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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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取り敢えず掲示板。[suzunonejh.bbs.fc2.com(取り敢えず対策w)]

やれば出来る、700MHz/900MHz

700M/900MHz帯の再編方針固まる、FPUやラジオマイクを移行し最大100MHz幅確保へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101125/354534/


日本の周波数政策が大転換、「LTEに周波数100MHz拡大」など700M/900MHz帯割り当て方針決まる
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101125/354530/


思いの他早く決着が着きそうなので喜んでいる。
700MHz/900MHz帯の再編ことだ。

この記事を始め今年の1月から4月にかけて700/900MHz帯の再編に向けて日本の孤立化を避けるように
色々と意見を書いていましたが、まさか年が変わるまでにこのような結果を得ることが出来るとは当時
は考えていませんでした。日本の電波行政が少しづつ変わりつつある?

いやいやまだ手放しで楽観出来る状態では有りませんが、少なくとも足踏みや後退ではなく前に進んでいる
事だけは間違いないと思います。

この発表のタイミングがこのブログ的には悪くてこのネタに乗り遅れてしまい、既に多くの場所でこの
ネタが書かれているが要点をまとめたものが見当たらなかったのでまとめてみる。

帯域を空けるために以下のものが移動となる模様だ。

・FPU(700MHz帯)        → 1.2GHz帯もしくは2.3GHz帯へ
・ラジオマイク(700MHz帯)   → ホワイトスペースもしくは1.2GHz帯へ
・RFID(900MHz帯)        → 915~928MHz帯へ
・MCA(900MHz帯)        → 930~940MHz帯へ
・パーソナル無線(900MHz帯) → 2015年度を目処に廃止

識者の間ではどれ一つとっても移動や廃止が困難という常識だったが、今回見事にそれを予定に乗せた。
やれば出来るじゃないか。やる気になればどんな困難なことも可能になる。
今年の前半時点では私のような一部のキチガイの方以外はまず諦めておられたのでまずそこから
変えていく必要が有った。具体的に何を動かすとかではなく、まず意識の変革から。
そういう意味では孫社長の果たした役割も大きかったのではないかと思われる。
このブログはどれだけ役に立ったのかは分からないが、まあ無いよりはマシ程度には役に立ったのかも知れない。
役に立ってないのかも知れないという意見はあっちに置いておくとしてw

しかしまだ700MHz帯にはITSという大物が残っている。
AWF案のVIEW4を目指すならITSはとんでもなく邪魔な存在になってしまう。
ITSが移動すれば7~8割のVIEW4の帯域が確保できる。

それでも700MHz帯をAWF案の標準に沿うにはまだ大きな問題が残る。

>なおテレビ放送用受信ブースターとの干渉の影響を踏まえて、送信電力の大きい基地局から
>携帯電話への下り伝送については、770MHz以上で運営する方針も示した。

AWF案のどの案でも基地局からの下りが770MHz以下に割り当てられているのである。(総務省資料
VIEW4は900MHz帯などの上下逆の割り当てなのでVIEW4でなおかつ上下の帯域を
入替えれば日本で理想的な運用が出来る帯域となる。ITS共にまだ残された問題は山積だ。
現状では2015年の割り当てとされているようだが、AWF案との擦り合わせや国内の
帯域移行問題まで含めるとかなり厳しいようにも思う。キャリアまで含めて総力戦をしないと
実現は難しいだろう。しかし今回不可能が可能になったようにみんなが前を向いて動いていけば
可能になると思う。動かなければ結果はついてこない。

あと移行後もパーソナル無線のような一般に多数の端末がばら撒かれたようなものは違法局と
して残り、携帯の妨害電波として機能することも懸念される。この辺りをどう処理するかも
同時に考えておく必要があるだろう。


それらの問題を解決して得られる帯域は以下の通り。

2012年 900MHz帯 5MHz     イーモバイル or ソフトバンク
2015年 900MHz帯 10MHz     イーモバイル or ソフトバンク
2015年 700MHz帯 35MHz~(?)   ドコモ,KDDI

後ろに順当な所の割り当てられるキャリアを予想してみた。
900MHz帯で先行的に2012年に開始される5MHz幅の取り合いが熾烈になりそうな気がします。
ソフトバンクはかなりねじ込んできそうです。
700MHz帯狙いであろうドコモ,KDDIは2015年までは800MHz帯や1.5GHz帯でLTEを
持たせるしかなさそうです。
  1. 2010/11/29(月) 20:46:03|
  2. 携帯
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やっぱりね。ソフトバンクTV-CM「光の道」

巨大隕石「光の道」地球接近中 ~ ソフトバンクCM
http://mb.softbank.jp/mb/special/SHIRATOJIRO/



やっぱりと言うか絶対ネタに使ってくるだろうなと思ってたら案の定でした。
でもこっちはAorBじゃなかったのね、これは予想外ww


ソフトバンクのCMについて検索でいらっしゃった方はこちらの記事が参考になります。

更に「孫正義、騙しのテクニック」は孫正義氏及び今後のソフトバンク関係の発表を見聞きする上で参考になると思います。
併せて読まれる事をお勧めします。
  1. 2010/11/28(日) 01:51:43|
  2. 携帯
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光の道、地方・山間・離島での契約

光の道で100%と孫社長が意気込んではいるが、地方・山間・離島を現実的にカバーしていく為の
具体的な提案は何一つされていないのが現実だ。

私のほうは無線で100%の代替を行うことができればその方が早く安価に100%を現実的に達成
しやすいのではないかという立場なのでその為の障害を少しでも潰す事を考えてみた。

地方・山間・離島等では携帯のキャリアショップや携帯を扱っている電気屋さんなどは非常に
遠方にしかない事も少なくない。下手をすれば片道50Km以上も車を走らせなければならない
ような場所も有るだろう。

151でちょっと質問してみたのだけど、新規やMNPをドコモショップや携帯ショップに行かなくても
出来ないか調べてもらった。分かっていた事だがやはり当然本人確認のことも有り不可能との事。
まあこの辺り仕方ないのはわかるけれど、昼間に必ずショップ来るのが当たり前というのもそろそろ
どうかなと思う。ちなみにKDDIも不可、ソフトバンクだけは端末購入を伴うならオンライン
ショップ経由で可能。ソフトバンクだけがショップに行かずに新規加入が可能という結果だ。

カードや銀行の各種処理も郵送とオンラインで申し込めたりするのが今や普通なので携帯各社の
この体制はそろそろ改めるべきかなと思います。

オンラインや郵送で申し込めると当然こうした地方や離島の方が大いに助かるんですよね。
ちょっとした手続きの為にどれだけのガソリンを炊かせて時間を使わせるのかと思うと
そろそろオンラインショップ等の機能の充実を考えていくべきではないかと思います。

それと同時に固定タイプの携帯電話やFAX機に携帯キャリアのSIMを刺して使えるもの等が
あれば面白いのではないだろうか。電話回線無しでコンセントだけを挿してすぐに使えたら
まだ幾らかの需要がないでもない気もするのだが。

やっぱり年配の方は電話の形が変わると拒否反応を示す人は特に地方に行けば行くほど
いると思うんです。さすがにダイヤル型は要らないだろうけど、プッシュ型の固定型は
微妙ながらも根強い需要は有ると思います。中身は売れ残りの旧機種の基盤でも入れて
固定タイプを作れば安上がりになると思うんですけどね。


日本全国を車で回っていた時、本州の北の果てでもくねくねの道を何十キロ走るごとに30~50件程度の
集落がぽつぽつと何箇所にも点在していて、その何処にもキャリアショップなんてものを見かけ
なかったのですから、いずれのことでも100%というものを達成する事は想像以上に大変だと思います。

各集落で見かけたのは地元の個人店(何でも屋)と学校程度です。コンビニやジュースなどの自販機も
無い所も珍しくないです。そういう山村のような場所でもガソリンスタンドだけはほぼ確実に存在します。
車というインフラは通信や水道以上に発達しているかもと思わせられた事実でした。
ちなみに下北半島や大隈半島等ではキャリアショップどころか携帯を扱っている店すらろくに無く、
購入する為だけに往復100Km単位の移動を必要となる場所も有りました。

ちなみにガソリン給油は出来るだけ寂れてそうな村とかで給油していました。
どのスタンドでもだいたい向かいの家等から出てきたご老人が給油してくれました。
他愛も無い会話で地方の実態を知ることが出来ました。
僅かでも地元にお金が落ちるようにと思いながらの給油でした。
残すのは排ガスだけというのは絶対しては駄目な事だと思っています。


ちなみに日本の島の数をちょっと調べてみました。
なんと6852島(無人島含む)もありました。

無人島を抜いた数は分からなかったですが、この中の少なからずに人が住んでいる島が有るわけで、
孫社長の提示したB案ならばそこまで光を通さなくてはならないわけです。2015年までに。

島間をパソリンク、そこから3GやLTEで繋げばスムーズかなと思います。
孫社長の案では全部に光ファイバーを通さなくてはならないわけで、適材適所という発想が全く無い。


日本中をくまなく実走してみればどれだけ山ばっかりで、明かりも無いトンネルや人気の感じない
山奥が存在するのかが理解できる。更にその奥に人家が有ったりするのだがそれでも光を通すと言うの
だからその勇気には頭が下がる。ただしソフトバンク自身でやってくれる場合のみだが。
孫社長に例え私の経験の1/10でもいいからこういった実走の旅をさせることが出来れば意見は
また違ったものになるのではないかと私は思っている。


要は孫社長はもうちょっと地方・山間部・離島の実態を知るべきだと思っているわけです。
  1. 2010/11/27(土) 20:55:56|
  2. 携帯
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孫正義、騙しのテクニック

@masason 都市部に住んでいる貴方が無線が有るから2025年以降迄は光回線を取り上げると言われたらどう思いますか?
RT @akira_the_lucky 地方切り捨てということを強調されますが、需要が少ない地区においては
無線で構築した方がコストダウンになる事は無視するのですか?

孫社長はこのように全く比較対照に載らない事象を取り上げ、話を自分のペースに持ち込もうとしている。
深く考えない人ならこんな訳の分からない返事でも信じてしまう人がいるかも知れないが、孫社長に
噛み付くような方はそんなに甘くない。

それにしてもこの孫社長の言う2025年以降に光回線を取り上げるというのはどういう意味と根拠を
持っているのだろう?ちょっとトラフィックについて知っている人なら都市部ほどトラフィックが切迫して
いる事を知っているので、都市部から光回線を取り上げるという発想はまずない。

その証拠に以前に私はこのブログで何度か「地方や田舎・山間部の隅々まで100%光を引くことよりも、
都市部に重複して引く事のほうがトラフィック対策として必要になるかもしれない」とまで書いている。

一体孫社長は何を言いたいのか、どんな理屈でこういったのかさっぱり分からない。
しっくり来るのは孫社長がレスした元ツイートに対して有効な反論を見出せなかったので
訳のわからに事を言って駄々をこねているのだと解釈した場合ぐらいだ。

そんなのをディベートのテクニックに含めてレベルを落とさないで頂きたい。
仮にも東証一部上場企業の社長でしょ。

  1. 2010/11/27(土) 00:17:57|
  2. 携帯
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ソフトバンクの帯域制限の記事、支援します

【続報】ソフトバンクの帯域制限「一部制御を行っている」が解除時期は「公表できない」
http://blog.myrss.jp/archives/2010/11/post_169.html


工事ねぇ・・・どう見ても普通に混雑地域で遅くなっているようにしか見え無いのですが。
それだけ影響の大きな工事ならもっと大々的に事前の告知を行ってしかるべきでしょう。

ということでこの辺りの話は昨日の記事にも繋がっていきます。

詳しく現在のソフトバンクの回線の状況を調べ上げ、酷い状況を多くの人にわかりやすくまとめられた
記事に敬意を表して紹介させて頂きます。
  1. 2010/11/26(金) 19:34:41|
  2. 携帯
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WiMAX陣営はとりあえず保険を

インテルとUQが説明会、「WiMAX」の現状と今後とは
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101110_405857.html


この記事中に以下のような一文を見つけた。

>インテルが9月、インフィニオンテクノロジーズの無線事業を買収し、LTEへも取り組んだことを
>質疑応答で尋ねられると、「市場が(普及する)技術を決めていく。それをサポートするのが
>インテルのスタンス。現在利用できる高速技術の1つとしてWiMAXをサポートしているが、
>それ以外のテクノロジーも同じように取り組んでいきたい。複数ある世界標準は、それぞれ
サポートする」とコメントし、排他的な姿勢で1つの技術に取り組むのではなく、さまざまな技術に
>対応していくとした。

耳辺りのいい言葉で回答をしているが、要するにWiMAXが駄目になった時の為にLTEの保険をかけて
おこうということだろう。どう考えてもWiMAXにとってLTE陣営は敵対するはずだ。

こう書くと同じFDMA系だから・・・という突っ込みは必ずある。
同じ規格に乗っているからこそ競合するのだと私は考えている。

例えば製品を比べる時、車と冷蔵庫は比較対照にはならない。
しかし冷蔵庫同士なら比較対照に挙がる。
冷蔵庫同士でも圧倒的に容量が違うものは比較しない。
似たような容量だと比較対照に挙がる。
なので通信規格も似たもの同士だからこそ競合し比較されるのだと私は考えている。

元々WiFiから出てきたWiMAXだが、WiFiとの比較は通常されない。
比較されるのはだいたいLTEとだろう。
利用用途が完全に同じではない、しかし似たような使い方が出来るところが問題だ。
もし片方の規格が無ければその規格を拡張してでもほぼ完全なものにするだろうと思われる。

インテルがこんな似た二つの規格をサポートしていくということ自体が不自然である。
本当はやめたいけどある程度売ってしまった以上「やめました」と言えないだけかも知れない。

ところでWiMAX2は時速350kmまで接続が保障されるとの事だが、実際には時速100Km程度が関の山
ではないかと考えている。例えば技術的にハンドオーバーが可能なところまで煮詰めたとしよう。
ではその状況で通信環境はどうだと考えてみる。

WiMAXの基地局は500m~1Km程度のセル半径があるようですが、このセル半径でど真ん中を
100Km/hで通過したとして約36秒で通過します。350Km/hだと約10秒で通過してしまいます。
しかしこれはど真ん中の一番長手を通った時の話しで、通常はこの2/3~1/2の時間で
過ぎてしまうことがほとんどでしょう。

1/2だと5秒で通過してしまうのですが、雑音や電波の途切れを拾ったりしながら5秒で
どんどんとハンドオーバーを続けて実用レベルの通信品質を確保出来るとはちょっと考えにくいです。

DDIポケットからPHSのH”(エッヂ)が登場した時もPHSの欠点を補うべく電車や
高速道路で移動しても通信が出来るというふれこみだったのだが、実際に使ってみたときは出来ない事は
無いけれど・・・というレベルだったのでちょっとガッカリしました。実用になったのは街中を
時速40Km程度で走っているときや在来線の速くない電車に乗っているときぐらいでした。

LTEもセル半径の話になるとそれほど有利とはいえませんが、LTEの場合は大型の基地局も
有りますからね。速度の出る場所は距離を飛ばすなどしてカバー方法を工夫してくるでしょう。
こういったバリエーションの違いもWiFi起源なのか携帯起源なのかで違いが出てきるものと思われます。

ともあれインテルは裏口のドアを開けておいていつでも逃げられる体制を整えてしまいました。
しかし何時までも自身を逃げられない状況においているキャリアは・・・危機感がちょっと足りない
ようにも思いますが、背水の陣だからこそ頑張れるということも有るのでもうしばらく静観でしょうか。
もう十分見守った気もしないではないですが。
  1. 2010/11/26(金) 19:27:03|
  2. 携帯
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LTE化は無理、HSPA系と心中するソフトバンク

