Discovery Channelで中国・5億人の携帯事情という番組がやっていました。
様々な内容を駆け抜けて報道するなかなか濃密なDiscovery Channelらしい番組でした。
番組内では5億人のユーザーを抱えるチャイナモバイルが舞台だった。
映された出稼ぎの携帯ヘビーユーザが使っていたのは
NOKIA N73(Symbian OS)
EGSM 850/900/1800/1900
WCDMA 2100
この端末はGSM/WCDMA端末なのだがチャイナモバイルはTD-SCDMAなのでGSM 900MHzでの通信となる。
しかし使っている様子は見た目的には日本で普通にドメ携端末などでi-mode等の携帯サイトを使ったり
しているのと変わらない。OSや通信方式が何であれ経済活動的に揃う要素は同じだと言える。
ユーザーから見える環境の行き着く先は結局同じであることが良く分かった。
地方の基地局が紹介されていました。
50m鉄塔で2セクタで半径11~12Kmをカバーしている。
8台のユニットで1台辺り8チャンネルの通信が出来るので同時に64チャンネルの通信が出来ます。
鉄塔は3セクタ分の取り付けが出来ますが2セクタ分しか使っていません。
ユーザーが増えてきたら8台を12台に増やして3セクタに増強できるようです。
4スロット分空きが有りました。
おおよそで20Km平方の地域の中で64チャンネルで事足りる密度で15万局ほど立てているようです。
(都市部はもっと容量のある局で密度を上げているでしょうが)
速度にそれほど不満が無いとすればこの容量でも問題ないわけですし、何よりGSMのシステムでの
拡張を前提としてあと1セクタ分確保しています。さらに今ですらそのGSMでエリアを拡大しよう
としているわけですので3G、4Gなんていつの話だってことになりますね。
そもそもこれだけのエリアを整備できるのは900MHzだからであって、2GHz帯や2.6GHz帯ではさすがに
半径10Km超のエリアを作るのには向かないでしょう。地方の農村での使われ方のほとんどは通話ベースで
薬草の相場を聞いたり手伝いの手の確保や事前に訪問を知らせる為などが主流です。GSMで事足りる上に
パケットサービスなんて全く使われる要素が見えてきませんでした。
元からそういった地域には二年前までは数十キロ先の役場に有線電話が来ているのみで
薬草の相場も分からず仲介人の言いなりの値段で販売していて、携帯を手にしてからは売値が
8倍に上がったということで携帯の代金を払ってもお釣りが来るというわけです。
少しでしたがTD-LTEのテストの様子を4Gネットワークとして紹介していました。
LTE Live DEMOと横に大きくペインティングされた車でTD-LTEの実験を行っていました。
実証実験という形をとった次世代通信の広告も兼ねているようです。
車載機が端末でまだマイクロバスに乗るレベルの小型化しか出来ていませんのでまだまだこれからですが、
性能的にはリアルタイムでカメラで撮影した動画を送って帰ってきたものを画面に映し出して
手を振ったりしても遅れはほとんど無く、伝送路での遅延がほぼ無いに等しいことを
実証していました。TDDでもこれだけ遅延が無いのでFDDも含めてのLTEは本当に期待できそうです。
まだまだ発展途上の中国携帯市場の状況が映されていたわけですが、3Gは冒頭に映されていた
一部の富裕層が使っているだけということも良く分かりました。(映っていたのはVodafoneの
SHARP端末)
とりあえず興味の湧いた部分だけ引っ張り出して記事にしてみました。
- 2010/02/28(日) 19:36:37|
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「パッケージ市場崩壊、iPhoneアプリももうからない」 ゲームメーカーが生き残るには
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1002/17/news087.htmlAppStoreの状況を見ていたら一年以上前からこうなるだろうな・・・って思われていたことが言われ出してきた。
結局は流通関係の費用が中抜きできるところから価格競争が始まり、値下げラッシュに歯止めが利かなくなる状況
に陥ったわけだ。
パッケージソフトは箱を作り、説明書を作り、メディアに焼付けて流通を確保して店頭に並べる。
ある程度雑誌に宣伝を打って付き合いをしないと記事も書いてもらえない。
そういう「障壁」がソフトの製作側の増えすぎを抑制していた。
なので競争もある程度のラインで抑えられて一つの市場として成り立っていた。
しかし便利なオンライン上での配布になってAppleが誰でも集金しやすい環境を整えると状況は一変。
過去のソフトの販売の障壁の多くを取り去ったものだから、個人を含めたにわかソフトハウスが溢れかえらせた。
昔のパッケージでなら1万円前後もしていたようなものとゴミのような一発芸お遊びソフトが一緒くたに
扱われ、いいソフトがどんどん埋もれていく。一日に700個づつアプリが増えているというのだから
埋もれていく速度が半端じゃない。例えば近所の被害額5000円のこそ泥と、政権交代が同じサイズの扱いで
記事にされているようなものだ。
いいものがいいという扱いをしてユーザーサイドでしっかりそれを認識できる形にしておかないといいものが
売れず更にソフトのクソ化が進行する。過去のATARIショックをAppStoreはなぞっている様にも見える。
少なくともソフトハウス側は頑張って本腰を入れていきたい状況とはお世辞にも言えない。
こんなことならAndroidに乗り換えて・・・といいたいところだが、キャリアごとにばらばらに動いており、
お互い連動もする気がないように見えるので状況的には微妙だ。GoogleのAndroidマーケットに出しておき
さえすれば世界中のキャリアからのアプリマーケットからでも検索可能などのようにしておかないと
Androidのアプリの世界はAppStoreとは真逆のフラグメント化で自滅しかねない。
どっちにしろいいものを作っているソフトの製作者には相応の還元がなされるものを構築しないと
力のあるソフトハウスは他の環境に移っていくだけだ。
数だけを自慢していると思わぬしっぺ返しを食らい、気が付けば梯子を外されてどうでもいいアプリばかりに
なっている恐れがある。おなかいっぱいになっている頃にAndroidマーケットやドコモなどのキャリアの
マーケットがどう出るか、iアプリなどが心を入れ替えてまともになっていたら状況はドラスティックに
変化する可能性もないとは言えない。
- 2010/02/26(金) 20:07:28|
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総務省の700/900MHz作業班,「このままでは日本は孤立」とクアルコム
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100220/344854/始まった携帯の“黄金周波数帯”争奪戦
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100204/344198/これら両記事で指摘されているのは「日本でのLTEバンドの国際強調化」だ。
上はクアルコム、下はエリクソンがそう主張している。
700MHz帯はアメリカが計画しているが、900MHz帯はGSMからのLTE転用を期待する向きも有るが現段階では
全く空白のまま。欧州は2.6GHz帯で足並みが揃う方向性だという。
日本で2.6GHz帯のLTEのサービスが出来なければ欧州の端末は国内で使えない可能性が大きい。
つまり今の2GHz帯の役割がLTEでは2.6GHzになるということだ。
850MHz帯の役割は700MHz帯が負う。
そうなるとドコモ・KDDIは2.6MHz+700MHz帯を現状の800MHz+1.5GHz+2GHzに加える必要が出てくる。
どれだけの数の周波数に対応が必要になってくるのか。アンテナの数が恐ろしいことになる。
総務省は早急に700MHz帯と900MHz帯のカップリング案を見直して電波環境を世界と地続きにして
端末メーカーを分断から救う必要があるし、キャリアは帯域計画を見直す必要があるだろう。
ドコモは800MHz帯をLTEには回さず700MHz帯に移せばそこそこ楽に出来るだろうが、KDDIは計画では
800MHz帯が主力ということになっている。主力周波数の計画そのものが世界から分断されていることになる。
世界のハブを取るにはベースになる周波数帯がリファレンスになる必要がある事を総務省が認識できているか
どうかだ。もう馬鹿げたことはしないでITのリファレンス的な存在になれるように日本の姿勢を示して欲しい。
- 2010/02/25(木) 19:48:05|
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携帯電話の接続料を改定
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/page/100225_00.html?ref=nr_indexドコモは2009年度適用の区域内接続料金を3分24.3円だと発表した。
2008年度は区域内で28.8円だった。
また他社については探しがた見当たらなかったのでこれから順次発表されていくものと思われる。
気になるのは他社との格差だ。
ドコモはきっちりと下げてきたが他社はこの数字を見たうえでどう出るかだろう。
特に注目はソフトバンク、当然ながら自社内準定額の原資を他社との接続料金で賄う体質を改善させて
来るのかに興味がある。
見所はこれからだ。
- 2010/02/25(木) 19:19:15|
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1.2Gbpsの「LTE-A」から“ツイートする木”まで――技術力を披露するEricsson
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1002/19/news065.htmlCDMAとLTEが綱引き状態になっている。
それはCDMAの技術を要するクアルコムとLTEの技術を要するエリクソンの闘いともいえる。
お互いそれぞれの特許を持っているだけに特許料収入に直結するので市場がどちらに転ぶかは大きな問題だ。
なのでLTE系が速度をアピールし始めると必ず同レベルのCDMA系がニュースに登場する。
CDMA系は良く出来た技術で実際のところLTEと比べて電波の使用効率はそれほど悪くない。
LTEになっても使用効率的には多少上がる程度だ。
それでもLTEがドコモなどに推されているのは大きく二点のポイントがある。
一つ目はUWA(ウルトラワイドバンド)を前提として現れた技術であり、広帯域化に向いている。
現状のCDMAでは基本的には20MHz幅がいっぱいいっぱいだ。
LTE側のFDMAの技術では広帯域化がCDMAに比べて非常に容易で3.9Gと4Gの処理も一つで賄える。
3Gと3.9Gの同居に比べて端末もシンプルに作ることが出来る。
二つ目は接続処理などのネゴシエーションの高速化。
CDMAは一定の情報を受信して並べ替えなどを経た上でやっと一塊のデータにできるので一定以上の
レイテンシが必ず発生する。つまりは通信の冒頭で大きな待ちがある。
FDMAは規格がCDMAのように細切れデータにせず単純なのでレイテンシが非常に短く出来る。
要はレスポンスがいい。
これからの高速化の時代にこのレスポンスの良さは非常に魅力だ。
LTE時代にはCDMA時代には難しそうだった格闘アクションもののゲームが有線ブロードバンド並みの
感覚でプレイできるかもしれない。上級になれば技のコマンド打ちがコンマ1秒差で優劣が決まる
のでベンチマークとして非常に分かりやすい指標になるかも知れない。
そこでの快適さが認められたのなら他でも十分快適であることは証明されたようなものだろう。
一方CDMA系は一年でも長くLTE化のシフトを遅らせるのが至上命題だ。
国内ではソフトバンクが唯一その立場をとることになる。
勿論対抗製品としての基地局はどんどん出て来る。
しかし現状のソフトバンクの基地局ではそれに対応できるのはマイナーな1.5GHz帯のものがメインと
なる。2GHz帯では都心部と一部の地方都市程度しか整備は無理だろう。
今現在ソフトバンクでハイスピードエリアでない地域の2GHz帯は旧タイプの基地局で対応できない
でいるか、他の事情で入れ替え不可能だと考えたほうがいい。
LTEは実際にサービスを開始しているとはいえ稼動基地局数はまだ知れている。
何かあっても方向転換はすぐ可能だ。
しかしCDMA系は稼動基地局数は半端じゃない。
新型の基地局が稼動しているところはソフトだけ入れ替えれば対応可能というところも増えて消え入るだろう。
