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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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日本郵政がみまもりサービスの採算が取れないのでサービス縮小、中華端末で済む所にコスト高のiPadを利用していることも採算が取れない一因の可能性

日本郵政、みまもりサービス縮小を発表 「採算が困難」 ~ 産経ニュース
日本郵政は28日、長門正貢社長の定例記者会見で、みまもりサービスの縮小について正式に発表した。長門社長は縮小の理由について「採算ベースに載せるのが困難と判断した」と述べた。
みまもりサービスは、当初、高齢者に米アップルのタブレット端末、iPad(アイパッド)を配布して専用アプリを利用してもらう事業モデルで提供する予定だった。しかし、採算がとれる見通しが立たないことから高齢者に配布せず、郵便局員が端末を持って高齢者宅を月に1度訪れて、健康状況を家族に伝える事業モデルに縮小した。

日本郵政がiPadを高齢者宅に配って専用アプリを利用してもらう、みまもりサービスを縮小することを発表。
iPadを配るのはやめて、経費をかけて郵便局員が高齢者宅をいちいち回った方がコストが低く抑えられる
との判断になったようです。

つまりは今の申込数ではiPadの費用の負担が重く、採算ベースに載せられないということですよね。
そりゃ中華タブレットで間に合うものに、高価なiPadなんて使うぐらいのコスト感覚ですからね。
端末代だけなら1/3の価格で同じことを実現できたのではないかと思わさせられます。

どこに騙されてこんなものを入れたのでしょうかねぇ~。
そういえば日本郵政の携帯電話はソフトバンクが落札していたりしましたが・・・w


ちなみに日本郵政のみまもりサービスのページこんな一文が・・・。

「郵便局のみまもりサービス」および「郵便局のみまもりでんわ」につきましては、2017年6月9日をもちまして新規受付を停止させていただきました。

サービス自体は続行しているようですが、新規受付は既に終了しているようです。



もしかして、どこぞの営業マンにしてやられたって感じでしょうか・・・?

  1. 2017/06/30(金) 23:06:23|
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アップルがネットでの中国の寄付(チップ)制度の打賞に三割の手数料と称する搾取を開始

中国ネット「チップ」から30%天引き アップル新方針にしっぺ返しの可能性 ~ J-CASTニュース
アップル社は2017年6月10日、開発者契約の条項を書き加え、アップルのアプリを使う「打賞」(投げ銭、チップ)には必ずアップルの支払いルート、すなわち、iPhoneなどアップル機器を使って支払う場合は、その支払額の30%をアップルが取ることになった。
これによって、4月末に、「微信(ウィーチャット)」経由の「打賞」が誘発した「アップル税」騒動は、最終的にアップルが押し切った形でピリオドを打った。

中国には打賞という習慣が有る。

元々打賞の中国語本来の意味は、尊貴な人物が低い階層、部下に贈る恩賞の事。
簡単に言うとサービスに対する心づけやチップを指すようです。

これがスマホ時代では携帯電話ユーザーがモバイル決済ルートにて、気に入った
文章の作者や動画のキャスターにチップを支払うことを指すとのこと。
欧米では実店舗などの世界でのチップが、中国ではネットコンテンツ関係者に対する
チップとして形を変えて存在しているみたいなところでしょうか。

そのチップが今現在は打賞という呼び名で、知らない中国人がいないレベルで浸透して
いるということなのですが・・・。

ここにアップルは目を付け、アップル製端末を通じて打賞を行う場合、打賞として送られた
お金の三割をアップルが横取りするように開発者契約の条項を書き換えたとのこと。


さすが金の亡者アップル。
お金の匂いがする所には必ず絡んできます。

個人が個人に感謝や感動等の気持ちを送る行為から三割も持っていくのかと、
もうアップルには開いた口が塞がりません。
こんな「気持ち」のチップでは取っても精々2~5%ってところでしょう。
どう考えてもぼったくり、三割なんて有り得ない。
いや個人の寄付制度からお金を取ること自体、手を突っ込んではいけなかったところでしょう。
Android端末を使えば0%ですしね。


私はこの打賞って習慣、非常にいいものだと思っています。
簡単にその人の成果に対して気持ちとその成果に対する代償を送ることが出来、
日本でもこういった仕組みが有ってもいいなと思うぐらいです。


そんなものから三割も持っていくアップルの強欲さ、それだけでiPhoneを買おうという
意欲に影響してももおかしくないですね。

さすがにこれは手を付けてはいけない所に手を突っ込んだ感満載だと思います。

  1. 2017/06/30(金) 20:49:03|
  2. 携帯
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iOSとMacOSで32bitアプリへの対応が切られてしまう話・・・アップル「嫌なら旧バージョンを使え、セキュリティー最悪だけどな」

アップルが先日のWWDC17で、32bit切りを大々的に発表していましたね。
その影響はどんなものなのでしょうか。

iOS11は32ビットアプリ動作対象外!macOS はHigh Sierraが最後 ~ iPhone Mania
Appleは、WWDC 17において、iOS11は32ビットアプリがサポート対象外であることを発表しました。また、macOS High SierraがMac向けの32ビットアプリをサポートする最後のOSであることも発表されています。

アップル、32bitアプリをApp Storeの検索結果から除外。直リンクは有効、WWDCでのiOS 11発表に関連か ~ engadget
アップルの年次開発者会議 WWDC 2017 を目前にして、突然App Storeが検索結果に32bitアプリを表示しなくなりました。一時的な問題なのか恒久的な変更かは公式にアナウンスがないものの、iOS 11で32bitアプリのサポート終了が見込まれており、最近ではiOS10搭載のiPhoneなどで32bitアプリを起動時すると警告文が表示されるようになっていました。

iOS 11にiPhone 5/5cは対応せず。32ビットアプリもサポート対象外 #WWDC17 ~ GIZMODO
まずトップ画像は、Appleがウェブサイトに掲載しているiOS 11の対応デバイスの一覧。よーくみると、「iPhone 5/5cとそれ以前」「iPad(第4世代)とそれ以前」「初代iPad mini」「iPod touch(第5世代)とそれ以前」がありませんね。iPhone 5やiPhone 5cは搭載されているプロセッサが32ビット仕様なので、その点が関係しているのかもしれません。

MacOSとiOSの二つとも32bit切りの対象となりました。

MacOSは今回のmacOS High Sierraが最後、iOSは前回のiOS10が最後で、iOS11ではもう
32bitアプリは動きません。

アップルはその為の準備を着々と進めています。
それはアプリマーケットで完全にアプリを支配しているAppStoreで。
WWDC17を前にして、32bitアプリを検索対象から除外してしまいました。

直前に情報を掴んで慌ててアプリを検索してももう見つけることが出来なくなってしまっていたのです。
なかなかやってくれます。

しかし直リンを保存していた場合はそれでもアクセスしてインストール出来たようです。
これもいつまでできるのかは分かりませんが。

では32bitアプリにはどんなものが有るのか、そもそもアップルがアップデートして64bit対応しろと
言ってきたのだから、アプリベンダー側の問題だろってことで話が終わってしまいます。

本当にそれでいいのでしょうかね。

実際のところは意外と64bit化されていないアプリが少なくなく、困っている人を見かけました。
また64bit化するにあたって別アプリになっていたりすることもあります。

例えば4000円する辞書アプリを32bit版で購入していて、64bit化する時に別アプリとして
リリースしていたので、また買いなおしなんてことも有ったりします。

買いなおしで済む場合はそれでもいいのですが、そもそも32bit版のみで開発が終わって
いるものはもうどうしようもありません。アプリ開発をメインとしていない企業が出したものは
意外とそういうものが残っているようです。

一度開発された資産も、こうして自社の理屈でどんどん捨てられていってしまうのが
アップルの世界です。これはMacOS7ぐらいの頃からずっとそうですね。
後生大事に過去資産を使うことは基本的に許されない世界です。


これがAndroidなら、今でもその気になればAndroid 1.6以降向けのアプリを開発してリリース
することも可能です。Android 2.3向けのアプリは今でもバージョンアップをしているものが
存在します。最低限の機能だけでいいものは、ずっとサポートしていけるのです。

そもそもAndroidには32bitアプリ/64bitアプリという切り分けもありません。
同じアプリを実行時に32bit/64bitにARTやDalvik VMが翻訳しており、配布形態はあくまでも
バイトコードです。なのでコードが実行されるまで32bit/64bitを意識することはありません。

唯一ゲームやベンチマークなどで利用されていることが多く、NDKを利用してJNIアプリを
開発している場合は32bit依存したコードが含まれていることが有ります。
まあでもそんなアプリは少数派ですし、そもそもそういうものは割と頻繁にアップデートして
いますから実際にはAndroidの世界でアプリが対応するプロセッサのbit数が問題になる
ことはまずあり得ません。

ここがAndroidとiOSの世界の違いです。
アップルは旧来の方法でやっていますから、どこかで世代を変えるにはズバッと切り落として
いく必要が有ります。

これはOSのシンプル化につながるのでメモリの節約や、プロセッサの負担も多少は軽くでき、
端末メーカーサイドからすれば多大なメリットが有ります。なので切れるものはガンガン切って
いきたいとなり、その気持ちはわからないでもないです。

でもユーザーサイドからすれば、使えるものは出来たら壊れるまで使いたいという人も
いるかもしれません。というか確実にそういう人はいます。

そういう人にはアップル製品は向かないと思います。
こうして定期的に捨てられていくのですから。

iOSのバージョンアップが切られるのはまだいいです。
しかしiOSのアプリは、アップルの意向を受けて、どんどん過去のバージョンのiOSを
切り捨てて行っています。私の手元に有るiOS6のiPhone 4は使い物にならないレベルと
迄は言いませんが、今現在のAppStoreのアプリがどんどん使えなくなっています。
いやもう数年前からそうなっていました。

アプリをアップデートしようとすると、「iOS8へのバージョンアップが必要です」等と表示され、
アプリのアップデートができないものもかなり増えてきました。
まだ登録が残っている旧バージョンのアプリをダウンロードさせてくれるものも
有りますが、それはAndroidでも同じことなので・・・。

旧バージョンのiOSを使い続けていくつもりなら、まだ32bit端末でもなんとかやりくりして
いけるでしょう。例えばiPhone 5をiOS10で使い続けていくことはまだまだ可能です。