最近私が薄々なのだが、ソフトバンクはLTEをやる気が無いのではないだろうかと思っている。
DC-HSDPAの前倒し等、どうもHSPA系にお熱を上げているように思う。

2GHz帯は逼迫していてそろそろ限界、20MHz幅の局も徐々に増えてきている。
20MHz幅の局は”まともな”基地局と思われるので主要な輻輳地域には順次対策が
なされているように思う。要するに20MHzでも既に輻輳している地域はソフトバンクがこれ以上
基地局分割をしてもっとメッシュに細かく割りを入れ、ドコモのようにマイクロセル化を進めて
いかなければ輻輳は酷くなるばかりだと言える。

1.5MHz帯はiPhoneでは使えないのでドメ携や一部のAndroid端末だけががら空きの
DC-HSDPAで快適にアクセスでき、iPhoneはこれから売れたら売れただけどんどん輻輳が酷く
なっていくだろうと思われる。

そんなiPhoneが救われるのはソフトバンクに900MHz帯が割り当てられた時。
ここにHSPA系の基地局を増強してiPhoneのトラフィックを逃がすことになる。


そうすると・・・おかしなことに気づかないだろうか。
どう考えてもLTEを開始出来る帯域が無い。

2GHz帯はiPhoneの為に限界まで使い果たしている。
根本解決の基地局の割を入れるととんでもないお金がかかる。
現在でも混雑帯は下りですら非ハイスピ並の100Kbps台、下手をすれば二桁Kbps台まで落ちる事もあり、
少しでも早く900MHz帯にiPhoneのトラフィックを逃がしたいだろう。
しかし現実は2GHz帯+900MHz帯をHSPA系に投入してやっと一人前の状態になる。

900MHz帯のサービスが始まれば2GHz帯は楽になるのではないかという方もいるだろう。
しかし孫社長が光の道で力説した事は、5年でトラフィックが40倍に増えるという予測だ。
話を簡単にすると年間にトラフィックが2倍になると考えればいい。

1年で2倍、5年後には32倍となる。
孫社長の話だと来年には2GHz帯に今の倍のトラフィックが流れてもおかしくないわけです。
1.5GHz帯も有りますのでそちらに幾らかのドメ携のトラフィックが逃げたとします。
しかしそれ以上にiPhoneのパケットの増え方が多いのではないでしょうか。

今ですら思い切った割を入れてやっと受け止められるかどうかを考えられるレベルです。
しかし孫社長は基本的には安作りと帯域幅を増やすことで対処を考えている。
これでは話にならない。


早い話ソフトバンクは貰った全ての帯域をHSPA系以外にすることが不可能な状況に
追い込まれているように思います。5年で40倍のトラフィックを社長自ら力説したわけです。
しばらくはその増え方にある程度の差異は有っても大きく増えることは嘘ではないでしょう。

こんな状況で何処でLTEを始めるのでしょう?
2GHz帯にフェムトをばら撒きまくっていたりします。
これは幸いにも15MHz幅のものなので5MHz幅は空けられていますが、
しかしこれで5MHz幅でLTEを開始できたとしても、LTEを10MHz幅にしようと
思っても、ばら撒いたフェムト局が障害になり,そう話は簡単に進みません。
勿論中継局タイプのホームアンテナも同じく障害になります。


そもそもソフトバンクに900MHz帯が割り当てられるのかも不明です。
総務省がiPhoneのトラフィックを逃がすことを考慮してソフトバンクに900MHzの割り当てを
許可したとします。そうなればiPhoneという端末を”ソフトバンク専用”と総務省が認めた形に
なってしまいます。なので端末の種類は考慮に入れてはいけないでしょう。
それを認めるとSIMフリー化に逆行した動きになるので決してやってはいけないことです。
あくまでもキャリアの要求をフラットな視点で割り当てを導き出さなくてはいけません。


今の状況とこれから起こる事を考えると益々ソフトバンクがLTEを開始させることが出来る
要素が見当たりません。先になれば先になるほどソフトバンクはLTE化をするにあたって
トラフィックの増大という障害にぶち当たります。早い時期にLTE化を進めだしたドコモは
英断を下したといえます。


基地局装置がLTEとHSPA系で共用可能というレベルで語れる話ではありません。
また基地局装置を今の最新のハードでLTEとHSPA系の基地局の共通化を目論んで設置を
してしまうと、実際にLTEを追加する頃にも「LTEの初代の頃のハード」を使わなくては
ならなくなり、総合的には優位かというとそうも思えません。

ソフトバンクがLTEを始める頃にはその時代の最新のハードが出来ているわけで、
それは間違いなく今よりもコストダウンされたものです。何時までも一昔二昔のハードの利用を
自ら課してしまう結果となり、決して総合的なコストダウンが出来るとは限らないのです。


私にはこのようにソフトバンクのLTE化は帯域的にもトラフィック的にもハード的にも
障害だらけのように思えて仕方が有りません。
そもそも元からの汚染地区最前線のソフトバンクの2GHz帯に何かを入れようとすると
それだけで十分大変な事だと思います。そこからして非現実的な話です。

上記の事を考えると私には5年後ももしかしたらソフトバンクはLTEを開始していなくても
おかしくないように思えてきました。しかしそれではHSPA系の更なる進化が必須です。
そうでなければどこかでトラフィックを受け止める事が出来なくなり、死を待つだけです。
HSPA系を更に増強できたとすると余計にLTEに割くお金は無くなってしまいます。
こうして悪循環に陥っていきます。

もしかすると孫社長はLTE化を見送る為に光の道を進めているのでしょうか。
だから最近の孫社長の顔が曇っているのかなと勝手に想像してしまいます。

この段階でLTEを選ばなかったソフトバンクは、ここ数年でトラフィックの破綻があっても
おかしくないなという気がしてきました。基地局の割を入れることが出来ない限りは。

割を入れるには大量のキャッシュが必要ですね。
嘘をついていなければFCFが潤沢に有るようですが・・・FCFが張子の虎で無ければいいですね。
  1. 2010/11/25(木) 19:19:47|
  2. 携帯
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LTE-Advanceに対しての提案

2014年実用化の「LTE-Advanced」を徹底解説
http://businessnetwork.jp/tabid/65/artid/767/page/4/Default.aspx


LTEは基本的にFDDがメインでバリエーションとしてTDD版のTD-LTEも存在する。
LTEでFDDとTDDは元から融合された扱いでRF部位外ではかなり部品の共通化ができるようになっている。

しかし実際にはドコモ等がFDDを進め、TDD版はチャイナモバイルが進めていて開発や
実証実験自体は全く別々に行われている。最終的にチップや端末メーカーの努力で一つに出来る
可能性があるというだけに過ぎない。FDD・TDD共通端末というのは今のところ技術的に
理屈では可能そうだからということで言われているだけに過ぎない。

だったら次世代のLTE-AdvanceはもっとFDDとTDDの扱いを突っ込んで融合させてもいいのでは
ないかと思ってみた。国内でもFDDで取ってもどうしてもTDDのまま残る帯域がそこかしこに
出来ている。IPモバイル跡地や2.5GHz帯前後、周波数表を眺めるともったいないと思える帯域が
意外と多い。

FDDは帯域を片方の通信に占有させるものだからそれなりに品質が上がって当然の規格で、
日本人好みするものだ。一方TDDは本流から外れた亜種的な扱いになりがちだ。
しかし最近使い勝手のいいTDDが見直されつつあるようだ。

そこで鈴の音情報局からLTE-Advanceに対して提案をしてみたい。

「FDDとTDDをバインド出来るような作りに出来ないか?」

ということ。
例えばドコモなら本来の2GHz帯にFDDで5MHz幅を動かし、他にはTDDのIPモバイル跡地が
ドコモに割り当てられたとしてここも一括してまとめてFDD 5MHz+TDD 15MHzを一つの通信で
使うことは出来ないだろうかというものだ。

高速化をしていくには高周波帯域が当然広い幅を取れて有利なのは間違いないが、しかし建物等の
透過性や天候に対する耐性も考えると低周波数も有効利用できたほうがいいに決まっている。

各国割り当てに苦労している事もあり、TDDの有用性に目をつける国やキャリアも少なくない。
しかし本流がFDDというところから逃れられない原理主義的な志向も当然ある。
TD-LTEはその間隙を縫って広がりを見せだしているだけだ。

ある意味LTE内でFDDとTDDの踏み絵を行っているような所も無きにしも非ずという
ところも感じられる。

だったらLTE-AdvanceはFDD・TDDの使い勝手をフレキシブルを持たせた方式に出来ない
だろうかというところに発想が行ってしまった。違いがほぼRF部だけならここまで国単位で
分かれるようなことは無くし、FDD採用国がもっとTDDの利点を生かせるようにすれば
いいのではないかと考えてみた。

FDDはやはりガードバンドや上下の間隔等、割り当てに対しての制約が大きくて問題が多い。
どうしてもTDDのような穴埋め割り当てが出来ない以上広い帯域を確保しにくいわけだ。
LTE-AdvanceがTDDも丸呑み出来るようになればWiMAXの跡地をTD-LTEで吸収と
いった様なこともどこのキャリアでも普通に行えるようになる。

上りと下りで非対称な帯域幅を可能にするという技術も発表されているが、それだけでは元から
TDDで割当たっていたところには割り当てる事は出来ない。

FDDとTDDの融合が可能になれば制約は技術的なものは無くなり、障害になるものは純粋に
電波行政と割り当てだけになる。

技術的に私はどれだけわけの分からない事を言っているのかはわからない。
しかしこんなキチガイじみた提案をしてみる人間が居なければ何も変わらないような気もする。
識者に馬鹿にされる事を覚悟してLTE-Advanceが全ての帯域を食い尽くせるようにできる可能性を
考えて提案してみた。

これが現実になれば嬉しいのですが。
  1. 2010/11/24(水) 19:36:56|
  2. 携帯
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IS01の1.6決定問題の波及、影響?

昨日の深夜コメント欄で紹介しましたが、何度見なおしても色褪せない出来に再び感動して
記事でも紹介しておきます。

総統閣下はIS01の扱いにお怒りのようです
http://www.youtube.com/watch?v=GXoVUWcJFFc


総統は相当お怒りのようですが、この脚本(?)が単純に面白いからというだけではなく、
ユーザーの総意といってもいいほどユーザーの気持ちを代弁し、実情を表現できているから
だと思います。(オッパイふるーんぷるーんは除く)

色褪せない理由は冒頭の情勢の説明でも分かるとおり、空耳ネタだけではなく業界の考察もかなり
しっかりとしたものだからでしょう。内容のレベルが高いです。(オッパイふるーんぷるーんは除く)

あ、オッパイふるーんぷるーんは除かなくても大丈夫かも知れません。
アイタタタタ・・・ハッフン。
  1. 2010/11/24(水) 19:18:00|
  2. 携帯
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青天の霹靂、iOS 4.2リリース

「iOS 4.2」ついにリリース――登場8カ月目のiPadを一新するアップデート
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/1011/22/news094.html


iPhone,iPod,iPadのiOSが4.2にあっぷされた。
Appleはこの単独企業で統一されたハードでやっているのでOSのアップデートは非常に
スマートで気持ちがいい。大きな利点といえる。

iPadも内部のコンピュータ部はiPhoneとほぼ共通なのでOSを持っていくのも非常にスムーズだ。
しかしそれよりもAppleのOSはよく練られていて人間の操作感覚を阻害しない。
何が起こっているのかイメージしやすい作りだ。実はそこが真骨頂なわけだ。



OSのバージョンアップと関係ないのだが、一つ気になっていた事を書いてみる。
先日孫社長は「iPhone5・6を現在開発中です」と言ってしまった。
そんなことは言われなくても誰でもわかることではあるが、その当たり前の事すら口外を
許さないAppleのお咎めはないのだろうか?
それとも孫社長だけは特別扱いなのだろうか?

調子に乗りすぎた孫社長の失言(?)をAppleが絶好のSIMフリーのチャンスと見るかどうかは
まだ分かりませんが・・・。

日本通信によって実質SIMフリーに近い状況になりつつあるのでAppleが虎視眈々と
狙っていることだけは確かでしょう。それを必死に裏で根回ししているのが孫社長なわけですが、
それにしては先日の軽口には驚きました。

実はかなり追い込まれている?
  1. 2010/11/24(水) 19:10:52|
  2. 携帯
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高速サービスの覇権争い

超高速サービス、次々スタート 次世代データ通信で覇権争い
http://www.sankeibiz.jp/business/news/101122/bsj1011220502001-n1.htm


KDDIの9.3Mbpsを皮切りにこの冬は各社色んな高速サービスの正式な発表が有りました。
窮地に立たされたUQは巻き返しを図ろうと来年5月東京・大手町周辺で330MbpsのWiMAX2の
実証実験を行うということだ。

こんな街中で実証実験を行うのは2.5GHz帯の特徴かも知れない。
ドコモやソフトバンクはLTEの実証実験はもうちょっと都心部から離れた所で行っていた。
XGPはやはり都心部だった。

私的にはこの高速サービスはインパクトのみで余り意味の無い高速化に過ぎないと思う。
私がUQユーザーなら高速化とエリアが広がる事のどちらが有り難いかと聞かれれば
間違いなくエリアを広げてくれとか、屋内の奥のほうをもっとエリア化してくれと言っていると思う。
高速化にかける金が有ればエリアに使って欲しいというのは私だけでは無いように思うがどうだろう。

これでユーザーが増えるのかと言えば一部の速い物好きが集まるだけで大して数に対しての
インパクトは無いように思う。数が増えるためにはエリアのほうが絶対的な条件だからだ。
ただ、ここまで速くなってくれば光の代わりに使う人がいるかもしれない。
でもそれは今でも同じ事か。ADSLやケーブルの代用にしている人は絶対いますよね。

各社共通しているのは音声方向に広がりを見せるのではなく、データ方向に対して広がりを
見せている。勝負はポータブルルーターが握ってくるような気もする。
USBタイプも当然ながら重宝するが、複数台で使えるポータブルルーターは接続相手を限定しない。
恐らくここの力の入れ方の差が後々影響するように思う。

ただしUSBやPCカードタイプと違い電源の供給は大きく問題が有る。
お尻からUSBケーブルが延びて電源の供給を受ける事が出来たり、パワーサプライの多様化を
期待したい。PCのバッテリーが有ってもモバイルルーターのバッテリーで制限を受けないように。

ドコモのXiのエリアの広がりは非常に遅いように思うが、その他のキャリアの広がり具合によっては
計画を見直す必要が有るかも知れないと思う。

企業としての体力に劣るソフトバンクの最大の武器は”時差”であり、この時差を最大限に使って
くるだろう。時差はイーモバイルの最大の武器だったがその間に確かにそれなりの客を掴み、
なんとか軌道に乗せて見せた。ドコモに弱小つぶしをしろという訳ではないのだが、
機械損失もちゃんと見越した計画を立てるべきだろう。一度納まった客を動かすのはなかなか
難しいものだという事を各キャリア2Gで経験しているのだから機材へのある程度の先行投資は
その場で消えてなくなるインセンティブの一部だと考えれば多少の積み増しも惜しくは無いと
思うのだが。桁が違うのはさておき。

今後の興味は各方式の安定度と実測ではないだろうか。
各キャリアがどこまで数字が伸びるかに一喜一憂して話のネタにワイワイ出来るかと思うと
今から楽しみです。
  1. 2010/11/23(火) 21:02:46|
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ソフトバンクの基地局の増え方

