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暗号資産について再度考えてみる

今更ですが暗号資産の話。

以前も触れたことがあるのですけど、なんかもう私の記事が見事な曲げ指標になったかなって感じの値動きを示しました。
確かに記事を書いた後、予想通り下がってたんですけど、その後アホみたいに値を上げてったので私はそれを見て
「世の中思った以上にギャンブル好きが多いなぁ」と拍子抜け。まあ他人の金だしええかなと。

まあ大金を投入して稼働させているマイナーが辞められないという事情もあったかと思います。
大口マイナーがBitCoinの半減期を迎えた後でもマイニングで利益を出すにはBitCoinの値段が倍になる必要があるので、
その通りに値動きを”創る”必要があると・・・みなまでは言うまい。

その時は私はBitCoinしか見てなかったのですが、ちょとちょろといろんな記事が目には入ってくるので特になんの意識も
せずに眺めていたのが、NFTやらそれに大きく関わっているイーサリアム関連の話題が強くなっているのは感じていました。
それでも特に考えに影響を受けるわけでもなく暗号資産には大きな関心は持たないまま来ていました。

ただここ最近ちょっと考えが変わってきました。
切っ掛けはやはりNFT関連で。

始めはNFTなんてゴミと思っていたのですけど、ゲームも関わってくるとなるとちょっと話が変わってくるかもなぁと。
根本的にはゲームだけでもないのですけど、将来の課金インフラと考えられる可能性を示した一つの形かもしれないなと。

私がBitCoinをコケおろしていたのは課金インフラとして負える役割は普通の通貨と何ら変わらないこと。
基本一般の人は単純な通貨自体の売買益でしか利益を生み出すことができないのでそれだけだと誰かの得は誰かの損と
いうことを無限に続けたババ抜きゲームでしかなく、単なるマネーゲームの形をとった高値掴みのリスクを預けあうギャンブルで
しかありません。しかもレートがアホほど上がったり下がったり。
同じ値段のパンが支払い通貨のレートによって短期に二割・三割と変化するとか通貨として有り得ないでしょう。
そもそも未だにお金として使える現場がほとんどない。一時期流行りに乗ったおバカ企業はあったにせよ、支払い用の通貨と
してはあり得ない状態のままでした。テスラも去年の下げ相場を見てBitCoinでの支払いの受付をやめてしまったしね。
懸命だったと思います。

しかしそれらはNFTでGas代(手数料)が発生する仕組みが入ってくるとなると状況は変わってくるかなと。
ちゃんと金儲けの仕組みが整備されるとなったらインフラとして徐々に認められていくかなと思いました。
レートが変わる問題は無しにはならないですが、しかしGas代はそれを見越して元から可変に設定されてある。
状況に応じてGas代の値段が変わる。これでマイナーに対する報酬の原資がずっと保証される。
暗号資産が永続性を保証するためにはマイナーに支払う原資となる収益はとても大切なのです。

またグローバルで展開する企業にとっては国々の通貨ごとに為替レートを気にして手数料を設定してというのは
やはり手間ですし、そういうところは他に任せられたら有難い話。

そんなわけでBitCoinはギャンブル、NFT銘柄は投資相当という違いがあるような気がしてちょっと見る目を変え始めています。
特にイーサリアムは多くで言われているような将来性は間違いなさそうな気がしています。
要は暗号資産自身に稼ぐ力があるかどうかなんですよね。それと継続的に必要であり続ける理由も。
それはNFTのトークンを発行するという裏付けがあれば達成できることです。


暗号資産は新たに発行され続けることが重要であり、新しく発行されることでそれに興味を示した新しい層がその暗号資産を
利用するということで継続して利用され続けるものと私は考えています。あえて「仮想通貨」ではなく「暗号資産」と書いている
のがポイントで、発行されたNFTトークンも資産だという意味で敢えてそう書いています。

そうなると単なる通貨でしかないBitCoinはマネーゲームのギャンブルという側面がより明確に見えてくるのではないでしょうか。
通貨という資産ではあっても買い物で使おうとなると実際に世に出ている通貨とは比べ物にならない使い勝手の悪さ等のデメリット。
発行数が限られている希少性だけが価値を維持する為の理由にしかなっていない。

その希少性も「通貨の発行量に対してより多くの人が欲しがる」ことを前提にしているわけで、欲しい人が減ると希少性も目減りしてくる。
現在はマイニングでご褒美がもらえることで発行量が増え、半減期でご褒美が目減りする分を既存の大量通貨保持組が無理やりお金を投入して価格を維持しているに過ぎません。

つまりマイニングで新たに通貨が発行されないとなるともうBitCoinに拘る必要もないってことですよね。
BitCoinがそれ以上に何か人を引き付ける魅力があるのならBitCoinの価値は上がり続けると思いますけど、
多くの種類の暗号資産があるこのご時世に停滞が始まったBitCoinにどうしても拘る必要があるとは思えません。

今はまだネームバリューでBitCoinが一番通貨として存在感をまだ維持していますけど、仮にイーサリアム等がNFTを足がかり
にBitCoinを超えることになった場合、もしかすると一気にBitCoinがその価値を失っていく可能性も無きにしも非ずなわけで。

