先日
Android 11DPが焼けなくなって問題が起きていたPixel 3aですが、結果として焼けました。
掲示板の方でヒントを下さった方がおり、調べてみると原因が分かりました。
まずは動作の状況を。
Android DPが焼けた直後にRPP2.200227.009へのアップデートが降ってきました。

無事更新が済みました。
更新が済んだ後はきちんと「Android Rに更新済み」と出るようになりました。

右側のスクショには「Androidバージョン:10」となっているのは間違いでしょうね。
どうでもいいことですが、次バージョンで直せる余裕があるのでしたら直しておいてくれた方が気持ち悪くないです。>Google様
で、Pixel 3aでAndroid 11への更新に失敗していた理由の推測です。
恐らく以下のどれかの変更が影響していた模様・・・。
SDK Platform-Tools リリースノート ~ Google
29.0.2(2019 年 7 月)
- fastboot
- 近日発売予定のデバイスのパーティション レイアウトに対するサポートを追加しました。
28.0.2(2019 年 3 月)
- fastboot
- 動的パーティションに対するサポートを追加しました。
28.0.0(2018 年 6 月)
- fastboot:
- 出力形式を改善し、詳細出力モード(
-v
)を追加しました。
- ヘルプの出力を整理しました。
fastboot flashall
によってフラッシュされるパーティションのリストに product.img
と odm.img
を追加しました。
- ファクトリー イメージのパッケージで特定のパーティションに対するサポートを要求できるようにすることで、非常に古いバージョンの fastboot を使用する場合に新しいデバイスがブリックされないようにしました。
27.0.1(2017 年 12 月)
- fastboot: Windows に関して、F2FS(Flash-Friendly File System)を使用するデバイスをワイプするためのサポートを追加しました。
上の情報から予測するに、Fastbootが持っているパーティション情報が焼こうとしている端末と一致していないと
焼いている時にエラーが出て落ちてしなうのだろうなと思います。
確かにパーティション情報が合っていないと焼くに焼けませんわな・・・。
ただ、この辺りの情報ってあまり出回っていないなと思います。
教えて頂いた方はAndroid 10の時にこの状況を経験したようですが、私は10の時はOTAが始まるまでは
手を付けていなかったと思います。この頃から既にこの問題はあったのでしょうけどOTAで焼いたので
Fastbootの問題にはあわなかったので気付かなかったのですね。
さて、fastbootの問題を教えて頂いて調べてみたのですが、私のこのPCから5個ぐらいfastboot.exeのコマンドが
見つかりました。そのfastboot.exeのタイムスタンプは2015~2016のものばかり。
こりゃあきませんわ・・・パーティション情報は古いままですわな。
というわけで、その全てのfastbootを削除し、余計なpath=の調整もついでに行います。
で、最新版のAndroid StudioをダウンロードしてAndroid Studioからadbやfastbootをインストール。
path=に"C:\Users\user\AppData\Local\Android\Sdk\platform-tools"を追加して終了。
これで最新のadbとfastbootが使える状態になりました。
この状況でAndroid 11DPを焼いてみましたが・・・あれ?
別の止まり方をしました。
あ、ブートローダのアンロックを忘れていました。
adb reboot bootloaderでブートローダを立ち上げてからfastboot flashing unlockですね。
これでAndroid 11 DP2が使える状態になりました。
で、色々動かしてみますと・・・。
去年私が文句を言った銀行系のアプリなどは快適に何の問題もなく動きます。
しかしやっぱり動かないのはヤマト運輸のアプリ。
これだけはいつも動かないアプリの代表のようなアプリです。
もう一つ、銀行系等のアプリが利用する生体認証アプリのPolarifyというアプリ。
銀行系のアプリが普通に動くのに、生体認証がバージョンチェックで動かない、バカげてますね。
まあ生体認証が使えないだけで、パスワードやらその他の方法でのログインで使えますけどね。
Polarifyは指紋認証やら顔認証、声認証を提供していますが、認証の度にいちいちアプリを立ち上げる
のでレスポンスが悪く、余り好きではなかったのですが、今回のように親アプリが対応しているのに、
呼び出される方の子アプリが対応していないという馬鹿げた事が起こったことを機に、Polarifyの
利用をやめてくれと意見を出すことにしました。
たくさんアプリが入っていますが、結局Android 11 DP2で動作しなかったのはヤマト運輸とPolarifyの二つだけ。
他は快適に動作している上に、まだDeveloper Preview 2というのに問題らしい問題が見当たらない。
Android 10の時はベータバージョンの段階でも多少の不安定を感じる部分が有りましたが、
Android 11は(まだAndroid Rですね)もう製品レベルと思えるぐらいの安定性です。
Android 11はびっくりするぐらい完成度が高いですね。
未だに問題が報告されているiOS13とは大違いです。
Android 10の時でも全然不満が無かったのですが、Android 11を入れることで完全にメモリやストレージの
中身がきれいに掃除されたこともあり、動きがすごくきびきびするようになりました。
それもあり、更に快適過ぎます。
Android 11 DP2いいですね~。
まだAPIとかは変更の可能性が有って固まってないとは思いますが、晩夏の正式版を待つまでもなく、
既に安定し過ぎでマジ凄い開発力だなって感じました。
- 2020/03/29(日) 18:05:03|
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ソフトバングループが出資する英国の衛星通信企業が破たん・・・ですが、それだけじゃない。
というわけで、取り敢えずまずは以下を・・・。
■ソフトバンクG出資 英衛星通信企業が経営破綻 ~ 日本経済新聞
ソフトバンクグループ(SBG)が出資する衛星通信スタートアップ企業の英ワンウェブが経営破綻し、米東部時間27日夜にチャプター11(米連邦破産法11条)を申請した。
SBGはこれまでに合計19億ドル(約2千億円)を投資し、ワンウェブ株式の5割近くを握る筆頭株主だ。SBGは「コメントを控える」としている。
■ソフトバンクGに市場の逆風 投資先が相次ぎ経営難 ~ 日本経済新聞
ワンウェブには航空機欧州大手のエアバス、半導体のクアルコムなども出資しているが、SBGが株式の5割近くを握る筆頭株主だ。国内の通信子会社のソフトバンクとも業務提携している。

ワンウェブにはソフトバンクグループが2000億円出資していた(SBGの決算説明会、東京)
■【大赤字ソフトバンク】Uber、Pepper、WeWork……孫社長はなぜ「ハズレ」を引くのか? ~ 文春オンライン
「ボロボロでございます。真っ赤っかの大赤字」
11月6日に行われたソフトバンクグループの2019年7~9月期連結決算会見。最終損益が7001億円の赤字に転落した。孫正義社長は開口一番、冒頭の言葉で反省の弁を述べた。さらに「3カ月でこれだけの赤字を出したのは創業以来のこと。累計でも上期の利益を全部吹っ飛ばしてしまった」と、今回の赤字が同社にとって最大の危機であることを明かした。
赤字の要因は、投資先のオフィスシェア企業「WeWork」の経営悪化だ。ソフトバンクグループは、WeWorkに1兆円近い投資を行おうとしている。
ここ最近、孫社長は「AI群戦略」と銘打って、AIのテクノロジーで成功しようとしている企業にしか出資しないというスタンスを持っていたはずだった。
しかし、単なるオフィスシェア企業であるWeWorkが「AI群戦略」の中核に入っていたため、アナリストやメディアから「なんで、シェアオフィスがAIなのか」「孫社長はWeWorkを高く評価し過ぎている。投資額が異常だ」と総ツッコミを受けていた。
ソフトバンクグループや、投資しているソフトバンク・ビジョン・ファンドのなかでも「シェアオフィスはAIなのか」と孫社長に冷静に注意できる人はいなかっただろう。
