何気なく今現在の基地局数の確認をしてみたらドコモの800MHz帯、ソフトバンクの 2GHz帯の基地局数が
それぞれ4万を超えていた。来るべき時が来ていたようです。どちらも4月中に超えていた模様。
携帯電話基地局免許数(平成22年1月9日現在)NTT DOCOMO FOMA 800MHz W-CDMA 37618
NTT DOCOMO FOMA 1.7GHz W-CDMA 3897
NTT DOCOMO FOMA 2GHz W-CDMA 46514
au by KDDI 800MHz CDMA2000 32771(旧:17280 / 新:15491)
au by KDDI 2GHz CDMA2000 11728
SoftBank 1.5GHz W-CDMA 4
SoftBank 3G 2GHz W-CDMA 39597
---------------------------------------------------------
NTT DOCOMO W-CDMA 88029
au by KDDI CDMA2000 44499(新+2GHz:27219)
SoftBank W-CDMA 39601
携帯電話基地局免許数(平成22年5月1日現在)NTT DOCOMO FOMA 800MHz W-CDMA 40421[2803]
NTT DOCOMO FOMA 1.7GHz W-CDMA 4231[334]
NTT DOCOMO FOMA 2GHz W-CDMA 48956[2442]
au by KDDI 800MHz CDMA2000 36081(旧:17281 / 新:18800)[3310]
au by KDDI 2GHz CDMA2000 12391[663]
SoftBank 1.5GHz W-CDMA 40[36]
SoftBank 3G 2GHz W-CDMA 40327[730]
---------------------------------------------------------
NTT DOCOMO W-CDMA 93608
au by KDDI CDMA2000 48472(新+2GHz:29672)
SoftBank W-CDMA 40367
※[]内は1月9日からの増分
平成22年1月9日~平成22年5月1日の間に建てられた基地局数
NTT DOCOMO W-CDMA 5579
au by KDDI CDMA2000 3973
SoftBank W-CDMA 766
平成22年1月9日~平成22年5月1日迄の期間に建てられた基地局を出してみた。
実質今年に入ってから作られた基地局と考えていいだろう。
ドコモは相変わらずダントツの基地局数を誇っている。
もはや世界のどこのキャリアも真似できない基地局密度になったのではないかと思う。
マイクロセルの極みを尽くしたような建て方をしているのではないだろうか。
去年に比べたらKDDIは相当頑張っている。
ほぼ4000局に近い数を建てている。
こちらは停波迄の期限が有るのでまだしばらくはこの勢いが続くだろう。
この勢いになるまでが少し遅かった気もしないではないが。
ソフトバンクは基地局倍増を謳ってからまだそんなに経ってはいないがしかしながら"倍増"というには
かなり寂しい。何を持って倍増なのか明かしてない辺りIMTじゃないのだろうなということがここに
表れている。
しかしながらここ最近はややペースが上がってきているのも確かだ。
4月3日から5月1日迄の間に建てられたソフトバンクの基地局が369局、今年に入ってからの48%の基地局が
なんと4月中に建てられたことになります。これは"倍増"のことも有るでしょうが、iPhone/iPadで
パケットが大量に流れるので不本意ながら立てざるを得ない事によるものでしょう。
少しでも金をかけたくないソフトバンクからすれば痛し痒しといった結果。
旧800MHz帯が停波するKDDI、iPhone/iPadで急激にパケット量が増えるソフトバンクからすれば
既に鉄壁の基地局網を持っているドコモが今更W-CDMAの基地局密度を上げる理由がないだろうと
思われます。LTEの方に全力を出してもいいような気がするのですが、それでもここまで力を入れる理由は?
やはりLTEが始まっても数年の間はW-CDMAが本命になると読んでいるのでしょう。
更にスマートホンに力を入れだしているので更に余力を上積みしておきたい。
PC定額も更に増えてくる等、余力は幾ら有っても無駄にはならないってことではないかと思います。
KDDIは新旧あわせて48472局ですが、新+2GHzだと29672局になってしまいます。
旧800MHz帯が停波したらとんでもないことになりそうです。
どっちにしろ新帯域に対応したに買い替えが進まなければトラフィックは増えないので余計な心配なの
かもしれませんが。5月中には新+2GHzで3万局、6~7月中には合計基地局数が5万局に乗るでしょう。
中継局を混ぜて6万局とか言っているソフトバンクよりは十分に説得力は有ると思います。
しかしながらもう少しマイクロセル化を進めないと大量のパケットを捌ききれないでしょうね。
Android端末が出てこないのは端末の側の問題ではなく基地局整備の問題なのかもしれません。
最後にソフトバンクの1.5GHz帯はやっと動き出したという感じです。
関東や近畿圏に集中する設置ではなく、地方のほうに力を入れた設置が進んでいるので
どうやら都市部のトラフィック分散という使い方ではなく、地方のエリア展開向けの設置を
しているようです。幾ら第三位とはいえそんなにオールラウンダーを目指す必要はないと
思うのは私だけでしょうか。
都市部に特化してドコモに負けないぐらいの密度にすればそれだけで十分魅力だと思うのですけれども。
しかしながら都市部のトラフィックはFONや通常のWiFiに逃がす考え方なのでバイパス帯域は必要ないのでしょう。
だから1.5GHz帯はあくまで2GHz帯よりは飛ぶ電波としての利用法しかないということなのでしょう。
飛びすぎず速度もそれなりに乗りやすく1.5GHz帯は都市部では意外とできる子じゃないかと思うのですけどね。
久しぶりに基地局の件について触れてみました。
- 2010/05/31(月) 19:46:07|
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iPhoneは3GSになってドコモの800MHz帯は技適を通過しており問題がない。
なので香港版のSIMフリー版のiPhoneをドコモの回線で使っている人はいる。
ソフトバンク版をJBして使っているいけない方もいる。
iPhone 3GはOSを3.xにアップすればやはりドコモの800MHzで使用できる。
こちらは技適は通っていないので本来法的にはアウトだ。
しかし使った所で大きな問題になるかといえばそうでもないようである。
iPadはどうか。
基本的にはiPhone 3GSと同じだ。
SIMフリー版にドコモのSIMを入れると普通にドコモの回線を認識し、800MHzのプラスエリアでも動作する。
3GS以降はiPadも含んでいつでもドコモで出せるように体勢は整えてあったというわけだ。
それを邪魔するソフトバンクの図、武器として持っているうちは心強いがこれが敵にも回ったら
企業の存在価値が根幹から崩れていく可能性も有るので死に物狂いでドコモに回る事を止めているわけだ。
iPadの発売を期にまたもやiPhoneがドコモの800MHz帯に対応しているかどうかの話題が少し挙がっていたようだ。
しかし少なからずの記事で「iPhoneはドコモの800MHz帯には対応していない」という誤った記事が散見された。(他には
こんな記事もあった)
まあ国内ではシムロックされており正式発表されていないもので、キャリア的にもグレーな対応にならざるを
得ないので「ドコモでiPhoneを使ってください、800MHz帯も対応しています」と言えないわけなので知らない
人もまだまだ大勢いるのは分かるが、それでも大勢の方が「ドコモの800MHzでも使えます」と言ってきた
わけだからそろそろこういう記事を書くときは調べなおしてからにして欲しいものだと思う。
ちなみにPC Watchほうの記事の最後にお詫びと訂正で現段階で800MHz帯に対応していると書かれているが、
以下のような記載もある。
>iPhoneは世界共通のハードウェア仕様になっているので、香港やニュージーランドなどで販売されている
>SIMロックフリーのiPhone 3GSであれば、FOMAのSIMカードを挿入することでFOMA+のエリアでも利用可能だと
>思われるが、これらの端末にはTELECのマークが印刷されていない。技術基準適合証明を受けていない端末
>として扱われるので、違法無線局となってしまうことになる。
さて、ソフトバンクの発売前に「正式な方法」でiPadを手に入れていた孫社長や原口総務大臣は違法無線局を
運用していることになるのかどうか、是非本田氏に検証して頂きたいと思う。TELECのマークが印刷されて
いなければソフトバンクのSIMを挿しても同じことだしWiFiも電波を発射するわけなのだが。
- 2010/05/31(月) 19:11:33|
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NokiaとOpera、Flashサポートを明言
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1005/28/news030.htmliPhoneがFlashを採用しないことがきっかけになって、Rich Internet Application(RIA)の覇権争いが
活発になっている。それはモバイル機器からパソコンまで全てを揺るがす事態にまで発展している。
OS戦争が落ち着いた今、RIA覇権争いが今後を握る鍵になる。
そんな中、NokiaとOperaはFlashをサポートするとした。
AppleがiPhone/iPadでFlashを未サポートとしている事に対するあてつけだ。
またAdobeの要人も「くたばれApple」とまで言わしめて半戦争状態に陥った。
元々はFlashしかなかったRIAの世界だが、JavaScriptによるAjaxが登場したのがそもそものキッカケ
なのかも知れない。しかしその頃は共存するものだと皆が思っていただろう。
今現在の主だったRIA技術は以下のとおりだ。
・Ajax(W3C:HTML5)
・Flash(adobe)
・Silverlight(Microsoft)
・JavaFX(Sun Microsystems)
・
Gianduia(Apple)
今現在Flash、Ajaxは多く使われている。Silverlightも探せばある。JavaFXはほぼ見当たらない。
そんな状態にAppleがGianduiaを発表して喧嘩を売ってきた。
なるほどFlashをサポートしなかったわけだ。
HTML5を推していたのはGianduiaの開発を勘ぐられない為の演技だった。
AppleはこれでHTML5はサポートはするが全面的には推してこないだろう。
Gianduiaの普及に全力を投入するに違いない。
事実上Flash vs SilverlightのところにGianduiaが割って入る形になる。
ユーザーからすればくだらないプラグインが増えることは断じて歓迎しない。
またもやメーカーの利権争いが増えることになる。
OSではMicrosoft vs Appleだったのだが、RIAではAdobe vs Microsoft vs Appleの図となった。
RIAとしてはAjaxも入るのだがこれはそれとは関係なしに全てのブラウザが標準状態でサポート
しているので余り覇権争い的な部分には絡んでこないように思う。
さて、AppleはiPhone/iPadでハードもOSもアプリもRIAも全てを自社で管理するための体制を
着々と進めている。iPhone/iPadが売れてシェアが上がるほどその立場は優位になっていく。
モバイルの世界でGianduiaが成功すれば、パソコンの世界にもGianduiaを侵食させていく可能性は
十分に考えられる。Appleはその為の準備を着々と進めているだろう。
私はFlashの方を今は応援している。
既に大きなシェアを持っているので多くのプラットホーム上で動作するからだ。
しかしFlashは万全ではない。以前からそうなのだが動作が重いからだ。
センスのないページは大いにFlashを表に貼り付けてクソ重たいページに仕上がっている。
貧弱なメモリやCPUのPCで開くと非常に重くて動きが悪い。派手にスクロールが引っかかる。
Flashが張って有るページを表示して、Flashに対応しないiPhoneのスクロールはスムーズだが、
対応しているAndroid機は不快な操作感だなんていう皮肉な比較をする人までいたりする。勿論私も同じような事は感じていた。重すぎればFlashくたばれという気持ちにもなる。
なのでモバイル上でFlashの動作は少し考える必要がある。
ブラウザに自動実行のON/OFFのスイッチをつけるべきだと思う。
例えばi-modeブラウザでFlashを張ってあるページを表示しようとすると、Flashの表示領域を
確保して、自動実行がONならそのまま起動し、自動実行OFFならFlashの場所には起動スイッチを
表示するようにすれば素早くブラウジングでき、Flashも見ることが出来るようになるのでは
ないかと思う。ページを開くと同時にFlashが起動されるから問題が大きいわけだ。
まあi-modeブラウザで全てのページで自動実行OFF設定だとi-modeトップまでいちいちFlashを起動
しなければいけなくなるので強制実行フラグを持たせる事もできればなおいい。
それでほとんどの問題が解決できるのではないだろうか。
AdobeがFlashをもっと軽くしてくれればなおいいのだが。
もっともイベントドリブンを理解してない人がFlashプログラマーの中に大勢いるのも問題を
ややこしくしていそうだ。ループの中にsleep()を入れずに長時間回し続けるようなプログラムだ。
そんなことをしてしまうと重くなるのはFlashだけでなくSilverlightやGianduiaでも同じだろう。
他のRIA技術がそこまで作り手に開放しているかどうかにもよりますが。
そんなわけでFlashのせいというよりはそのFlashを作ったクリエーターのせいなのだ。
表面的な見かけが派手なものを楽な方法で作ると自然と大容量の重いものが簡単に出来上がる。
それが自動で実行されるものだから溜まったものではない。自動で実行されないだけで
ずいぶんと快適になることでしょう。必要なら起動すればいいだけだし。
Flashだけでなく自動実行問題はどれを使ったとしても付きまとう。
この手のクリエイターという方達はトップ画面から大きな動画がバリバリ動いて音が鳴ってと
いうようなものを平気で作ってきますから自動実行がオフできない限りはどんなRIA技術を
採用しても解決にならないでしょう。
モバイル機器にとってはRIA技術は距離を置いて付き合わないと面倒な事になりそうなもの
だと思います。性能的にも覇権争い的にも。
最後に、私的にはAppleの思惑通りには事が進まない事を期待しています。
最悪のケースでもSilverlightまでにしておいて欲しいです。
Apple独占の世界なんて恐ろしくて見たくは無いです。
- 2010/05/30(日) 20:15:38|
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masason その通りでした。本当に申し訳ありませんでした。
http://twitter.com/masason/status/14910460673>masason その通りでした。本当に申し訳ありませんでした。
>RT @zo3_com: 頼むね、の前に謝るべきでは??