物理工事がない分、昔みたいな工事費用はかからないが、基地局メーカーは入れ替えるソフトの
ライセンス料で儲ける構造にしているに違いない。キャリアもそうほいほい新しい規格が出てきたからと
いって入れ替えていては無駄が出来るばかりでどこかで割りきりが必要になってきている。
実際にユーザーの立場になってみれば高速化より混雑を減らしてくれという意見のほうが大半なので
単純に高速化だけしても多くのユーザーが端末を買い換えないかぎり効果はでない。
仕方がないので基地局を増やして不可分散というお金にならない基地局設備を増やすことになる。
今のCDMA系の苦悩はこんな状態の気がする。
ドコモもKDDIも高速化の手を緩めたのはそんなところではないかと思う。
不必要な設備投資は避けるべきなので当然の判断といえるだろう。
CDMA系のソフトバンクは1.5GHz帯の基地局の打ち方を注意深く眺めていく必要がある。
とりあえず4月を待つしかない。
- 2010/02/24(水) 19:37:50|
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[MWC2010]中国ZTE、Androidより低価格帯を狙うスマートフォン
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100222/344897/?ST=keitaiKDDIがKCP/KCP+で採用しているBREWだが、AndoridにもBREW後継のBrew MPを採用した端末が対抗馬として
登場した。
BREWとは何か?クアルコムのMSMシリーズのチップ用にデザインされた一種のミドルウエアだ。
MSMチップ内にはARMチップコアがいてそのARMチップに向けたシステムの処理系とアプリの間の位置に存在する。
なのでクアルコムのチップを採用するとなるとベースのシステム部分からBREW層までをクアルコムが面倒を
見てくれることになる。MSMチップからBREWまで完全にクアルコムにお任せでいいのだから端末の設計は
そこから上の層だけでいいので非常に楽チンだ。
他社の場合はCPUとGPUを選定し、RF部や画面表示部等も選んで組み合わせ一つのコンピュータを設計するところ
から始まる。その上に既存のOSを持ってくるというのが慣わしだった。Linux系やSymbian系はそういう作りに
なっている。
CPUの機械語、つまりARMのCPUに対してネイティブで直にOSを記述していくこともあっただろう。
しかし繰り返し使うような汎用プログラムを毎回記述をするのは複数人数で開発をすると、コードの重複や
毎回各プログラマが作り直すことによるコードの未熟による信頼性の低下を招く。勿論開発工程が増えるの
だから開発期間の増加の原因にもなる。
それを予め必要そうな機能のAPI群として準備しておくのがミドルウエアというわけだ。
BIOSや通常のAPI等と分けられて名前が付いているのはプリミティブな機能より少しまとまったマクロな機能を
提供する為ことが多いのでミドルな存在としてそう呼ばれているからだ。
携帯電話端末用のミドルウエアな訳なので汎用PCのミドルウエアには必要のなさそうなものがてんこ盛りで
準備されているわけだ。便利なはずである。
こういったミドルウエアは端末の開発メーカーが個々に設計して準備してきたものだ。
今ではある程度統合され、ドコモならMOAP(L)の血を引くLiMo系(NECが開発担当)とMOAP(S)の血を引く
Symbian系(富士通が開発担当)の二種類だ。
しかしBREWはそれを端末開発メーカーがいちいち開発せずともクアルコムが用意してくれている。
クアルコムのチップを買えばミドルウエアがおまけについてくる。グリコよりお得かもしれない。
そういったソフト資産はバージョンアップが付き物だが、それはクアルコムが責任もってしてくれるし、
同じくMSMチップを採用している他社のレポートも反映されるのでメリットは計り知れない。
あとBREWの特筆すべき点はアプリがBREWに直接アクセスできることだ。
アプリはARMネイティブなコードを記述して端末メーカの用意したAPIだけでなく、BREWのAPIも叩くことが出来る。
早い話が端末のほぼ全ての機能が利用できるわけだ。(勿論レベル管理である程度の制約は付けられているだろう)
なのでBREW上に乗るOSはOSというよりはBREW自体がある程度OS的な部分を内包しているような設計に
なっているのではないかと思う。つまりOSの設計もかなり手数を省けるのではないだろうか。
極端な話OS的なコードをなくし、いきなりBREWアプリ層だけを構築して端末を作ることだって十分可能だと思う。
OS層的なコードを構築した例はKDDIのKCP/KCP+だろう。しかしKCP/KCP+的なソフトを作らなくても直に
メールの処理やアドレス帳、電話の応対のアプリを実装してもいいわけだ。BREWが有れば非現実的な話でもない。
自社でKCP/KCP+に代わる物を作ってもいいわけだが、もうそこは一社で端末設計を全て完結しているなら
ライブラリをどの層で持つかを決めるだけの違いでしかないように思う。
前置きが長くなったが、この紹介されている端末はまさにここで書いてきた「(プログラム的な意味での)
高級志向に逆らった低レベル設計を逆手に取った」製品なのかもしれない。
高級志向はどうしても何層にもレイヤを作ってカプセル化を行う為に、無駄に捨てるCPUパワーやメモリ容量と
いうものが有る。一つ一つは大したものではなく無視できるものだ。しかしそれらがループ処理などで大量に
集められると無視できないものとなってくる。
現在の派手なもっさり端末は全てそうして出来ている。
二昔以上前の国家を支えたスーパーコンピューターを超えるCPUパワーを手の平に収めているにも拘らず、
人間が端末の速度に合わせて入力しなければならないほどのもっさりとした処理はソフトウエア群の
高級化によってもたらされる。
その中の積み重なったレイヤのたった一層でも「もっさり層」が有ればそれ以上の高級層はすべてもっさり
になるわけだ。
例えば以下のような3層レイヤの例を考えてみる。
HTML 高レベル層
|
ブラウザ
|
OS 低レベル層
OSが最低級レイヤでHTMLが最上級レイヤな訳だが、どれだけ高速OSを持ってきてもブラウザが考えられないぐらい
もっさりな出来だったとしたら、HTMLのブラウジングが快適なわけがない。高級化というものはコストの増大を
引き換えにした便利さの傍受というわけだ。
中国はまだ人件費が安いほうの国だ。
日本人が必死になってLiMoやKCP+を作っているよりも間違いなく安いものが出来る。
しかも高級化をしなければ当初のコストは相当省けることも多い。(勿論デメリットやコスト増大する部分もある)
この端末が高級層を何層にも積み重ねてもっさり化しているAndroidを尻目に300MHzのCPUで通常に使えるわけだ。
長年のBREWの歴史があるからこそFlash等のソフトウエア資産の蓄積もあるわけだ。咀嚼の終わった枯れた環境を
引きついでいる有利さをしっかりと傍受した端末開発をしているといえるだろう。
- 2010/02/23(火) 19:18:02|
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アップル、App Storeから大量のグラビアコンテンツを削除
http://www.inside-games.jp/article/2010/02/19/40533.htmlApple内のレーティングが有るから法に触れるものではないのだろうが、批判があるものがアップされていたのは
確かだろう。ここらは国ごとの常識があるから一律を課すと評価はそれぞれになる。
裏にはWindows Phone 7のニュースをかき消す意図があったのかも?
本心は知る良しもないがタイミング的には悪くないと思う。
既に勝ち組だけにコンテンツを選り好みできる余裕があると見るべきだろうか・・・。
- 2010/02/19(金) 22:12:07|
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Windows Phone 7のUIの方向性というものが見え出してきた。
根本的にはここを見れば今公開されている全てが分かる。何の文字や言葉による説明は無い。
ひたすら電車の中で他人が操作しているのを覗き見している感覚で実際の操作を見せてくれる。
それだけで驚くほど多くの事が分かる。
Windows Phone 7の新しいUIと同じく斬新な告知法だと思う。
今までWindowsファミリーを輩出する度にそのUIの何たるかの説明から出てきたノウハウだと言えるかも。
このデモで分かることは操作のトポロジー(繋がり)をツリー構造で表すとすればそのトップの位置にあるものを
変えるということ。
今までのデスクトップの一番頂点は機能選択だ。
ドメ携ではメールやらメニューやらデスクトップに張り付いているものを選択できたりした。
iPhoneでは全ての機能を一律にアプリとみなして平たくアプリ選択・起動に統一した。
このAppleの単純化が理解しやすく大いに受けた。
これらのトポロジーのトップは「機能の選択」というか、あくまで今から使うプログラムの選択だ。
Windows Phone 7はこのトポロジーのトップをデータに変えてみた。
例えばこのWindows Phone 7のデモの例では
操作している人はAnne Weilerにメッセージをしようとしている。
始めは"A"の項目で探そうとするがそこにはない。
なのでアルファベット一覧に切り替えて"W"の項目を表示したらそのトップにAnne Weilerはいた。
彼女を選択すると彼女と繋がっている一覧が有り、その一番上にWindows Liveのメッセンジャーから
一分前に彼女からメッセージがあることが表示されている。
彼女との繋がりが最優先で選択でき、どの方法で連絡が来てもそれがトップに来るのであちこち探す必要がない。
ちなみに初期状態で対応しているメディアはFacebook、Windows Live Mail、Hotmail、Yahoo! Mail、Gmail、
Outlook、Exchange Serverとなっている。追加は多分出来るだろうと思うがメディア側が対応している
必要が有ると思われる。日本に持ってくる時はTwitterやmixi、モバゲー、Gree辺りは必要そうです。
これを見るとWindows Phone 7は「人と人の繋がり」を最優先に作られたUIじゃないかと思える。
他には音楽や画像などいくらかのトップ項目が有るが、それらは全て機能ではなくデータの項目。
データから機能へさかのぼるということに徹している。
ちなみに右にページをめくると今までの"機能メニュー"が現れるのでご心配なく。
そういやこの記事を書いていて忘れていた事を思い出したのですが、かなり昔に私がこのブログでメーカーか
キャリア向けに「スケジュール関係で面白いアイデアがあるから買ってくれ」と冗談含みで書いたことがあった。
それはこの操作メニューのトポロジーのトップにスケジュールを持ってくること。
スケジュール帳に向けてメールが届いたりメッセージが飛んできたり予定を書き込んだり。
予定に関するやり取りはその予定のフォルダーに写真やら動画やらスケジュールやらが
まとめられているといった感じ。全てがスケジュールドリブンで成り立っているという感じ。
勿論内容は伏せたまま"人"をスケジュールに張ってもいい。張ってある人をクリックしたらアドレス帳やら
やり取りしているメールやらの一覧になる。時間と人だけアポしとけば何があるかは自分の中ではだいたい
分かるし、忙しい中ではそれで十分なことも多いはず。
ここからが真骨頂(のつもり)なのですが、他人とリンクを張ったスケジュールを共有できるというもの。
自分が書き換えたら他人のフォルダーも同じく書き換わり、「XXの時間がYY時に変わったよ」とか
日程の変更など、いちいちメールを飛ばさなくてもリンクを張った予定を書き換えればリンクを組んだ
グループ全員の端末のスケジュールフォルダーに反映されるというもの。参考資料のファイルが追加されたら
知らない間に予定のフォルダーの中にそれが追加されていたりとか。LTEの時代に向けてならこのぐらいの
UIが有ってもいいと思うんですよね。端末のUIがこうなってしまえばちょっとしたグループウエア的な
使い方が出来るので簡単なビジネスソリューションがそこらで当たり前に売っている携帯端末内だけで
賄えてしまえそうに思えます。今の時代ならここに流行のクラウドコンピューティングを絡めていくべきって
ところなのかもとか思いますが、ややこしい話は開発室でしてもらうことにします。
当時は半分ネタでアイデア特許か実用新案を取ってキャリアに売り込みにいこうかと思っていたのですが、
多分日本のキャリアは見向きもしないだろうな・・・って思ってました。Androidの発表が有ったときに
Googleに売り込みにいけば採用してくれていたでしょうか・・・?