その後、何度かTモバイルUSとの合併話を進めるが、そのたびにFCCからの反対で断念。一時は、スプリントの再建に注力するものの、まもなく5Gが始まるとなればさらなる設備投資が必要になるとして、再度、TモバイルUSとの合併を模索した。
その結果、所有する電波や顧客を別の会社に売却し、4社目の携帯電話会社が参入しやすい条件をつくることに合意したことで、ようやく昨年になってTモバイルUSとの合併が認められた。これによって、晴れて、ソフトバンクグループは、スプリントを連結対象から外すことができ、アメリカ市場から撤退となったのだ。
結局、スプリントはソフトバンクグループにとっての「金食い虫」でしかなかった。
□あまりに無能だったあのロボット
発表された2014年当時は「感情を持つロボット」として、驚きを持って迎えられたが、製品化されてみると、まともに会話も成立しないポンコツぶりに失望の声が相次いだ。筆者も大枚をはたいて、Pepperを購入して自宅に設置したが、あまりの無能ぶりに、数カ月後には「白い塊」としてリビングの端っこに放置してしまった。
ソフトバンクロボティクスというロボット専門会社は、いまはPepperよりも業務用お掃除ロボットの販売に注力。孫社長もPepperのペの字も言わなくなってしまい、ロボティクス事業にもすっかり飽きてしまったようだ。
■
UberとDoorDashはSoftBankのVision Fundからのキャッシュを元手に互いにレンガを投げつけてあっている唯一の例ではない。本日のWall Street Journalの報道によれば、ラテンアメリカではいずれもソフトバンクが大株主である企業間の競争が激化しているという。
ラテンアメリカでUberはライバルのRappiや中国の滴滴出行(Didi Chuxing)などの挑戦を受け激しい値下げ競争に巻き込まれている。しかしここに奇妙な現象がある。この競争者グループの最大株主はいずれも同一の会社、日本のソフトバンクグループなのだ。ソフトバンクはトータルで200億ドル(約2兆1800億円)をこれら3社に投じている。
■ソフトバンク出資の米不動産仲介業者コンパス、従業員の15%を解雇 ~ Forbes Japan
ソフトバンクグループが出資する不動産プラットフォームの米コンパス(Compass)が、従業員の15%を解雇したことが明らかになった。新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するためのさまざまな措置で、今後さらに大きな打撃を受けることが予想されるためだという。
■ソフトバンク出資のインド格安ホテルチェーン「Oyo」が世界で5000人レイオフ ~ Techcrunch
米国時間3月4日、インドで説立された格安ホテル仲介のスタートアップであるOyoは、世界で5000人のレイオフを実施すると発表した。支出を削減し収益性を向上させるためだという。
今回の人員削減により、Oyoの社員数は世界80カ国合計で2万5000人程度となる。Oyoの広報担当者はこの人員削減はOyoが1月に発表したリストラの一部だとして次のように述べた。
■米ペット関連企業の株売却 ソフトバンク再び投資失敗 ~ 産経新聞
米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は9日、ソフトバンクグループ傘下のファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が米国でペット関連サービスを手掛けるワグの株式を同社に売却することで合意したと報じた。2018年に3億ドル(約330億円)を出資していた。
■ソフトバンクGが再び投資失敗 米ペット関連企業の株売却 ~ 日刊ゲンダイDIGITAL
9日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、傘下のソフトバンク・ビジョン・ファンドが、米国でペット関連サービスを手掛けるワグの株式を同社に売却することで合意したという。
同紙は、ソフトバンク側の投資資金回収について具体的な価格は明らかにしていないが、ワグ株の売却について「日本の巨大投資会社によるもうひとつの失望」と伝えた
■ソフトバンク孫氏新たな誤算、投資先OYOで問題続く-拡大路線のわな ~ bloomberg
■ソフトバンクG出資のOYO、中国とインドで数千人を削減 ~ bloomberg
■ソフトバンクG2号ファンド、目標額の50分の1で当初募集終了 ~ bloomberg
■WeWork取締役2人、ソフトバンクGに法的措置含む対応検討 ~ bloomberg
なんかもう大量に世界中の企業に投資した結果、WeWorkの失敗を機に、世界中のメディアから総叩きの
ターゲットになってしまった感のあるソフトバンクです。
そりゃまあね、10兆円ファンドとかでかい花火を打ち上げてホルホルしすぎた結果の反動だから
結局は自身の身から出た錆なんですよ、結果的には。
10兆円ファンドとか、言い出した時から「アホじゃないか、世界中にそんなに孫正義氏が求めるような
レバを提供できるIT企業のお金が収まるパイなんてないよ」って思っていたら案の定。
当初のIT企業に限って投資するなんて言葉はどこへやら。貸しオフィスやら、格安ホテルチェーンやら、
不動産仲介業者やら、挙句の果てにはペット関連企業やら、何じゃこれとしか言いようのない所ばかりに
お金をねじ込んで、なんとかかき集めた10兆円を”消化”していたという・・・。
そんな状況なのに更に、好業績が出ていると見せかけようとして二号ファンドも無理やり立ち上げ、
しかも状態が悪いのがバレバレだったので予定の50分の1しかお金が集まらず、ソフトバンクGとしては
最悪の結果に。
本音を暴けば1号ファンドの業績が悪いのを誤魔化す為に、もう一発当てようともっと色々投資先を
増やして確率を上げようとした結果ですよね。今まで借金をより大きな借金でごまかし続けてきた
みたいな感じですね。1号ファンドのヤバいのを隠す為に2号ファンドの立ち上げを急いでたんでしょ。
詐欺ってる~~~♪
日本人は簡単に騙せましたけど、世界に出るとそう簡単には騙し続けられませんぜ。
逆に言えば、なんで日本人ってこんなほぼ詐欺みたいなことを持ち上げ続けてきたんでしょうね。
全くもって不思議ですわ。
だってこんな人ですよ。
決算説明会や新商品発表会などで気に入らない質疑応答を聞くときには、モロに態度で示す方ですよ。


でも持ち上げる・・・(-_-;)シンジラレヘン
まあジョブズとお友達とか、インドのナンバー1通信会社の社長と仲がいい食事仲間とか、真偽の確認しようがない
事についてはイケシャーシャーと吐きまくりですからね。判断力のない人は信じてしまうでしょ・・・冗談なのに。
そういえば上の記事で張ってあるビジョンファンドやソフトバンクGの出資している企業のロゴの羅列、
なんかデジャブを感じませんかね?
これ。

懐かしいですね~~。
”あの”大惨事を招いたファーストサーバのロゴが入っていたり、ソフトバンクと言えば並べて自慢が趣味ですからね。
で、上の大量の記事群はWeWorkの事件が報じられて以降、ずっと集めてきた記事の一部です。
全部は張ってられへん・・・。
ソフトバンクは結局金を転がしてナンボとしか考えてないって事が、今回の一連の流れで完全に明らかになりましたね。
計画性なく、ITに関係しそうとか思ったら、本当に必要かどうかの検証を出来ないまま企業を買ってみたりとかね。
あの気持ちの悪い四足歩行ロボットのボストンダイナミクスも結局具体的なアイデアもないままに取り敢えず
買い取り、結局お掃除ロボットの会社になってしまっているという・・・。ああ、そこってペッパーもやってましたね。
結局ペッパーってなんなん?
感情がどうこうって技術を自慢していたけど、具体的なアウトプットをイメージできないまま自慢する技術って、
結局先は失敗しかないんですよね。みんなの予想通りにペッパーは大失敗と。
もし感情がきちんとロボットにプログラムできたとして・・・だから何?
完成したものは、バカな返答をするクソロボットだけでした。
そんなものに誰が大金をだすっちゅーねん。
みんなスマホ代を安く上げるのに必死やっちゅーねん。
それ以上家計を削ってお金を出すところなんかないっちゅーねん。
幾ら日本人を恨んでいるって言っても、そこまで無限に金を絞ろ取れるわけないっちゅーねん。
日本人から金を抜くことが楽しくて仕方がないのは分かるけど、そんなやり方ではもう無理ですぜ。
必要なものにしかお金を落とさへんようになっているってのに。
ソフトバンクがこれまで、散々”無料”とか”破格の安さ”でユーザーを釣ってきたことを忘れてるんちゃう?
