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携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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アップルが発売を目論んでいるという4.0インチのiPhoneについて色んな事情から探ってみた・・・A8の情報が溢れる中、意外とA9の1.4GHzのラインも十分考えられますよね

「iPhone 5se」は3D Touchを搭載せず、「iPhone 5s」より薄くなる?? ~ 気になる、記になる…
また、4インチの新型「iPhone」の厚みは6.9㎜になるとの情報もあるようで、これまでの情報では、この4インチの新型「iPhone」は「iPhone 5s」のデザインに似ていると言われていますが、「iPhone 5s」の厚みは7.6㎜となっており、今回の情報が正しければ少しだけ薄型化されることになります。

4インチの「iPhone5se」は3D Touch非搭載で薄型? ~ iPhone Mania
「iPhone5se」「iPhone6c」と呼ばれ、4インチサイズのiPhoneとして噂されるモデルには、3D Touchが搭載されず、厚みはiPhone5sより若干薄くなる、と中国メディアが報じています。

私はずっと懐疑的でしたが、去年の終わり辺りから4.0インチ版のiPhoneの噂が絶えない状況でした。
出ると確信が持てる判断材料が無かったので「アップルも色々悩み倒してるんじゃないの~?」って
のが素直な所でした。

私は今回アップルの四半期決算の発表を見て、「こりゃ出すな~」って感じました。
近々4.0インチのiPhoneを出しそうだと判断した決め手は・・・。

Agile Cat — in the cloud
Tim Cook admitted that iPhone sales will probably drop next quarter (quarter comparisons are from the previous year).
(1/26) の収支報告では Tim Cook が、2016年 Q1 における iPhone も、(おそらく前年比でという意味で)シェアを下げるだろうと認めているのだ。

これですね。

クック氏が今年の1-3月の四半期でiPhoneの販売数が下がると認めた事です。
これをきっかけに私は3月までに4.0インチのiPhoneの発売は十分にありうる・・・というか、
「どうせ3月までに数字が含まれるように発売日を決めるだろう」と考えました。

下がるというのは実はわざと一旦株価の底を固める為の振りなんだろうなって思っています。
アップルはこういったサプライズで株価引き上げを狙っているのだろうと・・・。
いや、既にサプライズでもなくなってきていますけど。

iPhone 6s/6s Plusは去年中に新規発売国を使い果たし、販売数ブースターの弾は切れました。
ならば新たなiPhoneにカウントできる弾を作り出すまで・・・ってことですかね。

全体のパイとして稼げれば6s/6s Plusの販売数が落ちるのは多少目をつむるという事でしょう。
でもアップル的には単価の高い6s/6s Plusを売りたいわけで、苦渋の選択を迫られた上での
判断ではないかと思います。勿論本当に4.0インチ版を発売するならば・・・ですけど。


何にしても、自社の都合のいい事しか言わないアップルのトップが、今年の1-3月期に下がる
だろうとなんてわざわざ言う事のは、何か下心が有ると見るのが普通だろうと私は思うわけで、
今後はそれを前提にアップルを見る事になりそうです。



所で、4.0インチのiPhoneのスペックの噂が二転三転しています。
これはアップルによる情報攪乱で出来るだけ多様な情報を仕掛け、予想を難しくすると同時に
議論を巻き起こさせてiPhoneの話題を少しでも長引かせようとしているのではないかと私は
考えています。

とりあえず、私が気になった所だけ。
気になる、記になる…
4インチの新型「iPhone」の正式名称はやはり「iPhone 5se」か − 一部仕様や発売時期などの情報が明らかに
・「A8」プロセッサと「M8」コプロセッサを搭載
・Apple Pay対応

4インチの新型「iPhone」、正式名称は「iPhone 5e」に??
・CPU:A8プロセッサ
・Apple Payサポート

他にも5sのA7を引き継ぐというものや、A9を採用するという記事も有りました。
A8のラインが濃いとは思いますが、A9のクロックダウン版である可能性も十分にあると思います。

理由は、アップルは出来るだけ古いラインは次々に閉じていきたいと考えているでしょう。
どうせiPhone内で6s/6s Plusとのシェアの食い合いも起こりますし、A9のラインがひっ迫する事は無いでしょう。
何なら曰く付きで不人気のサムスン版を5seに回してもいいかも知れません。

現状のプロセッサの利用状況は以下の通りとなっています。

・A7:iPhone 5s(1.3GHz) / iPad Air(1.4GHz) / iPad mini 2(1.3GHz) / iPad mini 3(1.3GHz)
・A8:iPhone 6(1.4GHz) / iPhone 6 Plus(1.4GHz) / iPad mini 4(1.5GHz) / iPod touch 6 (1.1GHz) / Apple TV 4(?)
・A8X:iPad Air 2(1.5GHz)
・A9:iPhone 6s(1.85GHz) / iPhone 6s Plus(1.85GHz)
・A9X:iPad Pro(2.25GHz)

この分布から考えると、A7の線はほぼ無いでしょう。
今更5sと同じでは売りになりませんし、A7を搭載している端末を見てもそう長く生産を続ける
ことは無さそうなものばかりです。A7は生産の終了を前提に選択されない可能性が大です。

A8は現在主流になっているプロセッサで、これを利用する可能性が高そうです。
ただ普通に考えると、現状でも無駄なく利用できている可能性が高く、プロセッサの無駄を
排除するという意味ではA8を利用する意味がそう無い事も考えられます。
余り出来がいいとは言えなかったTSMCの20nmプロセスをどれだけ残したいかという問題も有りますし。

となると、A9で1.4GHz程度のクロックダウン版を考えている可能性も考えられます。
A9の外れ版をクロックダウンして利用するなら捨てていたプロセッサも利用出来て無駄が無くなります。
ただダイ面積がA8は89mm²で、A9はサムスン版は面積が96平方mm²、TSMC版は104.5mm²と、
小さな端末にはA8が乗せやすいのでそれも加味する必要が有るかも知れません。
しかしA7は102mm²、A5は122.2mm²なので、A9でも4.0インチ端末に収められないわけでもないと思われます。


色々考慮して考えてみたところ、A8かA9の1.4GHz辺りが可能性として濃厚じゃないかなという
所が私の意見です。生産したプロセッサを無駄にしたくない事や、他の端末との競争、
端末を安く販売する事等を考えると、色々考える所は有りますが、A8のラインは既に元を取って
いると思われますし、現状コストで不利なのはA9のラインという事になります。
この辺りを考えるとやっぱりA9を使いたいんじゃないかなって気もしなくはないんですよね。

4.0インチ版は出来るだけ安く生産を・・・って所でしょうけど、アップルが素直に安くしたがるか
どうかは売り上げ重視の姿勢でどこまで突っ張れるかという事が鍵じゃないかという気がします。


私の妄想はこんな所ですけどどうでしょうか。

  1. 2016/01/30(土) 22:08:37|
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AppleTVは好調な四半期だったらしい・・・という事は必然的にAppleWatchは売れてない事になりますね

Apple TVとApple WatchはQ2に絶好調だった(らしい) ~ TechCrunch
リリース文からは、iPhoneが7480万台販売され、アナリスト予測とほぼ一致したことが容易に読み取れるが、Appleの「その他」カテゴリーは、具Apple WatchとApple TVが実際に何台売れたかを知るのを難しくしている。
われわれにわかるのは、「その他」カテゴリーの買巡43.5億ドルが大きく伸びた結果であることだ ― 年間62%成長しただけでなく、前四半期からも43%伸びている。

アップルの決算で「その他」のカテゴリーは、売り上げが大きくないアップルの主要製品以外を
入れておくところです。アップルはどう考えているのか分かりませんが、私はそう解釈しています。

「Apple WatchとApple TVが実際に何台売れたかを知るのを難しくしている。」

これ。

アップルが「その他」のカテゴリーに求めている役割の一つだと思います。
AppleWatchもAppleTVも数字を発表しようとしない。

「その他」はこうして細かな売り上げの小さいものを入れておき、結局はそれが何台売れたかを
隠してしまう役割も持っています。

「その他」はそこそこ膨らんでいますが、それに対しクックCEOは「Apple TVにとって圧倒的に最良の四半期だった」
と言っています。という事は、同じ「その他」に入っているAppleWatchは最良では無かった事になりますね。

とりあえずアップルの決算のデータを張っておきます。
アップルの発表データ(PDF)
Q1 2016 Unaudited Summary Data
Q1’16 Earnings Supplemental Material

  1. 2016/01/30(土) 00:39:25|
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Chomeのバージョンが48になってAndroid/iOS/Windows向け等が高速化、iOSではiOS9の改善されたWKWebViewを利用で高速化

Chrome For iOSが速くなり、あまりクラッシュしなくなった…新しいフレームワークの採用で ~ TechCrunch
Googleが今日(米国時間1/27)ローンチしたChrome for iOSのニューバージョンは、同社によれば、前のバージョンよりも速くて安定性も良いそうだ。
Googleによると、Chrome 48 for iOSはクラッシュする頻度が前よりも70%少なくなり、ブラウザの応答性が良くなったと感じるだろう。JavaScriptの実行も、目に見えて速くなった。

iOS用Chromeアプリがアップデート、大幅に安定性向上! ~ iPhoneMania
Googleは、最新版のiOS向け「Chrome」に、iOS標準ブラウザの「Safari」と同じ、最新のレンダリングエンジン「WKWebView」を採用することで、安定性と処理速度が大幅に向上したと発表しています。

iOS用のChrome 48のがリリース。Android用もWindows用もChrome 48がリリースされましたが、
iOSもバージョンナンバーを合わせて48でリリースです。

ただiOSにはiOSのルールが有り、最新のレンダリングエンジンのWKWebViewを採用しています。
従来はWebKit内にUIWebViewというレンダリングエンジンを持っていたのですが、iOS8からは
新しいWKWebViewが追加されました。

しかしWKWebViewにはXcodeにバグが有ったり、WKWebView自身にも問題が有り、Chromeでは
利用されていませんでした。iOS9のWKWebViewからは色々な問題が解決されたようで、Googleは
Chrome 48でWKWebViewの採用に踏み切った形です。

Android向けではChrome 28からBlinkに切り替わった事を考えると、バージョンで20も後でiOS
向けのレンダリングエンジンが入れ替わった事になります。



またAndroid向けやPC向けもタイミングを同じくして48に上がっていますが、その両方とも速度が
上がっていると実感しています。もしかすると、iOSのChrome 48で速度が上がったのは、レンダリング
エンジン自体が高速になった事に加えて、それ以外の部分でもかなり速度アップしているのでは
ないかと思われます。Chrome 48で余りにも全体的に速度が上がっているので、iOS向けだけが
高速化したとはどうも思えないです。

同時にAndroidのChromeのカスタムタブを利用しているChromerも速度アップしている事が実感
できます。すぱすぱっと素早くWEBページが開かれ、とても気持ちがいいアクセスが出来ています。

  1. 2016/01/29(金) 22:11:48|
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初期からのiPhoneユーザーがXperia Z5に乗り換えて二週間経ってみて感じたこと【前編・後編】

iPhone 6ユーザーがXperia Z5に変えてみて2週間使ってみた感想を素直に語っておられました。
恐らく今までAndroidに触った事の無いiPhoneユーザーや、昔のAndroidを触ってみて「Androidはクソ」
のままで時間が止まっておられる方には非常に参考になる内容だと思います。





このユーチューバーの方はiPhoneが出た初期からずっとiPhoneを使って来られたとの事。
過去の動画でその事を語っていました。(購入直前の動画にて)
自信はMacやiPadも使っておられるバリバリのマカーさんでも有るようです。

で、思い切ってZ5へ変えてみたとの事。


曰く、、、

 「iPhone 6からXperia Z5に変えてよかった」
 「iPhoneからXperiaに変えたのはすごく正解」
 「iPhone、iPhoneと皆さん言ってますけど、Androidもすごく良くなっていますよ。本当に、めっちゃ感じました」
 「当分はiPhoneは置いときます(ちょっとおねんねさせて…)」
 「今後・・・アップルもNFCとか・・・ライトニングケーブルをやめてMicroUSBにするとか・・・、
  防水にするとか・・・、そこら辺をやってくれるとね、僕はいいと思うんですけど・・・。」
 「現状の僕からすると・・・Xperia Z5、買って間違いないと思います。」

動画の最後に畳み掛けるように出ていた言葉を並べてみました。

電子マネーを沢山持つ生活になり、おさいふ機能が欲しくなったらしいです。
そこでAndroidが欲しいとリンクしたとの事。
今や安定しておさいふ機能が付いているAndroid端末はこういった選択肢を提供してくれますね。


4つ目の「当分はiPhoneは置いときます」ですが、実はこの前に開封編という動画も出していまして、
その中では「iPhone 6は下取りに出していないです、今後使っていきたいので」と言っていました。
それが2週間後にはiPhoneを封印する決断に至っています。

前編の動画を見て「やりたい事がZ5でほぼ出来るようになった」という言葉を満足そうな表情で
言っている所で全てを表しているんだろうと思います。


最後に動画を撮影して比べていますね。
二窓にしてZ5と6sの画像と音声を比較しています。

色味はZ5の方が色温度が妙に高い、しかしながらシャツの赤の色はZ5の方が綺麗に描いていますね。
6sの方はなんかくすんだ赤になっています。
6sのは見やすいけど誤魔化した結果チックな感じでしょうかね。
解像度はさすがにZ5の方が大きく有利です。

それと二窓で同時に再生しているのでよく分かりますが、Z5の方が動画の処理が速いですね。
6sの方はやや遅延を感じます。
首を振ったり指をさしたりしている所でよく分かります。
Z5の録画処理の方がハードコーデックのおかげか、そこに収まらないCPUの処理でオクタコアが
効いているのか、そこまでは分かりませんが、処理速度の差を実感した部分です。
恐らく6sはソフトウエアの誤魔化しの処理に費やす時間がそこそこかかっているのではないかと思います。
画面の変化する面積が大きく動きが素早い時ほど遅延が大きくなっているので、ソフトウエアでかなり
画像を加工している事が分かると思います。

例えるなら、女性がかなり手間をかけて素肌美人っぽい化粧をしているようなものって所でしょうか。
よく見るとしっかり塗っているぞ・・・みたいな感じ?


この動画を見て、iPhoneを使っている人の中の少なからずの人は、Androidの世界を知らないで
iPhoneを選択し続けているのではないかなって思いました。
やっぱり防水機能の安心感や、いつも持ち歩くスマホに電子マネーが入っている便利さ等。

実際に経験しないと実感がわかない所が色々有ると思います。
特に防水はちょっと汚しても洗えばいいやという使い方が出来るので、大きなポイントだと思います。
が、実際経験しないとこればっかりは分からないですよね。
iPhoneを使い込んでいる人の幾らかは「ジップロックすればいいでしょ」って思っていますから。

汚す溢すは、そういった準備をしていない時に起こる事が多いのですけど。
飲み会でビールを倒す時とか、必ずジップロックをしているわけじゃないですしね。


それと他の動画でも有りましたが、指紋認証の精度が悪すぎるというもの。



私が #Xperiaアンバサダー で借りていた時に、ずっと指紋認証を使っていましたが、この動画に
有るような派手な指紋認証の失敗というのは経験できませんでした。

確かに5本登録した指によっては次第に認証率が下がったものも有ります。
が、逆に認証速度が上がっていったものも有ります。
触れるか触れないか程度ですぐに解除してしまって驚いた事も有りました。

そこから学んだのはXperia Z5シリーズの指紋認証は「登録の仕方が全てを決める」ということ。
細長く面積の狭いZ5の指紋センサですが、この細長さが登録の難しさと癖を生み出していると考えています。

指紋を登録する時、細切れに部分部分を登録しても精度が上がりにくくなるように思います。
幾らかダブらせて、Z5の解析プログラムが指紋を内部に再構築できるように、ある程度明確に
ダブらせながら登録してやればうまくいきやすいように思います。ダブらせ方が足らないと、
内部で隣り合った指紋画像を結びつけることが出来ず、別々の画像として登録されてしまいます。
ある程度ダブらせたり、時々90度ひねって登録し、ダブる所を意図的に作ってやらないといけません。
そうしないで一切ダブらずに登録すると、内部で指紋を再構築できなくなってしまいます。
何度も解除するうちにその時に取れた指紋を反映し、あちらのデータとこちらのデータを結び付けるとか、
そういう処理を入れているのかも知れません。恐らく何らかの処理を入れて精度を上げようと頑張って
いるのでしょう。それが逆に悪さをして認証制度を下げているような気がしています。

私がZ5を借りていた時に起こっていた事は、一部の指では確かに認証制度は下がった気がします。
が、基本的にはそう大きくは認証精度は変わらなかったです。
逆に最後まで瞬殺で解除される指も有りました。
Z5の認証がクソ呼ばわりしている人は、きちんと登録すればこんな状況に出来ると思います。
保証はしませんが・・・。


というわけで、iPhoneユーザー視点でこう感じたというのが私的にもかなり参考になりました。
そんなわけで記事として採り上げてみました。

  1. 2016/01/29(金) 19:39:33|
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アップルのSafariが強制終了する問題、Safariは修正されるも配布はいつ?一方GoogleはOSアップデートを経ずにChromeをアップデート

Apple、「iOS」や「OS X」のSafariが強制終了する不具合を修正 − まだ発生する場合の対処方法も ~ 気になる、記になる…
昨晩、「iOS」のSafariでアドレスバーをタップすると強制終了となる不具合が世界的に発生し話題になりましたが、その後、Appleが同問題を修正した事が分かりました。

iPhoneやMacのSafari強制終了問題、Appleが対処完了! ~ iPhone Mania
1月27日の夕方から夜にかけて、iPhoneやMacの標準ブラウザ「Safari」が強制終了してしまう問題が発生し、世界中のユーザーが困惑していましたが、Appleはこの問題への対処を完了した模様です。

iOS用Chromeアプリがアップデート、大幅に安定性向上! ~ iPhone Mania
Googleは、最新版のiOS向け「Chrome」に、iOS標準ブラウザの「Safari」と同じ、最新のレンダリングエンジン「WKWebView」を採用することで、安定性と処理速度が大幅に向上したと発表しています。

アップルが問題になっていたSafariが落ちる問題の対策を完了したとの事。
しかし実際にユーザーに配布されるのはいつになるのでしょうか。

iOSではSafari単体では配布をしていないので、iOSのバージョンアップが必須となります。
OS Xではどうなのかは知りませんが・・・普通PCではブラウザ位単体で落とせますよね?
そうなっていると信じていますが・・・。(以前Macが家に有り使っていた事が有るのに覚えていない不届き者w)

ちなみにChromeは2016年1月27日にアップデートされてたりします。
Android OSでは修正するとすぐに配布する手段が有りますが、iOSはOSのアップデートを
行わないといけないので、OSのアップデートを避ける人も居たり、様子見ですぐに行わない
人も居るので、ブラウザ一つだけでも面倒な事になります。ブラウザ一つだけのアップデートを
考えると、間違いなくAndroidの方が浸透速度は速くなります。

OS本体のアップデートを考えるなら、iOSの方が間違いなく改修率も改修速度も速いと言えますが、
ブラウザやWEB関連の事を考えると、決してiOSの方が有利とは言えない所もあると思います。

AndroidはOSのバージョンアップを伴わずにブラウザだけ配布できるので、OSのバージョンに
依存せずに素早くアップデートをしてもらって素早い穴塞ぎが出来る一方、iOSは最新のOSが
入れられる端末しか対応する事が出来ません。

goto fail;の時のように稀に古いOSでもアップデートされたケースは有りますが、通常そんなものは
期待できません。何よりもモッサリ化が嫌で、わざと旧バージョンのiOSを維持し続けている人も
いるわけです。そういった人はどれだけ啓蒙活動をしてもリスク込みで旧OSを維持しているわけ
ですから入れ替えてくれません。そういった人達は思っていると思います。

「Safariだけダウンロードさせてくれよ」

と。

iOSに全部入れしてしまう発想は、恐らくジョブズが「ユーザー環境を統一化する」という、アプリ側
優先の発想から来ているものと私は考えています。ようはアプリ側から見て、環境のフラグメント化
を出来る限り少なくする為に、OSのバージョンと、ブラウザのバージョンを紐付けられるように
考え出されたものだと思っています。早い話アップル都合と。

確かに環境のフラグメント化は減らせるので、アプリを作る側からすれば都合がいいですが、
ユーザーからすればそんな事は知った事かで、バージョンに依存しない安定した環境を整えろ
よってことになるでしょう。まあそれが無理だからアップルというかジョブズは初めから逃げの
対策を取っていたと思われます。

使うブラウザも、使うバージョンも完全に自由なAndroidやWindowsとは全く正反対のやり方ですね。

  1. 2016/01/29(金) 00:51:57|
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iPhone向けのドコモ歩数計の提供&サポート終了、Androidとiモード向けのフル機能のi Bodymoは今後も配信&サポートを継続

NTTドコモ、iPhone向けアプリ「ドコモ歩数計」の提供及びサポートを終了へ ~ 気になる、記になる…
本日、NTTドコモが、iPhone向けアプリ「ドコモ歩数計」の新規配信およびサポートを3月15日をもって終了する事を発表しました。

ドコモはiPhone向けアプリのドコモ歩数計を3月15日で配信停止するとの事。
ドコモ歩数計はAndroid向けではi Bodymoの一部の機能として内包されている機能ですが、
iPhone向けのi Bodymoのリリースは見送られたので、iPhone向けには歩数計だけが
分離してリリースされていました。

しかしその歩数計アプリも今一つ利用者が伸びなかったのでしょう。
恐らく利用数がメンテをするコストと見合わなくなったという事で、ドコモ歩数計アプリの
配信を中止する事に合なったのではと思います。

勿論Android向けのi Bodymoや、それ以前からあるiモード向けのi Bodymoはこれまで
通り配信されて使えます。

  1. 2016/01/28(木) 22:48:27|
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iPhoneは発売10年で何かに駆逐されるのか?スマートホンを含めた今後の流れを考えてみる(微修正)

2016/01/23(土) 20:27:29のコメント
ユーチューバーのめぐみ嬢が言っていた言葉があります。
iモードは、10年でiPhoneに駆逐されました。

そのiPhoneも出て8年、今年で9年目です、そろそろiPhoneを駆逐する物が出て来てもいい時期て言ってました。

それを考えると出荷台数が落ちてきても不思議ではないと思います。

スマートフォンに変わる物はいつ出てくるのかなぁ?
そしてそれがどんな物か楽しみではあります。

先日こういったコメントを頂きました。
こういったものの考え方に対し、私なりにずっと思う事が有ったので私なりの意見を記事にしたいと思います。

それを意識し始めたのは携帯の方式の世代交代の間隔が有ります。
アナログの第1世代から、デジタルの第2世代、デジタルをより進めたCDMAの第3世代と
携帯をおおよそ10年単位で世代交代を進めてきました。
めぐみ嬢はそれをiモードでも同様の考え方が適用できるとして当てはめていたのでしょう。

私はこの考え方とはちょっと違う考え方をしています。

携帯の世代に戻すと、CDMAの第3世代から3.9GのLTEを含んだ第4世代のサービスも
約10年の間隔でサービスインをしていますが、例えばドコモブランドで言うとmovaから
FOMAへは完全な切り替えで行われています。
両対応の特殊な端末は一部では有りましたが、一般化しませんでした。

一方FOMAからXi(LTE)へは初めから被せて並行利用する事が前提な仕組みになっています。
通信速度を意識しなければ、そこまで強く意識する事有りませんし、意識しなくても何ら
問題ありません。

