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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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アップル「お前らが情けないから、サービスで搾り取ってやる!!」

「もうApple製品は買い続けなくてもいいよ」宣言。新サービス発表会でAppleが言いたかったこと ~ GIZMODO
でもほんとは買ってほしい、というね。

昨晩に行なわれたApple Special Eventは、ハードウェアの発表が一切なし! 発表されたのは、雑誌サブスクの「Apple News+」に、ゲームサブスクの「Apple Arcade」、iOSデバイスの中で動くクレジットカード「Apple Card」、ケーブルテレビを束ねる「Apple TV channel」、Apple制作のオリジナル映像作品を配信する「Apple TV+」。すべてサービスでした。

ちがうよ、GIZMODOさん。

タイトルが盛大に間違っておりますぜ。

「アップル製品を全力で買え、でもお前らが情けないから、路線変更だ!!」

が正解。


決して、「でも本当は買ってほしい」なんてレベルではない。

アップルはiPhoneが2億数千万台で頭打ちになった現実を知り、iPhoneの価格をじりじり上げつつ、
iPad、Apple PancilやApple Watchで一人当たりの客単価の向上を狙いました。

しかしどれも成功したというほど売れていません。
PencilやWatchは販売台数を公表するレベルでは売れていませんし、iPadもじりじり販売台数を下げている始末。
客単価アップ失敗。


ならばサービスでガッツリ搾り取ってやる。


そんなわけで、アップルは端末の拡販の道はとうの前に諦めていましたが、今度は端末単価アップに
走り始めました。しかしXS/XR路線で端末自体の単価をアップさせたら今度は端末の販売数に急ブレーキ。

恐らくそれと同時進行していたと思われる、次なる単価アップの作戦がこのサービス郡。
一台の端末から上がる売り上げをどうにかしてあげてやろうという魂胆が見え見え。

これが成功すれば、月々の収益も取れるので、年に一回ドカンと弾けるiPhone売り上げよりも平均化されて
株主にもいろいろ説明しやすい。ギャンブルより安定。



そんなわけで、アップルがハードウエアで今以上に収益を上げることを諦めたというわけです。
iPhoneもこれからじりじり売り上げを上げていくでしょうし、次なるハードのつもりだったWatchもシャキッとしない。
Pencilなんて全くだし、ちょっと売れたかなと思えるのはAir Podsぐらい。

そりゃサービスに逃げたくもなりますわな。
ハードがことごとく当たりませんでしたからね。


アップルの売り上げはこの先、少なくとも半減位までは落ち込んでいくでしょうね。
もうこんな強い販売力を維持していける力が無くなっていきつつあります。

余りにもAndroid勢の余力が付きすぎました。
ミドルクラスの端末でほぼ全てのことが完結出来てしまいます。

少々重そうなゲームですら、ミドル帯の端末でこなせてしまう。
電車の中でゲームをしている人達を見ると、訳の分からなさそうな端末で遊んでいる人も増えてきました。
ゴリゴリの3Dのゲームをしている人の端末が、Androidで有ることももはや普通の光景です。

「ゲームならiPhone」ももはや過去の話。
電車の中の光景が、iPhone一色なんてことはも見られなくなりました。
必ずそこにはAndroidの端末を使っている人が目に入ります。

女子学生の集団ですら、全員iPhoneである可能性がぐっと落ちました。
誰かしらAndroidを使っている人が混じっていたりします。


そりゃアップルも焦りますわな。
一人からもっとがっぽり取ってやろうってなりますわな。



アップルは客の財布から逆算をせずに自分の台所事象を作ろうとしたのでこうなったのです。

Km、m、cm、mmの距離感で端末を作り、アップルはcmやmmまで端末が売れ、ユーザーが使うものだと
仮定していました。まあこれはジャーナリストたちもそう信じていた馬鹿げた予想がはびこっていたせいも
大いにありますけど。

しかし、ユーザーはmまで近づけば十分だと考えていました。
それ以上近くまでハードにお金は払えない。
それ以上近くまで来てほしいとも思わなかった。

cmやmmの距離まで近づいたハードの商売は失敗です、正解はm単位迄でした。
mクラスのハード、つまりスマートホンがボリュームゾーンでした。


アップルはcmやmmに向けてPencilやWatchを売りつけようとしましたが、mmなんて絶対商売にはなりません。
そんな距離まで電子機器が攻め込んでくるなんてうざいだけです。
パーソナルスペースに機器がどこまではいっていいのか、その距離感を見誤るとおかしなことになります。

アップルはそれに気づいたから、iPhoneをとんでもない値段にまで跳ね上げました。
次にサービスで搾り取る・・・というか、他業者に流れていた金を、自社に流れるように付け替えることに
挑戦し始めたと言っていいかなと。

その内アマゾンの所まで攻めてくる?
Googleに流れているものも取ろうとはしたけど、なかなかそれは難しい。
やりやすい所から始めたということろでしょうか。

他社に流れていた金を自社に向ける旨味を知ったきっかけは、恐らくApplePayのおかげかなと思っています。
「こりゃほおっておく手はない」

そんなわけで、アップルはガッツリ儲けに出ようとしているわけです。
こんなもいけ方に力を入れ始めたってことは、もうiPhoneに革新的な進化は期待できないかも?
まあもうしばらくは、頑張るのは頑張るでしょうけど。