で、ライドシェアとか色々出資して、結局競合している企業の両方に出資とか訳分からない。
どっちが勝つか分からないから両方に唾を付けておけって事でしょうけど、そもそもタクシーのドライバーの
給料事情を考えたら、もっと安いライドシェアの企業なんか大儲け出来るわけないでしょうに。
成功したら成功したで国内では白タク問題に発展するだろうし、プロではないだけに事故った時とか、
世界中でややこしいことが大量に起き始めると思う。シェアでの乗せてもらった側が事故で死んだらどうするん?
とか考えると、手を付けるだけヤバい香りしかしてこんよね。
他の企業もバブル時代の銀行が金を借りてもらうのに困り果てたような吐き出し方しか感じないし、
それで成功するとか考える方がおかしい状況やねんよね。やっぱり世界の目は日本の目のように
簡単に騙せないってことを孫正義氏自身が理解していたうえでの焦りを感じます。
プレッシャーだったのでしょう、色々と。
そんなん日本人をビビらせ続けてきたみたいに「10兆円」と言えば騙せると思った浅はかさのせいでしょう。
日本人は疑いもせずに鵜呑みにするでしょうけど、吹かすことが当たり前の海外の人は元から割り引いてしか
見てなかったってことですね。
日本人を騙す為に世界に出たのはいいけど、世界の目は厳しかったでちゅね???
は~~~い、ままのおっぱいはこっちでちゅよ~、世界は怖いでちゅね~。
ままのおっぱいでもしゃぶって落ち着きなさいね~~~~(´∀`)
- 2020/03/28(土) 22:02:05|
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各社足何を揃えて5Gがスタート。
携帯3社の5G、予想を遥かに超える『期待はずれ』のワケ(石川温) ~ engadget
予想を遥かに超える「期待はずれ」で終わったのが5Gのエリアだ。
ソフトバンクはスタート時は東京駅や有楽町駅周辺から始まり、他の主要駅は夏以降の展開。なぜか地方にも5Gエリアが分散している。
NTTドコモは150箇所というが、そのなかには「ドコモショップ店舗内」という「それ、Wi-Fiと一緒じゃない!」という極狭のエリアを数に入れる始末。しかも、エリアマップではなく、スポット一覧として紹介されていた。実際、都内のスポットを巡ってみたが、オフィスエリアになっており、関係者以外は入れない場所もあった。
KDDIもエリアマップを見る限り、ごくごく一部からスタートするといった具合だ。
早速エリアについて文句が出まくっています。
石川さん、今さら何を言ってるの。
まあ石川さんも分かっていってるとは思うけど、立場上知らんぷりをして書かないといけないのでしょうけど・・・。
4Gの時だって似たようなものだったじゃないですか。
さすがに今更こんな記事を書かれるとこれにはツッコミを入れたくなります。
やっぱり各社だーっと整備してから問題が見つかると修正の手間がかかりますから、ある程度フィールドテストは
しておきたいですよね。それが終わるまでは思いっきり増やせませんよ。
しかも”飛びの悪い”電波種がメインの5Gですから、4Gよりも基地局の数を密にしなければならない。
なのでエリアを一気に増やすと後でものすごく面倒なことになるのですよ。
だから初めからは余りガッツリ面展開をしたくない。
更には・・・5Gになっても大して速度が上がるわけではない。
結局混雑地域にメインで展開することになるんですよね。
混雑地域の基地局当たりのユーザーを分散化する効果が一番大きい。
速度やレスポンスなんておまけのおまけ。
5Gで遠隔が変わるとか、そんなけ面展開できるって何時の話よ。
田舎の医療が変わる?
田舎の診療所にダビンチを持ち込むの?
あれ一台いくらすると思ってるのよ。
田舎の診療所に気軽におけるような金額じゃないですよ。
ダビンチを置けるお金が出せるのなら、光ファイバーも整備できるでしょうに。
そもそも5Gをエリア化しようと思えば基地局迄光ファイバーが無いと期待通りのレスポンスや速度が出ないですよ。
まさかそれを無視して最後の接続だけ5Gなら「5Gすっげ~~~!!」するつもり?
というわけで、5Gで日本中が変わるなんて夢物語なのです。
どうせ都市部の負荷分散だけでほぼ終わるのです。
5Gのレスポンスは都市部でしか味わえない上に、都市部だとバックボーンが混んでるので大して4Gと変わらないか、
かわっても光ファイバーがすぐに繋げる場所でないと5Gは速くないという落ちです。
なので5Gで騒ぐとかバカげてます。
5Gのエリアでの計測をしている記事も有りました。
ドコモの5Gがついにスタート、その速度を体験してみた ~ ケータイWatch
5Gのアンテナピクトを確認した上で、スピードテストを実施。アンテナが見える場所であれば300Mbps台(300~390Mbps程度)を記録した。
下り最大3.4Gbps(6月以降は4.1Gbps)とされるスペックからすると、ちょっと物足りない。ただし4G LTEに切り替えてから測定したところ100Mbps前後だったことを考えると単純に「(開始当初の)5Gは3倍速い」という結果だ。屋内であればもう少しスピードは期待できそう。たとえば先日の5G発表会会場でのスピードテストでは、5Gは1.4Gbpsを超える速度を記録した。これを屋外でも体験できるようになるのか、楽しみにしたい。
5Gエリア内でも場所によっては200Mbps台になった。これはアンテナのある場所のすぐ下、つまりアンテナへの見通しが悪い場所や、アンテナとの間に何らかの障害物があるような場所での計測だ。
まだ5Gの端末を持っている人がほぼいなくて、携帯関係のバックボーンもコロナ対応でガラガラのはず。
最高の環境でテストできているはずで、それでもこの程度。
まだサブ6のみの対応で、5Gの能力全開では有りませんが、所詮この程度なのですよ。
5Gがどうこうというよりも単純に帯域が広がったことでの速度アップと言った方が分かりやすいかもです。
帯域が広がったことを5Gと呼んでいる・・・そんな感じ。
そもそも4Gと5Gは通信方式がほぼ同じようなものです。
3G⇒4Gの時のようなドラスティックな通信方式の変化が有るわけでは有りません。
過去に4Gと呼ばれていたものが今5Gと呼ばれている。
フル4Gがすぐには出来ないからドコモがコストの安い4GモドキをLTE(Long Term Evolution/長期的進化)と呼んで
3.9Gを開発して「取り敢えず規格」として提案。
それが採用され、その内それがデファクトスタンダード的に4Gとして扱われることに。
なので今回は本当は3.9G⇒4Gという進化なのです。
過去のフル4Gになっただけの話です。
なのでほぼエリアが広がり、”飛ばない電波”になったので、基地局同士の干渉の処理がしやすくなり、
細かい基地局が打ちやすくなった・・・まあそんな所ではないでしょうか。
さて、大量の高速端末を繋いで整備するには超大容量バックボーンが必要となり、高性能なネットワーク機材が
必要になるわけですが・・・。5Gみたいな表っ面よりもむしろそっちの方が大事ですよ。
5Gなんて入り口に騙されていても、裏が4Gと変わらなければそう大きな5Gによる恩恵は得られませんよ。
確かに光ファイバーでは1Gやら10Gのサービスが提供されていますけど、所詮はベストエフォートですし、
そもそも某商用の大手の全国ネットワークは基幹ネットが10Gで構築されており、枝線は1Gを10本に分割しています。
当然超高額ネットワークなのでギャランティーのサービスであり、ベストエフォートのサービスはありませんけど。
省庁やら超大手通信企業がレンタルしている回線のバックボーンですらそんな状況なのです。
いくら5Gと騒いでも、バックボーンが頭打ちになってきているので、1G以上で接続しているユーザーが
その回線に殺到すると絶対理論速度に近い速度なんて味わえませんよ。
そろそろユーザーが夢みたいな5Gの報道を鵜呑みにしていた所から、現実を思い知り始める記事が出てきたので、
やっと書けるなと思い書いてみました。
- 2020/03/27(金) 07:20:25|
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豊田社長がCMでずっと言っていた、あの構想を実現段階に押し上げる為にトヨタとNTTが手を組んだようです。
トヨタとNTTが資本提携へ「スマートシティー」構想を推進 ~ NHK NEWS WEB
関係者によりますとトヨタ自動車とNTTは、互いに2000億円規模の出資を行って株式を持ち合う資本提携に踏み切る方針を固め、24日にも発表する見通しです。