停波ベースで考えるなら、国内の3Gはかなり長期間残す必要が有るでしょう。
10年単位で携帯の方式の世代を考えるのは崩れていくのではないかなと思います。

めぐみ氏はiPhoneは10年選手で今の立場をずり下され、何かに入れ替わると考えて
いるようですが、私は全く違う考えです。

プロセッサやその他周辺のマテリアルが高性能化し、専用機が汎用機になるのが超大型
からパソコン、もっと小型のコンピュータが通ってきた道でした。スマートホンもこの汎用化の
流れと全く同じ流れで進化してきました。

ゲームウオッチやたまごっちがDSとなったり、テニスゲームなどしか出来なかった
専用ゲーム機がファミコンを経てWiiやPS4までに成長。ゲーム機も汎用機化してからは
世代は経ても汎用機であり続けました。

最終的に何でも収容可能なものが汎用機であるはずです。
めぐみ氏は「iPhone」と限った言い方をしていますが、iPhoneで区切るのはおかしな区切り方でしょう。
iPhoneを含めた「スマートホン」で語らなければいけないはずです。
まあiPhoneはスマートホンにしては制限の大きい不自由なものだという意見ならそれも有りですが。

また通信で言いますと、LTEの3.9Gや4G、また5Gに至るまで、その世代的なギャップは通信
速度のギャップ程は世代間の技術的な変化は大きくは有りません。3Gの中にHSDPAや
HSPAが存在しているような感じで、今後は4G、5Gと世代の違いとしてLTEの延長線上の
技術のまま進化していくのです。

そのどこかでユーザーが利用するデータ増加が落ち着く所が生まれます。
解像度や色数等が満足できた所でそれ以上のデータ増加に魅力が生まれないラインが存在
するからです。孫正義氏は永遠にデータトラフィックが増加するような言い方をしていましたが、
私はそれは誤まった考え方だと思っています。

何年経っても100KBで十分な画像というものは存在しますし、皆でちょっと見るだけの写真なんて、
500KBも有れば事足りますし、大きくても1MB前後で十分でしょう。それが将来5年10年と年月が
進むにしたがって比例して大きくなっていくとは考え難いです。

現在トラフィックを大きくする理由は動画が一番大きな原因になっていると思います。
動画の再生回数と、そのデータサイズが落ち着き始めたらデータトラフィックの上昇は落ち着く
ことになるでしょう。勿論現在では未知の新たなトラフィック元が出来てくることも大いにあります。
とは言え今はIoTで必要とされるトラフィックは細切れなパケットレベルのデータでしかなく、
トラフィックが多少多いと言えば監視カメラ系の映像程度でしょう。機器が増えてIPアドレスが
多く必要となるだけであり、インデックスの精製などでサーバの負担は増えるでしょうが、
それが極端にトラフィックを増加させる事は現状では考えにくいです。
しかも場合によっては人口減少の煽りを受けて数十年先にはデータトラフィックは
減少に転じる時が有るかも知れません。一人一人の人間に与えられた時間は一定であり、
それをインターネット以外のメディアとも奪い合いとなっているのですから。

どちらにしてもこの先10年はトラフィックが増えたとしても、その先は同じように増え続けるか
どうかは分からないというのが私の考えです。バブル前やバブル中にその先の20年が想像
できなかったのと同じですね。


スマホカテゴリーの中ではある意味専用機に位置するとも言えるiPhoneですが、iPhoneよりも
もっと汎用的な作りのスマートホンであるAndroid OSを搭載した端末が今後の主流になる
汎用機の位置を取っていくだろうと考えています。(現状は時点でWindows)

Android OSは超汎用で有り、基本的に何でも受け入れるわけですし、しかもスマートホンに限った
設計にはなっていません。iPhoneよりももっと汎用的でオープンな環境です。

iモードは汎用的ではなく、汎用機のPCに駆逐されたワープロ専用機のような存在でした。
それがスマートホンの一製品のiPhoneに取って代られただけです。

スマートホンの中でも汎用性の薄いiPhoneは、もっと汎用性の有るものに取って代られるという考え方は
私は正しいと考えていますが、しかしより機能を絞ったものが流行るということもまた有るのです。

それは低廉化によってもたらされる事が殆どです。
ではiPhoneはどうか。

「iPhoneは高い」が基本的な立ち位置です。
日本のように、キャリアが高額な販売奨励金を積んで代わりに負担している場合は消費者が手にする
金額は一見低廉化されたものになっていますが、そのケースを含めても基本的に一台を売ってアップルに
入る金額は他のスマートホンに比べて段違いに高額です。

なので低廉化で簡易機能のものが売れるという流れとiPhoneが生き延びるという流れは交わりません。
だからiPhoneは駆逐されていくでしょう。

既にもその流れは出来始めていますね。
日本でも主にSIMフリースマホという形ですが、低廉化して必要十分なレベルに性能を絞ったものが
2015年に大量に発売され、一定の支持を受けていました。

私はiPhoneが駆逐されるのはこういった所からだと考えています。
日本でiPhoneが減退したのはiPhoneが行き渡って飽和しているという事情も勿論あります。
勿論スマホ市場自体が飽和しています。

一通りの人がスマートホンを経験し、次の機種の買い方と必要な機能や性能も学びました。
物珍しさで選ぶ時代ではなくなりました。つまり消費者は賢くなりました。

余計な見栄、恰好、みんなが買っていたからiPhoneを選んだというのが、賢い消費者が増えて
いくのでiPhoneは徐々に選ばれなくなっていく可能性は決して少なくないと考えています。

色んな専用機が結局PCになり、ミニコンやワークステーションですらPCに市場を食われ、
そのPCは何十年経っても未だに確固たる地位を確保しているように、多くのメーカーで一つの市場を
シェアする事に成功したものはその市場をそう簡単には別のものには奪われる事は無いと思います。

ビデオテープがDVDやBDにメディアシフトしたケースは有りますが、録画と再生という必要とされる
基本的な機能は変わりません。

一メーカーだけで作られた市場が、永遠に栄盛を保つなんて事は無いのです。
栄枯盛衰の言葉通りに変化の出来ない仕組みはいずれ衰退します。

iPhoneだけがスマートホンの中の多くの利益を確保しているという事ですが、それは異常な事であり、
成熟した市場ではAndroid端末メーカーが甘んじている市場こそが普通です。
PCでもメーカーの淘汰の波が何度となく襲いかかりました。

スマホの世界ではおかしなことになっているのはiPhoneのアップルだけです。
世界の人がふっと我に返って気付き始めた時、アップルの立ちが場どうなるのか。

iPhoneはスマートホン以外の何かに向かうパラダイムシフトではなく、健全な市場原理として
駆逐されていくだろうと考えています。少なくともAndroid OSを搭載したスマートホンは十分に
汎用化しています。多くのメーカーで市場のシェアも十分に進み、メーカーの淘汰もある程度は
進行しています。後は健全ではないスマートホンメーカーが淘汰されるだけです。

私はそれがiPhoneであり、アップルなんだろうと考えています。
いや、独特の文化だから全てが無くなるとは思っていませんし、そこまでは言いませんよ。


ただ、おっぱいが妙に大きかったり、露出度が強烈に高い萌え系のキャラクタが猫も杓子も
状態で何にでも採用されるような世界は異常であり、こういったニッチの世界のはずの文化は
収まるべき所に収まるのが正しい姿なのであって、iPhoneも次第に正しい姿に収まっていく
だろうと考えています。


10年経ったら新しい何かが出てくる・・・ではなくて、どんな分野のものでも、どんどん一般化・汎用化
して最終的には廉価になって裾野を更に広げていくんだよって所が根っこにあり、スマホもそういう
流れに向かっていくのだろうというのが私の意見だったりします。

  1. 2016/01/28(木) 01:35:32|
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アップルの決算発表、iPhoneは対前年で+0.4%(7450万台→7480万台)30万台増加で一日の販売数の半分以下の増加に、iPadは壊滅でMacも減少

アップル、iPhone販売増加にブレーキ – 今四半期は売上前年割れの予想 ~ WirelessWireNews
アップル(Apple)が米国時間26日、2015年10〜12月期の四半期決算を発表。同期は売上・利益とも過去最高を記録したものの、売上全体の約3分の2を占める「iPhone」の販売台数の伸び率が前年比1%以下にとどまったことが明らかになった。また同社は今季の業績について売上が前年割れするとの見通しも明らかにしている。

Appleが過去最高決算を達成するもiPhone販売は鈍化傾向、次期決算はどうなるのか? ~ GIGAZINE

iPhoneの成長、本当に止まってしまったのか
アップル最新決算にみえる懸念と希望 ~ 東洋経済

【ここ最近の大きなトレンド】
 〇伸び続ける稼ぎ頭のiPhone
 〇減少トレンドが顕著なiPad
 〇堅調に推移するサービス
 〇微増し続けているMac
 〇Apple Watch効果で押し上げられるその他のカテゴリ」
       ↓
【今期のトレンド】
 〇成長が止まったiPhone
 〇iPad Pro投入でも25%減少と下げ止まらないiPad販売台数
 〇販売台数–4%と微減へ転じたMac
 〇10億台という稼動デバイス数を背景に引き続き堅調に増加するサービス
 〇アップル Watchによって引き続き大幅増のその他のカテゴリ

米アップル・高成長に陰り iPhone売り上げ横ばい ~ 毎日新聞
16年1〜3月期の売上高は13年ぶりの前年割れを予想。中国の景気減速などを背景に主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の販売が失速しつつあり、アップルの高成長に陰りが出てきた。

iPhone伸び悩み…アップル急成長にブレーキ 中国市場減速 ~ SankeiBiz
地域別の売上高では、4四半期連続で70~112%の成長をみせていた中国圏が14・0%増にとどまった。最大市場の米国は4・1%減、日本は12・0%減だった。

コラム:米アップル、モデル端境期の苦難乗り切れるか ~ ロイター
確かに10─12月はアイフォーンの需要が伸び悩んだため、売上高はほぼ横ばいにとどまった。
クック最高経営責任者(CEO)は、モデルサイクルの端境期がもたらす一時的な苦戦状態に陥ったのではないだろうか。

アップルの決算が出ました。
iPhoneは前年同期の7450万台から7480万台と0.4%増と、なんとか頑張ってプラスを確保したようです。
それもそこそこ無理をして積んだ数字だったのでしょう、1-3月期は減少に転じると既に見通せている
という事で、今の内にゲロして後の衝撃を弱めようという作戦のようです。

その現象も「実質的に」とか言葉を追加して、ちょっと訳を分からなくして衝撃を弱めようという、
相変わらずの手法。増加はストレートに大騒ぎし、現象は出来る限り誤魔化す。
いつものアップルはここまでソフトバンク的です。
さすがソフトバンクが愛しまくっているiPhoneだなと。


iPadは-24.7%と大きく落ち込んでいます。
相変わらずの安定した現象トレンドです。
こんなもの一度買ったらスマホほど頻繁に買い換える必要なんてありませんよね。
欲しい人には既に行き渡り、タブレットは安いAndroidのでいいやという人も少なくないでしょう。
そういったわけでiPadは強い減少トレンドから逃れられない状況に。

Macも減少トレンド。
iOSアプリの開発者には行き渡り、「Mac使っている俺ってカッコイイ」な人も今更もうそんなには
出てこないでしょう。今からMacを買うとか、もうヤンキーの高校生デビューみたいなもんで、
逆にカッコ悪いとかなりかねませんしね。

アップルウオッチは、その他のカテゴリで前年には販売されていなかったので、そりゃ対前年では
増えるでしょう。初出のものの増加は無視するべき事項なのに、わざわざ「増えた」とか喜ぶ
のはさすが信者の調教がよく行き届いているだけは有ります。


とりあえずこんなものが有ったので張っておきます。


行き詰まり感がとても分かり易いですね。

信者系のサイトでは今回の発表をどう捉えているのでしょうか。

Apple、2016年第1四半期売上は759億ドル、純利益は184億ドル ~ iPhone Mania
iPhone、Apple Watch、Apple TVともに、過去最高の売り上げ台数を記録したとのことです。

安心しました、その調子です。



  1. 2016/01/27(水) 23:40:57|
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WEBページを開いただけでブラウザクラッシュ、端末再起動をする怪しいWEBページが拡散中

【注意!】開いただけでiPhoneがクラッシュ!不審なWebページが拡散中 ~ iPhone Mania
iPhoneやMacの標準ブラウザSafariや、AndroidやWindowsのChromeで開くとブラウザをクラッシュさせ端末を再起動する、悪意あるWebページが拡散されている模様です。Appleはすでに問題を認識し、対応に取り組んでいます。

ChromeやSafariのブラウザをクラッシュさせて。端末を再起動させるコードが拡散されているようです。
Windows、Android、Mac、iPhoneとOSを問わないようです。
ただ全ての環境で端末の再起動が起こるのか、それとも再起動は限られた環境だけに留まっているのか、
その辺りの詳細までは分かりません。

怪しいページを開かないように気を付けましょうとは言えるものの、怪しいページの見分けはなかなか
つかないので、見慣れないメールなどのリンクを踏まないようにするなどの一定の用心をするしか
ないと思います。

  1. 2016/01/26(火) 19:32:58|
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AndroidベースでWindowsっぽく使えるPhoenix OSがリリース

Nexus 7(2012 & 2013)用のPhoenix OSがリリース ~ juggly.cn
先日紹介した Android ベースの新しいカスタム ROM 「Phoenix OS」ですが、昨日、その Nexus 7 用がリリースされました。
Phoenix OS は、Remix OS のように Android をベースにして、UI の外観や操作性を Windows に近づけた内容の ROM です。

Remix OSのようなPC利用に特化したAndroid ROM 「Phoenix OS」が登場 ~ juggly.cn
PC 利用に最適化された Android ROM と言えば「Remix OS」が有名だと思いますが、この Remix OS の対抗となる「Phoenix OS」が中国で発表されました。
Phoenix OS も Remix OS と同様に、Android をベースにした ROM で、タスクバーやマルチウィンドウをサポートしています。

AndroidベースでRemix OSのようにWindowsライクに使えるOSのPhoenix OSが登場。
Nexus 9とNexus 10向け、他にはIntel Atomプロセッサ搭載PC向けのx86版も公開されています。
またNexus 7(2012 & 2013)向けも登場したようです。

Nexus 7(2012 & 2013)向けはカスタムリカバリからのインストール向けのようです。
他の機種向けのインストール方法は不明です。

  1. 2016/01/26(火) 19:27:56|
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アップルが「最も他社の特許に異議申し立てをした企業」に

アップル、「最も他社の特許に異議申し立てをした企業」に輝く ~ iPhone Mania
革新的な製品を次々と世に送り出すには、他社に先んじて特許を取得することが欠かせませんが、似たような特許を取得しようとする他社に対しても厳しく目を光らせる必要があります。調査の結果、テクノロジー企業のなかでアップルが最も多く、他社の特許申請を無効とすべく異議を唱えていることが分かりました。

こういうシステムが有るのはいい事だと思いますが、こういうシステムを一番利用した企業が
素晴らしいとは限りません。他社が特許を取るにはそれだけお金をかけて色々考えて
やっているわけですが、アップルはそれを阻止する為にかけられるお金は腐るほど有るので、
こういう事がやりやすいという土壌も有るように思います。

これって、ある程度言いがかりと屁理屈の分野ですよね。
自社を守る事としてある程度必要な事では有りますが、こと今までのアップルが起こしてきた
裁判を見ると、それだけとは思えない領域まで踏み込んでそうな気もします。

その上で・・・元記事のタイトルの「輝く」にちょっと違和感を覚えるのは私だけでしょうか。

  1. 2016/01/26(火) 19:16:19|
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【訂正記事】先日発見されたLinuxカーネルの脆弱性で、実際にアタックを受ける端末はGoogleの説明通りかなり少ない無しと判明・・・その内容と事情を解説

先の記事が誤っていると思い、新しく記事を作り直します。
旧記事はこちらになります。

元々はここの情報を元に記事を書き始めました。

Google、最近発見されたLinuxカーネルの脆弱性を修正するAndroid用のパッチを作成済み、影響を受けるAndroid端末は当初よりも大幅に少ないとの見解を示す ~ juggly.cn
Google の Adrian Ludwig 氏は自身の Google+ ページで、既に報告された問題箇所を修正するパッチを開発し、オープンソース公開したほか、パートナー向けにも提供していると明らかにしました。このパッチは 2016 年 3 月 1 日付けのセキュリティアップデートで適用される予定です。

上記の記事の以下の部分がまず有ります。

この問題は Android デバイスの 66% が影響を受けると言われていましたが、同氏はこのことについて、問題の事前に通告を受けていないことから「現在は調査中」としながらも、影響を受ける台数は当初伝えられた数よりもはるかに少ないとの見解を示しました。

で、以下の赤字の部分・・・。

Android 5.0 以上の端末には SELinux のポリシーが今回の脆弱性を突いた攻撃をブロックします。また、Android 4.4 以下の端末には SELinux は実装されていませんが、古い端末の多くは脆弱性のないカーネルを使用していないからとのことです。

赤字の部分を受け、私は先の記事で影響を受ける端末の見直しを行いました。
鵜呑みにせずに、自分なりの数字をはじき出す為です。
当然ながら、厳しめにとって多い目になるように見直します。

普段ボロクソ書いているのでこういった数字がはっきりしない時はiOS関連の時は余り多い目に
ならないよう注意にし、実際よりも少ない目に見積もる時も少なくありません。Android関係の数字は
多い目になるように気を付けています。(出来るだけiOSは有利に、Androidには不利にという事)
それが先の記事で書いた以下の計算式でした。

 2.7% + 24.7% + 36.1% = 63.5%

これはICS + JB + KKとAndroid 4.0.3 ~ 4.4.4までの全ての数字の合計です。
これだけ入れておけば文句は出ないだろうという考えでした。


しかしどうもGoogle側の言葉が引っかかります。
また頂いたコメントを精査しながら、もう一度色々資料を漁り直しました。

で、Wikipediaの「Androidのバージョン履歴」を見直します。
すると・・・SELinuxはAndroid 4.3 JBから採用されている事が分かります。

そう言えばそうです。
SELinuxはLollipopからでは有りません。
というわけで、Jugglyの記事が元になったAdrian Ludwig氏の書き込みの解釈ミスをしている模様。

今回問題になっている脆弱なコードの混入はLinuxカーネルの3.8以降となっています。
しかもSELinuxはAndroid 4.3以降で採用されています。

さて、情報の整理です。

Android 4.3で採用されたSELinuxですが、Android 4.3ではpermissiveで動作しています。
permissiveはポリシー違反の要求はログに記録するだけで弾かずに通してしまいます。
これだとアタックを防ぎきれません。
しかしAndroid 4.3のLinuxカーネルは3.4であり、まだ脆弱性の混入前です。

Android 4.4ではどうでしょう。
Linuxカーネルは3.4で脆弱性の混入前です。
しかもAndroid 4.4以降はLollipop等も含めてSELinuxがenforcingに設定されています。
という事は、KitKat以降は今回見つかった脆弱性は攻撃不可という事になります。
そもそもKitKatのカーネルには脆弱性は含まれていませんし。

Android 5.0 LollipopでやっとLinuxカーネルが3.10になり、脆弱性が混入されます。
しかし前述のとおり、また他でも既に記事になっている通り、SELinuxのポリシーにより弾かれます。

つまり、Androidのどのバージョンでも今回のLinuxカーネルの脆弱性による攻撃は不可能と
いう事になります。

Adrian Ludwig氏は「標準カーネルを使っている限りは脆弱性による攻撃は出来ない」と
言ってくれれば問題なかったのですが、SELinuxがディストリビューターにより、設定を
変えられている可能性やメーカーによって違うバージョンのカーネルが使われている事も
影響したのでしょう。可能性を残した言い方をしたせいで、私の勘違いを誘ってしまいました。
まあ私がよく調べて記事を書けばよかっただけなのですが。


というわけで、Googleから正規に出ているカーネルなら何の問題も有りません。
しかしメーカーや端末によって、旧カーネルで新しいバージョンのAndroidを動かしている
場合もありますので、Adrian Ludwig氏はそのケースを考慮して可能性を残す言い方を
したのでしょう。

例えばXperia Zでは海外版にLollipopが出ていますが、そのカーネルは3.10ではなく、
国内版の4.4.2と同じ3.4が使われており、HAL等の環境がそこに盛られています。
ソニーが古い端末程最新OSの移植が遅いのは旧カーネルを使ったまま、移植しようと
するから時間がかかっているのでしょう。

初期からLollipopが載っている端末はカーネルも新しいものが使われている可能性が高いです。
例えば #Xperiaアンバサダー でお借りしたXperia Z5(SOV32)やXperia Z4(SOV31)では
カーネル3.10.49が使われていた事を確認しています。この事から新しいバージョンの
Android(例えばMashmallow)は、Z4やZ5には移植しやすい事でしょう。

一方Xperia Z3(SO-01G)はAndroid 4.4.4なのですが、Google標準通りではなくカーネルは3.4となっています。
バージョンアップで旧カーネルを使うのか、3.10に書き換えるのかは分かりませんが、
それまでの流れを見ていると、3.4のカーネルのHAL等を盛ってMashmallowを移植する
可能性も考えられるので、将来的にはどこまでその影響が出るかは不明です。
以前赤星氏の伺った話から類推すると、Linuxカーネル自体の新旧よりも、カーネルヘッダーの
新しさの方が影響が大きいようです。だからソニモバも旧カーネルのままバージョンアップ
する事が有るのでしょう。

Adrian Ludwig氏もこういう事が有るので、はっきりと「全てのAndroid端末で影響がない」と
言い切らなかったのでしょう。メーカーによりどのようなミックスが有るかは分かりませんから。

そんなこんなで、この脆弱性は基本的にAndroid OSとは全然関係なしですが、メーカーにより、
影響が出る組み合わせは無きにしも非ずといった所が正解でしょう。


しかしながら、なんだかんだとAndroid OSは安全になりましたね。
やっぱりOpen Sourceのコードは多くの目に晒されるだけに、ある程度の時期までは大量に
脆弱性が指摘される一方、成熟期に入ると脆弱性がどんどん少なくなっていくという効果が
期待できます。

現状のiOSの状況とAndroid OSの状況を比べていくと、Androidがどんどん安全になり、
差が付き始めているのが良く分かると思います。

 

CMはAndroidの月次パッチがすぐに適用されるので、Googleが修正したものはすぐに反映されます。
私が使っている赤星氏(154氏)による移植でも恐ろしいスピードで反映されています。
ちなみに私が使っている赤星氏によるビルドでは旧カーネルの3.4が使われていますので
SELinuxはpermissiveに設定されていますが、脆弱性は混入していないものです。



しかしだからと言ってAndroidは手放しで安全という訳にも行きません。
旧来のバージョンを使い続けている人が少なからずいるからです。
その多くの脆弱性はブラウザなどを入れ替える事で素早く塞がれてはいますが、
OSを入れ替えないと塞げない部分もありますので、そこに対応するには
新しいROMに書き換えるか、端末を買い替えるしかありません。

AndroidはOSとしては安全に向けて進んでいますが、ユーザーの手に行き渡るまでの
レイテンシが大きい所が有るので一長一短といった感じでしょうか。

でもOpen Sourceということと、カスタムROMが許容されているおかげで、自衛手段が残されては
いるので出来る人は自分でその辺りを埋める事が出来るのは大きな魅力だと思います。
ただ今後はそういった流れも主に国内ではキャリアにより邪魔される事となり、
端末の使い捨て化が進んでいく事になりそうです。