>masason RT 久木田君頼むね。
>RT @keicyanz: iPad予約していて、明日受取りに行くことで、ソフトバンク仙台店と約束してたのに、私の分が無くなったとの連絡。
普段の空気どおりの会話が出来るのがTwitterのいいところ。
しかし孫社長にとっては気の緩みから失言が多い環境でも有る。
普段の社内の会話をそのままユーザーの前でやってしまうわけだ。
ライブに強い孫社長がライブで失態を繰り返し晒してしまう。
Twitterってとっても楽しいですね。
- 2010/05/29(土) 00:47:21|
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WiMAX陣営大手の露ヨタがLTEに方針転換 - 2010年中に提供へ
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201005241129.htmlロシアのヨタがWiMAXをやめてLTEに移行する事を決定した。
ヨタは世界のWiMAX最大手、WiMAX陣営にはとてつもなく痛い出来事となった。
WiMAXは先進国が早々と諦め途上国が採用の意向を示しているが、まだ開始していない国も多く、
投資前の国はLTEに乗り換える可能性も大いに出てきた。
苦しくなるのは既に開始してしまっている国の業者。
日本のUQは今ものすごい勢いで基地局を敷設しているが、広げる事よりも現代の状態で
利益の出る体質に移行したほうがよいと思う。
以前から繰り返しているが、利益率の良い都市部だけに基地局を立てて都市型キャリアに
特化すべきであり、遠距離を飛ばすよりも近距離で速度を稼ぐのに向いた周波数帯なので
そういう方針に移るべきだ。
日本のキャリアはどうも日本国土を制覇しなければならない的な発想がまかり通っており、
海外や国内の有線事業者のような地域型のキャリアがない状態。(携帯とモバイルWiMAXに話を限定)
勿論電波の割り当てと、人口カバー率という条件を突きつけられているので総務省の責任でも
有るのだが。確かに地域WiMAXという固定の代用という存在も有るので全国展開させるしかない
のは分からなくもないが、人口カバー率で縛らず都市部に徹底してマイクロセル化して
有線と争うように持っていくのも悪くないと思う。
アメリカのクリアワイヤーもWiMAXから撤退するのではないかという話も聞こえてきており、
WiMAXの親分であるインテルですら風向きの悪さを無視できない様子。
ユーザーからすれば複数の規格が乱立するより一種類の規格に統一されたほうがメリットは大きい。
なので早期にこのような流れになることは必ずしも悪い事でもない。
むしろ私は歓迎している。何度もWiMAXは負け組み規格と書いてきてる立場ですし。
とりあえず国内でもWiMAXに対しては色んな意味で風当たりが強い。
キャリア自身が国際帯域を無視した700MHz帯/900MHz帯の割り当てを要望するなどもう滅茶苦茶だ。
携帯と争うための規格ではなく固定と争うべきだった。
あくまで無線LANの延長としてなら何らかの別の展開は見えてきたかも知れない。
最終的にはインドとその近辺、更に中国の動きで完全に将来が決まる事になると思う。
日本の中で成功しようが失敗しようが世界にはそれほど大きなインパクトを与えられない
という辺りが情けないなと思ったりもする。
- 2010/05/28(金) 20:41:32|
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孫社長が騒いでいたせいだろうか、今電子教科書や電子カルテという言葉が割りと色んな番組で
採り上げられてくるようになった。孫社長は当然のことながら自社で扱うiPadを電子教科書として
推してくるだろう。
私は以前の記事でもiPadによる電子教科書に存在する危険性を書いてみたが、今回はより具体的に
それを追求してみようと思う。
1年生・春、電子教科書を新入間もない子供が受け取り、喜んでいる。
これから小学校の6年間、この電子教科書のお世話になる。
ん・・・?6年間!?
1年生・4月、初めての授業で喜んで立ち上げる。
先生の言うとおりに操作をして誰かの発言を聞く。
次に画面を見ると画面が暗くなっている。
今時のモバイル機器は電池の持ちを良くする為に四六時中触っていないとすぐに画面を暗くする。
その内生徒達に定期タッチが要求される事が理解され、苛立ちの中で授業を受けることとなる。
1年生・6月、梅雨の時期だ。
毎日の雨にうんざりだが、今日の雨は思いのほか大雨だった。
カバンが濡れてしまっていたが、教科書の端っこはふやけてへろへろ~~ではなくて、
電子教科書の端っこは濡れて立ち上がるがどうも動作がおかしい。
なんとかその日はそれでもやり過ごした。
1年生・7月、あれから特に問題の無かった電子教科書。
乾きさえすれば問題は無かったようだ。
と思っていた矢先立ち上がらなくなった。
しみこんだ水分が、季節がら暖められて中で水蒸気になって色んな回路を腐食させていたようだ。
中のデータは全てパーに、交換決定。
2年生・春、そろそろ電子教科書を使い出して一年。
毎日使うものだからバッテリーの寿命が短くなってきた。
学校中でバッテリーについての問題が騒がれる。
いや、全国中の学校での間違いだった。
急遽全国中で電源確保の工事が行われる事になった。
間に合わないので近所の電気屋に走る教師達、5個口、6個口のコンセントアレイを買占めに
走る事になる。充電器を忘れた子供は3限目以降は教科書を忘れたのと同じ事に。
紙のノートを併用していた子供だけがまともに授業を受けれたという矛盾が暴露された。
2年生・初夏。
バッテリーの問題を解決しようとバッテリー交換の話が再度持ち上がる。
しかし
iPadのバッテリーは自分でできない。
それどころかバッテリーの交換は本体丸ごとの交換として処理される。
データの退避や書き戻しを要求される。中には書き戻しでエラー表示が出ることが・・・。
1年生からのデータ全てが消えてしまった生徒が徐々に増えてくるのもこの時期だ。
パソコンのようにファイル単位でのデータの保存なんて考えられてないのでDVD-Rに焼いておく
という自衛手段も取れないという話がちょくちょく語られるようになる。
3年生・秋。
6時間授業のある日も出てきた。
バッテリー問題はより深刻化し、結局邪魔なコンセントは定着してしまった。
熱問題で壊れだす端末も増え、それまでの学習結果を無くしてしまう子供も増えた。
バックアップも始めこそマメに取ってはみるものの、壊れる時に限って半年前までの
データしか残ってなかったりするものである。紙の教科書やノートなら敗れたり汚れたりする
事はあっても一瞬で半年間を失うなんて事はなかったのだが。
6年生・冬。
そろそろ電子教科書での学習効果についての論議が交わされ出す。
授業は紙の頃より思いのほか問題が多いという指摘の中に、一部気になる事を言い出す教師が現れた。
電子教科書で学んだ子供の学習効果が低いという指摘だ。
漢字は読めても書けない。
書けても書き順が滅茶苦茶。
後にそれは氷山の一角だったと知れ渡る事になる。
思いつくままを書いてみたがこれは私が思っていた事を教員免許を持つ私の唯一のタダ友の方と
電話をして練りこんだ話です。
その方曰く、「教育はアナログ部分をしっかりとやっておいてこその最新デジタルが生きる」と言われていました。
今教育の場ではDSを授業に取り入れている学校などもあり、例えば週一時間や二時間はDSで
学研などの専用のソフトを使ったりして学んだりと既に色んな使われ方をしているようです。
彼女曰く「それ以上の使い方の必要性を感じない」とのこと。
例えばDSの脳トレ等のソフトは社会人がトイレや電車の中で使うのは、脳の体操としては有効だろうと。
しかしそれを実際に教育の現場で使おうとした場合、歴史などで年号や起こった事象をひらがな
レベルの"音"としては覚えても、それを果たしてテストで漢字で書けるのかと。
更に繋いだ言葉は、現在は全ての学校に対してパソコン授業などデジタル化の推進は一応進んだ。
しかし今はそこから逆にアナログ回帰が進んでいると。
例えばそろばんや公文が脈々と息づいており、優秀な先生の居る公文などは非常に人気が高いとの事。
「公文はすごいです」と彼女は言う。
デジタル教科書は学習の場やそこに存在する問題点をいい意味でも悪い意味でも知らない孫社長だから
こそ発言できた言葉であって、本当に渇望されるものなら現場からこそ声が上がってくるものです。
医療やボケ防止等でも「指先を使え」「字や絵を描く」等といった非常にアナログな事は誰だって
聞いた事があるはずなのですが、こと孫社長はそういうことは知らないのか、知っていても教科書の
既得利権を剥ぎ取って、自社の商品にその利権を付け替える為なら全く見えないかのどちらかでしょう。
また最近は小学生の子供にでも電車に乗って比較的遠距離に通わせたりすることも有るので携帯を
持たせる親が多いのですが、そういう学校(主に私立)は朝校門で携帯を回収BOXに入れさせるようです。
帰る時に受け取るシステムが構築されているとのこと。
で、その携帯を四苦八苦してロックをかけてみても子供は更にその上を行き、どうにかしてロックを
外してしまい、結局いたちごっこに勝ち残るのは悪知恵に勝る子供の側だという。携帯ですらそうなのに、
iPadなんてもっての他と。
iPadなら野良無線LANやPocketWiFi等、悪用ツールは幾らでも有るわけで、学校の隣に住んでいる人が
八木アンテナで校舎に向かって野良アクセスポイントを公開しないとも限りません。
アクセスポイントを変えれないようにロックする?これもいたちごっこだと思いますけど。
ロックをすればするほど、ハードルを上げれば上げるほど子供はそれを越えてくるというわけです。
先に書いたようにDS等を週一回とかを効果的に取り入れるのが現実的であり、手も頭もろくに
動かさずに楽して勉強してもそれは身につかないというところでお互いの意見が落ち着きました。
最先端チックに思える電子教科書。見た目とイメージの華やかさに騙されてはいけません。
結局楽する事はヒトの能力を一つづつ奪ってきたのは過去の歴史から学べるはずです。
苦労して遠くから歩いて通えば強い足腰になる。
ドン臭く鉛筆で書けばそれだけ多くの脳組織が結合する。
電子教科書にして劣化した分はソロバンに通って取り返すのでは本末転倒でしょう。
教育こそ現場にある足腰を強化すべきなのに安易な発想に走ってはならないと思うのです。
- 2010/05/27(木) 19:52:02|
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Yahoo!ケータイの一部端末に「かんたんログイン」なりすましを許す問題
http://www.hash-c.co.jp/info/2010052401.htmlコメントでネタ知らせて頂いた方がいましたので紹介します。
ドコモのJavaScript対応端末でなりすましが出来る問題は大いに取り上げられて騒ぎになりましたが、
全く同じ問題はソフトバンクにも有ると報告されたようです。
ソフトバンクの端末は以前からJavaScriptに対応しているのですが、Ajaxに対応したのは
今回発表の端末からかと思っていたのですが、リンクした記事の中に「2008年春モデル以降のシャープ製
端末の大半」がAjaxに対応していて、デフォルトではOFFになっているという情報を見つけました。
820N、821N、831N、830CA、940SC がAjax対応でデフォルトでONになっている模様。
Ajaxは便利なんですけどね、その分悪用する人まで便利になってしまう諸刃の剣。
この5機種だけはAjaxをOFFにしないとアプリ側での対策は不可能になるのですぐさまOFFに
設定したほうがいいでしょうね。
ドコモのi-mode 2.0ブラウザとソフトバンクの2008年春モデル以降のシャープ製端末の大半は
この記事によるとアプリ側で対策は取ることが可能のようですので一応留意する程度でよさそうです。
ドコモは一年ほど前はJavaScriptが使えなくされて大騒ぎになりましたもんね。
- 2010/05/27(木) 19:02:52|
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総務省がSIMロック解除のガイドライン案を公表、2011年度発売の一部の端末から解除実施へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100526/348491/いつもの方からメールが来ていたので・・・。
SIMロック解除のガイドラインが総務省から出たようです。
>ガイドライン(案)では、SIMロック解除の対象となる端末を「平成23年度(2011年度)以降に
>発売される端末のうち対応可能なものから」とした。解除対象の端末を2011年4月以降の機種と
>したことについて、総務省は「SIMロック解除による端末への影響など、端末開発の時間が必要と
>判断したため」と説明する。解除対象の端末は、スマートフォンや一般的な携帯端末など端末の
>種類によって分類せず、3.9世代や3.5世代など通信システムによっても区別しない。
ということのようです。
可能なものからということはSIMフリーiPhoneは出てこないことになりますね。
あくまで「自主性」に委ねられていますので、孫社長は言い訳出来る限りは「自社の」利益のみを
追及すし、ユーザー全体の利益は省みないとiPadでも証明しましたので。
スマートホン関係はキャリアサービスに依存しないのですぐにでも出来るはずなんですけどね。
とりあえず今年出る端末は特別なものを除けば全てのキャリアでSIMロックのままでしょうね。
ドコモ辺りが率先して何かやってくれると面白いんですけどね。
とりあえずニュースのネタを提供するのはどのキャリアが先頭になるのかに興味は移りました。
トップで始めたメーカー一社だけの栄誉ですよ。
- 2010/05/26(水) 23:33:24|
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NTTドコモ、LTE対応の光張出し基地局用の無線装置を開発
http://japan.cnet.com/news/com/story/0,2000056021,20405554,00.htmドコモがLTEに対応した光張出し基地局用の無線装置(RRE)を開発したというニュース。
RREは光張り出しの無線部分を担う装置、変復調装置であるMDEと対で使う。
MDEはモデムに相当する部分で、それをRREで無線で飛ばすというイメージ。
(もし間違いが有ったらご指摘下さると助かります)
>この無線装置は、電波の変復調機能などを備え、2GHz帯に対応している。
こう書かれていることからMDEを内包していると思われる。
より集積化、小型化されてきている事が伺える。
光張り出しは通常一本柱タイプで簡素な設置をするタイプがほとんど。
なのでドコモのLTE基地局はそれを見越した設計をはじめからしていると思われる。
W-CDMAと変わらないレベルで設置が出来るというわけだ。
mova→FOMAの頃とは事情が違うようだ。
- 2010/05/26(水) 19:33:02|
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深夜にアクセスのグラフを見て「え?」と思い、内覧会の記事でもまたどこかに張って頂いたのかと思って
調べてみたがどうも様子が違う。どうやら
F&Fのほりこしさんの方で
この記事がリンクされたようで、
その流れで突然日中にピークが出来てしまったようです。
その記事は私の憶測含みの記事だったのですが、ほりこしさんの記事を読み、憶測が更に確信に近づきました。
実は当該記事には後日談があります。
当該記事のコメントにほしこしさんから「大阪の業者」というお話を頂いていました。
実は私の所も「大阪の業者」から執拗に攻撃を受けています。
F&Fさんのほうでは本家・鈴の音情報局のようにjoyfulの掲示板は使っていません。
なのに手間をかけて執拗にアタックしてまでアダルトサイトの宣伝書き込みをしようとするのは、
労多くして利が少なく、メリットはありません。
それは細かく対策を打ち続ける鈴の音情報局にしたって同じこと。