資本提携によって両社は、トヨタが持つ自動運転などの次世代の車の技術と、NTTが持つ高い通信インフラの技術を組み合わせ、5Gの次の世代の通信規格、6Gの活用を視野に新しい移動サービスの開発で幅広く協力し、世界的に開発が活発になっている、最先端の街づくり「スマートシティー」の構想を推進するねらいがあります。
トヨタとNTTが資本業務提携 スマートシティーで協業、世界へ展開 ~ IT media NEWS
建物やクルマなど、あらゆるモノがネットを介してつながる都市の基盤となる「スマートシティプラットフォーム」を共同で構築・運営する。まず、トヨタが静岡県裾野市に2021年に着工予定の実験都市「Woven City」(ウーブン・シティ)と、東京都港区品川エリア(品川駅前のNTT街区の一部)で技術を活用する計画だ。その後、米国ラスベガスなど国内外の都市にも広げていく。
トヨタ、NTTとの提携会見のおける豊田社長のスピーチ全文 ~ CAR Watch
動画のアーカイブ公開も配信に向け作業中
トヨタ自動車は3月24日、NTT(日本電信電話)との業務資本提携に関する共同記者会見を行ない、同社Webサイトでライブ中継を実施した。この会見中に同社代表取締役社長 豊田章男氏が発言したスピーチが公開されたので、以下にその全文を掲載する。
よくよく考えたらトヨタはここしばらくずっと豊田社長がCMに出ずっぱりなんですよね。
あのトヨタイムズのCMで。
世界に名を馳せる企業が、ここまでやるのは驚きです。
あの出たがりの孫正義氏ですらやっていないことをいくつものCMでずーーーーっとやってるのですからすごいとしか
言いようが有りません。しかも自身の運転の場面までCMに出しちゃってるんだからすごい。
あれはへたっぴならそこそこの人間が見たらすぐに分かるので非常にリスクが高いCMです。
さすがに世界有数の自動車メーカーの社長が運転が下手と判断されたら元も子もないですもんね。
それがそこそこ運転できているんだから大したものです。
CESバージョンのCMが”それ”なのですが、あのCMの内容が実際にニュースになると、
トヨタの本気度がものすごく伝わってきます。
トヨタイムズのCMは私は結構楽しみにしているCMです。
日本のトップ企業がこんなCMを打ち、街を一つまるまる作るとか、すごくワクワクします。
リアルSIM CITYじゃないですか。
NTTが参加するということは機器の通信向けのモバイルは自然とドコモになるのかなとか思う所ですが、
トヨタなのでKDDIになるのでしょうか、どっちなんでしょうね。
逆に考えるとKDDIを抱えているのに、KDDIやauではなくて、ガチ競合のNTTと手を組む所がスゴイ。
今迄の日本の超大手では考えられないことです。
5Gもこれからサービスというタイミングでもう6Gの話かよって思う所ですが、日本の大手が未来に向けて
共に行動する所はとても嬉しいことです。
この町の中なら、安心して自動運転車を動かすことが出来そうです。
これからどんなリアルSIM CITYが見られるでしょうか。
- 2020/03/25(水) 00:29:44|
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Apple社内で、ジョン・プロッサー氏へのリーク元調査が行われている? ~ iPhone Mania
■プロッサー氏自身がリーク元調査について投稿
ジョン・プロッサー氏は、Apple社内で彼へのリーク元調査が行なっているという情報を入手したことを、Twitterに投稿しました。調査を行っているという情報も、Appleが公式に発表したものではないため、プロッサー氏は「調査を行っているという情報を入手した、というこの報告もまた、リーク情報だ」とコメントしています。
またですか・・・。
え、何がって?
これです、これ。
厳しくてたまらない管理のはずのiOS14が何故か流出、またいつものアップルの自作自演か・・・またも流出という名の公開で、お金をかけない宣伝に長けるアップルの広告戦略 ~ 当ブログ記事
何故か私がこういった記事を書くと、というか、アップル関係のことを書くとそれをキャンセルするような
曲げ情報がよく出てくるのです。
今回もご多分に漏れず、とてもタイミングよく出てきました。
いつもの通り。
しかも私が触れたiPhone4のプロトタイプの流出のことまできっちりとカバー。
もう笑うしかないほど色々一致。
( ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ
とか思う所ですが、思っていいですよね?(
[Y]/n)
え?
アップルが私のブログをチェックして反応しているとか言ってるんじゃないですよ。
ただなんでか知らないけど、驚くほどタイミングやネタが一致してるなーーー、なんででしょうねーーーー!?!?!?!?
ってw
ソフトバンクもそういう傾向が強いんですよね。
いや~~~、偶然偶然。
不思議なことがあるもんですねぇ~~~。
- 2020/03/23(月) 21:48:14|
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Qualcomm 215を搭載したNokia 1.3を発表 ~ blog of mobile
フィンランドのHMD GlobalはLTE/W-CDMA/GSM端末「Nokia 1.3」を発表した。
Nokiaブランドを冠したスマートフォンである。
OSにはAndroid 10 (Go edition)を採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm 215 Mobile Platformで、CPUはクアッドコアとなっている。
Qualcomm 215(Cortex A53 1.3GHz x 4コア)を搭載したローエンド端末Nokia 1.3が発表されました。
ええ、私の興味は既にハイエンドには無いのです。
一応ハイエンドもチェックはしてはいますが。
興味の中心はSnapdragon 600~700番台が中心ですが、一応下位クラスも気にはなっています。
そこでSnapdragon 215を搭載した端末が発売されたというので、チェックしました。
Snapdragon 215ということで一般的に見てクソみたいな性能と思われがちですが、Android 10 (Go edition)を
搭載しているので、結構サクサク使えると思います。
海外版の端末でCortex A53 1.3GHz x 4コアですからね。
Android 10 (Go edition)端末なら余裕で実用域でしょう。
そういえば先日、知り合いのキャリア端末のバッテリーが苦しい、そろそろ買い替え時かということで相談を
貰ったのですが、何の端末かと思って見てみたら、ドコモ版のXperiaでした。
Xperia XZs(SO-03J)だったんですよね。
そのXZsはSnapdragon 820 (MSM8996) 2.2GHz x 2 + 1.6GHz x 2で2017年5月26日発売でした。
触っているのを見ると、Snapdragon 820の端末とは思えない位に信じられないほどガックガクでした。
上のNokia 1.3の方が100倍快適だと思われるぐらいです。
バッテリーも一日持つか持たないなというレベル。(らしい)
減りのぐらいを見ていると、ちょっと使い込むと余裕で一日持たなさそうです。
どうやらドコモショップで店員の人に相談に行ったみたいで、多少の対策はされているようでした。
しかし私は余りに酷いので、ちょっとアプリの整理をしてあげると言ってあげました。
本人はドコモでやってもらったのでもうこれ以上できることは無いと言われましたが・・・まあ一応。
そんなわけで・・・有るわ有るわ、要らないキャリアアプリの大群が。
これでよく整理したと言ってるなと思いました。
まずシステムを表示を選んで「余計なもの」を表示します。
数分しか時間が取れなかったので、ほとんど精査せずに感覚だけで慌てて安パイのみを選んで消しました。
次いつ会えるか分からない人なので、不具合が出たら面倒なことになるので安パイ以外は手を付けられないのです。
本当を言うとキャッシュのクリアもすべきだったのですけど、その時は忘れていたのですよね。
というか、後で考えたらキャッシュのクリアで相当軽くなりそうな気がするので、真っ先にしておくべきでした。