でもこれは「如何にも予定に追われているジャパニーズサラリーマン向け」って雰囲気が有り有りなので
全世界的な標準としては難しいかもしれませんねww
あ、これに興味を示されたどこかのキャリアさんメーカーさん。今からこれを採用して頂けるなら、
チームに入れなくてもいいですから更に練りこむ為のアイデア出しに口出しさせてくれたら嬉しいです。
一応この世界は経験者なんで・・・(笑)
話がまるっきりWindows Phone 7から外れてしまいましたがトポロジーのトップはそれほど操作体系の
性格を決める重要なものだということです。国や生活スタイルで色々なのでなかなかこれが万人に向けて
一番いいって物はないと思うのですよね。そうなると無難なのはiPhoneのアプリを平並べってことに
なってしまうのですが・・・。iPhoneOSも4.xになる頃には大量にダウンロードしてしまったアプリの
整理をする為にアプリフォルダなんて付くのでしょうか・・・。既にアプリを入れすぎて収拾がつかなく
なっている人も出てきてますよね。
Windows Phone 7にメールでいつもの方からも情報を頂いていましたので紹介しておきます。
Windows Phone 7のUIでマイクロソフトは脱アップルな新機軸を出した
http://www.gizmodo.jp/2010/02/windows_phone_7ui.html(操作形態の意図が分かりやすい)
Microsoftが「Windows Phone 7」発表
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20100216_349301.html(出来ることが比較的詳細に書かれているのでお勧め)
Windows Phone 7の3つの特徴と3つの課題
http://techwave.jp/archives/51396711.html
- 2010/02/18(木) 19:37:58|
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書くのを忘れていました。
画板のアクセスログにSonyEricsson SO-01Bがいました。ユーザーエージェントの一部を切り出すと「Android 1.6; ja-jp; SonyEricssonSO-01B」なので、
やっぱりAndroidは1.6ですね。
- 2010/02/18(木) 19:15:03|
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「AndroidでFlashサクサク動きます」=AdobeブログがAppleに皮肉?
http://techwave.jp/archives/51396084.htmliPhoneでFlashが使えない状態にしているAppleに業を煮やしたAdobeはAndroidに活路を見出した。
AdobeはiPhoneOSがFlashを採用しないことにかなりの危機感を覚えていたのだろうと思う。
>「GoogleはAdobeとパートナーになるというすばらしい選択をした。
>消費者は好きなタイプのコンテンツを選べることができるようになるだろう」。
このあからさまな皮肉は相当Appleに対してストレスを溜めていた証拠だろうと思う。
Microsoft Silverlightという新興勢力の突き上げもある。
しかしモバイルOSの中でのFlashの対応状況はドコモやau等のドメ携端末等の非常に制限の多い状態で、
対応が稼動数ベースでは多数派という笑えない事実がある。そこにネイティブ対応とも言えるような
Androidでの採用はAdobeにとっては非常に心強いものといえる。
ここで立場が逆転してしまったのがApple。選ぶ側だったのが「ハブられる」側になる恐れが出てきた。
ネイティブプログラムは作れなくてもFlashやAirなら組めるFlashクリエイターも数多くいる。
今はまだ立場が強い側だがAndroidの方になじみのFlashが対応してるとなれば印象が良くなる人もいるだろう。
三社が入り乱れた駆け引きが始まったように思う。
しかしAppleとしてはAppStoreの儲けに影響するだけにそう簡単にFlashが認められない。
Appleが折角作った完璧とも思えたマーケットスタイルにも思わぬアキレス腱が浮上した形だ。
さてここでドメ携はどうなるだろう。日本のドメ携のFlashの対応状況は非常にお粗末だ。
フルブラウザ上でならそこそこの対応はされているが、多くのユーザーは初めから携帯ブラウザ上で使う
ことしか考えていない。この携帯ブラウザで動かないものは使えないものという考え方が定着している。
iPhoneのパケット定額と同じ4410円で使えるラインでキャリアもARPUの設計をしていかないといけないだろう。
ドメ携のブラウザもFlashのバージョンをAndroidと揃える方向で設計していくべきだと考えています。
ここでAndroidとドメ携の設計をユーザの目線ベースで一致させていくことが必要です。
ここで揃えておくとドメ携もAndroidとシナジー効果を出せる。
現状でiPhoneと闘う為の大きなキッカケを掴むことが出来る。
3Gでは無理でもLTEではFlashのバージョンは足並みを揃えておいて欲しいものです。
上記以外では
この記事がAirについて比較的詳しく書かれている。そういやAdobe Packager for iPhoneってどの程度使われているのだろう。
今のところ対応していると思われるページは見かけない。(そういう表記も見かけない)
ちなみにAppleの最近の動きは以下のような噂が立っていますが・・・。
【未確認情報】Apple、脱獄iPhoneをAppStoreアクセス禁止処分か?これが真相ならドコモ病がそろそろAppleにも感染したのかも知れません。
腐ったみかんとは言いますが腐ったりんごは聞いたこと無いですけど。
- 2010/02/17(水) 19:30:28|
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携帯アプリの共通プラットフォームを目指す団体が発足--アップルの「App Store」に対抗
http://japan.cnet.com/mobile/story/0,3800078151,20408632,00.htm>スペインのバルセロナで開催中の見本市およびカンファレンス2010 Mobile World Congress (MWC)において、
>携帯電話事業者24社が現地時間2月15日、「Wholesale Applications Community」(WAC)の発足を発表した。
>WACは、モバイルアプリケーションストア開設用プラットフォームの構築を目指す取り組みで、構築された
>プラットフォームは、アプリケーション開発者のための共通の入り口として機能するという。なお、WACには
>Verizon Wireless、AT&T、NTTドコモ、Deutsche Telekom、China Mobile、Vodafone Groupなどが参加している。
AppStoreに脅威を抱いた多数の既存キャリアとメーカーはそれに対抗する術を用意することにしたようだ。
それが略称でWACというものだ、ちなみにWACのサイトが既に立ち上がっていた。
メンバーシップは以下のとおり。
Wholesale Applications Community(WAC) サイト
http://www.wholesaleappcommunity.com/携帯キャリア
NTT DoCoMo(日本)
Softbank Mobile(日本)
AT&T(アメリカ)
Sprint(アメリカ)
Verizon Wireless(アメリカ)
Wind(カナダ)
América Móvil(メキシコ)
Bharti Airtel(インド)
China Mobile(中国)
China Unicom(中国)
KT(韓国)
SK Telecom(韓国)
SingTel(シンガポール)
Deutsche Telekom(ドイツ)
Vodafone(イギリス)
Orange(フランス)
Telecom Italia(イタリア)
Telefónica(スペイン)
Mobilkom Austria Group(オーストリア)
Telenor Group(ノルウェー)
Telia Sonera(スウェーデン)
VimpelCom(ロシア)
Orascom Telecom(エジプト)
MTN Group(南アフリカ)
端末メーカー
Samsung
LG
Sony Ericsson
主要キャリアで欠けているものも有るが、恐らくアプリがまだ流行ってないキャリアだと思われる。
それを含んで見ていくと各キャリアのサービスエリアはほぼ世界レベルで網羅されているように思われる。
特に日本・インド・中国・韓国を含んだアジア圏と、LTEのサービスを既に開始した北欧圏、他には北米圏の
非常に積極的にグループに参加しているように思われる。
勿論「やりますよ」というグループを組んだだけに過ぎず具体的なことはこれからで何も決まっていない。
また各社既に既存のアプリプラットホームを持っており、それを統一するのか、今のばらばらのアプリを
それぞれストアに並べるだけなのかも不明だ。
今までの流れを見ると3G向けではなく3.9G以降を見据えた結束のようにも思える。
一キャリアとして非常に力のあるはずのドコモもこの場ではこじんまりした存在に過ぎない。
広大な地域にサービスを提供しているVodafoneや、中東、アフリカ、カナダ、アジア圏に展開している
Orascom Telecom。北米、南米、欧州、中東に展開しているSingTel。それらの巨大キャリアに比べたら
日本のキャリアなんて小さな存在だ。技術ばかりで世界のマーケットにそれほど力を入れてこなかった
(というか、やり手の腕利きを投入しなかった事による失敗が多い)のでこういう場での発言権はそれなりだろう。
KDDIが入っていないのはW-CDMA陣営ではないからだと思われる。
だとするとやはり既存の3Gのアプリが当面のターゲットになるのだろうか。
それなら最低でもOSごとにグループ分けぐらいはしないといけない気もするが。
いやOSで分けてもi-modeはLinuxとSymbianで共通環境を実現している。
もはやもうぐちゃぐちゃだ。
どういう基準がまず示されるのか今の所さっぱり分からない。
我田引水を唱えるばかりの烏合の衆にならぬ事を祈るばかりだ。
- 2010/02/16(火) 19:28:35|
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正式名「Windows Phone 7 Series」、まもなく発表
http://japanese.engadget.com/2010/02/14/windows-phone-7-series/もうすぐWindows Phone 7が発表になる模様。
内部コードがWindowsCEから来ているのか、Windows7から来ているのか気になるが、WindowsCE自体が
元々はWindowsNTのソースから分かれているのでどちらのソースを引き継いでも一つの血縁関係の間柄で
あることは変わりない。
あとはWindows Phone 7がiPhoneに十分対抗しうる出来である事を祈るばかりだ。
- 2010/02/16(火) 00:48:16|
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住友商事がJCOM株をTOBへ、KDDIに対抗
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-13895320100215JCOMを挟んだKDDIと住友商事の動きが加熱している。
KDDIはJCOMを配下に置き、グループの契約者数をまとめてNTT系列に対して影響力を付けようとしている。
しかし話はそう簡単にいかない。
住商が動いた。KDDIに対しての対抗措置としてのTOBを仕掛けてきた。
これをどう読むか。
しかし住商はKDDIの事をどう思っているのかが分からないので読めない。
住商はあくまで取られるのが嫌なだけでKDDIと組む事を嫌っているとは限らない。
今の所住商は筆頭株主の立場を確保した上でKDDIと交渉のテーブルにつくのではないかと思う。
KDDIを追い出したいのなら40%ではなく、あくまで51%を目指すはずだ。
住商だって無用に荒立てたい訳ではないだろうが、事が動き出した以上止めることはできない。
多分最後はゆるい目にこの二社が手を結ぶことになるのではないかと思うのだがKDDIが
今の時点で目指しているのがそこなのかは分からない。
- 2010/02/16(火) 00:10:55|
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知人がメールアドレスの変更の条件で私に質問をしてきたのでついでに3キャリアとも調べてみた。
さらについでで自分の為の備忘録として記事にしておきます。
各公式ページとお客様センター等に電話で問い合わせた結果が以下のとおり。
【ドコモ】
・1日3回まで変更可
・一番直近の24時間以上使用したアドレスを180日間保持(日数については未発表のもので変更の可能性あり)
・過去のアドレスは他人に取得されない限り同一番号からならいつでも取り直し可
【au】
・1日3回まで変更可
・一つ前のアドレスを90日間保持
・過去のアドレスは他人に取得されない限り同一番号からならいつでも取り直し可
【ソフトバンク】
・1日3回まで変更可
・同一番号で累積合計99回まで変更可
・一つ前のアドレスを60日間保持
・一つ前のアドレスまでしか戻れない(A→B→C→BはOK、A→B→C→Aは不可)
ドコモとauは基本的には似ているが、保持されるアドレスの条件で違いがある。
好みの問題ではあるが、長らく使ったアドレスに戻れたほうが有り難いケースが多いのではないかとは思う。
auは公式のページを見ても分かるようにアドレス変更はあくまで「迷惑メール対策」と位置づけており、
長期間利用したアドレスよ優先する考え方自体がないようだ。
過去に利用したアドレスに戻ることがなかったり、元から複雑なアドレスを利用して他人に取られる
可能性がなければ余り関係ないことなのでこの差に気づく人はほとんどいないのかも知れない。
ソフトバンクだけは独特で、唯一同一番号で99回までしか変えられないという制限がある。
普通に利用している限りは無限に近い回数ですが、アドレスをころころ変えていたずらをしようとすると
引っかかる制限というチューニングなんだろうか。微妙な回数ではある。
各キャリアのお客様センターとも、この質問が来ると結構苦労して調べてくれる。
やはりこんな細かい条件を根掘り葉掘り聞いてくる人は少ないのだろう。
何回かかけると毎回答えが違う。