どちらも携帯関係のネタを取り扱っており、携帯事業者の中でもよくメールアドレスが変わる
第三位の事業者にとっては厳しい意見を投げかける記事が多いという共通項が有る。
実はそれだけで決め付けるのはやや走りすぎかと思いながらも想像記事を書いてみた。
しかしほりこしさんは自身のサイトでその記事に連動した動きが有ったと報じた。
私のほうで起こっていた事象とは執拗な攻撃は5月18日を境にぴたりとおさまったということ。
完全にゼロになったわけではない。が複数のアドレスから有った攻撃は一つのアドレスだけになり、
1日1~2回だけというかなりおとなしい状態に変化した。
5月18日と言えばドコモとソフトバンクの新製品発表会の日です。
携帯になんの関係も無い業者なら何故この日を境にアダルトサイトの宣伝書き込みを減らす
必要があるのかは謎ですが、何故か当該業者はその日以降は余計な手間をかける必要が
無くなったのだと考えられます。
初めの記事を書いて以降、F&Fさん同様にこちらでも攻撃は一旦緩くなりました。
しかし画板はキャリア的には色んな意味で嬉しくない画像が張られることが有ります。
ソフトバンク関係の画像なんてほとんど無いのにソフトバンク関係者が攻撃するのはおかしいと
感じる方もいるでしょう。
しかし事前の漏れ情報というのは弥が上にも購買欲や話題を掻き立てます。
以前某大手キャリアのセキュリティーの方から
この画板に関してお尋ねが有りましたが私は正論で
返しました所あっさりとお引取りになられました。
(ここには大人の事情が関わっている模様ですので余り深く触れません)
漏れ情報は多過ぎると他キャリアに事前に情報が流れてしまい損失につながります。
しかしユーザーサイドに適度な情報が流れる分には更なる情報への欲求が高まり更に興味が
煽られ、キャリアとして広告費のかからない効果的な宣伝になります。
(勿論意図的にキャリアがそれをするのは問題だと思います)
度重なるアダルトスパムの攻撃は他キャリア端末への興味を断ち切る為の攻撃だったのだろうと
思われます。ちなみに今回一番攻撃が激しかったのはドコモ関係の画板に対してです。
最近はauの発表会ではなくドコモの日程に合わせてきているのと符合しますね。
ちなみに以前はソフトバンク向けの画板に対しての攻撃がかなり執拗に有りました。
今はソフトバンク向けの画板にはそれほどスパムは有りません。
ちなみに以下のプロパイダを通じての攻撃が群を抜いて多いと思います。
yournet.ne.jp
bbexcite.jp
odn.ad.jp
他にも多数有るけれど、主にこのプロパイダを好んで使っておられ、この中にこちら側に
おかしな証明を求めてきたソフトバンク系のプロパイダも含まれています。
勿論この記事も憶測を含み絶対ではありません。
しかし偶然にしては余りによく出来たタイミングの出来事が多いように思います。
- 2010/05/25(火) 19:25:28|
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ソフトバンクモバイルがフェムトセル受付開始も、総務省はBB回線事業者との協議を要請
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20100524/348371/先日ソフトバンクのフェムトセルの設置に対して、設置対象外のプロパイダ等にもフェムトセルを
設置できるようにと孫社長に対してどなたがが呟いた。するとすぐに孫社長から@(返信)が。
わずかな時間(恐らく一時間ぐらいだったように思う)の間に対処し、見るからにTwitterを使い
こなした敏腕社長のように世間には映ったのかも知れない。
しかしこの報道で分かるとおり、社内に指示を出しただけに過ぎなかった。
一番問題になっている他社との協議をすっ飛ばして黙って勝手に事を進めて「出来るようにしました」
と呟き返したに過ぎない。
イーモバイルに対してのMVNOの件でもそうだったが、「やったもん勝ち」を狙い、やってしまって
から止める事の困難さを悪用しているだけに過ぎないと言うわけだ。
止めるには止めたい側が法的にやってはいけない事を証明して裁判所に請求するなどしか方法は無い。
社内的な問題点が有ったとしてもそれは後から直せばいいとばかりにとにかく早くやる、すぐやる。
ユーザーサイドからすれば素早い対処は嬉しいことでも有るが、それって一部上場の企業としての
モラル観としてはどうよ?って思ってしまうわけですが。
この日経の報道は孫社長のモラル観に対してNGを突きつけたようでやっと暴走が止められた
かのようなほっとした気持ちにさせれれました。
- 2010/05/25(火) 19:03:39|
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Yahoo!ケータイのブラウザが仕様改定、Ajaxなどに対応
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20100518_367787.htmlソフトバンクの携帯端末のブラウザが変わる。
先の記事でのコメントでも意見を頂いたのだが、この夏機種から300KB制限が500KB制限になる端末が有る。
944SH、945SH、945SH Gの事実上はシャープのハイエンド端末二機種。
>JavaScriptにも対応し、いわゆるAjaxで構築されたページが利用できるようになる。
Ajaxが動作するようになったので以後はAjaxで書かれる携帯向けページも増えてくるかもしれません。
無機質な携帯ページの使い勝手が向上するところも出てきそうです。
>詳細は今後明らかにされる見込みだが、担当者は「ソフトバンク独自の、特別な仕様はない。
>NTTドコモのiモードブラウザ2.0に沿った形」と説明していた。
ソフトバンク側からドコモのi-mode 2.0ブラウザに沿ったという言葉が出たということは
恐らくドコモ側と何らかの協調が有ったのではないかと考えられる。
それはやはりiPhoneをはじめスマートホンとドメ携の競争も影響しているだろう。
今の段階でブラウザを合わせてきたということは恐らくLTE時代のSIMフリー端末を睨んでの事かもしれない。
もしそうだとすると携帯向けのネット空間はLTEになっても継続という事になる。
スマートホンという"敵"が現れたおかげでやっと携帯ネットがまともな状態で落ち着く可能性が出てきた。
LTE時代でも500KB制限が付くのだろうかという大きな疑問は残しているが。
出来たら無制限で端末のメモリ空間だけが唯一の制限という形になって欲しいが。
LTEの件に対しては全くの皮算用だが、不安に思っていた今後の携帯ブラウザ環境に一筋の光明が
見え始めたのは気のせいだろうか。
またソフトバンクの端末が対応を始めたということは中国にも流れていく可能性が高い。
ソフトバンクの端末は独自部分が少なく、ドコモの端末よりも中国に流れている数が多い。
もしそれらが中国に流れていけばこのブラウザが有る程度市民権を得る可能性も有る。
GPRSやEDGEの時に内臓ブラウザがどうなるのかは分からないが恐らくブラウザは通信と
切り離されたところで動作していると思うので普通にW-CDMA時と同じものが動作するだろう。
ソフトバンクのブラウザ仕様が変わったとなればGPRSやEDGEの速度の中で今まで以上にリッチな
コンテンツが出てくる可能性がある。ちなみに各アクセス速度はGPRSは115kbps、EDGEは384kbpsだ。
この二つは3GのCDMAではなく、2GのGSM上の規格なので中国全土で使えることになる。
GPRSやEDGEのネットワークが標準の国でiPhoneのようなパケット食いの端末は馴染まない。
まだまだ携帯ブラウザの出番は大いに有るだろう。(携帯ブラウザが稼動してくれるかという
大きな問題が不明のままでは有るが)地道に新興国にブラウザを流していけばデファクトスタンダードと
して自然と広がっていくことになると思う。
もし書いていた事が全て本当ならドコモのi-mode 2.0ブラウザはこれから時間をかけて中国へ浸透して
いくことになる。そうなってからがスマートホンとドメ携の闘いの始まりだと思う。
今後中国とインドをどう押さえるかが携帯ブラウザの生き残る道になると考えられるが、わずかながら
何とかなりそうな気配も出始めてきた。
それにしても中国でソフトバンク端末やドコモ端末のブラウザが動作するものなのかということが知り
たいもんだ。以前のNHKの番組では中国製の端末でばりばりとブラウザを使っているのは見たのだが。
意外と接続先プロパイダの設定のみでさくっと動いたりするかも。
- 2010/05/24(月) 19:16:33|
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今回は早い目に行ったのですが、それでも会場には既に沢山の人が黒山状態で殺到しておりました。
やっぱり新端末が気になる人は多いようです。
それでも今回触れる端末数が多く準備されていたので前回のように待ち時間が余りなく良かったです。
画板アクセス機種ランキングの方に触った機種のログを残してきました。
どうも私と同じタイミングで別の機種でアクセスされている方もいらっしゃったようで私が触る前に
ログに載っている機種もあります。
それはそうと500KBオーバーのページを読み込める件ですが、実は去年の冬モデルで実現されていた模様。
昨日の記事にコメントを頂いたほか、いくつかメールでお知らせいただきました。
ここは堂々と半年遅れの嘘情報を偉そうに書いてしまうブログですのでとても危険です。
白線の後ろまで下がって申し訳ありません。恐らく去年たまたまチェックした端末が読み込み出来ない
バージョンだったのか読み込みに失敗するものだったのでしょう。お騒がせいたしました。
で、ログを見ても分かるとおりかなり精力的に端末数をこなしていきました。
今回は
500KBブラウザテストページの500KB境界の挙動を明らかにする為にかなり頑張りました。
多数の端末をこなすと動きがははっきりとしました。
NECが作るLinux系は500KBオーバーの画像を除いてそれ以上の容量も全て読める。
500KBオーバーの画像は500KBのところまでは読み込みできて読めた分は表示もされる。
富士通のSymbian系は500KBをオーバーした画像が一枚でも有ると、500KBに読み込みが達した画像が
あった時点でそれ以降の全ての読み込みを停止する。読めなかった画像は全て[X]マークになってしまいます。
ただしHTMLのテキストは真っ先に読み込まれているので文字だけ全て読むことは出来ます。
同じ系列のソフトを積んだSHも同様の挙動を示します。勿論ユーザー的にはNEC仕様のほうが有り難いです。
NとP端末はテストページの5.15MBの12枚の全ての画像を読み込めていました。
勿論一枚のサイズが500KBを超えた画像だけは下が切れていますが。
一応富士通の方にはLinux系との差異を伝えておきました。
今の所改善の予定はないとのことでしたがはてさて・・・。
実際ここまで来ると500KB以上の画像は読み込めませんが実際には5MB以上というホームページを
表示できてしまっているわけで、この制限自体に余り意味を感じません。そろそろ撤廃の時期も近いかも知れません。
毎回500KB以上のページを表示する為に500KB越えを許可する為に[Yes]を選ぶ面倒さのほうが先に立ちます。
デフォルトは今の常態でいいとして、設定でデフォルト状態を選択できるようにして欲しいですね。
設定をしなければ今までどおり500KBアラートを表示する、デフォルト動作を設定していればそのとおり動作する。
まあ普通は500KB以上も自動的に読み込むようにするでしょう。そうすればドコモ的にも問題は少ないと
思いますがどうでしょう。
触れる端末の台数がが多かったせいか、メーカーの方と話しやすかったのも良かったです。
何社かの方に話を聞いてみてやっぱりNECと富士通はドコモに対して深く入り込んでいることが分かります。
NECは去年のからオペレータパック(以下OP)に対応したプラットホームを投入しており、
この夏機種ではN06B以外の全ての端末にOP対応の端末を展開していました。
OP対応プラットホームを採用した端末はサクサク感のある小気味いい動作をしてくれていて快適でした。
N端末らしからぬ、i-mode 2.0端末らしからぬさくさく感でした。
今回のNはN06B以外全て快適でオペレータパック対応端末の性能を堪能できます。
Nファンで長らく買い換えていなかった方は今回は買いです。(実はN06Bもサクサクでしたw)
富士通のSymbian系初のOP対応プラットホームを採用したF06BとSH07BはSH-G4プロセッサを採用した
新プラットフォームを採用です。それ以外の端末は全て去年の冬端末のプラットフォームでG3採用の端末。
このG4が載った新プラットフォームの2機種はタッチパネルでの操作が妙にしやすかったです。
F06Bがスライド、SH07Bが二軸でどちらも閉じて画面だけの状態に出来るのですが、その時の
双方のアイコンを含む画面は全く同じといってもいい状態でした。
勿論操作性まで含めてほぼ同じといっていい。
ユーザーサイドからすればソフトは同じなのでデザインや筐体等で端末を選べることになる。
操作性はこっちがいいんだけどデザインはあっちの方がいいといったことはなくなると思う。
Symbian系は恐らくタッチパネルのオペレーションをするところまでオペレータパックに含まれている
のではないかと予測されます。なかなか良くできていて操作性は良かったのでこの二機種もブラウザ的には
買いです。(他の部分は全く見てません)
今回キーアサインが左上MENUで右下[i]タイプと、左下MENUで右上[i]タイプの二手に分かれて
整理されていました。一部旧SH系のセンターMENU等違うものも残っていましたが。
どうやらドコモ的にはトップメニューやブラウザ周りなど基本的な部分のキーアサインの
共通化をメーカーに促しているとのこと。これはかなりは嬉しい情報でした。
今回主流になっているキーアサイン、特にブラウザ周りは高速化も重なって相当使いやすく
なったなという印象があります。全体的に非常に使いやすく整理されたと思います。
実は過去に気にしていたページ送りは一切使わなくなりました。
かなり縦長のページですらページ送りがなくても行きたい場所に自由にいけるようになっています。
今回のブラウザ周辺はイライラしない快適な操作感が売りじゃないかと思います。
ちなみにSymbian系のG4プラットフォーム、メインRAMが512MBも載っているそうです。
これってWindowsXPが十分動いてしまうレベルの容量ですよね。聞いた時は驚きました。
ソフト的な最適化もさることながら、G4に変わった事で結構なサクサク感を実現しています。
富士通の担当さん的にも鼻高々の様子でした。
一番話し込んだのはNECの方でした。
たまたま話しかけた人が多分結構偉い立場の方だったのでしょうか。
振った話を全部理解して答えてくれました。
上記のN端末の06B以外は全部OP採用だというのもその方からの情報です。
それとNEC的にはカメラにかなり力を入れているらしく、シャッターの連射能力やメニューに戻る
時間等は0.1秒単位で最適化を進めているとの事。カメラの機能的には携帯カメラとの比較ではなく、
コンデジとの比較の段階に入っているのだそうです。
Linux系のOPは200~300MB程度ユーザー領域が取れるレベルのRAMを積んでいるということでした。
(勿論それ以上に積んでいるとのことなので恐らくこちらも512MB搭載だと思われる)
内部のユーザーエリアのメモリ管理を今回から動的管理に変えたらしく、有効に空きメモリを活用
出来るようになったのが自慢だそうです。(これはユーザーからは見えない部分ですが)
技術的に深く話が出来る方はこの方しか居ないようでしたので他ではそれ以上の話は聞けませんでした。
富士通の方ももしかしたらそれなりに話せたかもしれませんが、富士通はNECより人が少なかった上に
他にも聞きたいことが有る人がいそうな雰囲気だったので余り突っ込んだ話は出来ませんでした。
ストレージ容量が32Gやら64Gといった時代に512MBのメインメモリがどうしたって言われそうですが、
