影響する可能性が有るということを
裏付けた出来事でも有りました。
リンクしたmpwの記事の本題に軌道修正しますが、150KB版と500KB版の速度はほとんど変わら
ないということなので私の意見としては500KB対応端末にはスター版の500KB用のアプリに入れ
替えてもいいのではないかと思います。
求めるべきは本当の転送速度であり、そのハードで可能な最大の速度を計測することは間違って
無いと思うのです。MAX_PDUを含んで今後ハード側が変化していく可能性も考えるとそのハードが
持つポテンシャルを最高に引き出す可能性を追求してもいいのではないかと私は思います。
計測条件の同一性も勿論大事ですが、旧の互換の為のモードでしか計測しないのは、グラフィック
アクセラレータのベンチで、新チップのボードが登場しても新しいハードは何も使わずに全部CPUで
処理したベンチテストに拘っているようなものではないかと思います。
私は新しいハードが乗ってくればベンチはどんどん生かしていってもいいのではないかと思います。
実際ユーザーの利用感はその状態での動作なのですから。
私はそう思うのですがどんなもんでしょうか。
- 2009/11/27(金) 22:48:04|
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携帯のブラウザの世代が変わりつつある。
勿論これにはiPhoneが大きく影響を与えているが、数から言うとドコモの端末の影響力は絶大だ。
そこでドコモのブラウザを鈴の音情報局へのアクセスログからアクセスが有ったブラウザを少し
調べてみた。i-modeブラウザは調べられないのでフルブラウザベースで。
HTMLの対応バージョンを集めてみた。
【HTML5対応】
X00A以降の機種
F906i
SH906i
SH906iTV
F905i
D906i
【HTML4対応(Mozilla 4.08)】
P906i
P905i
P905iTV
N905i
N904i
SH903i
P903iX
少し前に集計したものだが結構参考になるデータが集まった。
906まではHTML5とHTML4に対応のブラウザが混在し、去年の冬機種以降は基本的にHTML5に
対応しているようだ。LiMo端末はHTML5への対応は遅い。Symbian勢は905以降に対応を済ませて
いる。LiMo採用端末は一年遅れてHTML5に対応した。
現在のドコモ端末のフルブラウザはHTML5に対応していると考えていいだろう。
iPhoneもAndroid端末もHTML5対応です。
それらを考えると以降は携帯端末も急速に進むことと考えられます。
auとソフトバンクの端末のHTML5の対応に関する情報はすぐには見つからなかった。
知っている方は補足して頂けたら有りがたいです。
またソフトバンクには新しいブラウザが有る。
この冬端末でWiFiを利用時のみパケット代をかけずに使えるダイレクトブラウザが有る。
ドコモのWiFi端末はフルブラウザがWiFi経由のみi-modeセンターを介さずアクセスできる。
ですのでドコモのWiFi端末はHTML5対応のブラウザが確実に使えるというメリットが有る。
ソフトバンクのダイレクトブラウザはどうだろうか?ソフトのバージョンアップや対応を考えると
余りブラウザの種類を増やさない方がいい。何故ソフトバンクはフルブラウザをWiFiで無料開放
しなかったのだろう。だからシャープは仕方なくそれ以外でアクセスできる方法を取らざるを
得なかった。ドコモ方式の方が明らかにいいと思う。
ちなみにドコモのWiFi対応端末はSIMが入ってなくてもフルブラウザでWiFiアクセスできる。
一度手に入れた端末は回線を解約した後までWiFi端末として使える。
やはり差は大きい。
携帯ブラウザやここで紹介できなかったフルブラウザのHTML5対応状況も今後分かる限り
追跡したいと思う。
- 2009/11/26(木) 22:01:34|
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22~3歳の女の子とお昼が一緒になり、たまたま携帯の話になった。
D705iを持ち、そろそろ替えたいが替えれないらしい。
どうやらauに替えたいから二年が経つのも待っているという。
それ以外にもソフトバンクを彼氏と話す用に片方の名義で家族割りにしているらしい。
そのソフトバンク端末も見せてくれた。
それらを全て解約、彼氏が持つauにまとめたいらしい。
そのキッカケは当然390円の指定割り。
au自体はARPUを下げて1回線の増加にしか繋がらない。
ここで起きていることをわかりやすく整理してみる。
ドコモ -1回線
ソフトバンク -2回線
au +1回線
自社の回線が増えることよりも他社を合わせて3回線の解約に持ち込める。
純増競争的に考えると非常においしい結果になる。
他でも私の周りでauにするという声は非常に多い。
パケットの言葉は一切聞かれないが、あくまで390円の定額目的だなと分かる声が非常に多い。
指定割りの影響はガツンと出てはいないが、これから変えようと思っている予備軍を大量に
抱えていることがよく分かった。これからもau以外はauの僅かな純増の為に大きく数を
削られることになる。
ここで感じたのは「ドコモにする」という声が皆無だったこと。
同じく「ソフトバンクにする」という声も少ない状態だった。
予備軍を含めてauにという声が多かった。
解約に関してはソフトバンクが一番多かった。
ドコモは得意のパケットに関しては分かる人向けの128Kbps定額が有るが、
やはりPocket WiFiが魅力的過ぎて全く霞んで見えなくなってしまう。
移行を思いとどまった後にやっと思い出す程度の存在だ。
かろうじてパケホダブルに入っていたなら追加投資は特に無いが、
しかしながらダブルではないパケホに入っている多くのユーザーからしたら4095円の上に
315円の追加投資が必要な上に、更に1575円のフルブラウザ料金が重くのしかかる。
パケホからだと合計1890円の追加投資で128Kbpsの単回線の外部通信を手に入れることになる。
Pocket WiFiの存在が大きくなるのも無理は無い。
これらの事を考えると磐石だったドコモの守りは少しづつ崩れつつあると考えられる。
0.45%だったドコモの解約率は今後少なからず増加をするのではないだろうか。
もしそうなったとしたら上記のことが少しづつ効果を発揮したことになる。
硬い岩もぽたぽたと落ちる水滴で少しづつ削ることが出来るようなものかもしれない。
ドコモは何時まで知らん振りを通せるだろうか。
- 2009/11/24(火) 20:09:32|
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写真で解説する「Pocket WiFi」
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0910/29/news088.htmlイーモバイルの小さい小さい持ち運び3G回線ルーターがPocket WiFi。
携帯が100g以上なのに対し、Pocket WiFiは過去に有ったPHSの最軽量機クラスの約80g。
最低限の表示と入力装置やメディアプロセッサを除けばここまで小さく軽くなるという
見本のようなものだ。ここに3Gの通信機器とWiFiルーター機能が詰まっている。
WiFi 5回線とUSB 1回線で最高6回線の通信が出来る。
3Gの通信速度を考えると出来過ぎの性能だ。
ユーザーが一番欲しいものが詰まっている。
本来エリアが広いドコモが出すべき商品だが、最小限のパケット使用量で最大の利益を
上げようとするドコモの経営方針ではしばらくキャリア純正では出てくることはなさそうに思う。
やっぱりこういうとんがった商品は新鋭のキャリアが好んで出すもののようだ。
がっちりとユーザーの心を掴んだ商品といえる。
これ一台持っていればDSやPSPを持っている人たちにモテモテだろう。
モンハンユーザーの間などで人気者になれるかも。
- 2009/11/24(火) 00:10:42|
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意外とAndroid機の記事にレスを頂いていて驚いている。
可能性を考えただけの穴だらけの記事なんだけど、意外と技術的に興味深いことを
書いて頂く事も有ったり、忘れていた気持ちを思い出させてくれる。
Androidはまだやっつけで作られていてARMやMIPSコア以外ではまともにAndroidが
動かないようだ。SHはようやくメーカーが苦労して移植を行った所だという話が一番驚いた。
2.0でようやく依存部を大きく整理して無くす方向に舵を切ったという話だ。
その2.0がまだ安定していない。現状はその段階のようだ。
早い話が1.6迄はAndroidを作るので精一杯、ようやく機能が揃ってきたので2.0では
移植の事まで手が回るようになったというところだろうか。
移植においてやはり困るのはCPUのアーキテクチャー。
リトルエンディアンやビッグエンディアン等、高級言語でもビットシフトなどを使うと
困ることが出て来たりする。アドレッシングモードで影響を受けることもある。
プログラムは必ずしも全てのコードがお行儀良く書かれているとは限らない。
私がT-01Aは一番移植に近い位置にいると書いたのは単純にSnapdragonを使用している
からという理由だけで細かいことは考えずに書いてみた。先日の記事に頂いたコメントの
返事でも書いたが、
この記事にも取り上げられているようにAndroidはSnapdragonをサポートしている。そもそもSnapdragonはARMというスマートホン等ではかなりメジャーなシリーズのコアを
使用しており、その中でも今市場に出ている最新のARMv7アーキテクチャーを使用している。
ARMv7はiPhone3GSやその他今のメジャーどころのARMを使用したチップセットのほとんどで
使われているといっていいだろう。なのでOSの対応のことを私は心配していなかった。
またSnapdragonはグラフィックスコアはAMDでこれも大御所、Linux用の基本ドライバー等も
しっかりしたものが用意されているでしょう。それを流用すれば比較的簡単に実装できる
のではないでしょうか。
まあこの辺り実際私が見たわけではないので「T-01AへのAndoridの移植は比較的容易な
方に入る」というのは単なる想像でしかありませんが。
ただコメントで頂いたのは「WM用に設計されたハードはアーキテクチャーが違うから移植が
困難だろう」という意見が意外と多かったこと。私にはこれは結構ショックでした。
古い人間なのかも知れませんが、昔は何が何でも移植してやるみたいなガッツのある人が
多かったように思います。確かに昔よりも何もかも複雑化してしまっているので単純には
比べられませんが。しかしその分メーカー標準のリファレンスドライバーなんてものが有る訳で。
しかし各種エミュレーターに代表されるようにアーキテクチャーが違うからといって絶対
動かせないなんてことは有りません。むしろやる気になればCPUのコードまで含めて
まるまるエミュレーションで動かせてしまうわけです。ましてやCPUのコードに互換性の
ある端末だったらより移植はしやすいのではないでしょうか。
種類の違う端末で、例えば割り込みのトリガーが不足している例を挙げてみます。
どうしても1/60秒の割り込みが欲しくてハード側は1/1000秒のトリガーしか発生できない
場合があったとします。
今の高級なOSにはプログラマブルなタイマーが付いてる事はもう当たり前のようなもの
ですが、ハードを直に操るとそんなに都合のいいものなんてほとんどの場合有りません。
昔のプログラマは1/1000秒トリガーなんて高級なハードがあればそれだけで何でも出来ました。
(そんなにいいものは大抵の場合無いので色んな代替案を駆使していたのが現実です)
例えば1/60割り込みは16.666・・・ms毎に割り込みがくることを期待するわけですが、
1/1000秒の割り込みを16回数えれば近似値が得られます。しかし16ms×60回で
960ms、秒にすると0.04秒ずつずれてきます。では17ms×60回では?