特に保持するアドレスがどのアドレスなのかという条件を聞き出すのに苦労した。
最後のほうになったらセンター内での何らかのコンセンサスが有ったのかもしれないが割りとすぐに
回答が出てきて、しかも回答内容も安定してきたと思う。もしかして私は有名人になってしまって
いたのだろうか・・・w
しつこく聞いて安定してきたものをまとめたのが上記のものだ。
しかしこれも確実とは言い切れないので参考に留めておいたほうがいいかも知れない。
- 2010/02/14(日) 19:45:39|
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知り合いのドコモ一家のiPhone購入者の続報。
彼がiPhoneが圏外の場所に放置のまま、電話がかかってきたりメールが来るのは相変わらず
ドコモの端末であることは前回書いたとおり。
こみいったメールはPCに送ってもらうのは以前から不変だし。
今のところそれらが変わる兆しは見られない。
少なくともその場の電波が解消されて始めてスタートラインに立つことになる。
地形的に電波の解消はほぼ不可能だ。邪魔な建物を壊したり土木的に相当の工事が必要だから。
そこで彼がiPhoneを使った上で出した言葉がこれ。
「iPhoneってWEBを見るのに絶対向いてないよね」
以前から私が思っていた事をずばっと言ってくれた。
その理由は私が思っていたこととやはり同じ。
結局iPhoneで見るページの大半はPC向けのページであり、その大半はPCで見る事を前提として設計してある。
要するに最低でも14~19インチ辺りで見ることが前提であり、それ以下の画面サイズでは快適性を
犠牲にした上で必要な情報に対してアクセスしていることになる。
正常な感覚の持ち主ならミニノートでのアクセスですら窮屈な気持ちになると思う。
でもそこまでしても欲しい情報があるからその窮屈さに耐えられる。
さらにミニノートの半分以下の画面サイズのiPhoneで快適なわけがない。
さすがにそこはApple工夫をしてきた。
アナログ操作によるズームアップ・ダウンとスクロール操作をしやすくしてきた。
すると今までのフルブラウザよりは全体を把握しやすくなったので「今までよりは」PC用のWEBを見やすくなった。
しかし所詮そこまでの話だ。
頑張ってPC用のWEBを見ると必要のないバナーが無数に張られており、間違ってクリックするようにと
多数の罠が仕掛けてある。PCでも誤ってクリックしてしまうことは少なくない。
その誤って課金される収入で無料サイトは何とか運営を続けている。
(勿論普通に興味を持ってクリックすることも多々有るとは思うが)
そんな15インチのノートPCでも操作を間違ってしまいそうなWEBページを3.5インチ程度の画面で拡縮を繰り返し
ながら見る行為はあくまで緊急の救済策であり、メインストリームな使用用途に向くとは到底思えない。
更にPC用のWEBページは基本的にブロードバンドの固定回線が前提であり、安定した高速アクセスを期待している。
中にはウザイとしか思えないフラッシュ動画を動かしたり何メガもの巨大ファイルがぶら下がっていることも
珍しくなくさすがにHSPAの時代といえどモバイル環境での閲覧が容量的にも快適とは思えない。
内容的にはPC用のWEBなんて無駄の塊だ。企業のWEB製作者は何とかして無駄を新技術として織り込み、
素人にいい仕事をしていると認識してもらおうとしているように思う。
WEBに深く関わってこなかった人ほど自社のWEBが無駄な容量を使って派手に動けば満足感を感じることが多く、
その状態で放置する傾向にある。アクセスする端末のことなど考えずに。
では携帯端末から見て余計なものを省いたものといえば何か。
結局i-modeやezweb等の携帯WEBに行き着いてしまうわけです。
ただしこれはまだクローズドな環境のままでしかない。
クローズドで放置されているから過去のものとして徐々に意識の端っこに追いやられていくわけで、
画面サイズが合わなくて見難いのにiPhoneを含むスマートホンの方が優れている的な意見がまかり通るわけです。
実際は情報の内容とバランスが適切で拡大縮小が必要のない携帯WEBの方が明らかに使いやすさでは上のはずです。
しかし派手さ優先で見た目のインパクトに浮かれてしまう人を釣る売り方に傾いてしまっているわけです。
それが今の芸能情報などでも「誰々がiPhoneを買った」的な情報として流れるものだからiPhoneが流行って
いるイメージがつきます。友達や普段話さなくても知っているXXさんも持ち出したからやっぱり気になる
iPhoneがいいんじゃないかと思うわけです。
私がまだまだiPhoneの流行る伸び代があるというのは「iPhoneはまだマイナーな存在でしかないから」
というのが主な理由です。特に興味なくても身近にその存在を感じ出すとやっぱり気にはなるわけです。
iPhoneの売り方はそこがうまい。異質だからこそ気になるところを上手に利用している。
例えばニューハーフに興味がなくても身近に居れば一度は話してみようかなって気になることと同じです。
何度か話してやっぱり普通の人とそう大きく違うわけではないと納得して急速に興味を失う、iPhoneは
そこをまだ通過していないところが強みでもあり、通過した後はそこが怖いわけです。
iPhone的にはそこで興味を失ってドメ携に戻る人を一人でも減らし、ドメ携側は一人でも多く取り返す
ことが目標になります。それ以外にはiPhoneに手を出す前に珍しさを取り除く”何か”を身にまとうか。
そうすればiPhoneを使おうと思う人を減らすことが出来ます。
珍しいものが実は既に普遍的なものと感じればiPhone爆発の勢いは止まります。
また指先によるスムーズな拡縮とスクロールなどの”iPhoneらしさ”が珍しくなくなればiPhoneに
対しての興味も薄らぎます。今はまだそれが「カッコイイ」の状態で普遍ではないのです。
これは過去にも別の分野で繰り返されてきたことです。
例えば過去のIT株の高騰も「ITはすごい」という幻想の上に信じられないほどの買いが集まり、現場の人の
冷ややかな目をよそにIT長者を多数輩出し、労少なくして大金を得るということが有りました。
「どこか得体の知れないもの」という商品価値が昔のITというキーワードにはあり、今は同じものが
iPhoneに有ります。実際に使ってみた時のガッカリ感を先に知ることが出来ればiPhoneの勢いは
ぱったり止まると思うのですが。
少なくとも今の私にはそのガッカリ感を多くの人に伝える術は思いつきません。
なので「iPhoneはしばらく爆発的に伸びる」可能性は高いと踏んでいるのです。
私の記事がiPhoneに対して好意的なのはそこを踏まえています。
まあドコモの敵塩施策も大きく影響してますけどねww
あとiPhoneのアキレス腱といえば一度立ち上げたら二度と立ち上げない「ゴミアプリ」の多さですかね。
ゴミ捨て場からダイヤの原石を探さなくてはならないAppStoreもどうにかして欲しいものです。
AppStoreより紹介ページやSNSでの口コミを探したほうが目的のものが早く見つかるというのも
おかしな話だと思うわけです。
- 2010/02/12(金) 21:15:05|
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健康の為にと去年から登山をはじめました。
毎週一回、結構あちこちに登りに行くのですが今は雪が降っていたり、凍っていたりしてTシャツ一枚と
ウインドブレーカーでは頂上で寒かったり危険だったりするので今はもっぱらジョギングで我慢しています。
結構たるんで鈍っていた体も、登山で心肺機能と筋肉を付けていたせいでジョギングもすぐにそこそこ
走れるようになりました。
そうなると気になるのはどの程度のタイムで走っているのかということ。
そこそこタイムも出るようになってきたような気がしてきたので高校生時分のタイムと比べてみようとか
色んな事を考えるわけです。
しかし街中を信号などを避けてコース取りをしたり走りやすい道を考えているとジグザグでどうにもこうにも
距離が測れない。時間は計れても実測の距離が出ないので家に帰ってGoogle mapでおおよその距離を出したり
していますが納得のいく数字は出てきません。
そういう意味ではau Smart SportsのRun&Walkはいいところをついていると思います。
消費カロリーとかそういうのは要らないですが何キロ走ったかを実測で出すのは意外と大変だという事は
実際走って気になり出すまでは分からないものです。欲しいのは時間と実測距離。
そこまで出たら次に欲しいのはペース変動や姿勢や走り方の癖なんかもチェックできたら嬉しいです。
距離ごとの目標タイムをプリセットしておいてそれより前にいるのか後ろにいるのかそういうのも
分かればいいですね。カロリー表示なんて要らないからww
でですね、iPhoneだったらこれが欲しいと思えば探しにいけるわけです、とりあえずAppStoreに。
でもドコモだとPCやi-mode等でWEB検索で探すしかない。
色んなページを探してジョギング用の古いアプリが二つほど見つかりました。
携帯のGPSをジョギングに活用できる「ジョグノートモバイル」どっちも有料。もう多くは求めないから出来たら無料アプリのほうがいいよね。
adidas GPS RUNというものも見つけましたがこちらは配布終了。
ドコモ用は903/904時代のものばかりです。
GPSって知らない間に意外とスポーツ分野で注目されていたのですね。
知らないところに有るのかもしれませんがちょっと探しただけではこのぐらいが限界。
見つかるアプリは他はiPhone用ぐらいしか見つかりませんでした。
ドコモもこの程度のアプリは端末に同梱しておけばいいのにね。
Google mapのアプリに追加機能として入れてもらうのが一番スマートそうですね。
Googleに提案してみるのもいいかも。
- 2010/02/12(金) 02:25:28|
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基地局免許数のページが更新され平成22年1月9日分が追加された。ここにソフトバンクの3G 1.5GHz帯の情報が見当たらない。
まさかこんなホットなものをここの管理人さんが見逃しているとも思えないのでソフトバンクの1.5GHz-3G局は
去年のうちに立っていないのだろうと推測する。なんと12月に免許を取得済みという報告がありました。
(よって以下の文章は免許を取っているという現実と食い違う部分があった場合は報告までの時差含みで
読んでください)
物理的には立っているのかも知れないが、少なくとも電波を出せていないのは確かだ。
もし電波を出していたなら免許が下りてないのだから電波法違反だ。
総務省発表の資料により再度直近の開始状況を確認する。 運用開始 サービス開始
ドコモ 2010年7月 2010年12月(2GHz/LTE)
KDDI 2011年11月 2012年12月(800MHz/LTE)
ソフトバンク 2009年12月 2010年4月(1.5GHz/HSPA+)
[12月に開局済]イーモバイル 2010年1月 2010年1月(1.7GHz/DC-HSDPA)
[11月に開局済]そんなわけで1.5/1.7GHz帯での基地局は既にHSPA+で使っているイーモバイル以外では、DC-HSDPAでソフトバンクが
一番早く立ち上げることになっていた。更に一月遅れでイーモバイルが立ち上がる。
ちなみに
イーモバイルは去年の11月から新しく割り当てれれた帯域の利用を始めている。現状のサービスの電波をそのまま出すだけだからイーモバイルが一番やりやすい。
2010年1月の予定を二ヶ月前倒しでサービス開始をしているがなんら不思議ではないわけだ。
現在は混雑地域の緩和に使い初め、その後DC-HSDPAへと対応していくものと考えれられる。
割り当てられている15MHzの帯域の中で一番前の5MHzは未使用のまま空けてあるようなので恐らくその5MHz幅で
LTEを開始するのだろう。免許を申請した何局かはHSPA+のサービスには利用せず、こっそりとDC-HSDPAのテストに
使われていても不思議はない。一から産みの苦労の経験をしているだけに局の内容は知り尽くしている。
ここから先は他社の施設ごと買い取ったソフトバンクに比べて優位になる場面は十分にある。
一方イーモバイルに先を越されたソフトバンクは1月頭の時点でテスト局の開局も既存の3Gのバイパス局の開局にも
こぎつけていない。少なくとも免許の認可レベルでは。ソフトバンクの1.5GHzは今のところ飾りでしかない状態だ。
間に合わないのなら何のためにこの冬端末に対応を急いだのか分からない。
ちなみに943SHは3月発売だが941Pは明日2月11日の発売だ。サービス開始は4月からの予定だがだいたい他社では
一月ぐらい前から電波が掴めたりする事は珍しくない。今年の冒頭で免許が免許情報が見当たらないだけなので
猶予はあと1~2ヶ月有りはするがなんとも余裕のない状況だろうか。
普段のソフトバンクの経営状態そのままのように思う。(基地局が確認できたのでここも無しで、というか記事の内容が無意味に近いものになってしまいました)
ちなみにドコモとKDDIの状況も確認しておきたい。
ドコモの進捗状況(PDF注意)P3より
【無線局解説による運用開始時期】
2GHz帯LTE方式基地局 2010年7月
1.5GHz帯LTE方式特定基地局 2012年5月
【サービス開始予定時期】
2GHz帯LTE方式基地局 2010年12月
1.5GHz帯LTE方式特定基地局 2012年度第3四半期
KDDIの進捗状況(PDF注意)P2より
【無線局解説による運用開始時期】
1.5GHz帯LTE方式基地局 2011年11月
【サービス開始予定時期】
1.5GHz帯LTE方式基地局 2012年12月
イーモバイルの進捗状況(PDF注意)こちらのP5によるとやはり11月に早めたことが書かれておりそのことが確認できました。
またP6にはDC-HSDPAサービス導入に向けて動いていることも書かれています。
この資料では触れられていませんが総務省の資料では9月に導入と書かれています。
3社とも総務省の発表資料と一致しており、予定通りに進行していることが伺えます。
早い話ソフトバンク以外のキャリアは全部順調ということですね。(ソフトバンクも1.5GHzは順調でしたw)
ソフトバンクもさすがに4月には間に合わせるとは思いますが発表済みのとおりに進まないのなら
何らかの変更のリリースなりが有ってもいいと思うのですが。(順調ならプレスリリースかIRぐらい出しましょうw)
- 2010/02/10(水) 20:47:50|
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以前にも取り上げた
ドコモのケータイ送金や
じぶん銀行のケータイ番号振込ですが、結局これってどの程度
使われているのでしょう?