RAMはまた違うんです。例えるならフラッシュメモリは押入れや倉庫で、メインRAMは作業場としての
テーブルです。テーブルが広いと色々必要な物が乗せられて作業がはかどるんです。
なのでこんな手の平サイズの端末にメインメモリ512MBって実は結構大きいんです。
その分ブラウザ周りやカメラ周辺なども大容量化が進んでいて大変だとのことでしたが・・・。
あと軽くLTEの話を振ってみました。
先ほどの話の流れで何気に、「今の端末の無線部をLTE化すればそのままLTE対応端末になるんじゃないの?」
みたいな事を言ってみました。するとどうも図星だったのか違うにしても惜しい所を付いたのかかなり
微妙な表情をされました。
返ってきた答えは、単純にハードはそのままで無線部を入れ替えただけではLTE化はまだ厳しいとのこと。
データの流れが(理論値で)7.2Mbpsと100Mbpsでは根本的に強化しないと追いつかない部分が多すぎる
ということでした。
問題点はハード側がどんどんと送られてくるそのデータ容量をまだ受け止められない状態で、
そこを解決する必要があるという事でしょう。過去もこれからも通信の高速化の速度を決める要素は
(無線部もですが)無線部以外のハードの高速化が握っている状態で、それはLTEの時代になっても
変わらないようです。
無線規格だけを追いかけていても、RF部だけがどんなに高性能化しても、そのデータを受け止めて
実際に処理するベースバンドからアプリケーションサイドの間が追いついていなければ意味がないと
いう事を言いたかったのだと思います。
要は無線部はどの規格でも同じと。
例えばLTEやDC-HSDPA等の違いは余り意識する必要もなく、今現在の実効速度を叩き出す要素は
無線部よりももっとこっち側に有るということなのだとその言葉で理解しました。
ソフト的な問題点は語られなかったので恐らくUIやなんかは今のコレがそのまま継承の方向では
ないかと思われます。ここまで整理して作り上げたものは生かさないともったいないですから。
というか今のレベルならベストとは言わなくてもベターのレベルは達してきたのではないかと思います。
後はもっとPCとのデータの連携をしやすくして欲しいですね。
ソフトバンクのように生のファイルのやり取りが今のままでは出来ないに等しいですから。
そのリクエストをしてくるのを忘れました。今回のNECの方はかなり話せる方だっただけに惜しい。
今回の内覧会で近い未来の将来像がなんとなく見えた気がしました。
先端技術はばらばらではなく集約化してその成果をみんなで共用する。
その流れがより鮮明に出始めてきたところかなと思います。
恐らく今年の冬端末は一部の廉価機種を除けばほぼ全てがOP端末化するでしょう。
それとともにキーアサインも整理され、ソフト環境も統一化していく。
もうハードキー無しの「見た目だけiPhoneのふりをしたi-modeフル対応のドメ携」も余力で作れそうな
勢いなんですが意外とそっちのほうが受け入れられやすかったりしてww
誤解を恐れずに言うならば・・・。
au端末に感じる様な面白くなさと、技術革新に対するわくわく感の両方が感じられた内覧会となりました。
- 2010/05/22(土) 19:45:47|
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後注(重要)どうやら半年前から500KBオーバーは去年の冬機種から対応している端末が有ったようです。
激しいチェックミスが有りまして申し訳ありません。
こちらは適当に流して
内覧会のほうの記事をご覧ください。F07BとP04Bを触ってきました。
実はN04Bもあったのですがフィルターでアクセスできないページが多かったのでこの機種だけチェック中止。
明日は内覧会があるので色んな方がブラウザ以外はレポートしてくれると思うのでそちらに譲ります。
というわけでブラウザ周りだけのチェックをしてきました。
一応ログを残してきました。F07Bは相変わらず富士通機らしいサクサク感があって使いやすいです。
ブラウザ周りはF01Bより全体的にブラッシュアップされたような軽快感がありました。
ページ移動の画面等の演出はなく、サクサク前後ページに移動できます。
P04BはF07Bに比べればいらいらポイントは有りますが、この夏機種は全体的にブラウザ周りが
かなり改善されているような印象です。スクロール周辺にやや難有かなと思うところも有りますが、
今までの端末のような不満点が余り見当たらない。

これはP04Bの横画面で開いた状態での表示。
なんと横状態でもしっかりと画面の端っこまで使って表示されるようになりました。
240dotでの幅固定ではなくなり、非常に見やすいです。
画面上部にしっかりiモードブラウザと表示されていますよね。
本家・鈴の音情報局の500KBブラウザのテストページでのテストもしました。
500KB対応ブラウザテストページ(鈴の音情報局)当然500KB迄のページは今までどおり開けます。
以下のページも開いてみます。
_480x360pix 695KB
_560x420pix 908KB
_640x480pix 1.01MB
するとページ容量が500KBに達するとアラートが出て、更に続きをダウンロードするかの確認をされます。
「はい」を選ぶと続きがダウンロードされ、500KB以上のページが見れました。
ただし機種によって細かい挙動が違います。
F07B/P04B共に_640x480pix 1.01MBのページはきっちり見れました。
1024x768pix 2.23MBも問題なく表示。
1600x1200pix 5.15MBのページで差異がありました。
500KBのアラートで「はい」を選んでもF07Bは一枚でも500KBを超える画像があるとその後の画像が
全て表示されません。(表示される順番は運なのでどれが表示されるかされないかは不明)
P04Bは500KBを超える画像だけが表示されず、500KB以下の画像は全て表示されました。
もちろん500KBを超えていても500KBのところまでは下が切れた状態で表示されます。
F07BよりP04Bの方がブラウザ的に不満点は多いながら5MBオーバーのページまでi-mode2.0ブラウザで
表示できてしまったので容量的な表示能力は大きいです。横表示もしっかり出来ましたし。
F07Bでも2.23MBのページは表示できましたし、一枚500KB以下の画像しかなければ5MBも表示できたかも
しれません。
明日は内覧会ですので今日触れなかった機種も含めてブラウザ回りをチェックしてこようと思います。
今回の夏機種はブラウザ周りがかなり改善されているようですので非常に楽しみです。
- 2010/05/21(金) 20:32:00|
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ベライゾン・ワイヤレス、自社保有LTE周波数帯を地域キャリアと共同利用へ
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201005141511.htmlアメリカのベライゾンは地域キャリアを使ってLTEのアンテナをハイペースで立てていくようだ。
他のキャリアに先駆けてLTEでアドバンテージを築きたいらしい。
これは日本にはしばらくは直接的な影響はないかもしれない。
日本で発売される端末が700MHz帯をどう扱うかで変わるだろう。
将来を見越して700MHz帯に対応する可能性も有るが、内蔵するアンテナは出来るだけ数を減らしたいだろうし。
イメージ的にはアメリカで開始されたとなればニュースでも取り上げられる可能性も有るので歓迎すべきことだが。
- 2010/05/21(金) 19:45:06|
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ネタチェック中に
こんな記事を見かけました。クレディースイスの早川氏と言えば各社の発表会の質疑応答で必ずといっていいほどなにか質問されている方。
そちらで名前をよく聞く人も多いでしょう。
先日もなかなか歯切れのいい質問を繰り出していました。
この方が
>
ソフトバンク、3年後にドコモの「背中とらえる可能性」こんなタイトルの記事なんか書いちゃってる。
私は幾らなんでもそれは浮かれすぎと思います。
確かにメディアウォーズになれば流れを整備したものが強いので早川氏がそう言いたくもなるのは分かります。
しかし過去にそういう流れがあったからといって、将来もそう流れるとは限りません。
例えばWindowsで考えると日本ではWindows95が発売されて本格的なWindows時代の幕開けになりました。
そこで日本では一気にWindows95が広がった。
しかし日本でWindows95全盛の時アメリカでは既にWindws 3.1を使っている人が多かったので
Windows95は日本ほどは広がりを見せなかった。アメリカで本格的に95系に移り変わるには
Windows98の発売を待つ必要があった。
後、OSの世代を重ねる毎に旧OSに残る人は増え、新しいOSはパソコンを買い換える時ぐらいにしか
広がっていかなかった。後で決定的に広がったのは軽くて使い勝手も性能もよく、後継OSがなかなか
出てこなかったWindowsXPぐらいだろう。それでもWindwos 98やWindows 2000の稼動している
古いパソコンは未だによく見かける。
一方Twitterはどうだろう。
私はTwitterを極限まで無駄を削ぎ落としたSNSという見方をしている。
そういう見方をすればFacebookやmixi、モバゲー、GREE等競合が無数に有ることになる。
変わったところではAmebaのpiggで世界を作っている人だっている。
勿論併用するユーザーもいるのでそれが一概に敵というわけでもないが。
私からすれば「そういうのを使いたい人は既に使っている人が多い」という認識で、過去に有ったような
爆発的な・・・というほどには至らないと考えている。勿論まだ触れていない層は当然いるので
Twitterに触れることが出来る環境が身近になれば新たに使う人も出てくるだろう。
しかしTwitterアプリを端末に標準で乗せたぐらいで爆発は起こるとは思えない。
既に水を吸ったスポンジに今以上に水を吸わせようとしているようなイメージだ。
それと「別にソフトバンク以外の端末でも普通にTwitterが使える」わけで、Twitterが
ソフトバンクユーザーだけに益を与えるとも思えない。
Yahooにソフトバンクの人だけがアクセスしているわけではないように。
その事を早川氏は考えているのだろうか。
孫社長は他人が考えた既に有るものを組み合わせて商売に繋げる事が異常にうまい。
しかし単なるパブリックなものの組み合わせでしかない。
少なくとも今の孫社長のやっていることはそうだ。
もしTwitterを買い占めてソフトバンクユーザーだけの世界にすれば全く魅力のないものになる。
だから世界中からアクセスできるようにしていなければならない。
そうなるとドコモでもauでもかまわないじゃないかという話になる。
孫社長の考えている事は他社の2年先を行っているという話なら賛同するが、それが
モバイル事業全体として2年先を行っていることとは別の話だ。
孫社長はTwitterを利用してUSTにリアルタイムの動画を流し、まるで写メを送る感覚で動画を
流し合い、そのバックボーンは整備されたWiFi網に多くを逃がす。
このイメージを描いているのだと思います。
確かに分かりやすい。
パッケージで提示されるとイメージがわくのでホットになり勝ちだが引水できる全ての
ものを考慮する事を忘れてはいけない。ソフトバンクだけが引水できるわけではない。
流行るとなれば各社アプリを用意するまでだ。
早川氏は写メはすぐにJ-PHONEだけのものではなくなった過去をお忘れか。
東京や大阪の地を見れば分かる、最終的に太ったのは一等地に地べたを有している地主だと。
インフラ業者にとっての土地に相当するものは何か、まずはその議論から始めるべきだと思う。
- 2010/05/20(木) 19:58:41|
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UMTSの900MHz帯にMCA無線が割り当てられています。
MCA無線はマルチチャネルアクセス無線と言われて帯域を有効に使う為に出てきたものですが、
ここでいうMCAは単にマルチチャンネルアクセスという方式の意味ではなく、業務用MCA無線という
固有名詞(?)として呼ばれるほうのMCA無線を指しています。
今主に使われているのはデジタルMCAで携帯でいえば2Gのmova等の世代でしょうか。
そういえば警察無線等もデジタルで2Gの世代に相当すると思います。
これっていつまでも帯域を占有して使うよりも、既に有る携帯ネットワークに載せかえる事は出来ない
のでしょうか。例えばFOMAのパケット通信を利用して専用のMCAもどきのP2P通信を確立して載せるとか。
そうすればMCA無線の端末もモジュール端末化できてスッキリするように思います。
警察や消防・救急などの緊急用とのものはさすがにネットワークを分けておいたほうがいいでしょうが、
他のMCAも有る程度携帯ネットワークに吸収する事は出来るのではないかと思います。
携帯網のパケットを利用したP2P無線を一度確立してIDを32bit空間とか取っておけばそれこそ無数に
MCA網を収納できると思うので面白いと思ういのですがどうでしょう。
その為には今の無線並みに接続レスポンスが早くないといけません。
PTTを握っているのが1~2秒程度の通信も沢山あります。
それらがかなえば、業務用無線を周波数の物理的な割り当てから分離する事が可能ではないかと思います。
土地の奪い合いのような再編ではなく、こうしたメディア化した発想も再編には必要ではないでしょうか。
- 2010/05/19(水) 19:45:53|
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9時半、ソフトバンクの新製品発表会が始まりました。
冒頭の孫社長らしい振りの話はほぼなく、いきなりメインテーマが始まりました。
その時にはインターネットの時代などと表題を作ってきましたが、今回のテーマはTwitter。
二時間ほぼTwitter一色といってもいい感じでした。
リアルタイムにツイートがライブ映像横やステージ背面のスクリーンに表示され、印象的な
ツイートは数秒間大写しにしてみたり、とにかくTwitterを全面に打ち出していました。
後に発表したドコモもそうですが、基本端末は少しだけ紹介でサービスを全面に押し出すという
プレゼンテーションだったように思います。
ちなみに孫社長は「お風呂の中でジップロック」をしてツイートしているんだそうです。
iPhoneって防水じゃないからジップロックが必須のようです。
何億という役員手当てを受け取っている人ですらそこらの女子高生みたいな事をしているんですね。
私は風呂は機械なんかには触らずゆっくり入りたいので防水携帯ですら持って入る気はしませんが。
田舎の露天の温泉で静かな山でもぼーっと眺めていたいような人なので。
孫社長の印象的な言葉を記しておきます。
「仕事にTwitterを役立てるようと始めた」
「Twitterを始めて多くの事を学びました」
「歯を磨く前にTwitterを見るようになりました」
「朝食を食べる前にTwitterを見るようになりました」
それは初めてDSを買ってもらった小学生のすることでしょう。
なんか単なる道具がそれを使う事が目的化しているように感じます。
Twitter社から見たことも無い、これからも余り見る事もないであろう「誰か」を舞台に招いて紹介していました。
ソフトバンクの新製品発表会でしょ?ちなみに「誰か」はtwitter社の創業者のエヴァン・ウイリアムスです。
もう顔も姿も覚えておりません。
ソリューションの発表会じゃないんだからそろそろいい加減にして欲しいな・・・と退屈に感じました。
ちなみに私がドメスティック携帯(ドメ携)と呼んでいる携帯の事を背景のスクリーンに写っている
説明用の資料には「通常ケータイ」との表示、孫社長は「一般ケータイ」と呼んでいました。
「ガラケー」と呼ばないのは高く評価できますが、呼称ぐらい社内では統一しませんか?