1020秒でこれも0.02秒ずつ逆にずれてしまいます。
では60回のうち40回は17msで、20回は16msで割り込むように割り込みドライバー側で
1/1000msでの割り込みの回数の数えて割り込みドライバーを利用するアプリへの
供給を調整します。
17ms×40回、16ms×20回は比率にすると17ms×2回、16ms×1回になおせます。
3回中2回を17ms、1回を16msにドライブするようにすれば丁度1000ms=1秒で正確に
60回の割り込みが作れます。昔の人はこうやって無いものは自分で作るという
各種の力技を駆使していました。というか、今でも別ハードに移植というものはそういう
ものだと考えています。
こんな調子でドライバ側でどんどんハードの違いを吸収していけばOS本体をほぼ
いじらなくても動かすことは出来ると思うのですけれども・・・それでもダメでしょうか?
というかアーキテクチャーが違ったら何も動かすことが出来ないなんて、それなら
何の為のドライバーなの?って思ってしまいます。ドライバーで吸収できないものは
エミュレーションしてでもやってしまえ、逆にそういうガッツが欲しいですね。
現実のAndroid 1.6はそういう状況ではなさそうだけど、ARMv7用ならコード自体は
問題ないわけだしある程度いけるんじゃない?とも思うわけだけどどうでしょう?
グラフィックコアのハードウエアアクセラレーションをどこまで最適化して使えるかが
快適性のキーになるでしょうがアクセラレーション無しでとりあえず動かすだけなら
そんなにかからないと思います。
それでもやっぱり考え方が短絡的で浅はかでしょうか?
でもとりあえずやろうと思わなければ何も起きないわけですよね。
私は東芝社内では誰か一応試してみているような気はしています。
というか、まだ試していないのなら是非試してみておいて欲しいです。
決して払えないコストではないと思います。
私が東芝社内でそれなりの立場にいるのなら間違いなくお遊び移植の指示を出しているはずです。
- 2009/11/22(日) 01:01:02|
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【GSMA Mobile Asia Congress 2009】
孫正義氏が語る“第2のIT革命”
http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/gsmaasia09/20091120_330131.htmlいつもの方が面白い記事を紹介してくれました。
香港で開かれているGSMAで孫社長の吼える事吼える事。
ここでも孫社長は先日の新製品発表会と同じ要旨の事を述べています。
LTEはダメ、WiFiこそがこれからの本命・・・と言いたげな口と鼻の例のたとえ話。
笑いは取れても世界のキャリアのお偉方は騙せない。
「お前の所はLTEを整備する力が無いのだろう」と腹の底を読み取られたに違いない。
笑いの前半は孫社長のユーモアに対して、途中からはソフトバンクに対する嘲笑と
考えてもいいかも。
金と力の無い小規模なキャリアには魅力的に映ったかもしれません。
しかし通信キャリアの本分である通信設備の放棄をして非ワイヤレス業者に近い所まで
設備規模を落とすことを自慢げに話し、それを正当化する姿は哀れとしか言いようがありません。
ドコモはきっちりLTEをプレゼンテーションして正統派を貫いている。
将来のキャリア自身の資産になるインフラを作るLTEは全てのキャリアが注目している。
キャリアの本分と分かっているインフラへの投資が大事だと分かっている大手はどちらを
評価するだろうか。
LTEでエリアは作れるがWiFiではポイントしか作れない。
WiFiはあくまでインフラの補完的技術、しかも足回りの回線は他社任せ。
トラフィックは逃がせるが、パケット代にはなりえない。
WiFiはキャリアの将来を作る技術ではない。
WiFiに逃げる白犬の背中に世界はどんな笑いを投げかけるでしょうか。
ちなみにドコモ側の立場からはこんな記事があった。(こちらはコメント欄で紹介していただきました)
「NTTドコモがLTEに向けた取り組みを解説」差は歴然としている。
- 2009/11/20(金) 22:04:28|
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次世代iPhoneはRFID対応が可能になる (2009.11.6 Fri)
http://faq.nfc-world.com/EokpControl?&event=IE0004&wid=14769&target=faqNFCのページにiPhoneのRFID対応化の記事が乗っていました。
世界には実質2つのRFIDが普及しています。
日本を中心としたFelicaとそれ以外の多くの国で使われているMifareです。
このMifareはISO14443 TypeAそのものであり、実質の世界標準です。
その辺り、PHS-MOBILE.COMの方で取り上げられています。さて、時期iPhoneの選んだRFIDの規格が気になる所ですが、Felicaは絶対にありえません。
世界的シェアを見ても僅かだから当然です。
となるとMifare(TypeA)となるかと言うとそう単純でも有りません。
MifareとFelicaの両方への後方互換を持ったNFCが有るからです。
なのでNFCかMifareのどちらが選ばれるかのどちらかでしょう。
iPhoneが日本が大事ならNFCを、日本はどっちでも良いならMifareを選んで僅かでもコストダウン
を図るということになるでしょう。NFCなら日本のiPhoneユーザーと孫社長は万々歳と。
それにしても日本のキャリアのNFCに対する取り組みの鈍いことには業を煮やしています。
私は過去に
記事1・
記事2・
記事3のようにしつこくNFCに期待して記事に取り上げている。
記事1を書いた頃には今年の夏か冬端末頃には対応されるかも知れないと期待をしていたのだが
残念ながらそれ以降何の音沙汰もないままだ。
その頃はドコモが世界携帯と宣伝していたものだからてっきりNFC化してヨーロッパでの利便性を
宣伝で訴えるものだと信じて疑わずあえて当時の記事では触れなかったのだが・・・。
とりあえずiPhoneがNFCを採用すればドコモも動かざるを得ないだろう。
というかこういうことは負け組み規格を採用してしまって不利になっている日本側から先に
手を打っていくものだと思うのだが。iPhoneの採用には期待はするがどうもその辺り
しっくり来ないものを感じています。
- 2009/11/19(木) 20:15:46|
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昨日の記事に対して沢山のいいコメントを頂きました。
記事自体は私が常々感じていた些細な疑問を書いたものです。
頂いたコメントに「WM用の専用設計部分があるのでは?」というのが有りました。
OSに一番依存しそうなのは電源(省電力)管理部分。
ここが足を引っ張っている可能性は十分有ります。
一番意見として多かったのが異口同音に「AndroidというOSがまだ安定していない」ということと、
「チップ等のドライバーの完成度が低い」ということ。
要は開発が始まったばかりのOSということなのだけど、それ以上にAndroidのソフトウエア技術者が
少ないということを端的に表しているのではないかと思う。
私はてっきりLinuxベースで作っているのでLinux用のドライバがそのまま使えるものだと思っていた。
だからAndroidの移植は容易であり、下手をすればドメ携でも動かす強烈な人が続出するものだと
信じていた。しかし現実はAndroidの技術者が全く足りていないということを色んな形で表すことに
なっているのではないかと思う。
全くの一から作り上げたOSというわけではなく、マルチタスクOSの基本的な部分は多くのLinux
ユーザーとプログラマーに鍛え上げられたものだし根本的に信頼性がないものではないと思う。
それでもなお不安定というのなら思っている以上に技術者が不足しているのではないだろうか。
- 2009/11/18(水) 23:03:03|
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Android端末が次々と開発されて増えています。
しかし発表ばっかりで実物はなかなか出てこない。
どうしてこんなに開発に時間がかかっているのか。
部外者だから内々の苦労は分からないが、OSの大半は完成したものが利用できるのだから
ドメ携に比べたら非常に短時間で開発できるはずだったのではないか?
汎用的なハードとドライバーとアプリ層を製品レベルに纏め上げれば完成だと思うのだが。
少なくとも東芝は一番最短距離にいると思っていた。
T-01Aのハードをそのまま使ってAndroidを移植するだけでAndroid端末を作れると思うのだが。
色やケースの一部のデザインを変えるだけで十分T-01Aと別製品として売り出すこともできる。
他にWillcomの端末やAUではbiblio、それにW-CDMAを積めば十分にAndrid端末として
極端な話ドメ携にAndriodを移植することも成立するんですと。
ドメ携はともかくとして、タッチパネル携帯を既に持っているところはかなり短期間で開発できる
のではないかと思うのがどうだろう。WM等のスマートホンを出している所は入力装置を
差し替えるだけで短期間で出せそうなものもありました。
全部が全部とはもちろんいきませんが、今から他社より有利にことが進められるハードを
持っているところが有るはずなんですけど。ケースのデザインを少し変えるだけで
十分使えると思うのですけどね。何故それをやる所がいないのか不思議でならないのです。
- 2009/11/18(水) 01:33:11|
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最近携帯各社のCMが面白いなと思って見ています。
意表を突いたというか、一番「おっ」っと思ったのはau。
ガンガンメールのCMがアクの強さが妙に後に残ります。
好き嫌いはともかくとにかく、何度見ても鶴瓶が出てくるとやっぱりインパクトを感じてしまいます。
すごく後に残るCMを打ってきたなという印象があり、以前のとんがった所が戻ってきたように
感じます。このCMなら好かれても嫌われても勝ちかなと。
次にドコモ。
やっぱり伝える為のCMを打ってきます。
頭では分かるんですけどね。
わかりやすい所では劇団ひとりのHT-03AのCM。
必死で説明してくれるんだけど、聞かなくてはいけないCMで見流していたら全く入ってこない。
見て分かっても頭にだけ。既に知っていたらそれ以上入ってこない。
対抗するCMはiPhoneのCMだと思いますが、こちらは見流していても入ってくる。
「見るCM」ではなくて「感じるCM」だから。
先に書いたauのガンガンメールのCMも感じる側に入るでしょうね。
だからといってどこもがセンスのいいCMを流してもそれはそれで違和感が有りまくりでしょうけど。
最後にSMAPを起用しているソフトバンク。
携帯とは関係ない台詞を入れたりとそこそこ親しみが持てるような仕上げになっているものの、
最近放送され始めた「鋭意努力中」のバージョンjは若干の反感を覚えます。
以前よりはマシになってきて400億円を積み増しするという意味のCMなんでしょうか?