でも余り酷い事ばかりやってると、SIMフリー端末に足元をすくわれますよっと。
いつも大手キャリアは上から目線でやることをやり、結局最後はユーザーに土下座する
羽目になる悪循環を繰り返し過ぎかなという気がしています、わっしょい。



  1. 2016/01/26(火) 00:54:53|
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アップルに16年勤め上げたApple Carの開発の責任者が退社する事に

Appleの電気自動車開発の責任者が退社へ ~ 気になる、記になる…
WSJが、事情に詳しい関係者の話として、Appleの電気自動車の開発プロジェクト「Titan」の責任者だったスティーブ・ザデスキー氏が近く退社するようだと報じています。

Apple Carに暗雲?―アップルEV開発の中核、突然の離職 ~ iPhone Mania
アップルが電気自動車(EV)を開発していることは周知の通りですが、同プロジェクト「Titan」の中興の祖とも言える Steve Zadesky氏が、退社する方向で話を進めていることが分かりました。

Apple Carとも呼ばれるアップルEVの開発の中核メンバーで、1999年から16年間アップルで
働き続けてきた古株です。2014年からApple CarのプロジェクトTitanのリーダーを務めてきた
重要な人物です。

元フォードのエンジニアで、元々自動車関係に明るい同氏がApple Carに携わっていたのは
納得がいく所でしょう。

辞める理由は一身上という事ですが、このタイミングでやめるという事は、若干きな臭い
印象も無いとは言えず、もしかすると自動車産業を含む、競合企業からの引き抜きが
有ったのかもと勘ぐってしまいますね。真相は勿論闇の中ですが。

アップルとしては主力のiPhoneまで下げ基調に転換した中で、次の商品と力を入れていた
Apple Car事業に暗雲が立ち込めはじめたのは否めない所で、株価を含めて色んな影響が
気になる所です。

  1. 2016/01/24(日) 22:07:19|
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Android 6.0 Mashmallow(CM13?)に存在するNight Mode、どうやらiOSのNight Shift機能よりも詳細な設定が出来るようです

「iOS 9.3」の「Night Shift」機能、将来的にコントロールセンターから簡単にオン/オフ可能に ~ 気になる、記になる…
「iOS 9.3」ではiOS端末の位置情報と時間情報から日没を判定し、画面表示の色温度を自動的に暖光色に切り替え、睡眠に悪影響があるとみられるブルーライトを削減してくれる「Night Shift」機能が利用可能になりますが、Appleが公開している「iOS 9.3」のプレビューサイトの画像から、「Night Shift」機能を簡単にオン/オフできるボタンがコントロールセンターに用意される事が分かりました。

iOS9.3では「Night Shift」モードが気軽に使える?公式サイトにヒント ~ iPhone Mania
「Night Shift」モードとは、目にダメージを与えやすいブルーライトをカットして、ディスプレイの光を暖かい色に変える機能です。現在パブリックベータ版として公開されているiOS9.3では、設定画面から「ブルーライトの軽減」という項目を選択することでしか、同モードをオンにすることは出来ません。

最近iOS9.3でNight Shift機能のon/offがコントロールセンターから出来るようになるとかそういった話題が
出ていましたが、このNight Shift機能の上位バージョンのような機能がCM13にも存在します。
Android 6.0 Mashmallowの標準機脳かどうかは不明。
To brighten your day: Night Mode elements uncovered in Android 6.0 ~ Android Authority
Android Marshmallow's 'Night Mode' feature could add an optional dark UI ~ Phone Arena

これを見ると、どうもMashmallowに入っている機能っぽいように思うのですが・・・。
Nexus等、純正版のMashmallowを使っている方は存在するのか教えて頂けると有り難いです。


左は初期のOFFの状態、右は自動に設定してみた状態。

 


色温度の設定画面はこんな感じ。




ちなみに昼固定、夜固定も可能です。
詳細設定を使うとブルーライトカットだけでなく、あらゆる色味に調整可能です。

 

夜にまぶしく感じる人はNight Modeを設定してみるといいと思います。

  1. 2016/01/24(日) 21:49:58|
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【訂正記事有り】【誤った内容のタイトルです→】Androidの約66%がゼロデイ攻撃の標的になる脆弱性、Googleはパッチ作成済みだがその配布にキャリアが立ち塞がる、結局安全なのはカスタムロム利用者という皮肉

恐らくこの記事は間違いだと後で思いましたので、新しく記事を作り直しました。
正しく書き直した記事はこちらになります。


Google、最近発見されたLinuxカーネルの脆弱性を修正するAndroid用のパッチを作成済み、影響を受けるAndroid端末は当初よりも大幅に少ないとの見解を示す ~ juggly.cn
Google の Adrian Ludwig 氏は自身の Google+ ページで、既に報告された問題箇所を修正するパッチを開発し、オープンソース公開したほか、パートナー向けにも提供していると明らかにしました。このパッチは 2016 年 3 月 1 日付けのセキュリティアップデートで適用される予定です。

先日報告されたLinuxのゼロデイアタックが可能になる脆弱性で、Android端末の66%が攻撃
可能になるという報道がなされましたが、Googleは素早くパッチを作成。

Android 5.0以降はSELinuxのポリシーで封鎖済み。
Android 4.4以前は脆弱性が有るが、もっと古い端末はそもそもこの脆弱性が無い。

Androidの約66%がゼロデイ攻撃の標的にされる可能性のある重大な脆弱性がLinuxカーネルで発見される ~ juggly.cn
Android 端末の約 66% がゼロデイ攻撃の標的にされる可能性のある重大な脆弱性が Linux カーネルで見つかったと、イスラエルのセキュリティ企業 Perception Point が自社の公式ブログを通じて 19 日に発表しました。

この記事によると2012年以降のバージョンのlinuxにこの脆弱性(CVE-2016-0728)が存在するとの事。

Wikipediaで確認してみると2012年以降というと、4.0.4以降が該当します。
4.0.3は2011年12月なのでセーフ。

2012年以降のバージョンを全てをアウトにすると、Android 4.0.4~4.4.4迄のバージョンがアウトという事になります。





とりあえず最悪の状態で見てみるとJBとKKは全部アウトとして、ICSは4.0.4だけは調べられないので
ICSの4.0.3も含めた数字でカウントします。

 2.7% + 24.7% + 36.1% = 63.5%

66%という表現はあながち大げさでもないようです。
Googleの言い訳はちょっとカッコ悪い。

基本的に私が持っている端末は一番新しいものでも純正状態では4.4.2が入っているので全部アウトです。
しかし自分でCyanogenModカスタムロムを入れて自衛しますのでどれもこの問題に引っかかる事は有りません。
初代のX10はそもそもこの脆弱性とは無関係ですしそっちも勿論問題無しです。

このバージョンアップ自体は結構すぐに出来る事だと思いますが、さすがにGoogleから直にカーネルを
入れ替えたりパッチを当てる手段が無い。キャリアが余りにもあてにならなさ過ぎるので、カーネルや
重要なパッチ位はGoogleから直に配信できる仕組みが欲しい所です。

別に丸々OSのバージョンアップをさせろというわけでは有りません。
パッチ位GoogleからGooglePlayのような形でアップできる仕組みが欲しいという話。
特にを付けるべきかどうかは悩みますが、本当に日本のキャリアは出したら出しっぱなしで無責任すぎる。
金にならないこういったパッチはドコモは比較的頑張っているものの、でも下らない大半の人が必要と
しないプリインアプリのチェックせいでリリースされない。

結局キャリアが全力で邪魔をしているroot化やカスタムロムによってユーザーが保護されているという皮肉。

一方アップルの動きを見ているとJBするユーザーが怒ってiPhoneからAndroidへ移ると宣言した途端、
アップルがJBの穴を塞ぎまくる行為がいきなりおとなしくなりました。結局ユーザーを絞り切るだけでは
アップル自身もメリットが無い事に気付き、JBに使われる穴は、しばらくは残しておくという動きに
切り替えたように思われます。

何が何でも塞ごうとして客を逃がす日本の企業と、本来は有ってはいけない穴を敢えて遅らせて塞ぐ
アップルとの戦いになっているなという気がします。こういう大人の勝負になると、くそまじめな発想だけ
しかしない日本の企業って本当に弱いなって思います。


何はともあれGoogleはパッチを出したのですから、日本の企業はせめて4.4辺りの端末位には
パッチを出すことを私は希望しますよ。4.4のユーザーさえ救出できれば、かなりのユーザーが
助かると思うので、そこだけは守ってあげてくださいな。日本国内でJBを使っている人は、
かなり減ってきているでしょうし。

ブートローダアンロックを許さず、rootも取らせないならば、そのぐらいはちゃんとして欲しいです。

  1. 2016/01/23(土) 20:28:53|
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iPhoneが去年の年末に米国でも大きく売り上げを落としていた

先日の記事にiPhoneが米国内でも売れていないという記事のリンクをコメントに張って下さった方がおりました。

iPhone sales worse than expected: UBS analyst ~ Yahoo! Finance
The survey found that search traffic for the iPhone declined about 20 percent in the United States,
according to Milunovich in his research note. It also showed that 67 percent of December U.S.
iPhone sales were the newest 6S and 6S Plus models, down from the 75 percent new model mix last year.

米国でiPhoneのトラフィックが20%減少したとの事。
販売数は67%減少で去年の2/3しか売れていないという事になります。
内6sと6s Plusの新モデルの混在率は75%ということです。

普通にiPhoneの販売が減退していると言えます。
先日のKantarWorldPanel記事のデータをもう一度見直しますと、米国では

2014/8-10
 Android 53.3%
 iOS    41.9%

2015/8-10
 Android 62.8% (+9.5%)
 iOS    33.6% (-8.3%)

こんな変化が有ります。

約2/3がAndroid、約1/3がiOSといった感じになっています。
かつてiPhoneが優位の国だったとは思えない数字の動き。


まあ普通はこうなるでしょうという動きですね。
そもそも一社のプロダクトがここまで売れている事自体が異常です。
OSレベルでも寡占はよくはないですが、ハードまで含めた全てよりも圧倒的にマシでしょう。

iPhoneのシェアが上がり続け、一社のシェアが5割を超えるとかどこまでも異常な光景でしか有りません。
アメリカではやっと是正されてきたかなと思っています。
まだiPhoneのシェアが高止まっている後進国はどこぞに有りますけど。

  1. 2016/01/23(土) 19:38:34|
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iPhoneのキャッシュバックに飛びつく人を古事記と言ったら怒られたのですが

先日の記事に対するコメントで、私が古事記という表現が問題だと言った方がいました。
私はこういう事をする方を指して古事記だと言っています。




買取専門店 蔵zou 携帯買取

これ、普通の購買状況ではこうなりませんね。
キャッシュバックでお金を手に入れた上で、端末の新古販売でもう一ボーナス。
それが現実です。

確かに今はもう携帯の回線を転がしての端末売買では以前のように安定的に生活をするという
事は成立しなくなっただろうと思いますが、でも上手くやれば副業としては少なからずの利益を
手にする事も可能です。

もう中古買取価格もかなり下がってきてはいますので、以前ほど派手ではないでしょう。
しかし30万円というお金を積む事で、以前よりも不利な条件になってはいても、それでもまだ
プラスに出来てしまう金額では有りますし、メインでお金を積んでいるソフトバンクでは
それを見越した設定をしていると思われます。古事記を利用して意図して儲けさせることも
含めて数字を確保し続けているのでしょう。


こういう事を私が言うと、決まって「Android端末もやっている」と口をそろえるわけですが、
だったらAndroid端末の報告ももっと有ってもいいでしょう。報告される数が少ないのですよ。
数が少なければいいという気は有りませんが、報告数が圧倒的に多い方が当然問題に
なってしかるべきです。

物事の主張に対しての反論でよくある事が、多くの場合の主張に対し、稀なケースの事実を
反論の材料にするというものが有りますが、このケースはそれに近いと思っています。
私はさすがに30万円は見かけた事は無いですが、何かのついでに一応店頭は眺めてします。
やはり記事にはそこでの感覚を入れて書くわけですが、「Androidでも有る」の反論は私の
感覚とはちょっと違うものでした。

無いと言っているわけでは有りませんよ。
よりどちらに多くの金額が投入されているのかという事を言っているわけです。
だって金額が大きい方が問題でしょ?

  1. 2016/01/23(土) 19:17:38|
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Xperia Z5シリーズ3機種とZ3+にMashmallowリリース間近、資料が流出

Xperia Z5 / Z5 Compact / Z5 PremiumのAndroid 6.0アップデートは間もなく開始? アップデートスケジュールを記した内部文書らしき資料が出回る ~ juggly.cn
Xperia Z5 シリーズと Xperia Z3+ の OS アップデートスケジュールを記した内部文書らしき書類の一部が流出した模様です。

Sony Mobileトルコ法人、Xperia Z5シリーズのAndroid 6.0アップデートが近々開始されると発言 ~ juggly.cn
Sony Mobile のトルコ法人が昨夜紹介した Sony Mobile の内部文書らしき資料を持ち出しながら、Xperia Z5 の Android 6.0 アップデートが近々開始されると Facebook に投稿しました。

間もなく、Xperia Z5シリーズ3機種と、Z3+がMashmallowにアップデートされるようです。
スケジュールを描いた内部資料が流出した事と、トルコ法人がFacebookに書いた事で
明らかになりました。

その資料は以下。


Just About Phones

詳細な日程までは書いていませんが、Z5シリーズについてはFinalizedで既に完成、
Z3+についてはFinal Stageと最終段階に有る事が分かります。

この書き方だと、恐らくですが1月~2月中にはリリースされるのではないかと予想されます。

  1. 2016/01/23(土) 00:13:43|
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600億円の借金をしてソフトバンク株に全力投入したアローラ氏、ソフトバンク株のダダ下げで200億円が溶ける

昨日結構流れていたツイートを・・・。




ソフトバンクアカデミアに入行させた人々を全力で裏切り、鳴り物入りで呼び込んだ
ニケシュ・アローラ氏が600億円の借金をしてソフトバンク株に投資し、その内の
1/3に相当する200億円溶かすという事態に。

600億円全額借金だとすると、現時点で既に利子を除いて200億円の借金を
背負ったことになります。

元々下げ基調に入ったソフトバンク株のテコ入れの決め手として、ソフトバンク株に
600億円投入すると宣伝する為に利用されたのがアローラ氏だったわけですが、
本人はその事に気付いてなかったのでしょう。電力事業やペッパーをちらつかされて、
「当社の未来は明るい!一緒に儲けていきましょう!」等と言われたのかどうかは
本人のみぞ知る所ですが・・・。


そもそもソフトバンクに関わった事自体がアローラ氏の誤りなのですが、外国の人から
すれば孫正義氏の正体を正確に知る訳もなく、こういった株価高揚策の捨て駒として
使われたのでしょう。

リスクは個人持ち・・・使えるものは何でも使ういの精神ですね。
それにしても個人をここまで見事にハメる、恐ろしい企業です。

アローラ氏が600億円の借金を背負った時点では既に国内の携帯事業は影が落とし
始めており、スプリントもどうしようもない状況に追い込まれていました。
その実力からすればその時点で既に株価は「たかいたかーい」だったわけで、
そりゃ普通にソフトバンクの事を知っている人からすれば無茶だと気づくはずですけどね。

孫正義氏がアローラ氏をきっちりハメたわけですが、もしかするとアカデミア生から
選ばれなかった理由はこの"借金"を条件にされて飲めなかっただけなのかも知れません。
もしそうならアローラ氏の採用はハンコを押したか押さなかっただけの差・・・だったとか?

勘ぐり過ぎな気もしますが、相手は孫正義氏です。
無いと言い切れない所がかなりアレな気がします。

  1. 2016/01/22(金) 19:53:57|
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携帯業界初! ソフトバンクにワンオペが登場!!

忘れそうになっていましたが、念の為に記事にしておきます。


某牛丼屋でワンオペとそこに投入された牛すき丼の手間のかかり具合が大問題になり、
2ちゃんねるでバイトの店員同士が相談し合って多数の店舗のバイトがみんな一斉に
辞めてしまったという例の問題ですが・・・。まあ普通にブラック企業というやつですよね。

その「アレ」がついにソフトバンクにやってきました!!

携帯業界初!
ソフトバンクにワンオペが登場!



やっぱりソフトバンクは健在でした。
さすがはソフトバンクです。
黒いものは見逃しません。

  1. 2016/01/22(金) 19:46:05|
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GooglePlayのダウンロード数はAppStoreの2倍、しかし儲けはAppStoreの方が多い・・・言われてみればAppStoreは有料アプリがやたらと多くてランニングコストが高いと思っていました

Google Playのダウンロード数がApp Storeの2倍に(収益はApp Storeが上)──App Annie調べ ~ ITmedia Mobile
App Annieが、2015年のアプリストアに関する調査結果を発表した。アプリダウンロード数はGoogle PlayがApp Storeの2倍になったが、収益ではAppleがGoogle Playを大きく引き離した。

GooglePlayのダウンロード数がAppStoreの2倍になったとの事。

2年ぐらい前だったでしょうか。
アプリ数でも、ダウンロード数でも、GooglePlayがAppStoreに並んだところまでは数字もちゃんと
発表されていましたから私もそのデータをグラフ化して、記事にしたりしていました。





このように2013年の6月時点でGooglePlayのダウンロード数が、AppStoreに急接近し、その後
何故かAppStoreのダウンロード数が急伸する事態に。そのAppStoreの不自然な数字の動きは
上記のようにグラフ化すると一目瞭然だったのですが、グラフ化したまではいいのですが、
すっかり記事にするのを忘れていました・・・w

とりあえず、おかしなAppStoreのダウンロード数急伸の後、AppStoreで表示されていた、
個々のアプリのダウンロード数が何故か表示されなくなり、同時にアップルの発表会で
AppStoreでのダウンロード数の数字自慢はぱったりと消えて無くなってしまいました。

多分これらに連動性は無く、全て偶然タイミングが合っただけだと思います。
ええ、都合よくNDAで守られているはずのiPhone等の情報が漏れるように全て偶然でしかありません。
全部偶然ですからね、余計な想像や詮索はしちゃダメですよ。
絶対偶然ですから!!



それとこの手の記事に有りがちなのが、「でも儲けはアップルの方が上」というやつが
やっぱり有りました。

だが、収益でみると、App StoreがGoogle Playを70%以上上回り、前年比で約90%増だった。中国、米国、日本からの購入(アプリ内購入を含む)が多かった。App Storeでは中国からのダウンロードが米国を上回ったが、収益では米国が首位を守った。

ええ、それはそれはもう、企業姿勢としてとても正しいです。
営利企業なのですから。

しかしユーザー目線では安いに越したことは有りません。
新製品等の記事でも、すごい製品が高いと「高い」って書きますよね。
すごい製品が安かったら「意欲的な価格設定!」ってこの手のメディアは褒めちぎったりしませんか?

私はこのアプリストアに関しては両方使ってみて感じた感想も含めると儲かっているから
誉めるという気にはなりません。

GooglePlayは無料で使えるアプリも多く、必要ならお金をはらって広告除去できるものも少なくない。
AppStoreは無料だけで見ていくと、自分が使おうとする最低限のアプリすら揃わない事も。
しかも意外と言われているほどはアプリの層が厚くなく、分野によれば圧倒的にGooglePlayに
負けている始末。

ゲーム等の分野ではAppStoreは充実しており、課金ゲームや課金アプリまで含むとまずまずの
品揃えとなりますが、それでも実用アプリまで含めた全体像となるとやはりGooglePlayを見慣れた
人間からすれば、AppStoreはやや見劣りを感じます。

異論が有るという方も勿論いるでしょう。
しかし初めて意気揚々とAppStoreに繰り出してみて、「え?こんなものが絶賛されていたの?」と
散々検索を繰り返してみてガッカリした過去は間違いのない事実なんで。それ程特殊な環境を
作りたかったわけでもないんですけどね。


ぶっちゃけAppStoreは課金しないと始まらないというのが私の感想です。
GooglePlayでもそういう側面は確かに有りますが、AppStoreの方がその頻度は高いです。
AppStoreの方が儲かっているというのは、その分ユーザーが払っているということですから。
私はそれをもろ手を挙げて喜ぶ気はないです。どちらがどれだけ儲けていようと。
むしろGoogleの方が儲かっていて当たり前のように見える場面でAppStoreが儲かっていると
いうのでしたら、それはぼったくりの結果でしょう。

つまりランニングコストはAndroidの方が安いという事を表した結果とも言えると思いますよ。

  1. 2016/01/22(金) 19:37:32|
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【信者!いい加減にしろ】iOS9.2.1とiOS8.4.1の比較で意外と9.2.1が検討・・・それはほぼ互角の動きをするだけなんだけど・・・これが信者にかかると「iOS 9.2.1 is Faaaast!!」化ける

【注意】iOS9.2.1は、3年越しの脆弱性に対処した重要アップデート! ~ iPhone Mania
リリースされたばかりのiOS9.2.1は、ホテルやカフェのWi-Fiへの接続時に通信内容を盗み取られる可能性のある脆弱性に対応した、重要なセキュリティアップデートであることがわかりました。
iOS9.2.1は、Wi-Fi接続時に通信内容を盗み取られる可能性のある脆弱性への対応が含まれた、重要なアップデートとのことです。

先日リリースされたiOS 9.2.1は重要なセキュリティアップデートである事が報じられました。

アップルはiOS 9.2をかなり時間をかけてリリースしましたが、そこから程なくして9.2.1もリリース。
9.2.xを象徴するキーワードは「セキュリティアップデート」です。

ついでにauユーザーの留守電に関してエンバグしているとか報じられていますが、そんな事は
どうだっていいです。

アップルはとにかくセキュリティーで攻めています。
それは「古いiOSを早くiOS9に書き換えて」が本音でしょう。
セキュリティアップデートは大義名分として十分ですしね。

そうなるとiPhone 4sを入れたら遅くなったという事で集団訴訟が起こされている問題が浮上します。

安心してください、対策してますよ!!

iOS9.2.1を入れるとiPhone4s/5の動作が早くなる? ~ iPhone Mania
iPhone4s/5にiOS9.2.1をインストールすると、直後の再起動には少々時間がかかるものの、起動後はiOS8.4.1搭載のモデルよりも動作が早くなる場面が増えることが証明されました。iAppleBytesがYouTubeで実験動画を公開しています。

なんともまあ、いつも通りタイミングよくアップルに都合のいい情報が流されるものです。
いつも本当に感心します。

まるでソフトバンク(隠語)を見ているみたい(ぼそっ)


そのアップルに都合のいい動画を最後に張っておきますが、実際見てみると、iOS 8.4.1と
iOS9.2.1はほぼ互角というか、ほとんど同じ速度で動作しています。メモリを食うようになって
いるはずなのにそれでも同じような速度で動作しているのはすごいなと思います・・・が。

基本的にはほぼ同速ですが、WiFi通信が絡むところで何カ所か9.2.1の方が多少早い所が
有ります。しかしFacebook~Twitter~Instagramと、こういった重たいアプリでは8.4.1の方が
動きが滑らかです。というか明らかに9.2.1の方が重い。つまり得意分野が違うだけで、
総合的には差し引きゼロです。

その上に、パックマンの一つ前のゲームですが・・・どう見ても明らかに立ち上げでは
9.2.1の方がガッツリ重いです。

これ。



私からすれば、このゲームを除けばプラマイの互角で、OSが重くなっているはずなのに
ほぼ互角に動かしているのは健闘しているなーーーって思います。

このゲームだけはガッツリ重いですが、まあ4sでそんな重いゲームなんかする方が悪いんですよ。
重いゲームをしたいなら買い換えて下さいでOK。なのでまあ良しとする所なんですが・・・。

しかし・・・。



これはない。
iOS 9.2.1の方が総合的に考えると立ち上げがガッツリ重いゲーム分だけ遅い。
他は平均すると互角。でもこれでiOS9.2.1 is Faaaast!!とやっちゃうから白けてしまうんですよ。
これが信者脳、近寄りたくない。

これが無ければiOS 9.2.1って頑張ってるねーだったのですけど。
この信者神輿ワッショイがiPhoneの世界なんですよね~。


ではじっくりご賞味ください。

  1. 2016/01/21(木) 21:07:23|
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酔っ払い向けのiPhone D動画に見る、iPhoneユーザーが本当に欲しい機能

完全防水、紛失予防機能付き!酔っぱらいのための「iPhoneD」 ~ iPhone Mania
酔っぱらってiPhoneを落としたり、タクシーに忘れたりといったトラブルを経験した方も多いと思います。そんなお酒好きの方向けのiPhoneとして、「iPhoneD」の動画が公開されています。

バカ系のパロディー動画ですが、こういう所に真の要望がなんとなく見えたりしてきます。
これはiPhoneが防水でなかったり、耐衝撃でないことが周知されているからこそ笑えるものです。

そういったコンセンサスが見る側がみな同じ気持ちで見られるという事を見越した上で、
演じても演じています。

その深層部分では「やはり防水は便利」 「耐衝撃だと安心」という所を皆が共有しているわけで、
そういった共通認識が有るからこそこういったパロディー動画は成立します。


耐衝撃はともかく防水部分に関しては、Xperiaとかだったらそもそもネタとして成立しないですよね。
酒とか水とかこぼしてかかっても、お手洗いで水洗い一発で終了ですし。

  1. 2016/01/21(木) 20:15:48|
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Xperia Zをとりあえずいじり始めたの巻(Lollipop化)

暫くストック状態で持っていたZですが、色々条件が揃ってきたので手を付け始めました。
ストック状態ではAndroid 4.4.2(10.5.1.B.0.68)で、まずはrootを取る所から。

実は開始前の時点ではcube氏の古いrootkitしか見つけておらず、KitKatやLollipopに
対応できるものはないと信じ込んでおりましたが、なんのことはない。
cube氏が5.0.2(10.6.A.0.454)にも対応しているrootKitを出していました。
そこからPrerootedを利用してAndroid 5.1.1(10.7.A.0.222)とAndroid 5.1.1(10.7.A.0.228)への
バージョンアップの道も開通しております。

それを沙綺氏がまとめてくれているのが以下の記事です。

沙綺のつれづれなるブログ
 〇【root化】Android 5.0なXperia Z(10.6.A.0.454)でワンクリックroot化が出来るようになりました!
 〇【root化】Xperia ZをAndroid 5.1.1(10.7.A.0.222)へアップデートしました!
 〇【root化】Xperia ZをAndroid 5.1.1(10.7.A.0.228)へアップデートしました!