ガラパゴスという言葉を流行らせてしまうことに私も一枚噛んてしまったと思うので余り大きな声では
いえませんが、ガラケーなんて呼び方はセンスのかけらも感じないので私はその呼称は使っていません。
どう考えても蔑称ですしね。私は蔑称ではない普通の呼び方を模索してドメ携と呼んでいます。
多くのコンセンサスが取れるならソフトバンクのように一般携帯でも通常携帯でもいいですけどね。
今回は945SH Gというのが隠し玉だったようです。
これは明らかに去年のドコモのエヴァンゲリオンケータイのパクリですね。
913SH Gの時のように新しい端末を用意するわけでなく、メインのハイエンド端末の945SHの
ガンダムバージョンを用意したもの。SH-06A nervのやり方を踏襲してきました。
ソフトバンクがここまでドコモをパクるのは珍しいですね。
逆に言うと去年のドコモの売り方がうまかったと商魂の塊のソフトバンクが認めたということなんでしょうか。
しかしガンダムのプラモデルが付いてくるというセンスは913SH Gそのもの。
あくまで世界観に入るのが目的のSH-06A nervと違って、単にガンダム尽くしにしてしまうのが
目的の945SH Gの売り方はnerv携帯の域までは達していないという印象を感じました。
STARBUCKSでソフトバンクのWiFiユーザーが自動的に繋がるようにするとのこと。
後述しますがソフトバンクとドコモの大きな違いはここです。
ドコモなら間違いなくこれを新しいインフラとして整備して上乗せでお金を要求してきます。
ソフトバンクは既存インフラの延長として整備する。
悲鳴を上げている都市部のトラフィックを上手逃がす方策を完成しちゃいましたね。
他にも60社ほど店の名前が並んでいました。
最後にUSTREAM ジョン・ハム(CEO)が登場して終わり。
それにしてもソフトバンクの要素技術の組み合わせ方はうまいですね。
TwitterとUSTREAMの即時性にこだわったソリューションに徹しています。
好きな人はとことん好きな世界、でもそうやってやり取りの速度が上がっていくにしたがって
ドロップアウトしていく人の割合も増える。mixi等がそうですね。
ある日突然うっとおしくなって日記を書くのをやめる、mixiを退会する。
その中でmixi以上に文字と情報が先鋭化して流れるTwitterは合う人と合わない人の差がmixi以上に
出るでしょう。ソフトバンクは情報産業としても先鋭化し、受け入れ人数も先"鋭"化していくように思います。
この場合の"鋭"はグラフに書いた場合の図形を表現しています。つまりユーザーを選んでしまうので
使う人の割合を自ら削ってしまうという意味です。当面は魅力のほうが勝ってユーザは増えていくでしょうが。
Twitterの最大の特徴でもありは長所は、短文で飾りがないからこそ発生する速度感です。
短文のテキスト文だからこそ貧弱なモバイル機器でも十分に対応可能です。
以前からそのTwitter的にテキスト情報量の塊が日本に存在しました。
"2ちゃんねる"がそうです。またモバゲーやミクシーが繋がりを提供しました。
その特徴の美味しいところ取りがTwitterと私は解釈しています。
140文字という欠点がなければ早期にTwitterは崩壊していたかも知れないですね。
程よい欠点をもっているので先鋭化して生き残っていけると思います。
質疑応答では石野氏がTwitterについてコミュニケーションサイトなのでドメ携での18歳未満の
フィルタリングについて質問していました。孫社長はこれで最大の矛盾に直面する事になります。
Twitterをフィルタリングすれば世界中から笑いものにされるだの、そこで選挙活動に使えないのは
おかしいだの持論を展開しました。普段からそれらの事に相当鬱憤を感じてらっしゃるようです。
また、Twitterをフィルタリングすることに総務省が動けば「総務省にガソリン持っていって火をつける、
ただ今ここで犯罪予告をする」「それが革命だ」等とステージ上で堂々と犯罪予告をされておりました。
ちなみに世界ではそれをテロと呼んでいますが、壇上でそれを言えるのは自由と言うかなんというか。
半分本気の目に見えたのは気のせいでしょうか。内心は半分どころじゃないかもしれませんが。
通常端末の300KB制限についての質問はおもいっきりごまかしました。
「どのキャリアも300万パケットで制限をしている」
それじゃなくて・・・ソフトバンクのみが行っている端末での300KB制限ですと突っ込まれると、
「それについては確認しないと分かりません」
どうやらまだ300KBで絶賛制限中のようです。(言及がないものはこれまでの制限を踏襲と思われます)
それとZという型番の会社があるがこれは質問者によるとZTEのようです。
一般ケータイにUSTREAMは乗るのか?という質問に対しては、「一般ケータイはソフトの作りこみが
違うので今後検討していく」のような事を言っていました。いや、別に技術的には何も難しい事は
ないのですけどね。一般ケータイで難しいのは300KB制限を廃止できない回線など、基地局の作りこみ
などの大人の事情ぴーーががふぁljkん;jg・・・というわけですね。
JILについての質問がありましたがやはり「10億ユーザー」は言いませんでしたね。
これからもJILについての虎の威を借る発言はきっちり監視していきたいと思います。
そしてソフトバンクは終わり、2時のドコモ待ち。
今回もドコモは一時間程のあっさりした発表会です。
毎回ドコモはIRの一環というのもありソフトバンクと比べると過度の演出はなく味気ない発表です。
なんかNHKっぽい雰囲気が漂っています。
一応ドコモの発表資料のアドレスを張っておきます。発表内容の全てが詰まっています。
端末的にはもう行き着くところまで行き着いているのでもはや言う事はありません。
その端末がどの価格帯で出てくるのかだけに興味が有るといった感じ。
なのでもう個別の端末の詳しい紹介をわざわざビデオを準備して紹介などはありませんでした。
ドコモが今回の新製品発表会は個別の端末ではなく新サービスの売り込みでした。
機能的にはWiFi搭載機が3機種、この全てがWiFiアクセスポイントモード(モバイルWiFiルータ機能)
対応で今回の夏モデルからは4台のクライアントを繋げる事が出来るとのこと、これは大きい。
先日の日本通信のSIMフリーのWiFi端末と相まって更にiPad等が利用しやすいようになった。
ドコモ持ちが一人居れば数人でDSやPSPの通信が出来て更にPCで攻略ページの
検索も同時に出来る。ものすごく実用性が増した。
これはLTEの時代まで実現される事はないと思っていたが、ドコモもついに本気を出してきたと
言っていいだろう。最終兵器であるドコモの強力な回線を余すことなく生かしてきた。
スマートホンは今年度100万台が目標と数字を出してきた。
Experiaのいい出だしで自信をつけたのだろう。
あとは技術的な関係の人には完全にパスされているiBodymo。
これは運動と食の総合的な健康関係の統合を狙ったサービス。
その中でauのスマートスポーツRun&Walk的なものも有ります。
私が以前ここにこういうのがほしい的な事を書いたものもほぼ実現されていました。
また
DLNAにも対応してきました。
本来家電やPC、モバイルまで含めて相互アクセスを共通化するためのアライアンスなのですが、
実際はほぼテレビやDVD等の映像分野の機器のみしか対応していませんでした。
まだ対応端末は少ないようですが、ドコモの多くの端末で標準の地位を獲得して欲しいものです。
ドコモもソフトバンクもHDMI端子を持ったハイビジョン録画が可能な端末が出てきていますが、
それをWiFiやBlueTooth経由でDLNAコントロールや映像の転送も出来る様になるといいなと思います。
あとspモードについて。
スマートホンでdocomo.ne.jpアドレスのメールに完全対応、ドコモマーケットのコンテンツ決済等をひっくるめた
サービスのようです。スマホだけdocomo.ne.jpに対してPOPかIMAPでアクセスできるようになるのしょうか。
スマホでプッシュメールも使えるようになる?