ソフトバンクは2011年3月までに基地局を12万局に増やすと言う大きな花火を打ち上げた。
その進捗状況をホームページでも知らせるということまでやっている。
そこにホームアンテナFT(家庭向けフェムトセル)は含まないという。
その進捗状況は私がメモっている所でこんな感じだ。
ついでに残り数を均等割して12月以降の予測もしてみた。




なんと9月と10月で3000局近くも建てている。
仮にソフトバンクという事を除いたとしてもなかなかの検討だ。
しかし孫社長の12万局というコミットから言えばガキの寝小便程度の増分だ。
当然未達成分は残り4ヶ月余りに全てのしかかってくる。

当初は家庭にフェムトセルをばら撒いて達成する予定だったと思われるが、回りから「どうせフェムト
セルを混ぜるんだろ」と叩かれ、売り言葉に買い言葉がお得意の孫社長はついつい「ホームフェムトは
含まない」なんて暴言を吐いてしまった。

確かに総務省の基地局免許数に表れる数字の増え方と比較してソフトバンクの発表数の増分はかなり低い。
確かにホームフェムトは含んでいないと考えてもよさそうに思う。

しかし実際に増えている5W以上のまともな基地局数の増え方の比率が考えられないぐらい少ない。
となると免許数に含まれている0.1W基地局の幾らかもソフトバンクはカウントしている事になる。

つまりホームでなければ0.1Wの基地局でも12万局の内訳としてカウントしているのだろうと考えられる。
未発表なので形態が不明だが、この状況では商店や会社など全く同じ機材でも設置場所がホームでなければ
カウントしていてもおかしくない。

また同じ機材を別の箱に詰めて屋外に設置している可能性も考えれらる。
足回りはヤフーBBでいいのだから非常に安上がりだ。ADSLモデムとフェムトの二つを一つの箱に
収めて外付けアンテナを繋げばそれで見かけ上は普通のフェムトセルとしても稼動する。
もしかして実際にこのタイプが存在するとしたら箱と外部アンテナで見分けが付くかも知れない。
(勿論私の想像なのでそんなものは存在しないかも知れないが)

今のところ「それらしいかも知れない」という報告は有れど、まだ確証を得られた情報はない。
しかしエリアマップで見ていくと「もしかしたらフェムトかも知れない」という場所はいくつか報告が
されていた。アドレスは失念したが、もし現場に近い人がいれば実地調査をしてもらえたらと思う。
目印は何故か数十メートル程度と思われる非常に狭小なエリア。
PHS並未満のエリアのものが有ればその可能性は高い。

12万局の水増しをこれだけ色んな形で行うと非常に不利に働く要素が色々と出てくる。
免許代を含む基地局の維持費。バックホールを含む回線代も馬鹿にならない。
効率が悪いと結局借金をして利子を払い続けているのと同じだ。
より安価に安定して本来の基地局でエリアを維持できればそのほうがいいに決まっている。

それとこれだけ2GHz帯を汚染すれば今後DC-HSDPA等の高速化はより絶望的になったといえる。
元からソフトバンクの2GHz帯は放射能汚染地区レベルの帯域だが、0.1Wとは言えこれだけ無計画に
お客の言いなりに数をばら撒けば放射能汚染だけでなくその上に地雷原を敷きつけたといっていいレベルだ。
それはユーザー自身がソフトバンクの電波で使っていれば自覚出来るだろう。


さて、孫社長自身がコミットした数字まで残り4ヶ月あまりで45000局程度の設置が必要で、
等分割すれば最低月1万局ペースでの設置が必要となる。ちなみに3月での12万は3月10日前後の
発表なので後20日程度の猶予がある。なので最低基準が月1万程度となる。

これを解決しようとすれば鉄塔やコン柱タイプの設置では不可能だ。
結局ウィルコムの基地局に先ほどのフェムトもどきをぺたぺたと張っていくだけの簡単なお仕事で
数を稼いでいくことが今後の主な作業だと思われます。(これに関しては若干違い、商店やオフィスを
主体としているようです。詳細は記事の末尾にて)

ソフトバンクのやっていることは色んな形でフェムトをばら撒いて数字を作る事が主体であり、
3G回線と電波の強化には主眼を置いていないわけです。通常通り+α程度の3Gの整備はしている
でしょうが、予算を考えるとそれほど本気で出来ているとも思えません。


問題はそういったいい加減なインフラ整備しかしない体質のソフトバンクが光の道を進めようと
している事です。仮に孫社長がこの計画を我が物顔で進められるようになったとしましょう。
月1400円で光回線が使えるようになると言っていますが、現実にこの値段で提供が可能になった
としたら、こんなソフトバンククオリティーの光回線で1400円にされてしまうということです。
折角の光を引けても劣悪な安物です。

100均商品はどんなによく見えたとしても所詮100均の商品なのです。
それにこんな値段でまともにやっていけるわけは有りませんからあれやこれやの機会を作って
お金を搾り取ろうとします。今のソフトバンクの携帯事業でやっていることが光でも起こるように
なります。場合によってはADSLよりも品質の劣る光回線になる可能性も考えられます。

孫社長は「光」と「100Mbps」という看板が有れば中身はどうでもいいのです。
ソフトバンクのトラフィックを逃がせさえすれば後は成り立たなくてもいいぐらいの事を考えて
いてもおかしくないです。

私はこの0.1W地獄を見てより強くそれを感じました。
本当に最悪な状況ですよね。


追記(重要)
関係者よりタレこみ有りました。
フェムトはマンションや個人宅を対象とせず、お店やオフィスを獲得するようにSBMから御達しが
出ているようです。やはり異様に増えている0.1Wはフェムトそのものだと裏付けられました。
情報有難うございました。

書き忘れ:当然それは基地局としてカウントするようですよ。
  1. 2010/11/22(月) 19:22:39|
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ソフトバンクの上りが64Kbpsに制限、それも月単位・・・解除予定不明気味

ソフトバンクが都心全域で上り帯域を64kbpsに制限中?
http://blog.myrss.jp/archives/2010/11/64kbps.html


もう多くの方が知るところだが、ソフトバンクの上り回線で64Kbpsに制限されているユーザーが
多数発生しているようだ。

コメント欄で通りすがりのSB&Wユーザー氏により宮川氏がツイートで事実と認めている様子も上げられている。

http://twitter.com/#!/miyakawa11/status/5634189890158593
   ↓
http://twitter.com/#!/miyakawa11/status/5654810615353345
   ↓
http://twitter.com/#!/miyakawa11/status/5655193467228161

解除の予定はざっくりとした表現で具体的に何時なのかこれだけでは判別できない。
しかも黙って64Kbpsに落し突っ込まれるまで知らせることもしない。
更に通常回復されるまでのスパンも長い。


今までの状況から想像するに基地局増設という理由は全くの嘘でもないだろう。
しかしそれ以上にiPhone4がものすごく売れているというのがあるのではないだろうか。
月30万台ペースで売れ、その多くの割合が関東に集中している。

そろそろソフトバンクの回線の限界がやってきたんだと考えるのが妥当だろう。
ここからはソフトバンクユーザーの暗黒期に入っていくような気がする。
いつぞやのauの回線の時のような輻輳が日常的に起こるのではないかということだ。
2GHz帯の基地局をそれなりには置いているはずの関東で64Kbpsの制限を始めなくてはならないわけ
だから相当苦しいと考えられる。

いつぞや光の道関係の対談の時、ドコモの磐石のFOMA網にはかなりの余裕が有ると感じさせる
夏野氏の表情とは裏腹に、増え続けるiPhoneのパケットが驚異的だとUstreamに映し出された松本氏の
苦々しい表情を見ても夏の段階で既に溢れかけだったのでしょう。

それから毎月30万台もあのパケット食いの端末を売り続けているものだから何時こうなってもおかしく
なかったわけだ。ソフトバンクの決め手はWiFiだそうです。孫社長は何度もそう言いましたし。

ユーザーからしたらソフトバンクの3Gが使えないから仕方なくWiFiを探す事になっているという
側面も有ると思います。中にはドコモやイーモバイルのモバイルルーターに逃がしている人もいるようです。
色んな逃げ方が有る時代でよかったなと思います。

ここで脚光を浴びてきたのはドコモのMVNOである日本通信のiPhone4とSIMのセット。
俄然意味のある商品になってきました。

iPhoneの出来の良さとドコモの安定した回線で使えるiPhone4はようやくまともに使えるように
なったという感じでしょうね。Apple的にはソフトバンクが頼もしくもあると同時に意外とわがままで
煙たい存在でもあったわけで、微妙な立場なドコモも一応自社回線で使ってもらえて思いのほか
収まりが宜しいようです。

さて今後ですが、ソフトバンクは回線の太さを何とか太くしている真っ最中でしょう。
基地局に割を入れてマイクロセル化をしているとも思えるのですが、しかし2GHz帯の多くは
0.1Wの家庭向けのフェムトセル局と謎の似たようなフェムトタイプ局と思われます。

なので”割”も実際の基地局の増え方ほどは進んでいないと考えられ、私は更に輻輳は進んでいくと
考えています。あくまでも今までのようなソフトバンクらしい数字遊びに過ぎません。

ドコモのLTEへの切り替えもなかなか苦しい部分が有ると予想されますが、ソフトバンクの
3Gの状況もかなりスリリングな状況と言えます。

この二つの違いはドコモの切り替えはFOMA網が磐石であり困るユーザーがほぼいないこと。
ほとんどのユーザーが下り最低1Mbps以上、上りも200Kbps以上は普通に出ます。

片やソフトバンクは今現在で既に上り64Kbps以下の制限がつき、下りでも繋がってもパケットが
落ちてこない等の糞詰まり現象も報告されています。既に困っている人が多く存在します。

これがユーザーのプライベートや仕事にまで影響する生活を握っている、キャリアとしての責任を
自覚しているかしていないかの差だと思います。時々馬鹿にする意味で使われることもある
「ドコモだから安心」は一朝一夕ではない陰の努力で出来ているのだとソフトバンクは自覚するべきです。
言い訳ばかり上手になっても信頼は得られません。
  1. 2010/11/21(日) 19:32:07|
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700M/900MHz帯再編

総務省周波数WGの700M/900MHz帯再編議論、オークション推進意見はほとんど出ず
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101118/354319/


FPU/ラジオマイクは別周波数への移行の方向性、700/900MHz帯の周波数検討WGより
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101118/354322/



ようやくまともな周波数の使い方に向かいつつあるように思う。
今までは既得権益を優先しすぎる余りその後の世代にツケを回すという酷い状況だった。

使いたいものが他周波数に移動する為の費用の面倒を見るというある意味帯域の”地上げ”が認められる
ようになってきたのはプラス効果が多いと思う。勿論バブルの頃の土地ように何でもかんでも地上げ
してまとめればいいというものでもないが。

今回の要点をまとめてみる。

・700MHz帯と900MHz帯のそれぞれで周波数のペアリングを行う事になった。→FDDが前提
・それぞれの帯域にいる先客の移行に支払う移行費は1000億円づつ。(青天井の費用になる事を防止)
・900MHz帯は2012年を目処、700MHz帯は2015年が目処と考えられる。

移行に関してこのような記述があったのには閉口した。

>特にRFIDは、移行によって海外の割り当て状況に合わせられるメリットもあるという。

では何故初めからRFIDを海外の割り当てと同じにしなかったのだという疑問がわく。
もしかすると既に使用している帯域だったのかも知れないが、一度割り当てて移行したほうが得だった
なんてどこか居直り強盗のようにも見えてしまう。というか総務省のお偉いさんは何故こんな小学生
クラスでも十分分かるような簡単な問題を解決できなかったのか不思議だ。非互換にするとお金が
入ってくるようなところに対しての利権獲得が目的だったのだろうか?
こういうとぼけた事を平気で言える神経が理解できない。


700MHz・900MHz帯に関して私的にはこのブログで今まで言ってきた事がほぼ叶えられた形になり
非常に嬉しく思う反面、何故こんな当たり前のことに喜びを覚えなければいけないのかと非常に
複雑な気持ちでもある。

しかも700/900MHzペア以外の割り当てにすると作業が遅れるという理由でそのままいこうという
意見も有った。しかしそれぞれのペアリングが元の予定通りで可能という話になった。
いやむしろ900MHz帯が2012年から利用可能になる可能性が高く、むしろ前倒しになったと言っても
いい状況だ。やれば出来るじゃないか。

今後もこういった基幹の部分は要所要所シンプルな発想で多くの人の為になるような割り当てを
していってもらいたい。今回は大団円でとても気分がいいです。
負の財産にならなくて本当に良かった。

今日は酒飲みます。
  1. 2010/11/20(土) 19:44:46|
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投票数17.6万人 B案支持88%だそうで ~ 扇動家・孫正義

masason11月19日22時現在での投票数17.6万人。
NTT労組の数を超えました。B案支持88% http://bit.ly/9crDpK #hikariabRT
@Diversity_VMnet NTT労組は17.5万人…

なかなかの扇動ぶり。
私の地方は無線利用のC案も含めてくださいよ。


コメント欄でmieさんにより紹介されていたダイヤモンドの記事を紹介しておきます。
やっぱりみな感じていることは同じですね。

四面楚歌で大衆扇動にシフト原口前大臣&孫社長「光の道」
http://diamond.jp/articles/-/10158


次にどこも族さんが紹介してくれた記事、実際にNTT以外で光で成功を収めている業者の意見です。
内容にとても説得力があります。

ケイオプティコム社長インタビュー
http://www.rbbtoday.com/article/2010/11/19/72194.html

>ケイ・オプティコムはこの点について、次のような疑問を呈している。「“個別工事”と“一括工事”と
>いう表現が違うだけで、実は現場レベルでは大した差異はない。現状でも工事班を現場投入する際は、
>ある限定されたエリアで移動時間のロスがないように割り当てて工事を進めている。一括工事と言うと、
>いかにも“面展開”するので効率が良いように感じるが、ミクロ的に作業を見れば、
>面は“点の集合”でしかない」という理屈である。
>
>結局のところ作業は“点の中”で行われるわけで、さらにその“点の中”の工事でも、
>すでに現状でも1日平均4件ほどの工事を実施している。「日によっては4件以上の工事を行う
>ときもあるぐらいだ」という。朝から夜までフル稼働しても、これ以上は作業効率性を上げる
>ことは不可能だろう。さらに繁忙期になれば、工事力も限界に近い。そういう意味では、
>仮にソフトバンクがいうところの“一括工事”を実施したとしても効率アップにつながらないし、
>コストも下がることはないだろう。

これは実際にサービスを比較的安価に提供しているケイ・オプティコムからの意見です。
孫社長はこれを覆せる意見を出せるのでしょうか。
それとも更に若手国会議員の洗脳と扇動活動に力を入れていくのでしょうか。
  1. 2010/11/19(金) 23:58:35|
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700/900MHzを2012年に割り当てる?