沙綺氏の記事は、必要なものはほぼリンクしてくれて有るのと、バージョンにより問題を起こす
Flashtoolのバージョンも示してくれてあるので、この通りやればだいたい間違い有りません。
非常に分かりやすく紹介されています。

また上記記事でも紹介されていますが、Prerooted.lzh向けにcube氏が必要なものを集めて
くれてあるPrerootedの素をアップ
してくれてあります。これは便利です。
Z1f用となっていますが、Zでも共用して使えます。
cube氏のPrerootedはGXの頃からお世話になっていて非常に助かっています。

で、これらの記事のおかげでLollipop化しており、Android 5.0.2 Lollipopの状態になりました。

ちなみにSO-02Eとしては4.4.2 KitKatが最新です。
5.0.2 Lollipop化するには海外ROMにすることになります。
私が国内端末でもXperiaに拘っているのはこのせいです。

ZのROMは海外版でも30~40ヶ国版(数は適当)ぐらいあり、先進国を中心に最新版では
5.1.1までリリースされています。

というわけで5.0.2にアップした後は、当然5.1.1化を目指すことになります。
5.0.2はFlashtoolでFTFファイルを焼くだけなので簡単です。
割と知識の無い人でもそう難しくない作業です。

しかしSO-02Eのドコモ向けのベースバンドやストレージのパーティションなど、
他にも書き替えてはいけない所が有るので、それを排除する設定が必要です。

Xperiaは新しめのロムはFlashtoolを使って公式に正式版をダウンロードできるように
なっていて、自由に焼くことが可能になっています。
でも勿論メーカーやキャリアの保証は無くなりますけどね。
その覚悟が出来ているのなら、こんな面白いおもちゃは有りません。

公式のストックロム以外にも赤星氏が移植して下さっているCMや他のカスタムロムも
有りますし、これが強烈な魅力になっています。だって型遅れの端末が息を吹き返した
ように快適になりますから。

私はこれで買い替え直前だったXperia GXの延命を感じ、年単位で放置していた
Xperia arcも引っ張り出し、使っていた当時よりも後に出た新しいカスタムロム焼きを
再度楽しむようにもなりました。

というわけで、ZのAndroid 5.1.1化も完了。

Prerootedのファイルを焼いて5.0.2のroot状態を維持しながら、システムだけを5.1.1に
焼き直し、5.1.1のrooted端末に昇格させました。今更Zのような古い端末をいじるのは、
先達が色々考えだしてくれたこういった技術が枯れて安定してから使えるという
大きなメリットが有ります。有り難や~有り難や~。

ちなみにこんな感じ。

 

5.1.1でも最新パッチでなければ安全とは言い難いのですね。
年末の機種のXperia Z5(SOV32)を #Xperiaアンバサダー で借りた時にはオールグリーン
だったので、恐らくZ向けに使われた5.1.1はまだ初期のセキュリティーパッチレベルだった
のだと思われます。


5.0.2でしばらく弄っていた事も有り、5.1.1ではちょっとしか弄らなかったのですが、
まあ無難に快適です。ソニモバ公式の5.1.1を自分の端末として触ったのは初めて
だったのでちょっと新鮮でも有りました。 #Xperiaアンバサダー でZ5はしばらく触って
はいたのですけどね。


カーネルのタイムスタンプがようやく赤星氏が公開されているものと同じになったので
ほっとしました。というわけで、本丸のCM13攻略です。

公式5.1.1まで上げていたのは、全てCM13の為の下準備でした。
カーネルを一番最新にしておかないと、赤星氏の開発環境と合わない可能性が有り、
5.0.2でもCM13が動作するかも知れませんが、開発の余計な手間を増やさない為にも
5.1.1でデバッグできる環境を整えておかなくてはと思い、5.1.1の環境を整えていました。

先ほど無事CM13が焼き上がり、立ち上げの初期化の間にお風呂に入ってきました。
無事立ち上がって入るのですが、微妙な動作をしていますね。
APEXがエラーで立ち上がらない・・・別のホームアプリを使っていますが。
(追記:その後フルwipeで立ち上げなおしたらAPEXやその他のアプリも問題なくなりました)

 



さすがにこのCM13に使われているものはセキュリティーパッチレベルが2016/01/01のものなので、
余裕でオールグリーンです。2015/12/01でも既にオールグリーンだったのですから当然ですね。
ちなみにCM13のソースでは01/13付(6.0.1_r10)のものが利用されています。
この自由さがAndroidのコミュニティーの素晴らしさです。
Xperiaでもこれが利用できるのは本当に有り難い限りです。
この流れを作ってくれている皆さんのおかげですね。


ちなみにCM12.1で問題が有るとの報告が有った電話とデータ通信は問題なく使えています。
まだ常用レベルにするには厳しいかなという所ですね。
その為にGXをCM12.1に戻して安定環境を作っておきました。
Zで遠慮なく冒険が出来るのはそのおかげでも有ります。

暫くは普段使いはGXで、遠慮なく遊ぶのはZでという使い方になりそうです。
その内にZのCM13も安定してくれる事でしょう。

  1. 2016/01/21(木) 02:26:09|
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ソフトバンクiPhone 6を二台で30万円バック、au iPhone 6sを三台で一括0円とキャッシュバック18万円、大きな不公平をそろそろ知って抗議するべきじゃないか?

ドコモ、来月からiPhone6sを1万円に値上げ 実質0円を撤廃 ~ SankeiBiz
NTTドコモは2月1日から、米アップルの最新スマートフォン「iPhone(アイフォーン)6s」の販売価格を現在の「実質0円」から約1万円に引き上げる。メモリーが16ギガバイトのモデルは実質0円の販売が常態化しているが、毎月の通信料金から約3500円割り引く「月々サポート」を見直して約1万円上乗せする。携帯電話大手3社は月末に実質0円の是正策を総務省に報告する予定で、KDDIとソフトバンクも追随する。

iPhoneの実質0円売りが問題になっていますが、恐らくそれはドコモだけの話でしょう。
ソフトバンクやauの動きは全く違います。
それは以下の記事で分かります。

iPhone6s・iPhone6乗り換え ソフトバンクでは30万円キャッシュバックも!乗り換え検討中の方は初売りがお得。 ~ いやまいったね!
ヤマダ電機での各社キャンペーンはどのようになっているのでしょうか?近所のヤマダ電機に行ってきましたのでその模様を記録しておきます。
iPhone6を2台同時分割契約でなんと30万円のキャッシュバックをやっていました。お店に入った瞬間一番最初に目にはいりました。最初3万円キャッシュバックだと思っていたら、スタッフの方に「3万じゃありませんよ!30万円ですよ!」といわれ気づきました(わたしの頭の中を見透かされてるんじゃと…)。

ソフトバンクのiPhoneが2台で30万円のキャッシュバックだそうです。
ヤマダ電機での事のようですが、ヤマダ電機以外でも怪しいなと思います。

ちなみにauではソフトバンクの30万円には及びませんが、このような売り方をしています。



一括0円で3台で18万円のキャッシュバックだそうです。
2台で12万円、一括0円ですから3台中2台を売りとばせばいい。
少なからずの収入に・・・結局同じ。

ソフトバンクの方は端末は一括0円ではないので手元に残るお金は目減りしますが、
そもそも30万円も出ればそこそこ手元には残るでしょう。

何にしても異常な売り方は健在という訳です。
とにかくiPhoneにお金を付けて売る、何時まで経っても無くならない。



その結果・・・当然こうなりますね。

携帯電話・週間売れ筋ランキング(集計期間:2016年1月11日~1月17日)



私はiPhone 6s 16GBの実質0円だけでも大概な優遇だと思っていますが、この異常な
ばら撒きはおかし過ぎるでしょう。iPhoneの異常な安価なばら撒きについて記事を
書いてきました。いい加減こんな売り方はやめさせるべきです。

官邸主導で総務省が動いて一部の端末の異常な安売りにブレーキがかかる見込みですが、
その前にこの異常なキャッシュバックをどうにかしないと、まともにお金を払っている
ユーザーが報われません。また乞食のターゲットにされるだけです。


そのツケをiPhoneを使っている以外のユーザーが支払うと。
こんな売り方を無くしたらもっとパケット代を安く出来るんじゃないでしょうか。
古事記にばら撒く為にパケット単価の高止まりを維持しているとしか思えませんね。


これからもまだまだアップルに貢ぐ為にもAndroidユーザーから回収ですかね。
販売店のPOPとBCNの週間販売ランキングを眺めると、やっぱり大金のお金に端末を
付けて売っているのは無視できない効果が出ているように思えます。

多くのユーザーはこの不公平を知って抗議するべきだと思います。

  1. 2016/01/20(水) 21:50:03|
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SMAP×SMAPの生放送の視聴率から、現在のネットワークによる情報伝播の流れを考える

なんか世の中SMAPが公開処刑だの何だの、偉い騒ぎですがちょっとそこに乗っかってみます。
いや、別にキムタクがずるいとかマスコミがジャニーズ片聞きの情報ばかり流しているとか、
そんな所に言及するつもりは有りません。

ただその情報の広がり方が気になったので、そこに焦点を当て見たいと思います。

昨日の朝に当時脳放送のSMAP×SMAPで生放送で5人が揃って出るという一報を得ました。
恐らく多くの人はお昼や夕方までにその情報を得ることになったと思います。

私がこの情報を得たのはツイッターでした。
今現在の情報ツールの中で、一番伝播速度の速いものって私はツイッターだと思っています。
昔は良くも悪くも2ちゃんねるが色んなリークやら晒し、高速な情報伝播の役割を負っていましたが、
今は情報の速さはツイッターに勝てるメディアはないと思います。2ちゃんねるはもう一部の
おっちゃん・おばちゃんの憩いの場として残っているだけだと思っています。
リークも他のメディアに広がっていってしまいましたし。

この情報の出所・・・出発地点は分かりません。
しかし恐らくジャニーズかフジテレビ関係からでしょう。
そこ以外でこんな生情報を掴んでいる所はないでしょうし。

私は昨日の公開処刑のSMAP×SMAPの番組自体は見ていません。
特に見る積りも無く、どうせどこかから中身は伝わってくるだろうと、念の為に録画はしたものの、
中身を確認するでもなく、放送内容を知ることとなりました。

そしてこれ。

SMAP生謝罪「スマスマ」平均31・2%、瞬間最高37・2%の高視聴率 ~ スポニチ
分裂の危機にあったSMAPが5人そろって生出演し、グループ存続を表明した18日のフジテレビ「SMAP×SMAP」(月曜後10・00)の平均視聴率は31・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが19日、分かった。瞬間最高視聴率は午後10時22分の37・2%。メンバーのあいさつが終了した後、木村拓哉(43)が「これから自分たちは何があっても前を見て、ただ前を見て進みたい」と締めくくり、5人が頭を下げた場面だった。
関西地区は平均29・7%、瞬間最高33・8%(午後10時22分)だった。

恐らく前日の夜から当日の朝のどこかで伝わった「生放送をやる」の情報がこの視聴率を
生み出した事は間違い有りません。

「知る」と「視聴する」の間には多くの隔たりが有りますから、もっと多くの人がこの事を
当日中に知ったということになります。実際私は見ていませんし。

これがテレビの他の番組や新聞だけで伝えられていたらこんな視聴率になったかどうかは
怪しいなと思っています。ネットが分かりやすく力を発揮した事が証明された事件だったの
ではないかなと思っています。

テレビでは様々な問題報道が有り、特に政治的な内容や国家の安全保障などについては
良からぬ報道が溢れかえっています。

私はそれらを地道にネットで指摘・訂正している側に僅かながら協力している人でも有ります。
「こんな事をしてもどの程度のインパクトになるのか」という気持ちはどこかにありました。


今回のSMAPの件で、ネット界隈の伝播力がもたらしたと思われる結果を見て、思っていた
以上に伝播力が有り恐ろしいものだと思い知りました。

勿論放送と違い、その伝播力は人力によってもたらされていますから、人の興味の度合いで
その力が極端に変化します。テレビやラジオなら、興味がない人にもある程度伝達されて
しまいますが、人の興味が関与する伝達法なだけに人の関心が得られなければ大した
力にはなりません。


かなりムラっ気の有るものである事を認識したうえで、恐ろしい力を持っている事は間違い
が無いことは分かりました。人の手を介したバケツリレー方式なので、レイテンシは余り
優秀ではないはずなのですが、ツイッターがそのレイテンシを大きく知事めることに成功した
お蔭でかなり優秀なものになったと思います。

そう言えばそのツイッターが140文字制限から1万文字になるとかどうとかいう話が出ていますが、
私は大いに反対。折角のツイッターの即時性や流し見に適した状態が失われてしまいます。
こういったものは機能が制限されている程利用が活発になるものです。

不便なものを何とかして使いこなそうという力が働くと、大きな力に成長するのです。
便利にしてしまったらただのSNSや掲示板などと変わりません。

ツイッターは即時性と、高負荷に強いのがメリットなのですから、そのメリットを奪うような変更は
慎むべきです。負荷への強さは制限されている文字数が大きく役立っているのですから。


ともあれ、今回の視聴率爆発を生み出したのはテレビの宿敵とされていたネットの世界なの
ですから、世の中皮肉なもんだなと思いました。共存できますよね。
というか共存できない番組が淘汰されていくという事なのでしょう。

過去にはほこ×たてがネット絡みで消えました。
今回のSMAP×SMAPも抗議殺到でBPO案件になったと伝わってきています。
これもまたネットの世界に処刑される事になるのでしょうか。

  1. 2016/01/19(火) 20:49:29|
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ソニモバ、2月22日にバルセロナのMWCでプレスイベント開催、新型スマホ(820搭載?)の発表有り?

ソニーモバイル、2月22日にスペインバルセロナにてプレスイベント開催、新型スマートフォンなどを発表する可能 ~ GPAD
ソニーモバイル、毎年スペインバルセロナで開催される国際モバイル見本市 MWC に合わせて、2016年2月22日にプレスイベントを開催。何を発表するかは現時点では不明ですが例年通りだと新型スマートフォンなどが発表される可能性。
 ■ プレスイベント開催日時
 2016年2月22日 8時30分 (日本時間 2月22日 16時30分)
 ※ 公式案内ではありません、今後日時が変更される場合があります

ソニーモバが2月22日にスペインバルセロナで開催されるMWC2016(国際モバイル見本市)で
プレスイベントを開催との事。

発表される内容は未定。
例年通りだと新型スマートホンの可能性が高いと思われます。
もしそうだとすると、Xperia Z6シリーズの可能性が高く、Snapdragon 820を搭載した
端末であると考えられます。

ソニーはそこそこのものは作ってきますが、どうもイメージの作り方は下手くそで、
一部会社は違いますが、同じソニーグループ内の頭の悪い層がGateKeeper問題を
起こしたりして大きく足を引っ張る組も有ります。

スマホ部隊は単にイメージ作りが下手なだけなので、その辺りの演出をもっと上手に
やってもらいたなと思います。今の「だから私はXperia」とか、回復の兆しも無いことは
無いですしね。

国内スマートホンで今でも現役でTVCMを続けているのはXperiaだけです。
iPhoneもCMの数はとんと減りましたし、スマホ自体を積極的にTVCM続けている所が
そもそも無くなってきました。そんな中で孤軍奮闘続けているのはいい事だと思います。

最近だと「そこにいる全員が使っているスマホがXperia」なんて事も起こるので、
それなりに人気が有ることは確かです。

恐らく発表されるものは順当に進化したものだと思いますが、それでいいんです。
奇をてらうよりも、期待されたハードルを一つづつ超えていくことが大事です。
変に奇をてらってハードルが越えられない場所が出てきたらそれこそガッカリですから。

  1. 2016/01/19(火) 19:44:50|
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iPhoneの部品サプライヤーが相次ぎ減収報告、世界中に溢れる在庫は6s世代だけにあらず5s迄も・・・想像を超えた在庫が溢れる様相の中、イヤホンプラグを無くすアップルの本音・・・ApplePayの競合潰しかも?

iPhoneの部品サプライヤーが相次ぎ業績予想を下方修正、WSJの報道 ~ PC ONLINE
米Appleの「iPhone」に部品を供給しているアジアのサプライヤーが、相次ぎ今後の業績予想を下方修正したと、米Wall Street Journal(WSJ)が現地時間2016年1月14日に報じた。
iPhoneなどに半導体チップを供給している台湾TSMC(台湾積体電路製造)は1月14日、高価格帯スマートフォンの需要が減速していることを理由に、2016年1~3月期の売上高が前年同期比で11%減少するとの見通しを明らかにした。

iPhoneに部品を供給しているサプライヤーが軒並み業績を下方修正している。
既に記事でも書いた通りアップルの業績はほぼ全ての予想屋さんが下げに変更しています。
今回の下方修正の報道はそれを追って裏付けた形になっています。

まあここまで「下げた下げた」って報道が有り、1月26日に発表される数字が予想通りか、
それよりも少しでもマシなら鬼の首を取ったように信者サイトが喜びそうな気がしなくも
無いですが、下げているのは間違いなく、信者系以外は下げた事実の方を強く心に
刻むものと思います。

Android端末を含めたスマホ自体の販売数はまだ伸びている最中に、6s/6s Plusの
販売数が足踏みしている事自体が大きな問題だと思います。

世界スマホ出荷台数、10%の伸び!Appleは好調から2016年は失速か? ~ iPhone Mania
2015年の世界のスマートフォン出荷台数は約13億台で、対前年比10%の伸びとなりました。

スマホ全体では2016年は10%の伸びを示すとされていますがiPhoneは落ちるとの予想。
2015年にiPhoneのシェアが伸びているのはiPhone 6の中国の発売のタイミングが遅かったことで
2015年にその少なからずが計上されていること。6sの中国発売が初期組になった事と、130ヶ国への
発売が前づめで2015年内に詰め込んだことが理由となって数字が上がっていると思われます。
当然2016年はパイを先に使いきった影響が出てきてどうやっても下げ圧力になりますよね。

Androidの場合は一つのメーカーが落ちた所でどこかのメーカーが伸びてカバーしてしまうわけで、
全体が下がることが今の所はないです。市場も地元メーカーがくまなく押さえてしまいますので、
穴という穴が塞がれてしまっています。そこではFirefox OSもWindowsもNOKIAもBlackBerryも
市場を奪われ、シェアを限りなく落としてしまいました。


では未だに伸びているAndroid端末とiPhoneの違い何でしょう?
実はAndroid端末の方が先に下がり始めていたと私は考えています。
そういった意味では目先は大きな違いはないと思っています。

Androidは伸びるのも早いですが、その分萎むのも速かったのだろうと思います。
それはサムスンの現状を見れば明らかでしょう。
市場のパイは決まっていますからね。

その萎んだ分を別のAndroid端末メーカーが新しい端末でカバーしているのです。
つまり、"変化"を起こして新しい市場を構築し続けている。
それがAndroid端末の世界であり、成功して伸び続けているのだと私は考えています。
ボリュームが大きく、競争の激しい市場でなければこれを行うのは無理でしょう。
Android端末の競争環境は熾烈ですから競争と変化に関しては十分だと思います。

Androidは新興メーカ-によってそこそこの性能で廉価化という波が押し寄せています。
ハードの性能とOSの出来と安定性は十分になったので、値ごろ感のある手ごろな端末が
求められるようになりました。

ハイエンドは決定的に大きなパイというわけではないです。それでもiPhoneの市場の
1.3~1.5倍程度のハイエンドAndroid市場が有り、2.5~3億台程度の規模でしょうか。
それを少なからずの複数のメーカーで取り合っています。そのハイエンドもiPhoneよりも
安い価格帯でパイを奪い合う熾烈な市場となっています。

よってユーザーから見てみれば、iPhoneと同レベルかそれ以上の性能の端末をiPhone
よりも安く手に入れられる。それがAndroidのハイエンド端末の市場です。

一方ミドルからローエンドへはNOKIAやFirefox OSですら割りこめなかったほどに潤沢に
揃っていますし、日本へ輸入している業者もいっぱい有ります。これがAndroidが強い
最大の理由。何が有っても無くならない。ハイエンドはそうはいかないけれど、ローエンド
までしっかり揃っているとその端末が廃れる事はまず有りません。Windows PCはなにが
何でも無くならないと言っていい状態であるのと同じで、Androidもここまでくれば相当な
事がない限りはもう無くなるなんて事は有り得ないでしょう。
仮に無くなるにしても相当な時間がかかります。