私としてはスマホではMMSに対応して欲しいと思うのですがそれに対しての言及はなかったです。
説明会終盤に有った質疑応答はほとんど盛り上がりません。
その後に有るアナリスト向けの質疑応答が本番なのでそちらが皆本命と考えていたからでしょう。
アナリスト向けの質疑応答は活発で掘り下げた質問が飛び交いました。
その中でもほとんどの人が余り触れなかった料金についての質問が一件。
「パケット固定の料金政策がややこしい。これからはキャンペーンで等で4410円定額で使える
ようになったが、スッキリとした料金体系で4410円定額時代は来るのか?」
「現在有るポート制限については将来どうなるか、パケホダブルではポート制限がないが、
将来そのすり合わせはどうするのか」
など、かなり突っ込んだ質問も有った。
これについては明快な回答は得られなかったが、LTEがきてからでないと整理できないし答えられないでしょうね。
「PROシリーズは驚きを与える」に突っ込まれた事に関してLTEまで絡めて答えている永田部長の向こうで
山田社長がおもいっきりニコニコ笑っていました。なるほど「驚き」という単語を使いたくなるような
サービスを年末以降に考えておられるわけですね。こりゃ楽しみです。
最後に。。。WiFiについて。
ソフトバンクはWiFiルーターをばらまいたり全国60社の店舗にWiFiスポットを用意した。
ドコモはWiFiアクセスポイントを持った端末を強化してきた。
同じWiFiをキーポイントにしてはいるがアプローチが全く正反対だ。
ドコモ [PCやDS等WiFi機器]~WiFi~[ドコモ端末]~FOMA回線~[ドコモネットワーク]
ソフトバンク [ソフトバンク端末]~WiFi~[WiFiルータ]~インターネット回線~[一般ISP]
同じWiFiのインターフェイスなのにソフトバンクは他社の回線にパケットを逃がすことが目的で、
ドコモは自社の回線網に色んな機器のパケットを持ってくることが目的です。
どちらがインフラ業者として通常有るべき姿かは一目瞭然でしょう。
「やりたかったのは携帯事業者ではない」・・・なるほどその通りですね。
私はソフトバンクは既に単なる端末販売の代理店に近づいているなと感じます。
〓マークの下にでもりんごマークと共に「Apple正規代理店」と書かれる日はそう遠くないかも。
- 2010/05/18(火) 21:35:54|
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Android 2.2はテザリング対応、5倍高性能に
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1005/14/news072.htmlAndroidが2.2でようやく納得いく出来に近づいた。
iPhoneは3.xでその域に達したが、iPhone 3Gのの発売からやはり一年程度の試行錯誤の時間が必要だった
ようにAndroidもまた多くのユーザーに揉まれて2.2で弱点をカバーして更に速度という魅力をつけてきた。
このようにある程度の機能の実装が完了すれば最適化で高速化するという流れが出来ているように思う。
また今回の速度アップはiPhoneの3.xの頃以上にドラスティックな高速化と伝えられているので
今までがどれだけAndroidというOSを作る事に手を取られていたのかが窺い知れる。
当面動かす為だけに「とりあえず」で仮書き状態だったところを正式に書き直したのかなと思われる。
私も現役でコードを書いていた頃時短の為にそんなやっつけ仕事はいくつもやってきたから良く分かる。
また本日発表されたauの新機種では1GHzのsnapdragonを利用したプラットフォームがKCP 3.0として
登場し、全体のプラットフォームとしてのパワーアップとOSの処理速度の向上も行われている。
ちなみにKCP 3.0はKCP+をそのままsnapdragonに移植しただけなので機能的には全く同じ。
早速T004とS004に採用されている。
Pocket WiFiが盛況だからだろうか、2.2ではテザリングも正式に対応される事になった。
バージョンが2.1→2.2という上がり方なのに対して非常に重要なアップデートが二つも有る。
このことは必要な機能の体裁が一通り整い、Android 2.xが成熟に向かっている事を表しているように思う。
これからはiPhoneが3.xのような熟成に入るのではないだろうか。
当然ながらターゲットはiPadと次期iPhoneを大きく睨んでいると思う。
ハードメーカーもこの時期に入ればようやく安心してハードを作れる事になる。
各メーカーも主要マシンは多少古くても2.2を移植して欲しいと思う。
必ず息の長いマシンとして売れると思う。
一番困るのが1.6→2.1に上げるといっているソニエリのExperia、どうせアップデートを出すなら2.2ですよね。
秋にわざわざ2.1を出されても喜ぶ人は余りいないと思います。今からでも作業を中止して2.2に移る
べきでしょうね。なんかかなり色んな意味で後手に回っているんじゃないかと心配します。
完成して熟成に入れば最適化をいたして速度アップするのがもはや慣例化してきていますが、
ドコモの端末だけはどう見てもこのドラスティックな高速化が見られないのはどうなんでしょうね。
たしかにKCP 3.0はコードの最適化よりsnapdragonの威力のほうが大きいと思われますが、
ドコモだけはいつまでも端末を使っていて今までより圧倒的にさくさくだと感じる瞬間がない。
色んな手で遅いのをごまかす手法は多く取り入れられて余り遅く感じなくはなってきたが
でも実際の速度は前より大きくは改善されていないものが大半。世界の需要を取っていこうと
いうものはこういうところがきっちりと作られてきっちり使い勝手の改善を行っているんですよね。
余計な機能は載せたりせず、日々一番使う部分を快適化してくれるわけです。
ドコモも機能で縛る不便さによる縛りではなく、より快適さをアピールした魅力で引きつける
手法に切り替えて欲しいものです。
- 2010/05/17(月) 19:31:24|
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ドコモ、携帯を下取り ポイント5000円分付与
7月から 半導体など再利用
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819594E3E3E2E1948DE3E1E2E7E0E2E3E29F9FEAE2E2E2マジですかと目を疑った。
かなり以前、このブログでキャリアによる端末の下取りを書いた事は有った。
まさかこういう形でドコモから登場するとは予想していなかった。
このポイントはどうもドコモポイントとは違うようだ。
記事中に
>利用者には新端末の購入や通信料金の支払いに使える5000円相当のポイントを付与する。
と通信料金の支払いに使えると書いて有る。ドコモポイントでは通信料金は支払えない。
記事が間違いで5000円相当のドコモポイントである可能性も有るが。
ただし2007年末以降発売の端末、つまり905/705以降の「使える」端末のみという制限を課してきた。
>回収した端末は分解し、半導体などの部品をリサイクルする。ドコモは保険料を払う加入者に、
>故障した端末を有償(5250円)で同一機種と交換するサービスを実施している。景気低迷に伴う
>新端末の買い控えで同サービスの利用者は年100万人に上っているもよう。不足気味の交換用端末に
>リサイクル部品を活用する。
いわゆる”リフレッシュ品”確保が目的のようです。
ドコモは故障端末をリフレッシュ品に置き換えて対処していますが、新品が売れない裏で、
故障の修理が盛んになっていてそれでリフレッシュ端末が確保できないという事態にまで
なっていたわけですね。しかしその為に5000円を付けてまでして端末を確保するとはね。
私は以前の下取り記事でキャリア純正の中古端末としての販売云々と書いた覚えが有るが、
これって事実上同じ事ですよね。故障対応か販売かするかというところは違いますが、
ユーザーからお金を払って集め、またユーザーに戻しているわけですから。
リフレッシュ品に関しての印象はそれぞれですが、エコという観点に立てばかなりいい
ことではないでしょうか。
ドコモサイドからすればリフレッシュ品の確保と新品端末の販売、販売店からすれば
5000円の割引枠の確保。ユーザーからすればタダで端末を渡すのは惜しいが5000円の割引に
なるなら喜んで端末を差し出すことが出来る。
とても面白い試みだと思います。
- 2010/05/15(土) 19:38:51|
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ソーラー充電器「FOMA ecoソーラーパネル 01」を開発
http://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2010/05/13_01.html?ref=nr_indexサードパーティーのソーラー充電アダプタはよく見かけたが、純正で単独ソーラー充電器は
全キャリア初じゃないだろうか。
ソーラーパネルでの充電は、端末を直射日光に晒すという実装密度の高い電子機器にはあるまじき
行為を行う必要があるが、ドコモの場合は「FOMA 補助充電アダプタ 01」が有る。
普段はこれに繋いで放置しておけば電気代0円で携帯を使い続ける事が出来る。
FOMA 補助充電アダプタ 01も私はプレミアムステージの特典で端末1年継続利用でタダでもらった。
このソーラーアダプタも同特典で選べるようになると嬉しい。
そうなれば次回の特典ではそのソーラー充電器を選択すると思う。
- 2010/05/15(土) 19:15:21|
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決定しました。海外パケ定額7月下旬に主要国開始。詳細は後
http://twitter.com/masason/status/13979022875そんなことできるのかと思っていたが、Twitter内で動くといったものは確かに動く。
この行動力は本当にすごい。
決算発表会でやると言ったものもこのぐらいやってくれていたらもっとソフトバンクファンが
増えると思うのだが。
- 2010/05/15(土) 00:52:14|
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iPadに最適なSIMロックフリーのダイヤルアップルーター日本通信から登場か
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/019/19469/ドコモのMVNOの日本通信がSIMロックフリーのモバイルWi-Fiルーターを発表。(正式発表かどうかは未確認)
なんとなあiPadを囲んだ碁石の置き合いも次の一手で情勢が大きく変わってしまう怖い世界です。
タイミング的にはiPad需要を当て込んでいると考えられますので完全にソフトバンクのSIMロックフリーに
当てた隙間需要です。ドコモが困っている裏で日本通信にとっては商機到来といったところでしょうか。
合わせてこんな情報も。
ドコモのデータ定額プランがSIMフリー端末で使えるらしい2010/05/12 ■ ドコモの定額データプランで海外端末が使えるようになった!というわけで、日本通信でモバイルWi-Fiルーターの端末を買い、ドコモSIMを挿して5,985円/月で使う
ことも出来るわけです。ノーパソもiPadもiPhoneもiPodも何でもつながります。
ドコモが動かなければそれだけ日本通信には旨みが有るという面白い状況が始まりそうです。
当然それらはドコモユーザーにとって大きなメリットとして降り注いできます。
今後の日本通信の動きはソフトバンクやイーモバイル、UQにダメージまでは与えなくても
大きな目の上のたんこぶ的な存在になりそうです。
- 2010/05/14(金) 19:15:20|
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iPhoneでAndroidを起動させている衝撃的なムービー
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20100423_dual_boot_on_iphone/動画はこちらからも見れます。(入り口が分かりにくいので別途リンク)
http://www.youtube.com/watch?v=5yO2KQHkt4AiPadの件やコメント欄炎上など様々な事が重なってアップが遅れたが、以前記事に書いた
iPhoneでAndroidを起動させている亡者はいないのかな?と書いていた事を本当に実現して
いた人がいた模様・・・。
世の中広いもんだ。
これでドライバーは揃ったので以降のバージョンのAndroidも用意に移植できるように
なっているのではないかと思う。これをばら撒くのはちょっと内容的にハードルが高いかもね。
インストーラの出来がよければ配り方次第では流行るかもしれない。
というか、飽きて眠っているiPhoneやiPodが生き返ってくるかもしれない。
さらに次のハードルはiPadにも移植かなぁ・・・。
- 2010/05/14(金) 02:03:26|
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・純増
ドコモ 154,500
KDDI 103,100
ソフトバンク 216,000
イーモバイル 58,200
・MNP
ソフトバンク 36,200
イーモバイル -600
KDDI -11,700
ドコモ -23,200
今月は数字の内容はともかくとして、動き的には当然と言えば当然の結果になりましたね。
ソフトバンクが根性の一位奪還。
さてとその内訳です。
モジュールが50,400でこれはそのままフォトビジョン換算、いつもは-5000ぐらいのはずのプリペイドが
何故か22,000の純増でまたもや期限切れをカードを復活か?(お手持ちの期限切れプリペSIMをお持ちの
方は復活確認してみてください)
携帯IP接続サービスが135,100でこれのほとんどはiPhoneでしょうね。
50400+27000+135100=212500
だいたい純増値と一致します。
ということは他の技は繰り出していないのでしょうね。
iPhone様様ですね、でもフォトビジョンの数がそろそろかげりが見えてきているのは「余裕が有るから
それだけに抑えた」のか、「タダでも要らない人が増えてきた」のか判断に困りますね。
とりあえずソフトバンクは先月は完全に諦めていて今月にかけていたのでしょうね。
まあ連続して撒ける可能性を残すなら確実に勝てる月を取りこぼさないことのほうが大事だと
いう作戦に切り替えたのかもしれません。
それと今月からUQも毎月発表になりましたね。
UQコミュニケーションズ株式会社 23,400
ちなみにイーモバイルが毎月発表になった初月は
イー・モバイル株式会社 32,600
なのでやっぱりイーモバイルの勢いには到底及ばなさそうですね、時期的には有利なはずなのに。
- 2010/05/13(木) 01:22:49|
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グーグルのOS搭載スマートフォン、米市場でiPhone抜き2位に
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-15232120100511> [サンフランシスコ 10日 ロイター] NPDグループによると、第1・四半期の
>スマートフォン(多機能型携帯)向け米ソフトウエア市場で、グーグル(GOOG.O: 株価,
>企業情報, レポート)の基本ソフト(OS)「アンドロイド」が、アップル(AAPL.O: 株価,
> 企業情報, レポート)を抜いて2位に浮上した。
>
> NPDによると、グーグルの「アンドロイド」は、第1・四半期に米国で販売された
>スマートフォンの28%を占め、21%だったアップルの「iPhone(アイフォーン)」
>を抜き、2位となった。首位は「ブラックベリー」メーカーの加リサーチ・イン・モーション
>(RIM)(RIM.TO: 株価, 企業情報, レポート)で36%だった。
四半期レベルでですが、ついにAndroid OSを搭載したスマートホンがiPhoneに追いついて
販売数で抜かしたようです。これまでの蓄積の差が有るので稼動数ベースではまだまだ差は
有るでしょうが、これからはもうAndroid端末の販売数のほうが上回ることのほうがほとんど
でしょうね。iPhoneのほうが上回ることが有るとしたら新型の発表時ぐらいでしょう。
これを機会に以後は世界的にAndroidの販売数の方が伸びる傾向に変化していくと思います。
Apple側はiPadも有るのでそれを含めて今のうちに出来る限り数を稼いでおきたいはずです。
なので余計にiPadでドコモを取りこぼしたのはAppleとしては痛いでしょうね。次期iPhoneへ
それがそのままつながるでしょうから。日本国内でのAndroid/iPhoneの販売数で逆転の時が
早まった可能性も有ります。
まあドコモ側もSIMフリー化でソフトバンクのiPhone独占を阻止する動きを見せていますので
その内法整備などの過程を経てドコモでも正式にiPhoneが使えるようになる可能性が高いので
日本国内ではそう単純に話は進まないとは思いますが。
でもアメリカ内での逆転劇は思った以上に早く、この報道は意外でした。
- 2010/05/12(水) 03:45:01|
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ニュースソースはあちこちに有ると思うので割愛しますが、国内でのiPadの3G SIMの対応はソフトバンクで
決定したようです。
ドコモ側がSIM販売に対して言及した上でこの状態ですからもはや閉口するしかないです。
カッコ悪いというかなんと言うか。
私は昨日書いたパケット周辺の価格の問題が一番の理由ではないかと予想しています。
違うかもしれませんがww
もしその辺りが理由だとしたらそろそろドコモも考え直す必要が出てきた時期なのではないかと思いますよ。
一度獲得した濡れ手に粟に近いパケット収益のこの美味しい状況をそう簡単には手放せないのは
分かりますが、ユーザーのみならずAppleにすらそれが嫌われていることになります。
半額とは言いませんが、何とかならないものでしょうか。
1Mbpsか512Kbps制限でもいいですから安価なパケット定額を準備して価格を下げる努力を見せるべきです。
それでiPadが獲得できるかは本当の理由を知る関係者にしか分からないことですが、ユーザーが
選ぶプランで設備投資の計画を有る程度読むことが出来ますし利益率向上にも繋げる事も可能でしょう。
どうもドコモはまだ大鑑巨砲時代の発想のままではないでしょうか。
新しいデバイスを使いこなす術を身に付ける必要があると思います。
ところで
ソフトバンクの価格提示がありました。なんとまあユーザーにとって大いに魅力的な価格帯でしょか。
とは思うのですが、これは携帯電話では有りません。
なのでドメスティック携帯(国内仕様携帯・ドメ携)やiPhone等を別に持つ必要があり、その代金に
これらの回線契約料金と端末代が上乗せして毎月かかってきます。
なのでそこまでして使いたいものかをまず検討する必要があるのです。
私は以前から1回線契約に2枚以上のSIMを発行するマルチSIM制度を導入すべきだと発言していますが、
マルチSIMにiPad・ミニノートオプションを付ける形などで導入して対応するなど出来れば現実的では
ないかと思っています。(回線契約数は増えないのでARPU向上に繋がる)
孫社長が先日の決算発表会でWiFiを強調したのとマイクロセルを強調したのはこのiPadと夏のiPhoneの
ことが大いに関係あるのでしょうね。しっかりとした一つの道を引いた上でそれを遂行しているように思います。
それに対してドコモが何一つ手を打ち出せないこの状況は如何なものかと思います。
今回のことで私の中では夏のiPhoneのSIMフリーも「またの機会にお越しください」になったのではないかと
思い始めました。どちらもMicroSIMであると思われることと時期的に恐らくセットで交渉していたと思うので。
追記:
そういえばiPadはMicroSIMですが、これってドコモから予定通りに出るのでしょうか?