このサービスのことを知らない人や、知っていてもさっぱり頭から抜けていて存在を忘れていた人は沢山
いると思います。私もどこぞのバナー宣伝で「そういやこんなのも(過去に)あったな」と思い出して
この記事を書いたぐらいですから。
本当は便利で利用されるはずと思って作られたこれらのサービスが忘れ去られた存在に近いのは何故か?
はっきり言って不便だからだと思います。通常の生活スタイルの中に溶け込んでこない。
じぶん銀行なんて口座を持っている人なんてまず自分の生活圏には居ない確率は限りなく高いし、
ドコモの番号送金だって別にこれを使ったから得をするとは思えない値段設定。
手数料が半額以下なら新しいものを使ってみようと思うがわざわざボタンをぺちぺちしてやっと送れるなら
銀行で下ろして来て手渡しするよとなっちゃう。顔を合わさない人にこんな送金を使う人はまだ少数派だろうし。
きっちりとしたい他人様やそれなりの金額ならやっぱりきっちりとした普通の銀行振り込みを使いたい。
気軽に使えるようにと思ってはじめたサービスなんだろうけど、全然気軽ではないサービスでしかないということ。
普通はこういったサービスは目の前にいる相手に対して使い始めるところから始まっていく。
サービスに対しての信頼度がまだ低いんだから当然のこと。
A「今から送るよ」
B「来た来た」
実際の割り勘の場でこういった使い方からスタートを切って、サービスへの信用がつみ上がってきたら
遠隔振込みへと浸透を始める。いくらドコモやKDDIのサービスと言えど海のものとも山のものとも思えない
サービスはそう簡単には手を出さない。ネットバンキングと比べてそうお得でもない手数料だからなお更のこと。
実際に流行るにはまず今あるサービスよりお得であることが前提で、即時性が追求される。
今振り込んだら今受け取れないと意味がない。じぶん銀行は窓口が制限され、ドコモは銀行への振込みが遅い。
到底使わせる気があるとは思えない。
では実際使われるサービスとはなんだろう?
とりあえずネット上の送金は置いておき、例えば「手渡しEdy(仮称)」なんてどうだろう。
Edyやnanaco・WAON等を送金側が金額操作して端末同士をコツンとタッチすると端末同士で送金完了とか。
これなら目の前で起こることだからお互い確認できるし揉め事にならないという安心感があるので
気軽に使う気になる。送金サービスのキモは送った・送ってないの食い違いの不安の解消だ。
タッチ送金なら絶対的に本人同士のコンセンサスが前提に来る。これならまずそういう問題に発展しない
から使われる可能性が高まる。何より気軽だ。
しかもこの方法による送金はカードマネーには真似出来ないことだし、お財布ケータイの有用性が高まる
こと請け合い。iアプリタッチよりよっぽど有用なサービスになると思うのだけれどどうだろうか。
おさいふ機能入り端末を複数使い分けするにも下手なマネーの引越し機能よりよっぽど楽チンですし。
実際の財布より入れ替えが不便すぎるマネーが”おさいふ”を名乗っている時点で興醒めなのです。
そうやって送金するスタイルのサービスが当たり前として定着すれば、次に同じ操作でのネット銀行の
送金サービスに発展させればいい。そこでやっと携帯番号送金の登場となります。
他には銀行でなく、他人からの送金が直接電子マネーのチャージになるように選べるのもいいと思う。
そう考えると今は順番が逆なんですよね。ユーザーから見て違和感のある送金スタイルへのアレルギーを
取り去ってから新しいサービスを持ってくればいいのです。他でいくらでも代用が利くものが少し便利に
なったぐらいでは使う気にはならないのです。
あと欲しいなと思うサービスは「ちょっとチャージ」ですね。
例えばたまに電車でそこそこ長距離を乗ろうとした場合、乗るのは800円区間だけどチャージ残が500円
だったとします。とりあえず300円だけ手持ち分からすぐ何とかしたいとなった時、手持ちの端末の
Edyから300円だけちょっとチャージ出来たら便利かなと。
おさいふ機能が今ひとつメインストリームに昇格しづらいのは小銭属性のフラグメント化が大きな理由と
して立ちはだかっていることです。その解消が第一歩であることは想像に難くないと思うのですが。
ちなみに小銭属性のフラグメント化っていうのは一旦どこかの電子マネーにチャージしてしまうと使用
用途がEdyならEdy、スイカならスイカと限られてしまい、それぞれに1000円づつ残額が残っていても
2000円としてはもう使えないというユーザーサイドのリスクを表した私なりの造語です。
一つの電子マネーを使うかどうかを検討する時、必ずユーザーは「そこまで使うか?」の検討を
強要されることになり、「疑わしくは罰する」方式で使わないことを選んだ人は沢山いるはずなのです。
この小銭属性のフラグメント化はぶっちゃけ一つの国で円とドルとウォンが混じって使われているようなものです。
各通貨の小銭だけが手元に残りそれは両替できずに手元に残り続ける。
EUも不便だからユーロに統一したわけで、電子マネーが一つに統一されていたらもっと流行っていたと
思うのですが。勿論お財布機能も。でも複数あるのはもう仕方ないのでそれだったらフラグメント化だけ
でも解消できる方法が有れば少しは問題解決にはなるかなという発想です。電子マネー同士の1000円未満の
チャージは一日2回まで手数料なしとかにしないと意味がないですけどね。
各電子マネーの運営会社も今よりもっと積極的に使われた方が得なんですから互いに協力し合って
このぐらいのことを実現してもらいたいものです。携帯キャリアがそれを主導してくれたら不可能でも
ないように思うのですが。
これも電子マネーという一つのインフラを育てるわけですからドメ系端末にとっては追い風になることであり、
長い目で見ると自身の領地を耕すことになると思うのです。海外メーカーが例えフェリカやNFCを搭載して
きても、それらのインフラに対応した送金システムのアプリを入れてくることに対してガードをかけておけば
いいのです。
国内キャリアでおさいふ電子マネーのファウンデーションを立ち上げ、そこで規定したアプリを管理し、
加盟しないとインストールできないとかすればかなり防御壁になると思います。ファウンデーションに会費を
払うのがバカらしければメリットにありつけないようにしておくのです。あと円だけでなくドル・ユーロ対応
もしておけば将来的には世界標準になるかも?見えたり見えていなかったりの問題点は全て無視していますが、
キャリア的にはそのぐらいの気合で流行らせて欲しいと思っています。アプリに対するAppStoreの乗りですね。
- 2010/02/09(火) 19:55:17|
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携帯の上り速度は余り重要視されることは少ない。
携帯は入力装置という側面よりもパソコン等で作ったデータを持ち出して出先で確認したり、検索して
調べたりという使い方を想定している為だ。上りはメールを送る等下りに比べて需要が少ない。
なので各社スタイルによって上りの取り組みが全く違う。
まずドコモ。
送信時最大5.7Mbps対応エリア~ドコモ(2009年12月末現在)マップタイプではなく、対応エリアの羅列で現されている。
ほんの一部の主要な施設と後は駅周辺の対応に留まる。
去年12月現在での情報だ。
これを見るとドコモは上りの整備に非常に消極的だ。
次世代ネットワークのLTEに上りを託すようだ。
W-CDMA上での高速化はコストが高いのだろうか、ドコモのLTEの展開速度はそれほど速いわけではない。
都市部の一部だけしか上りが高速化されていないのでこのままだとドコモの上りは長期間遅いままで放置と
いうことになる。
携帯だけなら大きな画像を撮影して送るときぐらいしか問題にならないが、ドコモにはPC定額という
存在がある。下りではドコモの将来性は非常に期待できるがこのままだと上りはイーモバイルやauに
大きく引けを取ることになる。ずっとそのままとも思えないが、実はLTEの早急な全国展開を裏計画として
もっているとか、LTEが遅れる場所はW-CDMAの上りを高速化するなり何らかの展開を期待するしかない。
次にau。
受信最大3.1Mbps、送信最大1.8Mbps 対応エリア~au(2009年6月末現在)こちらもマップタイプではないが、市町村単位の発表となっておりドコモに比べるとかなり広い印象。
Rev.Aで上りは1.8Mbpsに対応したので今国内では一番上りの高速エリアが広いキャリアだと言える。
ただ企画的に速くてもauの運用は大きな基地局で800MHzを飛ばす方針で一局あたりにぶら下がるユーザーが
多いのでベストエフォート的には速度が出にくい環境になりやすい。
それでも最近は旧800MHzの停波に向けての基地局の整備が功を奏し、混雑の割合が減ってきている。
旧800MHzの停波と同時に混雑も予測されるがそれまでは上りのカバーエリアが一番広いキャリアとして
比較的使い勝手がいいのではないだろうか。しかしRev.Aが来ていないエリアはドコモの384Kbpsの方が
倍程度速度が速いので僻地では結局ドコモのほうが速いってことも十分あり得る。
条件がいいと思われたauも完璧ではない。
次はソフトバンク。
下り最大3.6Mbpsまたは7.2Mbps、上り最大1.4Mbpsの高速インターネット~ソフトバンク全キャリア中最もシンプルなエリア表記だ。
>[上り最大1.4Mbps対応エリア]
>東京の一部エリア(全国政令指定都市へ順次拡大予定)
たったのこれだけ。
しかも5.7Mbpsではなく、1.4Mbpsにしか対応していない。
やはり下りのハイスピードエリアの構築がままならなかった要因が原因として大きく立ちはだかり、
上りも1.4Mbpsを出すのが限界だったようだ。速度といい、エリアといい話にならない。
このネットワーク上にiPhoneがぶら下がっている。宝の持ち腐れだ。
次はイーモバイル。
EMOBILEモバイルブロードバンド下り最大21Mbpsと下り最大7.2Mbps~イーモバイル初めてマップタイプの上り高速マップの登場だ。
以前イーモバイルに電話で質問した時は下り21Mbps対応地域は全て下り5.7Mbps対応と聞かされた。
しかし下りと上りは分離されており、5.8Mbps/2.0Mbps/1.4Mbps/384Kbpsと対応速度もまちまちです。
ドコモも上りは苦労しているようですがイーモバイルも例外ではなかったようです。
W-CDMAの延長技術では上りは期待しないほうがいいのかもしれません。
後注:その後サイドイーモバイルに質問してみたのだが「下り7.2Mbps対応エリア全てが上り5.8Mbps対応です」という
返答をもらった。複数人に聞いて同じだったのでほぼ確実な情報なのだろう。よって方式や技術的な問題ではなくやる気の問題
であることが伺えた。最後にUQ。
UQ WiMAXエリアマップ~UQ上りの速度の速さでは10Mbpsと他社に比べてぶっちぎりの速度を誇るUQ。
世代の違う技術なのでこの速さの違いは当然だ。
速度重視の人はエリア化された地域に住んでいるならば飛びついてもいいと思う。
他社の上りに対する苦戦を見てもLTEまでは上りは期待できない以上3Gの上りは期待できない。
WiMAXは前世代は関係なく、一からエリアを構築しているのでエリア内は全て上り10Mbpsに対応している。
エリア的にUQ WiMAXとイーモバイルのHSUPAが似たような広さなので微妙ではある。
UQはエリアの穴もかなり多いが、上りの高速エリアはUQのほうがやや広いのではないかという印象もある。
誰も興味を示さない上り、PCをつないでサーバでも立ち上げない限り大して注目を浴びないものなのだろうか。
調べてみてここまで悲惨な状況なのに不満の声を全く聞かない。
つくづく携帯の入力装置は入力装置として機能してないんだなと感じさせられる。
これだけカメラ付が普及していてもこの状況なのだ。
さてW-CDMA上での上りの高速化は各社非常に苦労していると思われるわけですが、