でもここまで大画面化させて、出来ることはもう出尽くしたと思えます。
このサービスもどこ迄稼ぎ頭に成長するのやら。
ここでどれだけ忠誠心を誓うユーザーがいるかがカギですね。
それで客単価が決まってしまいますから。

  1. 2019/03/30(土) 01:44:09|
  2. 携帯
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電車の中でオシャレな美人さんがXZ2Cらしき端末を使っていた

先日の帰りの電車の中。

Xperiaっぽい端末を触っている女性が端っこの席に腰かけておられました。

一目でXperiaっぽいと見えるぐらい、やっぱりペリア。


が・・・なんだか縦長画面。
上下のベゼルが意外と細い。

その時は機種が分かりませんでしたが、席を立って降りる時、背面がちらっと見えたので、それを後で写真を探して確認。


もしかして・・・あれはXperia 10??
初めはそう思ったのですが、背面の様子から、恐らくXZ2 Compactだったようです。
なんだ、普通の端末じゃねーかyo!

オタクっぽくもない、どちらかというよりも明らかにちょっとおしゃれ系のキレイ目のお姉さん。
世間ではどちらかというと、「iPhone + (iPad or Mac)」辺りを想像するような雰囲気のキレイ目の女性でした。

が、その方が必死に触っているのがXperiaでした。
驚きは有りません、実は私が電車の中で見かける普通の光景です。
キレイ目とか、めちゃくちゃかわいい女の子(高校生や大学生ぐらい?)がXperiaを触っているのは、
見慣れた光景なのです。逆にオシャレ系のイメージの有るはずのiPhoneはパンピー側です。
これって私の周辺だけ?個人的につながりのある方ではiPhoneを使っている究極の美人さんも
居るのですが、私がよく使う電車の中で見かけるのは何故か先の通りの傾向が有ります・・・不思議。

で、その女性が触っていたのがXperia XZ2 Compactだったと。
少し離れて表だけ見ていると、やっぱりXperiaだし、裏のランチパックは関係なくなります。
全てはランチパックが罪だったんですよね・・・ソニーの開発陣は、本当にユーザー心理が分かって
ないなと思わさせられましたね、XZ2/XZ2Cの時は。

表だけ見ると狭ベゼルで、そこそこいい感じに見えるんですよね。
裏返しさえしなければ。狭ベゼルと言えばAQUOSの場合も有りますけどね。
それでも顔の見分けがつくのがXperiaの良さ。メーカー間の順位が落ちたとはいえXperiaはよく見かけます。
何故かarrowsだけは見ないけれどw


とりあえず、キレイ目の女性が電車の中でXZ2Cを使っていたというだけの話です。

でも記事を書きたくなったのは、実は私が初めて電車で見かけたXZ2やXZ3シリーズだったからです。
発売してもうかなり経つのに、今まで一度もXZ2やらXZ3やらを見かけませんでした。

これでやっと一号です。
どれだけXZ2・XZ3シリーズが売れていないのか、良く分かる場面ですね。

この二つの機種は、本当に見かけません。
Xperiaでよく見かけるのは至難の業です。
そのぐらい売れていないのでしょう。


よく見かけるのはコンパクトだとXZ1CとXCで、普通サイズはXZ1やら。
後はXZ Premiumらしき端末もまあまあ見かけますね。

やっぱりこの辺りの板ペリアは安心感と安定感が有りますね。
それだけに今回XZ2Cを見かけたのは衝撃でした。


一番衝撃だったのは、そこそこカッコよく見えたこと。
表から見たらやっぱりXperiaだし、裏返しさえしなければ変な格安端末感は出ない。
大きさも5.0インチながら

135mm×65mm×12.1mmと厚過ぎるのが確かだけど、デザインがランチパックでなければ我慢出来る所だったかも。
ランチパックにしなければ10mm台で済んでたような気もしますけどね。

何よりも135mm×65mmという大きさは十分私が欲しいと思えるサイズなんですけど、
やっぱりランチパックが邪魔をしている。
でも168gは軽いとは言えない、分厚さと同じく大きな欠点。


お姉さんが触っていたのを眺めていると、やはりSnapdragon 845だけあって、すごくサクサクと気持ちよく
操作していました。そりゃ快適で当たり前ですわな。
初めはXperia 10と思い込んでいたので、「なんで10がこんなにサクサク感あるんだよ」と驚きましたが、
XZ2Cと分かってからほっとしました。





誰かが使っているXZ2Cを始めて認識したので、勢いで書きたくなったので記事にしました(笑)

  1. 2019/03/21(木) 21:22:56|
  2. 携帯
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【解決】XZ1Cのバッテリードレインは誤りだったかも

前の記事でXZ1Cでバッテリードレインが発生と書いたのですが、結論から言うと、今日は起きませんでした。
月曜になって、仕事場へ向かうと何故か改善する。
そう言えば金曜までは全然問題ありませんでした。

土曜は夕方からランニングサークルの飲み会でしたが、BatteryMixのグラフを見直すと、
家にいる間はガンガン減り、出かけてからは確かにそれほど減っていませんでした。

もしかすると、家にいる間だけがすごく減ってるんじゃないかという気がしています。
というか、家にいる間が極端に減っているんだよ!!!
マジで。

つまり・・・うちの家に向いているアンテナの基地局の設定が変わった???