ソフトバンクはドコモと同じく「みるCM」ですが「見る」ではなくて「観るCM」でしょうね。
とりあえず面白いので観てしまいます。サービスやプランなどの内容は別にどうでも良くて、
次はどういうドラマを見せてくれるの?って期待感を煽られますから。
やっぱりCMは各社のカラーをはっきり映し出していますね。
- 2009/11/16(月) 21:58:18|
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仕事先に居るソフトバンクユーザーに相談を受けました。
921SHユーザーでスパボは18ヶ月目、電池の持ちが極端に短くなってしまい、
バッテリーのメーターが3つでも突然電源落ちするらしい。
ちょっと重い作業は充電しながらでないと怖くて出来ないということでした。
案の定裏蓋を空けてもらうとそれはそれは見事に妊娠した電池が・・・。
ほぼ間違いなくその電池が原因だと思われるので電池だけ買えばいいよってことを言った
のですが、本人的には本体の故障の線も捨てきれず機種変更も視野に入れているらしい。
そこで白羽の矢を立てているのがiPhoneなわけだったのです。
その方の使い方は通話・メールは大して無く、ある程度WEBが出来ればいいだけのようです。
勿論私的にもそういう用途で今ソフトバンクでお勧めなのはiPhoneのほぼ一択になるので
iPhoneを勧めておきました。とくにこれから安くなってくるはずの3GSの値が落ちたタイミングが
いいんじゃないかなって事を言いましたが、そこで言われたのはワンセグについてでした。
外付けのバッテリー兼チューナーの事をよく分かってなかったようで、それなりのサイズと
重さだという実態を話すとすごくガッカリしていました。また専用SIMで有ることも知らなかった
ようで、それを知った途端iPhoneを敬遠し始めました。
そもそも921SHで困ってなかったようで、これの新品が売っていたらこれが欲しいんだって
力説されました。一年半前に買ったものがもう手に入らないなんておかしいと彼曰く。
まあ電化製品は他のものでも他の分野でも大体そんなサイクルなんでそれについては
黙っているしかなかったのですが。
で、本題はここから。
その方の周りにはソフトバンクユーザーは全然居ないそうです。
キャリア内定額なんて全く意味がないと言っていました。
何故そうなったかと言うと、昔はソフトバンクユーザーは周りに何人か居たそうですが、
それほどソフトバンク同士で長電話するわけでもなく、少し話すだけの為にそれほど定額も
必要とは思わないという考えの人が増えてきたとのことでした。聞いてはないけど話し方を
聞いた雰囲気では恐らくドコモやauの無料通話分で賄いきれる範囲程度のような感じでした。
それに追い討ちをかけるように「ソフトバンクだけ端末代が高すぎる」と彼の周囲の人はみんな
異口同音に言っていたらしいです。なぜソフトバンクだけ欲しい端末に限って9万円、10万円も
するのかと。端末代は月月割の割引対象には入らないし。他の会社なら高くてもそこまでしない
ということがその人達の間に広まり、ソフトバンクを一人また一人と機種の劣化や電池が持たなく
なったりと、何らかのタイミングで他社にかわっていったそうです。
「安い」の魔法も実際に使ってみてそうじゃなかったことが分かってやめていった過程の話が
そこには詰まっていました。ネットで言われている事と全く同じ流れだなと思いました。
やっぱりみんな感じていることは同じでした。
その方には端末の問題だったとしても使えている限りは絶対修理にだけは出してはいけないと
伝えておきました。ギリギリ使えていた端末にトドメをさして帰ってきた事例があることを伝え、
ソフトバンクと付き合うには自分の身を守る必要があることをこんこんと説いたのです。
とりあえずバッテリーを買って入れ替えてみて様子を見たらどうかということで落ち着きました。
後で調べたら店になくてもヤフオクや楽天で新品が手に入るようです。
1200~3150円位でしょうか。
それにしても携帯ヲタではない実際使っている一般ユーザーにまでソフトバンクに対する疑惑の
視線が広がっているんだなってことを実感しました。更に言葉の端々にソフトバンクを使うことに
対する劣等感も感じるというか・・・。
別にドコモやauを使うと偉いとかそういうのではないのですが、何故使うことに対して劣等感を
感じる必要が有るのか。深くは突っ込みませんでしたが、少なくとも携帯オタとかではない人に
すら使うことでハクがつくキャリアと思われてはいないということです。
なんか本当に世間の本音が聞けたなという気がした出来事でした。
- 2009/11/15(日) 20:25:18|
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ドコモの内覧会に行ってきました。
とにかく人が多くてなかなか端末に触れませんでした。
が、粘っていれば徐々に空きが出てきて触れました。
私のチェックする部分は当然ブラウザ周り。
他の機能は誰かしらレポするでしょうから私はブラウザに特化してチェックしてきました。
全体的に夏機種に比べて底上げ感がありました。
夏機種は触った時にガッカリ感がはじめに来ましたが、この冬機種は使える感がします。
この半年でi-mode2.0ブラウザもかなりこなれて来たのではないかと思います。
ただページスクロールキーが無いので縦長ページが非常に辛いのは変わりません。
容量が500KBでそれなりに縦長のページだと本当に行き来が大変です。
トップに戻る方法は工夫できますが、一番下方向には真面目にスクロールしていくしかありません。
これについては富士通の端末が一番出来が良かったです。
富士通の端末はずっと下キーを押していたら縮小画面に切り替わって四角の枠が移動するので
目的のところで止めやすいです。N01B/N02Bは途中まで普通にスクロールしますが、途中から
白灰のモザイクをスクロールさせて見た目より操作感を優先にしています。キーを放すと本来の
画面に切り替わります。もっさり感を無くす為に各社色んな工夫が行われていました。
端末を見て回っている中で、各社の担当さんと話してみたり、ヲタクな方と担当さんの話をたまたま
横で聞いたりもしていました。その中で出てきた話は、「ブラウザはドコモが完全に支配しており、
メーカーは全く手が出せない。カーソル一つを表示させるようにするだけでもドコモの許可を得る
のに大変な苦労があった」ということでした。
なので上下のページスクロールキーが無いのはメーカーのせいではなく、ドコモが不必要と判断して
割り当てられていないということのようです。ユーザーサイドからすると折角上下のみに動きを
絞ったんだから上下の移動の快適さをもっと突き詰めて欲しかったと思います。
iPhoneは目的の場所を如何に素早く表示するかに絞った操作体系にして受け入れられているの
ですからドコモもまずはそこを完成させるべきでしょう。多機能より快適性がまず優先です。
またメーカーの方はフルブラウザとi-modeブラウザのどちらに注力すべきか測りかねている
ところがあるようです。確かに余り使われない方に力を入れてももったいないですからね。
どのメーカーの端末もものすごい人だかりが出来ていて、メーカーの人ですら「すごく盛況ですね」
と目を丸くしている状態だったのですが、その中でも異彩を放っていたのはF04Bの分離端末。
これは男性も女性もかなり反応していました。
面白いのはくっついていても離れていても操作性は全く変わらないこと。
分離でフルキー、スライドで10キーが使えるのですが、その両方が常に使える状態になっていて、
分離して画面を下に置いて10キーやフルキーで文章を打ち込むことも普通に出来ます。
プロジェクターユニットも展示されていて、分離した画面側の下にキーボードユニットの代わりに
プロジェクターをつける形です。キーボードユニットは表示をリモコン操作する為に使うように
なっていました。
でもこの端末は余り表に出る売り方をしないようで、他の端末に比べて置いている台数が
少なかったです。後ろに人が沢山待っているのでちょっとだけ触ってすぐに後の人に譲りました。
それだけでもこの端末の面白さのは随分感じました。
ここから新しい使い方を伸ばしていって欲しいです。
ブラウザ以外の機能には目もくれる気は無かったのですが、ひとつ気になったのはNのクイック撮影
(呼び名失念)みたいなモードが有って、撮影しながらバックグラウンド保存できるというものです。
横で他の人に対しての説明を聞いている時はそれほど気のもしてなかったのですが、試しに使って
みると意外と便利です。目の前を人が通り過ぎる時など、ほぼシャッターチャンスは1回というのが
普通でしたが、これなら2~3回はシャッターを切ることが出来るでしょう。
これは一例ですが、ハードよりもソフトが進化しているなということが実感できます。
夏機種と全く同じハードだったとしても夏機種を選ばずこの冬機種にしたほうがいいと感じました。
とにかく少しづつですが使いやすくなってきているのが実感できます。
今までの風物詩だった「もっさり」の大半が影を潜め、操作が自然に出来るようになってきたと
思います。待つという行為が必要なくなってきたなと思います。
しかしまだ待つ部分は有ります。
データボックスに入ったときと、ブラウザのページ移動です。
進む・戻るのページ移動だけは何故か「待たされる」機種が多い。
この辺りだけはi-mode1.0ブラウザに太刀打ちできない部分です。
各メーカーが快適さにしのぎを削っているけれどもブラウザだけはドコモが仕切っているので
改善が滞っているのでしょうか?とにかくブラウザ周りだけはまだまだ直してもらいたい部分が
沢山有りました。ブラウザの全てを仕切っているドコモに期待していくしかないでしょうね。
それとパケホーダイフルの128Kbpsの定額ですが、どうやらNECの方の功績だそうです。
N06Aでテザリングの値段を見て「こんな高いの誰が使うわけ?」と社内でも声があったようで、
N02Bの発売に合わせてなんとか交渉を重ねた後128Kbpsでは有りますが、定額を勝ち取ることに
成功したようです。この先・・・を匂わせるような発言もなんとなく有りましたが、それは256Kbps・
384Kbpsの事なのかWiFi機種がもっと増えることなのか、オフレコ気味の話題に触れてくれて
いそうな気もしたので余り突っ込んでは聞けませんでした。でも私もWiFi機種には期待している
とプッシュしておきましたし今後端末が増えたり速度が速くなる可能性は十分に有りそうです。
なお、どのメーカーに聞いてもWiFiを入れるのは技術的には何ら問題がないとの事。
単に市場との相談みたいなところで意見が一致しておりました。
ある方は「ソフトバンクでは入れちゃってますしね」とはばからず言われていたのが印象的でした。
この調子だと後はユーザーの要望次第のようです。