しかしセキュリティーに関しては、かなり危険な状態になっていきます。

Android OSなら、Chromeのアップデートが来れば同時にWebViewのアップデートも来ます。
こうして、モジュール単位でのアップデートをできるようにしてあるので、旧バージョンの
Android OSでもある程度の最新のセキュリティーパッチを旧バージョンのAndroid OSで
恩恵を受けることが可能です。

しかしiOSはバージョンアップが切られたらそこまでです。
時折数十個もの穴を塞いだ最新バージョンのiOSがリリースされることが有り、
旧バージョンを使うことが危険とばかりにアップルがリリースを謳います。

こういう時は暗にアップルが旧バージョンを切りたい時です。
 「旧バージョンが危ないからさっさとアップデートしろ」
 「最新のiOSに対応していない古いiPhoneを使っている奴は買い替えろ」
こういう声が聞こえてきます、クパチーノ辺りから。

端末価格がもっと正常化し、こんな風に端末を強制買い替えさせることが有ると、
アップル製品を買い続けていることが苦痛になっていく人が増えてくるのではないでしょうかね。
少なくとも私はこんな風に買い替えさせられるのは嫌ですね。


今回はiOS11にすることで新たに起こる問題です。
iOS11を入れられる端末では32bitアプリが使えなくなって、使いたいアプリそのものがなくなって
しまう可能性は低くありません。更に32bitアプリが検索できなくなったので、iPhone 5/5c辺りの
古い端末を持っている人も32bitアプリが検索できなくなっていますから、今インストールしている
アプリのアップデートを待つしか・・・いや、もう32bitコードを含んだアプリはリリースされる事は
無いと思いますので、事実上iPhone 5/5c以前の端末を持っている人は、今AppStoreから落とせる
ものが永遠の最新ということになるのだろうと思います。


4~5年前の端末がこんな状態になるのはちょっとどうかとは思いますね。
さすがにAndroidだと、この時期の端末でも、アプリは普通に最新状態を保てますし、RAMが
2GB搭載されているものは、古くてもプロセッサが何であっても、結構使える端末が多いです。

例えばiPhone 5と5cの間に発売されたXperia Z (SO-02E)なんかは、RAM 2GB端末だし、
使おうと思えばまだまだ全然使えますし健在なんですよね。

同時期には国内発売されたものだと以下のようなものも有りますね。
 GALAXY S III α (SC-03E) Exynos 4412 1.6GHz
 GALAXY S4 (SC-04E) Snapdragon 600 1.9GHz

Android OSのバージョンはちょっとアレかも知れませんが、アプリはほとんどのものが利用
可能ですし、アップルがやっていることほどひどい事にはならないでしょう。
その違いは小さくないだろうと思います。

  1. 2017/06/28(水) 19:45:32|
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NHK受信料をスマホユーザーにストリーミングアプリをプリインし、強制徴収することが検討されている・・・MVNOは無傷で大手キャリアの地獄絵図が現実になるのか?

ネット受信料新設 検討委素案、TVなし世帯対象 ~ 毎日新聞
原案には、支払いは世帯単位とし、スマートフォンなどでネット受信アプリのダウンロードなどの手続きを済ませた者を対象とする方針も盛り込んだ。地上放送などの受信料をすでに払っている世帯は、ネット同時配信を利用しても無料とし、スマホなどのネット同時配信の利用者のみ有料とする。原案は27日のNHK経営委員会に示され7月下旬に正式決定する予定。

【放送】NHK、TVなし世帯を対象にネット受信料を新設へ 検討委素案で浮上 ~ NEWSまとめもりー
ネット受信料は総務省から「地上波よりも安くすべきだ」(幹部)との声もあり、NHK内部で検討したが、「地上波より安くするとテレビよりもネットでの視聴が増えてしまう」との意見が強いという。

総務省「ネット受信料は地上波より安くしろ」 NHK「やだ」←なんで払うの前提で議論してんだこいつら ~ 保守速報
ネット受信料は総務省から「地上波よりも安くすべきだ」(幹部)との声もあり、NHK内部で検討したが、「地上波より安くするとテレビよりもネットでの視聴が増えてしまう」との意見が強いという。

スマホにNHKのネットストリーミング放送を視聴する為のアプリを入れている人は、
NHKの受信料を払わなければならないという無茶な検討がNHK受信料制度等検討委員会で行われている。

 総務省は「現行の料金よりも安くすべき」
 NHKは「いや安くするわけにはいかぬ」

の状態となっている模様です。

いや、そもそもなんで必要ないと思っている層からも無理やり取ろうとするの?


取り敢えずある動きは、「視聴アプリがプリインされる可能性が高いこと」だと思います。
iPhoneにはこのお仕着せが無いので、この報道が現実になったら、iPhoneに逃げる
しかないという意見を見かけます。

MVNOの格安端末か、iPhoneはこの件については無傷でやり過ごせそうです。
恐らく同様に考えている人は少なくないのでしょう。

アプリをプリインしていたらもう払うしなかない状況に追い込まれそうな感じです。
何よりも、「消せないアプリ」の設定をされていた時は問題です。
プリインアプリが入っていたら、受信料を支払わなくてはならなくなるとのことです。
消せないアプリを仕込んで金を吸い取ろうとしている様はちょっと酷いなと思います。

で、大手キャリアはこういうのをさらっと「消せないアプリ」設定することが往々にしてあり、
下手をすると総務省ベースでそういう指示を出す可能性すら考えられます。

何としてでもスマホユーザーから搾り取りたいってのがやり取りで感じられますよね。
総務省とNHKは徴収の有無を論じておらず、値段の問題だけみたいですし。
スマホユーザーからは徴収するということで意見が一致しているみたいです。


そんなわけで、MVNOだとNHKの受信料が徴収されないみたいだよということが
知れ渡ると、恐らく一気にMVNOへの流れが加速するんじゃないかという気がしています。

今迄は安くするというインセンティブの為に不安感を乗り越えられなかった人は少なくないと思います。
しかしNHKの受信料は、疑問に思っている人も相当数いるわけです。
税金投入されているのに、更に受信料まで取っていくことがそう簡単に納得できないでしょう。

しかも日本落としや、韓国・中国上げ報道も結構あり、「金をむしり取っておいて反日報道か!」と
考えている人もごく少数では済まない所に来ていると思います。



そういう事ですのでこの話が進んでいけば、間違いなくMVNOへの脱出は強烈に加速することに
なるだろうと私は考えます。キャリアはわが身が可愛いならば、この話は大いに反対を唱えるべき
だと思いますよ。そうしないと、本気でMVNOの割合がシャレにならないことになってしまうと思います。

お金を拾うことに関して躊躇する人は少なくなくても、お金を落とすことに関してのアレルギーは
半端じゃないですよ。それを感じ始めてから手を打っても手遅れですから。

  1. 2017/06/28(水) 02:05:13|
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今のAIブームを考える、果たしてAIは万全なのか?

先日ソフトバンクがAIやロボット関係の企業を買収したように、AIとその頭脳でロボットを動かすことが
今後の主要技術になるであろうという動きが活発化しています。

特にその中でも次世代の大きな技術としてAIがクローズアップしています。
例えば将棋、例えばチェス、そして囲碁など、AIがもたらしている成果は非常に恐るべきものです。

しかし私はその成果を見て、「ああ、AIは所詮そんなものだったのか」とちょっと肩を落とす結果となりました。
私が予想していた発展をしなかったからです。

今現在は機械学習によるAIマシンが大きな成果を上げています。
ディープランニングと言われているのもです。

ディープランニングは基本的には既存のデータを解析して、その中からあらゆる側面に対応できるような
学習を疲れを知らずに行います。睡眠も必要ありません。
しかも一度覚えたことは感情やコンディションに左右されることなく、一定の能力を発揮し続けます。
なのでディープランニングはこういったゲームにはめっぽう強いというか得意分野なのです。
なのでまずこういう分野で成果を上げ始めたのです。

しかし私が想像していたものとは違う発展を遂げたものが成果を出してしまいました。
私は脳のニューロンやシナプスの働きを模し、脳内の伝達の様子をコンピューター上に
再現することで仮想電子脳を作成し、その脳みその働きにより結果を導き出すという方法論が
進化して結果を出すのだと思い込んでいました。

しかし方程式を形として組んだような機械学習が幅を利かせ、結果を出してしまっただけに、
一気に機械学習が流行ってしまいました。多分電子脳を作っていた組は今は相当立場が
追いやられているのだろうと思います。


では機械学習の何が問題なのか?

機械学習はあくまでも特定の経験のパターンだけを学習するものです。
要するに小説を読ませても、特定の指定された分野の単語と並び方しか認識しません。
文意は読んでおらず、文章の中のパターンだけを徹底的に抽出するのです。

なので小説を読んでいるようでも、意味やシナリオは全く学習できていませんし、理解もしていません。
ひたすら固有名詞や、特定の単語の並びや抽出頻度等、パターンだけを学習しているのです。
なのでどれだけ学習させても、分析はできますが、同じレベルの小説を書かせることはできません。
何故ならば、小説はノールールの世界であり、正解がなく無限解の世界だからです。

今AIがめっぽう強い、将棋・チェス・囲碁の世界はルールがきちんと決まっており、勝敗も明確です。
そういった有限解の世界ではディープラーニング型のAIはとんでもない強さを発揮します。
学ぶべきことが決まっているからです。

このゲームAIは、その有限解の中で、人間が見逃している隙間を探って人間を打ち負かしているのです。
人間は定石という先入観ショートカットを作り出し、思考の負担を軽くして最適解を得る負荷の軽減を
行って強さを手に入れてきました。しかし今の機械学習のAIには定石というシュートカットが存在しません。
人間が見逃していた所まで手を探しに行くのです。だから人間にとっては意表を突いた手を連発している
ように映り、人間の弱点を冷静に突いているように見えるのです。


さて、ではその他の分野ではどうか。
例えばグーグルが必死になって作り上げてきた自動運転の分野では?