携帯に2周波数割り当てへ スマートフォンの普及本格化
http://www.47news.jp/CN/201011/CN2010111801001047.html


孫社長にとってはガッカリと喜びを準備していたという感じでしょうか。
恐らくこの件で一番喜んでいるのは孫社長だと思います。
一応ソフトバンクにも割り当てられる可能性は有りますからね。

実は私はこの帯域はもっと遅く割り当てて欲しいと考えています。
900MHz帯はともかくとして、700MHz帯はもっと世界の状況を様子見してから割り当てをして欲しいのです。
急いで割り当てて日本だけ変みたいになったら嫌ですからね。

とは言えアメリカは既に700MHz帯はオークションで割り当てが決まってしまっていますし
アメリカに沿う事が出来ないならもう独自でも仕方ないかとも思うところも有りますしね。
ドコモ的には韓国と合わせてくれると嬉しいのかも?
それを見込んでKTやサムスンと組んでいるとも考えられなくもないです。

ただでさえ海外からもアジアからも地位が落ちてどうでも良くなってきている日本の存在が、
この選定次第ではもっとどうでもいい日本になる可能性も秘めているだけに700MHz帯の
割り当て方の件は気が気では有りません。

私的には700MHz帯に45MHz×2を設定するプランが最良と考えられる。

>特にAWF案については3月の会合で700MHz帯に45MHz×2を設定するプランが固まっており、
>これにあわせることで「最大3社への割り当てが可能になる」(クアルコム)とした。
>さらに「すでに韓国、オーストラリア、インドなどがこのプランの導入に動き出しており、
>2GHz帯とならぶ国際バンドになる可能性が高い」(エリクソン)と説明した。

韓国・インドで共通ならドコモ的には資本注入しているわけで、700MHz帯がプラチナバンドになって
最高のストーリーになります。900MHzを取ったキャリアは割り当てに寄れば海外の低価格な怪しい
端末が使える可能性が有るのでそれはそれで面白い帯域なのですが。でもそれはメリットと
デメリットが大きくそういうのを嫌うキャリアは700MHzの方がいいですね。

恐らくソフトバンクとイーモバイルは端末の調達性を優先して900MHz、ドコモとKDDIは
帯域の広さを優先して700MHzというところではないでしょうか。でもKDDIはユーザーの
増加数を考えると広帯域をとってもこのままじゃ持て余すんですよね。
ドコモはとにかくどこでもいいから1MHz幅でも広く取りたいのが本音だと思います。
でも700MHz帯って実効速度が出なさそうですね、800MHz帯の実績からみると。
  1. 2010/11/19(金) 19:32:08|
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NTT東はまだこんな位置にいた

NTT東、家庭用のAndroid搭載タブレット端末「光iフレーム」
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20101117_407490.html


携帯関係じゃないから普段なら無視する記事なんだけど、孫社長に狙われているしAndroid関係なので一応。

ハード自体のスペックは不問として・・・、

>なお、基本的には「フレッツ・マーケット」で提供されるアプリを利用し、Androidマーケットは利用できない。

何このLモード・デラックスww
未だこんなスタンスでいるから孫社長に狙われるんですよ。

これを見ると国レベルで止めに入ってくれてよかったねと思ってしまう。
NTT東単独でやっていることとは言え未だにキャプテンやLモード気分が抜けないのは勘弁して欲しいです。
時代が進んでいるのはハードウエアだけではないのですよ。

売り方や使い方も変化しているのです。
  1. 2010/11/19(金) 19:00:07|
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先を考え無い結果、Android2.1よさらばIS01の巻

〈お知らせ〉 auのAndroid™搭載スマートフォンにおけるメジャーアップデートについて
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2010/1118a/index.html


IS03、IS04が2.2のアップ予定を発表したのと同時にIS01に死刑宣告が下った。

>IS01
>メジャーアップデート対応なし
>
>発売前よりAndroid1.6から2.1以降のOSへのメジャーアップデートについて技術的な検証を
>重ねてまいりましたが、仕様上の都合により、お客さまのご要望に応えられるパフォーマンスを
>発揮できないという結論に達しました。

私、IS01を手に入れて2週間で手放しましたがやっぱりそれは何らかの虫の知らせだったのでしょうか。
普通ならあの手の端末は手元に残しておくのですが・・・。


>KDDI、沖縄セルラーは、「Skype™ au」をはじめとするAndroid1.6対応のアプリケーションをそろえ、
>「IS01」の魅力を最大化するべく取り組んでいきます。

キャリアお仕着せのアプリなんて期待している人はごく一部ですよ。
多くの人はそれ以外のアプリに期待しているわけなのに・・・。
この一文はないほうがいさぎよかったんじゃないかな。
なんだかユーザーの気持ちを逆なでしている気がしないでもない。

バージョンアップする機種がうなぎのぼりに増えて大変な事になる前に旧機種を切ったのは
英断とも言えるがユーザからしたらたまったもんじゃないですね。
予告済みのバージョンアップに期待して買った人もいるかも知れないのに。
  1. 2010/11/19(金) 18:50:13|
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ボーダフォンは踏み台、孫氏の狙いはNTT?

昨日の「光の道、否決が決定的で暴れる孫社長」の記事に引き続き光の道です。

masason今夜21:54~報道ステーション(TV朝日系)で「光の道」が登場。私もインタビュー受けさせて頂きました! #tvasahi #hikarijp

masason今晩23:00~ワールドビジネスサテライト(TV東京系)には生出演。もちろんテーマは光の道! 国民の皆様の意見をお聞かせ下さい。 http://bit.ly/9crDpK #hikariab #tvtokyo #wbs


孫社長が完全に火病りだした。
恐らく社運をかけて、残りの人生をかけて力を注いでいたのだろう。
それが一斉に音を立てて崩れだしているのだ、冷静でいられるほうがおかしいのかも知れない。

報ステとWBSという夜の有力報道番組二つに建て続けで出る辺りは孫社長お得意の波状攻撃だ。
両方とも番組欄には載っていない。
WBSは昨日の深夜の段階でツイートしていた。
報ステは先ほどツイートで見たところだ。
恐らく急遽何らかの力でねじ込んだのだろう。”金”か?

今までは余裕の構えだったが、揚陸してここからは泥沼の地上戦だ。
孫社長の”ホンネ”の部分で動いている。とても分かりやすい。


一連の動きを見ているとやはり孫社長の狙いはNTTだったのではないかと思われる。
ウィルコムの回線網を懐柔し、光の道では日本国民の財産のNTTの光網を5000億円で乗っとります
発言もしてみたりもした。

もはやボーダフォンは踏み台にしか見えない。
藁しべ長者ならぬ、インフラ長者だ。

ここしばらくの意見の動きに注目していた。
JILの頃は日本市場の一番なんて興味なさげで「アジアで一番の~」みたいな事を言っていた。
それがここ最近は世界に出るのかの問いには「各国の法やらなにやら~」とシケた返事だった。

そこにソフトバンクアカデミーで見せた「何が何でも一番」「一番で無ければ意味が無い」と唾を飛ばす
勢いでの発言を見て確信した。孫社長は日本で頂点を取りに来る、光の道もその為の道具に過ぎない、と。

その道具が木っ端微塵に吹き飛んだ。
次はTVの報道番組を使って陽動作戦に出る。
ネタはホットなうちに叩け、情報奇襲戦のセオリーを踏襲している。

本当の戦争ならメディアを抑えて軍がまずは報道を抑える。
経済の中で起きていることだからテロではないが、やっていることは全く同じだ。


今日は長く熱い夜になりそうだ。
  1. 2010/11/18(木) 19:33:28|
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光の道、否決が決定的で暴れる孫社長

孫社長がNTTのアクセス回線を手に入れようとして躍起になって焚きつけていたNTTのアクセス会社の
分離が否定された模様。それで孫社長は大いに怒っているようだ。

もっと大人になってクレバーな対応をして次の手を打ってくると私は考えていた。
しかしどうやら今までの言動が孫社長の渾身の一撃だったようで、逆に言えばもう打つ手はない
という事を表しているのだろう。

自社の身勝手な言い分を並べれば国は動くと考えていたのだろうが孫には問屋が卸さない。
夜中にTwitterで暴れまくる様子が残っている。


masason 黙って改革が見送らるのを許せないので出ます。
RT @kenbo0201 明日の『ワールドビジネスサテライト』に @masason さん生出演かぁ。楽しみ♪

masasonどの部分が誇大ですか?事実を比較したのみです。
RT @mukaisama これはヒドイ誇大広告。ますます胡散臭い。
RT @masason: この国の将来が国民不在のまま決められ…http://bit.ly/9crDpK #hikariab


とりあえずは今日のWBS(テレ東)は要チェックだろう。


何度も繰り返して書くが、将来的にトラフィックが増えて足りなくなるのは東名阪などの都市部です。
10年で1000倍にトラフィックが増えるとかいう予測を元に、何故地方くまなくまで光を
敷き詰める必要が有るのか孫社長にはその関連性を詳しく説明をして頂きたい。

トラフィックが極端に増え、将来的に無線インフラでは持たなくなるような場所には既にほぼ光が
張り巡らされています。そこにバックアップとして更に光を重複して引くぐらいのほうがよほど
役に立つように思えます。

地方や山間部では都市部と同じだけ割り当てられた無線バンドで十分トラフィックは賄いきれます。
なので無線インフラで賄った方が固定回線の維持費よりも安くつくと思われます。
パソリンクなどの無線インフラと無線局でエリアを作れば十分でしょう。
無理に光を引くのは将来的なコストが増えるばかりです。

それはこのA案でもB案でもありません。
このページの選択肢は頭のおかしな誘導にしか私は見えないのですが如何でしょう?
私にはC案もD案も存在しえます。
  1. 2010/11/18(木) 03:16:13|
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NFC決済もアメリカから輸入?

非接触型モバイル決済の合弁会社、AT&TとVerizon、T-Mobileの3社が設立
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101117/354210/


日本のフェリカでいうEdyのようなものがアメリカの有力キャリアの合弁によって設立されたようだ。
有力キャリアが統一した一つの規格を育てていこうという考えが見えてくる。

日本ではたかが一企業のEdyは広く受け入れられたが結局は交通系やスーパー系など好き勝手に
入り乱れて覇権争いをして滅茶苦茶になってしまい、自由を謳歌して電子マネーは完全に分散
してしまった。今は囲い込みの武器としてお上の武器として使われている。
民衆はその不便を不便と気づかないままそれが当たり前だと思って受け入れるのみ。

陸続きの思想を持つ海外では当然そんな発想はない。
最新のNFCを使うことは当然として、キャリア系でまとめて立ち上げればそれについてくる
ところも多く出てくるだろう。
日本では事前にこうして集まる習性が何故か余りない。
少なくとも電子マネー系に関しては。

JR等は地域会社毎に電子マネーを作ったものだからほぼ惨事だといってもいい。
携帯キャリアも集まって先頭を切って一つの便利なものを普及させていこうという考え方がゼロだ。

折角フェリカやお財布機能で世界を10年以上リードしていたのに結局NFCで世界にリードを
緩し、下手をすればそれを逆輸入する事になるかもしれない。

私が一番いいのは大手銀行かカード会社が先導してくれると元からの信用が高く、普及にも弾みが
ついたかもと思っていたのだがそういったところは余り興味を示さなかった。銀行が絡んだのは
ドコモのDCMX(iD)のような形であくまで一つのキャリアの囲い込みに専業が力を貸した
ような形でしかない。


NFCはフェリカの上位として日本の人が海外に行ってNFC採用の国では読み書きは出来るのだが、
その国で流行っている電子マネーやその類のもの自体がフェリカに対応しているかは不明だ。
というかフェリカに対応していない可能性のほうが高いような気がする。

結局ハード的な互換性を保ったとしても、中身は非互換のままになる可能性が十分にあるわけだ。
何故電子マネーを利用する業界が一つになり、一つの電子マネーを育てようとしなかったのか。
もしそれで集まれていれば今の電子までーやお財布機能の立場は数段高くて値打ちのあるものに
なっていただろうと思う。

日本で統一して確固たる地位を気づけいればそれを世界に早期に展開出来ていた可能性も
決して低くない。日本人観光客が好む場所からデファクトスタンダード的に世界を席巻した
可能性も考えられる。しかし現実には多数の規格でごった返し、世界には出れても世界を取る
ことはなかった。

世界に出るには国内から。
日本がここまで不景気で立場が弱いわけではなかった頃ならそうして世界に出て行くことは
可能だっただろう。しかし今の日本では仮に統一した電子マネーがあったとしても世界展開
出来るほど世界から注目されたかどうかはかなり怪しい。



他にはSIMカードにNFCの機能も持たせてしまい、移行性を上げようというものもある。
韓国では交通系のT-Moneyが事実上の標準電子マネーとして使われている。
SIMに電子マネーを入れる発想ではこれが一番の先輩格だろう。

韓国の携帯のSIMにもこのT-Moneyの機能がつくものがある。
日本は技術開発で幾ら先行してもこういった広く連携の必要なものは村意識が強すぎるからなのか
何故か集まれないしうまく広がらない。


NFCではNXPとGemaltoがSIMカードにチップの開発を進めている。
それを受けて当然フィンランドでは実際の現場でのフィールドテストが行われている。
何故市場での実用化は早い方に属する日本がここまで遅れを取っているのか。

こういった速度感のなさが色んな分野で日本が立ち遅れている大きな理由になっているのではないかと思う。
頑張れニッポンと言いたいのは山々だがこと電子マネーでは元気の出る話は今のところ聞かれない。
非常に残念だ。



ひとつ言わせて貰うならば、NFCに向けて日本で電子マネーの一本化を行ってもらいたい。
NFCネイティブになる時が一つのチャンスです。
もう交通系やらなにやらという枠はなくしてもらいたい。

携帯3社と交通や小売系・カード系が集まって一つの電子マネーを作って日本の中での便利さをまずは
追求してもらいたい。便利なものなら絶対に海外でも流行るはず。そうすれば手数料等は日本へ落ちる
ようになるんだから。

日本が沈めば一本化に躊躇している既存の電子マネーを発行している企業もジリ貧になっていくわけだし、
絶対損をする話ではないと思うのですけどね。
  1. 2010/11/17(水) 19:05:39|
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基地局移設(?)の為電波を無期限停止するソフトバンク

HOMEニュース & インフォメーションシステムメンテナンスのお知らせエリア一覧([ 関東・甲信 ])
http://mb.softbank.jp/scripts/japanese/construction/area.jsp?area=-536891719

WEB魚拓

>2/15(月)0:00~
>長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢の一部地域
>ソフトバンク携帯電話をご利用のお客さま
>基地局移設に伴い、発着信をはじめ全てのサービスが繋がりにくくなります。

>2/17(水)0:00~
>東京都港区三田の一部地域
>ソフトバンク携帯電話をご利用のお客さま
>基地局移設に伴い、発着信をはじめ全てのサービスが繋がりにくくなります。

>4/7(水)0:00~
>東京都千代田区の一部地域
>ソフトバンク携帯電話をご利用のお客さま
>基地局移設に伴い、発着信をはじめ全てのサービスが停止いたします。

>6/2(水)0:00~
>群馬県高崎市の一部地域
>ソフトバンク携帯電話をご利用のお客さま
>基地局移設に伴い、発着信をはじめ全てのサービスが繋がりにくくなります。

>10/6(水)9:00~
>埼玉県さいたま市西区の一部地域、埼玉県川越市の一部地域
>ソフトバンク携帯電話をご利用のお客さま
>基地局移設に伴い、発着信をはじめ全てのサービスが繋がりにくくなります。

>11/11(木)9:00~
>神奈川県横浜市磯子区の一部地域
>神奈川県海老名市、厚木市、平塚市の一部地域
>ソフトバンク携帯電話をご利用のお客さま
>基地局移設に伴い、発着信をはじめ全てのサービスが繋がりにくくなります。

>11/17(水)9:00~
>埼玉県吉川市の一部地域
>ソフトバンク携帯電話をご利用のお客さま
>基地局移設に伴い、発着信をはじめ全てのサービスが繋がりにくくなります。


HOMEニュース & インフォメーションシステムメンテナンスのお知らせエリア一覧([ 東海 ])
http://mb.softbank.jp/scripts/japanese/construction/area.jsp?area=-536891722