まあそんなこんなで私が少しですが体感できるレベルでは軽くなったので、それでお相手に返しました。
多分10個~15個ぐらいは無効化したと思います。
それでもガックガクの減少が既に体感できたのですからやはりキャッシュが溜まり過ぎていて重くなっている
こととキャリアアプリのダブルパンチでここまで遅くなっているのだろうと理解出来ました。
せめて10分でもあれば、もっと快適に出来ていただろうと思います。
Snapdragon 820と言えば、Pixel 3aに搭載されているAnTuTuベースで見るとSnapdragon 670とほぼ同性能のプロセッサです。
当時はハイエンドだったはずが、今や完全なミドルと同等になったとか、時代とは言えすごいもんだと遠い目になってしまいます。
しかしそれが今やPixel 3aと比べ物にならない位にガックガクなんですよね。
でも恐らく820搭載端末で重くなっているのはこの方だけではないと思います。
対策法を知らない人は似たようなことが起きている可能性は決して低くない。
取り敢えずキャリアアプリだけでももっと精査してくれればいいのですけどね。
Snapdragon 820搭載機でAndroid 8なら、本来はまだまだ現役レベルのはずです。
ここまで端末を殺せるドコモキャリアアプリすげーとしか思えません。
それさえ排除できればまだまだ完全に現役レベルなんです。
しかし最近思うのが、キャリアがそれを知ってわざと重いキャリアアプリを入れているんじゃないか疑惑です。
当然すぐに重くなりますから、いわゆる「ドコモタイマー?」って事かなと。
重くして使わせる期間をわざと調整し、端末を買い換えさせることに利用しているのかなと思うようになってきました。
OSバージョンアップごとにiPhoneのバッテリーがどんどん死んでいく、アップルタイマーと似たようなものかなと。
そんなわけで、ローエンド端末ここまで来たかということと、XZsがキャリアアプリで完全に殺されている状況を
伝えたかったので書いてみました。
実際には今でもちゃんと余計なものさえ捨て去れば、Snapdragon 820でも十分使えますし、
Android Goならば、Snapdragon 215でも十分役に立つ端末になるのです。
その辺りを伝えたかったので記事にしてみました。
- 2020/03/22(日) 11:32:01|
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このタイトルはちょっと挑戦的ですが、私は既にそう思っております。
今の日本は一部の野党のおかしな人は置いておくとして、多くの国民はコロナウイルスの広がりを
阻止すべく大いに努力されています。
その努力の甲斐があり、感染者や死者は微々たる数字しか増えていません。
海外に比べて日本は検査数を絞って数字を低く見せているという批判なども有りますが、
日々の検査数は徐々に増えてはいても減ってはいません。
検査数を一定と考えた場合、感染者数や死者数の増減でその広がりの勢いを浮かび上がらせる効果があり、
検査数を絞って云々の批判は当たらないと思います。感染者が爆発していたら、一定の検査をしている以上、
必ず数字に出てきますから。出来ないことは海外の数字との直接比較での多い少ないであり、国内の広がりの
変化に関しては調査数が一定(微増)であるならばそれは有益だとすら思います。
検査の最終判定段で目視確認が必要で手間のかかるPCR検査は、無理に数をこなすと判定に誤りが
起こる可能性が有ります。なのでPCR検査の数を無理に稼がず精度を優先するのは正しいと思います。
既に他の簡易検査が確立され、国内でもどんどんと取り入れられていこうとしています。
これで大半の人が簡易検査で検査数を稼ぎ、全国中の医療機関で検査を行い、陽性の人だけ
詳細検査としてのPCR法を受けられるようにしていくようになると思います。
検査状況がどうであれ、日本では国民が真面目で従順なこともあり、多くの場でその対策を目にします。
既に収束方向に動いていると思える情報が出始めており、大阪のライブハウスや和歌山の医療機関や
市役所関連等でも陰性の報告が相次いでいます。
関西で一番広がった大阪府や兵庫県でも収束に向かっていると思える状況になりつつあること、
全国でももう広がりに勢いを感じなくなっていることを考えると、四月には・・・遅くともゴールデンウイークまで
にはもう今の状況が馬鹿らしくなるような所まで収束しているのではないかと思っています。
そういうことで開催が心配されていて、海外からも開催の延期を言い出し始められているオリンピックも
日本は乗り越え、奇跡と呼ばれる開催を勝ち取るだろうなと私は予想しています。
日本はそういう国ですしね。
ある意味息苦しい国ではありますが、国民が本気を出せばその総合力は異常な力を発揮します。
幸い安倍政権も上手く号令を出し、国民の本気を上手くリードして引っ張り出したと思いました。
あの号令が無ければ国民はここまで本気を出さなかったと思います。
よくよく考えればオリンピックの開催自体もそうでした。
元々は「日本にオリンピックなんて要らない」という声の方が圧倒的に強く、誰もがこの東京オリンピック開催に
しらけムードで真実味を感じていませんでした。安倍二次政権発足時に安倍政権がオリンピックを経済成長のキーの
一つと考えて、総力を挙げて取りに行ったところから、日本全体がオリンピックフィーバーへと転換していきました。
カードを裏返して東京と発表するあの映像はみなさんももう何百回と見ていることでしょう。
「日本にオリンピックなんて要らない」が今の「TOKYO2020」に変わったのは安倍政権の大きな成果だと私は
考えています。政権の違い一つでここまで大きな変化が起きるのです。
日本人が一丸になり始めたわけですが、世界は本気の危機を感じた後に日本がこの難局をどう乗り越えるのか、
目の当たりにすることになるだろうなと思っています。
バブル時代の日本もすごかったですが、いい時だけでなく危機に対しても日本はすごい力を発揮する国なんだ
とこれで認識するようになると思います。
日本ホルホル番組とかは超クソだと思っていましたが、こういった有り得ない状態の苦難を実際に乗り越えていく
日本の姿を見るのは燃えてきます。今の若い世代を見て我慢が足りなさすぎるとかクソすぎとか思っている、
そろそろ老害に入りそうな人種なせいか、今の日本の一つになっている状況ってなんか心地いいんですよね。
今の日本人って、コンビニ漬け、使い捨て100均なんかで甘やかされてクソわがままになったなと思っていたのですが、
この難局を国民みんなして乗り越えようとしている様子を見て、日本人ってやっぱり根っからの日本人だったんだなと。
その総合力を信じていいなと確信出来ました。
その姿を見て、かつての麻生元総理の「資源のないこの国が、経済大国として世界と渡り合えるのは一生懸命
働くことを美徳としているからだ」という言葉を思い出さずにはいられないのです。
恐らくオリンピック開催時には、今から考えると信じられないほど日本はクリーンな状況になっていると思いますが、
問題はパンデミクってしまった海外、とりわけヨーロッパ辺りです。
恐らくは選手団入国時に検査を行って、怪しい国では14日間隔離後にうんちゃら等の処置をするなど工夫をした
開催になる可能性は有りますが、その辺りは偉い人が考えてくれるでしょう。
後に難局を乗り越えた伝説のオリンピックになるだろうなと、私は既にワクワクしています。
本気を出す日本、私は好きなんですよ。みんなでプラスの方向に纏まることのできるこの国が。
仕事場は完全ロックでカードキーにより出入りするのですが、今だけ定時に限りドアを開放してカードだけタッチする
という、コロナ対応の運用になっています。一部の人はテレワークを活用中ですしね。
私も仕事中に二時間おきぐらいにトイレに立ち、指の間まできちんと泡立てて手洗いをするなどの微々たる
努力だけは続けています。
既に出ている効果は、色んなもののIT化ですね。
あらゆるものがTV会議や電話会議システムやストリーミング配信などを活用したIT化が進み、これはこれで
いい効果があったなと思っています。関西では厚生労働省や経産省の要請で、電車のアナウンス等で
手洗いやテレワークの案内がされており、国を挙げてという印象をより加速させてくれています。
みんなが特別な事ではなく少しづつだけ努力すれば乗り切ることが出来る難局だと思っています。
私はマスクは全く付けない人ですが、売り場でたまたまマスクを見かけた時は、「どうか酷い花粉症の人に