ドコモ的にはWiFi機種の利用率が高くARPUに貢献することが分かればいい意味で手を打って
くると思います。128Kbpsはその為の試金石になっているのではないかと。
ちなみにNECの方ではDSやPSPが目下のターゲットのようです。
DSではそれで十分だったというような発言をされていましたので実際にやってみたのでしょう。
N02Bが売れてWiFiテザリングの利用率を上げれば先の展開に結びつくかも。
夏機種の発売にパケホダブルのプラン改良に繋がるかも知れません。
あとLTEについても少し聞いてきました。
端末は「まだモバイルとは言い難い大きさ」だそうです。但し既に稼動している端末は開発員以外
の方も目にしているようですから試作も代を重ねているようです。余り詳しいことは聞けません
でしたが、順調と不調で分けると順調の方に入る回答でした。
本家・鈴の音情報局へのアクセスで大きくトラブルに見舞われたせいも有りかなり念入りに
ウェブのアクセスに時間を割いたので割と粘って時間をかけていた割りには余り沢山のチェックは
出来ませんでした。しかしながら充実した時間になったと思います。
- 2009/11/14(土) 19:35:20|
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携帯電話から目的地をカーナビへ送信するサービス、ドコモが開始
http://www.rbbtoday.com/news/20091112/63706.html「これからはサービス」
そう言っていたドコモがこういったサービスを冬機種で投入してくる。
携帯の地図アプリでゆっくりとくつろぎスタイルで選んだ後、カーナビに転送できるので
場所の予約を事前に「タイムシフト」できること、カーナビの機種に拠らず同じ携帯端末で
行えることのメリットは大きい。
3G回線を介して行われるようなので車内に居る必要は無い。パケットを使わせる為の
サービスで有ると思われるが、それが携帯端末のマップアクセスを目的としているのか、
カーナビのモジュール契約を目的としているのか、その両方かも知れない。
とにかくドコモは新たに利用者の各方面に密接にサービスを展開していくようだ。
- 2009/11/13(金) 20:08:51|
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今日は徹底した新ブラウザテストをしてきました。
特に力を入れてテストしたのはF-09A、SH-06A、SH-08Aの3機種、他の機種も一通り試して
あります。結果ですが、どの端末のブラウザでもJavaScriptがONの状態で本家・鈴の音情報局への
アクセスに問題がないことを確認しました。アドレスは元通りのままで8800のポートに変更したものを
利用することで決定しました。
そうなると気になるのはF-09Aで本家にアクセスできないことが起きていた件です。
確かにあの間の二日間のF-09Aがアクセスしてきた時のサーバの挙動がおかしかったです。
リアルタイムに監視しているその尻からperl.exeのスレッドがどんどん固まっていくなど
普段のサーバの安定具合から有り得ない事が起きていました。F-09AがJavaScriptをONにして
アクセスしてきた時だけ。
もしドコモが何らかの細工を行ってしたとしたらi-modeサーバ側で何かをしていた可能性も
考えられます。有り得ないとは思いますが・・・一応可能性として。
今となっては追検証できないのでどうしようもありませんが。
アップデートをして新しくなったF-09Aを触ってみて感じたことです。
まだまだ重いなと感じる所も有りますが、i-mode2.0ブラウザがかなり快適になっていたことに
驚きました。触って驚いたというよりも、気がついたら5月に初めて触った時の不快感がなくなって
いて、意外と使える状態だったことにふと気がついたという感じです。
アップデート後のF-09Aは結構いいとおもいます。
但しページの進む・戻るに余計な表示が有るのでこの部分が大きく足を引っ張っています。
SH-06AやSH-08Aはこの表示が無く戻る進むがさくさくと移動でき、操作感が非常に軽快です。
他で特に大きな問題が報告されていないようでしたらこのアップデートはお勧めです。
非常にこの3機種は結構力を入れて触りましたが意外と使いやすいなと感じました。
神レベルでさくさくで文句の付け所がないとかそういうものではありませんが、ブラウザを中心に
マイナス面が取り去られたというイメージです。
逆にアップデート前の端末は不快指数が高いものもありました。
N-06Aはかなり不快指数が高かったです。
アップデートで生まれ変わるでしょうか?
今回のアップデートは発売済みの端末が熟成する時間を与えられたような感じになり、
今までに無い発売後のアップデートの機会が出来てそれはそれでよかったと思います。
ここまでやったのならちゃんと告知するべきだと思うのですけどね。
既に該当機種を買った方は嬉しいことだし、買い控えた人も安心して買い換えることが出来る
ようにあんると思うのですけどね。ドコモの課題はもっと安心感を与えることじゃないかと思うのです。
今のままではドコモにも表の顔と裏の顔有るんだなって思わざるを得ないですからね。
ソフトバンクなら納得だし他の人も「何を今更」って思うでしょうが、ドコモにこういった黒いイメージは
大きなダメージにもなりかねないということをよく理解しておいて欲しいです。
- 2009/11/12(木) 22:17:37|
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もっと手軽に――Twitterが携帯電話からの新規登録に対応
http://www.rbbtoday.com/news/20091112/63687.htmlこれでやっと携帯電話オンリーの人もネットカフェに登録しにいく等という様な過程を経ずに
登録できるようになりました。というか、いまだドメ携で新規が出来ないままってことに
私も気付いていませんでした。
それなりのビッグニュースのはずなんですが、世間もその程度の認識かも知れません。
- 2009/11/12(木) 19:45:15|
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1のコメント欄でドコモから禁止ポートの件についての正式な回答を得たことが報告されました。またドコモの公式サイトに禁止ポートが今日告知されたようです。
特定ポートへのHTTP/HTTPSリクエストについて>下記ポートへのHTTP/HTTPSリクエストについてはアクセス制限がかかりますのでご注意ください。
>80(HTTP)、443(HTTPS)を除く、1024以下のポート
>2049(nfs)
>4045(Lockd)
>6000(x11)
このサイトの記事がスラドでも取り上げられ、ドコモも動かざるを得なかったのかも。
理不尽と思えることはユーザーがどんどん声を上げていくことは無意味ではないという例なのかも
知れません。これからも応援しているキャリアは応援している分だけきっちりと監視していこうと
思っています。
関係ない記事のコメントですが出来がいいのでリンクしておきます。
- 2009/11/11(水) 22:32:01|
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今日少しだけアップデート後の新ブラウザでのアクセステストをしてきました。
が、ほとんどのブラウザがアップデートされていなかったことが後で発覚。
アップデートされたブラウザはSH-06AとSH-08Aしか確認できませんでした。
SH-06AとSH-08AではJavaScriptがオンになるパッチを当てても問題なく本家・鈴の音情報局に
アクセスできることが確認できました。他のSHの端末も大丈夫だと思われます。
恐らくSH-XXBの端末も。
同じSymbian組のSHが大丈夫でFがダメというのもなんだか不自然な気がします。
Fのアクセスで通信をせずにそのまま落ちるという話も有ります。
こちらのサーバで起こっているう自然なことはCGIの動作をさせているperlのスレッドが
固まったまま残ってしまう症状が起きています。
最近やたらサーバが重い時がありましたが、perlのスレッドがCPUを100%食ったまま落ちた
回数分のスレッドがどんどん残っていくということになっていました。とても酷い落ち方です。
これがアップデート後のF-09Aでのアクセスで起こっているようなのでブラウザのバグだとしたら
悪質なほうに入るのではないかと思います。
SHがアクセスに成功している以上、ブラウザに変なチェックなどを入れているわけではない
ことは分かったので、Fのブラウザをどうにかしてください。サイトに悪影響を受けている私もですが、
使っているユーザーさんが一番困っていると思います。冬機種の発売が迫っている時期ですので
早期の対応をお願いしたいです。冬機種のFにも同じバグが引き継がれている可能性も有ります
ので是非ともチェックをお願いします。ものすごくスタンダードな画像掲示板程度であんな派手な
落ち方をしているのは非常にまずいと思いますから。
- 2009/11/11(水) 20:35:42|
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タイトルをいきなり間違えてしまいました。
WiFi対応が8機種ですww
今日はドコモとソフトバンクの新機種発表会、ソフトバンクの粋な計らいで両方のライブ中継を
見ることが出来ました。朝の9時半から新製品発表会なんて前代未聞なわけですが、時間的な
優位性を捨ててでも、ドコモと同じ日に先にやってしまうというメリットが大きいなとは思いました。
そうでなければ私も無理して見たりできなかったですから。
というわけで朝からソフトバンクの発表、開始後20分も新機種を全く見せず、WiFiの優位性を
延々と説き、WiFiで雑誌や新聞、映画も見れるようにしますからと宣伝して出したのが
WiFi対応の8機種、なんと900シリーズが5機種、Xシリーズ2機種、あとは来春にAndroidを
出すという久しぶりにドメ携端末でのど派手な内容でした。確かにインパクトは有りました。
しかし941SHの紹介で「XGAはパソコンでもそう対応していない」とか言い出すし、何を
DOS時代の常識を今更話し出すのかと驚きました。XGAはWindows95の時代には十分常識に
なっていましたよ。孫社長がいきなり10年以上前の遅れた常識を披露したので逆のインパクトが
有りました。
その後、内容はカメラの高性能な部分を除けば全てがWiFi、WiFi。
質疑応答までほぼ全ての質問がWiFiかそれから派生・関連する質問でした。