WEB魚拓

>10/28(木)10:00~
>愛知県東海市加木屋町周辺
>ソフトバンク携帯電話をご利用のお客さま
>基地局移設に伴い 発着信をはじめ全てのサービスが繋がりにくくなります。


HOMEニュース & インフォメーションシステムメンテナンスのお知らせエリア一覧([ 関西 ])
http://mb.softbank.jp/scripts/japanese/construction/area.jsp?area=-536891722

WEB魚拓

>11/4(木)0:00~
>大阪府堺市西区上野芝町、上野芝向ヶ丘町の一部地域
>ソフトバンク携帯電話をご利用のお客さま
>基地局移設に伴い、発着信をはじめ全てのサービスが繋がりにくくなります。



内容が書き換わる可能性があるのでWEB魚拓も張っておきました。

これらを見ると基地局の移設に伴い~となっており、日時が~で終わりが示されておりません。

>2/15(月)0:00~長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢の一部地域
>2/17(水)0:00~東京都港区三田の一部地域
>4/7(水)0:00~東京都千代田区の一部地域
>6/2(水)0:00~群馬県高崎市の一部地域

この4つはかなり時間が経っており、上二つなどは9ヶ月前のものでまだ移設が終わっていません。
他も半年レベルです。

明日の朝からは埼玉県吉川市の一部地域が移設の為停止する予定となっております。

わざわざ公表して廃止にしない辺りは移設の意思が今でも有るのかなとも思えますが、
それにしては半年以上ほったらかしもおかしな話です。

その間、そこに経っている家や様々な施設では圏外になるのです。
ドコモやKDDI辺りだと基地局の配置に余裕が有るので近隣の基地局のアンテナや出力調整で
カバーエリアの調節をして圏外にならないようにしますが、ただでさえ繋がりの悪いソフトバンク
では圏外がそのまま増えるだけでしょう。


先日のきっささんのページでも大きく扱われております。

>しかし、裏でこうしたぎりぎりのコストダウンが行われているとなると、
>本当に大丈夫かということになってしまう。光の道が孫社長の言うように
>本当に実現可能だとしても、その後に安心して使い続けることが出来るのか
>という疑問を抱かざるを得ない。NTTを初めとして、光の道が多くの賛同を得られない原因は、
>提唱するソフトバンクに対する信用問題のたった一点ではないかと、私には思えてならないのである。

私も同じ事を考えました。
孫社長が光の道でNTTへの反論で「NTTとソフトバンクではコストに対しての考え方(計算)が違う」
みたいな事を言っていました。

なるほど確かにコスト意識は全く違いました。
民主党の皆さんは是非ともNTTとのやり取りとこの惨事を比較しながらご覧になって欲しいです。
勿論総務省の方にもね。
  1. 2010/11/16(火) 19:39:36|
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気が付けばビッグサイトがLTEエリアに

ビックサイト周辺のXiのカバー状況(ドコモエリアマップ)

2011年3月末までの拡大予定エリアにビックサイトが入っている。
これってイベント的には今年のクリスマスまでにはエリア化しておくべきですよね。
出来れば対応のモバイルルータもあればなおいいのですが・・・。

夏のコミケではソフトバンクは本気でここのエリア対策をした模様ですが、
そのおかげでソフトバンクの接続性が去年までとは段違いに良くなった模様です。
手に入れたばかりのXGPを利用してWiFiルーター忍者部隊を投入して改善しました。

何故ドコモはここを3月末という中途半端な展開をするのでしょうか。
順当に考えれば冬のコミケに間に合わせてその威力を示すべきでしょう。
LTEを介したWiFiルーターやLTEをエントランスとするフェムトなどが
投入できればかなり良くなるのではと思います。

今から動けば十分間に合うと思うのですと如何ですかね。
  1. 2010/11/15(月) 19:14:10|
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ドコモ内覧会、2010winter

今回は行けない予定だったのですが、急に今日予定が空いたのでドコモの内覧会に行ってきました。

今回は完全にTHEスマホって感じの内覧会で、かなりの面積をスマホが占めているといった感じです。
それにしてもGalaxy tabに力入れてますね。iPadよりも小さいしぎりぎり持ち運びが可能なんですよね。
でも電話じゃないんですよね。それで電話をしている姿が想像できません。

ドメ携(ドメスティック携帯)端末は全体的にまあまあ予想範囲内って感じです。
既に触っている端末も有ったので初めから諦めておりました。

それにしてもFはいつもどおりそこそこの出来でほっと出来ます。
SHも完全にF仕様で占領完了ってところでしょうか。

一箇所LUMIXのPだけが独自仕様で息を吐いているという気がしました。
LUMIXなのにカメラのテストをしないという失礼な見方をしてしまいましたが、
私的にはもう必要十分な域に達しているのでこれ以上のディティールは必要ないかなと。

そろそろスマホのように画像とアプリの連携を考えていくべきです。
ドメ携の悪い所は機能単体で完了してしまうことで、アプリから各ファイルを加工しようとしう
意識が全くないこと。画像編集ソフトがあってもそれはメーカーお仕着せのものしかなく、
何の為のJavaアプリなのかと嘆きたくなってしまいます。

最後に元から長居する気の有ったNにお邪魔。
N-01CもN-02Cも触っていたので今更だったのですが、とりあえずミルスペックとはいかほどのものかと
手に持って触ったらなんとかなりのサクサク。
N-03Cはデザインはアレだと思いますがソフト的にはアタリの部類かと。
メールが速いとか言われていますが本気で速いです。

担当さん曰く、今回はLinuxのOSの最適化をかなり進めたということでした。
前回担当さんに「N=もっさり」と集中砲火を浴びせかけた効果が有ったのでしょうか。
メールの文章を編集するエディターの速度が相当高速化されている印象が有りました。

それとカメラの起動が豪速でした。
ボタンを押したらコンマ何秒の世界で即座に立ち上がります。
Nは今回はカタログに乗らない部分を相当力を入れたようです。
一言言うならば「何故もっと早くこれをしなかった」です。
そのぐらいもっさりが消えて使い勝手が向上しています。
よく見たらまだどこか遅いところが残っているのかも知れませんが、私が軽く触った所では
特に気になるような遅い部分はありませんでした。
個人的にはFと変わらないか少しN-03Cの方が早いんじゃない?ってぐらいでした。
やれば出来る子だったのに・・・動くのが遅すぎです。

それにしても今回Nのブースは人がいないです。
N-03Cのところに人が集まることは有りますが、全体的に他のメーカーに人が集まっています。
もっと人が多いのはスマホエリア。
みんな待っていたんですよね・・・Nも遅かったがドコモも動きが遅かった。
まあでも出てきただけまだ良かったですけどね。

でもNはLinuxのOSとしての高速化にはかなりのノウハウを持ったようです。
もしかすると同じLinuxベースのAndroidも更に高速化させられる技術を持っているのかも。
でも個人的には作り込みはご勘弁願いたいところですが、少しの手間で大きな効果が出るの
ならここは悪くない作りこみの選択かも。まあこの辺りはバランス感覚の問題です。

内部のソフト的には01Cも02Cもコア部分は同じのようで、確かにカメラの起動が異常に
速いのは踏襲されていましたし、連射もかなりインパクトが有ります。
秒間10枚で108枚でしたっけ。夏の内覧会の時に「カメラ機能は携帯ではなくコンデジとの
比較の段階に入っている」という話は嘘じゃなかったんだと
とりあえずLiMoはまだ頑張るそうです。口ぶりからはAndroidの開発も進んでいるようで、
今後どうバランスさせるのかは悩みどころです。


今回スマホは一切見る気がなかったのですが、ちょっと空いてきた時があったので一通り見て
回りました。Galaxy Sが個人的には意外と使い勝手が良くないというか、操作感が馴染んできません。
Tのレグザが二番目で、なんと一番使い勝手がいいなと思ったのはSH-03Cです。

OSのバージョンとか気にしないでレポートしたとすると私はSH-03Cを押しますね。
これは国内仕様がどうとかは全く考慮していません。
単にスマホ部分だけを評価してこれの操作感が手に吸い付いてくるねという話です。
一言で言うと「余り迷わない」といった感じでしょうか。

そういえば説明のお姉さんが3D機能を押してくるので全く意識になかったのですが試してみました。
なんか妙にかわいげが有ってなついてこられるので・・・こういうのにはかなり弱いです。
毒舌も湿りがちですww

ゲームや静止画を見てくれたのですが、恐らく60FPSを半分割して左右の映像を時分割で左右の目の
方向に屈折させているようです。3Dを入れた途端にちらつきが始まりました。
まあこれは大画面TVの3Dでも理屈も見え方も同じことなんで。手段が違うだけで。

SH-03Cの立体具合は基本的に裸眼立体視で言う平行法で、立体が奥方向へ展開します。
一番近くが画面の場所で遠いものほど奥行きが深くなり立体に見えるというものです。
交差法だと一番奥は画面の位置で近いものは手前に展開します。
思わず掴みたくなるやつは交差法です。3Dテレビは飛び出すので交差法の手法ですよね。

ただ思うのは3Dはやはりおもちゃでしか有りません。
私は3Dテレビも全く興味がなく、あんなもので映画一本も見れません。
実質フレームレートが半分になるんですからちらつきも相当なものです。
裸眼ものも結局半分のフレームレートになる所は同じなのと、眼球が平行法の位置にずっと
固定しておかないと3Dには見え続けないので非常に疲れて目が懲ります。

どっちにしろ3D表示は今後視力低下の大きな要因の一つになることは間違いないです。
視力低下防止には定期的に眼球体操みたいなことをして凝りを解消することが必要だと思います。
が、メーカーは今のところそれを一切告知していません。

どっちにしろ今のままでは「高いおもちゃ機能」で終わるだろうと思っています。
ちらつきと眼球への負担が解消されない限り。


とりあえずNでLTEについても聞いてきましたが、実際に既に何かの開発が走っているようで
話せない段階に話がすぐ突入してしまい、全く話は聞けませんでした。
Nの海外展開はAndroidでと言うことなので基本はグローバルモデルからということになりそうです。

始めは諦め気味でしたが色々と面白い時間になりました。
行ってよかったと思います。
  1. 2010/11/14(日) 19:30:53|
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孫氏、ロビー活動は政党丸呑みで?

孫正義、民主党議連で吼える。「わが国の情報通信戦略について」書き起こし Part1
http://kokumaijp.blog70.fc2.com/blog-entry-198.html


与党を手なづけるつもりでしょうか。

よくあるお店でクレームをつける人が「お前じゃ分からん、店長を出せ」と言って
トップから落とすのと同じ手法ですね。

NTTの頭の切れと民主党の良心が試されます。
  1. 2010/11/13(土) 19:06:16|
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「Gingerbread」を採用、Galaxy S後継2011年初頭に

最新のAndroid「Gingerbread」を採用、超高スペックなスマートフォンが2011年初頭に登場へ
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20101112_gingerbread_high_spec_android_smartphone/


来ましたね~ついに。

ドコモはこれを来年の夏機種として次期iPhoneにぶつけるのか、何とかして3~4月に売り出すのか。
私としては春に売るべきだと思いますけど、発表済みのドコモ内のバランスで国内での発売は
恐らく伸ばされるでしょうね。

ドコモのスマホのスペックはまだまだ最新には追いつかない・・・。
  1. 2010/11/12(金) 20:08:28|
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iPhoneにFroyo、面白そうだなー

iPhone を Android 2.2 Froyoデュアルブート化するアプリBootlace、PC不要
http://japanese.engadget.com/2010/11/10/iphone-android-2-2-froyo-bootlace-pc/


iPhoneでAndroid 2.2 Froyoをデュアルブートできるようにする試み。
こういうの好き。

でも常用には耐えないとのことだが、この文面じゃiPhone3Gで常用不可なのかiPhone3GS/iPhone4でも
実用に耐えないのかどちらか分からない。恐らく後者はそこそこ使えそうな気はするが。

作者はやっぱりOSを逆汗して調べているのだろうか。
だとしたらなんかもうものすごい猛者としか思えない。
今の規模のOSを逆汗する気なんて到底起きない。

下手にポート叩いてハードがお亡くなりになったらどうするんだよというドキドキ感なんて
味わいたくない。まあFDDやCDDのようにオーバートラックしすぎたりCRTCにとんでもない
画面モードを設定して飛ばしてしまうとかは今時のハードじゃないのかもですが・・・。
  1. 2010/11/12(金) 20:05:47|
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そんなに映画見たい?

iTunes Storeで映画の配信が行われるようになった。

iPhoneユーザーが狂喜乱舞なところまではまだ分からなくも無いが、中にはこの件でわざわざiPadを
買いに走ったりしている人も居るようで。

これってiPhone/iPadで何かを見たいってだけの話しで、是非映画を見たいってわけじゃ無いですよね。
私にはこの配信開始でその為にわざわざハードを買い足すなんて理解できないのです。

オンデマンド配信の映画は既にPC・モバイル向けに探せば存在するし、別に初物のサービスと
いうわけでもない。私なら是非見たい映画が有るのならBRやDVDを買うかレンタルする。
わざわざその為にハードを買ってまでというのは本末転倒だろう。
持っているハードで対応されたのならその内利用する・・・という選択肢が増えたに過ぎない。
昨日までそんなに映画マニアだったけ?と思うような方が騒いでいるとすぐ我に返っておとなしく
なるだろうなと意地悪な目で見てしまう。


今更驚くようなサービスでもないのだが、しかしながらソフトコンテンツの強化という意味では
大いに有効だとは思う。

ただこれ、一本の配信サイズはどのぐらいなのだろう?
Xiの5Gが二本見るだけで超えてしまうという意見もある。
私はもうちょっと画質を落としてサイズを削っているのではないかと思っているのだが。
iPadはともかく、iPhoneにそんなに高画質のデータは必要ないだろう。
端末によって配信クオリティーを変えてサーバーとネットワークの余力を確保しているのではないかと思う。

一度どの程度の画質か見て見たいものだが、私の周りでこれを使う人は・・・恐らくいないっぽい。
みんなわりと質実剛健な利用法なんですよね。メールとウェブとほんのちょっとのアプリを使う程度で。

その為に512MBのRAMと1GHzのCPUの端末が必要なのかいささか疑問に思ってしまいます。
  1. 2010/11/12(金) 19:54:09|
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Xperia2.1の悲劇

XperiaのAndorid2.1へのバージョンアップが始まった。
と同時に悲惨な悲鳴が聞こえ出した。

あれが足りないこれが劣化した、悲痛な意見を上げるときりが無い。
これもしかして各機能のソースを一から作ったような雰囲気がする。
実物を見比べたわけではないが、報告を見ていると切り離されているソースを2.1に繋ぎなおした
のではなくて、2.1のソースに一から必要なものを書き直したように思われる。

もしそうだとしたら本当にお金をもらってソースを書いているとはとても思えない。
こんな作り方をしていたらバージョンが変わるごとに同じ事を毎回繰り返さなければならなくなる。
機種が増えると機種分の「一からの開発」が必要になる。
開発に関してもスマホのメリットが全く無い。

更にソースは時間をかけて鍛えられていくものなのだが、単発ソースを繰り返して出していたら
何時までもソースが鍛えられない。信頼度のアップがいつまだ経っても無いことになる。

想像でしかないのだが、私が過去に経験したソフト開発の現場で見られた一番悪い例に非常に近い
悲鳴がここまで上がっているんだからそうにしか見えないのだ。

Xperiaはもう一度2.1のアップデートを出すべきだが、このまま出なかったとすると、

「ハズレ、最新端末を買いなおしてください」

ということになる。
それもドコモ公式に。

最初にXperiaを触った時の作りの甘さに嫌な予感がしていましたが、やはり駄目そうな予感は
的中していました。幾らがらっと変わっているといってもファイル単位できっちりと別けられて
いれば別バージョンのOSに追加部分を貼り付けるだけでこんなに時間がかかるはずは無いのです。