残念ながら自動運転の世界は有限ルールではありません。
路面・環境・天候・対向車・歩行者等、無限の組み合わせの情報が存在する自動運転の世界で、
機械学習のAIは先のゲームのような強さを発揮することは、少なくとも今現在の状況ではありません。
私はそう考えています。

補助的な所では病院でガンの発見などで成果を上げていますね。
ガン患者のレントゲン写真などのわずかな違いを見極めるのはめっぽう得意な分野で成果を上げています。
でもそれは医者が参考にするためのもので、判断や決定権は医者が持っています。
決してがん発見用のAIは独立して判断を下すことはできなくなっています。


では今色んな企業が考えているであろう、独立系のロボットはどうか?
安全性に関係ないものは意外と実用化は早いかも知れません。

例えばロビのようなロボットがどれだけ賢くなったところで、基本的には脅威になることは有りませんし、
人間が布石ようもない相当な危険な行動を起こせるとも思いません。
しかも自立系のロボットなら処理すべき情報は無限解です。

しかしロビのような廉価なロボットではセンサー数も知れており、載せられるメモリやCPUも
限られているでしょう。電池の容量も。なのでロビが驚くようなAIを手に入れることも考えにくく、
何よりも価格帯でアウトな状況になると思います。

価格が高くてもよく、大きさも縛られない。
安全性にもうるさくなく、多少の誤動作が有ったとしても許されるところって・・・?

そんな都合のいい分野を私は今の所思いつきません。
何か有るのかもしれませんが、数が出るコンシューマー用途では現状考え付きません。

例えばソフトバンクのペッパーは誤動作が許されるから売られているのであり、
誤動作=シビアインシデントになり得るならば、売られることはなかったはずです。
売り出し初めにテレビ番組で恥ずかしい結果を報道されていましたが、誤動作しても
恥ずかしいだけで済むから許されているのです。



この記事を書くタイミングで量子コンピューターのニュースが流れましたが、
それなら何か可能なのかもしれません。でも同様の課題の解き方の計算速度が
もっと早くなるだけなら、私が求めている所に関しては全く意味をなさないのですけどね。

少なくともディープランニングと呼ばれる機械学習の世界を抜け出さないと、
何も始まらないと思っているのですけど、今後はどうなるのでしょうね。
  1. 2017/06/27(火) 00:53:50|
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ソフトバンクがnVidia、ボストン・ダイナミクス、Schaftを買収・・・このままだとメイン産業をマイナー産業に移行し、影の存在になると私は考えます

ソフトバンクが男前なGPUの優であるNvidia、リアルキモい4本足ロボットのボストン・ダイナミクス、
2足歩行ロボットの開発をしている東大発のロボットベンチャーであるSchaftを買収したと発表。

SoftBankのNvidia株は時価40億ドルと報道――Vision Fundのプレスリリースから推定 ~ Techcrunch
先週末、日本のソフトバンクはVision Fundの最初の資金調達をクローズしたことを発表した。今回の出資コミットメントの総額は930億ドル〔約1兆円〕で、出資者にはApple、Qualcomm、Foxconnらが並んでいる。同時にソフトバンクがすでにNvidiaの株式を所有していることも何気なく発表されていた。
今日(米国時間5/24)のBloombergの記事はソフトバンクが所有するNvidia株式は時価40億ドル相当と推測している。これは持ち分が4.9%とした場合の価格で、Nvidiaの第4位の株主となる。

ソフトバンク、NVIDIAの株式40億ドル相当を取得か ~ CNET Japan
ソフトバンクが、カリフォルニア州サンタクララを拠点とするチップメーカーNVIDIAの株式40億ドル相当を取得したという。Bloombergが米国時間5月23日、状況をよく知る情報筋らの話として報じた。これによりソフトバンクは、NVIDIAの株式4.9%を保有する第4位の大株主となる。
NVIDIAは、人工知能(AI)、自動運転車、ゲーム用のチップ開発で金融アナリストらの熱い視線を集めている。同社の株価は2016年の1年間で3倍になり、2017年に入ってからも上昇を続けている。実際、あまりにも大量に株式が購入されていることから、同社株を担当するアナリストらは、NVIDIA株価急騰の要因をいまひとつ説明しきれておらず、この状態がどれだけ続くか疑問視しているほどだ。


SoftbankがAlphabetのロボット企業Boston DynamicsとSchaftを買収 ~ Techcrunch
Softbankがさきほど、Googleの持株会社Alphabetのロボット企業2社の買収を発表して、いよいよロボットに本気であることを示した。その2社とは、Big Dog(上図)を開発しているBoston Dynamicsと、二足歩行ロボットのSchaftだ。

【速報】ソフトバンクがロボット開発の「ボストン・ダイナミクス」を買収。次のPepperは高機動型か? ~ GIZMODO
本日、ソフトバンクはロボット開発企業の「Boston Dynamics(ボストン・ダイナミクス)」を買収したことを発表しました。
また、Boston Dynamicsの親会社となるAlphabet(アルファベット:Googleの親会社)との本取引の一環として、2足歩行ロボットを開発する東大発のロボットベンチャー「Schaft」の買収にも合意しているそうですよ。

私はnVidiaは上二つの記事の発表、後者ロボット系二つはWBSのニュースで知りました。
(いや、その前に株主総会組のツイッターで知ってたけどw)

この中で一番頭が痛いのはnVidiaが食われたこと。
ARM程頭を痛めてはいませんが、またまた業界の脆弱性を突かれたことには変わりなく、
ショックと言えばショックです。

まあソ가バンク的には携帯事業がもう頭打ちであることをよく認識しているので、
この先数十年をかけてロボット関連に主業態を移行させたいという先行投資の
積りなのでしょう。

この二足歩行技術がどれだけ役に立つのか、まあ見ものです。

普通に考えると二本足Pepperの登場・・・って所に落としどころを求めると思いますが、
そんなもの邪魔で仕方ないです。ボストンダイナミクス的な解決処方で二本足を実現
すると、家の中がガチャガチャになってしまいます。(そもそもPepperは家庭にほとんど
入っていないという突込みは置いといて)

やるとすればホンダとかがやっているような手法にしないと、家庭内の安全と平穏は
保てません。リアルで機敏に徹底的に転ばなければOKみたいな解決法は、
あくまでも屋外向け、しかもスタートは軍事向けというものだから許されたわけで、
屋内使用前提のPepperには応用できませんわな。勘違いしているよ孫正義氏は。
Googleは高値抜け出来てラッキーだったんじゃないでしょうかね。
ソフトバンクは欲しいとなったら金に糸目をつけないので、美味しい売却だったと思います。
尤も、ソフトバンクはこのあと騒いで騙して高値抜けする可能性は有りますけどね。

インサイダーで捕まってまへw



それはともかく、ソフトバンクが例のVision Fundで他人の金を利用して、あちこちに
買収を仕掛け、それを人工知能などに生かすという試み・・・さらにキモく生意気な
Pepper君の誕生へという道筋をつけようとしていることがなんとなく見て取れました。

実際それを目指しているのかなまだ未知数ですけど、車の自動運転程使い勝手がよく
便利なものを目指しているわけではないことだけはわかりました。

人が金を出すのは結局は便利なものか、自分のわがままを満たしてくれるものであると
いうことを理解せずに、意表を突けば何でも買ってくれると信じているソフトバンクは
まあ数十年間ムダ金を払っとけと笑える買収となってきました。


それを読み解くヒントは、今携帯端末や回線で一番力強く伸びているのは・・・?
格安端末にMVNOですな。

高額CB付きiPhoneが飛ぶように売れ、スマホの得体が知れ渡ってきたら今度は
格安なスマホや格安回線。結局売れるものは人間の欲望を満たしてくれるものです。

ソフトバンクは今後、ある程度金になってもメインの分野にはなりえない、人間の
欲望を満たしてくれないものに最大限力を注いでいてもらいましょう。

今はつぶれてくれとまでは思っていませんので、適当な感じで儲けていてください。
ロボット分野は結局は人に装着したり、人が最終的にコントロールするか、AIは人間の
補助として動作するという形態が一番浸透するでしょう。

完全独立AIはメインの産業にはならないというのが私の今の考えです。
今現在でもただでさえ大変なバグ取り作業、どれだけ進んだAIでも絶対暴走しないを
保証できる所はあるのでしょうか?結局独立系AIが実用化されるかどうかはAIの
進化よりも、バグ取りはもう完全に完了したと自信をもって出せる状態が訪れない
限りはコンシューマーへの販売は行われないと思います。特殊な用途向け、
つまり商売の規模としては決して大きくない場所で使われるだけでしょう。


そんなわけで、ソフトバンクさんさようなら。

ニッチに頑張って投資してください、今まで楽しませてくれた日々の恩は忘れません(笑)

日本の携帯業界では既に負け組が決まりつつありますし、アメリカでもちょっと笑いもの
的に見えているのですけど、まあよく頑張った方だと思います。

AIやロボット分野にはいっぱい金を落として面白いものをぜひ作ってください。
業界の朝鮮つながりでテレビなどのメディアだけは食いついてくれると思いますので。

  1. 2017/06/24(土) 14:30:29|
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アップルの機密は「NSA、FBI、米軍、シークレット・サービス」のOBをもってしても防げないほどずさんな管理、情報機密を守る為の会合の存在すらバラされて音声が漏れ漏れリークされる始末

Appleの未発表製品リーク対策会合、音声がリークされる ~ iPhone Mania
「情報漏洩を防ぎAppleの機密を守る(Stopping Leakers – Keeping Confidential at Apple)」と題された約1時間の説明会は、Appleのグローバル・セキュリティ部門の責任者らが説明者となっています。
グローバル・セキュリティ部門は、NSA、FBI、米軍、そしてシークレット・サービスといった、国家機密を取り扱う機関の出身者らで構成されています。

アップルが未発表の製品の情報が漏れ漏れすることに対して、本格的に手を打つそうです。

グローバル・セキュリティ部門はNSA、FBI、米軍、そしてシークレット・サービスという強面の
本気情報機密管理のプロの面々。

なのにこの漏れ漏れ具合・・・今迄何やってたの?

漏れているのは部品だけでなく、設計図だったり、パッケージの試し刷りだったり、
トイレに流して回収で済むとは思えないものや、どう考えてもフェンス越しに投げられ
ないもの。どうやってもブラジャーに収まらないもの等山ほど含まれています。

スイッチなどならわかりますけどね。
1.0m×1.0mよりも大きなパッケージの試し刷りなんて、トイレに流したりブラジャーに
収まるのですかね?丸めてフェンス越しに投げて見つからずに済むほど甘い
セキュリティーのくせに、鬼NDAと言われてるのですか?