早い話が「この秋冬頃に延期しますと言われていたフェムトセルは一旦お開きですよ~」
(=先日のフェムト対応端末の発言の件は無いことに)ということが確実になったということです。
またこれから先何年にも渡ってWiFiがメインステージのようなことを言っていました。
質疑応答では「LTEよりもWiFiの方が高速だ」とまるでこれから期待するはずの規格のLTEの頭を
抑えるような発言までする始末。それにHSPA+やDC-HSDPAについても期待を匂わせる発言は
ゼロでしたのでソフトバンクの3G以降の回線状況の行く末が透けて見えたような気がしました。
新機種発表会なのに端末の内容よりインフラにこれだけガッカリさせられる発表も珍しいです。
勿論端末は当面は問題のない出来であることは間違いないです。
それはドコモと共通ハードの使いまわしで有るが故の強みではあるわけですが。
電気的にコンパチでなくとも相当な部分でほぼそのまま持ってきていると思われます。
というか、メーカーが設計の段階でそれを考慮しているのだと思いますが。
思い出せば先日の決算説明会でソフトバンクは当面は7.2Mbpsという数字を出したことはこのWiFiへ
の傾倒を既に匂わせていたわけです。「携帯3G国内大手」から「無線アクセスポイント大手」への
華麗なる転換劇の始まりなのでしょうか。そうはならないことを祈るばかりですが。
少なくとも今回の3.9Gの貶し方やHSPA+/DC-HSDPAの扱いを見ると予兆は感じられます。
まとめます。
端末は基本的にはドコモからのハイスペお下がり系機種にWiFiを徹底的に搭載。
フェムト対応は無し。他社が積極的に進める高速回線競争からはお金と技術が無いから脱落。
ネットワーク的には一部でイーモバイルに逆転を許す事を認めた発表会になったと思います。
借金を返す為ことと設備投資は両立しないんだと分かりやすく示したと思います。
もう700~900MHzは不要になったわけですね。
また権利関係の為に映像や音声が途切れることが有りましたが、
白戸家にタランティーノ監督が増えることに。どういう展開なるのか良く分かりませんが・・・。
次に13時からのドコモ。
こちらは今回も山田社長が孫社長に対抗してトップの顔の見える巨大企業を演じてくれました。
大きいんですよ、こういう場の為に一日予定を空けてくれるだけで幾ら広告費を投じても得られる
ことの無いイメージを買うことが出来る。経営哲学者に言わせると反対意見も多いとは思いますが、
コンシューマーに向けた商売戦略としてこれも一つのやり方だと私は考えています。
開始後おおよそ20分は山田社長の全体のオーバービューを語るセッション。
端末とサービスを大きく語り、後は20分づつ担当のトップが話す。合計一時間+質疑応答と
いう内容。
その中にQ-Potのチョコレートホン、SH-04Bのデザイナーさんと、セブンティーンの雑誌の専属
モデル3人がプロデュースしたSH-05Bにその3人を呼ぶということもやっていました。
ソフトバンクにしろドコモにしろ、もう暴力的に大量の人を呼べばいいだろうという発想ではなく、
効果的に必要最小限の人を呼ぶという発想で構成されているように思いました。
本来IRとして発表会が行われているので出演者に拍手が起きるのはまず無いことなのですが、
これらの方が出てきたとき拍手が起きていたのも珍しいなと思いました。最後に社長に対しても
拍手が起きてましたが・・・。
ドコモの発表を見て、朝早くから頑張ってぶつけてきたソフトバンクがかわいそうになてきました。
実力の差が余りにも明確に出てしまっているなと感じざるを得なかったからです。
確かにWiFiを8機種で対応してきたのは頑張っているように思えるのですが、それは設備投資代を
節約するのが目的でしかありません。ソフトバンクの発表を見ただけではそれも余り気にはなりま
せんでした。
しかしドコモの発表を直後に見ると、完全なる正常進化で端末は1200万画素カメラの機種が
かなり多い。WiFiが無くても3Gでのアクセスを保障する方向性であることを「設備投資を怠りま
せん」と社長の口から直々に言ってくれているので見ていて心強い。
去年は確か「ウィジェットの孫正義」と言っている人がいたが、一年後にはそんな言葉は誰も
覚えておらず、「WiFi、WiFi」という掛け声に変わっていた。それがソフトバンク。
ドコモは正常進化のまま何も変化していない。少し退屈だが限りなく頼もしい。
とにかくWiFiしか言わなかったソフトバンクの発表会と違い、ドコモの説明会は形やデザイン、
「誰々向け」のようなことしか言わない。各シリーズで代表的に一機種だけを取り上げるだけ。
例外はPROシリーズと、満を持して発売された二つ割れ分離携帯。
この記事の最後にも書いていますが、
本家・鈴の音情報局のアンケートに誰かがネタで
書いたと思われるものが本当に実現するとは思ってもいませんでした。富士通の人が
たまたまそのアンケートを見て感じるのもがあったのか、それとも偶然にシンクロしただけなのか、
そのアンケートの超少数意見が一つの端末に同梱されて二年弱の時を経て製品として出てきました。
どんな経緯を辿っていたのかは分かりませんがなんとなく感慨深いです。
またiコンシェルのご当地キャラというものも発表されていた。面白い試みでは有る。
以前iコンシェルに対してはこういった記事を書いていた。
当時はファン心理やヲタク心理に対してもうちょっと突っ込んだ展開を期待はしていたが、一応は
一定の進歩は有ったと見るべきか。まだこの分野に関しては伸び代は期待できるのでしっかりと
伸ばしてもらいたい。実際のコンシェルジュ的サービスと、キャラクタサービスに分けて展開を
考えていくと分かりやすいと思います。
新端末には5分に1回、ドコモに自動で位置情報を送信する機能が有ります。これはiコンシェルだけ
ではなく一般のWEBでも利用できる情報だということ。ユーザー側で情報提供を許可したサイトや
サービスにこの位置情報を提供することが出来る。
iコンシェルなども含めてその情報を利用し、空港に近づけば予約情報を参照し、座席の指定まで
完了した通知が届く。本気のコンシェルジュサービスになってきた。ディズニーランドに近づけば
ウェルカムメッセージ、ランドやシーの中ではエリアに応じた情報がiコンシェルの情報として届く。
園内から出ると有難うございましたメッセージが届く。恐ろしくきめ細かいサービスだ。
以前このブログでも要望したスポット天気予報なども勿論のこと、この手のサービスが目指す
本来有るべき姿に近づきつつ有ると思う。
それにしてもドコモの底力というものを徹底的に見せ付けられた発表会となりました。
これはSIMフリー化に対しての強力なアンチテーゼとして作用させる為も考えられているのではと
思いました。一介の電話とWEBサービスやメールを使いたいだけなら通常のSIMフリー端末を使えば
いいが、こういった突っ込んだ一段上のサービスを受けるにはドコモOEMで出ている対応端末が
必要になるということを睨んでいるのかも知れない。
後は
フェムトセルを家庭向けのサービスとしてマイエリアとしてサービスを開始することも発表された。
家族4人までで一台ファミ割MAX50で490円。マルチセッションを張れるプロパイダはNTT東西しか
無いのでドコモとNTT東西とのコラボ商品だ。この冬機種以降でないとフェムトとの自動切換えは
されない。これはソフトバンクが言っていたことと同じ問題が起こっていたと言うことだろう。
過去の機種は手動でマイエリアのフェムトに切り替えることになるという。
この辺り仕方のないところは有るのは分かる。
しかし通話やパケット代が安くなることは検討中とのこと。
実質安くすることは考えていないと捉えても今の所間違っていなさそうでこの辺りやっぱりドコモ
だなと思う。マイエリア限定でもいいから通話定額を早急に導入してください。
マイエリアに関しては失望は無いことも有りませんでしたが、WiFiと100連写しか言えなかった
ソフトバンクの発表会と比べてドコモの発表会は非常に充実していたなと感じさせられました。
好き嫌いを抜きにして今日は孫社長の完敗です。
- 2009/11/10(火) 19:50:10|
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純増
ドコモ 55,100
KDDI 27,500
ソフトバンク 97,500(IP接続34,900:携帯電話は62600)
イーモバイル 80,000
MNP
ソフトバンク 30000
KDDDI -6700
ドコモ -23300
今月は新機種発売前の休憩月なので特に触れたい所も無いのですが、触れるとしたら
KDDIがいつもより不調だったかなということです。
先月のKDDIは6月までのドコモと同じで材料さえあれば実質一位を取れるぐらいには回復して
きています。しかし7月のドコモのように本当の一位を取れる所まではきていません。
なので落ちる時はここまで落ちるのは当然なのかも知れません。
やはりソフトバンクの数字を作り出す鉄壁の守りはさすがです。
今月もきっちりと34900のガードを作ってきました。
それを引くと62600の数字になり、それが携帯電話の実質の純増になります。
その内の53500がIP接続なわけですが、そのほとんどはiPhoneだと思われます。
動かないこの時期にもまともに数字が動いているのはiPhoneだけかも知れないですね。
まあ写真立てを除くと実際の姿が良く見えてきます。
純増
ドコモ 55,100
KDDI 27,500
ソフトバンク 62,600
イーモバイル 80,000
イーモバイルが一位になってしまう以外はなんとなくいい感じの不調な数字で並んでいる感じです。
とりあえず来月の為の一回休みというのがよく分かる数字かなと。
それにしてもイーモバイルはマイペースですね。
多くユーザーを獲得していたのが二年以内が多いことと新機種の発売に左右されにくいので
買い控えが出来にくいというのが大きいと思われます。
ソフトバンクはイーモバイルを除いた同じ条件を抱える3社の中で久しぶりに1位を取ったのではないでしょうか。
- 2009/11/09(月) 22:32:48|
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昨日8800番ポートに変更した後、アクセスログを見ているとJavaScript再有効化の端末の
アクセスは普通に出来ているようです。これでほっと一息つきました。
しかし一部では画板に入れるが、その中の書き込みが見れないと思われるような書き込みが
いくらか書き込まれています。
私はこれはfc2の変換がかかった状態でアクセスしているのではないかと考えているのですが、
そうでないかも知れません。fc2の変換がかかっているかの判断法は、本家にアクセスして
お気に入りに登録します。
それのアドレスを見てfc2のアドレスが含まれていれば変換がかかっている状態です。