GPSやらアプリやら色々疑い、再起動もかけてみました。
Android 8以降、やたらとしにくくなったキャッシュクリアもキャッシュ食いなアプリを中心に、
ぽちぽち手動でクリアしたりとしてみましたが、何の影響もなく・・・。

色々試したのが全く影響が無くて、どうしたものかと悩んでいたら、まさかのセルラー要因のようです。
まあうちのようなエリアの端っこというか、非優遇場所なんぞ、高級基地局装置が入ったとか、
そんな豪勢なことは無いでしょうし、恐らく設定が変わっただけだと思っています。

この減り方の極端な変化は、受信(ダウン側)じゃなくて送信(アップ側)が原因のように思います。
基地局側の感度が下がっていると、端末側が全力で発信するようになるので、
バッテリーがガンガン減る要因になる・・・みたいな感じ。

端末側の受信に関してはアクティブではなく、パッシブだと思うので、そこまで極端には減らないと思うのです。
やはり送信を大出力でガンガン発信していると、バッテリーももりもり減る・・・と、そこで今の所は落ち着いています。



外れているかもしれませんが、もしこれが当たっていたら、基地局の設定が変わるまで、
このバッテリードレインは起こり続けるということになってしまいます。

ドコモさん、マジでどうにかしてください。

あ・・・もしかして、マンションやらの工事が複数近所であるので、それが原因??
無いとは言えないなぁ・・・でも最終的にそのマンションの上に基地局が乗ったりして。
だったら嬉しいんだけどなぁ。






  1. 2019/03/18(月) 23:05:50|
  2. 携帯
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バッテリーの持ちが非常に良かったXperia XZ1Cが、いきなりバッテリードレインを始めて困っています

一応それらしい原因が見つかったので解決記事も書きましたのでよろしくです。


うーむ、Xperia XZ1 Compact (SO-02K)ですが、とても電池持ちがよく非常に有難い状態なのですが、
何故か突然この土曜からやたらと電池を食うようになりました。
今迄の倍以上のペースで減っていくようになりました。

やったことと言えば・・・無料版をしばらく使っていたMetro Phone Dialerを購入してPro版にした位かなぁ・・・。
お金払ったらバッテリーバカ食い!?

いや、でもBattery Mixで確認してもそのアプリは別にバッテリーを食ってないんだよね。
他に特にバカ食いしている様子もない。

そうなると、何らかのシステムが食っているとしか思えない。
表に出ないシステムが食ってるってのも意外と良くあることだしねぇ・・・。

Android 9 Pieになっても、8.0の頃と何ら変わらない省電力性が維持出来ていたし、
そのせいでもないと信じたいのですけど・・・。
困ってしまいました。


今迄少々めちゃくちゃ使ってもバッテリーに何の不安も無かったのですが、
こんなに待機時にガンガン減るようになるとそうも言ってられなくなります。

再起動しても治らないし、何が原因なのか、今のところ不明。
長らくバッテリーに不安を抱える事なんか全くなかったのに非常に困っています。

  1. 2019/03/18(月) 01:04:31|
  2. 携帯
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特許ゴロアップルに挑む日本企業のマクセル

マクセル、Appleを10件の特許侵害で訴える ~ iPhone Maniaマクセルは現地時間3月15日、テキサス州東部を管轄する裁判所でAppleを相手取った訴訟を起こしました。
マクセルは、以下10件の特許を侵害されたと主張しており、中には旧親会社の日立から継承したものも含まれます。

<>徒歩でのナビゲーションや「友達を探す」などAppleのマップ機能に関連した技術(特許番号6,748,317、6,580,999、6,430,498)
Appleのカメラデザイン(特許番号8,339,493)
AirDropなどのワイヤレス通信(特許番号7,116,438)
携帯電話の電波テクノロジー(特許番号6,408,193)
呼び出し音(特許番号)
消費電力管理技術(特許番号)
デバイスを使った他デバイスのロック解除(特許番号)
FaceTimeビデオ通話やiTunesのビデオ機能による特許侵害(特許番号10,084,991)

マクセルは訴状で「Appleは少なくとも2013年6月にはマクセルの特許を侵害していることを認識しており、特許侵害をめぐり数多くの協議が行われた」と説明しています。

繰り返されるアップルの特許盗用。
アップルってこうして搾取をして裁判で優秀な弁護士によって跳ね返すということを繰り返している。
一旦負けてもアメリカ国内分は何故か勝ってしまい、不利な状況が覆ってしまうとか・・・。

アップルはその辺り、全てのリソースを活用しているなと思います。
特許料を惜しむ代わり、優秀な弁護士を雇った方が、コストが低いという判断なのでしょうか。

アップルの動きを見ると、そう考えているとしか思えないのですよね。

  1. 2019/03/17(日) 21:33:04|
  2. 携帯
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今後はAnTuTu 15万点と10万点、このレベルの端末が安くなってよく売れるようになる・・・無駄なハイエンドはもう多くの人には必要とされない時代が来た

今のスマホの情報を見ていると、とんでもなくハイエンド志向に移行しています。
性能だけでなく、価格も超ハイエンド化。

その様子を見ていて、
「誰がそんな価格帯のものを、半消耗品である道具として使い捨てるんだよ。」
って思うわけです。

半消耗品であるかは意見の割れる所だと思いますが、多くの人の買い替え平均が2~4年のスマホは、
実売価格が10万円を超えていってもそのペースで買い替え続けるとは思い難いのです。