私的には「NSA、FBI、米軍、シークレット・サービス」とブランドが並んで記事として
出た時点で、単なる広報との判断になってしまいました。

Appleの未発表製品情報の漏洩は、主にサプライチェーンの工場労働者によって盗み出されることで起きてきました。平均月収が350ドル(約38,000円)程度の彼らは、月収の3倍といった報酬を提示されて犯行に及びます。
工場の持ち物検査をかいくぐる手口は、従業員が持ち出した部品や製品をフェンス越しに投げたり、トイレに流して浄化槽から取り出したりといったものが一般的です。
以前には、ブラジャーの中に隠して製品の筐体、合計8,000台分を持ち出した女性労働者もいました。

はいはい。

ブラジャーの中に詰めて詰めて8000台分。

筐体ですから、電源スイッチ8000台分とはモノの物量が違います。
一回に片方4台分詰めても1000回、一日一度のチャンスで休みは全くなしで毎日盗み続けても3年弱。
片方2台なら5年以上はかかります。
休んだらその分期間は伸びていきます。


その間、ずっとバレずにそれを続けられるのでしょうかね、意外とかさばる筐体なんかを。


2014年には387台あった製品の盗難は、2015年には57台(そのうち50台は発表会の夜)、2016年には4台まで減少したそうです。

はいはい。

どんな計算になっているのかは分かりませんが、どんどん減って、2016年にはたったの
4台になったそうですよ。

私が見たリーク記事は4台分とは到底思えませんけどね。

2017年に限ると、筐体だけでいったい何台分リークされたのやら。
製品にならない試作機は盗んだ台数に入らないのでしょうかね?


私にとっては今年になって、アホ程リークされまくっているのは、アップルが無料宣伝として
漏らしているんじゃなくて、超強力なプロを使っても管理しきれない端々から漏れてるねんという、
単なるエクスキューズにしか思えないですね。

私から言わせれば、その言い訳も稚拙の稚拙。
そんな管理状態で、最高機密とか笑わせんなと言いたい。

一年に一回の発売なので、中折れする販売状況を何とか防ぐために、繋ぎにリーク情報を
自ら流しているとしか思えませんね。

そして、この不思議なセキュリティー対策会合の報道も、その一環でしょとしか思えないわけです。
こんなことをするアップルって、いよいよ打つ手がなくなってきたのかなとしみじみ考えさせられます。

毎年、対前年の出荷数の増大を狙った発売国の前倒しも、末端の末端の国まで使い果たした
感が有りますし、中国で販売数が下がり続けている中で、次期としての頼みの綱だったインドは
まだ一向にiPhoneが伸びてこない。

もう前倒しをして、売れている風を飾る為の国は残されていない。
アップルの発表をよーく精査していたら、嫌になる程前倒しを続ける毎年でしたからね。

ファンサイトやIT関連のメディアはよくこんな稚拙な手法に騙されるもんだと笑うしかなかったです。
先鋭的なジャーナリスト様ですら、この毎年の発売国の前倒しを指摘出来た人はいなかった。
少なくとも私の知る限りは。

こんな稚拙な手も報道されてしまったら一定の効果を発揮するわけですが、問題は弾切れになった時。
そう、その弾切れが今回のような趣向の変わった報道の真相だと私は考えています。


「NSA、FBI、米軍、シークレット・サービス」のOBをもってしても防げない、この漏れ漏れ報道の
実態を見て「この無能野郎、クビだっ!!」とならない現実を、ファンの方々はどう考えるのでしょうか。

私はムダ金食いとしか思えませんね。

こういう報道が有る度に、やっぱりアップルって一生好きにはなれないなと、
いつも再確認させられます。

  1. 2017/06/22(木) 02:59:38|
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iDCもBCNもiPadの販売は落ち、タブレットが世界市場で縮小傾向の中でファーウェイが大きく伸びる

ファーウェイがタブレットでもシェアトップに浮上、月次でASUS、Appleを抜く ~ BCN RETAIL
家電量販店・ネットショップの実売データを集計した「BCNランキング」によると、ファーウェイは、今年に入り、SIMフリースマートフォンと、SIMフリーのAndroidタブレットの2つのジャンルで、多数の競合を抑え、トップを走っている。
2016年7月以降、Wi-Fiモデルを含む、タブレット端末全体でもシェアを拡大。今年2月には、ASUSを抜き、2位に浮上。翌3月は、Appleを1.0ポイント上回るシェア26.2%を占め、タブレットカテゴリでは初めて月間1位を獲得した。4月は2位に後退したが、シェアは23.9%と、依然として2ケタ台を保っている。

iPad出荷台数首位を維持するも前年同期比で13%減〜IDC ~ iPhone Mania
調査会社IDCが、2017年第1四半期における全世界でのタブレット出荷台数予測を発表しました。
Appleは890万台で首位を維持したものの、前年同期と比べると13%減という、上位5社のうち最大の下げ幅となりました。

BCNランキングとIDCの世界ランキングと二つの全く違う集計で、iPadの激減&Androidタブレットの
増加という、大きな流れが映し出されました。

BCNの方は日本の国内市場の3月の一月間、IDCの方は世界市場のQ1、つまり1-3月期ということになります。
スマートホンだとこの二つの市場に連動が見られることなどほぼ無いのですが、タブレットだと結構
似たような動きとなっています。

その中でもファーウェイの伸びが共に目立っています。
iPadが頭打ちで減少の一途度たどっていて、ファーウェイがAndroidタブレットの伸びをけん引している。
まさにそれだけの事なんです。

でもこの連動はもう世界レベルで通用するんだなと感心しています。



2016年中国スマホ市場、Appleは前年の3位から5位へ転落 ~ iPhone Mania
中国スマホ市場が活気づくなか、Appleは苦戦を強いられています。
調査会社IDCの調べでは、2016年通年でのAppleのiPhone出荷台数は4,490万台で、Oppo、Huawei、Vivoに次ぐ4位でした。しかしCanalysは、iPhone出荷台数は前年比18.2%減の4,380万台で、2015年の3位から5位に転落したと推測しています。

一方、中国での2016年の集計だと、アップルが前年の3位から5位に落ちています。
中国はアップルにとって、頼みの綱と言っていいほどの販売数アップのけん引役でした。
2016年はそろそろそれも電池切れが見え始めたようです。

このことでアップルの終わりが・・・等というつもりは有りませんが、色々芳しくない
アップルへの信仰心ももはやここまでかなと思わずにはいられません。

  1. 2017/06/21(水) 01:18:30|
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日本で発売されるEssential Phone、ドコモのB21に対応の模様

「Androidの父」のEssential Phone、日本発売がほぼ確定、ドコモバンド21にも対応 ~ スマホ評価・不具合ニュース
仮にドコモからのリリースはなく、SIMフリー版オンリーだとしてもSIMフリー機種でBand 21に対応している機種は珍しく、いずれにせよ嬉しいニュースですね。

最近何かと話題に上がる、Androidの父が開発しているEssential Phone。
そのEssential Phoneがドコモ向けのB21に対応しているということのようです。

B21は1.5GHz帯で、国内ではドコモ専用の帯域です。
海外では携帯のLTE向けに割り当ては有りません。
なのでB21は完全にドコモ専用です。

そんなわけでB21に対応している端末は、ドコモが出している端末しかありません。
少なくとも私はドコモから出ている端末以外でB21に対応しているものは見たことが有りません。
一度ドコモで出たXperia Z1f (SO-02F) ⇒ Xperia A2 (SO-04F)がXperia J1 Compactとして
焼き直されたケースがB21に対応していたことが有りましたが、これは特別。

今回Essential Phoneが恐らくドコモから出ている関連以外の端末では初めてB21に対応した
ものになるかもしれません。(他に私の知らない所であったのかもしれませんが)

今後もSIMフリー端末ではB21に対応したものが出てこない可能性が高いと思います。
この帯域はドコモ専用ですし。


LTEの帯域は、アメリカでも一部ありますが、特に日本の帯域が特定キャリア専用で設定されて
いるケースが多く、端末の対応のしやすさそっちのけで、フィルターの特性を向上させやすいと
思われる技術的な理由だけで帯域が切られていると思われることがとにかく残念です。

フィルターの作りやすさという技術的な部分をいくら優先しても、端末の対応から積極的に
外されるような専用化は商業的に失敗する要因にしかなりません。
B21に対応する端末が少ない理由は、こうした日本的なアホ仕様が原因です。

標準帯域のB1はともかくとして、広く対応が進んでいるB3やB7/B8/B28のような共用帯域の
ような考え方にしないといけませんよね。B21は実はB11の後ろにぴったりくっついていて、
この二つは20MHz幅×2と15MHz幅×2の二つを35MHz幅×2と扱うことも可能なのですが、
何故そうしなかったのかなと。そうすれば対応される可能性も幾らか高まったのですが。


ドコモではB21だけでなくB28も持っていますが、B28は多くの国で対応しているので、
大丈夫だと思います。実際B28に対応している端末は見かけますしね。

  1. 2017/06/20(火) 19:16:03|
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Xperia XZ Premiumは発熱が少ない・・・買った人が一斉に「熱くない」

Xperia XZ Premium SO-04Jの国内ユーザー評価、第一声は「発熱がない!」との報告多し ~ スマホ評価・不具合ニュース
2週間ほど早くリリースされた海外版ではこちらでまとめたとおり、一部不具合報告もありますが、全体的な評判も今のところは上々。
これは国内でも同様で、なかなか順調な出だしとなっているようです。
特に目立つのは「発熱」についての報告。
発熱がない、あるいは非常に少ないという報告が目立ち、同様の報告は2ちゃんねるなどでも複数見られます。
過去のXperia機種はどちらかと言うと発熱とそれが原因のカメラ落ちといった問題が他メーカーよりも多かったという印象ですが、このXZPではこれが見事に克服されていると言った感じ。



Xperia XZ Premium (SO-04J)の発熱が少ないということで話題になっています。
「これがあのXperiaか?」というような意見が多数。

こんな言われ方をするということは、よほどZ4の時の悪名が印象として刻まれているのだろうと思います。
実際にはAndroid 6.x Mashmallowにアップして以降のZ4はほぼ熱問題が解決荒れており、その後のZ5でも
深刻な熱問題は起こっていなかったのですが、Z4の時に付いた爆熱のイメージはその後数年間も
Xperiaを苦しめることになりました。