買われてくれますように」と念を込めて見送っています。
そんなわけで、皆さんも自身の身体に気を使い、周りに対しても気を付けて頂けたらと思います。
- 2020/03/21(土) 14:09:50|
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吐き捨てたいことがある時は、ここをご利用ください。
後で削除したい時は(したくなる可能性が有る時も)パスワードを設定しておいてください。
1のコメントが増えすぎたので2を作りました。
- 2020/03/16(月) 22:22:22|
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先日大量のType-C製品の購入に踏み切りました。
目的は、古い充電器の排除と高速充電環境の充実の為です。
古い充電器がそろそろ”コイル?の鳴き”音が聞こえたり、不安が出始めたのも理由の一つとしてあります。
悩んだのはどこの充電器を購入するのか。
なんとなくANKER製品を買ってきたこともあり、他のメーカーも一応見ましたが、やっぱりANKERで落ち着きました。
で、届きました。



充電器がAC向けが3つ、車載用の12Vのが1つ、後はケーブルやら変換コネクタ類です。
まだまだC to Cのケーブルの数が足りないので今後その買い増しをかなりしなくてはならないと思います。
充電器側をCにしようとすると、かなり買い直しが増えるなぁ・・・という印象です。
今迄はA to Cのものを揃えていたので、スマホ向けにC端子のものを買っていても、根元がAのまま
のケーブルが沢山あるだけで、両方がCというものが余り持ってないのですよね。
そんなわけで、これから多くの人が通っていく道になるんだろうなと思ったので記事にしてみました。
実はもう少し待って、GaN (窒化ガリウム) 採用の充電器で揃えようかと思ったのですが、どうもANKERが
GaN対応の充電器にはPowerIQ3を乗せない方向みたいでしたので、今のうちにPowerIQ3対応のものを
揃えておこうと思ったからです。
早期にUSB-PDに切り替わっていてくれればよかったのですが、まだまだPowerIQに頼らないといけない
部分も有ると思いますので、今のうちにPowerIQ3に対応したものを購入しておこうと思ったのも
このタイミングになった一因だったりします。
充電器は持ち歩き用などの一つ口のものを複数、二つ口のものを一つ。
車用ではiPhoneの人の為にType-Aに変換するケーブルも念のために用意。
C to MicroBの変換も用意したので、ほぼ困ることは無いでしょう。
でもまだまだ買い足さなければいけないものは多いですね。
これはあくまでも第一陣にすぎないってことですね。
長年かけて買ってきたものを全部揃えなおすと結構大変ですね。
- 2020/03/16(月) 00:42:55|
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先日Android 11 Developer Previewをインストールしようとしたのですが、途中までインストールできるの
ですが、何度やり直しても決まった場所でエラーになりインストールを断念しました。
Pixel 3aにFactory Imageが焼けん・・・ ~ FC2掲示板
途中までは書き換えが進んでのエラーですので、そのままでは完全な文鎮なので、仕方なく元のバージョンの
ファクトリーROMを書き戻しました。これがまたAndroid11と全く同じ場所でエラーで落ちるんですよね。
でもAndroid11が書けていた場所までは書き戻ったので、無事元のAndroid10は動作する所までは戻りました。
おかしな状態での動作にはなりますが、まあ動いているからよしということで使っていました。
で、そういえば3月分のセキュリティーアップデートが来ていないことに気付きました。
・・・・・・・・・・もしかしてやっちまった?
確かにDeveloper Previewを入れるなんて行為は色々と自己責任ですけど、Android 10に戻してもセキュリティー
アップデートが落ちてこなくなるとか、それは頭の中には有りませんでした。
そんなわけで、手持ちのPixel 3aがゴミ化してしまいました。
こんなことならAndroid 11DPのインストールなんて考えなきゃよかった・・・w
恐らく私の手持ちの端末のストレージのどこかに、エラー場所が存在するのでしょうね。
そこから先に進めないのでもはやどうしようも有りません。
Android 11が書けないのは諦めるとしても、Android 10が今まで通り普通に使えるように戻ってほしいものです。
なんだか手持ちのこの端末が急に値打ちが無くなったように感じだしたのですよ。
- 2020/03/15(日) 19:01:55|
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ビル・ゲイツ氏 マイクロソフト取締役退任 教育問題などに注力 ~ NHK NEWS WEB
マイクロソフトは13日、創業者のビル・ゲイツ氏が取締役を退任したと発表しました。その理由としてゲイツ氏が長年取り組んできた途上国などの教育問題や気候変動対策に充てる時間を増やすためだとしています。
ゲイツ氏は、役員を退任後も、マイクロソフトのCEO=最高経営責任者のサティア・ナデラ氏などへの技術担当のアドバイザーは続けるということです。
世界中のコンピューティングを変えた人物と言ってもいい人物、ビルゲイツがついに第一線から降りるようです。
多くの人はMS-DOS、更にその前のMicro Soft BASICと、彼の作り上げ、広げたものを使ってきた人は多いと思います。
私もそれらをずっと使っていましたから、この業界の誰よりもビルゲイツが一番影響を受けた人物だと思っています。
ハードウエアへのインプリはメーカーによって行われはしましたが、直接彼が作った成果物を触っているわけですからね。
恐らく直接ビルゲイツが作ったものはZ80やら8086辺りの時代のものまでと思います。
その後は彼の経営側での影響と切り替わっていったのかなと。
それでも多大な影響は受けましたね。
ミクロソフトの隆盛とアップルの沈没・マイクロソフトによる救済、アップルの復興と、大きく世の中が移り変わりました。
それでも世の中はWindows&エクセルで強大な影響を受け続けています。
私も仕事にはWindowsは当然のことながら、エクセルとワードは欠かすことが出来ません。
あと忘れてはいけないのがVisual Studioもそうですね。
最近はSQL Serverも・・・ええ、データベースは好きではありませんけど・・・避けられないので仕方なく。
そんなわけで、私の人生の多くの期間接し続けてきたマイクロソフト製品ですが、そのスタート地点になり、
大きく育ててきたビルゲイツが隠居するということで、取り敢えずはお疲れ様ということで記事にしました。
マイクロソフトが無ければ何が流行ったのか、まさかのCP/Mだったのか。
それともUNIXになっていたのか、想像もつきませんが、彼の作ったものの汎用性は思っていた以上のものでした。
問題点は色々有りましたが、でも今一番はやっているOSはマイクロソフト製です。
世の中を支えているものもマイクロソフト製です。
これからも長く使っていくことになると思います。
- 2020/03/14(土) 13:02:55|
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「iOS 14」が流出。Apple純正ヘッドフォンが発見される ~ 携帯総合研究所
ここ数年にわたって発売が噂されていたApple純正のオーバーイヤーヘッドフォン。噂は主にアナリストやメディアの報道によるものだったが、開発中のiOS 14から証拠とされるアイコンが発見された。
9to5Macが流出した「iOS 14」からApple製のオーバーイヤーヘッドフォンとされるアイコンを発見した。
Apple純正ヘッドフォンのアイコンはバッテリーや充電の状態を示すウィジェットを含むOS全体でヘッドフォンを表示するために使用されているそうだ。アイコンはHomePodと同じ用に黒と白の2色が用意されていることから、少なくとも2色のカラーラインナップになることが予想される。
NDAが有り得ないほど厳しいはずのアップルから、何故かiOS14が流出。