PCの方が買い替えペースは遅く、長く使えるはずのものですが、それでも10万円以上の価格を払って
買っている人は今の時代には少なくなっているのではと思います。
事実、私は自分で使うPCは10万円を超えるものはもう数世代に渡って買っていません。

昔はPC-9801シリーズなどは一台買うのに30万円以上を払っていました。
時代を追ってきてみると、徐々に購入価格が下がっていきました。

ストレージもそうです。初めは40MBのHDDを13万円払った覚えが有ります。
日本テクサのSCSI 40MBだったと思います。
その次に買ったのは210MBだったかな、12万円位だったと思います。
そこから徐々に値段が下がり、以後ストレージはPC内臓になって、ストレージは暫くは別購入の
ままでしたが、内臓のものを別購入に変化し、その内ストレージも内蔵して販売するのが当たり前に
なり、ストレージ込みで20万円を超えるものは買わなくなりました。大幅な値下がりでした。
PCは安く、しかも性能が行きついたことにより、OSの世代が進んでも、壊れるまで買い換えずとも
十分使えるようになってしまいました。

なんだかんだと、テレビ・洗濯機・冷蔵庫という白物家電主要物に比べても、比較的高価な部類に
入るようになってしまったスマホですが、買い替えペースが白物家電に比べると明らかに早い。

今迄は比較的短期で買い替えが要求されるスマホですが、そろそろ性能的にはハイエンドでなくとも
十分使える性能を有するようになってきたなと思っています。

以前は少しでもスムーズに、少しでも速く。
性能を競うことが主な新製品を求める理由でした。
新たな性能をもって、新しい機能を盛る、そんな感じでした。

しかしもう性能は十分行き着きました。
最重量級のゲームですらもハイエンドの端末を必要としなくなってきています。
勿論ハイエンドの端末の方がいいという場面も有るでしょうけど。
先に書いたPCのように、よっぽどの理由がない限りはもう買い替えペースは以前のような
ハイペースである必要が無くなってきたと思います。


例えばSnapdragonならば835以上ならばAnTuTuで20万点を超え、845や855は更にその上をいっています。
多くの人はもうほぼそんな性能は必要としません。
835クラスでまず十分で、それよりも上の性能は、今よりもわずかに上のサクサク感を得たり、ちょっとした余力を
バッテリーの温存や端末の温度上昇の防止に役立てる為にその余力が使われている感じです。

ではミドル帯はどうか。
AnTuTuで15万前後のプロセッサはSnapdragonで言えば660や710辺りとなります。
800番台では820世代の性能とほぼ同格ですが、GPUの性能は倍ほど違います。
820だとGPUは6万程度のところ、660や710だと3万程度しかありません。
だからと言って、大きく操作性や使用時の体感性能が変わるかと言えば大して影響が有りません。

各プロセッサの比較記事が有りますので張っておきます。
「AnTuTuアプリver7以降の新スコア」の項を参考にしてみてください。
AnTuTuで13万点~16万点辺りの660や710をミドルハイ帯として位置付けておきます。

それ以下の8万~12万点辺りが真のミドル帯でしょうか。
この域には650/652や630もはいってきます。
800番台では810がこのクラスに入ります。
ただし810はこの域ではGPUが600番台の倍の4万点クラスとなります。
その違いは有れど、今のミドル帯ですらも過去のハイエンドと十分に渡り合えるのです。


ミドルハイ帯は既に過去のハイエンドを十分に超えており、、RAMもLPDDR4やLPDDR4Xに対応となっています。
GPUの性能が低くても、RAMの性能が過去のハイエンドプロセッサに追いついており、それによるサクサク感は
全く引けを取りません。

例えば820はLPDDR4 1866MHzで、810はLPDDR4 1600MHzです。
今のミドルハイ帯の660がLPDDR4/4X 1866MHzで、710がLPDDR4x 1866MHzで820には追いつき、810を超えています。
GPUの差をここで埋めて逆転しているのです。
こう見ていくとミドルハイ帯に不満を感じる要素がほとんど消えてしまいます。


あと大きいのはプロセス製造ルール。
810は20nm、820と660は14nm、845と835と710は10nmと世代が大きく性能と消費電力に関わってきます。

例えばCortex-A57を4コア積んでいる810を、A53しか積んでいない660や710が性能で凌駕出来るのは、
プロセスルールの微細化が大きく関わってきます。

またA57やA7xシリーズのコアは高性能コアなので素子数が多く、コア面積は少し大きい。
一方、A53コア(同系の派生コアも)は素子数が少なく、ダイサイズも小さくて済むうえに、微細化された
プロセスだと更に面積が小さくなり、同じ8インチなどのシリコンウエハからより多数のチップが生産できます。
つまりは安く済むうえに、実装面積も小さい。面積が小さいと不良率も下がるので、歩留まりが上がって
より生産コストが下がる。速度では不利ながらも、素子数が少ないA53系は価格面で色々有利なのです。

プロセスルールの進化で、A53系でも十分な性能が得られるようになり、お手軽な高性能がミドル帯と
して安く買えるようになってきました。そんなわけでミドル帯の端末はこれからの主流です。
恐らく今後一番多く使われるのはA53系のコアを搭載した端末。
既にそうなっていると言えるかもしれませんが。