とは言え、負荷の高いアプリを動かせば熱を持つことは確かだったので、負のイメージをそこで思い出されて
しまうことになってしまっていました。他の機種でも同じだけ発熱していてもそれは関係なしで。


そんなわけで、Snapdragon 835の力を得て、大きな余力で回せるようになり、発熱をぐっと抑えれた
端末に仕上げてきたようです。

発熱が少ないことが驚かれるのは本意ではないでしょうけど、好印象を持たれているので
恐らく悪い気はしないのでしょう。

個人的にはコンパクト機にもこのプラットフォームが下りてきてほしいなと思ってみたり、みなかったり。
いやまあSnapdragon 660や625で十分なんですけどね。

  1. 2017/06/20(火) 00:13:56|
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アップルが世界スマホシェアでついに三位落ち、一位サムスン、二位ファーウェイの時代に

Huaweiスマホ、出荷台数でとうとうiPhone超え、世界第2位に ~ 
破竹の勢いでローエンドからハイエンドまで複数のモデルをリリースしまくっているHuawei。
同社のスマートフォン出荷台数がとうとうアップル、つまりiPhoneを超えたようです。
The Economic Timesが伝えたもので、これによるとHuaweiの2016年12月の時点での世界スマートフォン出荷台数シェアは13.2%。アップルは12%だったとのこと。

2016年12月一か月という限られた集計ではありますが、中国メーカーのファーウェイが
世界のグローバル市場でアップルを抜いて二位になった模様です。

しかもiPhoneが発売して3か月後の12月という、まだまだiPhoneの数字が上がっている
時期での出来事です。それ以上にファーウェイが販売数を伸ばしたと言えるので、まぐれ
ではなく、実力でもぎ取った二位と言っていいと思います。


今後アップルが二位に浮上することが有ったとしても、ファーウェイもかなりの実力を
付けていますから、抜きつ抜かれつしながらも結局アップルの定位置が三位になって
しまう可能性が大です。

というか、私は確実にアップルの定位置は三位に沈むと考えています。
そう言えば以前から何度かそういう事を書いてきていました。
当ブログ記事
 ●アップルのiPhoneが世界シェアで何年振りかにシェア一位・・・所詮サムスンの敵失、それよりも急速に迫ってくる華為がアップルを三位を定位置に追いやる可能性が濃厚に

 ●アップル世界シェア13.1%、追い上げる3位以下のメーカー、入れ替わりが視野に


今年2月に書いた記事では2016/Q4の数字を見てももう入れ替わりはほぼ見えて
いましたが、Q4の中の12月だけに絞ると入れ替わってしまっていたわけです。
なるほど、ファーウェイの勢いの激しさが感じられたわけです。

私は、抜きつ抜かれつしながらファーウェイが二位の立場を固めていくのかと思って
いましたが、このままではもう二度とアップルが二位に浮かばないままになる可能性も
出てきました。そのぐらいファーウェイの勢いが強すぎます。
恐らく世界中に強固な販売網を構築できたのでしょう。

こうなったら利益率優先で高値でぼったくっているアップルはかなり不利になってしまいます。
インドでは旧端末の5sをかなり安い目の価格設定で売っていたりはしますが、もう焼石に水
レベルの効果しかないように思います。そもそもアップルはインド市場は不得意分野ですし。


更にアップルの背後には4位のOPPOが迫っています。
ファーウェイほど数字は伸びていませんが、急伸しているのは間違いないです。
アップルが四位に落ちる時が出てくるかもしれませんね。

どちらにしてもアップルは今以上に販売数が大きく数字が伸びる可能性はもう有りません。
逆に下がる可能性も十分にあります。

今後アップルにとって明るい話題はかなり限られた少ない分野や時期に限られていくことに
なると思います。

  1. 2017/06/14(水) 22:08:14|
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Androidの父のEssential PhoneがSB傘下のSprintが独占供給、しかし識者達からは散々な評価・・・

革命的なスマホ「Essential Phone」、SB傘下Sprintが独占供給 ~ iPhone Mania
「Androidの父」と称されるアンディ・ルービン氏によるスマートフォン「Essential Phone」を、ソフトバンク傘下のSprintがアメリカのキャリアとしては独占的に提供することがわかりました。

「Androidの父」と呼ばれているアンディ・ルービン氏が作ったスマホのEssential Phone。
これをソフトバンク傘下のスプリントがアメリカで独占販売するとのこと。

独占というのはキャリアとしてでの話で、携帯を販売している量販店のBest Buyでは普通に販売されるとのこと。

そこまではいいのですが、アメリカでの評価がなかなかのものです。

@stevekovach (Business Insiderライター)
「これは失敗の秘訣です」


@harrymccracken (Fast Company)
「Palm Preの記憶がよみがえるね、良くない意味で。別の時代の話だけど。」


@jonfortt (CNBC司会者)
「うむむ・・・」


この意見からも、アメリカでのスプリントの評価が透けて見えますね。
それは決して芳しいものとは思えません。

さすがにアメリカの消費者や識者は騙せない。
日本人は散々騙してきましたけどね。

  1. 2017/06/13(火) 19:31:24|
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Xperia XZ Premium&Xperia XZに早くも2017/6/1版セキュリティーアップデートが配信

Sony Mobile、Xperia XZ Premiumに45.0.A.5.8へのアップデートを配信開始 ~ juggly.cn
45.0.A.5.8 の変更内容は公開されていませんが、アップデート後には 2017 年 6 月 1 日版の Android セキュリティパッチが適用されていたので、セキュリティアップデートが実施されたと見られます。

Sony Mobile、Xperia XZに41.2.A.7.8へのアップデートを配信開始 ~ juggly.cn
今回のアップデートでは、Google が先週公開した 2017 年 6 月分の Android セキュリティパッチが適用されており、アップデート後のセキュリティパッチレベルは「2017 年 6 月 1 日」に変わります。

ソニモバがXperia XZ Premium&Xperia XZに2017/6分のセキュリティーパッチ入りのアップデートを配布。
勿論海外のグローバル版オンリーですけど。

Xperia XZ Premiumには9日段階ですでにパッチが配布されており、相当素早いアップデートの態勢が
敷かれている事が伺えます。ユーザーから見るとNexusやPixelを購入したのと同じかそれ以上の
新鮮な状態が保てるこの体制は、Xperiaシリーズへの信頼感を高めると言っていいと思います。

奇をてらった変な機能の追加や、滅多に使わないサイズ増・重量増・コスト増の機能を搭載される
よりも大きな購入動機になりえるアップデートだと思います。


ちなみにNexus / Pixel / Android Oneには6月5日配信開始です。
2017年6月分のAndroidセキュリティパッチの配信が開始 ~ juggly.cn
Google は 6 月 5 日、Android で発見された様々な脆弱性に対処するセキュリティパッチの 2017 年 6 月版を公開し、Nexus / Pixel / Android One デバイス向けにアップデートの配信を開始しました。

私のNexus 9には9日の金曜日に配信が来ていました。



個人的にはこれでモバイルSuicaが使えたら国内キャリアモデルとサヨナラ出来るので、後はそこだけ
なんとか頑張ってもらいたいなと思っています。
あーそれとエリアメールのETWSへの対応とそのブラウザアプリも。(既に入ってる?)

私にとってはスマホとしての標準機能と上記の機能以外は必要ないです。

国内キャリア版は、鬼消せないドコモアプリとか、本気で邪魔でしかないアプリが山とあり、
出来る限りキャリア版端末から離れたくて仕方がない状況です。
そう思っている方は少なくはないでしょう。

なんでキャリアって知恵がついてきたユーザーが脱出したがることばかり行うのでしょうね。
私は冒頭に書いたアップデートの方が、どれだけ消そうと頑張っても消しきれないクソアプリを
ねじ込まれるよりもよほど購入動機として魅力的に映るのですけど・・・。

  1. 2017/06/13(火) 16:38:01|
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鈴の音情報局スマホ・携帯端末アクセスランキングのOSのバージョンを一世代分アップしました

当ブログの[ランキング][アクセスシェア(グラフ)] ですが、以下のように次期バージョンに対応しました。




ちなみに去年バージョンはこれです。
参考用に残しておきます。
その内Android 8.xやiOS 11が増えてきたら数字が合わなくなっていくと思いますが。

  1. 2017/06/09(金) 20:59:36|
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現在利用の交通系カードと好きなクレジットカードを組み合わせて利用できるスマートEXをJR東海・西日本が導入

新幹線に新チケットレスサービス「スマートEX」導入へ - JR東海、JR西日本 ~ まいなびニュース
JR東海とJR西日本は9月末(予定)、エクスプレス会員以外でも交通系ICカードで東海道・山陽新幹線を気軽に利用できる新しいチケットレスサービス「スマートEX」(スマート・イーエックス)を導入する。

東海道・山陽新幹線のチケットを購入・利用する時のチケットレスサービスのスマートEXを
JR東海とJR西日本が導入するとのこと。

9月末に導入するようですから、iPhoneでの利用も大いににらんでいることでしょう。
今迄のEXPRESS予約との違いは以下の通り。



年会費が無料になり、専用カードが必要なくなって日常使っている交通系のカードを登録すれば、
それをそのまま乗車に利用できるという優れたものです。
交通系カードもクレジットカードも好きなJR系のものを登録でき、JRとは思えないぐらいに
柔軟性に溢れるものになっている模様。

公式スマホアプリ「EX予約アプリ」配信が既にスタートしており、そちらでじかに予約などが出来るようになっています。
ただしiOS版はTouch IDに対応しているのですが、Android版でのログインは生体認証に対応しておらず、
そこはもうちょっとどうにかしてもらいたいものです。てゆうか、搭載機種には対応してよw

こういう所は詰めが甘い。

  1. 2017/06/09(金) 19:34:20|
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アップル従業員が顧客情報売るネットワーク運営で22人拘束、中国国内での出来事だが売り飛ばされたデータは中国国内ユーザーに限定しているかは不明

中国アップル従業員、顧客情報売るネットワーク運営か 22人拘束 ~ AFP BB NEWS
【6月8日 AFP】中国の警察当局は7日、米アップル(Apple)の従業員が運営し、同社のパソコン・携帯電話ユーザーの個人情報を売りさばいていた巨大な闇ネットワークを摘発して、22人の身柄を拘束したと発表した。
南部浙江(Zhejiang)省の警察当局の声明によると、個人のプライバシー侵害と電子化された個人情報の違法取得の容疑で拘束された22人のうち、20人がアップルの従業員だという。
警察発表では、売却された個人情報が中国人顧客のものなのか、外国人顧客のものなのかには言及していない。

アップルの従業員が闇組織ネットワークを作り上げ、MacやiPhone等のユーザーの情報を売り飛ばす
個人情報売買ビジネスを展開していたという。

もう聞いて呆れるしかない。
これはアップルクオリティーです。
中国だから仕方ない?