ではiPhoneの環境はどうか。
確かにAndroid端末との競争は有るには有ります。
負けないようにAプロセッサの64bit化を隠しに隠してその間に出し抜いたり、指紋認証で
市場を先に取りに行くなどの頑張りは見られますが、だからと言って頼もしい変化で
市場をリードしているかと言えばそこまでは思えません。
どちらかというと守りに入っているように見えてしまいます。
確かに大画面化やデザインの変更など、一定の変化はし続けてはいます。

でもApple的にはもうネタ切れのように思います。
今アップルが模索している道を洗ってみましょう。

iPhoneの2016年モデル、特徴は大容量化と薄型化
ただし投資家はiPhoneの成長に悲観的 ~ Japan Business Press

海外メディアの報道によると、米アップルが今年発売する「iPhone」の次期製品には、従来の2倍のストレージ容量を持つモデルが登場する見通しという。

「大容量化と薄型化」相反する事を同時に行うとの事です。
まあバッテリーも進化はまだ続けていますからね。
容量の増加と薄型化が両立する可能性はあるには有ります。
例え1mA/hでも増えていれば容量の増加と言っても嘘では有りませんしね。

アップルの“奴隷”となった液晶産業に怨嗟の声 ~ DIAMOND online
「想定以上に、受注の谷が深そうだ」。中国におけるスマートフォンの流通在庫の膨張を発端にして、2016年1~3月期のiPhoneの生産調整の観測が出始めたのは、昨年12月初めごろ。
もともと、生産量が減る時期ではあったが、あるサプライヤーによると、当初計画より3割前後も少なく、それまでフル稼働させていた生産ラインに「急ブレーキをかけざるを得なくなった」という。

液晶関係もかなり苦しんでいるようです。
ここで重要な情報は、「関係者によると、減産の割合は6sプラスの方が大きい」ということ。
つまり高額で、アップルからすると実入りのいい端末の方が売れていないということになります。
大型化に進んでいたスマートホンの世界も、どうやら高額化のデメリットには勝てなかったようです。
アップルからすると戦々恐々でしょう。

iPhone7イヤフォン端子廃止説、サプライヤー認める―ワイヤレスイヤフォン登場へ ~ iPhone Mania
2016年に発売が予定されているiPhone7では、従来の3.5mmイヤフォン端子が廃止されるとの情報が流れていましたが、サプライチェーンもこの噂を認めたことが分かりました。

さてこのイヤフォン端子の廃止の話。
多くはヘッドホンをどうするのかという事でやれBluetoothだの、ライトニング変換だの、
色々言われています。しかし真の問題はそこには有りません。

そういう「まともな用途」には色んな代替手段が既に予想されているように幾らでも存在するわけです。
Bluetoothになった所で、音質の問題はあるにせよ、出来る出来ないの話からすると「出来る」わけで、
それが社会的に大きな問題に発展する事は無いでしょう。

しかしイヤフォン端子が廃止になると必ず大きな問題が起こります。
それはSquare等に代表される特殊な方法でイヤホン端子を利用するものです。
自撮り棒でもシャッターにイヤホン端子が使われています。
シャッターはまだ代替手段はあるには有りますが、Square手詰まりになる可能性が高いです。

 

私はイヤホン端子外しがもし本当に起こるのなら、アップルによるApplePayの競合潰しだと睨んでいます。
薄型化とか適当な目くらましの理由を言っておけばメディアもユーザーも煙にまけるでしょう。
本命は他のカード決済を潰してApplePayへとユーザーを集める事、その線が濃厚な気がしています。

もしそれが真実だとすると、iPhoneを育ててくれた決済手段を競合として扱って潰してまで、
自社の売り上げを上げようと考えている事になります。
なんとまあ酷い会社だことか。

Lightningコネクタでも我田引水の考え方ですしね。
イヤホン外しだって現実になったらそういう目論みだろうとしか考えられません。
勿論同時にコストダウンも図れた上に、デザインでの主張も出来る。
上手く考えたもんだと思います。いや、まだ噂段階ですね(笑)
でもこの情報はどこまで反対が広がるのか、どういった理由で反対するのかという
観測気球なのだろうと睨んでいます。


で、ついでに4インチ版のiPhoneの話。
新4インチiPhone、iPhone6cではなく「iPhone5e」として発売へ ~ iPhone Mania
春先に発売されるとされている噂の4インチiPhoneですが、これまで「iPhone6c」「iPhone7c」、はたまた「iPhone5 MarkⅡ」など様々な名称が噂されてきました。しかし、ここに来て新たにサプライチェーンからの情報として、「iPhone5e」となるのではとの観測が出ています。

名前なんてiPhone 6cでも5eでもなんでもいいです。

これは観測気球なのか、期待をする層からのボトムアップなのか、今一つ判断が難しい所です。
ただアップルがケースや部材を使い回し、基盤に載せるプロセッサだけ変更して製品を出すのは
考えられるシナリオでは有ります。可能性は6cよりも高いとは思いませんが。

アップルとしては古い部品はどんどん無くしていきたいでしょう。
そういう意味で5sの部品を引きずることは少しでも避けたいはず。
全ての端末を6世代の部品に入れ替えればコスト的にちょっとでも有利になるはずです。
今更5s世代の部品に執着するのは私にはちょっと考えられないのです。

5eというネーミングも誰が考えたのかは知りませんが、適当に考えたもんだと思います。
アップルが5世代の名前を今更使いたいとも思えません。

アップルが4.0インチ版を検討は必ずしてはいるでしょう。
しかし検討するから実際に販売するとは限らないとも思っています。
やっぱり少しでも高いものを売りたい。
iPod touchを一度無くす方向で動いていた事も考えると平均客単価が1ドルでも
下がるものは出したくないはずです。それはiPad miniの時にも見え隠れした姿勢です。
なので少々のメリット程度では4.0インチ版は発売をどうにかして回避できないのかと、
延々と検討し続けているでしょう。「もう駄目だ」となった時にやむなく4インチ版を
発売するという事になるだろうと睨んでいます。


それは冒頭に扱った下方修正の記事に絡んできますが、アップルが6s世代の端末の
マイナスをどこまで許容するかにかかっているだろうと思います。6sが売れないから6を
安く売ってカバーしているのが現状です。恐らく日本以外でも同様の事をしているでしょう。
サプライヤーのマイナスはそれを込みでの数字だと思っています。

要は6世代の安売りでも6sの落ち込みはカバーしきれていない。
その影響は5sの安売りも繋がっていきます。

アップルの時代に変化? 岡本 裕明 ~ アゴラWeb
会社払いの携帯を法人の包括契約に変えることにしたのですが、その際、電話会社がそっと差し出したのが5S。タダで上げるので使ってくれと。私はiPhone6があるから要らないよ、といったらこれは定価がカナダで600ドルぐらいするからネットオークションで売ればいいお金になるよ、と。

電話会社が「5sをタダであげる」との事。

これいつかどこかで見た様な有様ですね。
日本以外のカナダでも同じ事が起こっているって事ですね。

アップルの端末の台数や売り上げの発表は基本的には出荷台数です。

カナダには5Sの在庫がまだ相当あってそれを使ったかなり無茶な営業攻勢が行われていることなのでしょうか?

どうもきな臭い空気が漂い始めましたね。

アップルはキャリアや代理店の倉庫に対して出荷した数字まで売り上げとして計上して
いるような気がしてきました。

この無理やりなばら撒きは日本だけではなかったという事で、もしかすると世界中の
キャリアの倉庫にはiPhoneが溢れまくっている可能性が浮上しました。

日本のキャリアや総務省はこの現実をどう受け止めるのか。
自社の倉庫を一度棚卸してきっちりと点検してみてはどうか。
どれだけのiPhoneをアップルに掴まされたのか、考え直してみて欲しい。

ユーザーから高く徴収してアップルに貢ぎまくって利益を高く維持できるわけは有りません。
収入も大事だけど、支出をどれだけ絞るのかが大事なわけで。
日本のキャリアはアップル方面にだだ漏れじゃないですか。

まあこの記事ではカナダでも同じ事が起こっているという報告なわけですが。
何時まで世界中のキャリアはアップルの靴の裏を舐め続けるのでしょうか。
売れる数よりも多くの端末をねじ込まれ、結局アップルの決算発表の数字に
貢献するだけの販売戦略をいつまで続けるのでしょうかね。


そんな中でのiPhoneの販売数低下のニュース。
恐らく5sがこれだけ余っているとの話ですから、5s、6世代、6s世代と相当の数が
世界中の倉庫に居るのだろうと思います。それはアップルも把握し切れていない
可能性が濃厚でしょう。まさか世界中のキャリアの動きをつぶさに把握できている
とは思えません。

生産は3割減という話でしたが、それは今年に入っての話で、去年の早い時期から
既に部品発注量を減らしているわけです。という事は、実際には予想よりも早期
から在庫が詰み上がり始めていたと言っていいでしょう。

世界中の倉庫に眠っているiPhoneの数、想像するだけで怖くなってきました。
株価の場合は株価が下がる前に全投げした人が勝ちですが、iPhoneの場合は
どんな処理をすると勝ちになるのでしょうか。スケールが大き過ぎてちょっと想像
出来ません。いや、規模が大き過ぎて想像するのが怖いんですよ。下手をすると
iPhoneの在庫で何社かキャリアが吹っ飛びかねない事になりそうな気もするので。

  1. 2016/01/19(火) 01:48:24|
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端末を適正価格に、その代りパケットや音声通話も適正価格にして欲しい・・・ドコモがもうすぐ端末代金を1~2万円上げると言うが、全部のユーザーに公平な料金体系を考え直してほしい

NTTドコモ、スマホの価格を1−2万円値上げへ −− 実質ゼロ円を廃止 ~ 気になる、記になる…
日本経済新聞によると、NTTドコモがまもなくスマートフォンの価格を1万~2万円値上げする事が分かりました。

定価はまあいいとして、えげつない割引合戦で「実質端末価格0円」や、この時期辺りになると
見られる「一括0円」、特にiPhoneの"旬"が終わり始めた頃によく見られるアレです。

特にiPhoneは5sや6が大量にダブついているようで、旧型のiPhoneが昔の国産型遅れ端末に
代わり、積極的に一括0円端末として叩き売られているようです。もしかするとアップルの
"出荷"ベースの数字の為の餌食にされているのでしょうか。

そのせいかどうかはともかく、一括0円やキャッシュバック、ポイント還元と色んな形で
端末が叩き売られていますが、ドコモはどうやらそこに手を付けるようです。

私的にはiPhone 6 16GBの叩き売りをどうにかしろと言いたい所です。
どこに行っても一括0円とは言いませんが、一番ばら撒きを見かける"アレ"である事には
間違いありません。特に関東では酷いみたいですね。

ユーザーですからそりゃ端末は安い事にこした事は有りません。
しかし平等に還元されるなら私は文句を言う事も有りませんし、大手キャリアでスマホを
契約し続けていたでしょう。私がスマホをMVNOに逃がす決意を固めたのは、キャリアが
純増の奪い合いで数字ばかり追い、ばら撒きをやめない現実に辟易したからです。

私みたいに端末を限界まで使う事に面白さを感じる人間からすると"養分"と言われる
キャリアの搾取対象になってしまいます。それでも昔のように通話で毎月携帯代が
4万円前後を支払っていた時期ならそれだけ使っていたので納得する所ですが、
今や工夫して出来るだけキャリア回線に負担をかけない使い方をしているにも拘らず、
底辺料金を底上げした携帯料金を提示され、それしか選択肢がない状況です。


私は不公平な端末料金にこうして手を付けてくれることは大賛成です。
しかし携帯料金をモバイル回線に負担をかけて使っている人、私のように殆ど負担を
かけないで使っている人で一律底上げ料金ではキャリアによる定額料金制の悪用と
しか見えません。

端末料金を上げるならそれに見合ったパケット単価や通話料金の見直しは当然だと
私は考えています。端末料金だけ徐々に上げていくけど、パケットパックで1GBを作って
お茶を濁すだけみたいな幕引きでは絶対納得しません。

普通にスマートホン契約すると月額7000~8000円程度になるケースが多いと思います。
そこに端末代がガッツリ乗ると、大手キャリアとの契約は確実に1万円を超える事になります。
今のままではそうなる未来がやってくる勢いです。

パケット単価等に手を付けたくないなら、せめて通話定額の強制をやめるぐらいはして欲しい
所です。私は月に多くても3~5回も電話をしません。通話しない月の方が圧倒的に多いです。
でもデータ契約だと時として不便が有る。だから通話も残しているという感じです。

通話専用の折りたたみ携帯は無料通話が毎月付いていますが、繰り越した後にどんどん
あぶれて消えていっている状態です。そのぐらい通話をしていません。
なのに通話定額を強制するような今のドコモの方針は昔から問題視されてきた「抱き合わせ商法」
そのものであり、通話がアプリ化していくと見越して導入し、悪質としか言いようが有りません。

私が昔毎月通話で4万円前後払っていたような使い方を今でもする人にはそれを支払って
もらえば良かったじゃないですか。「使った分の回収」よりも、「年間これだけ利益を上げる」
所から逆残したような料金体系には大いに疑問が残ります。


端末代の引き上げも、利益率ばかり気になるドコモからすれば「渡りに船」だったのでしょう。
カケホーダイライトとパケット2GBプランを組み合わせても結局は5000円を割る事は無い
ですし、1GBの契約を追加して5000円を割ったとしても、MVNOで1500~2000円でやって
いる以下の事を出しただけに過ぎません。

1GBみたいなけち臭いプランを出すなら2GBをその料金にしろと。
MVNOがあの価格でやれているのだから、同様のプランをせめてその2~3倍の料金で
済むようにしろと言いたいです。今は3倍以上の値段でMVNO以下の契約内容です。

勿論ショップを構えるコストや基地局や施設を維持管理する費用が必要な事は分かります。
だけど、月額比較で3倍以上の価格を取るのはちょっととり過ぎだろうと。

その差を冷静に比較すれば安倍首相が言い始めた「携帯料金を安くしろ」は正しい言葉
だったと思います。MVNOにそれだけ安く卸せるなら、MNOとしてももっと安く出来るはず。

その上で適正に端末代を取ればいい。
今の端末代はどう考えても適切じゃない。
1~2万円上げた所で何の意味もない。

世界一高価格帯と言ってもいいiPhoneが、何故投げ売られているのか。
大半のAndroid端末よりもなぜ安いのか。
適正価格で売ってくれたら何も問題は言わない。
だけどそれならMVNOに卸している価格に見合った料金体系にしてほしい。
安倍首相の言っている所はそこなんだから。

異常なんだよ、日本の携帯の契約体系は。

  1. 2016/01/18(月) 03:10:07|
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MediaTekはA72を使った3クラスタ構成、モバイル向け次世代ハイエンドプロセッサはメーカー毎の個性が大きく出る模様

MediaTekの10コアプロセッサはベンチマークでSnapdragon 810よりも最大41%も高性能 ~ juggly.cn
MediaTek より近々リリースされる 10 コア CPU の新 SoC「Helio X20(MT6797)」のマルチコア処理のベンチマークテストで既存のスマートフォンを圧倒していたという情報です。
ベンチマークアプリ「GeekBench」に投稿された「alps mt6797」のテスト結果によると、テストスコアはシングルコアが 2,094 点、マルチコアが 7,037 点でした。

クアッドコア、オクタコアと各社だいたい足並みそろった進化を遂げてきましたが、
ポストオクタコア辺りでそれぞれの道を進む企業が増えてきました。

MediaTekは10コアプロセッサという選択をするようです。

「Cortex-A72とCortex-A53 で 3 つのクラスタを構成したトライクラスタのプロセッサ」

というわけで、Cortex-A57後継のCortex-A72を使って3クラスタ構成のハイパワープロセッサに
仕上げてきた模様。

Cortex-A72世代のARMコアを利用して性能アップしたプロセッサが次々に出てきそうです。
Snapdragon 820の登場も間近ですしね。クアルコム内のA72世代のオリジナルコアは
Kryoで、これの性能もそこそこ良さげです。アップルのA10もA72世代のオリジナルコアで
速度を上げて来るみたいですし、ARM A72世代の他コアは速度競争がし烈になりそうです。

A57世代は64bit化で出し抜こうと年単位で先行していたアップルが有利になっていましたが、
その時期に32bitの高速化に全力を尽くしていた他メーカーも、ようやく64bitでの本格的な
高速化に手を付けられる世代になってきました。

とりあえず64bit化をするだけで手いっぱいだったA57世代とは違い、本気で64bitコアで
高速化を考えて作られたプロセッサがA72世代以降に展開されます。32bit時代に築いた
高速化のアイデアをこの世代か次の世代辺りで適用され、ようやく同じラインでの速度
競争に突入します。

追われるアップルとようやく本気を出し始めるプロセッサメーカーの戦いになっていくと私は
見ています。端末メーカーがプロセッサ開発をするという話も一時期話題になりましたが、
どちらかというと何かに特化したプロセッサになるのではないかと思っています。
少なくともモバイル端末向けの汎用プロセッサとなると片手間で参戦できるような世界では
ないでしょう。

Snapdragon 810では熱問題が話題になりましたので、次の世代はどのプロセッサメーカーも
熱対策にはより力を入れるのではないかなと思います。例えクロックを削ってでも、
熱は悪いイメージがこびりついているのでそこだけは避けてくるように思います。

そんなわけで820での本気やMediaTekの10コアがどういった結果になるのか、ちょっと
興味が湧いています。楽しみに待ちたいなと思います。

  1. 2016/01/18(月) 02:10:10|
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【豪速対応】赤星氏がXperia Z(SO-02E)向けのBLアンロック端末用CM13もリリース

昨日赤星氏がXperia ZにCM12.1をリリースした記事を書きましたが、なんとその直後に
SO-02EにCM13もリリースされました。

 〇Xperia Z(SO-02E)向けのCM13.0リリース ~ THE MIDDLE OF NOWHERE / 辺境の憩い

詳しくは赤星氏のページを見て頂けばと思います。

なんとまあとんでもないペースでリリースされていて驚くばかりです。
赤星氏のパフォーマンスの高さを見せつけられられました。
何このビルドペース・・・(;´Д`)

前回の記事で書いたHALがそのまま通ったの件ですが、赤星氏曰く
「カーネルヘッダーが新しいので、HALのソースを編集せずともビルドできる」
との事でした。

成程、ヘッダに色々追加されて更新されていくのでカーネルが新しい程色々余力が有るって
事ですね。仕様が古くてヘッダが対応出来てないものだったらHALのソースを編集して新式の
Androidのヘッダに合わせないといけないって事ですか。
言われてみれば成程そういう事かって感じですね。
利用頻度が低いなら、HAL側では無くてAndroid OS側を編集して旧式のヘッダに合わせても
いいのでしょうが、そうなるとソースが更新されるたびにそこを編集しないといけないので大変ですね。

例えばグラフィック関連で、四角を描くという命令がHAL側に無かった場合、GPUに四角を描く
コマンドを発行する新しい命令を新設してヘッダを追加して足りないものを補うような感じなのでしょう。

ただし必ず古いハードウエアに新しいHALが対応できるとは限らず、対応できない場合は既存の
命令に置き換えて無理やり対応させる必要が有ります。例えば古いハードのGPUにその四角を描く
という機能が無い場合、「線を引く」や「点を打つ」という命令に置き換えて、ループさせて指定された
サイズの四角を描画するように代替させる必要が有ります。横線をいっぱい引いて四角に置き換え
ればスピードは落ちますが、要求された目的は果たせてHAL側は必要な仕様を満たせます。

恐らく赤星氏はGX向けのCMをリリースするにあたり、全てのハードウエアのHALに対してこういった
代替措置を行っているものと思います。CM12.1ならこれが足りない。CM13なら更にこれとこれが
足りないみたいなノウハウを沢山持っておられるのでしょう。

勿論これは想像なので全然違うかも知れませんが。
赤星氏の話を聞く限りこうじゃないかなって気がしたので想像してみました。

CM13で赤星氏はカメラ対応で苦労していらっしゃるみたいですが、恐らく決定的にGXの旧カーネルの
HALに足りない機能が有るって事なのかも知れません。そうでなければHALとのインターフェイスの
仕様が余りにも変わり過ぎていて一筋縄では対応出来ないみたいな感じでしょうか。
デバイスツリーも眺めていないので何とも言えませんし、勿論これらも想像なので真実は赤星氏のみぞ知る事です。
大変な作業、お疲れ様でした。




それはそうとMicroSDカード届きました。

東芝のEXCERIAです。
これが2000円前後で買えるのですからいい時代になったものですね。
Zに入れてみましたが、速度的にも十分だなと感じさせます。
ここまで速くなるとかなり巨大なデータを扱わないと内蔵eMMCとの違いがもう
分からないレベルになってきましたね。有り難い事です。
64GBも有れば容量的には十分ですしね。
以前は32GBでも十分と思っていたのに、時代がさせる要求ってすごいですね。
そう言えば昔は1MBのフロッピーでもいっぱいにするのが大変と思っていましたもんね。

  1. 2016/01/16(土) 22:45:53|
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学割でお得に・・・1GBプランでもっとお安く?ふざけるな!意地でもパケット単価に手を付けようとしないキャリアには総務省指導でMVNO攻撃を希望する

学割についての記事の要望が有ったので触っておきます。

各社学割ウェブページ
 〇ドコモの学割(2016年1月21日(木)~2016年5月31日(火)) ~ ドコモ
 〇今年は何かが違う。auの学割(2016年1月14日(木)~2016年5月31日(火)) ~ au
 〇ギガ学割(2016年1月15日(金)~2016年5月31日(火)) ~ ソフトバンク

何だかんだと各社知恵を絞って横並びを避けて出し抜こうとしながらも結局はほぼ横並びの施策が出てきました。

今更このブログでどこがお得とかそんな比較をするつもりは有りません。
それは他でいっぱいされると思うので適宜探してみてください。


では学割についてのツッコミに入っていきます。

学割だけど25歳までが対象、依頼主の方はここに怒りを感じておられるようでした。
不公平がとても気に入らないという訳です。
その意見はとても正しいと思います。

しかし実は私はもう学割には興味を無くしています。
何故かというと不公平は学割だけの問題ではないからです。

キャリアはパケットや通話代を比較的高い目に設定し、特定の端末を安く捌いて一部の人だけが
得をする施策を続けてきました。

もう無い無いと言われながらも関東では未だに続いているようで、ポイント還元ながらもまだ
そこそこ割のいい還元を行っている所も有ります。


一括1円&3万ポイント還元。
2台まとめてなら2円&8万ポイント還元。
2台まとめるとハイエンドスマホ1台分がタダになるらしい。
そこそこの家電が一台買えますね。
上記のツイートで見えない全体所まで拡大


画像を見ていくと有料コンテンツは以下の2つだけのようです。
 ・ビデオパス(月額562円(税別))
 ・スマートパス(月額372円(税別))
コンテンツについてはこの2つだけなので、まあまあ優秀っぽいですねw


学割もこういった売り方も、私は根が同じだと思っています。
結局はMNPを利用した客の奪い合いの構図はずっと変わっていないのです。
端末にお金(ポイント)を付けるのを利用するか、学割を利用するのかの違いです。
なので今更学割を叩いても・・・ってのが私の意見なのです。