唯一LTEに積極ではないソフトバンク、今後の上りの展開はどうなるのでしょうか。
他社のLTEの整備が始まれば一社だけ取り残されることになります。
HSPA+でも下り重視であり、上りは5.7Mbpsを利用するはずです。
それ以前に2GHz帯では1.4Mbpsのままの可能性は十分に考えられます。
(
後注:上りについて修正有るので、イーモバイルの項参照)
- 2010/02/09(火) 00:40:18|
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先の記事で私がソフトバンクショップに行ったことを書いたのだが、実は
ウェブ利用制限を解除しに行っていたのです。
8円回線を二回線持っていますがその内の一台を年始のメールサーバ混雑チェック用にと思って1月1日になった
瞬間にY!ボタンを押してS!べが使えるようにしたのですが、なんと使えるのは翌朝以降ということで前日のうちに
開通させておかなくてはならなかったという罠があったのです。
たった一晩の為に315円だけでなく二年越しでS!べの料金を払わなくちゃならないのもなんかしゃくですね。
結局押した瞬間から使えると思っていたのに契約後にしか翌朝からしか使えないのが分からないのは、なんとも
ソフトバンクらしさが感じられてがっくりしました。その後どうせ使えるようにしたのならと月末まで使う
つもりでいましたら外すのを忘れて2月になってしまいました。
仕方ないのでS!べの解約を一ヶ月延長して試しにこのブログをチェックしようとすると、本家鈴の音情報局も
こちらもウェブ利用制限にはじかれてアクセスできません。本家は個人の勝手サーバなのではじかれるのは
分かりますが、まさかfc2のブログまではじかれるとは思っていませんでした。
ショップで確認したところ、オンラインでS!べをONにすると自動的にウェブ利用制限の標準設定に
されるとのこと。まあ納得できる設定だと思いますが、
ウェブ利用制限の説明を見てみると下記のサイトまで見られるとなっています。
標準:モバゲー・GREE・Mixi・ニコニコ動画モバイル・Ameba等
弱:心霊ホラー怨霊の館・実録リアル恐怖DX等
弱を試してないので分からないですがfc2は実は制限されていなくて、鈴の音情報局自体がソフトバンクの
ウェブ制限で制限されていると考えられます。どうせなら弱も試してみたくなるところです。
今回の記事の本題は実はそこではありません。
そのウェブ利用制限を解除した端末でアクセスしたこのブログを見て気づいたことがありました。
早速制限が外れた端末でブログを開いてみたところ、ちゃんと見れたのでほっとしたのですが、左上に
NINJA TOOLSのアイコンが見えます。当然ドコモの端末でアクセスするとこのアイコンは見えません。
しかしドコモでもこの夏端末以降でアクセスするとこのアイコンが見えるようになります。
どういうことかというと、JavaScriptに対応している端末でアクセスするとこのNINJA TOOLSのアイコンが
右上に見えるのです。JavaScriptに未対応の端末だとブログの下のほうに何らかの宣伝のバナーと[PR]の
リンクが見えるはずです。JavaScriptに未対応のブラウザではこうやって画像に対してアクセスを起こし、
その時に得られるユーザーエージェントから機種等の情報を得る方法で解析を行っています。
情報を整理します。
ドコモの2009春以前 JavaScript未対応
ドコモの2009夏以降 JavaScript対応
ソフトバンク JavaScript対応
実はこうだったのではないかと。
勿論ソフトバンクの端末はブラウザのNetFrontのバージョンが3.3~3.5まであります。
それらでまた条件は変わりますが、ソフトバンクの端末ではport80以外を規制しているなどそれらを
匂わせる制限も以前からあるので同じNetFrontを使っていながらドコモとソフトバンクは全く別物の
ように思われます。
ただしドコモのブラウザはJavaScriptの対応でセキュリティーの問題が浮上しました。
ソフトバンクも使えるとなるとどこかで同じ問題を孕んでいる可能性は有るはずです。
過去にWindowsのウイルスばかり目だってWindowsはセキュリティーに弱いと言われ、全くMacOSが
叩かれなかったように実はユーザーの数の違いで騒がれなかっただけという可能性も有り得ます。
ソフトバンのブラウザは時代の進化と共に前に進み、ドコモはとにかくmova時代の標準にこだわり続けた。
三年一昔とは言いますが、それよりももっと進化の速度の速いドッグイヤーの世界でドコモは5年以上も
ブラウザの進化を止めた状態で来ていたわけです。
これらのことから数年前ドコモの最新端末のブラウザ環境がどれだけ貧弱なものか想像に難くないと思います。
正直スパボ一括0円で手に入れた8円回線の端末が一年前にはドコモのハイエンドとして売られていた端末より
ブラウザ性能的には上なのです。
こういったところからもドコモの先を見通す目のレベルが透けて見えてきます。
iPhoneに対しての方策やその他スマートホンに対しての地ならしの下手糞ぶりを見ても同じことですね。
何もかも手を出してどれも中途半端になるよりは高品質の回線を提供できているというはっきりとした
メリットがあるのは分かりやすくていいのですが、ユーザーはそれだけでは満足しないものです。
5500万もユーザーを抱えて何事も対応が後手後手というのはどうにかして欲しいものです。
車の修理では「壊れてから修理するより、壊れる前に修理したほうが結局安くつく」とよく言います。
色んな施策も「ライバルにやられてからやり返すよりは、やられる前にやったほうが安くつく」ように
思うのですがどうでしょう。
- 2010/02/06(土) 19:56:13|
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今月の数字は以下のとおりです。
純増数(IP接続)
ドコモ 108200(-1400)
KDDI 52900(38600)
ソフトバンク 185000(130400)
イーモバイル 63300(-900)
MNP
ソフトバンク 63200
イーモバイル -300
KDDI -18900
ドコモ -43900
内容的に非常に分かりやすい結果だと思います。
ほぼiPhoneのエブリバディーキャンペーンの駆け込み一色に近いですね。
去年の後半、ずっとソフトバンクの好調を形作ってきたiPhoneのエブリバディーキャンペーンの
終了に駆け込むように迷っていた人が一気になだれ込みました。
BCNやGfKの集計データでiPhoneが異常に強かったのもこれが影響してのことでしょう。
ソフトバンクもここまでiPhoneの魅力が伝わったら全国に相応の広告塔になる人が沢山出来ただろうと
キャンペーンを終了しました。いつまでもキャンペーンではまずいという事情が先には有りましたが。
でもこれからも広告塔のおかげで一定の販売量は確保できるでしょう。2月からキャンペーン終了に
よって改悪になりましたが、これから何も知らずに新規で買う人には大して影響のないレベルです。
今までは「iPhoneがこの条件で買えるなら・使えるなら」という動機でしたが、これからは
「XXさんが使っているiPhoneを私も是非使いたい」という指名買いになるのでキャンペーンが
終了したことも知らずに、または気にせずに買いにくることと思います。
タレントの誰がiPhoneを買ったというのがニュースや噂で次々に流れています。
それが自然な広告塔になり、iPhoneの存在をより確かなものにする。
身の回りにも一人また一人と増えればなおさら欲しくなる。
地域別の数字を見ると特に関西方面と東海方面で頑張ったようだ。
ドコモの関西などは壊滅的だし下手したら純減していてもおかしくないぐらいの追い込まれぶりだ。
私の知り合いのドコモ使いがiPhoneにWEB環境を引っ越したことを書いたが結局iPhoneは使っていないようだ。
会社用の端末をどうするかで興味のあったiPhoneを買ったが、その人が常駐する場所はソフトバンク圏外。
コの字型に分厚いコンクリートに囲まれて更に奥で横方向に曲がっておりガラスショーウインドの入り口
方向からその場所は完全に見えない。ドコモでもぎりぎりなので半分電波暗室に近い。
前からソフトバンクの購入をほのめかしていたので、私が8円回線で電波状況をチェックして入り口から
数メーターの所で圏外になることを教えた。その上で「ドコモを持ってるんだから2in1の方がいい」と
プッシュしました。しかし気がついたら彼はiPhoneを持っていました。会社名義の回線にするから別端末の
ほうが都合いいと言っていましたが結局「iPhoneを触ってみたかった」だけのようです。
今は一瞬だけの高いおもちゃに成り下がっていて早速箱も本体も放置気味です。
会社としての電話はiPhoneを圏外の場所に放置しているので未だに個人回線のドコモにかかってくるし
かけるのも面倒くさいからか、結局ドコモからかけているようです。まあ仕事先の相手に社用携帯がiPhoneと
いうところが有るらしいのでその時に持っていって仲間意識を感じる為だけに年に何度か出番が有ると思います。
とはいえ出先でWEBを見る時は活躍するでしょう、半分はそれ目的のようなので。
でもイーモバイルの初代のEeePCも持ってるんですよその方。
でもiPhoneは悪くないのです。
iPhoneにドコモの選択肢に有ればドコモを選んだ可能性は十分にあります。
元々ドコモユーザーがパケホの統一とマルチSIMがあればわざわざソフトバンクを選ぶ必要はないですよね。
彼はもう二度とソフトバンクを選択することはないと思います。本音はiPhoneをもっと使いたいようですが。
その場所はWiFiの電波は飛んでるのでWiFiで使えと薦めておきました。孫社長もニンマリでしょう。
上記のようにドコモが取れたはずの一回線を取りこぼして他社に流れていること、後今月のTCAの結果も
ドコモがiPhone需要という選択肢を提供できていないから起こることばかりです。iPhoneが調子付いてきて
からIP接続の純減を何度経験しているでしょうか。それでも純増しているということはIP接続を外しても
まだドコモを持ってくれているからであり、まだドコモを裏切っては居ないけれど、ドコモのIP接続には
魅力を感じていないからです。
純増二位を維持しているからほっとするのではなく、IP接続がソフトバンクに流れているユーザーからの
警告を神妙に受け取るべきです。何故ここまで分かりやすい流れに手を打たないのか不思議です。
ドコモは意地の張りすぎかなと。
i-modeがどうとか細かいことではなく、ドコモの古臭さに飽きたこと。キャリアの金儲けの為に禁じられてきた
自由な世界が他社によって解放されたことがユーザーが警告を発するようになった大きな理由でしょう。
今月はiPhoneバトル、来月は学割バトル。
3月までは比較的分かりやすい動きが続きますね。
先日から書いているソフトバンク2Gの停波騒動も有りますが。
これも追って記事を書きます。
- 2010/02/05(金) 20:30:06|
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今日所要でソフトバンクショップに行った。
そこで発見したPOPがこの写真。

2008年3月31日の時点で学生「だった」人なわけなので二年前の新卒の人まで含まれるということですね。
これはソフトバンク本体が認めているものなのでしょうか。
それとも「店側の営業努力」なのでしょうか。
本邦初の無限学割の登場、今年のソフトバンクの学割のキモはスパボ切れになる端末の学割カウンターの
クリアだったのかも知れません。
これ学割の趣旨からすると絶対に違うような気がするのですがソフトバンク本体は知っているのか、
実は本体側から裏プッシュが有ったのか・・・ソフトバンクだから本体が知っていてやらせている可能性も
否定できないところがアレな気がします。
この件について何か情報をお持ちの方はいますでしょうか?