何を言ってるか、そもそもアップルの新製品情報が洩れているのは中国からだけではない。
顧客情報がどこから漏れてもおかしくない状況ってことですよね?
そうでないと言い張るなら情報漏れは管理されたものと自白したようなもので・・・。

この組織的な犯行は、アップルがその内情を把握して発表したものではなく、警察に
踏み込まれて発覚したものでしょう。

外部から覗き見してた情報で逮捕したわけで、秘密主義のアップルのどこまでを見て
組織を把握したのか。本当に22人(20人)だけで済むのか、中国国内だけで閉じている
のかという疑問が私の中で浮かんでくる。
決してそうだとは言わないが、否定もしきれない。

顧客情報だって、どこまでリーチしていたのかということが気になる。
基本的にiiPhoneを使っているのは比較的金持ちが多い。
日本ではCB目的だった貧乏人も多いですが、海外では金持ちの比率が高い。

中国の都市部で働く人の給料が上がっているので絶対そうだとも言えないが、
少なくとも早期に最新機種を買える人は比較的裕福な存在と言っていいだろう。

その顧客情報は金になる、確実に。
金持でアップルがすごいと思い込んでくれるような洗脳度の高い顧客リストは
間違いなく金になるのです。



さて、それが中国在住の中国人顧客だけかどうか。
そこが問題。

日本人のリストって金にならないと思います?
普通、詐欺るならば日本人のリストって邪魔になるだけと思います?





私が仮に詐欺をする立場ならば、真っ先に欲しいのが日本人のリストです。

例えばオレオレ詐欺の電話発信拠点は日本のマンションでもありますが、
摘発逃れのために中国にも発信基地が有るのです。
そこで日本人のリストが売れないなんて考える方が不自然です。


いや別に、利益率が欲しいアップルが企業を上げてやっているというつもりは毛頭ありませんよ。
でも中国国内だけのツリーで収まるのか、例え組織が中国国内だけで収まったとしても、
買い手は中国人だけのリストを欲しているとは限らない。

更に逮捕されただけでも22人という大掛かりな組織だったということを考えると、売り飛ばされた
データが、中国国内だけで収まると言い切るのはちょっと不自然かなと。

かつてはソフトバンクが色々怪しかったですが、今はアップルという事でしょうか。
私としては「起こるべくして起こった」というのが素直な感想です。
だってアップルですから。




これだけで終わると、私がアップルが悪徳企業で悪いと言っているだけと捉える人が
いつものように出てくると思うので、ちょっとだけフォローしておきましょうか。

悪い人は、企業のいい悪いとは関係なく、利用できそうなら寄ってくるものです。
今のアップルは利用できそうですか?利用できなさそうですか?
Google IDとApple ID、どちらの平均的ユーザーの方が利用価値が高そうに思えますか?
どちらのIDの方が日本人に当たる確率が高いと思いますか?
どちらのIDの方が平均収入が高いと思いますか?

悪い人はそこを考えるはずです。
アップルコンピュータという企業ではなく、悪いことをする人がどう考えるかです。
自ずとどこのフィールドで何をするべきか、答えが出てくるでしょう。
そういうことです。

  1. 2017/06/09(金) 12:20:08|
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アップルがiOS11からiPhoneのNFCを一般ユーザーアプリでも使えるように公開へ

iOS 11からNFCタグが使用可能に、これまではApple Payでしか使えなかったiPhoneのNFCの機能拡張へ ~ GIGAZINE
Appleの開発者会議「WWDC 2017」では発表されることはありませんでしたが、AppleはiOS 11から新フレームワーク「Core NFC」のサポートを開始すると見られています。Core NFCはiOS 11の開発者向けベータ版に実装されているもので、Apple Pay用にNFCチップを実装しているiPhone 7/7 Plusで利用することが可能になっており、今後発表される新型iPhoneでも同様にサポートされるものとみられています。

アップルがどうやらNFCチップを一般開放し、ユーザーが作るアプリでも利用できるようにするようです。
もう自社アプリだけの囲い込みで、少しでもAndroid勢に削られるのを阻止しようというところでしょうか。
もしくはApplePayを広く導入して、やっとICカードのうま味に気付いたからでしょうか。

やっと本来あるべき姿に落ち着きそうです。

まだどこまで公開されたのか、今一分かっていませんが、一切アップル以外のものに触らせる気が
ゼロだった頃からすると、びっくりするぐらいの手のひら返しですね。

まあそうしないとAndroidに潰されてしまいそうですからね。

  1. 2017/06/09(金) 00:49:42|
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MacOSからiOS11へ、アップルはパソコンを諦め始めている?

とりあえず昨日の記事で触ったアップルのWWDC 17ですが、もう少し触っていこうと思います。

うっかりめぐみ嬢の動画を開いてしまい、少し見ていたのですが、結局最後まで見てしましました。


iOS11 iMac Proなど WWDC 2017 最高だった!

私がこの手の動画を最後まで通して視るのは珍しく、途中で我慢できなくなって終了させる事がほとんど
なのですが、今回のめぐみ嬢の切れは違いました。最後まで視させる何かがありました。


そこで有ったのが、「macOS High Sierra」というOSの名前。

macOS Sierra ⇒ macOS High Sierraとくれば、macOS High Sierraの
存在の意義が理解できますね。

新たなmacOSという位置づけではなく、macOS Sierraの発展形でしかないという位置づけです。
それがものすごい進化を遂げた発展形ならいいですが、今のアップルにそれを求めても・・・、
って所でしょうか。

"High"を付けたのは積極的な意味ではなく、消極的な意味でだと思われます。
「Sierraよりも相当に進化した」ではなく、「新ネームを与えるほど大して進化していない」が根底に
有るネーミングだということです。

めぐみ嬢曰く、「OSとして変わっている部分はほとんどなく、変わったのはファイルシステムだけ。」
あとはブラウザが高速化したとか、H.265(HEVC)に対応したとか、Metal 2へと進化したとか、
それをOSの進化と言っちゃうにはどうよと突っ込み。

素直に拍手。


ただしMetal 2周辺ではOSのコードがそこそこ触っている模様で、完全に小規模な変化とは
言い難いともいえる部分も有るのでそこだけはアップルの立場をフォローしておきます。

それとこれもめぐみ嬢が指摘していますが、ファイルシステムの変化・・・ドライブを丸々
フォーマットして構築しなおすので、かなり危険な行為であり、逆に言えばOSとして大きな
変化がほとんどない今回でないと、比較的安全には出来ないことかも知れません。
フォーマットを変えたことによる影響で、思わぬ不具合が生じる可能性もありますしね。


で彼女曰く、MacOSの足踏みはMacの終焉を意味し、ほとんどの人はiPadで事足りると。
アップルはそれを表現したWWDC 17だったという事で締めていました。



間違いありません。
その通りです。

私が思っていた以上に私の思っていることを言い切ってくれた配信動画だったと思います。

アップルはパソコンを捨てて次のステージに向かいます。
それを進化というか、終焉ととるか、退化とるかは人それぞれだと思います。

ただ印象的なのはめぐみ嬢の何かを悟ったような寂しそうな表情が初めから最後まで
変化しなかったこと。「今年のWWDCは興奮した」などと何度も言ってはいますが、
最後通告を受けて諦めた人質のような表情をしていたのは、なるべきようになった、
来るべき時が来たと、本来なってほしかった未来ではない所へ連れていかれるからでしょう。

PCからタブレットPCへの大きな流れを作ったのは、私はSuefaceだと考えています。
今のスマホやタブレット、パソコンのOSにもフラットデザインのUIを流行らせた張本人であり、
Windows発のMetroやModern UIは非常にその後の近隣業界に大きな影響を与えました。

今のアップルにもその影響は大きく存在します。

アップルはモバイルでは直接競合になったAndroidに引きずられて、どんどんごちゃごちゃした
デザインになっていきます。立体的なUIにしてみたり、奥行き取り入れて立体的なUIを提示したり。

結局それもWindows 8の登場によりすべて否定されてしまいました。
Googleも後からマテリアルデザインを引っ提げて後追いしてくることになったのですけどね。

アップルの方がその辺りは嗅覚が良かったと言っていいかもしれません。
でもやっていることは、Androidを追ったり、マイクロソフトを追ったり。
自分で生み出せずに他を追うことしかできないのかよと言いたくなるところは有ります。

悪い言い方をすると、パクることしかできないんか!となります。
サムスンじゃあるまいし・・・。


そのサムスンはスマホの大画面化では世界をリードし、スタイラスを標準で持ち込んだのもサムスンです。
どう考えてもその分野ではアップルは後追いです。
しかもそれに対して後追いしてきたことにサムスンはごちゃごちゃ言っていない。
アップルはサムスンに散々ごちゃごちゃ言って裁判を起こしまくっていましたが・・・。



本題からかなり離れてしまいましたが、今回のWWDCでは、アップルは販売が落ちている分野の
掘り起こしをやっている一方で、パソコン分野からタブレット型(PC)への移行を強く意識づけたと
言っていいと思います。

macOS High SierraとiOS11の力の入り方の違いはもう明らかです。


あと分かりやすいのは、何でもかんでもProモデル化。

結局Proと名が付けば、高くても許されるのです。
ネーミングで高級モデルだと主張すれば、高くても買ってくれる。
だから客単価を上げやすい。

そんなもんでProモデルを量産する。
iMacになんでProモデルなんだと、矛盾込々の状況が当たり前のように起こるのです。

「客単価があげられれば何でもありなんだよ!」

とクパチーノから聞こえてきそうです。



そんなわけで、今回は9月へ向けてアップルは走り始めたわけです。
iOS11はMacOSよりも力を入れていくことが明らかになりましたから、
今からiPhone向けのiOS11がどうなるのか、楽しみにしたいと思います。

  1. 2017/06/07(水) 22:47:48|
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WWDC 17が開催、iPad Proを買え!iMac Proを買え!マルチタスクだ!メモリを食うぞ、定価も上げるぞでも買えよ!!