というか、GoogleがAndroidのα版を出したので、アップルも出さざるを得ないというのが現実のように思います。
そんなわけで、アップルの意図的な流出の線を疑わない人もそろそろ大勢ではなくなりつつあると私は信じています。
アップルの意図的なお漏らしは、iPhone4のプロトタイプから始まり、他にはオークションに試作機?が出されて
いたり、とにかくNDAが厳しいと言われるアップルなのに数々の流出事件が起き、しかもその後どう落ち着いたかと
いう情報が全く続かないという流れまでできている。(どうせこっそりとアップルに戻っていると思われます)
そんなわけで、今回はスマートホンのiOSが流出。
そりゃAndroidに話題を持っていかれるわけにはいきませんからね。
ただでさえ現状のAndroidはiOSに比べて非常に安定しており、完成度が高まっております。
トラブル続きだったiOS13からすれば羨ましい限りです。
もちろん次世代iOSの状況を見てもらい、フィールドテストにかけていると言っていい状態だと思います。
賛否両論を受けて、修正の参考にするのでしょう。
そろそろ普通に出すような仕組みを考えてほうがいいと思いますけどね。
アップルって何時もこういったコソコソした動きが好きですね。
正々堂々とは動かない。
客を脅す時以外は。
iPodが燃えた時に客を脅して収束を図ってましたね。
ヘッドホンのネタまでご丁寧に埋め込み、ユーザーの声を拾いたいのでしょう。
さあ色々ユーザーの声を返してあげてください。
- 2020/03/12(木) 01:19:13|
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自動運転、優勝劣敗の兆し 米ウェイモが2400億円調達 ~ 日本経済新聞
米アルファベット傘下で自動運転技術を開発するウェイモは2日、米投資会社のシルバーレイク・パートナーズなどから22億5000万ドル(約2400億円)を調達したと発表した。自動運転の専業では過去最大規模の資金調達に踏み切った。2009年から進める公道試験の走行距離はすでに3千万キロメートルを突破し、ライバルを圧倒する。自動運転に関連する企業の優勝劣敗が鮮明になる可能性がある。
Google系のウェイモが大型資金調達に成功したとのこと。
これで自動運転に関してはGoogleが大きく前進したと言えるかなと思いますが・・・。
しかし私はこれをもってしても、自動運転技術に関しては懐疑派です。
基本的には一般化する技術とは思っていません。
例えば・・・。
テスラ車で事故死したApple社員、高速道路を自律運転中にスマホでゲームしてたって ~ GIZMODO
2018年3月のこと、Teslaの「Model X」をオートパイロットで自律運転をしていたApple(アップル)社員が、高速道路で分岐する壁に激突し、死亡しました。
そしてこのたび、事故の原因は「運転手がスマートフォンでゲームをしていたことだった」とNTSB(国家運輸安全委員会)が最終報告を出したことをBBCが伝えています。
NTSBは、運転手がオートパイロットを文字通り全自動で運転してくれるものと思い込んでいるフシがある、と考えています。そしてTeslaには運転手を監視する新基準のシステムを装備することを、Appleにはすべての従業員に運転中の携帯電話の使用を、緊急時以外は禁止する規則を作ることを提言したのでした。
こういう勘違いしたユーザーが必ず現れます。
これでテスラが責任を問われなかったのは不幸中の幸いだと思います。
自動運転車が、刻々と変わるタイヤのミューや気象情報、夏タイヤで突然雪に振られた時にどうするのか、
いきなり100ミリを超えるゲリラ豪雨に対しては?
311のような大地震が起き、津波が近づいている時にはどうなるのでしょう。
それらを自動運転車がきちんとケース分けしてきちんと処理できるのかと。
そういや今何のタイヤを履いているのか、スタッドレス?夏タイヤ?そういった情報をいちいち設定しないといけない?
雪道に突っ込んで滑ってどうしようもなくなったから「夏タイヤでしたざんねーん」となるの?
アンダーパスの先に大雨で水が溜まっていても自動運転車は突っ込んでいくのでしょうか?
恐らくアップルの社員は初期状態から車を弄っていないと思いますが、それですら事故を起こすような出来が
現状であり、そこにこういった不確定要素が加わってくるともうどうしようもなくなると思います。
こういった突然の気象条件の変化なんて、日本なら割と普通にありますよね。
老人が高速道路を逆走するような異常なこともありますし、考えられないような事象がたくさん起きます。
それでも大丈夫な自動運転とか、ちょっと考えられないでしょう。
なので今年の1月に私が書いていた記事の一部がこれ。
[当ブログ記事]
ノータッチ改札?アホだろ氏ねよ、海外のApple Payでの自動改札による二重課金問題に見るノータッチ改札採用の愚かさ
AIに関しては色々思う所もあるので、また別に記事を書きたいなと思っているネタなので、温存しておくとして、
完全自動運転に関してはGoogleが諦めて延期に走った時点で私も「これはもう一般化しない技術だな」と感じました。
完全な自動運転は部分的に使われるような技術にはなれるとしても、一般化して個人向けのメインストリームになる
ような技術ではないと信じています。
事故を起こさない完璧なものは絶対にはできませんし、最終的には”責任の法の問題”が必ず立ちはだかります。
なので自動運転は人間の補助担当までが限界で、最終的な責任は運転席に座る人が持つことになると考えています。
つまりはAIによる完璧な自動運転が実現しても、運転免許証は不要な車は少なくとも日本では不可能かなと。
私の中ではそう答えを出しています。
あれだけ実走距離を重ねたGoogleが出した答えが"延期"だったので、恐らくそういうことなのだろうと思ったのです。
案の定、その後自動運転で事故が色々報告されていますよね。
今までいろんな全自動が出てきましたが、人の命を預かるようなものは無かったから実現したものばかりです。
全自動の洗濯機や炊飯器、そういうものなら問題無し。
しかし車は事情がかなり違います。
ピストンバスのような決められたエリアやルートの自動運転化や、決まった地域だけ、自動運転での移動が
可能になるエリア区分制辺りが、私が考える自動運転の有望筋かなと思っています。
つまりは「スピードの出ない限られたエリア」で活躍する技術なのだろうと。
少なくとも多様な気象条件や道路条件が有るような場所で、100Km/hの速度が出るような場所で使う技術
ではないように思うのです。この先10年や20年はその状態でいくんじゃないかと思います。
- 2020/03/11(水) 01:54:30|
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iPhone旧機種の動作減速で米アップル和解、最大5億ドル ~ REUTERS
米アップル(AAPL.O)は、iPhone旧機種の動作をひそかに減速させていた問題で、集団訴訟の和解金として最大5億ドルを支払うことで合意した。
この裁判、例のこっそりクロックダウンしていたことに対する裁判ですが、こんなの全くの無意味です。
まあ金を巻き上げるネタとして使えるので、「取れるものは取っておこう」という方向性は悪くはないですが、
しかし結局取れたのは一台当たり25ドル、せいぜい3000円程度の話です。
裁判に参加していた人なら足代にもなってないかも知れません。
少なくとも昼ご飯代を考えると大赤字でしょう。
なのに、iPhoneが遅くされていた分に関しては全くの効果なしなんですよね。
今回の裁判はこっそりクロックダウンしていたことに対しての裁判です。
しかしアップルは今端末のプロセッサをクロックダウン出来ないなら、OSを重くしてやろうということでそれを実行しています。
実質遅くする方法なんていくらでも有るのですから、クロックダウンだけに目くじらを立てても意味がないってことです。
むしろクロックダウンの方が、バッテリーの持ち的には有利だったのですから、クロックダウンの方がむしろ
良かったのではないかと思うぐらいです。
だって25ドルでバッテリーの持ちがよくなって、寿命が伸ばせるならその方が嬉しいって思う人も居るでしょう。
そんなわけで私にとってはよりユーザーにとって不利なことになった裁判じゃないかと思うのです。
え?裁判をしているユーザーじゃなくって、端末を腐らせているアップルの方が問題だろうって?