- 2010/02/04(木) 20:35:35|
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先日の記事でこんなことを書いていた。
>純増では既に実質一位ではないことも多いソフトバンクが学割などの策を含め先手を打ってこないぐらいに
>余裕をこいてられるのはiPhoneでの日銭でかなり楽になった証拠で、これを元手にまた無茶な揺さぶりを
>大手二社は受ける可能性があることを覚悟しておいたほうがいいと思う。
早速ソフトバンクに動きがあった。>Ustream専用スタジオを東京・表参道に作ると発言した。
ちなみに
Ustreamについてはこんな感じです。
まだまだ取るに足らない小さな会社です。
だけどこの動きはドコモ・auに関しては大いに警戒すべき。
ついでに学割も発表、これも他の追従をかわす為にぎりぎり発表。
iPhoneで潤っている分家族の無料も復活、日銭が出来たソフトバンクは強気です。去年はS-1という大失態を犯した。
ソフトバンクのトップダウンで「ユーザーのお前らはキャリアの提供サービス内で遊んでろよ」と言わんばかりの
やる気の無いビデオでパケットを毟り取ろうとした。
勿論レベルの低いサービスの行く末は決まりきったものになるのは当然の流れだったわけです。しかし今回は違う。
ユーザー同士の遊び場を提供するからお前らで勝手に遊んでいいよというわけです。
今や動画でユーザー同士遊ぶのはyoutubeを主として世界中にそのサービスが広がっている。
Youtubeに楽器の演奏や歌声、ダンスを投稿した事によって人生が大きく変わった人の話ももう珍しくなくなった。
その矮小なレベルだけれどソフトバンクが場所を提供しようとスタートさせようというわけだ。
これひとつだけを取ればなんの驚くことも無い出来事でしかない。
しかしそれをキャリアを挙げてお後押しして行く事によって気づいて無い層が気づくことになる。
使われていない技術を使わせる為の掘り起こし作業をするということです。
こういう掘り起こしは孫社長は得意です。
今回はS-1の失敗のひとつの理由であるiPhoneが利用できないという問題を全面的に解決して挑むでしょう。
多くのアクティブユーザーを取り込むわけですから強いです。
他キャリアも含めて契約回線数に関係なく実際のアクティブ回線数となればソフトバンクのシェア率は
相当低いですが、iPhoneも含め始めると徐々にソフトバンクのアクティブ率は上がりつつ有ります。
単機種のランキングを取るとauの機種よりは確実に上に来ます。
ドコモに比べたらまだまだでしょうが、このままいくと時間の問題でベスト3辺りまではiPhoneが食い込んで
くるようになるでしょう。
サービスの詳細はまだ明らかにはなっていない。
しかし要約すると動画版SNSと考えていいかもしれない。
mixiやモバゲー・Greeよりもリアルタイム性が高いのがTwitter。
SNSの動画サービスよりもリアルタイム感を出したTwitter的な速度感を動画サービスで提供するのが
狙いのように思える。
若年層にしか受けない発想だが、学割よりも引きは強い
一旦コミュニティーが出来れば親が強権発動しない限り子がそのキャリアを指定してしまうわけだから。
なので過去の残り香で生きているauは未だに女子中高生には指名買いがよく見られる。
これに関して既に対抗策を持っているのはドコモのみ。
既にドコモの端末ではyoutubeを通して似たようなことが出来るからだ。
各SNSには動画投稿サービスなども既にある。
しかし15秒以内等制約のあるところも多い。
結局最低ランクの機種が足を引っ張っているところがある。
となるとyoutubeやニコニコ動画に対する対応が強いところが強いことになる。
勿論この二者に対して強いのはドコモ一択だ。
ドコモは至急ここをどう宣伝して利用して行くのかソフトバンクのサービスの研究を始めるべきだ。
ドコモがニコニコに提案すれば必ずニコニコは動いてくる。
夏野氏と仲の良かった人経由なら話もしやすいだろう。
夏野氏だって「やっと鈍ガメが動き出したか」と一肌脱いでくれるのではないかと思う。
自身の収益性を改善するチャンスなんだからお互い様というところも大きいだろう。
SNSにはコミュニティー性が強いという強みがある。
youtoubeやニコニコ動画は動画に対する制約は強いもののコミュニティー性については他のSNS等の
コミュニティーに頼りっきりだ。そこでニコニココミュニティーも作ってもらう。
ユーザー同士がリンクして情報を共有し始めれば自然と情報の流れが活発になっていく。
今の動画投稿サイトの弱みは動画に対して突っ込むだけでユーザー同士は相変わらず点のままで
動画を閉じればサヨナラとなってしまう。
ニコニコ生放送も惜しいところではあるが、コミュニティーを作るには至っていない。
ニコニコ生は見たこと無いから分からないのだが、リマインダーとか有るのだろうか?
メールベースでもいいが、一番いいのはiコンシェルでのリマインダーサービスだ。
iコンシェルでのリマインダーはヤフオクやテレビ番組表サイト・鉄道飛行機船舶のチケット予約サイトに
ナビ/マップ関係のサイトなど、各種時刻やチケットの購入等の管理が必要なサイトでは将来的に
ほぼ必須のサービスになると思うので担当者の方がこの記事をご覧になった場合は急いで手を打った
ほうがいいと思います。どっちかと言うとこういうのはドコモの営業の仕事かな?
結局力は有っても動かないドコモへの半分不満含みの提案になってしまうわけですが、
孫社長の目の付け所は間違ってはいないのです。他のキャリアが既に可能であるサービスの先進性に
気づいていないだけの話であって、とりあえずあちこち穴を掘ってみる孫社長はフロンティア精神に
溢れていてどうしても嫌いになれません。
後はそれをどう具体的なサービスとして乗せていくかだけの話です。
ソフトバンクの動きに対してこの段階でニコニコの名前が挙がるとは当のニコニコすらも予想して
いなかったのではと思いますが、私はニコニコ×ドコモの動きに期待します。
あ、ドコモさんドメ携だけじゃだけじゃ駄目ですよAndroidとできればWMも忘れないで。
- 2010/02/03(水) 20:47:37|
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第二世代携帯電話サービス終了について ~ ソフトバンク
http://mb.softbank.jp/mb/support/3G/2G_end/ソフトバンクの2Gの停波が近づいている。
なのにソフトバンクの2Gの契約数の減少速度がどんどん落ちてきている。
2010年1月現在の推定は68万回線、去年で毎月大体10~18万程度の減少数となっている。
停波時にはどう考えても30~40万回線程度は残る計算だ。
二月末地点を予想してみると、学割かiPhoneのエブリバディキャンペーン後継の更なる手を打ってくる
だろうから、2Gからの乗換えが促進されて68万から単純に10万ほど引くだけでは足りないだろう。
恐らく2月の2Gの減少数は15~20万ほどだと予測する。
すると53~48万程度2Gに残ることが予測される。
一方、H19~21年の新成人の数とTCA発表の3月のキャリアの合計パイを比較してみる。
新成人 パイ合計 (%)
平19年 139万人 1253600 (90.18%)
平20年 135万人 1348300 (99.87%)
平21年 133万人 1004900 (75.55%)
学生の時点でほぼ携帯を持つのが常識に近いこのご時世で新成人の人数と比べて何の意味があるのかと
言われる方もいるだろう。しかるべき機関から発表になっている数字がこれぐらいしか見つからなかった
ので新成人との比較とした。おおよそのパイのガイドライン値としてゆるい気持ちで眺めてほしい。
19年、20年と景気の回復と共に新成人の人数に対しての割合が増している。
平成20年にはほぼ100%の割合となった。
21年のリーマンショック等の影響によって大きく数字を下げている。
今年のパイの大きさはほぼ平成21年程度かそれよりも少し下がる程度かと考えている。
ということは今年の3月は全キャリア合計で100万程度か少し割ってくる程度になる。
景気の見通しは非常によくないが、連絡手段としてのインフラは恐らくライフラインに近いものと考え
られるので準備しないわけにはいかないだろう。となると学割などの維持費のかからない方法で本当に
必要としている層は必ず契約すると考えられる。去年から大幅には減らないと考えているのはそう
いった需要を見越してのことだ。というか各社の試作が功を奏して増える?