ぶっちゃけキャリアの今の施策を全部ひっくるめて叩きたいというのが本音です。
安倍首相の「携帯料金を安くしろ」の掛け声は間違っているとは思いません。
しかしその先で何が話し合われたかは結構問題。

実際おおよそ業界の全体像が見えているこのブログを見に来ているような方々等からすると、
文句の一つも言いたくなるような施策しか出てきません。総務省の対策も後手後手。
キャリアがするっと上手くすり抜けてしまっている状態。


学割にしろ、端末にしろ、キャリアに全て権利を持たせて任せっきりにしているから
こういった姑息な販売法が行われるわけで、SIMフリーだって実質骨抜き状態。
マシになってもキャリアがまた条件を上積みする始末。

なわけで、もうキャリアから端末販売を引っぺがしてキャリアの端末販売は禁止にして欲しい。
端末は端末販売専門店が請け負う事にして、販売を分ければちょっとは何かが変わるかも。

学割についてはもう勝手にすればいいと思います。
どうやってもMVNOの料金には勝てないし。
真の安さを求める人は学割とかもうどっちでもよくなってMVNOへ転がっていくでしょう。
キャリアに縛られる事の馬鹿らしさを我々が発信し続けてやればいいのです。
それがキャリアの学割などの不公平な施策に対する最大の抵抗です。

MVNOももっと学割シーズンを攻めるべきだと思います。
なんでMNOのやりたい放題を放置しているのでしょうかね。
家族でまとめてゲットできれば多少のコストも安いものでしょう。
一度契約させれば家族纏まっているなら崩れにくいと思うし。
MVNOはまだこの辺のノウハウが溜まってないのでしょうか。
それとも黙っていても一定の客が流れ込んでくるから、出来るだけコストをかけない
ように営業しているのでしょうか。その辺は分からずですが・・・。


ちなみに何故学割をキャリアがこれだけ必死になるかというと、やっぱり学生は先が長い。
将来卒業して家庭を持つ。
そうして子供を産み、その子供も新しく携帯を持つ。
だから学生を攻めるのは十年二十年先を見た重要な戦略なのです。
十年先の為に今コストをかけるのは惜しくない。
だから極端に安い契約を生み出すわけです。
しかしこんなので移動してきた人はまた次もちょっとしたことで移動してしまいます。
なのでコスト比の割がいいかどうかは未知数です。
それでもキャリアはやらないわけにはいかないのでしょう。
悪貨は良貨を・・・の理屈か。


話はちょっと学割とはズレますが、総務省が安くしろの件ももうちょっと突っついておきます。
各社は1GBの契約を作ればそれが達成できると自信満々です。
しかしみんな感じていません?
「これじゃない」感。

私は大いに感じています。
今やデータ通信のみなら例えば私が使っているU-mobileならMVNOでは1GBで790円、5GBだと1480円です。
先日話題になった0simのように512MB迄タダというとんでもない商品すらある始末。
3GBまで使うのならダブルフィックスで~1GBが680円、1GB~3GB迄が900円です。
つまり3GBが900円と考えればいいと思います。

音声付だと3GBが1580円、5GBが1980円、MNPも出来るし普通にSMSも届く。
キャリアメールに縛られていない限りは混雑する場所でよほどの高速性を求めるとかでない限りはMNOとの
違いを感じる事はない。意識するのは端末の再インストールをした時にAPNを設定する時ぐらいか。
テザリング設定の時も感じるけれど、adbでコマンドを打ってしまえばもう関係なくなるしね。
少なくとも私が持っているXperiaの世代では。
CM等のカスタムロムを焼いてしまえばそれも関係なくなりますし。


なもんで、学割?なにそれ。
ハイエンド端末?キャリア端末を見捨ててロム焼くし。
そうすればクソアプリ満載のキャリア純正の最新端末よりも快適です。
残念ながらそういう所で私は落ち着いてしまいました。
余計なモノが無ければ動作が軽いだけでなくバッテリーの持ちもいいですしね。
MNOのキャリアを見捨てればすっと気持ちが軽くなりますよ。

多くの方が求めているのは1GBのプランでもなく、不公平な学割や極端な端末の売り方でも有りません。
素直に通話を余りしない人が安く維持出来、パケット単価自体を安くすることです。
例えばパケットプランを3GBなり5GBを今の半分の価格にして、その分端末が普通の価格帯ならば
みんなそれで納得しますよ。

端末価格が上がり「官制不況」なんて言葉も一部では出ていますが、異常な売り方のおかげで
売れていた事が間違いなのであって、普通に戻すだけの問題です。
高速化の極地の最新プロセッサで、メタボなアプリ環境をぶん回す。
何とも不健康な端末なんでしょうか。
クソなアプリ環境をもう少し軽くすれば、もうワンランク下のプロセッサで同じ性能を十分出せますよ。


毎月の維持費が高いのに、端末代を一部の人だけに極端に割り引いたりお金やポイントを配るから怒るわけです。
MNOは利益率が高いってことは、もっと値下げ余地が有るって事で、そこをどうにかすべきです。
もっと下の限られ過ぎのプランを作り、本丸のパケット単価には手を付けないなんてユーザーを舐め過ぎ。

MVNOがものすごく安いサービスを展開している以上、もっと下げられる事が証明されているはずです。
まさかMVNOには赤字で提供しているということかのか?私にはそうは思えない。
MNOの黒字幅を見ている限りは。

キャリアは1GBプランとかふざけた事を言っていないで3GBを1GBプランクラスの値段に落とせ。
最高速なんてどうでもいい、クソ食らえだ。
とりあえぞパケット単価を下げろ。

いい加減学割とかの不公平は無くして正攻法で安くしろ。
まずはそこからだ。

  1. 2016/01/16(土) 19:28:45|
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赤星氏がついにXperia Z(SO-02E)向けのBLアンロック端末用CM12.1をリリース(バッテリー持ち追記)

世間では色々起こっていますが、無視して書きます(笑)

既にこれ系の界隈では話題になっているみたいですが、GX向けのCM等のビルドでおなじみの
赤星氏がXperia Z(SO-02E)向けのCM12.1をリリースしました。

"その時"がいきなり訪れたのでびっくりしました。
やっぱりCMのソースに慣れている人は対応の速さが違います。

さすがに新しいカーネルは対応が楽で良いですね。ディスプレイHALやメディアHALは無加工で通りましたし、GXで最大の問題であるUID-basedルーティングのコミットも取り込まれているので、開発へのポテンシャルを感じさせます。

この部分よく状況が分からないのですけど、標準で付いてくるHALのソースがZでそのまま使えた
って事なんでしょうかね?HALってハードウエア依存だと思っていたので、?マークが飛んでいる
状況です。それとももう一層ハードに近い層が有るって事なのでしょうか。

それはいいとして、ZとGXの発売時期を考えると、半年程度しか間がないのに、赤星氏がこれだけ
違いを実感しているという事は、内部的には相当違うのだと思われます。

恐らくGXは2011Xperiaの延長としてハードが構成され、カーネルもそこから来ていると思われます。
実際Flashtoolでも、GXを2011 Xperiaと表示する事も有るぐらいですから。

一方Zシリーズはそれ以降のZシリーズの新しいハードとして開発された新プラットフォームだった
という事も分かると思います。GX/AXで2011シリーズのハードは終わりで、Zからは新プラットホームに
なったという事かも知れません。

そのせいかどうか分かりませんが、私がXpeira AかZかZ3~かで迷っている時に、赤星氏がZに
しようという発言をされていたのでZにしようと決めたのですが、それに対して赤星氏は「Zでの
開発はまだどうなるのか分からないのでAにしておいた方が無難かも」的な意見を頂いており、
もしかするとその段階で既にカーネルの違いを実感されていたのかも知れません。



ともあれスタートしたXpeira Z向けのCM開発ですが、予想外に早いスタートに私の方の体制が
追いついておらず、手元のZはまだ書き換え出来ない状態です。
MicroSDのカードもやっと注文した所です。
内蔵eMMCでも出来るのでしょうけど、出来たらストレージは分けておきたいの心です。

先の記事でZが4.4.2で一番古いと書きましたが、どうやらそれも
早期に解消されてしまいそうです。全部安全なOSになってしまいますね。
テスト用に古くて危ないのが一個残っていて欲しかった・・・(;´∀`)


何はともあれ、未だにアンロック向けのブートローダが終わった後のフックの仕方のタイミングの
取り方とかソースを見たわけではないのですが、とても工夫されているなって思うのですよ。
こういうのはあれこれ試してみて「ここらが一番マシかな?」みたいな探し方になりますし、
変な場所に入れるとリカバリーが立ち上がらなかったりしますしね。

とりあえず、SO-02E向けのCM12.1リリースの動きに対しての驚きから色々雑感でした。

[赤星氏がついにXperia Z(SO-02E)向けのBLアンロック端末用CM12.1をリリース(バッテリー持ち追記)]の続きを読む
  1. 2016/01/15(金) 20:29:30|
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【今更】Xpria arc(SO-01C)にCM12.1(Android 5.1.1)を入れてみた、フルセットで使うには若干工夫はいるが快適に使えたの巻

最近また手持ちの古い端末を触るのが面白くなってきました。
先日CM11(Android 4.4.4)をXperia arcに入れたのですが、Link2SDが無料版ではデータは1GBの
内部eMMCにしか作ることが出来ないとか、細かい制約が有るので結局面戸が起きるという事。
そのせいなのかどうかは不明ですが、動作が微妙な所も有り、結局CM12.1に入れ替える事にしました。

CM12.1だとMicroSD内に切ったext4の第二パーティションは自動的に/dataに結びつけてくれる
との事だったのも大きな理由です。Link2SDが要らなくなる。
というか完全にXperia arcの問題点だったeMMCが1GB問題から解放されるという事が大きい。

というわけでどうなるのかとりあえず実験です。

Xperia arcは今触っているGXやZとは違って国内版でもBLがアンロックできる端末です。
二台あるarcの内、以前Firefox OSを入れていた一つだけアンロックしてあるのでそれに入れました。
焼いたのはarc向けにCMをビルドして下さっている方のここで配布されているやつです。

/LX12.1_UBERTC_6.0_5.2/cm-12.1-20151213-UNOFFICIAL-LegacyXperia-anzu.zip (2015/12/13 20:36)
を焼きました。

urusiとanzuが有るので注意です。
urushiはXperia Ray(SO-03C)で別の端末なので。


焼くにはまず、Firstbootモードでboot領域をboot.imgで書き換えます。

PC側のコマンドラインで下記のように打ち込むだけですね。
>fastboot flash boot boot.img

勿論boot.imgのファイルを準備済みでなくっちゃいけませんが。
これでboot領域が書き換えられて同時にboot領域に埋め込まれているCWMも書き込まれます。
BLアンロックされている端末はこういった所が楽ちんでいいですね。

ちなみにboot.imgを書きこむ前にMicroSDに上記のCM12.1本体を転送しておかないとちょっと
面倒な事になります。やりたい方は先に転送を済ませてから始めましょうね。
準備忘れが無いか、しつこいほど確認するのがROM焼きの鉄則です。
忘れていたら後のフォローが面倒くさくなるので。

boot.imgさえ焼ければCWMを立ち上げてCM本体のzipを焼いて、5.1用のgappsも焼けば完了です。
私はopen gappsのpicoを焼いています。
電源オンで「ぶるっ」としたら、ボリュームの↓をポチポチしていたらCWMが立ち上がります。

MicroSDからzipを選んで二つをインストール後、ブート後にアプリ等のプリコンパイルが入ります。
5分ぐらい(適当w)したら無事CM12.1が立ち上がりました。



Androidセキュリティーパッチレベルが2015/12/1でかなり新しいです。
GX用が2015/12/29のソースコードですが、セキュリティーパッチ的には同じ12/1のものです。

というわけで、当然安全な状態になりました。
左はCM12.1(Android 5.1.1)で、右は先まで入れていたCM11(Android 4.4.4)の時のです。




そんなわけで各ブラウザでのStageflightのサイトでのチェックはこんな感じです。



全部パスして安全になりました。

SO-01Cは2011年3月24日発売で、Android 2.3.2 → 2.3.3 → 2.3.4とバージョンアップされ、
4.0 ICSはリリースされなかったAndroid 2.3で終了した端末です。
プロセッサはSnapdragon MSM8255 1GHzのシングルコア。
クロックアップ耐性が強く、1.7GHz辺りまでクロックを上げている人もいるようです。
私は1.2GHz程度で使っていますけど。CM12.1だと1.4GHzまで上げられますね。
クロックアップした分、CPUへ供給する電圧を下げていますのでバッテリーの持ちは変わらず。

その時期のiPhoneの状況は、4が2010年6月24日発売で4Sが2011年10月14日発売でarcは
丁度その間に発売されました。4sはiOS9が来ていますが4はiOS 7.1.2でサポートが終了しており、
iPhone 4が売られている時期に発売されたXperia arcが最新に近いというか、現行の製品に
主力で搭載されている5.1.1までアップされた事はすごい事だと思います。


ではarc向けのCM12.1の何がスゴイかというと、arcの内蔵eMMCが1GBしかないので、
Linuxカーネルやらアプリやら/data以下アプリ関係で使う全てのストレージメモリが
1GBで賄われており、アプリ向けが400MB程度しかなかった事。その問題を解決しました。

このストレージの狭さがarcの使い勝手の悪さに繋がり、この端末の寿命を極端に短くしました。
それをCM12.1ではMicroSDカードに第二パーティションを切り、ext4でフォーマットしていれば、
自動的にそこに/dataを割り当てる事でストレージ問題を解決しています。

私はたまたまGXの内蔵ストレージで似た様な事をするのを思いついて無駄なあがきをして
いましたが、arcでは既にそれを解決してビルドしたROMがリリースされていた事に驚きました。

インストールしたarcのCM12.1を触ってみると、確かに快適。
利用してるMicroSDでは内蔵eMMCよりも遅いと思われますので、動作の足を引っ張るかなと
思いましたが、それよりもストレージの狭さで整理が頻繁に入るマイナスが無くなったので、
その快適性のメリットの方が遥かに大きく、アクセスの速度差は大して問題になりません。
もちろん最低Class 10のカードを使うぐらいは必要ですが、それ以下のカードを持っている
人の方が少ないでしょう。

これ完全にarcのストレージ1GB関連の問題を克服しちゃいましたね。
もしかして実用レベルに届いてしまったかもしれません。

でもそんなに簡単に全ての問題が解決したとは言えません。
ストレージ問題が終わってやってきたのはRAM問題。

arcの搭載RAM容量は512MBです。
ここにカーネルやHALが載り、その上にAndroid OSが走っています。
DalvikでしたらRAMはそう食わないのですが、ARTは結構RAM食いです。
私の普段のアプリのセットを入れていくと、RAMの空が100MBを切りました。

さすがにここ迄RAMの空が減ると頻繁にガーベージコレクションが起こって
操作がかなり不快になります。困るのが検索などで文字入力しようとして
IMEが立ち上がったり、設定画面やIDの登録で次々と画面が開く場合。

これ結構RAMを食う作業です。
普段の操作は問題なくてもこういった新しいウインドウが上にかぶせて開いたり、
それを別のアプリで行うので、アプリを呼び出したりするときに動作が固まってしまいます。

というわけで実用になるようにシェイプアップ作戦。

CM12.1のAndroid 5.1.1はarcのシングルコアでも十分に軽く扱えます。
その状態から動作を劣化している要因を排除するのが目的です。

それにはWEBアプリを生かせという事で、意外とメモリを食うGmailやその他ウェブアプリ化
されているものでそこそこ巨大なものをChromeブラウザで開き、アプリをそのChromeで
開いたショートカットに置き換えます。

つまりはFirefox OSのような使い方にするという事です。
Firefox OSは一部ウェブアプリが一つのファイルになっていて端末にダウンロードして
オフラインでも使えましたが、私の方法ではそれは出来ません。
でもまあ電波が無い場所で使う事もないでしょう。

それをやって巨大アプリを排除すると動きが途端に軽くなりました。
特にプッシュ通知を受け取る為にメモリに常駐するアプリが意外と多く、それが溜まると
RAMの空が減少します。なのでRAMの少ない端末ではこの通知するアプリをどれだけ
メモリから排除するかがRAM不足を解消して快適化できるかの決め手になります。
他の古いAndroid端末でも使えると思いますが、恐らく古いiPhoneでも使える手法でしょう。
アプリのウェブ化は意外と使えます。Googleマップもウェブ化してもそこそこ使えました。
ただGoogleマップはプッシュ通知がないのでウェブ化するメリットは余りありませんが。

アプリをウェブ化する時の注意点として、利用するブラウザのセキュリティーに気をつける
必要が有ります。Android 5.1.1でその上で動いているChromeなので、その点については
全く問題なし。ブラウザが更新されたら更新を怠りさえしなければ今後も問題ないと思います。


古い端末でもここまで出来るんだという事でXperia arcをちょっと見直しました。
が、テスト用のAndroid 4.4の環境が無くなったのはちょっと残念です。
現在どう考えても古いarcが5.1.1、GXが6.0.1、その中ではまだ新しい方に入るZが4.4.2と
いうおかしな状況です。Zは赤星氏により5.1.1のCM12.1がリリースされたのでこれも
近々書き換えることになります。(その件は別記事で)


他にも古い端末が有り、4.0.4や2.3.7なんかも残っていますが、JellyBeanやKitKatが無いのが痛い。
旧OSでは一番実用レベルでしたからね。

でもまあ5.1.1が新OSでは息の長くなるものと思われますので、旧端末がこのラインまで
来れるという事は大きいと思います。本来こういった事はキャリアやメーカーが道筋を
引くべきなんですが、どうも目先の商売ばかりに目を向け、買い捨て指向に端末の利用を
方向づけてしまったのが問題だと思います。

そんな事をしてユーザーは信頼感を失ったまま手元にある端末を使い続けている状況です。
自分で出来る人は私のように古い端末を再生して使っていますし。

これがメーカー自身により、ある程度の事をやってくれていれば、結局は端末を買う数が減少して
いても、そのメーカーやキャリアへの信頼感は今の状況とは全く違うものになったと思います。

どうせ販売数が下がるなら、ユーザーの支持を売れていた時期にどれだけ作っていたかが
飽和した時代に生き抜けるかの違いを生み出すのだろうと思います。

今販売が下がり苦しんでいるメーカーやキャリアは、売れていた時期に何をしていたのか、
よく思い出すといいと思います。どうせ私達のような人はこうして端末再生を行うのですから。

  1. 2016/01/15(金) 19:57:53|
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auショップの元店員、客のメールをのぞき見して逮捕

客のメールのぞき見した疑い 携帯電話店の元店員を逮捕 ~ 朝日新聞DIGITAL
携帯電話販売代理店の店員の立場を悪用して客の携帯電話のメールをのぞき見したなどとして、警視庁はさいたま市南区文蔵1丁目、「auショップ」の元店員中村淳一容疑者(31)を私電磁的記録不正作出・同供用や不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕し、14日発表した。「女性のプライベートを見て性的欲求を満たしたかった」と容疑を認めているという。

埼玉のauショップの元店員が店員だった2014年に自分の携帯に客のメールが転送されるように設定。
またIDとPWを使って不正アクセスをして覗き見までしていとの事。

店が販売を請け負う大手通信事業会社KDDIが管理する顧客情報システムにアクセスし、店の客や知人の女性2人のメールが自分の携帯電話に自動転送されるよう不正に設定。同年8月24日~9月29日ごろの間、計約1200通のメールをのぞき見した疑いがある。
また、15年6月28日には、別の女性のIDやパスワードを使い、インターネットのメールサービスに5回にわたって不正にアクセスした疑いもある。

勿論これをやった店員も問題だけど、auの体制はどうなっているのだろう。

そんな誰でもメールの転送設定を簡単に出来たり、メール本文をのぞき見したりできるのが
当たり前なんだろうか。

他のキャリアでこの辺りはどうか。
気になる事件では有る。

  1. 2016/01/14(木) 22:49:59|
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今頃iPhoneの販売数の予測を下げたりしているアナリストが多いですが、部品発注減の報道は11月11日には既に有ったわけで・・・アナリストの方々は一体何をやってたの?ふしあな?

著名アナリスト、揃って「iPhone売り上げ台数は減少」と予測 ~ iPhoneMania
大手投資会社や金融機関の著名アナリストらが、Appleの2016年第2四半期(1~3月期)のiPhone売り上げについて、揃って前年対比減の予測を発表しています。

iPhoneの再ブレイクは10月までお預け?
投資会社Piper JaffrayのGene Munster氏は新たに発表したレポートで、第2四半期のiPhone売上台数予測を6,250万台から5,500万台へと引き下げました。同様に第3四半期(4-6月)の予測も4,850万台から4,500万台へと下方修正しました。

なんかもう一斉にiPhoneの売り上げ台数が減っているとかなんとか、アナリストも去年の12月の
終りになってから、または年が明けてからガンガン言っていますが、それでもファンサイトは
「再ブレイクは」等と銘打ってみたり・・・まあ別にいいんですけどね。
でもなんでそこまで前向きな言葉選びが出来るのかちょっと不思議だったり。


そもそもその動きは去年の11月11日付でSankeiBizがこう報じていたわけです。

アップル「iPhone6s」不振か 予定より部品発注10%減 ~ SankeiBiz
金融大手クレディ・スイスは10日、米アップルが最新スマートフォン「iPhone(アイフォーン)6s」の販売不振を理由に、部品発注を当初予定より最大10%減らしたとの調査結果を発表した。

クレディースイスが11月10日に「iPhone 6sの販売不振を理由に、部品発注を当初予定より最大10%減らした」
と言っているわけです。クレディースイスの信用が世界中で薄いのか、それともこの情報の受け手に
センスがなくスルーしていただけなのか、ちょっと考えてしまいますよね。
何にしても、年が明けてからファンサイトですら庇いながらもiPhone↓の記事を書いているわけです。

年末年始辺りから騒ぎ始めた人って一体なんなんでしょう?
既に出ていた情報も精査できないだけなのか、「まさかiPhoneシリーズが売れなくなるなんて
そもそも有り得ない事だ」と信じて疑わなかったのか、こんな重要な情報すら目に留める事も
出来ないふしあな君なのか、ちょっと当人たちに聞いてみたいの心です。

私のような素人ですら、6s発売当時・・・いや、その前から6sは売れないぞってずっと言って
きたわけで、その素人の何段階も下って事になりますよね。既に出ていた情報すら生かす
事が出来ないとか終わっている気がします。

  1. 2016/01/14(木) 20:09:19|
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iPhone 7に望むのはバッテリー容量の増加が8割、一通りAndroidからパクリ終わったのでそろそろ本丸に切り込むユーザーの声

iPhone7では薄型化よりもバッテリー容量の増加を望む声が8割超え ~ iPhone Mania
iPhoneも例外ではなく、メジャーアップデートを重ねるごとに薄型化が強調されますが、メーカーの声とは裏腹に、ユーザーは薄型化よりもバッテリー容量の増加を望んでいるようです。

iPhone 7では薄型化よりもバッテリーの増加を希望・・・。
誰もが当たり前中の当たり前の答えが噴出してきましたね。

みんな結局バッテリーの持つ時間を気にしているわけです。
トップの性能は、ガジェオタ層の自己満として、日々の使い勝手ではバッテリーの持ちが大事です。

しかしメーカーは出来るだけバッテリーを削りたい。
メインプロセッサと並ぶ高価な部品がバッテリーだからです。
出来るだけバッテリーの容量を減らしてコストダウンしたいので、
「薄型化」などと客の目先を逸らして生産コストを抑えます。

それもそろそろ客が黙っていなくなってきたのでしょう。
「iPhoneはアップル様が作るものが何でも最高!!」だったのですが、
もう6/6s世代でデザインも見るべき所は特に無し、iOSもそろそろ
Android OSから取るべき所は一通りパクリ終わった。
これだけそろえば後は・・・そうだ、バッテリーだ!!