■iPhone Mania

Mac/MacOS
 MacBook、MacBook Pro合計4モデルが発表
 次期macOSの名称は「macOS High Sierra」だった!新機能を紹介
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日本時間で昨夜の深夜にWWDCが有りましたね。
わたしはもうリアルタイムで見るほど興味がないので、あちこちでまとめを見る側に回ることにしました。

9SUXENさんの2ちゃん情報ではiOS版/Apple板は葬式状態とのことですが・・・。
私的には「最近では頑張った方じゃないの?」って気もしなくはないですけど、
ファン的には物足りないのでしょうね。

まあ所詮私は他人事で、買う気などさらさら無いのでそう思えるだけなのかもしれませんが。

発表内容が本気で多岐にわたるGoogle I/Oとは違い、WWDCはこの一年で発表される
プロダクト中心の紹介にすぎません。それでこれだけのボリュームが有れば十分じゃないの?
って気もしなくはないですけどね。全部買ったら破産するけどw

iMac Proだけ触らなければ大丈夫か・・・ww




今回のWWDCではMacやiPad等、売り上げが落ちているプロダクトのテコ入れの要素が強く、
力を注いでいる印象です。

iPadにマルチタスク、ドラッグ&ドロップ!iOS11で多くの新機能追加 ~ iPhone Mania
Appleは現地時間6月5日に開催した開発者会議(WWDC 17)で、多くの新機能を盛り込んだメジャーアップデート「iOS11」を発表しました。なかでもiPad向けの強化が多く、マルチタスク機能やドラッグ&ドロップ機能のほか、新ファイルアプリ「Files」の追加などが予定されています。

来ましたよ、iPadの強化の要素の第一項に挙げられたのが「マルチタスク」。

さて対応デバイスの確認。

RAM 4GB
 12.9インチiPad Pro(第2世代)
 12.9インチiPad Pro(第1世代)
 10.5インチiPad Pro

RAM 2GB
 9.7インチiPad Pro
 iPad Air 2
 iPad(第5世代)
 iPad mini 4

RAM 1GB
 iPad Air
 iPad mini 3
 iPad mini 2

はい。

もうお分かりと思いますが、私はマルチタスクを考える時、まずプロセッサではなくメモリ搭載量を見ます。
メモリの足らないマルチタスク機はゴミです。

そんなわけで、マルチタスクが第一項で売りになっているiOS11対応のiPadの内、3機種はゴミです。
Android OS機とメモリの食い方の違いの詳細は分かりませんがまあ2GBも有れば取り敢えず及第点は
出るのではないかと思います。本音では3GBは欲しいんじゃないの?とは思いますが。

最低ラインでiPad Air 2、欲を言えばiPad Pro(9.7インチモデル以外)が有れば安心という所でしょう。
iPad ProでやっとアップルもRAMの搭載容量の大事さを理解したってところではないでしょうか。

iPhoneでは6世代までがRAM 1GB、6s世代以降がRAM 2GBとなっていて、まだRAM 1GBの5sは
せっせと絶賛販売中ですから、現役でマルチタスクが必要ない層に向けて販売中と・・・。

ちなみに、現行のiPad Proの実売価格で9.7インチモデルが6.5万円~9万円、12.9インチモデルが9.2万円~11万円。
RAM 4GB等、そこそこ贅沢仕様なのでタブレットとしては高価な部類に入りますね。
アップルは利益率を稼ぎ出す為に単価を上げるのが大好きですからね。

ほら信者、頑張って貢げ。




更にiMacでアップルがやってくれましたね。
半分予想通りですが・・・。

iMac Pro、メモリの交換・増設は不可能!キーボードとマウスの単体購入も不可! ~ iPhone Mania
■iMac Proのメモリは交換・増設不可!
Appleが、iMac Proのメモリはユーザーが交換・増設できない仕様であることを認めた、と米メディア9to5Macが報じています。
iMac Proのメモリは、32GB、64GB、128GBの3種類から選べますが、後から増設ができないため、大容量のメモリが必要なユーザーは、購入時点で予算との兼ね合いで悩むことになりそうです。

メモリの増設は不可能、これだと将来を考えて一段スペックを上げようと考える人は確実にいますよね。
こうして客単価を釣り上げる作戦です。
iPhoneでの品薄商法や、生産が遅れてます商法と根っこは似たような手法です。
以前は32GBのモデルを廃止して16GB/64GB/128GBにして、一番需要が有る32GBを
欲しい層を64GBに上げさせて購入単価を釣り上げる手法を取っていましたね。

しかもマウスやキーボードの単体購入を認めないとか・・・。
これ「壊れたら『これを機に』で全部を買い替えさせる」手法ですね。

壊れたものだけ買い換えて延命を図られたら困る。
だから単品では購入させない。


知識が有れば色んな代用が効きますが、知識のないユーザーを狙い撃ちにした搾取作戦でしょうね。
iPhoneから入ったMacユーザは特に知識のない人が多そうですし。

ちなみにiMac Proの最低価格でも4,999ドル(約55万円)とか・・・。
最低でこの値段ですよ、高いお布施ですねww
私には何台分の価格なんだって感じですね。

アップルと付き合うとこういうことになるのですけど、そこに入っていく無知式な人が
少なくないのでしょうね。まあ喜んでアップルに貢ぎたい人は貢げばいいと思いますよ。

一番いいと思うのは、アップルがAT互換機系にMacOSを移植すればいいだけの話ですが、
バカ高い価格でMacを売る為に決してそんなことがしないでしょうね。

開発中のMac Proはメモリ増設にも対応しているとのことですが、そんなの当たり前でしょう。
メモリを創設できない高額パソコンとか、売ってるだけで犯罪ですよ。

  1. 2017/06/06(火) 23:05:57|
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【Android Developers】増加はNougatのみに、地道に入れ替わりつつある旧バージョン

Android Developers発表の2017年05月30日~2017年06月05日段階のAndroid端末のバージョン毎のシェアです。




Android Developer

前月データはこちらの記事へ

今月はNougat以外は全てマイナスか増減なしの横ばい。
増えたのは7.0と7.1のシリーズだけになりました。

でもまだ7.1よりも7.0の方が増加としては本流となっています。
まだまだ最新版が浸透するレスポンスはいいとは言えません。

気になるのはJerryBeanの減少にブレーキがかかってきたこと。
減少のメインがKitKatとLollipopへと移行してきたことぐらいでしょうか。

Lollipop以降が嫌で、KitKatに意識的に留まる層が居たりするのでことはややこしくなっています。

私としてはAndroid Goがこういった層が好き好んで利用している端末に移植されるだけで、
少なからずの影響が有ると思うのですけどね。

プロセッサがCortex-A9×2 / A15×2 / A7×4辺りの端末を利用している層をどうやって
新バージョンに移行させるところが大きな問題となっています。
我慢すれば使えるから移行しないんですよね。

その辺りを使っているユーザーは大した機能は要求しておらず、とにかく今使っている
端末が大きなストレスを生まずに長く使えることを望んでいるので、その辺りをどう満足
させていくかが巻取りのカギとなりそうです。

旧端末環境をいったん構築すると、同じだけの充電や運用環境を揃えるのはそこそこ
大変ですからね。長く使っている人ほど各種線類や充電器等の機器が揃っているでしょうし。
まあある程度は100均グッズも取り入れていけばあんかにそろえることは


巻取りはそういったユーザー環境のことも考えておいた方がよりスムーズに
なるんじゃないかなと思っています。

元の環境と同じレベルまでそろえるのは、意外とお金と手間がかかるんですよね。












  1. 2017/06/06(火) 19:15:46|
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スマートホンやタブレットでの漢字入力システムのサイズ調整の重要性

私はAndroid端末上では漢字の入力システムは、Google日本語入力を愛用しています。
他に色々試してみましたが、結局は慣れた同IMEを使うようになりました。

Google日本語入力は口語も含んで比較的私の思うような変換をしてくれて賢いなという感触は
有るのですが、末尾に余計な文字を付加した候補を優先した予測変換をしてくれる傾向が強いので、
余計なものを付けたまま確定して後ろの文字を削るという作業をわざわざ行うことも珍しくありません。
賢いのかバカなのか、実は良く分からなくなる時が有ったりします。
それでも消去法で肝心な部分は一番使いやすいと思っているので使っていますが。

しかも今のバージョンはアルファベットや数字、絵文字モードの切り替えが何処をこう押したらそうなるのか、
感覚的にわかりにくい。なぜこのような変更をしたのか意味不明。

あとNexus 9で使用した時、IMEのサイズや縦横比率がかなりおかしい。
右手・左手モードにしても、めちゃくちゃ横長に表示されてNexus 9ではハードキーボードでしか
入力する気が起きない。ハードキーボードとの切り替えや連携はなかなかいいのでそれに関しては満足。

そんなわけでNexus 9でGoogle日本語IMEが非常に使いにくい状況です。


少なくとも縦横の表示さず位もっと段階を持たせてユーザーに決めさせるべきですよね。
完全フレキシブルにしろとまでは言いませんが、現状の仕様のままでは、余りにも
利用環境にIMEの仕様が追いついていないと言わざるを得ないと思います。


また顔文字や絵文字の入力がとても貧弱。
ずらーッと縦長に出てきて探せなさすぎです。
これ、もっとどうにかならないのでしょうかね。

AndroidのIMEは非常に強力であるがゆえに、どう機能を使えるようにするのか、
設計にも困っているんだろうなということが感じられますが、もうちょっとどうにかして欲しいですね。


関係ありませんが、最近気が付いた機能で、←→の矢印も上下左右にフリックできるんですね。
どちらもフリックすると上下左右にカーソルを移動できるようです。

  1. 2017/06/05(月) 19:09:56|
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何故かNexus 9が半年かけてどんどん値上がり中

何故かNexus 9の値打ちが上がっているようです。

私は2016年11月にWiFi 32GBモデルを、送料込みで¥21,900で購入したのですが、
今全く同じショップで同じ条件で購入すると¥39,800の値段が付いています。

店頭展示使用品で新品ではないということでしたが、パッケージフィルムが全く
破られないままの新品の状態で手元に届きました。

購入時から半年経って、価格が私の購入時の1.8倍以上に上がっています。
何故ここまで値上がりしているのでしょうね。

Android 7.1.2の配信は来ませんし、Android Oも来ないのですけど・・・。



このままだと倍に届いてしまう?