いきなり頭からsuzunoneとなっていれば変換はかかっていません。
再有効化したブラウザで画板がきっちり見れているという報告がまだ一つもないので
もしかすると見れている人は一人もいないのではないかと気になっています。
もし正常に見れている人がいたら報告お願いします。
夏機種の発売以来常にお騒がせばかりのブラウザ・・・どうにかして欲しいものです。
しかしこのブラウザは10日発表の冬機種ばかりか、来年の夏機種のオペレーターパックにも
乗ると考えられます。本当に今から気が重いです。
発表前から既に気持ちの中にケチがついてしまってますし、そんな端末を買いたいとも思えない。
このケチがどこかで「いよいよAndroidなのかな・・・」等という考えが頭をもたげてきています。
なんとなくねこれが自民党の崩壊劇をなぞっている様に見えてきているのです。
私はi-modeの牙城を崩すのはちょっとやそっとではいかないと考えていました。
でも意外や意外。i-modeの最大の敵は実はドコモだったという落ちで、自民党を潰したのは何時
までも現状の把握すら出来ずのん気な年寄り議員だったというのと同じで内部崩壊型かなと。
ドコモは何とかして鉄壁の構えでi-modeを固めてくるかと思っていましたが、このままでは
単なる出来の悪いローカルブラウザとなって暗黒面に落ちていくのみでしょうね。
そんな風になてしまったのはドコモは周りの環境の変化を考えていないのではないでしょうか。
以前は携帯端末でのネットアクセスは他社もローカル携帯ブラウザであり、同じ土俵どおりの
闘いです。しかし今は全体の使い勝手も向上し、競合相手も携帯ブラウザばかりでは有りません。
しかしドコモはi-modeブラウザの機能向上を大幅には出来ない。
フルブラウザという自社内競合を起こすのでパケット代を2000円アップさせることの出来る
フルブラウザの優位さを出来る限り残しておきたいので中途半端に512KBなんて設定にした
のではないだろうか。
その代わりJavaScriptやクッキーをおごったのだけれどその後の経過は良くご存知の通り。
世間から「大きく変わった」と認められないようなことしかしない上に、これだけのドタバタ劇。
しかも最大の競合相手のKDDIはばら撒きすぎとは思うが、ここぞとばかりに攻め上げてくる。
失敗もしていたが、でもフォローはその分きっちりする姿がユーザーからは実感として感じられる。
これが決定的にドコモと違う所だと思う。
ドコモの場合は「加減を下げる」とかスライド定額が採用されたと思ったら上限が他社と同じ
ラインまで上がってしまったとか、「だからどうしてそうなるんだよ」と言いたくなる事ばかり。
結局N-03Aでばら撒きは追従したけどその追従も中途半端ですよね。
まあドコモがこのままi-modeブラウザ環境をゴミにしてしまうのか、心を入れ替えて本気で
テコ入れしてくるのかまだ読めないし決め付けることも出来ませんが、ある程度の将来像の
方向は来夏のオペレーションパックの地点でほぼ決まってしまうでしょうね。
i-mode2.0を捨ててでも将来に向けた綺麗な絵を描き上げるのか、このまま国産ブラウザ環境は
本当の負け組みドメスティック環境で終わらせるのか。
私自身夏機種のドタバタの取り回しの悪さにもうi-modeブラウザはさっさと捨てて欲しいと
本気で思い出していますからね。気が早いと言う方もいらっしゃるでしょうが、ブラウザ自身より
ドコモの姿勢が気に入らないんです。技術も信頼も資金も有るけど、その絶対的な力の使い方が
どうしてこうも下手糞なんだと匙を投げたくなってくるわけです。
これなら浄化した孫社長にドコモを動かさせた方がよっぽどいい事をするかも知れないなって
黒いことも考えたりしてしまいます。いや、あくまで「浄化した」ですからね、お間違いの無きよう。
(浄化したら孫社長ではなくなるという突っ込みは無しの方向でww)
で、話が全然しまらないのですが愚痴を垂れまくったまま終わりです。
- 2009/11/08(日) 23:43:54|
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ポート880と特殊な運営を続けているおかげでドコモの新ブラウザ規制を受けた本家・鈴の音情報局。
おおよその結果が見えてきました。目の前でアクセスをして頂いて見ていたわけではないので
ある程度の予測も交えますが、今の地点の結論をまとめてみたいと思います。
規制対象ブラウザは2009年の夏機種のi-mode2.0ブラウザの10月27日以降に開始された
JavaScriptの再有効化のアップデートを当てた端末以降が対象となります。
恐らく2009年の冬機種にも同じ規制が入ると思われます。
ポート0~1023のウェルノウンポートのhttpの80番以外が規制対象ではないかと思われます。
総判断したのは以下の書き込みから。
>2009/11/07(土) 13:14:48 | 名無し
>アップデート済みSH-06Aで確認。
>880と1023は接続できませんと表示、1025と10005と8080はアクセスできました。
>ただ、1回目のアクセス時は1023にもアクセスできた・・・と思うんですが、2回目以降アクセスできてないので、
>1回目は記憶違いかもしれません。
私自身もウェルノウンポートに目を付けていましたので1023と1025という際どい所に集中して
ポートを開いておきました。目論みが見事ヒットしたというわけです。
よって80と1024~65535がi-mode2.0新ブラウザで利用できるポートではないかと考えられます。
ドコモのこの変更を受けて本家・鈴の音情報局は使用ポート番号の変更を行います。
ドコモがアドレス指定で規制をかけていたならアドレスの変更を考えていましたが、ポート変更のみ
でアクセス出来そうなのでそれで対応します。新ポートは8800です。
既に8800は開いていてアクセス可能です。
今回私がドコモに対して言いたいことは、これだけの規制を行うにも拘らず事前の告知が一切
なかったことです。その規制はドコモのi-mode2.0ブラウザのセキュリティー問題による発売直後
より4ヶ月にも及ぶ機能停止措置に端を発しています。
早い話ドコモ自身の粗相の尻拭いを何の情報公開も行わず、黙って進めた挙句、更に無断で
ユーザーに与えられたいた権利を奪い去り、アクセスできないサイトまで作ってしまった。
(このアクセスできないサイトを狙って作ったのでしたら最小限の変更で最大限の効果を得たと
賞賛すべき所ですが…)
最後にドコモに対して意見。
この変更の事実を含め、ブラウザの技術情報としてちゃんと告知してください。
これ以上愚かな行為は続けないようにお願いいたします。
独り言:
何故880という変なポートを使っていたのかというと、当時本来の80で立ち上げたいものが有りまして
なんとなく880で始めたところ、意外とアクセスが伸びて80が不要になった後もそのままきてしまった
という流れが有りました。自分では変わったポートでアドレスが目立つこともあり、一度アドレスを
見たら880で思い出しやすくトレードマーク的に理由で気に入っていました。
なのでこの機会に80に戻すのも手ですが目立つアドレスを続ける意味でまた変わったポートを
続ることにしました。次回ドコモにいじめられたら80番に戻すことを検討します。
- 2009/11/07(土) 20:27:55|
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ドコモがこの最新のSH06AやF09A等のJavaScript再有効化で80番以外のポートを制限している
可能性が発覚しました。
後注:どうもポート制限というよりは、制限発動に条件があるようです。
この記事のリンクから飛ぶとfc2の変換を通りますのでアドレスをコピーするか、blogのトップ
のリンクよりジャンプしてください。そのブラウザではポート880番を使う本家・鈴の音情報局がアクセスできなくなっています。
他のサイトもアクセスできなくなる恐れが有るので安易なアップデートはご注意ください。
以下はそのブラウザ向けのテスト入り口です。
880が今までのオリジナルポート。
8080が有望そうな代替入り口。
その他はあくまでテスト用ポート、ルーターで全部同じ所にアドレス変換しているだけです。
アクセステストのご報告お願いいたします。
http://suzunone.ddo.jp:880/(今までの入り口)
http://suzunone.ddo.jp:1023/
http://suzunone.ddo.jp:1025/
http://suzunone.ddo.jp:10005/
http://suzunone.ddo.jp:8080/(有望代替入り口)
後注:ポート閉鎖の為に当記事内でのリンクを外しました。
後注:ここのリンクからアクセスしますとfc2の変換を通りますのでアクセスが出来てしまいます。
テストはここではなくblogのトップのリンクからアクセスしていただきますようにお願いします。
PCではなく、携帯でアクセスしますとトップにリンクが現れます。
今の所アクセス確認状況
・旧i-modeブラウザ(100K制限)
・i-mode2.0ブラウザ(500K制限)JavaScript禁止Ver
・Jigブラウザ等のアプリブラウザ(ibisはUAに機種名がつかないので確認不可)
・フルブラウザはまだアクセスが確認さていないので不明
- 2009/11/06(金) 23:59:49|
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昨日の夜、アクセスログをだらだら眺めていたらF-09AのJavaScriptが有効になっている
アクセスがあったことに気がついた。しかしその他のF-09Aの大半のアクセスはまだ無効の
ままのアクセスだ。
というわけでこっそりと5日あたりにF-09AのJavaScritの再有効化が開始されていた模様。
それを見つけた直後にドコモの公式を見に行ったが現地点ではお知らせやニュースリリースでは
アナウンスはなかった。
しかしソフトウエアアップデートのページでは以下のようになっている。更新開始日 機種名 対応方法 更新期間 その他
2009年11月05日 F-08A ソフトウェア更新 2012年11月30日まで なし
2009年11月05日 F-09A ソフトウェア更新 2012年11月30日まで なし
2009年10月29日 SH-08A ソフトウェア更新 2012年10月31日まで なし
2009年10月29日 SH-07A ソフトウェア更新 2012年10月31日まで なし
2009年10月27日 SH-05A ソフトウェア更新 2012年10月31日まで なし
ここに乗ったということはお知らせがつかなくても自力でアップデート出来るのだろうか?