実際には徐々に大手が抜けて売り浴びせるたびにだーんと暴落があり、少しづつ価値を他の暗号資産に譲っていくかなって気がします。
でももうゼロにはならないかな。一度ついたネームバリューはそこそこ強いのは間違いないでしょうから。
それと多くの暗号資産はBitCoinに価格連動しているんですよね。
たまに変わった値動きをする銘柄もありますけど、だいたいはBitCoinに連動していて、値動きを見ていてもアレ過ぎるんですよね。


正直私は実体の無いものに価値を感じないし、人とは実際に会い、モノは実際に手にしてこそという人種なので、
暗号資産に関しては未だに否定的な考えを持っていますが、手数料収入で金儲けの方法を手にしたものは強いだろうな
ってことで、NFT案件のものに関しては認めざるを得ないってのが正直なところです。


先ほどゲームがとか書きましたが、例えば競馬ゲームとしましょう。
着順を予想する側と馬主の立場で参加できるとして、馬主の側だとNFTで馬の血統やそのものの存在や所有権が
保証されていて、その1%馬主的な権利や所有権を自由に売買出来るような仕組みが組み込まれていた場合など、
恐らくはある程度プラットホームが揃ってくれば、それが爆発する可能性は否定できないなって気がしています。

そんなわけで、私はNFT銘柄に、無くなったら結構悔しいかもと思える程度の資金をつぎ込んでみました。
株でも銘柄選びは自分で言うのもなんですが、割と天才的に銘柄を当てる方なんですけど、なんせ売買が下手なので
それで売り時買い時を逃し気味という人なので、今回も底値では買えておらず多少の資金の含み損があったりします。
まあでも10年とかそんなスパンで見ていますから、このぐらいで一喜一憂はしない方向ですね。

税金を考えると、短期で売って利益が10万円以下とかもうさみしいしい限りです。
なので安全な系統のNFT銘柄の暗号資産を買うようにしています。

恐らく今は暴落に次ぐ暴落時と解釈していまして、ここから先は上がって下がってを繰り返しながら、
徐々に価格帯を切り上げていくんじゃないかと思っているのですよね。

念のために書いておきますけど、これを信じて売買して損をしても知りませんからね。
売買はあくまでも自己責任で。


スマホとうまく絡めて書きたかったのですけど、なんか上手く書けなかったので単純な暗号資産だけ単体の
記事になってしまいました。

  1. 2023/01/30(月) 01:28:45|
  2. 雑感
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ArmからRISC-Vへ、急速に立ち上がり始めたRISC-V・・・AndroidがRISC-Vへ舵を切り始めたかも?

そろそろRISC-Vにも火が付き始めたみたいですね。
GoogleがRISC-V向けAndroidの開発を積極的に行うと発表 ~ GIGAZINE
この件を報じたArs Technicaによると、Googleが最後にRISC-Vについて言及したのは2022年5月の年次開発者向け会議「Google I/O」でのことでした。このときGoogleは「注目しているが、我々にとっては大きな変化になる」と渋い回答をしていたのですが、今回のサミットで明確にRISC-Vへ言及したため、Ars Technicaは「Googleは大胆な宣言を行った」と評しています。

Google、RISC-V命令セットに最適化したAndroidの開発を本格化させる事を表明 ~ TEXAL
最近話題になっているISAに「RISC-V(Reduced Instruction Set Computer V)」というものがある。このRISC-Vは、フリーでオープンなISAであり、誰でもライセンス料やロイヤリティを支払うことなく、これをベースにしたチップを自由に設計できる事が特徴だ。今回、GoogleはRISC-V Summitで行なわれた同社のキーノートで、公式サポートを発表している。
RISC-Vが特別なのは、フリーでオープンなISAであることで、安価なIoT製品を作りたいベンダーは、RISC-Vを使って低価格なチップを開発することに興味を持つだろう。同時に、競合他社や外国企業への依存度を下げたい企業も、本格的に検討することになるだろう。興味深いことに、GoogleはすでにGoogle Pixelシリーズのセキュリティチップ「Titan M2」にRISC-Vアーキテクチャを活用しており、Intelは商用顧客向けにRISC-Vチップセットの製造を提案中だ。

RISC-Vが面白くなってきたぞ ~ zenn
今の所は、表に現れないところでRISC-Vの採用が進行しているようです。
数年先にRISC-VのAndroidが登場したら風景が一気に変わるかもしれませんね。

今回のきっかけは、GoogleがAndroidでの対応についての言及をしたこと。
RISC-Vはもっと遅咲きだろうなと思ってたんだけどもどうやらArmのクソ対応がRISC-Vへの移行を速めたくれた感じですかね。
やはりソフトバンクGはこの辺りがよくわかってない。

まあソフトバンクが一因であることは間違いないけれど、やっぱり大きいのはnVidiaへの売却失敗と
ArmのQualcommへの嫌がらせと攻撃。過去にQualcommが素晴らしいコアを設計してSnapdragonの
隆盛の時期を作っていたことを感じていた方も多いでしょう。