頼む相手間違ってますよ。
天才的な人なら一人で半分以下の時間で済ませてしまうでしょ。
幾らなんでも時間がかかりすぎた上に出来が悪すぎる。
ここにも地続きの発想なんて何もなかった。

その点Galaxy Sは初めから世界を向いて作っているのでそんなことは無いと思います。
2.3にもXperiaのような悲劇は生まずにスムーズに対処できるのではないかと思います。

国内企業を応援したい立場の人間がこんなことを言いたく無いんだけど、今安全パイの
スマートホンの選択肢は「国産以外」では無いかと思っています。

国産モノは何かと『特徴』を持ちたがり、素のAndroidをそのまま動かしている端末が見当たりません。
私からするとそれが危険なのです。OSを生かす発想がなく、OSがあくまで叩き台で
その上に「何らかのオリジナル」を入れたがる。

なので孫社長の言う「スマートフォンの作り込みはナンセンス」という言葉には大賛成だ。
いや全く作り込みを否定するわけではない。

前にも書いたが作りこみしていない素の端末を作ってまずはそれを売るべきだ。
その上で特徴のある端末を出したければ出せばいい。
そうすれば世界にも出て行きやすいんだから。

作りこんでもソースを綺麗に分離できていればデメリットも最小に抑えられるし、ソースの
使いまわしで信頼性も向上する。自分達の財産をどれだけ積み上げることが出来るのかが
コストダウンへの近道だ。プログラムの信頼性が高まればデバッグ要員も少なくて済むの
だからこの効果は大きい。


何よりドコモはよくもこんな状況でXperiaに肩入れしたなと勇気に拍手を送りたくなる。
スマホへの初動は遅く、出来上がったものは素人プログラム以下の作りこみ。
iPhone 3GSから見ても遥かに軽快性に劣るフレームレートの低いUI。

TVCMで一瞬スクロールしている画面を見ただけで「駄目だこりゃ」と感じさせられた。

というわけでドコモさん、ドメ携はともかくとしてもスマホはソースの作り込みはよく考えて
行わないとこのままでは国内端末が非常に足を引っ張ることになりますよ。
Xperiaを見てその後にiPhoneを見た人は多くの方がiPhoneの方が優れていると感じるはずです。

Galaxy Sは確かに優れた端末ですが、出てくるのが遅すぎます。
8月までに出しておくべきだったでしょう。何で今更・・・なんですよ。

シャープはどうでしょう。
IS01を触った感じでは以降の端末も私にはそれほど期待できないです。

とにかく素の状態で軽快感のある端末が国内製には皆無なんです。
ソフトなんてマーケットで後からどうにでもなります。
お財布などもNFC等になってから世界共通で考えた方がいいです。
フェリカを入れたいならとりあえず素の端末を先に仕上げた上で後付けで売ってください。

Android自体をサクサクに動かせていなければどれだけ「高」機能でもすぐに嫌になります。
とにかくサクサクで電池の持ちがいいこと。まずはそのベース端末が出来上がってからです。

余計なものを省いた分。各種インターフェイスには力を入れてみてください。
重宝がられて長く使ってもらえる端末になると思います。



追加)
とりあえず一目で分かる流れの変化。
今日は比較的アクセスがおとなし目だったのですが・・・。
  1. 2010/11/11(木) 19:46:10|
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本家アメリカでも苦しんでいるWiMAX陣営

クリアワイヤ、資金難で従業員の15%を削減へ - 加入者数増加も赤字幅拡大
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201011051111.html


始めてしまったら止められない。
クリアワイヤが加入者数の伸び悩みが原因と思われる資金難が原因で従業員の削減を始めた。

期末時点の加入者数は284万人で10月末で280万人のイーモバイルとほぼ同等の規模だ。
しかし元のパイが大きいアメリカでこの加入数は中堅とは言いがたい。
なによりもWiMAX陣営のフラッグシップ的存在がこのザマなのだ。

これではPHSよりも流行らないで萎んでいくのではないかと予想される。
  1. 2010/11/11(木) 19:06:32|
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P02C,N01C触ってきました

一応こんな感じでいつものようにログを残してきました。
N01Cは手前のお化粧ライト?が目新しいですね。
全体的にメールなどを作成するテキストエディター(?)の部分がブラッシュアップしていました。
*長押しにコピー#長押しにペーストも付いていたり全体的に細かく良くなってた感じ。

以前のNソフトより大きく変わったところは無いように思いますが、細かく細かく進化しているようです。
しかしMULTIキーがFみたいに#の手前に付いてるので滅茶苦茶面倒。
今まで最短距離でMULTI出来たのに・・・。
Fソフトはよく出来ているけどMULTIは断然N系のほうが使いやすかったのですよね。

P02Cはなにこれもっさって感じ。
以前のPをよくおぼえて無いけど、変わったところは余り認識できず。

500KB/フレーム・ブラウザテストでは最大容量の1600x1200pix 5.15MB以外は両機種とも表示が出来ました。
P02Cの表示が出来ずに切れた部分を見ていると概ね4.5GB~5.0GBぐらいまでは大丈夫そうな感触です。
N01Cは相変わらず容量オーバーが分かった瞬間にエラーで止めてしまうので、画像がほぼ読めて無い段階で
エラーになり、どこまで読めるのかが分かりません。Nの悪い所です。
P02Cは読める限界まで読んで表示してくれました。
確かFも限界まで表示してくれたように思います。

N01Cは多分ハード的には夏のものと等価じゃないでしょうか。
特に遅さは感じませんが、特に速くも有りません。
通信は電波の余りよく無さそうな場所なんですが、それでもmpwさんのサイトで2400Kbps程出たので
性能的には余裕がある感じです。夕方帯の混雑地域で電波が悪い所でこれだけ出れば文句無いでしょ。

それにしてもブラウザ系は非常にチープなままです。
画像の拡縮回転など、やっぱりAndroidやiPhoneの感覚でいると「え?こんなことも出来なかったんだっけ?」
と頭を抱えるようなことが多いです。ブラウザ系は本当にチープすぎる。
何も手を入れて無い当たりもうやる気が無いのでしょうか。

余計な機能はいいからブラウザ周辺をもっと煮詰めて欲しいと思います。
  1. 2010/11/10(水) 21:03:53|
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Xiで使うAndroid&iPhone

「Xi」(クロッシィ)データ通信
http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/xi/index.html


Xiのモバイルルータが出ると分かったので、恐らく多くの人が考えるモバイルルータ+スマホでXi回線を
使うというケースにつして考えてみた。151のお姉さんとも相談しながら進めてみた。

とりあえず2012年4月30日まではXiデータプランにねん4935円が使える。
モバイルルータでもこのプランである確率は高い。(別のキャンペーンが来る可能性も0では無いが)
プロバイダはmoperaUスタンダードプラン(525円)のみXiに対応。
これで約5500円でXiデータ回線が維持できることになる。
moperaの契約がルーター側に付き、スマホ側はmoperaの契約は無しでいいのでここは注意したい。

一方スマホは基本契約だけの丸裸まで契約をスマート化できる。
SSの980円でもタイプシンプルバリューの780円でもいい。
これで最低維持費6240円でXi+FOMAの2回線維持出来る。

ただこれはXiを使えるが問題点が無いわけではない。
一月丸々FOMA回線でしかアクセスしなかったとしてもXi価格の青天井の料金体系が適用される。
現状でXiのエリアは狭小で有り、事務所のような場所で固定回線代わりに使うのならともかく、
移動しながらだとあっという間にXiエリア外に出る。

キャンペーンが終わる2012年3月でも人口カバー率が20%程度なのだから料金は利用者側から見て
もっと公平になるように設定してくれないと全くもって使う気がしない。

非常に複雑な計算になるが、日毎計算でXi基地局にアクセスした日だけXi料金かかかるとか
そういった手法にしてくれないとそのエリアに長時間留まる人以外は高額プランになるだけになってしまう。
ドコモがXiをULTRA SPEEDを上回る勢いで整備してくれるというのなら別の話だが。

ドコモには先行投資で育てるという発想がいつも欠けていると思う。
ソフトバンクはとりあえず滅茶苦茶だと言われる事を始めてしまう。
外れて失敗しても二段三段目のロケットを飛ばしてなんとか成功させてしまう。
ドコモの場合なんとしてでも立ち上げるという視点が無いから出すだけ出して後は自然の
成り行きに任せている。現状の純増差等はこれらが結果として表れたものだと私は理解している。

どんなものでも世代の切り替えというのは絶好の商機だ。
特に弱小勢力が大きくシェアを広げるのに利用されてきた。
孫社長はそのチャンスを見逃していない。
確かに1.5GHz帯は色々言われているが、とりあえず手元に有るパイを最大限に生かしてきたなと
思える作戦を取っていると私には感じる。

ちゃんと初めからモバイルWiFiルーターを用意している辺りもしたたかだと思った。
(発売時期はドコモのXiのモバイルルーターと同時期辺りになりそうだが)

不完全ながらも完全圏外のXiよりもとりあえずエリアになったULTRA SPEEDを選ぶ人も
いるだろう。ドコモも10MHz幅を屋内だけと言わず、FOMAで帯域に余裕があるところでは
屋外でも早期に10MHz幅75Mbpsを実現して売りを作るべきだと私は思っている。
屋外局も作れば孫社長が使った資料の「屋外では」という技が使えなくなる。

何かインパクトを作っていかないと売りにはつなげにくいのは確かだ。
相手が必死に動いているわけだからドコモもちょっと必死になる部分も作らなければいけないと思う。

ULTRA SPEEDは腰掛という扱いと考える方もいるとは思うが、私はそうは考えていない。
当面はソフトバンクの大本命だと思っている。
少なくとも減価償却の期間を考えると数年でポイなんて事は無い。LTEがよほど台頭してこない
限りDC-HSDPAで頑張ると思われる。今LTEをすぐにはやらないと言わないのは保険であるのと
同時にそれを言うと不利な立場になりかねないのでスタンスを維持しているだけと私は見ている。

まさかとは思うがiPhoneの動き次第では2GHz帯にもDC-HSDPAを投入なんて可能性も無いとは言えない。
Appleがごり押ししないとも限らないし。

後半はタイトルのXiではなくULTRA SPEEDの話になってしまったが、それだけドコモのLTE開始に
併せて各社ターゲティングを置いていたということだ。auのMC-Rev.Aはドコモとソフトバンクの
発表までしか話題性がなくかわいそうでは有ったが、ソフトバンクはXデーの作り方がそれだけうまい。
確実に王者の尻尾は離さない。

このターゲティングでの発表のインパクトが積み重なって純増差に影響していると、しっかりと
作戦を立てる必要が有ると思う。この辺りは如何に食い込んでいくかという視点で動いている
孫社長に上手に餌にされている感が強い。

LTEの開始ですら自社のインパクトを上手にかき消そうとしているのだからたった一局だけでも
Xiの屋外局で75Mbpsが出せれば屋外比較も出来なくなるなどの臭手を使うぐらいは有っても
いいのかもしれない。それが今までの孫社長の戦い方だったわけだし、臭手返しでたまには孫社長を
翻弄してみるのも面白いだろうとたまに思ってみたりもする。


ともあれXiとULTRA SPEEDの本格的な戦いはモバイルルーターが発売される来年の春前後に
なるだろうと思われる。それまではデータ端末でのベンチ等を少し離れて見ていようと思う。
  1. 2010/11/10(水) 19:43:19|
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[Android3Dベンチマーク]Neocore 計測報告スレ

Neocore : 3Dロボットが動き回るOpen GL ES ベンチマークソフト!!
http://octoba.net/archives/20100125-neocore-android-359.html


10月終わりに立て続けに新端末が発表された事も有り、Android端末を持っている人も増えてきた
ように思うのでここらでベンチテストでもやってみようかと思います。
一応>Neocoreという事にしますが、他のベンチの結果も面白いものがあれば書いていただいて結構です。

機種名とFPSの報告をお願いします。
  1. 2010/11/10(水) 19:01:59|
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ドコモは真面目な優等生、だけど対応は夏休みの宿題型

レコチョクとNTTドコモがドコモマーケット向け音楽ストアを共同運営
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101108/353905/


なぜこれだけのことがさっと出来るのに今頃なのだろうか。
せめてBeeTVと同時期にはこのぐらいはやっておかないといけない。
iPhoneを取らないなら取らないでそれなりの手は打っておくべきだろう。

真面目で優等生のドコモ君の内情は尻に火が回ってから夏休みの宿題を慌ててやるような
対応しか出来て無いんですよね。

その裏付けはネットワークが優秀・・・、いや敵だって何時までも一つも基地局を立てて
ないわけでは無いですから、相手が一手を打てば同レベルで一手を打っておくのは
当たり前の事です。

ドコモはサードパーティーに任せておいて音楽配信に手をつけないのかと思っていたら、
今頃になって乗り込んでくる。そんなことしたら今までやってこれた音楽配信サイトが
困ってしまうでしょ。本当に無計画で場当たり的だなと感じます。
敵の動きに翻弄され、味方のことが見えてない。


Androidのドコモマーケットにしてもそうです。
今のところまだ僅かな数のアプリしかドコモマーケットに登録されて無い。
この手のマーケットの魅力はとりあえず検索したら目的に近いものが引っかかる。
その為の数が必要なんです。最低1万のアプリ登録は必須です。

ドコモ側で課金出来るのはわずかな数のドコモマーケットのものだけ。
本家GoogleのAndroidマーケットが携帯料金と一緒に払えるのは後発で出てきた
ソフトバンク側。こちらはちゃんと本当のユーザーのニーズが理解できている。
本家はとりあえず検索に引っかかるだけの数が有りますからね。

一言で言うとドコモが提供する純正モノだけではAndroidは完成していない。
しっかりと作っているGoogleのものと併せてやっと完成なのにその為の道筋をつけていない。
しかも他社に出し抜かれている。
カッコ悪いよドコモ。

未だに国内ではiPhone vs Androidの対決の構図に達していない。
それはAndroidをiPhone対抗に持ち上げたドコモの仕事。
ユーザー的にはまだ迷う形になって無いんですよね。
とりあえずGoogleと組んでAndroidというOSの売込みが必要かなと思います。
昔マイクロソフトがWindowsの名を売っていたみたいに。

Androidの名を売ればユーザーがいつの間にかスマホ=Androidと認識し始め、
「え?iPhoneってAndroidじゃ無かったの?」
という人がそのうち出始めてきます。
iPhoneを抑えてAndroid端末が本格普及するのはそれからです。

XperiaのCMを幾ら売ったって来年には繋がらない単発の投資でしかありません。
将来に残る広告費を使っていかなければ次の端末も「iPhoneもどき」から脱出できません。

「Androidの携帯ください」

という指名買いを作ることが急務であり、ここではドコモとKDDIは手を組んでも
いいところではないでしょうか。いや、すぐに手を組むべきです。
二社でGoogleと掛け合って大掛かりなAndroidキャンペーンを打ってください。
幸い冬はiPhoneの裏の番手なので一定の効果は上がるはずです。

今から手を打てば来春にはまだ間に合いますよ。
  1. 2010/11/09(火) 19:40:38|
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ドコモの2GHz帯FOMA局が減っている?