・・・・・・ええ、その通りなのです。
なので普段はユーザー側の立場に立って言っているはずなんですけど・・・。
「そんなもの、選ぶ方が悪いんじゃ!」
「アップル製品を選んでおいて、アップルに楯突くとは何事じゃ!!」
という視点でお送りしておりますw
- 2020/03/04(水) 00:57:01|
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CES 2020から見えた5Gスマホの最新動向 ミドルレンジ化が想定以上に進みそう ~ ITMedia mobile
現時点ではハイエンドモデル中心の5Gスマートフォンだが、急速にミドルレンジ以下にも広がろうとしている。Qualcommは、会期前日の1月6日(現地時間)にプレスカンファレンスを開催。12月に同社が「Snapdragon Tech Summit」で発表した「Snapdragon 865」や「Snapdragon 765/765G」の導入状況を説明した。
同社のクリスティアーノ・アモン社長によると、Snapdragon 865やSnapdragon 765/765Gは、1世代前のチップセットと比べ、それぞれ2倍、2.5倍の端末に採用されたという。特に伸び率が高いのがハイエンドより一段価格の安い端末に採用されるSnapdragon 765/765Gで、モデムチップを一体化したことも奏功し、幅広いメーカーが興味を示しているようだ。既にOPPOは、Snapdragon 765Gを搭載する「Reno 3 Pro」を中国で発表している。
当ブログ記事
(2018/03/05) クアルコムのSnapdragon 700は私が理想を描いていたど真ん中に球を投げてきた
(2019/04/12) クアルコムはミドルハイに思った以上に本気だった・・・これからの売れ筋スタンダードになると思われるSnapdragon 730/730Gを発表
(2019/03/15) 今後はAnTuTu 15万点と10万点、このレベルの端末が安くなってよく売れるようになる・・・無駄なハイエンドはもう多くの人には必要とされない時代が来た
私は三年ぐらい前から、特にこの一年程度は強力に力を入れてミドル帯のスマホの本命視を記事にしてきました。
それがCES2020で本格的に花開き始めたように思います。
そもそも機器というものは、コモディティー化(一般化)すればある程度の性能を維持したまま価格は下がるもので、
既に生活必需品と化したスマホがいつまでも高額商品であることはそれと矛盾しています。
かつてはテレビや洗濯機、冷蔵庫などの三種の神器もそうなのですが、もっと分かりやすい所で言えば
パソコン聡明期に流行ったワープロ専用機やコピー機もそうですし、そもそもパソコン自体もそうでした。
例えばパソコンはNECの9801という16bit機が、30万円程度の商品でした。
8bit機では同NECの8801が20万円を割るか割らない程度が相場だったように思います。(うろ覚え)
安いのもでは富士通のFM-7とか有りましたが、いくらだったかな・・・覚えてない。
何にしろ通常はパソコンは卓上型(今でいうデスクトップ)のものしかなく、15万円以下では買えないもので、
初めはハードディスクもフロッピーディスクも存在しませんでした。
私も当時はフロッピーなんて本の世界の中の存在で、テープレコーダーで記録していましたし。
それが今ではパソコンなんて安物を買えば2~3万円ほどで買えますし、自分で組めばもっと安く仕上げる
ことも全然できてしまいます。
先に書いたワープロ専用機も始めは100万円を下らないものが、いっきに50万円程度まで値段が下がり、
最終的には家庭用で2万円程度まで下げた商品が登場しました。ワープロ専用機ですから、その中に
プリンターまでしっかり入っているのです。それでその値段。
パソコンがまだまだ高価な時代、なのにワープロ専用機の値下がりはすごかったです。
そうしてコピー機もそうでしたね。
最終的にはトナー式のコピー機も安くなったのですが、それ以上にエプソンやキャノンの複合機が価格低下を
更に進めてくれました。今時コンビニに行かなくても普通に過程で複合機でコピーできるところって多いですよね。
それらの中で、特殊なものを除けばだいたい数万円という所がスイートスポットととして浮かんできます。
機構の簡素化や技術の発達で大体そこらあたりまでメーカーが努力するというのが今までの結果です。
スマートホンもそうなってきたなと思います。
海外ではミドル帯、日本国内ではローエンドと位置付けられていますが、両方の尺度で書くとややこしいので、
取り敢えずここはミドル帯ということで呼び方を統一しておきます。
そのミドル帯の端末が去年あたりからドッと日本に押し寄せてきました。
主に中国からです。
シャープや富士通もMVNO向けなどのSIMフリー機で廉価版のミドル帯の端末を出していましたが、
最終的には大手キャリアからもそれが販売されるようになっていきました。
結局コモディティー化のいきつく先は安価で必要十分なコストパフォーマンスのいい端末が潤沢な選択肢の
中から選べるようになることです。中華端末がメインではありますが、それはもう十分と言っていい状況に
なっていると思います。
しかしこれは、手に入れやすくなったというだけで、まだ多くのユーザーが「次に買うなら」の選択肢では
まだメインに据え切れていないとは思っています。
それは冒頭の記事はそれを更に推し進め、大きく広がっていく切っ掛けに5Gはなるだろうということを
言っているのだと私は理解しています。
まだまだ多くのユーザー、特に日本はハイエンド信仰が強い国です。
特に携帯電話の頃から、スマホの時代になってもハイエンド志向が強いなと感じています。
折り畳みの携帯の時代は、プロセッサもRAM容量の非公開でした。
収められている機能によってハイエンドとかそういうランクが決まっていたように思います。
しかしスマホの時代になると、プロセッサやRAMの容量などがまずはチェックされます。
PCと同じ基準が端末の評価の指標になっているのです。
なので折り畳み携帯の頃と同じような「ハイエンド志向」は当たりません。
むしろ個人個人がPCと同じ基準で選ぶのがいいと思っています。
どういうことかというと、折り畳み携帯よりもスマホは汎用マシンであり、出来る事がユーザー自身が
アプリケーションのインストールという手段で選べる端末です。
そのアプリの選び方や使い方で端末を選ぶべきなのです。
そうなると多くの方は既にハイエンドの端末なんて必要としません。
私はPixel 3aをサブ機として使っていますが、これは数年前のハイエンドの性能を十分に持っています。
重いはずの3Dのゲームが最高に重い設定で普通に遊べてしまいました。
一番重いゲームですらも既にハイエンドの端末をほぼ必要としません。
なのでゲームをするから絶対ハイエンドという考え方も、そろそろ時代遅れになってきています。
そこに5Gが絡んでくると、もっと話はややこしくなっていきます。
少なくともSnapdragonなら700番台以上であれば、どんなゲームでもほぼ動作的に問題は無いと思いますし、
実際触ってみましたが、ハイエンド機と何が違うのかも分からない位自然で快適でした。
私が使っているPixel 3aはその700番台にも達していないSnapdragon 670ですが、それでも十二分に快適です。
似たような性能のプロセッサを搭載した端末が2万円~5万円程度の価格で沢山売られています。
今のまだ「買うなら次もハイエンド」という方もまだまだ少なくありませんが、例えば車で普通車を購入する場合、
皆が4000ccや5000ccのエンジンの車が必要なのではなく、コンパクトカーや中には軽自動車迄含めて
検討をする人も沢山いますし、実際にボリューム帯はコンパクトカーの市場です。
軽自動車も非常によく売れている状況です。
スマホ選びにもこういった傾向がそろそろ出てきてもいい頃ではないかあと思っています。
5Gに移行するタイミングは国内でも絶好の意識改革の機会ではありますが、このタイミングで5G対応の
端末を欲しがる方が果たしてミドル帯の端末を欲しがるのかというった矛盾があり、まだ大きな切り替わりの
タイミングになるかというと、この辺まだ難しい問題も有ります。
もちろん日本国内でもミドル帯への端末の移行は発生すると思いますが、どの辺りの層までが移行するのか、
まだ読めない状況ではあると思っています。
でもミドル帯の端末への移行は確実に起こっていきます。
私が言っているのはあくまでもAndroid端末に関してですが、iPhone内でも同じ事が起こっていますよね。
安くなった旧端末のiPhoneを選ぶ人も増えています。
もちろんAndroid端末へ引っ越しする人も多く居ます。
ここら辺の頃合いの判断がこれから私が興味を示していく所なんだろうなと思っています。
- 2020/03/02(月) 00:35:59|
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