それがここ最近のSnapdragonはオリジナルデザインのコアではなくなった。
ありきたりの吊るしのコアを使ったデザインのものばかり出している。
だからSnapdragon系のSoC事情が非常につまらなくなった。

一方でQualcommと同じ契約と思われるはずのAppleは何故か好きなコアデザインが許されている。
私から見るとArm系のSoCを売り出しているQualcommだけが妙にいじめ倒されている印象。
価格競争になったらMediaTekや他のメーカーと差別化できなくなったQualcommはどんどん不利になっていくだけ。

しかもArmのnVidiaへの売却も変な心配をした勢からの横やりで失敗に終わった。
nVidiaがArmユーザーの一員だからということもあるのでしょうが、普通に考えてnVidiaがArmを殺したいと
思っているのかというと絶対そんなことはないはず。

Armに力があるからもっとそれを強固に固めたいと普通は思うでしょう。
私がnVidiaの立場ならArmが沈むようなことは絶対しない。
皆が安心して使えるようにArmを育てていく。
少なくとも今のArmがやってるようなQualcommをいじめ倒したりとかはしないと思う。

そんなわけで、今の状況を見ているとArmの終焉も近づいてきたなと。
早急にはなくなりはしないでしょうけど、バラ色でどうやっても倒れないと思っていたArmは未来永劫ではないと
考える人を増やすことにはつながったのは間違いない。少なくとも私は既にそっち側の一人。


そこでRISC-Vですよ、奥さん。

Armに取って代わるものがなければ恐らく各メーカー間などの状況が良くないままでArmを使い続けていたのだろうと思います。
しかし今はまだRISC-Vがくすぶったままなかなか立ち上がってきてないけど、いいものがあるとなれば、
裏でRISC-Vの命令が実行できるコアの開発・テストをするでしょうね。

GoogleもアップルもQuakcommもRISC-Vを既に表に見えないところで使っているんですよね。
SnapdragonやAプロセッサ、NvidiaのGPUで既にRISC-Vコアが使われているってんだから、既にRISC-Vが
動作するコアを持っている企業は複数あることになる。最適化がきちんと行えているかはどうかは不明ですけど。


そんなわけで私的にはArmはnVidiaに買収されてほしかった。
Armコアの発展を考えるならプレイヤー自身が持っている方がいいことは多いと思います。
こういった競争でもいいんじゃないかって思い始めてます。

それとコアを持つのは無関係な業種の人(企業)よりも、関係のある企業の方がより深化させるには
有利じゃないかとすら思っています。

その買収相手がArmコアを使っているところの商売敵だから、そこが有利になるように好き勝手にされて
しまうという恐怖で反対したのだろうけど、nVidiaとしてもArmのコアの利用している企業を潰そうなんて
ゆめゆめ表無いでしょう。Armがうまくいく方がいいはずです。
高い金を出して買収したのですから成功してほしいに決まってますよ。
でもそうは思えないところが少なからずあったってことですわな。
邪魔をしているところが複数考えられますね。
私的には馬鹿げてると思いますけど。



で、こうしてArmが失敗(の傾向)してしまい、思わぬケチが付いたところで「やっぱりRISC-V」って思うところが
増えてもおかしくないと。余計な横路槍を受けず開発できるし、ライセンス料もいらないしテストし易くなりました。

  1. 2023/01/15(日) 01:01:31|
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アップルが円高局面に驚き慌ててバッテリー交換代を値上げ(ふうぎりぎり間に合ったぜ💦)

アップルが年を越していきなりiPhone、iPad、MacBookのバッテリー交換の値上げを発表。

Apple、バッテリー修理代金を3月1日に値上げへ(iPhone、iPad、MacBook) ~ ITmedia Mobile
米Appleは、3月1日から保証対象外のiPhone、iPad、MacBookのバッテリー修理代金を値上げする。例えばiPhone 14より前の機種の場合、3000円上がる。同社の修理サービスページに告知が追加された(いつ追加されたかは不明)。米9TO5Macが1月2日(現地時間)に米国での値上げ告知について報じ、日本でも確認できた。

すごい、すご過ぎる。

ものすごい円安局面から2022年10月21日に150円対策にものすごい日銀の介入で円安進行が止まり、11月~12月に
かけてもぞもぞと一進一退を繰り返して12月20日からは完全に円高に向かっている感じになっていました。
この円高に向かっている局面でいきなりバッテリー交換の値上げの発表。

これ以上円高が進むと値上げの理由を完全に失うので、ギリギリで値上げをしておこうというさすが俺たちのアップルと
言わんばかりの駆け込み値上げです。やっぱりアップルは金満企業としてのプライドを捨てていませんでした。
きっちり信者にお布施のチャンスを作っておいてくれています。

やっぱりアップルはこうでなくちゃね。
統一アップル教会信者の方々、またアップルにお布施出来るチャンスが出来たのだから、全財産お布施するように。

  1. 2023/01/04(水) 01:07:51|
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