どうもドコモの2GHz帯の局が微妙に減少しているようだ。
これは何か有るなと思ったので得られた情報の整理をしてみる。

携帯電話基地局免許数(平成22年9月18日現在)
携帯電話基地局免許数(平成22年10月2日現在)

基地局となれば当然keitai_phs氏のwikiサイトとなる。
ここのFOMA(NTT DOCOMO FOMA 2GHz W-CDMA)とXi(NTT DOCOMO 2GHz LTE)のところを比較していくと、
確かにドコモのFOMA 2GHz帯は減っているように思う。ちなみに800MHzと1.7GHzは減っていないので割愛。

しかしその内訳を見ると減少以外に見えてくるものがある。
まずFOMAの周波数の欄が3つある。

2132.6 MHz ~ 2147.4 MHz 20MHz
2132.6 MHz ~ 2142.4 MHz 15MHz ←
2137.6 MHz ~ 2147.4 MHz 15MHz

何故か15MHzの欄が5MHz幅ずれて二つ有る。
実は矢印をつけた真ん中が一つのポイントだ。

これは携帯電話基地局免許数(平成22年6月26日現在)から突然現れた帯域で、LTEの整備の為にFOMA帯域の
整理をする為に現れたものだ。この帯域が現れて以降一番下の15MHz幅のバンドの局が減少し始めた。

恐らく真ん中のバンドはLTE設置局と同居しているFOMA局と思われる。
関東をFOMA282局、Xiは284局と近い数字だ。
関東以外では東海が食い違っているが、これはまだXi側の準備が出来ていないのではと考えれれる。

一番下の行の基地局の減少は関東だけではなく、それ以外の地域でも少しづつ起こっているが、
これもXiの設置に向けた準備や整理を進めているのではないかと思われる。
思い付きではなく、しっかりとした準備の上で行っているんだなと分かる部分だ。

こういうところがソフトバンクとは大きく違う部分であり、信頼を担っているところでもある。
ソフトバンクはど派手な数字を演出し、普段からの地道な努力なんて糞食らえと言わんばかりだ。
相変わらず0.1Wの弾数だけ揃えていてドコモのXiのマイクロセルとは思想を全く異にする。


ちなみにXiのエリア化の予定をみると周辺地域の基地局のカバー範囲は直径で500m~1Km位で、
よほど大きいものでも直径1.5Km有るか無いか程度のものばかりだ。非常に手堅くマイクロセルを
構築していることが分かる。

ドコモは多少手間がかかろうが展開が遅くなろうが、とにかくエリアをきっちり作ることを最優先
している。信頼の証のドコモ品質をこうやって作っているのだ。

間違っても0.1Wのフェムトセルもどきの基地局を数千もばら撒くことではない。
それは対処療法で後の誤魔化しに過ぎない。

今後もXiとFOMAの動きに注目していきたいと思う。


#昨日Xiのエリアマップが見れなかった件ですが、どうやらエリアマップ側がGoogle Chromeに
#対応していないようです。最近ドコモのホームページでChromeに対応出来て無い部分が
#ちらほら見られます。マイドコモのプレミアムアンケートもChromeに対応していません。
#以前は普通に回答できたのに。
#今までもそれ以外のところでもChromeは問題ないのに何故わざわざチェックしてChromeで
#動かないように処理しているのか意図は不明です。
  1. 2010/11/09(火) 19:05:16|
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LTEの実力、実測60Mbpsオーバー

ドコモのLTEサービス「Xi」は実効ピーク速度で60Mbps超も
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20101108/353929/


ソフトバンクのターンが終わり、ドコモのターン。

ドコモは当然ULTRA SPEEDに対してXiを当ててくる。
あちらは3機種に対してドコモは2機種。

>この日、山田社長は「トラフィック増に対応するネットワークの増設は、既存のHSPAではなく
>LTEで対処したい」と何度も繰り返した。LTEでトラフィックを効率的に処理するためには端末の
>普及も必要になる。2011年早々にも出したいというモバイルルーターや、2011年度中に発売を
>予定する音声端末など、今後はドコモからLTE端末が続々登場するとみられる。

どうやら来年早々にもモバイルルーターが出てくる模様。
先ほどの記事でモバイルルータが無い事を叩いていたが、やはりドコモは馬鹿じゃなかった。
必要な所を知っている。

これでスマホユーザーが3Gの延長の速度との違いをしっかり体感してレポートしてることだろう。
とは言えXiの10MHz幅の75Mbpsの場所は限られる。

初物であるからので最初からガンガンとエリアを広げないでしっかりと実地検証をしておきたい
ドコモの考えは理解できる。様々なランニングデータを集めた上で徐々に広げたいのだろう。
よほどFOMAの時の二度手間が堪えているようだ。



孫社長が42Mbpsと叫び続けてドコモを馬鹿にしていたが、結局ドコモがこのように実測で60Mbpsを
出してしまったことがメディアに載ってしまえば孫社長の言葉は恥さらしでしかない。
「屋外の場合」という注釈はこういう意味だったのかと知った人からは今後信用されなくなっていくだろう。
たった4日だけの天国だったのが情けない所だ。

しかもDC-HSDPAの理論値を超えたのはXiでの実測だというのだからぐうの音も出でないだろう。
なんと理論値の80%以上を達成した事になる。問題視されていたMIMOを含め非常に効率がいい
通信システムと言える。

ちなみにピークの63Mbpsで理論値に対して84%、平均の40Mbpsで理論値の53%だ。
さてDC-HSDPAの実測値は幾らなのか、まさかの実効値でLTEに負ける事になるのだろうか。
平均が53%なら5MHz幅では実効平均は20Mbpsということになる。

さてDC-HSDPAが効率で平均50%を出せるのか、その値が気になる所です。
低遅延で効率もそこそこいい、価格はちょっと高い気がするがそれだけのことはあるようです。


ドコモではエリアマップも準備している模様、まだ動いていませんでしたが項目は既に増えていました。
右の通常のFOMAのエリアマップの所から入れば既に追加されています。
一旦FOMAのマップを表示した後にXiに切り替えてください。
  1. 2010/11/09(火) 01:15:40|
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TCA10月分発表

TCA10月分が発表になりました。

各キャリアの純増は以下の通り。
ドコモ       57,700
KDDI       58,400
ソフトバンク   324,200
イーモバイル  60,800
UQ        36,200

MNP
ソフトバンク  88000
KDDI      -34800
ドコモ      -52500
イーモバイル -900

もう笑っちゃうような結果になってしまいました。
ドコモは毎年買い控えの影響がモロに出るこの時期ですが、回りは立ち止まっていませんでした。
イーモバイルはともかくKDDIにも抜かれちゃってます。
IS01/IS02で8円維持のの24時間無料電話がやっぱり効いているように思います。
なにせこのKDDIの純増数には私の+2も入っていますし。

それはいいのですがソフトバンクのこの数字。
先月と同じく30万台を維持しました。
本気でiPhoneが売れている証ですね。
とは言え毎度の事、通信モジュールは6万台をキープしていますが。

実際はもっとフォトビジョンがばら撒かれていて今後に向けた予備の数字をキープしているものと
予想されます。ドコモやKDDIがちょっと伸びてきてもそれを反映させれば純増一位はまだまだ
キープできるものと思います。

UQは最後のチャンスといえる状況なのに36300に甘んじてしまいました。
今後はドコモのXiとソフトバンクのウルトラスピード、データ通信の雄であるイーモバイルの
DC-HSDPAと群雄割拠の状況でもうUQの立ち上がれるチャンスはほぼ無さそうに思います。
このまま株券印刷業に専念していくような気がしてなりません。


で、ドコモを抜いて3位に上がったKDDIですが、社内的にはどういう状況なんでしょう?
これで万歳三唱の気分なんでしょうか?
だったとしたらかなりヤバイ。
単なる一里塚程度の気持ちで受け入れていて当たり前です。
背中には徐々にソフトバンクが迫っているのですから。

ちなみにドコモとKDDIの差はたったの700しか有りません。
ドコモがウィルコムを手放していなければKDDIが最下位のままだったんですよね。
どっちにしてもどんぐりの背比べですが。

そうそうKDDIのEZweb/ISNETの純増数が4000しかないんですよ。
これ特筆モノです。
もしかして私のようにIS01/IS02を買った人が結局ISNET外しちゃったとか?
デビュー割りだけ頂いて。
私の場合は既に端末も必要性を感じないので売っちゃいました。
手元には既にIS01もIS02も有りません。
ドメ携専用回線化しています。
それを示す純増4000なのでしょうか、気になります。


ソフトバンクが伸びているのはやはり「何か面白そう」というイメージが大きいです。
電波はまだまだ糞だけど、使い物にならないかといえばそこまででもない。
ちょっと不便なだけ。

100均時代に「安かろう、悪かろう」か抵抗無く受け入れられ、「こんなもんか」という割り切りで
使う使い方はもう珍しくなくなったわけです。

それよりも「なんか楽しそう」という引きは、もうTVも何時ものお店も飽きた人たちには
大きなアピールになるのだと思いました。予想以上のiPhoneの売れ行きにその気持ちを強くしました。

その点ドコモもKDDIも近年の政治と変わらないもんね。
予想通りの辺りまでしか行かない。
予想できるものが面白いなんて人はどっちかというと少数派でしょう。
少なくともメインストリームにはならない。

私は今回のドコモにXiのポータブルWiFiルーターを期待したのですが、やはりその辺りは
ドコモでした。そのぐらいトップで錦を飾らせれば良かったのに。
それが出来ない辺りがやっぱりドコモです。
ここでXiのポータブルWiFiルーターが出ていれば他キャリアユーザーも含めたスマホ
ユーザーの軍団が押し寄せたはずだったのに。数は少ないでしょうが、その人たちが
Xiの実録を余すことなく伝えてくれたのではないかと思います。

速度競争はノーパソよりもスマホにステージは移ってきているんですよね。
ノーパソは遊びではなくやっぱり仕事方面の方向けに寄っています。
遊びをクリエイトできなければユーザーのマインドは維持できないんですよ。

今後の対応に期待です。
って期待していいのかなぁ・・・。
  1. 2010/11/08(月) 19:39:18|
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ソフトバンクULTRA SPEED・・・

下り最大42Mbps「ULTRA SPEED」は日本最高速サービス - ソフトバンク孫社長
http://journal.mycom.co.jp/news/2010/11/05/128/index.html


穴だらけでしかも混雑していて遅くて一部の地域を除いてはろくに使えないソフトバンクの
インフラがスピード競争に名乗りを上げた。

今まではハイスピードの地域がイーモバイルにも劣るなどとも言われていたものだが、42Mbpsでは
本気を出してきているように思う。

それはようやくクリアに使える1.5GHzで一から開始出来るから。
ソフトバンクは1500万ユーザーからスタートできる反面汚染された2GHz帯という不の財産を
引きずり続けてきた。

しかしその1.5GHz帯は結局の所PDCのパワーを炊いて飛ばす仕様のエリア設計をそのまま流用するので
大きな負荷をかけるのには向かない使用と言える。速いのはユーザーが増えるまでの一時と何時までも
ユーザーが増えない一部の地域だけだろう。


ところで孫社長は人口カバー率のグラフで面白い表現をしている。

この画像なのだが、ドコモのXiが2012年3月に約20%と書かれている。
しかしドコモの資料では2011年の年末で約20%となっている。
2011年末時点で5000局、2012年末で1500局で2012年に入ると一気に整備を加速する。

2012年の1年間で約20%から約40%にあがるわけで2012年3月時点では約25%が正解だ。
しかし孫社長はこういうところは少しでも嘘を織り込んで他社の数字を過少に伝える悪習がある。
以前にもKDDIの基地局は2万局だと、決算説明会で繰り返しとんでもない嘘をついている。
これでは逆狼少年の印象がこびり付くことになる。

(ドコモの資料では年ではなく年度だったのに気づいていませんでした。)


「孫社長の言う事は信用できない」
「他社の有利そうな数字は曲げてでもソフトバンクが有利に変更して発表する」

今の私はこう思っている。(これについては変わりませんね)

「言い訳のソフトバンク」に負けぬほど強力なインパクトをもってそれを受け止めている。
今回の私の読み間違いはともかく、この辺りの判断は変わりませんね。

面白いのが「屋外での通信速度」と小さな文字で注釈が入れられている。
注釈のソフトバンクの面目約如だ。
勿論一部の屋内ではドコモのXiは75Mbpsで圧倒的な速度を叩き出す。
当然孫社長は口が裂けてもこれには一切触れない。


理論値でLTEは37Mbps、DC-HSDPAでは42Mbpsと見た目の印象ではDC-HSDPAは有利に見える。
しかしDC-HSDPAは電波的にもタイムスロット的にも厳しい規格だ。
少なくとも混雑気味の都市部向けとは言え無い。

ユーザーが少なくてがら空きだと隣り合った二つのセルが取れる確率が上がる。
その場合DCは有効に働く。都市部では話はそう簡単ではない。

ああ、そういえば1.5GHz端末はそれほど数が売れないんでしたね。
ULTRA SPEED対応のデータ端末が3機種だけ対応でしたっけ?
ドメ携(ドメスティック携帯)の対応は無し?
スマホの対応もないですよね。

ということは1.5GHz帯のDC-HSDPAの帯域は携帯用の帯域ではなくデータ通信用の帯域であり、
基本的には2GHzでデータ通信を扱ってないので携帯端末のトラフィックは僅かな携帯端末のみが
1.5GHz帯にシフトするだけで2GHz帯の混雑の解消にはほぼ役に立たないという事が大いに考えれれます。

検索しても1.5GHzへの対応について全然出てこなかったのでfccで端末をぽちぽちと確認して
調べようと思ったのですが、重すぎてエラーになるので技適で引っ掛けてみました。

ぱおぱおルームさんで幾つか見つけました。
・EB-3229[Panasonic]
└W-CDMA(HSDPA) 2100/1500 MHz, Bluetooth, Wireless LAN
・W-046[W-046]
└W-CDMA(HSDPA) 2100/1500 MHz, Bluetooth, Wireless LAN

他には001SCも。

もっと探せばあと1~2機種ぐらいは有るのかも無いのかも知れませんが、とにかくソフトバンクの
1.5GHz対応状況はわざと隠しているんじゃないかというぐらい情報が出回っていません。
有るのは「ULTRA SPEED」のみ。

早い話、携帯での1.5GHz帯は今のところはまだ時期尚早と考えているのか対応がかなりお粗末と思えます。
しかも42Mbpsはデータ端末しか有りませんからPCでのデータ定額でしか7.2Mbps以上は使えません。

あちこちでDC-HSDPAと騒ぐ書き込み等は見受けられますが、端末そっちのけの話ばかりで
いざ私みたいな偏屈者が1.5GHzの情報を探しても一向に見当たらないという事になっています。


データ定額のみでDC-HSDPAをするならイーモバイルから借りた方が安上がりなのにわざわざ金を
かけているのは将来は携帯でも使う予定が有るのでしょうか。

しかし今現在携帯での最速は9.3MbpsでauのMC-Rev.Aであり、ソフトバンクはMC-HSDPAを開始しても
当面携帯では無いのでお間違えなく。

その点ドコモは初めから計画をちゃんと発表して粛々と進めてくれるので分かりやすくユーザーと
しては有り難いです。Xiの携帯端末は来年冬に発売するとかなり以前から発表していますしね。

あんまり42Mbpsで騒いでいると孫社長の罠にはまってしまいますので42Mbpsではなく、1.5GHzで
語ったほうが私は良いかもと思ったりしています。
  1. 2010/11/07(日) 20:09:18|
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AndroidOSのソース

先の記事で取り上げた日経の記事にも石川氏が取り上げてしまったが、これは記事にしようと暖めて
いた内容でもあった。各端末が採用したAndroidの2.1と2.2バージョンの差についてだ。