Google Pixel XL 32GBが10万円を超えています。
それを考えると7.1.1でいいという需要をNexus 9が取り込んでいるのかもしれませんね。
一応最新のセキュリティーパッチはまだしばらくはリリースされますし。

  1. 2017/06/04(日) 21:11:01|
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大手キャリアの地獄は大手キャリアがパケット単価を下げないから自業自得、パケット単価を下げるまでもっと苦しむがいい

マーケットリーダー宣言、顧客流出進むドコモの焦り ~ IT Pro
では、なぜここまで顧客還元にこだわるのか。冒頭で触れた通り、背景には顧客基盤の毀損に対する大きな危機感がある。契約数こそ伸びているものの、足元では「格安スマホ」に代表されるMVNO(仮想移動体通信事業者)への顧客流出が著しい。全体契約数に占めるMVNOの比率(同社回線を活用するMVNOの契約数)は約10%に達した。MVNOに限らず、ソフトバンクのサブブランド攻勢(Y!mobile)にも苦しめられている。

KDDI(au)の田中孝司社長は5月30日に開いた新商品・新サービス発表会でdocomo withへの対抗策を聞かれ、「久々にガツンと行こうと考えている。もう少しお待ちください」と意欲を示した。携帯電話市場は大手3社の“協調的寡占”が続くが、絶好調のY!mobileを競合他社は看過できなくなってきており、久々に熱い戦いが見られそうな気配である。

MVNOがものすごい勢いで広がり続けています。
ドコモもKDDIもその攻勢になんとか対抗しようとしている。

私は多分去年だったと思いますが、MVNOの攻勢にドコモや大手キャリアは後悔することになる。
みたいなことを書いた覚えが何となくあります。もしかすると一昨年かな・・・?
何にしても大手キャリアはMVNOに苦しめられるとずっと思っていたわけです。

しかし大手キャリアは総務省の命を半分は無視して端末の安売りを中途半端にやめ、
その上でパケット単価をほぼ落とすことは有りませんでした。
容量を下げて安いプランを作ることなんてユーザーは望んでいない。
パケット単価を下げたプランが大手キャリアにも必要だったのですが、
大手キャリアは未だになめたことを繰り返しています。

さっさと氏ねよ

というか、このままだと自動的にそうなると思いますけどね。

ドコモのふざけたプランに、KDDIのガツンと行くプラン。
少なくともドコモに関しては私は全く期待していません。
KDDIもパケット単価をいじる勇気がるのかどうかだけを見させていただきます。
それ以外何をやってもクソ判定です。


だってMVNOは本当に安いですよ。
速度的にも全く困らないし。
中には昼辺りにちょっと遅くなるという所も有るようですが、少なくとも私が使った中で
それを経験したのは初期の初期のb-mobileの128Kbpsプランの時だけ。

それ以降使った全てのMVNOで比呂を含んで遅いなんて経験したことなんてない。
実際にそれを経験した人もいるのかもしれませんが、少なくとも私は一切困ってないし。

色んな不安を覚えている人も、最終的には使っている人も笑顔を見てぽろぽろと
決断していくと思います。チャンスは365日有りますからね。


そもそも多少不安でもMVNOが売れるだろうと思っていた最大の理由は、
「あの」ソフトバンクですらピーク時には年300万クラスの純増でトップを維持し続けていた
ことが有ったからです。その内のいくらかソフトバンク特有の水増しの数字としても、
純増の数字のトップを維持していたのは間違いのないことで、あんなソフトバンクですら
そうだったわけですから、多少帯域が絞られようが、バックボーンがドコモの回線と
いうだけでどれだけの安心感が有るのかを考えると、売れないはずがないというわけです。


そういうわけで、ドコモ自身もMVNOではない直収契約がどんどん逃げ、KDDIも泣きが入り、
ソフトバンクは必死にYモバイルで回収を図る。

パケット単価を下げない限りは、ここからが本番ですからね。
大手キャリアは多くの人がメリットを傍受している様子を羨ましく思いつつも、まだ従順な
ユーザーを続けてくれている、未来の反乱分子に早くメリットを与えてあげてくださいな。

安く見えるようでも、結局通話プランを話放題にして高い固定費を強要するようなプラン
設定とか、舐めた契約をさせるようならもうMVNOに嬲られ放題ですので、そこの所よろしく。

私は総務省のアレを大手キャリアに守らせるには、MVNOの力が一番効いてくると
いう主張でしたが、どうやらじわじわと毒が回ってきているようですよ。

もっと本気で回り始めるまでちゃんとした対抗策は行われないと私は踏んでいますが、
さてどうでしょうね。

元々携帯キャリアは儲け過ぎだったんですよ。
そろそろ儲けを適正化する必要が有ると思います。

勿論新技術の開発やマイグレする体力まで奪えというきは毛頭ありません。
けど、必要以上に設けて一部ユーザーにだけ還元という不公平が長らく続いていたので、
それだけは是正してもらいたかったと思うわけです。後いっこうに下がらないパケット単価の是正ね。

  1. 2017/06/02(金) 19:32:47|
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Xperia XZ Premiumを触ってきました・・・これはかなりヒット作になりそうな予感がするも、価格がちょっと気になるかな

Xperia XZ Premiumを見てきました。
これ、なかなかいいですね。

色々触ってきましたが、手に持った厚さが「薄っ!!」が第一印象。
数字を後で調べると7.9mmだって。
XZsが8.1mmなんで、画面の大きなXZ Premiumの方が薄いという・・・。
面積が大きいせいで、部品を詰め込むスペースに余裕があるから薄くできたという事?

とにかく手にもって薄いのは持った瞬間に実感する。
iPhone 7や7 Plusはここからコンマ何ミリか薄いのだけれど、
これ以上の薄型競争はもうイランと思いますよ。
これ以上薄くするのにお金と時間をかけるなら、バッテリーを増やして!!

印象的だったのは、端末の上下の端処理が、ずん切りアルミ無垢に
大胆な面取り処理、その上にアルマイトと高級感ばっちり。

この処理はXZsも一緒。
いや、これを見た後にはiPhone 7/7 Plusは見れん感じ。
確かにiPhoneも端処理は丁寧な部分を感じるんだけど、どれだけ丁寧に処理しても、
アンテナラインのテープでぶち壊しでしょう。

ソニモバはストラップホールをデザインの為に無くしてしまっていて、
私はそれが気に入らないのだけど、このデザイン性を維持するなら確かに
ストラップホールを邪魔者扱いしたくなるのも分かる。
かっこいいし。

でもiPhoneは綺麗な端の丸みの処理を、アンテナラインで微地壊している。
それがもう歴代3機種目。

まあ私もそこまでデザインの良し悪しにこだわらない方だけど、
XZ PremiumやXZsを見た後だとやっぱりその差を感じてしまう。


XZ PremiumにはMDR-100Aのソニー製ヘッドホンが繋がれていたので視聴。
ボリュームをかなり上げ気味にして、音の破綻を追いかける。
周りが静かではないということもあるのかも知れませんが、割と自然で嫌みのない音でした。

何処か尖がっていると、ボリュームを上げていくと耳につく音が必ず出てきますが、
それも特に感じることもなく、大音量を楽しめました。
この辺りは音のプロを長年続けていたソニーらしい部分かも。

カメラは色づくりを優先しているような気がしました。
その代わり、詳細はモザイク画的ないつもの感じに。
私は必ず拡大して、ピントや詳細の描き方をチェックしてしまうのですが、
ソニーはいつもそこが残念な感じです。
一見綺麗には撮れていますが、拡大して使うのには向かないと思います。
カメラではサムスンにはもう敵わないのかなとか思っちゃいますね。


気になったのはカメラの横、LEDフラッシュライトや測光センサー辺りが付いているところを、
モロに盗難防止用のケーブルが被ってしまっていること。
指でどかせてテストしましたが、係員の意識がこんなレベルなのかともうガッカリ。
ここはソニーも起こってもいい所ではないでしょうか。
管理シールには”ドコモ管理品”と書いているので、完全にドコモ側の仕業ですよね。
ぺーぺーの女の子にでもやらせたのかな?
何にしても、メーカー側がどれだけ労を惜しまず頑張って作ったものか、
想像が出来ない人の仕業じゃないかなと思います。


セキュリティーパッチに関しては、”設定”がロックされているので何も見れず。
ドコモはこういうところがクソなんですよね。
一番気になっている知りたい部分を見せない。

海外版でもモバイルSuicaが使えるようになり、エリアメールが受信できるようになれば、
本当に国内キャリア版は必要ないですね。

私は今使用端末の非root環境を維持するようにしましたので、色々頑張って要らないものを
削除しておりますが、どうしても削除しきれないものが残り、そのせいで全く使わない
機能の要らぬアップデートを受けさせられたりと散々です。

Snapdragon 835搭載のAndroid 7.1.1環境でもそんな環境を維持しなければならないとか、
もう考えたくないんですよね。

その件に関してはドコモから出る端末共通なので、Xperiaに限った話でもないですが、
とりあえずグローバル版でもモバイルSuicaが使えそうになりそうになりつつあるので、
気持ちが再燃し始めたことです。


性能に関しては特にベンチやら何やらをとれたわけでもないので、言えることは特には
ないのですが、触っていて特に加熱とかそういったものは全く感じませんでした。

アプリをダウンロードさせてもらえないようにGooglePlayにすらロックがかけられており、
実際には何も見れないに等しい状況でした。


私にとってはカッコいいけどストラップホールがない端末。
そもそも大きすぎるので手に取ることの無い端末ですが、よくできていていい端末だと思います。
Snapdragon 835、期待してもよさそうです。

  1. 2017/06/02(金) 12:55:23|
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