以下のような記述が有るので可能そうに思うのだが。
>新しいソフトウェアを自動でダウンロードし、あらかじめ設定した時間(デフォルトは午前3時)に
>書換えを行います。
>なお、待受中に「MENU」⇒「設定/NWサービス」⇒「スライド/時計/入力/他」⇒
>「ソフトウェア更新」を選択し、画面の案内に従って操作を行うことで、即時更新も可能です。
度々mpwのネタばかりで申し訳ないが、
JavaScriptが再有効化されたSH-06Aはどうも
JavaScriptが高速化されているように思う。それを裏付ける為にも再有効化された他の
端末でも是非Ajaxでの計測を行ってもらいたい。
今のところダウンロード速度が倍以上になった印象がある。
是非それが本当だと裏付け検証をしていただきたい。
それとJavaScript機能を再有効化するためのバージョンアップをしたら本家・鈴の音情報局が
見れなくなったという報告がコメントに書かれていた。
今緊急でソフトバンク端末用の入り口のソフトバンクチェックを外してどの端末でも使える
ようにしました。もしこれで見られるのならドコモもポート80以外のhttpをi-modeブラウザで
見れなくした可能性が浮上します。調べてみるとSH05AやSH06AのJavaScript対応端末の
アクセスがないことに気がつきました。それ以外の方法かも知れませんが、見れないページが
出来たのは確かなようです。うちの本家だけ狙い撃ちの可能性も有りますが・・・。
私はi-modeブラウザ2.0対応の端末を持っていませんのでチェックは出来ません。
i-modeブラウザ2.0をお持ちの方、アクセスしてチェックお願いいたします。
続いてドコモの新しいPC定額サービスネタ。
- 2009/11/06(金) 19:55:02|
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パケット定額サービス「パケ・ホーダイ ダブル」のメニューを追加
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0911/05/news076.htmlドコモがついに本気を出した・・・とは思えないww
なんと今更128Kbpsのサービスを発表した、さすがドコモ・・・ww
先に毒抜きをしておいてから本題に触れていきます。
私が以前に騒いでいた速度規制付き定額がPC定額向けとは言え出てきたことは素直に嬉しい。
これを既存のパケホーダイダブルの拡張として出してきたことに大きな意義が有ると思います。
これは128Kbps専用のアクセスポイントを用意することで実装されているのでユーザへの選択肢を
増やすと言う形で実現した。遅いのが嫌だという人は速いアクセスポイントにアクセスすればいい。
遅くてもいいから節約したいという人は128Kbpsのアクセスポイントに繋げばいい。
128Kbpsという逆インパクトに隠れて目立たないが、ドコモにしてはかなり気の利いたサービス
だと思う。意外とセンスよくユーザー心理を突いた拡張だと思う。
128Kbpsと言っても規格速度で上限が128Kbpsなのと、実際はもっと上の規格速度でルーター
等で128Kbpsに絞るのでは体感速度が全く違う。レイテンシ等は上の規格の速度で転送上限を
途中で絞っているだけなので128Kbps以上に感じる。
大きなファイルはさすがに遅いだろうが、レスポンスは意外と悪くないだろう。
思うにウィルコムよりも十二分に使えるのではないかと思う。
またポート制限などがないパケホーダイダブルでの提供なのでbizホーダイダブルより自由度が
はるかに高い。遅さを前提に成り立つサービスなら色んな展開が可能だろう。
それと元からこの速度なので多分繋いで転送しまくってもほぼ規制されることはないだろうと思う。
事実上制限無しの無制限で128Kbpsが使い放題だったとしたら悪くないかも知れない。
規制されている状態のauやソフトバンクよりも快適である可能性も十分に考えられる。
速度を我慢すれば半額でPC定額を実現できる上に、パケホーダイダブルを元から使っている
人にはデメリットは何もないことを考慮すると素晴らしいサービスと言えるかも知れない。
まあ欲を言えば何故256Kbpsや384Kbpsじゃ無かったんだと言いたいところだが。
- 2009/11/06(金) 19:28:27|
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ドコモ通信速度地図(http://mpw.jp/speedtest/map.php)KDDI(au)通信速度地図(http://mpw.jp/3g2speed/map.php)ソフトバンク通信速度地図(http://mpw.jp/sb3gspeed/map.php)これはmpwで始まった通信速度地図だ。
私が欲しかったものが3キャリア一気に揃った。
mpw管理人さんにはとても感謝している。
まずはドコモ。
とにかく全国くまなく埋まっている。
しかも1,000~1,999kbpsの青色がベース、2,000~kbpsの白も全国的にちらほら。
北海道にも沖縄にも白が有る。
国土を真のハイスピード化しているドコモの様子が地図の上にきっちり描かれている。
アベレージの高さが浮かび上がってると言える。
ワイヤレス上のユニバーサルサービスを実現しているのではないかと思う。
全国中に十分なサービスを実現しているのではないか。
品質のドコモと言ってもいいだろう。
地図が語ってるのでこれ以上言葉で語る必要もないだろう。
次にau。
ドコモの後で始まったことも有るが計測数が少ないことが始めの印象。
次に黄色と赤だらけ・・・、色だけで見ると遅い。
執筆地点では青色は札幌近郊と本州にしかなく、後は東北南以西の本州にしかない。
基本的にドコモのような国土総ブロードバンド化しているとはとてもいえない状況だ。
実はマップ上での印象は3キャリア中一番赤が多くて遅い印象を受ける。
この結果を踏まえると一握りの計測マニアの人が計測の平均を吊り上げているだけで、
実際の所はかなりアベレージは低いのではないだろうか。
このマップでは同じ場所で計測をしなおすと後から計測した結果で上書きされ、
一つのポイントで一計測しか許されていないということがこの結果の鍵になっている
のではないかと思う。
つまり速度の出る基地局を見つけ、そこの場所で猿計測をして平均を吊り上げるような
方法は通用しないということだ。私もここまで酷いとは思っていなかったauの遅さが
明らかになってしまった。ワイヤレス・ユニバーサル・ブロードバンドサービスと言っていい
ドコモとは対照的な結果となった。
最後にソフトバンク。
とにかくひたすら計測回数が少ない。
地方で計測回数が多そうに思う場所が有るが、よく見ると同じ機種ばかりという場所が目立つ。
同じ人が場所を変えてマップを作っているのだろう。
そこで気付くのが青色が東名阪しかない。
ドコモは山奥ですら青色が大量に有る。
auは青はないが、黄色なら山奥でも有る。
ソフトバンクは確実に平野部でしか計測されていない。
ソフトバンクは速い遅いを語るレベルになく、電波が通じるかどうかの問題が先に有ると
マップは語っている。但し電波が通じればauよりは速度が出るだろうと言える。
iPhoneでも同じものが作れれば色の傾向がどうなるのか容易に想像が付く。
都市部の一部でのみそれなりの速度で、地方はさっぱりという結果になるだろう。
はっきり言ってソフトバンクは800MHzがどうとか言うレベルにない。
パケットを使っているユーザー自体が回線数のシェアに比べて相当少ないのではないだろうか。
本家・鈴の音情報局で行っている画板のアクセスランキングでもソフトバンクの端末シェアでも
アクセス数シェアでもかなり少ない。(但しソフトバンクの通常ブラウザからのアクセスには別に
用意したプロキシ経由でないとアクセス出来ないのでそれが足をひっぱている可能性は有る。)
ランキングを見ても分かると思うがソフトバンクのアクセス数のほとんどはiPhoneが稼いでいる。
それがこのソフトバンクのマップ上に乗ることがないのもマップがすかすかである大きな理由に
なっていると考えられる。
ソフトバンクは年末ぐらいにならないと本州以外はろくに埋まらないのではないだろうか。
そのぐらいソフトバンクのドメ携でパケットが使われていないのだとマップは物語っている。
私はこのマップをこう読み取ってみた。
- 2009/11/05(木) 23:14:31|
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最優先課題は、開発者の確保とユーザビリティ強化――Symbian Foundationのウィリアムズ氏
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/0911/02/news064.html今日は忙しくて記事を書けない予定だったのだけれど、いつもの人が記事の紹介をして
くれたので少しだけ。
Symbianがどうやら守りではなく、攻めの動きを見せるようだ。
富士通を中核メンバーに取り込んだのはその動きを見越してのことだったのだろう。
日本にSymbian端末がどんどんやってくるのだろうか?