OSに限らないのだが、何かの大規模プログラムを開発する時はほとんどの場合何かのソースから分
岐させる事が多い。OSはいちいち一からソースを立ち上げる事は滅多に無い。

Androidは元をGoogleが作っているのでそこからの分岐となる。
記事で石川氏は2.1のソースを使ったから後で出てきた2.2に移植できなかったみたいな事を書いているが、
これは現状の世界では当たり前に起きることだ。

しかしプログラムの世界では少なくとも20年以上前からこのような事がおき無いようにソースの分離と
いうのが何度も何度も繰り返し提唱されてきた。

メーカー拡張部はAndroidOSに依存しない構造で構築するというものだ。
当然Androidのオリジナルソースを書き換えるよりも記述は面倒になる。
インターフェイスの構築で悩む事も多いだろう。

しかし一旦構築すると最新バージョンのAndroidがリリースされてもOS部を入替えるのは一週間も
かからない程度で、うまくいけば一日で入替え完了するぐらいに簡単に移植出来るようになる。
部分にもよるが。



私が思うにGUIをオリジナルにしたがるところが少なくない。
オリジナルにして使い勝手が向上している端末がどれだけ有るのだろう。
同レベルの使い勝手なら手間のコストをかけるべきではない。
遥かに高い使い勝手を作り出せるのならやってもいいと思うが。

オリジナルにした上にソースも元のソースに作り込みをしてしまっているようで、本気でセンスの
ない作り方をしているなと思わされる。私がプロジェクトを率いているのなら絶対本体のソースには
手を出させない。ハード依存部ち一部の必要な箇所以外は。

石川氏もOSのソース本体に作りこむのが当たり前っぽいような書き方をしているので余りソフト
関係のセンスはいいとは思えない。様々な言語が生まれては新しい概念を導入してきた。
それらはソース等の依存部を如何に減らすことが出来るかを競い合い、カプセル化という
魔法を唱え続けてきたのだけれど、結局プログラムを組む側が考慮できなければ何の意味も無い。

いや組んでいるプログラマ達が悪いのではない。(悪いプログラマも勿論いるが・・・)
悪いのは上で利ざやを稼いでいる”上級”の会社達だ。(何故か複数形)



ともあれOSのソースは直に弄らないで下さい。
こんな16bitのパソコン時代から言われてきた事も守れないようなメーカーはどんどん淘汰されて
いってください。

まあAndroidは2.2で一つの完成を見ているので今後のバージョンアップの速度は落ちていくので
今まで程シビアな話でもなくなってはきますが。それでもまた2.1と2.2が混在するような
かっこの悪い事態を招く可能性は十分に考えれれますから考慮することは無意味でも無いです。


それとハードの開発も変なカスタマイズはせずに同じ基本設計を使いまわすようにして欲しいです。
iPhoneがずっと同じ基本設計を貫いているのでiPhone3Gや3GSにも最新のiOSを入れることが出来ます。
PCだって何年も前のPCにも最新OSが入ったりします。

ここまで頑なな設計にする必要な無いにしても、ある程度世代世代で共通化しておくことはOSの
使いまわしに非常に有効です。ハードはソフト(OS)が有ってこそというのを昔のOSがばらばら
だった時代の暗黒期の苦労を知らない人達に理解してもらいたいです。

一度しっかりした素直な設計のグローバル端末を作り、それをまず世界に向けて発売。
次にその端末にお財布をつけたり等、カスタマイズは各国向けにモデルの追加で対処。
とにかく素のモデルをいち早く市場投入出来る状態を作ることが第一だと思いますが如何でしょうか。
驚きを作ろうとする部分を間違っているメーカーが少なく無いように思います。
特に国産モノは。
  1. 2010/11/05(金) 20:13:43|
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ソフトバンクを監視するApple

「iPhone重視」ソフトバンクのアンドロイド戦略

>実は今回の発表会場には、米国から来たアップルの関係者が紛れ込んで目を光らせていた。
>おそらく、孫社長は彼らの目を気にして、アンドロイドをプレゼンテーションしなくては
>いけない状況だったようだ。これまでのアップルとの関係を考えれば、どれだけアンドロイド搭載
>スマートフォンを拡充させようとも当然、「iPhone重視」と言わざるを得ない。

なるほどそういうことかと笑ってしまう記事だ。
しかしAppleの立場に立ってみればこのぐらい当たり前の事だろう。

だって本来本命であるドコモをSIMロックで蹴ってまでしてソフトバンクに肩入れしたわけだから
ソフトバンクはAppleに対して服従を誓わなければいけない立場だ。地獄の底までケツの穴を舐めに
着いていきますと言わなくてはならない立場なんだから監視ぐらいでは生ぬるい。

この調子では私が思っている以上にAndroid端末はソフトバンクから出荷される事は無いと思われます。
売るつもりなのでしょうかね~、売れたらAppleにチクって見ると良いかも。

ちなみに孫社長が自慢げに出した

iPhone 80%
Xperia 11%
IS01   4%

IS01は9/17時点で5万台の出荷というとこなのでそこから比率で台数を出してみると・・・。

iPhone 100万台
Xperia 13.75万台
IS01   5万台

データの収集時期が9月中~9月末ぐらいで一致していると思うのでおおよそで参考になる数字かなと思います。
どうせiPhoneの数字もそこそこアバウトに80%と言ってるでしょうし。

アバウトに計算してiPhoneは月30万台程売った計算になります。
ソフトバンクに対する月割り当てが30万台と考えると妥当な線かなと思います。

今後は予約待ち分が無いので月30万台以下に落ちていくのでiPhoneの販売ランキング不動の一位から
落ちやすくなります。新機種発表でどのぐらいまで落ちるのでしょう。

それにしてもiPhone4はよく売りましたね。
32GモデルはP905i位に売れたんではないかと思います。
16Gモデルも足すとP905iとN905iを足したぐらいでしょうか。
恐ろしい数を吐いたわけですね。
  1. 2010/11/05(金) 19:35:37|
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ソフトバンクAndroidやる気あったんですね

今日はソフトバンクの新製品発表会の日だ。
配信されていた過去ライブの冒頭のところだけを見てきた。
残りは後で見ることにするとして、ラインナップだけを見てきたところ思っていたよりも
Androidに力を入れていることが分かった。

夏と冬の表と裏で今後は夏はiPhone、冬はAndroidに力を入れてくるものと思われる。
なかなかうまい配分法を取ったなという感想だ。
色んなタイミングに恵まれていると思う。

言われていた通り全てのAndroid端末は2.2を採用しており、なんとも分かりやすいのも売りだ。
全くもって死角が無いとまでは言わないが、必要十分なラインナップを揃えてきたなたと思う。


そして誰もが見て分かるとおり、ドメ携野扱いがとても酷い。(ドメ携=ドメスティック携帯)
孫社長は完全にドメ携の幕を引くつもりだ。
ドメ携に対しての考え方がどうも孫社長と私で食い違うなと思っていたらそういうことかと納得。
2015年にはスマートホンが過半数を取るようなニュアンスの事を孫社長は言っていたのだが、
それに私は納得できなかった。しかしこの発表を見て納得。

孫社長はスマートホンの時代を自ら作り上げるという意思で行動することをこの発表で示したといえる。
2015年に控えめでスマートホンが半数に勝手になるのではなく、ソフトバンクが強引に牽引して
シェア比率を上げていこうという意味合いを込めた発表だったといえる。


まったくもう・・・これではドコモやauの今の動きでは太刀打ちできないなと感じさせられる。
何も知らない人が見たらものすごく先進的なキャリアに見えてしまうわけだ。
「ドコモ・au=古臭い」というイメージをつけていこうという考えすら見え隠れする。

その為にローエンドからハイエンドまでの全てのAndroid端末を2.2で揃えてきたわけだ。
まあドコモが半年前にAndroidを7機種という告知をしてソフトバンクにヒントと時間を与えた
わけだからこのぐらいやってきて当たり前だといえるかも知れないが。

ソフトバンクは何時も打つ手に間違いが無い、うまいなぁと感じずにはいられない。
これが貧弱電波でおなじみのVoda~ソフトバンクが上手に生き残って伸ばしてきたテクなんだと
思い知らされた内容となりました。

ほぼ発表内容が分かっているドコモの現状では私なりに同レベルでの太刀打ちは難しいなと思います。
よほどのサプライズが無い限りは。

ソフトバンクの強みはここ一番の部分に対する力の入れようと情報の徹底した秘匿。
それとユーザーから見た分かりやすさが追求されている事。
今回は全て2.2で揃えてきたしね、少なくともOSバージョンは選択肢外に出来る。
考える事を減らしてもらえたユーザーはより本質的なところの選択に集中できる。

他キャリアと内容的にほぼ同レベルであってもソフトバンクの発表するこのいい部分のおかげで
2倍にも3倍にも他キャリアよりもよく見えるわけです。
あちらを立てればこちらを立たず究極の選択から開放されるのがどれだけ有り難いことか。
インフラが貧弱でもそれを補う長所を持っているキャリアだからこそここまで伸びているんだなと
感じさせられました。

さて今回は後発発表のドコモ、まだ時間は有りますよ。
孫社長なら今からでも内容をごろっと変えてくるぐらいはやってしまいます。
与えられたものは全てチャンスに換えないと。
  1. 2010/11/04(木) 20:03:24|
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Androidが伸びすぎで怖い

Androidが躍進、BlackBerryは低下 - 米第3四半期モバイルOSシェア(NPD発表)
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201011020918.html


アメリカでのQ3のモバイルOSのシェアが出ていた。


            今年Q3       前年Q3
Android       44%(+11%)   (41%増)←3%
iOS         23%(+1%)    (6%減)←29%
BlackBerry OS  22%(-6%)    (24%減)←46%
他          11%          ←22%

記事の内容を分かりやすくしてみた。

今年のアメリカでのQ3の数字はAndroidがiOSやBlackBerryをそれぞれダブルスコアで引き離した
という結果になった。私の予想もAndroidにぶっちぎられてしまった。
私の予想はQ1分以上は遅れている。

世界的にもアメリカの市場でもAndroidは他を圧倒している。
特に前年のQ3からの差を見れば全体の流れがよく分かる。

この調子では実稼動数もあっという間にiOS端末を抜かし、BlackBerryすら脅かす日もそう遠くはなさそうだ。
私の予想は控えめに予想したのは確かだが。ここまでぶっちぎられるとは思っていなかった。
さて、Appleがどう折り合いをつけてくるのかが楽しみだ。
  1. 2010/11/03(水) 19:18:33|
  2. 携帯
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一番じゃなきゃ駄目なんです

中国製のスーパーコンピューターがはじめて「世界最速」の座に
http://wirelesswire.jp/Watching_World/201010291154.html


全然携帯と関係ありませんが、スパコンの世界で中国が初めて世界一位に。
これは開発も有りますが、発注する側の経済力の問題も大きいんですよね。
なので今後中国がスパコンの世界でも強くなっていく可能性は高いです。

地球シミュレーターはベクトルは異常に速いのですが、苦手なスカラ演算で世界一に
何年も君臨していました。その後日本のスパコンは予算の問題が大きく
地球シミュレーターを作ったNECが撤退したり、富士通も余り勢いが無い。

携帯もスパコンも日本はぱりっとしてません。
技術はたっぷりとあるのに・・・。
  1. 2010/11/03(水) 19:00:42|
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ソフトバンクのスマートフォンラインアップ(Android)は全6機種程度という噂

ソフトバンク2010年冬モデルスマートフォンラインアップ(Android)は全6機種程度という噂、
Androidタブレットも有り(Dell Streak)
http://juggly.cn/archives/12131.html


>なので、これまで発表されたDesire HD 001HTを含めると、
>ソフトバンク2010年冬モデルスマートフォン・Androidラインアップ(全てAndroid2.2)は、
>HTC Desire HD 001HT:11月上旬発売予定 ※発表済み
>SHARP 003SH(3Dスマートフォン?)
>ZTE 003Z(ZTE Blade)
>Dell 5インチ(Dell Streak?):12月発売予定
>ZTE 7インチ:2011年3月発売予定
>SHARP ディズニーモバイル:2011年2月発売予定
>と、6機種前後ラインアップされることが予想されます。

ということらしい・・・。
とりあえず噂話として。
  1. 2010/11/03(水) 01:21:58|
  2. 携帯
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ソフトバンクのARPUが反転・・・真相は?

携帯3社の2Q決算、スマートフォン対応の差が数字に?
http://wirelesswire.jp/News_in_Japan/201011011030-3.html


いつも沢山メールで情報を頂くどこも族さんの紹介記事です。

ソフトバンクは世界で一番先にデータARPUが音声ARPUを上回り、しかも唯一(?)ARPUの反転が起きた
キャリアだそうです。

このページに3社の比較が乗ってますが、

      ドコモ   KDDI  SB
総合   5200  5100  4300
音声   2660  2790  2020
DATA  2540  2310  2290

その反転したデータARPUですら最下位なわけです。
ソフトバンクはデータARPUが稼げるスマートホンが売れまくっているわけですが、そのおかげで
確かにKDDIに肉薄できるほどのデータARPUは稼いでいます。
しかしドコモにはまだ届くレベルでは有りません。

音声ARPUはかなり水をあけられています。
ソフトバンクの音声とデータの逆転は単純に音声ARPUが低いだけの話であり、ARPU反転も下がりすぎた
危険水域のARPUから抜け出しつつあるだけの話です。

崖っぷちから離れる事が出来た事をさも凄そうに自慢するのが現在のソフトバンクの状況だと思います。
ソフトバンクというか孫社長は凄くないものを凄いというのがとても上手です。
今までに誰も気にしてなかったものとかを掘り出してきて「これはすごい」と言うのが現在の
ソフトバンクの主な戦術です。

駄目なものの評価を反転させるのはものすごくエネルギーが必要ですが、真っ白なものは何色に
染めるのも簡単です。基準が無いものにいかにも凄そうに値打ちをつけるわけです。
他に似たようなものが有りますね、7万円する印鑑とか50万する壷とか。

値打ち基準が分からないものに自分基準の物差しを宛がって「凄いでしょ?」とやるわけです。
インパクトさえ与えればものさしの基準は好き放題あてがっても通じるわけで・・・。
いつもながらなかなかお上手です。

勿論基地局の倍増とか、基地局の整備を3年分前倒し等の基準は当然ながら基準となる起点を
明確に示しません。検証されると都合が悪いですからね。

その上で決算説明会等の壇上では適度に決め台詞でインパクトを持ってきます。
本当にいつもいつもお上手です。

ぶっちゃけ中身なんてどうでもよく、夢さえ見させれば勝ちですからこれからも色んなお上手を
楽しみにしています、孫社長様。
  1. 2010/11/02(火) 21:54:00|
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auボイコットキャンペーン

先ほど帰ってきてチェックすると一通のメールが来ておりました。
御礼の返事をしましたら残念ながらドメインチェックで弾かれたようでエラーで返って来た上に、
紹介されていた記事が流されていて読めませんでした。

しかしタイトルが妙に気になったので検索して調べてみました。
KDDI系内部のごたごたのようです。

さすがにこれはちょっと・・・と思ったので紹介しておきます。

10/1 auボイコットキャンペーン (有楽町)
http://blogs.yahoo.co.jp/evouni2010_03/26983773.html


紳士と淑女の週末(解雇29日目)~ auボイコットキャンペーン
http://blogs.yahoo.co.jp/evouni2010_03/27223544.html


もしかするとKDDIはここまでしなくてはならないほど追い込まれているのでしょうか?
  1. 2010/11/01(月) 23:57:48|
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