出なければ海外版のSIMフリー機を手に入れて持って帰って来てもソフトバンク以外では
利用できませんよね。元のSIMの方が大きいので変換アダプターも外にSIMを貼り付けて
中に配線を引き込むというかっこ悪いものしか作れませんし。
(更に追記:コメント欄で通常SIMを細工して使う方法が紹介されました)
- 2010/05/10(月) 20:35:26|
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どうもiPadについて情報が錯綜しているようです。
はじめはApple販売分はSIMフリーという情報が流れ、その後念を押すように全てSIMロックありと
いう情報が流れ出しました。
一体どっちが正しいのでしょう?
どっちも正しいということを仮定してこの謎を解いてみます。
ソフトバンクは当然ながらiPadは独り占めしたいはずです。
ドコモは独り占めでなくとも自社でも使えればいいという立場。
Appleは一台でも多く売りたい。
これらが全て満たされるところでバランスさせてみます。
Apple当然二社とも交渉のテーブルに上げていたでしょう。
しかし土曜の段階ではなぜかソフトバンクのみの発表。
まず目に付いたのはAppleの公式発表。
SIMロックについて一切触れていない。
つまりあの書き方だとSIMロックしていてもしていなくても通用する。
一方ソフトバンクは何故か土曜日というおかしなタイミングで発表した。
何故土曜日なのだろうか?
これらの交渉が全てApple主体で動いていたと仮定して考えるとAppleは時間が欲しかったのではないかと。
ソフトバンクからの発表をさせておいてドコモに揺さぶりをかける必要があったと考えている。
それを解く鍵はソフトバンクのホームページ上にある。
パケット定額やプリペイドでのパケット代金が妙に安い。
恐らくこの低価格ぶりはAppleの要望だったのではないかと考える。
だとすればドコモはあそこまでドル箱のはずのパケット代を下げるわけはない。
だからソフトバンクに土曜に発表させてドコモに揺さぶりをかけ、土日の間にぎりぎりの
詰めを行っているのではないかと私は考えてみた。
ソフトバンクが最初にiPhoneを売り出して始め以外全く売れず、売れ出したのはエブリバディー
キャンペーンを行ってから。つまりパケット代が大きな足かせになった事を見抜いたAppleは
iPadの障壁を出来る限り解いてしまいたいと考えたと私は思っている。
パケット代を下げてドコモとソフトバンクから売り出せばAppleの取り分が最大になる。
ドコモの首を立てに振らせる為にAppleはあの手この手を使ったのだろう。
しかし土曜の時点ではドコモはイエスと言っていなかった。
こういう仮説を立ててみたがどうだろうか。
全て私の空想の過程の話だが、起こっている事象を全て満足させてみるとこうなった。
これが真実だったとしたら月曜にはソフトバンクのみと決定している可能性ははるかに高いです。
なにせ今年の純利益は8000億越えを目指すとのことですからドコモはARPUを下げてネットワークの
負荷が上がるものは投入したくないはずです。しかしジョブズはそうしろと言う。
完全にiPhoneの頃のように平行線でしょうね。
私的にはドコモはそろそろパケット定額の金額は見直すときかもと思います。
アメリカ並みの価格はアメリカ以上の品質のネットワークには馴染みません。
しかしそこまで下げなくてもユーザーも納得してドコモも満足できるスイートポイントは必ずあります。
例えばドコモがiPadに関しては専用アクセスポイントを設けて転送速度を制限してMAXで2Mbpsに
落とすとかするのです。そうすればネットワークも楽になるので定額の価格もある程度押さえ込めます。
そういった工夫で価格を押さえ込めばいいと思うのですがどうでしょうか。
まあ全て仮定ですけどね、でもドコモとAppleのことだから可能性はゼロとは思えないんです。
- 2010/05/10(月) 00:58:58|
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iPad、5月28日に米国外の9カ国でも発売開始
http://www.apple.com/jp/news/2010/may/07ipad.htmliPad周辺が動き出した。
Appleとソフトバンクがそれぞれ発表し、5月10日に予約受付開始、5月28日に発売と相成った。
ここでややこしいのはiPadはiPhoneと違いAppleとソフトバンクの両方から販売されるということ。
ソフトバンク販売分はiPhoneと全く同じ。ソフトバンクだけに向けたSIMロックがかかっている。
>iPad Wi-FiはオンラインのApple Store® (www.apple.com/japanstore)で、iPad Wi-Fi および
>
iPad Wi-Fi + 3Gは Apple直営店と選定されたiPad正規販売店を通じて、それぞれ販売されます。
恐らくApple販売分はSIMフリーだろう。
それらしいという情報もちらほら見られるし。>
それらしい情報1・
それらしい情報2・
それらしい情報3しかしドコモからは販売されないということらしい。(これは確定的と思える情報はまだ見かけないが)
多分MicroSIMに関してはドコモは完全にSIMの契約だけに徹し、ハードの販売には完全にタッチしないという
姿勢を貫きたいのだろう。
確かに通常の携帯端末よりはPC的な要素があり、
手離れの悪い商品であることは間違いない
のでドコモショップの負担軽減を行いたいのだろう。同時にSIMフリー販売の実験場でも有ると思う。
ではどういった売り方がメインとなるのだろうか?
>
iPad Wi-Fi + 3Gは Apple直営店と選定されたiPad正規販売店を通じてがミソだと考えている。
このiPad正規販売店は大手家電店などが中心だろう。
大手家電店の携帯ブースでドコモSIMと抱き合わせて販売する方式とソフトバンクから出るiPadが
並んで販売されることになるのではないかと思われる。
勿論ソフトバンクショップでの販売も普通にある。
なのでユーザーサイドからはドコモショップやほとんどの携帯専門店での販売がないだけで、
家電店では普通に買えるのではないかと思う。
iPhoneをドコモで使う時のようにわざわざ台湾版を手に入れなければならないなどというような
事がなくなるのでやっと本来の姿になったなという印象だ。
さて、
孫社長はこんな発言をしています。
>iPadソフトバンクで確定しました‼
http://bit.ly/9vu7HO http://bit.ly/cpgRgBこれをどう取るか人それぞれだと思いますが、わざわざこんな事を書いてiPadもソフトバンクという
印象工作だと私は思います。
このソフトバンクのページをみるとプリペイドSIMでSIMロックあり端末が「24回払い月額2,760円」なので
66240円、SIMフリーでは75000円~85000円ぐらいかなと勝手に見積もっています。9万円は超えないでしょうね。
追記:
このページも参考になると思います。 ソフトバンクでは販売店が限られるようです。で、このSIMフリー販売で様子を見て6月に同じ方法で新型iPhoneを発売ではないでしょうか。
なので次期iPhoneはドコモから出ません、SIMフリーでApple直営店と選定されたiPad正規販売店から販売
ということになるのではないかと勝手に予想。
ここに来るまで2年かかったんですね。
でも2年前には2年後にこんなことになるとは予想も出来ませんでした。
まだ何の情報も出ていないのに一人で確定させて感慨にふけってみました。
- 2010/05/08(土) 19:21:14|
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世界初 毎秒1ギガビット超の無線LAN NTTが開発
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100507/biz1005071801012-n1.htm>NTTは今後、パソコンや携帯電話、ゲーム機だけでなく、薄型テレビなどの家電までが
>「あらゆるネットワークにつながっていく」と想定。大量のデータ通信量が必要と見込まれる
>インターネットテレビなどの普及が進むにつれ、無線LANの高速化需要は高まるとして、
>新技術の実用化を目指す考えだ。
先日の記事を書いたこのタイミングでこの発表、なんとまあいいタイミングでこのニュースが出てきたことでしょう。
有望パイがまた一つ出てきたと考えていいでしょうね。
ただし11aの後継なら5GHz帯でしょうから家中に届くかという問題が有りますね。
うちの家は2棟に届かせないといけないので5GHz帯ではかなり大変です。
2.5GHz帯でも苦労して工夫している状態なのに。
- 2010/05/08(土) 19:01:46|
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毎度お騒がせしております
「ソフトバンクは自前で光を引け!」の事です。
どうも今日の朝からものすごいアクセスが有ったのでまた2ちゃんねる辺りのどこかのスレにでも
晒されたのだろうかと思ったのですが、どうも様子がおかしい。
その勢いは昼を過ぎても夕方になっても勢いが朝の半分程度でいつまでも続いている。
2ちゃんねるに晒されたのなら普通2~3時間でピークは落ち着くのですが。
その様子が明らかに分かる図がこれ。

最近はだいたい2500~3500PV程度なのでほぼ倍のペースでアクセスが有ることになります。
アクセス元を調べてみるとどうもTwitterからの来客が多いことが判明。
しかもいくつかのIDからの来訪がぶっちぎりで多い。
ぱっと見で20ぐらいのIDぐらいは確認できた。
でもちゃんと数えたら多分もっと有ると思う。
そのぶっちぎりの方のところを見に行くとどうやら
この方がその大元の様子。
その後もどんどんリツイートされていくので新しい情報として何度も掘り返され、そのせいで
余りアクセスの勢いが余り落ちないようです。
この方の記事のリツイートが一番多いようですが、それ以外にもこのブログを直接見て記事を紹介して
くださった方も多かったです。
ともあれ数日前の記事が今頃になって大きなアクセス数を生むとは思っていませんでした。
別の意味でも結構アクセス数を生んでいますが、今回のTwitter騒動はそれ以上でした。
ちなみにこの記事、昨日はドコモの方は普段どおりのアクセスで、KDDIとソフトバンク系の方が
結構触手を伸ばしておりました。しかし普段は少ない本家NTTの方のアクセスが急増。
本日は全キャリア&本家NTT共に大爆発状態です。
大爆発の中でも本家NTTの存在感が異様に大きかったです・・・なんか起こりそうで怖いww
私としては昨日の10回線の記事の方をメーカーの方に読んでもらいたいなと思っていたので
この結果には非常に複雑な気持ちを感じていたり・・・。
とか言いながらもまたこれだけ注目してもらえる記事を書いてみるかという気持ちにさせられましたよ。
- 2010/05/07(金) 21:05:28|
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私は基本的には一応世界の携帯の周波数の標準とされるUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)帯域
に日本も合わせるべきだという考え方を持っている。
なので以前からそれを推進するべきという前提の記事ばかり
書いている。UMTS帯に合わせると何がいいのだろうか?