どうもスマホに力を入れていく方向のようにも見えるが、言葉の定義があちらと日本では
若干ズレが有るように思うので言葉どおりに解釈出来ない側面も有るが。
なんにしろ各社がしのぎを削りあうのはユーザーとしては楽しい状況です。
LTE開始までの間もネタは尽きなさそうです。
- 2009/11/03(火) 00:36:07|
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本家・鈴の音情報局の中で
画板の携帯端末別のアクセスランキングをやっている。
こちらではなかなか面白い情報が得られる。
このランキングを始めたのは2008年05月11日からだ。
当時はドコモの905が空前の大ヒットとなり、ランキング上位は905シリーズが総なめ状態だった。
そこにN904i、SH903i、N902iX、N903i、F904i、P905iTV、SO903i等の何かしらの有利な
機能を持った機種が上位に食い込んでいた。
中でもN904iというFWVGAとハイスピードの両方を持った機種は現役機種と比べても機能的には
遜色なく、長い間上位に居座り続け、2009年の9月いっぱいまでの一年間のランキングでも12位、
現役のランキングでも23位と長期にわたって上位を獲得し続けている。
やはり基本性能の充実した機種は強い。
同じことが905シリーズ全体にも言える。
前回ランキングでは個人の組織票(?)でW45Tというもう使っている人が多いとは思えない機種が
一位になってしまったが、それを除いて考えると使い安さで定評の有るF905iが一位ということになる。
905シリーズは現役ランキングでもかなり強く、未だにベスト10圏内に4台もランクインするほど
愛用され続けている。ドコモ初の”全部入り”端末は永く愛用されることとなったようだ。
おかげで906も0XAシリーズもこのランキングには一向に顔を見せなかった。
それが先日の10月1日にカウントをクリアして以来今までとは傾向が変わりだした。
執筆現在のベスト1~4位までを抜き出してみたが、今まで905が必ず占めていた上位を
0XA機種が占め出した。
1 SH01A 480,854 1114
2 F09A3 480,960 891
3 N01A 480,854 775
4 F01A 480,864 707
特に2位のF09Aはこの夏機種なので今までの事を考えれば快挙というしかない。
実際に携帯端末でWEBを使いまくるヘビーユーザーに広く受け入れられたことがここで分かる。
20位までを見ても今でより0XA機種が強くなっており、ランクインしにくかった906も見られる。
次に強いのがiPod touch/iPhone。
11 iPhone 320,480 416
12 iPhone(s) 320,480 383
13 iPod 320,480 371
何故ここまで強いかというと、iPhone 8G/16Gと3GS 16G/32Gの区別が出来ないので
他機種とは違い、全部を合計したランキングにしなくてはならないというのが大きな理由だ。
しかし勿論実際にそれなりに使われているのは確かだ。
3G回線とWiFi回線は半々ぐらいの使用率で、3Gは昼間に、WiFiは夜間に大きく伸びる傾向で
あることが分かってきた。WiFiは概ね主に家に帰宅してから使われていることの裏付けだろう。
一部脱獄ものかSIMフリーものかは不明ですが、docomoのmopera回線からのアクセスがあった
のでそれはiPhone(d)として区別してある。
面白いのはiPhoneのそれぞれの回線のアクセスと同じぐらいiPod touchでのアクセスが有ると
いうこと。実質iPhoneの半分ぐらいはiPod touchが使われているということです。
家に帰ってからiPhoneを使うわけだからtouchも恐らく似たような使われ方をしていると考えられる。
どちらのWiFi環境も家でWiFiでのアクセス台数は同じぐらい・・・そう考えると実際の稼働台数的
にはiPhoneもiPod touchも同じぐらいではないかと考えられます。
それ以外は31位までドコモの端末が独占しており、32位で登場したのがW54SA。
auきってのKCP+ハイスペック端末の草分け。
KCP+のバグ騒動の中心機種でも有りましたが、今でも熱狂的に支持されている様子がこの
ランキングで分かります。ドコモでいうN904iも長らく支持されていますが、後の端末の方が良く
なっているけど買い換えないN904と、買い替え候補の選択の自由が少ないW54SAとは
意味合いが違うでしょう。
ここで、60位までのauの機種だけを抜き出してみる。
32 W54SA 480,800 110
37 T002 480,854 97
38 W53CA 480,800 92
41 W63CA 240,800 80
42 W52CA 78
45 W51CA 74
49 W52SA 64
50 INFOBAR 2 63
51 W52SH 63
52 W51S 61
56 W52T 480,800 60
57 Premier3 480,854 57
905以降ドコモは機種変の値段がものすごく高額になったと言われています。
かたやauは機種変も安くなり、ドコモは金がかかるようなイメージで語られるところが有ります。
しかしドコモの905現象がauでは未だに現役で起きています。
これはどういうことかというと、ドコモの場合魅力的な機種が次から次から出てきます。
さすがの905ユーザーも割賦残を払ってでも機種変する人が出てきているので新しい機種が
逆転しているわけですが、auの場合はW54SAはともかく、au内では3位につけているW53CA等は
2007年の夏機種だ。そこから4機種はCAの機種が続く。CAユーザーは信心深いようだ。
どちらかというとソニエリユーザーの方がそういうイメージが有りますが、このランキング的には
ソニエリがそこまで強く支持され、使われているという結果は見られません。
信心深さの次点はSAでしょうか。
やはりここでも明らかなのは基本スペックがしっかりしたものが長く使われる傾向にある。
どのキャリアでも言えるのはVGA系の画面を有しているものは間違いなく強い。
ソフトバンク端末のアクセスが少ないのは基本的にソフトバンク端末では直接本家・鈴の音情報局
にはアクセスできないのがある。専用入り口のプロキシ経由でのアクセスか、jigブラウザや
PCサイトブラウザを使わないと見ることが出来ない。何故ポート80番以外へのアクセスを禁止
しているのかは未だに分からない。そのおかげでソフトバンク経由のアクセスはほとんどが
jigブラウザを使ったものしかない。
それ以外では最近iPhone以外のスマホでのアクセスが増えてきた。
今まではほとんどなかったか、有ってもログに記録されていなかったので検地されていなかった。
とあるWillcom端末が間違ってソフトバンクの機種と間違って検知し、ログに残ったことからUAが
判明し、次々に対応していくことになった。
しかしスマホ系の対応はものすごく大変だ。
機種ごとにUAの書き方のルールがばらばらだ。
これでは毎回試行錯誤して機種名を抜き出すパズルを解くことになる。
機種数が増えるごとに今までの機種の判別に悪影響が出る確率が高まる。
対応が10機種、20機種となってきた時何時までも対応を続けていける自信は全く無い。
その上でSIMフリーになったら更にドメインである程度決めうちをすることも困難になる。
HA-03A等は何故か1.5と1.6ではUAの機種名の位置が違う。
【
HT-03A Android 1.5】
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 1.5; ja-jp; HT-03A Build/CDB72) AppleWebKit/528.5+ (KHTML, like Gecko) Version/3.1.2 Mobile Safari/525.20.1
【
HT-03A Android 1.6】
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 1.6; ja-jp;
Docomo HT-03A Build/DRD08) AppleWebKit/528.5+ (KHTML, like Gecko) Version/3.1.2 Mobile Safari/525.20.1
Android 1.5の時と同じ取り方をしに行くと機種名がDocomoとなる。
しかもHT-03Aはドコモの他の機種はF09A3、SH06A3、N06A3等のように”-”ハイホンが入っていない。
HA-03Aだけが何故かUAの機種名にハイホン入りになっている。
他機種との整合性の為に記録時にハイホンを削除して記録するようにしている。
ドコモのUAに対するポリシーは滅茶苦茶だといわざるを得ない。
他のキャリアより情報が少ない上にそれを利用する人がいることを想定しているとは思えない酷さだ。
こういったキャリアの垣根を超えた一元化したリアルタイムのアクセスランキングは今のところうちの
サイト以外では見たことがない。実際に運営してみると利用者の事を考えていないUA等の情報の
おかげで半年に一回づつ機種名データを書き換える必要が有り、ものすごく面倒だ。
間違っても現状ではメンテナンスフリーなんて夢のまた夢だ。
かなり以前にも似たようなことをこのブログで書いたが以前よりよくなるどころか、悪化している。
アクセスしている機種情報なんてユーザーに教える必要なんてねーよと思っているのか、単に
思考が回ってないだけなのかは不明だが、何とかログ収集プログラム側がメンテナンスフリー化
出来るように考えてもらえると嬉しい。
一年に一回ログをクリアするようになったのはログが大きくなり過ぎて事後に不明な機種のアクセス
が有った時に手編集が大変になってきたので始めたのがきっかけだ。
結果的に定期的なクリアはいい結果となったが編集作業が増えることはあっても減ることは全くない。
カタログに載る部分以外って本当に適当ですよね。
このことで主要3社中一番酷いのはドコモかなと思っています。
下手に機種数が多いから対応が大変すぎるのですよ。
- 2009/11/01(日) 19:55:07|
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モトローラ LiMo(Linux Mobile Foundation)から脱退 携帯市場でもGoogle Androidが制覇か?
http://shanghai-headline.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/limolinux-mobil.htmlモバイルOSでLinuxのプラットフォームを整えているLiMoからモトローラが一抜けしてしまった。
確かにAndroidも同じLinuxベース、両方に跨ってるメーカーなどはどうするのだろうと様子を伺って
いたが大きなところからの動きが有った。
細かく見ていると半年・一年ごとに少しづつ動きは有った。
LiMoやSymbianに参加するもの抜けるもの、Androidに参加するもの抜けるもの。
アメリカ発の世界的な不況のおかげで回答を出す時期が早まったところも存在するのではない
だろうか。戦略的にというよりは、赤字や損失を圧縮する為だと思えるところも少なくない。
モトローラも二股かけてどっちつかずにコストをかけるならLiMoファウンデーションに支払う
会費を抑える為にAndroid一本という答えを出したのかも知れない。
但しモトローラは創立メンバーと上の記事でなっているが、
LiMo Foundationのページでは
Founder Membersに入っておらず、一番下のAssociate Membersになっている。
創立当初のメンバーであったが、Founder Memberにならなかっただけなのか、それとも途中から
降格させたのか。上のメンバーほど年会費は高いので途中からクラスを落としたのかも知れない。
そうなると会費が払えずに辞めたということも考えられなくもない。
モトローラがLiMoを辞めた理由はなんであれ、Androidに風が吹いているのは確かだと思う。
- 2009/11/01(日) 19:35:53|
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