って事で、辿り着くべき所に辿り着いただけかなと。

  1. 2016/01/13(水) 19:35:58|
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授業中にゲームをして、先生にiPhoneを取り上げられて教室から飛び降り自殺を図る学生

授業中にiPhoneを没収された学生、教室から飛び降り自殺図る ~ iPhone Mania
授業中にiPhoneを教師から没収された高校生が、直後に飛び降り自殺を図るという事件が中国で発生しました。

なぜ飛び降りたのかと聞けば、授業中にiPhoneでゲームをやっていたところ、教師に没収され、返してもらえなかったからという、何とも情けない理由が判明しました。

ちょっとちょっと・・・授業中にゲームをしちゃダメでしょう。

それで取り上げられたからって飛び降り自殺とか、そんなことをするからスマートホン全体の
イメージが悪くなるんですよ。

これ、アップルのファンサイトだからiPhoneとちゃんと書いてくれていますが、普通なら
「スマートホンで授業中にゲーム」で片づけられてしまう案件です。

 「iPhoneを使っているやつはみんなそうだ」
 「iPhoneユーザーは授業中にゲームをするような奴らだ」

等という気は有りませんが、どっちかというとiPhoneはAndroidよりもゲーム機として認識
されている所も有り、まともに話が出来るかどうかというレベルの子供ですらiPhoneで
ゲームが出来ると分かっていて、スーパーの携帯売り場のiPhoneの前を占領していたり
する光景が以前はよく見られました。


まあそんな事はどうでもいいのですが、授業中にゲームをするのはダメだという分別が
付くほどには自分自身の力で成長して貰いたいものです。

  1. 2016/01/13(水) 19:18:22|
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手持ちのZとGXでAndroid 6.0.1とAndroid 4.4.2のセキュリティーやらアプリでの使い勝手を比較しながらチェック

昨日記事にしたSO-02Eを手に入れて触っている件についてです。
まだ数日しか触っていませんが、何となく見えてきた所が有るので記事にします。

普段からここを読んでいる方には今更ですが、念の為に比較環境を書いておきます。
検索で飛んでこられる方もおられますし。
ちなみにえらく古い機種を使っていますが、この記事は2016年の1月の記事ですから誤解の無きよう。

【SO-04D】
 CM13 (Android 6.0.1_r3 2015/12/26リリース)
 Snapdragon S4 PlusMSM8960 1.5GHz (Krait×2コア)
 RAM 1GB / Dual-channel 500 MHz LPDDR2
 eMMC 16GB Version 4.41 100MB/s(DRモード)

【SO-02E(ドコモ標準状態)】
 Android 4.4.2
 Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz (Krait×4コア)
 RAM 2GB / Dual-channel 533 MHz LPDDR2
 eMMC 16GB Versionは4.5 200MB/s(HS200モード)

まずはセキュリティーについてチェック。

■SO-02E(Android 4.4.2 [ドコモ標準状態])
■SO-04D(CM13/Android 6.0.1_r3 [2005/12/26])


今一番ポピュラーになっている、間のAndroid 5.xが無いのがアレですが、とりあえずこんな感じ。
Android 4.4.2の方はもう壊滅的ですね。ちなみに初めは4.1.2が入っており、それでチェックしても
このアプリでは同じ結果になりました。補足情報。


では実際にブラウザにどう反映されているのか。





上のSO-04D + Android 6.0.1はどこからどう見ても完璧です。
Android OS内部のWebViewを利用する場合も、Chromeの機能を利用する場合も、
オールオッケーの安全状態です。

ちなみに前二つがChromeの機能を利用して表示しているもので、後ろ二つがWebViewを
利用して表示するものです。なので、古いAndroid OSでもChromeさえ動けばChromeとそれを
利用するChromerでブラウジングする場合には最新のセキュリティーでガードされています。
上記の結果からもそれが良く分かると思います。

Chromeがセキュリティーのカギという訳ですね。
ちなみにChromerはChromeのカスタムタブを利用するブラウザで、基本的にウェブの表示機能は
Chromeそのまんまです。機能が少ない分軽いです。ぱっぱと表示されるので、ちょっと開いて
すぐ閉じる分にはChromerを私は使っています。
先日の記事でChromerがv1.4でプリフェッチに対応したという事で、「無駄読み」が発生するんじゃないの?
ってツッコミをコメ欄で頂きましたが「先読みをWiFiオンリーに限る」設定が有るので、モバイル回線
時に無駄アクセスをする事を防げますので問題ないです。

とりあえずWEBのセキュリティー関係はこんな感じ。
Android 4.4.2での結果は今一つですが、回避策も有るという事で。



では上記のコンピュータ部の性能差がどう響くのか。
実際の動作で確認出来てきました。
分かり易くて初めに気付いたのはTwitterの標準クライアントを使っていた時です。

Zの方が明らかに重いです。
最近色んなコンテンツがツイートされており、画像等もよく張られています。
そういうのをどんどんスクロールしていくと、Zの方は明らかに重い。
コンテンツ類が多く張られていると操作感がちょっと不快な感じ。
※ZでのTwitterの話は裏で何かが動いていたみたいで、
  後でやったら不快な程重いという程では有りませんでした。
  スクロールのスムーズさではGXの方が上で、Zはちょっと引っかかりがあるという感じです。

一方6.0.1のGXの方は軽い。
すっすっとスクロールしていきます。
これがARTとDalvik VMの違いです。
その差がモロに出ましたって感じです。
RAMの速度もストレージの速度もZの方が速く、容量も大きいのですが、しかしARTと
Dalvikの違いはこういう所で効いてきます。

ただしガンガンと使っている時、アプリの切り替えなどを頻発するような状況では、
さすがにRAMも多くてオンメモリ状態で作業が出来、しかもストレージにアクセスを
してもGXの倍の速度のZの方が快適です。
アプリをどんどん切り替える場合、Zの方が圧倒的に有利です。

つまり大量のメモリを一気に扱う状況が発生した時はZの方が有利になります。
RAMやストレージへのアクセスがある程度の範囲に収まり、演算量が増える
状況の時はGXの方が有利と分かり易い結果になったと思います。

これは古い端末での比較なので分かり易く顕著に出てくれましたが、基本的には
最新の端末でも同じ事が起こります。RAMが足りなければそこでストレージアクセスが
入るのでそれでウエイトが発生しますし、演算が必要な時は演算が得意なプロセッサが
速かったりします。しかしその端末が必ずしもRAMやストレージへのアクセスが速いとは
限りません。


また別の例ですが、例えばiPhoneはカクツキが無くスムーズなスクロールなどをする
とかいう方もいますが、例えばiPhoneのウェブブラウザでのスクロールはとても遅いです。
ウェブブラウザはとにかく大量のメモリへのアクセスが必要なので、速いスクロールを
許可すると、そのアクセスが間に合わなくなりカクツキが発生しやすくなります。

なのでそれを隠す為にiOSのブラウザは基本的にはスクロールに強いブレーキを掛ける
ようにして表示が乱れるのを防ぐようにしてあります。何が得意で何が不得意なのか、
それをよく研究した結果だと思います。


とりあえず現状での手持ちのGXとZの比較は上記のとおりです。
Zはしばらくはサブ端末として純正状態で堪能した後、色々遊びたいなと思っています。
セキュリティーもChrome関連を使っている限りは特に問題なさそうですし。

  1. 2016/01/13(水) 00:29:11|
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【驚愕!】ソフトバンク、紙の資料を配布する!!

なんと、事も有ろうか。
ソフトバンクがプレゼン資料を紙で配付しているという事案が発生。


以前ソフトバンクの発表会か何かで、「ソフトバンクの発表会の資料を今後はデジタルデータで配信する。
みんなiPadを買って持ってこい」みたいな内容を孫正義氏が壇上で言った事がある。

さてみんなiPadを持ってくるようになったのか。
まあ一部の信者は持ってきていたのかも知れない。
しかしリアルタイムでツイートする系の方達は、相変わらずキーボード付きのPCを持って行っていた
みたいだし、そもそも紙メディアがゼロで困らない状況に出来ていたのかも不明。
紙メディアが招待状を含んで本当にゼロだったのかは定かではない。

更には孫正義氏はソフトバンク社内でのペーパーレス化を宣言。
また30年後には紙の新聞なんて有り得ないよね~~~とぶち上げる始末。

「紙の新聞なんて100%ありえない」孫正義氏が描く“30年後”のメディア事情 ~ ログミー
ソフトバンク・創始者の孫正義氏が描く30年後の未来。孫氏はデジタル情報革命によって「紙媒体が無くなる」「字幕式翻訳メガネが登場する」など、あらゆるライフスタイルが変化していくと語りました。

紙を使うものは人間ではない? ペーパーレスは実現可能か ~ BLOGOS
「2週間前に社内で無謀な宣言した。社内業務でペーパー、コピーは一切許さんと。社内で紙を使う者はもう人間ではない」

まあこれは、「誰か言いだしっぺが言い出したら世の中がそう動く」という、ファッション業界では
有り勝ちな手法をITの世界に持ち込んだだけの陳腐なやり方でしかないのだが、世の中の反応は
全く相手にしていなかったと言える状況。

ソフトバンク社内がペーパーレスとか新聞が電子化するとか、「やりたい人だけ勝手にやれば?」
状態で、ほぼ忘れられてしまった形となりました。


ちなみに私は紙メディアは優れたメディアと考えています。
薄くて軽くて携帯性に優れ、色んな形に変形して水には弱いが乾かせば原状復帰は可能。
電源を必要とせず視認性に優れ、書き換え不可で改竄すればそれを検証する事も出来る。
光センサーでの読み出しに対応するが、エンコードの問題で読みだせないなんて事は無い。
その気で保存性を高めれば数百年どころか、千年以上保管が可能。
基本的には読み出し専用だが、追記も容易で、必要な所だけ切り取ることも容易。
デジタルメディアとカタログ性能で競い合うと強すぎるとしか言えないでしょう。


孫正義氏はこのメリットを持つメディアが30年と経たずに消えていくと豪語していたのです。
紙メディアが使用されているのはデジタルメディアの容量のみが不足しているからであり、
容量問題が解決すればデジタルメディアしか使わなくなる的な論調を繰り広げていました。

しかし私は紙には上記のようなメリットが有り、何百年や千年単位で使われてきたのは
伊達ではないと考えています。

最後に昔書いていた紙メディア関連の記事をリンクしておきます。


当ブログ・紙メディア関連記事
 〇電子書籍、新聞、雑誌
 〇紙メディアが証明した事実
 〇iPadはやっぱり落ちてきているんですね
 〇Googleの副社長が何でもかんでもデジタル化される今の時代を「デジタル暗黒化時代」と嘆く

やっぱり紙最強ですよ。
PCの発展の歴史は如何に紙に印刷するかという所がベースになっていると思います。










この記事と直接関係ないですが、記事を漁っていたらこんなのが見えてちょっとほっこり。
証券取引法ヽ(´ー`)ノバンザーイ。



  1. 2016/01/12(火) 19:58:07|
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Xperia Z3+はAndroid 5.1.1を飛ばしてAndroid 6.0にアップデートされる模様

Xperia Z3+はAndroid 5.1.xを飛ばしてAndroid 6.0にアップデートされる模様 ~ juggly.cn
現在、Android 5.0.2 が最新ファームウェアの「Xperia Z3+」ですが、やはり、Android 5.1.x を飛ばして Android 6.0 にアップデートされる予定のようです。

海外でXperia Z3+、国内でのZ4ですが、Android 5.1.1を飛ばして6.0にアップデートする予定との事。

私的には断然ありですね。
どうせ移植自体よりも、チェックの時間が大半です。

同じチェックに時間をかけるなら、6.0に注力した方がいいだろうと思います。
他のXperiaのシリーズも飛ばせるものは飛ばしてガンガン新しいバージョンをリリースする
ようにしてもらいたいものです。


  1. 2016/01/12(火) 19:46:00|
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今後手元に置く新しい端末の事を真面目に考えてみる

私はずっとXperia GX(SO-04D)を使ってきました。
Android 6.0 MashmallowもCM13という形で使えますし、約3年半前の端末と思うと出来過ぎな位。
新しいOSに書き換えると買った当時から考えられない位快適になりました。
特にANdroid 6.0.1で2015年12月26日版の最新6.0.1_r3リビジョンのソースコードを利用出来て
いるので、6.0.1の中でも超最新の月次リリースのMashmallowを利用できています。
これはAndroidやiOS、WindowsPhoneを通しても珍しい位の超最短リリースです。
GXのような古い端末に。

この環境はスマホ界でもごく一部の方しか得られない環境だと思います。
またビルドだけでなく、Xperia GXのAndroid 4.1.2用のストックカーネルに向けての移植まで
して下さっている赤星氏には頭が下がるばかりです。


ただこうした最高の環境を幾ら整えていてもXperia GXが永遠に使えるわけでは有りません。
というわけで次の端末に手を出すことにしました。

私としては次もXperiaを買うという前提なら、Z5C、Z3C、A辺りが候補に挙がります。
歴代の国内向け4.6インチ端末ですね。
実際そのラインで探していました。

Z3CとAはロムを書き換える事が視野に入っています。
特にZ3Cは現在の状況では最終的な最高環境と言えるでしょう。
人気も高く、白ロムも価格が高騰しているぐらいです。

Z5Cは順当にMashmallowがドコモ純正で降って来る事がほぼ確定しているので候補になっています。
選択の基準はMashmallowにリーチ出来るかどうかとなっています。
Lolipopも5.1.1なら問題ありませんが、出来たらMashmallowまで届かせたいという所が希望です。


というわけだったのですが、衝動買いで端末を買ってしまいました。
何を買ったのかというとXperia Z(SO-02E)です。

Z3CでもAでもなく、5.0インチのZです。なんとAよりも古い。
ドコモ純正では4.1.2 JBが載っていたGX発売から一年も経っていない端末をわざわざ選んでしまいました。

実は赤星氏が次の本命をAよりもZに置いているという事で、Aとの仕様の違いをじっくり検討していました。
するとAとZはわずか5gしか重量が違いません。
横幅はAが67mmとZが71mmで4mm差、これは如何ともしがたい程Zが大き過ぎて不利。
しかし厚さはAが10.5mmとZが7.9mmで約3mm近い差が有り、これである程度のマイナスが取り返せてしまう。
ランナーとして、ウエストポーチにギリギリ入れている時の事をどうしても前提に考えてしまいます。
そう考えるとAとZの根本的な差はそう大きくないと思い、赤星氏が今後手を付ける可能性が高い
Zを選ぶ方がいいかなという結論に至りました。

Zの方がバッテリー交換も出来ず、Xperiaのアイデンティティーであるカメラのシャッターボタンも有りません。
しかし電源ボタンも含めると、Z4迄のXperia Zシリーズ特有のデザインで如何にもXperiaという形でもあるので、
まあいいかというところでは有ります。バッテリーの交換不可は心残りですが。


後バッテリーが外せない機種としての不安はハードウエアリセット。
しかしこれはSIMの挿入口にカットスイッチが有るという事で納得。
Zを買った時にオレンジ色のダミーSIMカードが付いていますが、それの奥側にでっぱりが有り、
それがSIMスロット奥のスイッチを押すようになっています。

別にダミーSIMで無くとも細いもので押す事も出来ますが、SIMスロットの奥を押すのはなかなか
難しい作業なので、ダミーSIMが有れば簡単にハードウエアリセットがかけられます。
これでバッテリーを外せない問題の9割は私的には解決しました。
その内不要なカードかプラ版でも使ってダミーSIMもどき等も自作しようかと考えています。

今後ROMを焼くつもりですから、ハードウエアリセットが出来なければ詰んでしまうようなケースも
あるでしょう。事実GXでバッテリーを外す事は安定版のCMを焼く時以外には意外とあります。
安定し始めるまではやっぱりハードウエアでリセットがかけられるのは必須です。
安定すれば電源+↑のソフトウエアリセットで十分ですけど。

AとZは共にSnapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz(Krait×4コア)で同じプロセッサ。
端末のコンピュータ部分的には兄弟機種です。
画面のサイズは違えど、基本的なコンピュータとしてはほぼ同じハードです。
同じコンピューター部に、他の仕様がちょっと違うだけという状況にどうするのか本当に迷いました。

Aはよく売れたので150万台は市場に投下されていると思われます。
そのぐらいガツンと売れました。
なのでユーザーベースの大きいし、端末の弾も多い。
それなのに中古価格はそれ程下がらない程の人気が未だに有ります。
やっぱりこっちの方が色々有望。

Zは発売時に一気に売切れたとは言え、元々の供給量がAとは比べ物にならない程少ないと思われます。
元からドコモが売れる数を読み違えて売り切れてしまった感が強いです。
ツートップ戦略が有るので一か月前には在庫は枯渇し、増産はされなかったように思います。
しかしそれでもZは押しも押されぬZシリーズのグローバル機種として君臨しています。
Aもグローバル機種としてはZRが有りますが、メジャーな花形のZと比べると今一つ陰の存在に感じます。
国内だけを見ると圧倒的にAなのですが、Zでもいいかなと思ったのはこういう事情もあります。


そういう訳で、ここ最近Xperia Zをちょこちょこと触っています。
やはりGXと比べると速い所と遅い所の二つが有ります。

また先代のXperia GXとのコンピュータ部分の違いは以下の通り。

【SO-04D】
 Snapdragon S4 PlusMSM8960 1.5GHz (Krait×2コア)
 RAM 1GB / Dual-channel 500 MHz LPDDR2
 eMMC 16GB Version 4.41 100MB/s(DRモード)

【SO-02E】
 Snapdragon S4 Pro APQ8064 1.5GHz (Krait×4コア)
 RAM 2GB / Dual-channel 533 MHz LPDDR2
 eMMC 16GB Versionは4.5 200MB/s(HS200モード)

RAMはZの方が少し速い、500 MHと533 MHの差ですが。
しかし1GBと2GBの違いはとんでもなく大きな差を生んでいます。
それがeMMCの差です。
eMMCはZの方が倍の速さが有ります。
RAMが2GBでスワップが少ない上に、そのスワップする先のeMMCが倍の速さが有ります。
頻繁にアクセスが入るデータベースやキャッシュもeMMCなので倍の速さが強烈に効きます。
Aも基本的にはZと同じ仕様です。

このおかげでアプリをドカンと立ち上げたり、タスクを頻繁に切り替える作業ではZはGXに
比べて圧倒的な快適性を示します。それはZ以降のZ3やZ5でもそれぞれの世代のメモリの
おかげで同様の効果が得られています。Xperiaに限らず、Android端末が急激に快適に
なったのは、CPUやGPUのプロセッサの性能向上も有りますが、基本的にはこのメモリ環境の
向上という所が非常に大きく関与しています。

これのおかげでAndroid端末はiPhoneに劣らない、または超える快適性を確立したのです。
このように一定のボーダーを超えれば逆にAndroid OSの柔軟性が生きてきます。
仮想マシンによるロスが隠匿される性能に達すれば、メリットが目立ち始めるわけです。

またRAMの搭載容量もZの前まではユーザー側が気にしていないとボーダーにかかってしまう
ことも有る1GBでしたが、Z以降は余裕が出来る2GB有ります。機種によっては2GBだと
キャリアアプリが下手にメモリを圧迫している場合も有りますが、それをきちんと掃除さえ
すれば基本的にはAndroid 5.0以降でも十分余裕が出来るメモリサイズです。
3GB有ればなお完璧ですけど。

それ以上は画面の解像度とのバランスの取り合いになっていきます。
当然解像度が上がれば必要な搭載メモリも上がります。


こうしてRAMとeMMCの速度や容量がGXからZに変わる事で必要最低限から十分と
言える所に変わりました。この部分に於いてはZは間違いなく快適で速いです。

しかしながらGXの方が速い部分もあります。
それはVMがDalvikのZと、ARTが載っているGXの違いです。
CPU的には同じKraitコアが載っていて、共に1.5GHzで2コアと4コアの違いだけです。
なのでシングルコア当りのトップスピードは互角ですので何となく快適さの違いが見えてきます。

VM上でのCPU演算が絡むとどうしてもAndroid 6.0が載っていてARTが使えるGXの方が速いです。
Zはもっさりとは言いませんが、このおかげでGXには確実に敵わない部分が有ります。
この違いを実感して、ZにLollipopやMashmallowが載った時が楽しみになっています。


Z5Cを買っていれば間違いなく快適な状況になったのですが、ここでまた中途半端に
沼に自ら入っていくのかと、自分でも不思議な位の選択です。
CM13がダメになったら海外版のLollipopのROMでも焼いてZの余生を過ごさせようと思っています。


今手元に有るZは4.1.2が載った状態でやってきました。
現在はドコモ版の最新である4.4.2にバージョンを上げて有ります。
まだ要らないアプリを削除しただけの純正状態を保っています。
これだけでも十分快適なのですが、それでもMicroSDでちょっと不便な4.4なので、
このまま使いたいとも思えません。やっぱり最低Lollipopでないと・・・。


とりあえずはGXと併用しながら、今後の流れを見守りたいと思っています。

  1. 2016/01/12(火) 03:04:50|
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iPhone 4sにiOS9を入れたらクソ化したという事で集団訴訟

「iPhone4sにiOS9を入れたら遅くなった」と6億円求め集団訴訟 ~ iPhone Mania
iPhone4sにiOS9をインストールすると動作が遅くなったことで損害を受けたとしてAppleに500万ドル(約6億円)以上の賠償を求める集団訴訟がアメリカで起きました。

無知なユーザーが悪いのか、それともiOSをどんどん重くしていくアップルが悪いのか。
iPhone 4sにiOS9を入れたら遅くなったとユーザーが怒りの集団訴訟。

少なからずのユーザーが無知なのは承知の上でしょうからこれは仕方ないでしょう。
さすがにユーザー全員に学べとは言えません。

ではAndroidの世界はというと、初期にプロセッサの非力さやメモリの少なさで問題が有りました。
特に日本の国内ではキャリアのクソアプリによる端末のクソ化が流行りまして、無知なユーザーが
大いに被害を受けました。

いや性能ギリギリのチューニングをかけていた富士通が一転キャリアアプリのせいで加熱端末に
仕立て上げられたり、メーカーとキャリアの足並みの悪さだけが浮かび上がるというとんでもない
状況でした。

iPhoneは基本的にはアップルが全てを握っているはずなので製品として出た段階ではそういった
問題はないものの、ある程度でアップデートが切れることで端末の現実的な使い勝手を維持して
きた所が有ったのですが、4sはジョブズが絡んでいる最後の端末という事も有り、とんでもなく
長期間サポートされ続けています。

セキュリティー的には有り難いと言えば有り難いのですが、動作の快適性から見るとどうかなと。
余り長期間サポートされ続けるのも時としては端末のクソ化という問題が起こります。
端末がクソ化してしまったらセキュリティーも何も関係なくなってしまいます。
なにせ使い物にならないのですから。


iPhoneを使うならユーザー側も知識をつけ、ユーザー自身が身を守り必要が有りそうです。
あれ?iPhoneって初心者に優しいんじゃ・・・?w

  1. 2016/01/11(月) 21:11:55|
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CES2016で山盛り出てきたAndroid関連端末