メリットがなければ多大なコストを払ってまでして合わせる必要は無い。
一番に考えられるのは端末の共通化。
国産の端末が海外に持っていきやすくなるし海外の端末を持ってきやすくなる。
現状では様々な課題は残っているが。
私がにらんでいるのはそこではない。
UMTS帯に日本が合わせることで世界のモバイルのハブになり、世界の中心的な立場に立つべきだと思っている。
重要な周波数帯が使えることで間違いなく国際的な発言力が増すと私は考えている。
例えば日本から海外を見渡すと、アメリカは850MHz帯が利用可能だが、世界標準の2.1GHz帯は1.7GHz帯と対に
使っていて標準とは言えない。少なくともモバイル業界的にはどちらかと言うと異端的な立場にならざるを得ない。
一方ヨーロッパ圏は900MHz帯、1.8GHz帯、2.1GHz帯とほぼ完璧に世界のスタンダード帯をカバーしている。
帯域が同じなだけでパワーバランスが大きく変わることはないが、それでも異端ではなくなりそれなりの
目で見てもらえるようになる。今の日本はドコモの頑張りはあるからまだマシではあるがテーブルの端っこに
座らせてもらっている程度の立場でしかないように思う。
850MHz:北南米,オセアニア,日本(800MHz帯),韓国
900MHz:ヨーロッパ,アフリカ.アジア
1.5GHz:日本
1.8GHz:ヨーロッパ,アフリカ,アジア,日本(1.7GHz帯)
2.1GHz:全世界
この中で日本が海外と繋がっているのは850MHz帯と2.1GHz帯、1.7GHz帯は1.8GHz帯とほぼ同じ帯域だが、
完全に同じでもない上に何よりドコモでは東名阪でしか使えず一部端末しか対応していない。
なのでドコモは対応している事をメリットには出来ていない。
逆にイーモバイルは世界標準の帯域であることの旨みを十分に傍受している。
しかし海外から見たらローミングできるのはW-CDMAでは2.1GHz帯と850MHz帯ぐらいだ。
ヨーロッパ,アフリカ、アジア圏で主流の900MHz,1.8GHz帯は対応していない。
なので2.1GHz帯でヨーロッパ,アフリカ、アジア圏を受け入れ850MHz帯で欧米,オセアニア圏を
受け入れるイメージになる。
しかしそれらは何とかぎりぎり繋がっただけでメインの周波数が使えているわけではない。
しかも世界の携帯事情を考えるとヨーロッパは無視できない。
せめて900MHz帯と1.8GHz帯の片方でも有ると印象は大きく違う。
実際は1.8GHz帯はドコモは東名阪だけでなくもっと国際バンドとして活用すべきだし、
そこに900MHz帯が入ってくるとヨーロッパ,アフリカ、アジア圏から見て日本は電波標準国に
ぐっと近づく。かなり印象も違ってくるはずだ。
それらの動きは日本よりも韓国が積極的に動いている。
その動きを日本も利用すべきだ。
韓国だけでなく日本も同様にUMTSが使えるとなるとアジア圏の隣り合ったIT先進国が注目を浴びる
ことになり、発言力も大きくなるのではないだろうか。もっとも日本が合わせたことすらも韓国に
対する効果として持て行かれてしまうところも有るが。
今はそんなことすら心配できない位置にしかいないがまずは少々困難があっても努力はすべきだと思う。
最後に900MHz帯と1800MHz帯の対応状況を表したものを示しておく。元々旅行者用の資料を基に修正を重ねたものだ。
この資料ももうかなり古くなっているので矛盾は沢山有る可能性があるが参考程度にはなるだろうと思う。
3Gの2.1GHzよりもGSMの900/1800の方が対応エリアが遥かに広いことが分かると思う。
これが次世代通信に入れ替わるには相当な時間が必要になるとは思うが最低限の地ならしは
出来るときにしておかなければならない理由の一つにはならないだろうか。
- 2010/05/07(金) 20:28:42|
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孫社長は決算発表会で「将来的には一家に10回線ぐらいモバイル回線が入り込む」というような内容の
ことを言っていました。果たしてこれは現実的にありえるのでしょうか。私なりに検証してみたいと思います。
私は「出来ること」が需要を牽引するとは思っていません。
その上で「現実的な価格」が実現された時に需要を創出すると思っています。
今ひとつPC定額がメインストリームにあがってこないのは価格帯がまだそのラインに無いからだと思います。
では孫社長のいう一家庭10回線は?
現状では10回線を維持するには基本料だけで最低でも1万円~になり現実的な価格帯ではありません。
では半額では?それでも回線維持だけで5千円が月にかかります。
維持費は一般家庭の感覚からすれば”捨て銭”であり出来るだけかけたくないものです。
孫社長はTVや電子レンジ、冷蔵庫、エアコンなどの家電をネットワーク化する為に携帯回線でつなぐ
ことを想定した発言でしょう。消し忘れの管理から家の最寄の駅に着いたらエアコンを外から着ける
ことが出来たり、ビデオ予約も出先から出来たりと家電のネットワーク化は確かにメリットは大きい。
中にはIPテレビなんてパケット的に暴力的なストリーム放送も出てくるかもしれない。
しかし実際にはそれをしたいだけの為に払えるコストは月1万円ではない。
私なら精々月千円程度でしょうね。
更にSIMロックなんてかかっていたらそのコストでさえ必要とは思わなくなる。
早い話「余計な経費がかかるならそこまでしたいとも思わない」が素直なところ。
様々な機能で有難いかなと思うのは消し忘れの確認と予約程度。
少なくとも暖房関係のものを無人の家庭で前もてつけておくなどは怖くて出来ない。
一人住まいでも不安なのに、家族と住む家ならどんな可燃物が近くに置かれているかもしれないのに。
勿論エコ的にも余り感心できない。
今の所つなぐのは必ず携帯回線でなくてはならない理由は今の所見当たらない。
現にビデオ予約は様々な方法が提案されてきましたし既に利用している人も多いと思います。
家電の接続は別にWiFiでもBlueToothいいわけです。
ある程度の世帯のある程度の機器数がネットワーク化されるのは十分有り得ると思います。
家電にTCP/IPを持ち込むのか、違う専用プロトコルにするのかは分かりませんが家電機器の
ネットワーク化は世の中を劇的に変えるほど便利になるとも私は思えないのです。
その接続が必ず携帯ネットワークでなけらばならない理由も見出せない。
たとえば有線でも無線でもいいから一回線あってそれを有線や無線LAN、Bluetoothで家庭内で
飛ばす方法だってある。家庭内のコンセントを利用したPLC通信は家電にはACコンセントが
必須だけにかなり有望だ。PLCなら家庭のどこかのコンセントにLAN等からのゲートウエイを
繋いでおけば家庭内はもうPLCのエリアに早変わりだ。電波の影も関係ない。
その内ブレーカーばかりの配電盤にPLCのアダプタが入るようになるかもしれない。
それらを無視した上で今の時点で一家に10回線と言い切る孫社長は勇気があるのか現実が見えてない
のか先走った言動だと私は思う。ちょっとソフトバンクに対してばら色の未来を想像しすぎかなと。
選択肢は携帯回線だけじゃないんですよと。
確かにお年寄り向けに電気ポットが毎朝使われているのかを携帯回線を伝って家族にメールなどで
知らせるものなど、単体では家庭内LANやPLC等を経由すると無駄になる場合も有る。
そういう場合は携帯回線もいいだろう。でも複数の機器となるとやはりそれだけ携帯回線の
契約を維持する必要があり、機器を増やせば増やすだけコストが増す。
そんなもの私は欲しくない。
今と大して維持コストが変わらないなら有ってもいいかなと思う。
家族の台数分の携帯代だけでも多くの人は高いと思い、出来るだけ安くしたいと頭をひねっている。
新しいものが出てくる度に更に家庭から出費が増えるものは絶対多くの人には受け入れられない。
安く使えること。
多くの家庭に受け入れられるにはそれは大前提。
ではそれを可能にするには?
例えば家電専用SIMで通信速度は128Kbps制限で提供する等で5回線千円、10回線2千円ぐらいなら
考えてみるかもしれない。でもPLCで同じことが出来れば今既に引いている光やADSLの回線に
繋ぐだけだからその千円や2千円も要らない。特に理由がないなら普通はそちらを選ぶ。
後は個々の機器の安さだ。ワンチップのPLCコントローラチップが安価で出てくれば家電ネット
ワークの為の携帯回線等はひとたまりもないと思うのは考えすぎだろうか。
私は家庭内ネットワークが流行るとすれば本命はPLCと今のところ読んでいる。
なので携帯回線はPLC等と張り合うよりも、いかにPLCに変換してもらえる親回線の立場を
勝ち取れるかの競争に参加する側のだと思っている。
家庭内ネットの親回線の競争相手としては光・ADSL・携帯回線・WiMAX等の今現在存在する各種通信回線全て。
特に固定網側はどこにでも設置できる携帯回線に勝つには家庭内のPLC網を強く進める必要がある。
無線キャリア側はPLCを如何に阻止するかが固定網との戦いの第一ポイントになる。
PLCが流行ってしまえば後は機回線勝負その程度なら無線系のコストも勝負の目は有ると思う。
しかし結局通常通りのパケット定額の価格を取るとしたら有線LANやWiFiアダプタに取って代わられる
可能性も少なからず有る。
孫社長は光の道に乗っかりW-CDMAのベース+光回線のWiFi変換、又は光回線変換のW-CDMAをベースという
インターフェイスで家庭内を統一したい考えのようだ。しかし孫社長は敵であるはずの光回線はなにも
WiFiやフェムト機器によるW-CDMAにしか変換できないわけではない。そもそも色んな機器も光回線に
直接つなげることが出来るしPLCを含む各種プロトコルに変換して接続することが出来る。
とにかく私は孫社長が言うように簡単には一家庭当たり10回線等というようにはいかないと考える。
他の通信規格と戦った上で選ばれる可能性はある。しかし上記の様に茨の道であり、他の通信規格の
方が既に利用されている可能性が高く価格的には有利だ。有線業者側がよほど盆暗でない限り
無線ネットワークは常に移動することが前提の端末以外の家電機器などに利用される芽は薄い。
有線業者は無線業者の侵食を食い止めるには如何にして家庭内標準のインターフェイスを確立する
かが勝負だ。私は有力インターフェイス上にも書いて来たとおりはPLCと読んでいる。
孫社長が動き出しているようなので家電メーカーに残された時間もそう多くはないとは思う。
インターネット元年の次のネタはiPhone、その次は家電ネットワーク辺りの予定なのだろうか。
もしサプライズでその準備を裏で進めているとしたらそうは問屋が卸さないのです。
- 2010/05/06(木) 19:11:37|
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「光の道」やら何やらでお騒がせ気味のネットワーク業界。
ソフトバンクの孫社長の言い分を聞いているとバカらしくなってくる。
孫社長は携帯業界に手をつけたのは携帯電話事業をしたいわけではなく、インターネットカンパニーとして
無線ネットワークを整備したいから携帯業界に参入したという。以前にはYahooBBとして固定ネット業界を
メインとしていた。そのYahooBBでは光を引いてはいたのだが、結局NTTのフレッツに負けて撤退してしまった。
光から撤退した理由は簡単だ。
YahooBBのADSLは、パラソル部隊でとにかくモデムを配りまくった。
何が何でもモデムを配って回線も安売りすれば機器を普及させれば儲かるだろうというやり方で一定の
シェアを獲得した。しかし儲からなかった。というか大きな赤字になった。
なので光は安くしなかった。(出来なかった)
ヤフーの光は高かったのでADSLで問題の無いユーザーはわざわざ高い光に乗り換えなかった。
とにかくYahooBBと契約させてメールアドレスで縛れば、同じくYahooBBのまま光に乗り換えるユーザーは
一定数いるだろうと考えたがここはユーザーの方が一枚上手だった。
一方フレッツ光が好調で結局ヤフーは光から撤退を余儀なくされる。
儲けの薄い有線で闘うならこれから全盛期を迎えるモバイルに全力投資をしようという作戦だ。
しかしこちらでもNTT系の強力な反撃を受けてCMの派手さとは裏腹に中身的には意外と低迷。
他社デバイスのiPhoneに助けられて倒産はぎりぎりのところで回避したような状態だ。
実は品質と容量に問題を抱えるソフトバンクのモバイル回線では完全に需要を受け止められない。
これからはWiFiとフェムトセルを使って個人契約のブロードバンド回線に頼る必要がある。
そこで孫社長が目を付けたのは原口総務大臣が口にした「光の道」。
NTTが他社との闘いに勝ち残って築き上げた資産を横取りできればこんなに楽な事はない。
都合よく時代錯誤なNTT法等孫社長の側には使いでのあるイメージや武器もある。
それを利用してなんとか他社の成果を分捕って自らのモバイルのトラフィックを逃がそうというわけだ。
NTTからしてみれば元は国から譲り受けた資産ではあるが、NTT法という手足を縛る枷を付けられた上で
不利な闘いを行ってきた。その分シェアも大きいというシーソーの上に立ってはいるが。
NTTとしては孫社長の言いなりになって分割するのならばNTT法を全面撤廃してそろそろ縛りを解くべき
だろうと主張したいに違いない。法で雁字搦めにされた上に好きに料理されていたのでは幾ら元々は
お国からもらった資産であっても割が合わなくなってくる。NTT法も無限ではなく市場競争に影響する
部分はそろそろ期限を設定したり解除したりするのを検討すべき時期だろう。
努力したものが奪われるだけではなく、奪った分相応のメリットを与える必要がある。
NTTは他社がADSLにうつつを抜かす間も粛々と光を引いてきた。
なのでフレッツではADSLは他社ほど力を入れては売らなかった。
その分ADSLユーザーという負の遺産は少なく、早くからフレッツ光のユーザーの方が多い。
経営陣からすればしてやったりだろう。
このような経緯も考えると、ADSLで安売りをしていい時だけADSLに乗っかり、いざADSLが駄目に
なったら光をよこせというのは余りにも虫が良すぎるのではないだろうか。
粛々と光を引いてきたのはNTTの先見性によるものであり、時代はADSLと都合のいい時だけ騒いでいた
自分達をまずは恥じるべきだ。
パラソル部隊で配るべきはADSLモデムだけではなかったのではないだろうか。
ADSLの限界を早くに悟った電力系はさっさと光に切り替えた。
特に関西電力系のeoはNTTのパイを大きく食うほど盛況だ。
回線を借りるなら別にNTT系だけでなく、地域ごとに比較して安いほうを借りればいい。
NTTだけを槍玉に挙げるのはフェアじゃない。
回線の間借りが嫌なら孫社長お得意の夢のプランを語って銀行から出資を取り付ければいい。
ソフトバンクモバイルが孫社長の言うようにバラ色で好調で借金の返済も順調ならばなおのこと。
今時の不景気でお金の持っていく場所が少ない銀行が喜んで夢をかなえてお金を生み出してくれる
孫社長に託してくれるだろう。100%光化という夢のNTT越えを果たせるのだから悪くないだろう。
胡散臭い世界最大のIP網よりも相当説得力があると思う。
NTT系を敵だと態度を明らかにして闘っているのなら真正面からビジネス戦士として闘いを
挑めばいいだけのこと。3.9兆円規模のお金を引き出すことが出来れば孫社長の夢である
NTTとの直接対決が実現する。それが出来ないのはもはやソフトバンクが銀行から信用されて
いないことの証ではないだろうか。だから他人のふんどしを横取りするしか手がないのではと。
ソフトバンクが携帯事業を始める時の孫社長の目の輝きは、今やスリ師のような鋭い眼光へと
変貌したように思うのだが気のせいだろうか。
ニセモノではなくホンモノならばもう一度闘いの場に立ち自らの光の道を歩んでみてください。
インフラ業者が他人が引いた道の上を歩くのでは負けを認めたことと変わらないと思います。
- 2010/05/02(日) 19:04:35|
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