このままいくと、A53系のプロセッサを搭載してAnTuTuで20万を超えるものが登場するかもしれません。
A53系のアップデートコアとしてA55も有りますし、それを基にしたKryo系のコアもクアルコムは作っています。
微細化とコアのアップデートを経て、まだまだ性能がずり上がっていく可能性は十分あります。


しかしながら実際には性能アップよりも、同性能での価格低下の方が力点としてはメインでしょう。
チップメーカーも競争は有るので、徐々に性能の上積みをしていくのは有るでしょうけど。
如何に端末を安く作るのか、ほとんどの人に一通りスマホが行きわたった今だからこそ、スマホに何を
求め必要なのか、ユーザー側が熟知し始めており、今後必要な性能のスマホを求めるようになり、
無駄な性能を追うユーザーはどんどん減っていくと思われます。
現状の性能では、AnTuTuで10万前後、15万前後の機種でそれぞれにユーザーが付くと思われます。

端末売価で2~3万円と5~6万円程度でしょうか。
もうこれで十分なものが手に入るのです。
恐らくこのコアとなる価格帯域を外した高価なものは、それなりの意味を求められるようになっていくと思います。

その最たるものはハイエンド端末ですが、RAMは8GBを超えるものも珍しくなってきており、
そろそろ10GBを超えるものが登場し、ストレージもTBの大台に乗っていきそうです。
また高速化もRAMにまで及び、LPDDR5がハイエンド端末を中心に乗っていくことになります。
メモリメーカーも、今のRAMのダブつきによるRAM取引価格の低下で、よりLPDDR5シフトで、
利益を確保しようとする動きが顕著になるでしょう。

しかしそれでもRAMのメインは価格が低下し続けているLPDDR4/4xでしょう。
5に移行するよりも、4/4xで価格が低下したものを拾っていく動きが活発化してくる思います。
そうなるとやはり5万円以下の端末が強くなります。


一方でiPhoneは高価格帯の路線でまだいっているようです。
値段を下げるのは旧機種の役目、iPhoneもまた値下げの動きに追従しています。
販売数の急激な低下にアップルも焦り、今迄よりも旧機種を積極的に売るようになってきました。
iPhoneもミドル端末全盛の時代に合わせて売り方が変わってきているのです。

Android勢がより端末価格を下げていくので、iPhoneも負けじと着いていくしかない。
そうしないとものすごい勢いでiPhoneのシェアが下がっていきますから。


Android機のここからの値下がりはものすごい勢いになると思います。
同じ性能ならどんどん価格帯が下がり、同じ価格ならどんどん性能が上がっていくでしょう。
日本でも3万円程度でかつてのハイエンドクラスの端末が当たり前のように手に入るようになると思います。
そうしないと中華端末辺りが日本のスマホの高価格状態を目にしてどっと押しかけてくることになるからです。

そんなわけで、この流れは今後も変えられないと思います。
私的には5~6万円が一つの帯で、2~3万円にも一つの帯が形成されると思っています。
そこにそれぞれAnTuTuが15万点前後と、10万点前後が上手く配置されるかなと。


アップルはAプロセッサを無駄に高性能化に走った結果、過去のAプロセッサでも十分な性能となり、
ユーザーが余りにも高価格過ぎるハイエンドな最新機種を追うのを止めてしまいました。
今一部のAndroid端末メーカーも、iPhoneの様子を見て安心して10数万円の端末を販売していますが、
やり過ぎると痛い目に見るメーカーが出てくると思います。

ここからが完全なコモディティー化の波のお陰で本格的に安価な端末が売れていく時代です。
値段を上げた端末は、その値段である理由やその端末が欲しくなる理由を必ず求められるようになります。
理由を外すとひどい目に遭うでしょうね。


さて、ここからは実売で5~6万円台辺りの端末を狙うのか、2~3万円当たりの端末を狙うのか、
メーカーの姿勢が問われていきます。無駄を排し、上手くボリューム帯に当てていくことが
売れる為の条件になっていくと思います。

恐らくこの価格帯で強いのは中国メーカー。
OSはフルAndroidか、一部ではAndroid One系が出てくると。

Androidももう十分すぎる機能が備わっており、サブセットのAndroid Oneでも困る人はもうほぼ居ないと思います。
Android OneはサブセットなだけにフルAndroidに比べると動作が少し軽いです。
より低性能なプロセッサでも十分快適に動作します。
AnTuTu10万点クラスの性能で、15万点レベルの端末と同レベルの仕事をこなします。

OSを変えれば、ワンクラス・ツークラス上のプロセッサを搭載したのと同じ効果が得られます。
逆にiOSは世代を追うごとに重く重くなってきています。
端末を新しく買わせる為にOSを重くすることで買い替えを促すアップルのやり方に反感を覚えている
ユーザーも少なくありません。

そういう意味でも安価なAndroid端末が売れる素地が整いつつあるなと実感しています。
2018年あたりから、回線は安価な回線が売れ始めていますが、2019年~2020年にかけては、
それが本格的に端末にも及ぶのではと私は考えています。

もう大手メーカーの名の有るブランドの端末にはこだわらない流れが始まるように思います。
家電がPanasonicや東芝や日立、シャープなどでなくとも、FUNAIやアイリスオーヤマ、Haierのものでも
十分というように、スマホも安価なブランドが流行っていくでしょう。