CES2016で色々なものが発表されましたが、Android関連のものも多くは発表されました。

カシオ、アウトドア向けAndroid Wear搭載スマートウォッチ「WSD-F10」。7万円 ~ AV Watch
カシオは、米国ラスベガスで1月6日(現地時間)より開幕するコンシューマエレクトロニクス展示会「CES 2016」の開幕前プレスカンファレンスにおいて、タフネス仕様のAndroid Wear搭載スマートウォッチ「WSD-F10」を発表した。米国では500ドルで発売する。日本では3月下旬発売で、価格は7万円。カラーはオレンジ、ブラック、グリーン、レッドの4色。
山登りや自転車、釣りなどアウトドア向けのスマートウォッチ。50m防水で、米国の軍用基準であるMIL-STD-810に準拠。GPSを活用した山の地図などさまざまなAndroid Wearアプリを利用できるほか、気温や気圧、コンパスなどのセンサー類も装備。日の出や日の入り時刻なども確認できる。フィットネスアプリのRunkeeperなどを使ってランニングやサイクリング、ウォーキングなどの運動にも利用できる。

カシオ初のAndroid Wearスマートウォッチは登山に釣りに大活躍の予感:CES 2016 ~ engadget日本版
Smart Outdoor Watchは、カシオ初のAndroid Wear搭載スマートウォッチです。アウトドアなどのタフなシーンでも持ち出せるよう、5気圧防水のほか米軍の物資調達規格 MIL-STD-810Gに準拠。落下や振動などさまざまな環境下の試験をクリアしています。

CES 2016 : ニューバランス、GPS内蔵のAndroid Wearスマートウォッチをホリデーシーズンに発売 ~ juggly.cn
スポーツブランドのニューバランスが CES 2016 イベントで今年のホリデーシーズンに Android Wear スマートウォッチを発売すると発表しました。


CES 2016 : Kenwood、カーステレオ 4 モデルでAndroid Autoをサポート ~ juggly.cn
Kenwood が CES 2016 イベントで、Android Auto 対応モデルを含む 15 機種の車載用マルチメディアレシーバー 2016 年モデルを発表しました。
Kenwood は昨年から自社のカーステ製品で Android Auto をサポートしているのですが、今年は昨年の 2 モデルから 4 モデルに対応を拡大しました。

Google、Google Cast for Audio対応スピーカーにもマルチルーム機能を提供へ ~ juggly.cn
Google が自社の公式ブログを通じて、2016 年中に Google Cast for Audio に対応したデバイスにもマルチルーム機能を提供する予定だと発表しました。

CES 2016 : Polaroid、Androidを搭載した新型スマートフォン「Power」と「Snap」を発表 ~ juggly.cn
現在、米国・ラスベガスで行われている CES 2016 イベントで、Polaroid ブランドの新型 Android スマートフォン「Snap」シリーズと「Power」が発表されました。これらは Polaroid 自身が発表した製品です。

CES 2016 : Polaroid、Androidと繋がる次世代のインスタントカメラ「Snap+」を発表 ~ juggly.cn
カメラ・写真用品メーカーの Polaroid が CES 2016 イベントで “次世代のインスタントカメラ” 「Snap+」を発表しました。
Snap+ は ZINK フォトペーパーによるプリント機能も備えたデジタルカメラで、撮影した写真をカメラ本体の 3.5 インチタッチパネル、または Android アプリで加工・編集して、その場でプリントすることができます。

ぱっと目についたものでもこれだけ有りました。
この他にも探せばもっと色々有ると思いますが、今まではスマートホンとタブレットが
Androidを利用した端末の主役でした。

どうやら2016年はAndroidを搭載した端末、Androidのスマホなどと繋がる端末がかなり
色々出てきそうな雰囲気です。つまりはAndroidの環境にぐっと幅が出てきそうな予感です。
この中で便利なもの、使い物になるものはどんなものが有るのか、その辺りはまだ分かりません。
どれが生き残るかというともっと未知数です。

しかしながらAndroidの世界が広がる事だけは確かなように思います。
それはAndroidが元々スマホやタブレットだけを目的としたものではなく、もっと広く利用される
事を想定していたということに尽きると思います。

競合OSの中ではWindowsがこれに近い所にいるとは思いますが、Android程柔軟ではないと思います。
勿論WindowsはATMや電車の駅の電光表示等、意外な場所で使われているぐらいですから、
もっともっといろんなところで使われているでしょうし、今後も使われるよ思いますが、それは
スマホなどを使っているエンドユーザーではなく、どっちかというと企業が使っているイメージ。

Androidはもっと一般のエンドユーザーに近くて軽い場所。
例えばTVやビデオ等、そういった場所へ広がっていくだろうことが今回の発表で示されたと思います。


その中で上記の6つの記事の内の上3つはAndroidWearの記事。
両方とも今までのいかにもなスマホを出しているメーカーとかではなく、ランニングウオッチや
GPSウオッチを出しているいるメーカー。特にカシオはGショックシリーズと世界的にも通じる
ブランドを持っています。二つの記事を載せている一つはそのGショックです。
勿論ニューバランスもランニングをっちを出しています。


で、Gショックなんですが常時表示が出来ないというスマートウオッチの弱点を克服してきました。

ディスプレイは、時計用のモノクロ液晶とアプリ用のカラー液晶の2つの層を持つデュアルレイヤータイプ。
カラー液晶の解像度は320×300ドット。

時計用にモノクロレイヤーを重ねてきました。
スマートウオッチの問題である常時表示の問題をデュアルレイヤーで解決です。
今まで抱えていたスマートウオッチの問題を日本のメーカーが解決してきました。
ただ実際い見てみないと本当に問題が解決できているレベルなのかはわかりませんが。


何はともあれこれから色んなAndroid関連製品が見られそうです。

  1. 2016/01/11(月) 19:35:41|
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LenovoはWindows 10の共通仕様のハードウエアのThinkPad 13 Chromebookを発表

CES 2016 : Lenovo、Chrome OSを搭載した「ThinkPad 13 Chromebook」を発表 ~ juggly.cn
Lenovo は 1 月 3 日、CES 2016 イベントの開幕に先立ち、Chrome OS を搭載した 13 インチのノート PC「ThinkPad 13 Chromebook」を発表しました。
Lenovo は共通仕様で Windows 10 モデルを同時に発表しており、一つのハードウェアで Windows 10 か Chrome OS を選択できるようになっています。

LenovoはChrome OSとWindows 10を共通仕様のハードウエアで提供できるThinkPad 13 Chromebookを発表しました。
コストダウンをするには複数のOSに単一仕様のハードで対応する事はメーカーとしては理想的です。
片方のOSでの販売戦略が失敗しても、もう片方のハードに転用できるからです。
生産ラインも一本で済みますしね。

例えばFirefox OSの端末なんかHALとカーネルを共有していたのでこの手段が取れたのですが、
私が知る限り、出てきた全ての商用ベースのFirefox端末が独自ハードを貫いたので結局は
失敗に終わりました。

その点Chromebookは既に成功してはいますが、このレベルのハイエンド系のChromebookの市場は
まだまだ未知数なので、こういったリスクヘッジは有効な手段だと思います。Windows 10マシンだと
最後は潰しが利きますしね。

今後こういった開発手法が多メーカーにも広がっていくと、コストダウンにもつながり、Chromebook
端末の競争力がより上がっていく事になりそうです。

  1. 2016/01/11(月) 00:30:26|
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Android OSを搭載した端末が増えてきて、ちょっと困っているUA問題

Android OSがスマートホンやタブレット以外の色んな機器に利用される広がりを見せていますが、
そういった機器からこのブログへのアクセスも見られるようになってきました。

それに従い、見た事もないような新しいUserAgentが増えつつあります。

通常のAndroid端末のUAは以下のような感じです。

Mozilla/5.0 (Linux; Android 6.0.1; Xperia TX Build/MMB29M) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/47.0.2526.83 Mobile Safari/537.36

しかし時としてこういったUAでのアクセスが有ったりします。

MT6753_TD/V1 Linux/3.10.65 Android/5.1 Release/03.10.2015 Browser/AppleWebKit537.36 Chrome/39.0.0.0 Mobile Safari/537.36 System/Android 5.1;

これは今のアクセスランキングのCGIでは対応できません。
現状ではAndroid端末としての解析はするのですが、Android形式のUAではない為に機種名が
名前が空欄になってしまいます。


Androidを使った機器を開発するのはいいのですが、それでWEBに出てくるなら、Android流の
お行儀に従うか、それとも新たなルールを確立してその分野標準にしてしまうかして欲しいです。
私としては新たな分類とそのコードを増やしたくないというのが正直な所です。

今ですらもうかなり入り組んだ解析手順となっており、OS毎の中に更にブラウザ毎のおかしな
ルールのUAを吐くブラウザも有り、そこに機種名などがすべて省かれてしまっていたりして、
解析に成功しても目的の解析が出来ていなかったりします。



個人的にはAndroid OSでの慣例的なルールに従ってもらいたい所です。
特に簡略化をしたわけでもないのにUAのルールを変えるなんてやめて欲しいです。
如何に世界を見ていないメーカーなのか、こういう所から見えていしまうんですよ。

こういった解析プログラムを騙し系のUAっていい加減やめて欲しいですね。

  1. 2016/01/09(土) 21:41:48|
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Android OSをPCライクに最適化したRemix OS

PC利用に最適化されたJideのAndroid ROM「Remix OS」を紹介 ~ juggly.cn
今月 12 日にリリースされる PC 向けの「Remix OS」が一体どんなものなのか、Nexus 9 にインストールした Remix OS 1.5 をベースに紹介します。
Remix OS は Android をベースに、PC の機能を強化したカスタムファームウェア / ROM の一種です。CyanogenMod みたいなもので、Windows に見られるようなタスクバーを追加し、マルチタスク機能やマウス・キーボードのサポートを改善しています。

タブレットに入れるPCライクにカスタマイズされたAndroid OS、Remix OSというものが有るようです。
Android 5.0.2 ベースの Remix OS 1.5とAndroid 5.1.1 ベースのRemix OS 2.0というものが有りますが、
Remix OS 2.0はベースのAndroidのバージョンだけでなく、Remix OSとしても進化しています。

PCライクという事で2.0からはマルチウインド機能が付き、メモリの使用量も見やすい形になって、
スマートホンやタブレット向けのAndroidに比べて空き容量を意識しやすくなっています。
デスクトップの見た目もWindwosライクで、下部にはタスクバーも有り、見慣れたPCっぽい画面に
なっています。


今後AndroidのOSも、PCのBIOSの世界のように、ある程度の勢力が生き残り、新しい形の
Androidの世界を形作っていくのでしょうか。それとももっとすそ野の広い新たな世界になる
でしょうか。

Android OSとしては第三の勢力が立ち上がるのを阻止したので、今度はAndroid OS内での
バリエーション同士の戦いになっていくような気がします。

  1. 2016/01/09(土) 19:55:54|
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iPhone6 Plusが突然燃え出してアップルに報告も新しいiPhoneを送ってきただけで何の配慮も無し、燃えたり感電死をしてもアップルは他人事を決め込むばかり

iPhone6 Plusが突然燃え出した!ベッドの上での充電には要注意 ~ iPhone Mania
「今にもアパート全体が燃えそうだったよ」とは、アメリカ在住のDavid Grimsley氏の談です。
同氏によれば、iPhone6 Plusをベッドに置いて充電していたところ、突然部屋にアラームがけたたましく鳴り響いたそうです。警報の正体は火災報知器でした。ベッドに目をやると、iPhoneが火花を散らしながら燃えており、慌ててGrimsley氏はプラグを引っこ抜き、ベッドやカーペットから遠ざけようと、iPhoneを放り投げました。

またiPhoneが燃えたようです。
今度はiPhone 6 Plusです。

何世代経ってもiPhoneの事故は無くなりません。
報道に乗った分は勿論、報道に乗らない色んな燃えた・煙が出たという報告も数知れず。

当ブログ記事・中央線停止事故
 〇【大パニック】中央線でiPhoneから煙、「中央線も止められる、そうiPhoneならね」
 〇17日の中央線の騒動をもう少しだけ検証

当ブログ記事・煙燃焼系事故
 〇iPhone 6Plusが充電中に煙を吹き爆発、やはり起こるiPhoneの充電やバッテリー周辺の事故
 〇国内でiPhoneが燃えた、煙が出た等、何故か報道に乗らない報告集
 〇iPhone 5が飛行機の中で突然発火、燃焼事故が多いiPhoneの品質の低さが問われる

アップル製品は相変わらずの品質ですね。


更にはもっと変わらないのはアップルの態度。
燃えたiPhone 6 Plusがそっけなく送られてきたようですが、それはまあ今までよりはマシだとして、

早速Grimsley氏は、事件のあらましを燃え上がったiPhoneとともにアップルへ報告しましたが、同社からの返答は、iPhoneの損傷や同氏の怪我について特に追求することはなく、新しいiPhoneを送るとのそっけないものでした。
「私が火傷したかどうかとか、何か損害が起きたかとか、もう少し気にかけてくれるものだと思っていたよ」とGrimsley氏もさすがに落胆を隠せない様子で、今後はiPhoneを充電することも躊躇われてしまうと語りました。

iPhone本体は保証してはくれたようですが、焦げたであろうベッドや床はアップルは関係ないと無視。
何よりも被害者本人の身体にやけどは無かったなどの気遣いはゼロというのですから怒りがこみ上げてきますね。

これでも昔有ったiPodが燃えたから報告したら「絶対ばらすな」と脅して口止め契約をしろとアップルに
脅されたケースよりもはるかにマシなんでしょう。とりあえず無作為で適当に見付けた記事を張っておきます。

 〇写真有り:apple社のiPod nano が煙を吹いた後大爆発。某大手IT企業で火災報知器がなる騒ぎに。 ~ アプギガ
 〇iPhoneのケーブルを使ってたら煙が出てきた(笑)! 危ないから買い替えよ!! ~ バズプラスニュース
 〇電車内でiPod焦げ臭く=田園都市線、けが人なし―東急 ~ Yahoo!Japanニュース

まあこれはもう恒例なので、それはいいとして・・・。


これ。

原因ははっきりとはわかっていませんが、ニュースサイトiPhone Hacksは、画像にこそ純正の充電パーツが写っているものの、サードパーティー製品を使用したことが可能性としてあるのではないかと示唆しています。同じような事件は、最近も香港やインドで発生しているだけに、取り扱いには十分気をつけたいところですね。

あのー、さすがに純正パーツを映しておきながら、その言いぐさは無いでしょう。
せめて「互換アダプタを使った可能性もぬぐえませんが、純正品が映されており、しかも本人も
それらの事には言及していませんから純正品である可能性は少なからずあると思います。」
ぐらい言ってあげてもバチは当たらないんじゃないでしょうか。


とりあえず報道の動画を以下に張っておきます。





とりあえず印象的な所をキャプチャしておきました。










以下感電関連の参考記事です。

当ブログ記事
iPhoneでまた死人、新疆ウイグル自治区の18歳少女がiPhone4sで通話中感電死、解説動画や写真等(追記編集)
タイでまたiPhoneによる感電死、今回はアップルによる殺人行為
iPhone5で感電死か アップル調査へ 中国
こんな事が可能なのでしょうか?⇒「スマホをバッテリーで充電中しながらお風呂に入って感電死」
中国のiPhoneの感電事故、情報を詳しく解析してみる(ニュース動画&追記)


  1. 2016/01/09(土) 19:43:53|
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Chromeのカスタムタブを利用したブラウザChromerがv1.4にアップデート

Chromerがv1.4にアップデート、リンク先のプリフェッチ、ダイナミックアクションバー、セカンドブラウザの設定などに対応
Chrome カスタムタブを活用したブラウザアプリ「Chromer」が v1.4 にアップデートされ、利便性を向上するいくつかの新機能が追加されました。
新機能の中で目玉となるのはプリフェッチ機能です。Chromer で開いている WEB ページのリンク先を事前に読み込んで高速に遷移できるようにします。ただ、機能を利用するにはユーザー補助でアプリを有効にしなければなりません。

最近微妙に気に入って使いだしているのがこのChromerというブラウザ。
GoogleのChromeのカスタムタブを利用して作られているブラウザです。
カスタムタブを利用しているおかげで、セキュリティーは最新のChromeと同レベルを確保できるという優れもの。
ちょい見的な使い方に向くと思います。

まだそれほど使い込んだわけでは有りませんが、以前は標準ブラウザへ流していたものを
最近はChromerへ流すようにしています。その大元はLink Bubbleです。
とりあえずLink BubbleへURLを流してChromeへ送って溜めるか、Chromerでさらさらっと読んで
閉じるかという使い分けをしています。完全に流し読むのはLink Bubbleでバブルを閉じちゃいます。
数的にはそれが一番多いですね。

  1. 2016/01/08(金) 23:51:00|
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2月にiPhone 6cが発売とか噂が咲く、しかしFoxconnの工場は春節期間停止で更に6sの在庫が積み上がるのだけど林檎病のファンにはそんな事は関係ない( ̄ー ̄)

4インチの小さな『iPhone 6c』は2月発売予定。iPod touchに似たラインアップに? ~ Yahooニュース
2016年2月に発売予定と噂されている『iPhone 6c』は、iPod touchに似たカラーラインアップになると海外ニュースサイト『9to5Mac』が報じています。
iPhone 6cは『iPhone 5s』まで使われていた4インチサイズの液晶が採用されており、2013年9月20日に発売された『iPhone 5c』の後継機種にあたります。
スペックについては様々な噂が流れていますが、おおむね次の通りです。
 ・A9プロセッサ
 ・ストレージは16GBから
 ・2GB RAM
 ・バッテリーは1,642mAh
 ・NFCチップ搭載
 ・3D Touch非サポート
 ・価格は450ドル

なんかもう「絶対出る」みたいな噂が有りまくりの4インチ版iPhoneの後継ですが、
ほぼ確定的なニュースが増えてきましたね。
ちなみに私はまだまだ出る事に懐疑的な考えは崩していません。

アップルが「出す出す詐欺」のニュースを裏で流し、実は出す気なしでiPhoneの話題を
盛り上げ続けているだけと見る事も出来ます。これで盛り上がれば消されるのは
6s世代の不調のニュースとイメージですしね。勿論宿敵Androidのネタも。

または本当に出して6sの不調分を取り返そうという考え方もまた成り立ちます。
今アップルが岐路に立たされているだけにどちらも有りというややこしい状態です。
それでも私はまだ出る事に懐疑的な考えは崩していません。


ちなみに去年こんな報道が有りました。

4インチ版『iPhone 6c』は開発中止か。4月からAppleの記録見つからず ~ Yahooニュース
米金融サービス会社『Cowen and Company』のアナリストのTimothy Arcuri氏の話によると、サプライチェーンの記録から見るにAppleは、4インチ版と噂されていた『iPhone 6c』の開発を3月頃には中止していたそうです。
Arcuri氏はAppleが開発を中止した理由について、「iPhone 6がよく売れており(各国で過去最高の売上です)、もしiPhone 6cを発売すればその売上と競合してしまうため」だとレポートしています。

この現行機種だった6がよく売れているという言葉が事態をややこしくします。

今の現行機種は6sで、この「6sが不調なら6cも有りだよね」と言いたくなる所ですが、
単に不調で他は正常ならばそれでもいいわけですが、6s世代の販売不調で在庫が
積み上がっている
所に、更に競合して6sの在庫吐きに悪影響を及ぼす6cなんか
本当に2月に出す積りなの?ってちょっと企業の事情が分かる方なら当然考えますよね。
在庫の及ぼす悪影響や悪印象は結構無視できませんから。


そもそもiPhone 6s世代は既に飽和市場に向けて無理やり販売を仕込んでいるわけですが、
代わり映えしない端末とその飽和市場のおかげで販売が停滞し、そこに更に新しいプロダクトを
突っ込むとか、私はちょっと有り得ない販売戦略だなと考えてしまいます。

確かに予想価格が450ドルとか書いていますけど、これも勝手なうわさでしかなく、
この飽和市場を反映した予想と言えます。それって「どこか心の底では分かって
いるくせにまだそんな希望的観測を言うのかい?」ってのが私の意見です

まだ突っ込みどころは有ります。

450ドルとか言っておきながら、最新プロセスでもっと投資分を回収したいA9プロセッサに
RAM 2GBと金のかかる仕様を遠慮なく期待しています。さすがに3D Touchは無くても
特には困らない事はよく理解しているようで、都合のいい信者の姿が見え隠れしています。

そもそもそれで450ドルで出せるなら、6sと6s Plusをこれと見合う価格帯まで値下げしろよって
言いたくなりますね。このレベルと等価の噂を流している人、そこ考えているのでしょうかね。


結論を言うと、アップルがiPhoneの話題を切らさない為にいつものように噂だけ流して、
「変わらないのはその全て」にガッカリしている信者を飽きさせずに熱さを維持する為に
利用し、実際にはその間に6s世代の在庫を消化するという流れになりそうな気がします。

今新しいものを出した所で決算で困るのはアップル自身ですからね。
こんな状況になったら普通は在庫の圧縮が急務でしょう。


だって・・・だって・・・これ。


Apple Inc.(NASDAQ:AAPL) ~ Google Finance

わーおっ!ついに100ドルを切りました。
100.01ドルで跳ねかえした所までは監視していたのですが、翌日には一気に割り込んでくれました。
もう予想通りというか・・・まあNASDAQの売り一色の影響していますけどね。
でもアップル株のファンダメンタルもトレンドも、完全に売りに向いてますから・・・。


この株価トレンドはアップルの財務状況の悪化も要素としては無視できないのです。
勿論国家財政レベルの現金を持っている事は分かってはいるでしょう。
しかし今まで上り調子だったアップルが、いきなり在庫を抱えてしまっていて工場が止まるとか、
そりゃ中国の不調の第一報が流れた位にはこの業界的にはインパクトが有ったと思います。

その後それを追いかけるようなニュースも有りますし。

中国のiPhone工場、今年の春節は操業せず=関係者 ~ ロイター
[台北 6日 ロイター] - 関係者によると、米アップル(AAPL.O)のスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」を受託生産する台湾の鴻海精密工業(2317.TW)は、今年2月の旧正月(春節)期間中は中国の工場を稼働させない見通し。

春節期間中のFOXCONNの工場を稼働させないとの事。
これがもう完全な裏付けになってしまっているってわけで、一気に100ドルを割り込んだのは
このせいもかなり大きいのではないかなと。

だってNASDAQが約3%の下げに対し、-アップルは4.22%の下げですからアップル株の下げの
勢いの強さは本物ですよね。



というわけで、私はiPhone 6cが出るのか出ないのかはどっちでもいいですが、もし2月なんか
に出たらとっても面白いものが見れますよって事だけは指摘しておきます、在庫的に。

仮にも2月に発売するのに中国のFOXCONNの工場が春節に操業停止とか、
情報に整合性がないよなーとか指摘が有ってもいいようなものなんですけどね。
その上で「出る可能性も否定できない」ならマシなんですが、それでも在庫の話は解決しません。
私があぽーふぉんの記事を溜めて書くまで誰もこれを指摘しないのが不思議です。

出ると騒ぐのがお花畑とまでは言いませんが、もうちょっと都合のいい情報以外にも
目を配って分析をしてもらいたいものです。林檎病にかかってしまった方にそんな
深い分析を要求する事は酷というものなんでしょうか・・・。

  1. 2016/01/08(金) 19:54:07|
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