ソフトバンクの2G停波時に残ると上記で予想した30~40万回線、純増パイは約100万。
しかし純増以上の”いつもの何か”を繰り出せばこの純減を消し去ることは可能かも知れない。
それでもさすがに3月は純増一位は厳しいだろう。それこそ一位になれば”いつもの何か”を
皆がこぞって検証に駆け巡るだろう。勿論私も。
言い訳が有れば純減は認めるのか。そうすれば後々の勝負の為に純増用の”数字”は温存しておける。
それとも”全力攻撃”で意地でも純減を食い止めるのか、しかしそんなことをしてしまえば翌月からの
純増一位を”作り出す”為の数字を確保するのが厳しくなってくる。
ソフトバンクにとって難しい選択が確実に3月にやってくる。
このことについては2月以降の数字を見ながら更に検証を加えていきたいと思います。
それとついでにドコモのmovaも少しだけ検証してみる。
ソフトバンクの二年前の一月と言えば2Gは506万ほど残っていた。
それに比べるとドコモは去年の12月の数字から今年の1月を推定すると310万ほどだ。
共に停波2年2ヶ月前でこれだけの数字の開きがあることになる。
ちなみにドコモのmovaは以下の通りの回線数となっている。
2007年1月 1913万回線
2008年1月 1059万回線(44%減)
2009年1月 633万回線(40%減)
2010年1月 310万回線(51%減/予測値)
2011年1月 155万回線(50%減/予測値)
2012年1月 77万回線(50%減/予測値)
2011年1月 124万回線(60%減/予測値)
2012年1月 50万回線(60%減/予測値)
2011年1月 124万回線(60%減/予測値)
2012年1月 37万回線(70%減/予測値)
2011年1月 93万回線(70%減/予測値)
2012年1月 28万回線(70%減/予測値)
今年の1月以降は予測値となっているが今年のうち11ヵ月分は実績値を使用している。
20101月より51%と減少になっているが今後策を打ち出して減少速度を高めていくだろう。
素直に50%づつ減らした場合と可能性のある各減少割合を出してみた。
今年と来年にそこそこ頑張れば現実味のある数字まで減ることが予測された。
逆に言うとこの二年間、今年と同じ割合で減っていたなら今のソフトバンク以上の回線数が
停波数ヶ月前に残ってしまうことになる。
ソフトバンクより進捗状況がいいからといってドコモも全く手を抜くことは出来ない。
こちらも追って検証をしていきたいと思う。
- 2010/02/03(水) 01:17:15|
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今となっては携帯の端末の時刻合わせは自動と言うのが普通ですが、どうもソフトバンクの
一部機種はズレるものが有るように思います。
ルールはわかりません。
私の見た範囲ではSHはズレないでTはズレる様な気がします。
あくまで今までの感覚とイメージなので違うのかも知れませんが。
auとドコモはズレる機種は見当たりません。強いて言えばmovaの頃はズレていましたがかなり過去の話です。
というかまさか3Gの時代にもなってズレる端末があるなんて夢にも思っていませんでした。
ソフトバンクは基本的にはWEBにアクセスした時に時刻補正が働くというもっぱらの話です。
ということは3G回線のレイヤには時刻補正情報が全く流れていないということでしょうか。
iPhoneはソフトバンクだと自動時刻調整が働かないのは有名な話ですが、ドコモだとちゃんと働くという矛盾。
勿論海外でもちゃんと自動時刻調整は働きます。
まあiPhoneにはパソコンで使われているNTPを利用した時刻合わせアプリがあるのでそれで合わせれば問題は
ないのですが。でも時刻を合わせるアプリの起動は勿論手動です。
現在では基地局からの時刻情報以外にもワンセグを利用した時刻合わせも有るようですが、
どの端末がどの合わせ方をしているのかはもはや分からなくなってきています。
でもそこまでの時代になっていても未だにズレる端末を抱えるソフトバンクって何なのでしょう。
時刻合わせなんて週に一回も動けば十分実用レベルなんですからそろそろこういうカッコの悪いことは
潰して欲しいものです。
- 2010/02/02(火) 02:25:47|
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ドコモ、iPad用「SIMカード」販売へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20100131-OYT1T00010.htm(早期にリンク切れの可能盛大)
>アイパッドは、電子書籍やゲームなどのコンテンツ(情報内容)を無線LANや携帯電話の通信機能を使って
>入手する仕組みだ。携帯電話の通信機能を使う機種は「SIMフリー」の仕様で、SIMカードを別途購入
>する必要がある。ドコモは、この機種が発売される6月以降に合わせてSIMカードを販売する方向だ。
>アイパッド向けSIMカードは、携帯電話用の半分程度の大きさで、携帯電話との互換性はない。
>だが、米グーグルもSIMカードを利用者が自由に差し替えて通信会社を選択できる携帯電話
>「ネクサス・ワン」の国内販売を予定している。このためドコモは、携帯電話向けのSIMカードの
>販売も検討している。今後、外国製の人気端末が普及すれば、端末と通信会社を利用者が自由に
>選択できるSIMフリーが、日本でも進む可能性がある。
(早期にリンク切れの可能性があるので記事の一部引用と改行編集を行いました)
先日発表になったiPad、読売がドコモからiPad用のMicroSIMを出す見込みだということが報じられた。
iPadはiPhoneや一般の携帯と互換性のないMicroSIMを採用したとのことなのでAppleがキャリアに
対して気を使ったと言うべきか、キャリアに対して更にAppleと契約しろと迫る為の新たな材料に
するかはまだ不明。
少なくとも言える事はiPadはiPhoneを更にお茶の間PCとしての利用を想定しているだろうと思えること。
お茶の間でテレビを見ながらノートパソコンを使うか、携帯やiPhoneを使っている層が主なターゲットだろう。
ユーザーだってノートPCはちょっと重いけど、iPadならと考える人も少なくないだろう。
普通ならミニノートやiPhoneがこの領域に侵食していただろうがこれを置き換えるにはこのぐらいの
サイズと操作性が大事だと考えられる。
ブックリーダーだって半分は
お茶の間PC的な使い方をされていたところがあって、それに目をつけた
Appleはいい選択眼をしていると思う。しかもPCのOSを持ってこず、iPhoneのOSとアプリ軍を持って
きたのは大正解だろう。これからの時代はガッツリPCのパイは飽和気味で、簡単にちょっちょっと触れる
ファーストフードPCの方が受け入れられる時代だ。
日本のメーカーはどうしてもここのお茶の間PCのデザインに苦しんでいる間にAppleに出し抜かれたと
いう形になってしまいました。なんでもっと早く動けないんだろう?
このiPad、どちらかと言えば3G網に繋がる方が特殊扱いで基本はWiFi使用を想定している。
しかし3G接続も可能という心憎い罠もきっちりしかけてある。ここはもちろんキンドルを意識してのことだろう。
iPhoneと同じOSを使っているのがミソであり、iPhoneOSのエントリーの一つとしてiPadを用意したと考えられる。
ファーストフードPCとしてiPad信者を作ってしまえば後は簡単。
iPadは間違いなく不満点を持った商品であるので次のステップに移行する。
WiFi仕様のiPadだったり、3G契約のiPadだったり結果的にどちらでも同じ不満が出る。
「外にiPadをもって行きたい」
3Gが繋がっていれば遠慮なくiPadを持っていけるだろう。
バカいっちゃいけない、そんなもの一ヶ月も経つ頃にはiPhoneに入れ替わっているに決まっている。
そんなでかいものを時々ならともかく毎日持って歩く訳がないだろう。
なのでiPadはiPhoneと組み合わせて一つの商品と言える。
もしこれでドコモがiPadのみの販売を考えているのならソフトバンクの販促商品を扱い始めたと考えてよい。
「普通WiFi」のiPadに3G接続代金を毎月払い続ける人は少ない。
既に携帯を持っているのが普通だから当然。
もちろんこれと逆の視点で家でiPhoneを使うには画面が小さ過ぎる。こういう層へiPadを売りたいという
こともあるだろう。Apple的にはこちらをメインで考えているようだが、さて鶏か卵かどっちだ?
私が先日書いたマルチSIMとしてiPad用のSIMを+1000~2000円とかでドコモで契約追加できるというのなら
いいと思う。パケホダブルも併用出来るようにすれば契約も大きく伸びてARPUも上がるだろう。
しかしドコモにはそんな勇気はないと考えている。少数から高額を徴収する方向でいくはずだ。
だからシェアが取れずドコモが扱う商品は一向に「流行らない」、なのでいつもの「売れない」の悪循環に
なる可能性は十分考えられる。ソフトバンクもiPhoneの初期で同じミスを犯していた。
関係ない話だが、ドコモ12年超の21歳の知り合いが最近iPhoneに「乗り換えた」。
ドコモの契約は継続だが、980円に落としてi-mode解約(これが最近のi-mode純減の原動力だろう)。
メインは全てiPhoneに引越し。その弟君もそれを見てiPhoneを非常に欲しがっている。
主回線は25年超のガッチガチのドコモ家族だが、4契約中2契約がi-modeからiPhoneに「引越し」する
可能性が濃厚になってきた。主回線の持ち主も新しいギミックにはいい反応を示すので更に一回線増える
可能性もある。でもこれはiPhoneイブでしかない。ドコモがここまで動きなさ過ぎたのとAppleの宣伝が
上手過ぎたこと、更にドコモの動きが鈍い「敵失」によりiPhoneに火がやっとつき始めた。
本番はここからですよ、iPhoneが流行る下地がやっと整ってきたので。
ドコモが未だに遅刻し過ぎて放課後のクラブにぎりぎり間に合うかどうかのAndroidだけに頼り続けるのか、
iPhoneをきっちりと取り込んでいくのかでソフトバンクの勢いが相当変わります。
かなり前にソフトバンクにトドメを刺すなら3GSの地点でドコモも販売開始すべきとアレだけ書いて
きたのですけどね・・・結果は大量の塩をソフトバンクに提供することに。
折角3GSはドコモのイメージをつけるチャンスだったのにね。
去年の3月ぐらいから結構力を入れてドコモもiPhoneを出したほうがいいよと手を変え品を変え表現してきたわけだけど、やっぱり動かなかった。でもiPadには真っ先に触れるということは実はドコモはiPhoneを
うらやましいと思っているわけです。そろそろクソにもならないプライドよりも収益のほうが大事でしょう。
iPhoneの真似すら出来ていないドメ携をいつまでも対抗にすえるより、本物をしっかり売った上で
国内メーカーには対抗製品を作ってもらったほうがいいですよ。下手な保護策は結局メーカーの
為にならないので。その上で対抗軸ではなく別の視点で「本物のドメ携」も売ればいいと思います。
あのソニーのウォークマンがどん底からシェア一位を奪還した過程をよく研究してみてください。
誰も保護してくれなかったおかげでアレだけのアイデアを持ち寄って、魅力的な製品を出した上で
ウォークマンという名前すら知らなかった10代にも再認知されるようになりシェアの奪還をしたわけです。
「楽しい」を再度演出した新生ウォークマンはまた売れ出した。
今の日本の携帯は車で言うならエンジンは一流、タイヤも世界一、シートもカーナビも最高だけども
ボディーは全く剛性なし、足回りはぺしゃぺしゃでバランスが悪いとしか言いようがない状態。
一方iPhoneはビッツ・フィットクラスだけれどもボディーもそれなりに決まっていて足回りも
タイヤにマッチ、思い通りに動かせる軽快さが売りの使い勝手が最高にいいマシンと言える。
携帯専用WEB環境が悪いわけではなくて、ハードキーがあることが悪いわけでもない。
プッシュメールなんてどう考えても便利だし、ハード的にもかなり性能が高い。
しかし各種制限や機能使い勝手の流れがそろそろ「古臭い」のだと気づくべきだ。
今までどおりの「上がり」にいつまでも甘えていようと思うのならキャリアごとひっくり返って下さい
としか言えない。すぐではない、でもとんでもなく遠いわけでもない。
この夏に更にiPhoneの新型が出てからドコモもやっと現実に気づくのだろうなと思う。
iPadは所詮新型iPhoneのイメージ作りの為の前ふりだったんだってことを。
それからドコモが動いても勿論十分間に合うわけだが、それまでにドコモの手から零れ落ちたユーザーは
もうドコモに戻ることはないことも理解しておくべきだ。
純増では既に実質一位ではないことも多いソフトバンクが学割などの策を含め先手を打ってこないぐらいに
余裕をこいてられるのはiPhoneでの日銭でかなり楽になった証拠で、これを元手にまた無茶な揺さぶりを
大手二社は受ける可能性があることを覚悟しておいたほうがいいと思う。
iPhoneはiPadを受けて更に販売体制が強化されたとソフトバンク以外のキャリアは認識すべきです。
iPadのSIMを売っているだけでは孫社長の肥やしにしかならないのです。
- 2010/02/01(月) 00:05:29|
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