事実、既に華為のnova lite 3やnova lite 2はものすごい勢いで売れています。
通常のスマホの販売チャネル外での販売が少なくなく、端末の販売ランキングには出てこないので、
売れている感が余りしませんので、大してシェアには反映されていませんが、実際にはこれらの
安い端末がものすごい勢いで売れています。そこを読み間違えたメーカーやジャーナリストは
「スマホが売れない時代」とか、頓珍漢なことを言ってしまいます。

実際には私は国内のスマホの売れ筋と販売チャネルが変わっただけで、販売数は下がっていないと思われるのです。
まだ32bit時代のスマホを使っている方が居て、その世代の買い替え需要はまだあるので、まだしばらくは
極端に買い替えペースが落ちることはないと思います。ゆっくり落ちていくとは思いますが。
ここから先は十分な性能の端末が浸透していきますから。

iPhoneもA9~A10以降のプロセッサが出そろった頃に買い替え需要は一服でしょうか。
A12 36万点(GPU 15万点) iPhone XS/XR
A11 26万点(GPU 9万点) iPhone X/8
A10 19万点(GPU 8万点) iPhone 7
A9 15万点(GPU 4.8万点) iPhone 6s/SE
A8 7.8万点(GPU 1.7万点) iPhone 6
A7 6.8万点(GPU 1万点) iPhone 5s

そう言いたいところですが、iOS12.xでは重くして買い替えを促していますから、A10位の性能は欲しいと
思う人が居るかもですね。Android Oneやらでより軽くしようという姿勢の有るAndroid勢とは正反対の
方向性ですね。果たしてそれが受け入れられ続けるのかは疑問ですけど。

上記の一覧を見ていると、iPhone 8やら7、SE/6sが今台売れている理由が良く分かりますね。
A9でもAnTuTu15万点ありますから、いくらiOSが重くてもギリ何とか使えますもんね。
下手をするとAndroidで15万点の方が軽く感じる可能性も有るのがアレですね・・・隔世の感w
ちなみに、私が持っているXperia X CompactはSnapdragon 650(Android 8.0)で10万点台ですが、
今でも現役で十分使えると感じるレベルの端末です。



そんな塩梅で、AnTuTuで10万点、15万点、GPU(3D)で2万以上も有れば十分ではないでしょうか。
RAMは2~4GB、LPDDR 4/4Xも有れば十分でしょう。
多くの人はそれでちょっとするゲームも困りませんし、少々の3Dならそれでもガンガン動きますよ。
だから買い替えなくても十分と思う人が増えますし、新しく買うのも安いので十分となっていくと思います。

私は何となくそんな気がしています。

  1. 2019/03/15(金) 19:11:05|
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Xperiaがシネスコアスペクト比を導入も、更に負け組になる未来しか見えない

約5万円の超縦長Xperia「10 / 10 Plus」 高級感もあり日本発売してほしい:開梱レビュー ~ engadget日本版
スペイン・バルセロナで開催されたMWC2019で、ソニーの新しいXperiaが発表されました。シリーズ名も一新されて、「Xperia 1」「Xperia 10」「Xperia 10 Plus」「Xperia L3」に。


21:9なんてへんてこな縦横比をソニーが使い始めましたが、はっきり言って

大迷惑

としか思いません。


XZ2/3シリーズと言い、なんでソニーは「ちょっと外してやろう」と変な方向の要素を取り入れるのでしょうね。

ユーザーは至極正当な発想で、当たり前のことを当たり前にした端末が欲しいのであり、なんかちょっと
変なものを入れた端末が欲しいのではありません。

だから旧来の板デザインが有り難いし、縦横比も王道を行ったもので何の問題もない。
逆に変な縦横比だと、ゲームやら各コンテンツで、他の機種にはないデメリットが発生しまくります。

Androidの2画面機能が使いやすいという声も聞こえてくるし、確かにそうであることは理解できますが、
二画面機能自体はメインストリームとして使う機能ではないし、それだけにメリットが有ってもなんの喜びもない。


結局地続きの国の発送で作った「当たり前」が世界を席巻し、島国根性の非互換発想では結局無勢で負けてしまう。
日本ってこういうバカげた争いが大好きですよね。
The独自非互換囲い込み路線・・・大半がそのまま負け組になりますけど。
で、結局メーカー同士の争いのコストを払うのはユーザー。

VHS対β、レーザーディスク対VHD、携帯の規格も変なことをしていましたよね。
movaとか2Gはそれで世界のGSMから離れた非互換孤立してしまいましたし。
ああーメモリスティック・・・懐かしい・・・w

世界の場合はそうなる前に協会などで、しっかりと規格を合わせてから実物が出てきますが、
日本では乱立して結局そのコストをユーザーが被らさせられてしまいます。
こういった多様性を否定したくはないが、日本のそれは日本人が不利益を被ることばかりしています。


ソニーの21:9も同じようなものだと思っています。
裏付けが”シネスコサイズ”とのことですが、何故斜陽産業の映画界のアスペクト比を取り入れたのか、理解に苦しみます。
どちらかと言えば、シネスコなんてレガシーの部類であり、今後大活躍する分野ではないのです。
そんなものを自社のスマホ部門の命運をかけてまで行うとは、もうアホとしか言いようが有りません。

吹いたら消えてなくなってしまいそうなXperiaが採用しているからって、その為にコンテンツに手間をかけて
くれるなんて絶対ありませんから。対応できても”ついで”か偶然でしかありません。



XperiaはZシリーズから”板デザイン”を作り、これがバカ売れしました。
私はこの板デザインがXperiaの顔だと思っています。

例えばBMW、ベンツ、アルファロメオ・・・一目見てそれと分かるデザインですよね。
Xperiaも板デザインがそれに相当すると思っていました。
電車などで見かけても、「あ、Xperiaだ」と細かい機種までは分からなくてもXperiaといい事だけは分かる。
そういうデザインでした。

それをあっさり捨ててXZ2のHTC辺りと見分けがつかなくなるデザインを入れた頃から異変の始まり。
この2019年の新機種では、反省して板デザインに戻るのかと思ったら、ヘンテコアスペクト比。
もう勘弁してくれ。


どんなものでも、基本がきっちりできていてこそのアレンジやらバリエーションなのですが、
ここしばらくのXperiaは、その”差”の部分だけしかありません。
なんできちんとした”普通”のものが作れないのでしょうかね?

ユーザーは”正統”で”当たり前”のものが欲しいのですよ。
でも”正統”で”当たり前”のものがXperiaではなかなか見られない。 


折角皆の意識に沁み込んでいる板デザインをしっかりと守り、Xperiaの世界観を育てていってほしいですね。
決して他機種をパクるとか、そういうのはもうやめて、ずっとシリーズで育てていた「Xperiaらしさ」を
ま持っていって欲しいと思います。

  1. 2019/03/12(火) 02:53:42|
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驚いたiPhoneが売れて熟れて仕方ない・・・と思ったら、もしかしてこれって壮大なステマ!?アップルがしでかした大事故の結果?

みなさん見てください!!!
iPhoneが売れて売れて困っています!!
嘘じゃないです、ちゃんとデータが有ります。


  Stat Counter JP


  Stat Counter US


  Stat Counter Auz


  Stat Counter UK

これらはStat Counterのサイトで誰でも検証可能ですので、是非見てみてください。

いやいやーーー、とてもとても驚きました。
なんて言っても、売れて売れて困るiPhone 6の時以上の売れ行きを示していないと有り得ないような
データが出ているのですからね~~。




はい、夢はここまで。
ここからは夢から覚めて、現実を見て見ましょう。


 ■2019年2月 マイナビニュース


 ■2019年1月 マイナビニュース


 ■2018年12月 マイナビニュース


 ■2018年10月 マイナビニュース


はい、Net Applicationsの数字では、圧倒的にAndroidが多いです。
元々Net ApplicationsはかなりiPhone寄りの数字を出していた集計屋でしたが、途中から平均的な
サイトまで集計に含むようにしたのか、かなり実態に沿った数字を出すようになってきました。




勿論他の情報でも、情報源が一部のショップに偏らない、広く調査するデータでは似たような傾向がみられています。





もう面倒だし、誰でもすぐに見つけられるぐらい報道が繰り返しありましたからいちいち貼りませんが、
2018年発売以降のiPhoneがものすごく苦戦している、販売数が厳しい。

予約分なんてさっさと捌けてしまい、早期から新機種のたたき売りがはじまってしまったり、
予定していた生産数を減らすなど、一部のアップル&iPhone持ち上げサイト以外の情報ではiPhoneに
圧倒的に逆風の情報がほとんどでした。上の二つの情報源ではState Counterのデータよりも
Net Applications側の情報が裏付けられるようなニュースばかりでした。




そんなわけで・・・・・・・。

私が思うに、いつものアレ・・・アップルお得意のステマ・・・。
このぐらいの小細工なら、アップルだったら朝飯前ぐらにに簡単に行えますわな。


おおぅ!?
アップルはん、
やってくれたのぉ。
うちのシマで何をやら
かしてくれとるのん??
(なにわ金融道風)

困るのぉー、
そんなことされたら。
このケジメはきっちりと
つけてもらいまひょか。
(ミナミの帝王風)

まあ生き方は人それぞれ、
自社の為のステマなら
いいんじゃないの?
(闇金ウシジマくん風)





金融関係者もアップルに多大なエールと最大の賛辞を送ってくださっております。:-P


そんなわけで、冒頭のState Counterのデータは私的には「アップルの仕業」 「アップルがステマを仕掛けた」
と解釈しています。アップルがUAを小細工したMac辺りを並べてガンガンアクセスを仕掛けたとかじゃないかなと
私は考えております。

またその視点で見ると、過去のデータも怪しく見えてきます。
以前からState Counterのデータを私は疑わしく見ていました。
他の数字と何か違う違和感を感じ取らせる動きをしているのですよね、とくに日本の数字は。

iPhoneは、生産数も売り上げも、何もかも落ちており、色んな調査で順当に数字を下げているのに、
何故か一部の有名どころの調査だけ数字が跳ね上がっているという、
おバカな状態になっています。どう考えてもおかしいですわな。

BCNは一部の店舗のデータだけですから、その店舗だけ偏りが出るように営業を仕掛けるだけでOKだし。
BCNの数字は以前から偏り抜きでは考えられない状態でしたよね。

そんなわけで、State Counterの数字は異常です。
これを意図無しで見れっていう方がおかしいですね。



アップルはーーん、きっちりこの説明つけてもらいまひょうかーー(笑)

  1. 2019/03/07(木) 01:17:06|
  2. 携帯
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豪アップルストアの計画にオージーが切れる、公共の場への旗艦店の計画にクラウドファンディングで対抗を試みる

オーストラリアで計画されているアップルストアの旗艦店が、迷惑施設として住民の猛反対を受けています。

豪Apple Storeの建設に反対する団体、クラウドファンディングで土地購入を計画 ~ iPhone Mania
Appleのオーストラリアの旗艦店の建設に反対する市民団体は、クラウドファンディングのキャンペーンを立ち上げ、Apple Storeの建設予定地の買い取りを試みていることが明らかになりました。
「Our City, Our Square(私たちの街、私たちの広場」と名付けられたクラウドファンディングキャンペーンは、オーストラリア・メルボルン市のフェデレーション・スクエアでのApple Storeの建設計画を止めるために始められました。

アップルがオーストラリアの旗艦店を作ろうとしている場所は、オーストラリアの人達にとって、誇りに思える場所です。
そんな所に土足で踏み込んで行こうとするアップル、これは非常識極まりない。

オーストラリアは日本以外では数少ないiPhoneのシェアが高い目の国の一つ。
なのでそういった旗艦店の作り方も許されると思いあがっているのでしょう。



しかしそういった誇りに土足で踏み込む行為にはさすがにオージーも激怒。
今後幾ら販売数やシェアを落としていく見込みだからって、勢いの残っている内に、その国の中でも一級品の
一等地で既成事実を確立しようという焦りは一目瞭然。幾らなんでもこれはダメだと思います。

スクエアには、ビクトリア国立美術館やAustralian Centre for the Moving Image(ACMI:映像作品関連の美術館)などの公共アート施設があり、Apple Storeが建てられた場合、それらの施設がAppleを引き立て役となってしまうとの危惧があるようです。

例えば日本でなら、京都の先斗町界隈や皇居の前等、その国やその都市のイメージや顔にすらなりそうな場所に、
日用IT機器メーカーの旗艦店が店を出すとか有り得ないでしょう。
日本のどのメーカーも、世界のどのメーカーもそんな失礼な行為をしようとすることなんて聞いたこともない。



でもアップルはそれを平気でしようとする、自身の商売の為に。
その国の国民が誇りに思っているような場所でも、平気で乗り込んで宣伝効果や自社の好印象に繋げようとする。

アップル製品が嫌味な目立ち方をさせている背面のリンゴマークや、AirPodsの独特の形での目立たせ方を
見ていると、その嫌味さで宣伝効果を得ようとする意図が丸見えで最悪です。

ン十年前のMacユーザー(所謂マカー)からその血は延々と受け継がれている感じですね。



そこそこiPhoneが受け入れられている国のはずが、アップルストアに反対する人たちのクラウドファンディングが
立ち上がっていることが非常に興味深いです。まだ残り期間が少しありますが、その後どうなっているのか、
気になる所ですね。

日本は一等地の商業地であり銀座は既に落ちてしまい、嫌味なリンゴマークが光り輝いています。
このクラウドファンディングで、アップルの最悪の商売法に負けずにオージーの誇りを見せつけて欲しいです。

  1. 2019/03/06(水) 02:23:46|
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iPhoneを非正規バッテリーに交換していても有償修理を受け付けるように変更・・・iPhoneが売れなくなってきたアップルの焦り

アップルがアップルとしての非常に重要なルールを変更しました。

Apple、他社製バッテリー部品で修理したiPhoneを、有償修理の対象に含める方針に変更 ~ MACお宝鑑定団 blog(羅針盤)
Appleは、2019年2月28日より、この他社製修理部品使用による有償修理サーポート対象として、iPhoneバッテリーを含める方針に変更しています。
今後、iPhoneは、サードパーティ製のディスプレイおよびバッテリーを使用していたとしても、バッテリーの欠損および損傷などがなく、安全であると判断された場合、有償修理が受けられることになります。

アップルがiPhoneを他社製バッテリーなどに変更していても、有償修理を受け付けるように
ポリシーを変更したようです。

二年前にもすでにディスプレイ等の一部の部品の変更は認めていましたが、モノによっては
他社製に交換しただけで、保証が消えたり情報を熟知していない業者が修理をすると
嵌りになってしまう可能性は残っています。

バッテリーに関しても、アップルが安全と認めなければ対象にならないということで、
きっちりグレーの範囲を残しています。アップルはこの辺りはソフトバンク程は汚くもなく、
詐欺師でもないですが、だからと言ってアップル側に手持ちカードが有る状態で、
しかもアップル側の人間が判断をするわけで、グレーな印象が付きまといます。

判定基準はソフトバンクの100倍マシだとは思いますけど、でもソフトバンクと並んで
共に守銭奴のアップルですから、どんな運用になるかは予断を許しません。


そもそもこういうことを始めたことが既にアップルとしての誇りを捨てたような印象が有ります。
なんだかんだで部分的には我が道を行く、孤高のアップルだったはずですが、もうこれは
ユーザーに媚び媚びという、今までとは一線を画す軟弱アップルに成り下がった気がします。


ゴールドカラーで中国に媚びを売り、FeliCaで日本に媚びを売り・・・そうして修理に関しても、
徐々に条件を緩和して、ユーザーに媚びを打っていくスタイルに変化しています。


iPhoneが売れなくなってきていることで、アップルの焦りがモロに出てきましたね。
これが”あの”アップルかと、売れまくっていた頃のアップルの態度を思うと、本当に誇りを
持たない企業だな思ってしまいます。

  1. 2019/03/05(火) 02:12:32|
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