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鈴の音情報局blog

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東名阪1.7GHzの4波目はドコモが取得

東名阪1.7GHz帯の4波目をドコモが取得した件

先日この記事で取り上げた東名阪1.7GHz帯の4波目の話ですが、総務省発表の基地局免許数の数字を分りやすく
纏めている[ 携帯・PHS関連@Wiki]を公開しているkeitai_phs氏がとある官報の発表をツイートしておられました。

これがそうなのですが、電波行政関連の官報は始めて見ました。
というかこんなものまで官報で公告されていたんですね。
もう今時のご時世、総務省のホームページ参照でいいと思うんだけど。


ここでこの官報に書かれていることで興味をそそられたのは、東名阪の定義。
同じことが3回書かれていますが、これはそれぞれの地域ごとに定義されているからのようです。
都道府県単位で割り当てられた事が書かれています。

・東=茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、山梨県
・名=岐阜県、静岡県、愛知県、三重県
・阪=滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県

東名阪はこういう定義のようです。
実際にはこの中のほんの一部しか使われてない原状のようです。
対応機がある程度絞られるのでどの端末で逃がすというバランスが難しいのかもしれませんね。

後、気になるのは4波目の帯域についての配布が書かれているのではなく、4波とも新たに割り当てられた
ような記述になっていること。3波については一旦解除の後改めて4波を割り当てたという処理になって
いるのかも知れません。


ドコモは早速この東名阪4波目の帯域のFOMA向けに整備し始めています。
混雑地域から徐々に整備を進めているのでしょう。
これだけパケットを食う端末を売り、更にスマートホンを売ったのですからある意味これは当たり前の
ことなのでもっと先んじて行っておく必要が有ったんじゃないかと思うのですが・・・。
タイミング的にはぎりぎりセーフだったのではないかと思います。

これで1.7GHz帯は明らかにトラフィック混雑地帯のバイパス帯域としての性格を強めた事になります。
2GHz帯はメイン帯域であることは間違いないですが、どうやら帯域の前詰めに基地局を整備し直して
いるようです。

ソフトバンク側に近い後ろ側にLTEを整備し徐々に10MHz幅の地域を広げていくのではないかと思います。
私の勝手な想像ですが、どうもドコモはLTEの10MHz幅化を急いでいるように感じます。
5MHz幅では思いのほか速度が出なかったことが理由なのかも。

確かにフィルターを削られた帯域を考えると5MHz×2ではかなりきついと思います。
上下ともガードバンドに食われる帯域が有るというのはFDD最大の欠点です。
TDDなら10MHz×1でガードバンドはFDDの半分で済んで必要な帯域を確保しやすいです。
割り当てられた帯域幅が狭い時と細切れの時はTDDのほうが圧倒的に有利になります。

というわけで帯域幅が狭い立ち上がりのうちはWiMAXやTD-LTEのほうが圧倒的に
有利に立てるでしょう。しかし帯域に余裕が出てきた頃、基地局数が増えて基地局ごとの干渉が始まると
上下が別帯域で明確に分かれているFDDのほうが有利になっていきます。

他局からの上り下りの干渉や他局と交信している端末からの上り下りの干渉問題はTDDで有る限り
避けて通れませんから。これを避けるには日本中の基地局が同期したタイミングで送受し、しかも
遅延を考慮したガードタイムを取らない限り解決しません。TDDの最大の弱点です。

よってスタートダッシュのTDD、じっくり煮込むFDDという感じになっていくのではないでしょうか。
基地局数と端末数が増えてきた時どうなっていくのか見ものだと思います。


それはそうともの4波目、どの端末から対応しているのだろうか。
さすがに1.7GHz対応の全ての端末のプロファイルに組み込まれているとは考えにくいのですが。
認可の見込みもない内からプロファイルに組み込むとは考えられませんし。
それとも既に初めから出来レースで認可だけ都度行ってきただけなのでしょうか。
関連記事
  1. 2011/03/28(月) 19:38:38|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

対応バンド

>さすがに1.7GHz対応の全ての端末のプロファイルに組み込まれているとは考えにくいのですが

組み込まれてるのです、基地局から使うように指示が出されないので使われないだけです

端末はバンド単位で対応します
EMとFOMA1.7は同じバンドです
既存1.7対応FOMAはEMでも動きます(SIMフリーになれば)
BF-01B系が実証しています
EMとFOMA1.7Gの間にある今回の帯域も対応済みです

逆に機種で対応が必要なのはプラスエリアこと800Mで未使用のau解放待ち帯域です
こちらは別バンドとして再定義していますから端末側が新バンドに対応する必要があります
新バンド対応機種は全プラスエリア帯域が利用できますが
既存プラスエリア対応機種は現行の暫定帯域のみの利用になります
  1. URL |
  2. 2011/03/28(月) 19:58:01 |
  3. 姫 #Qgp/yXvw
  4. [ 編集]

http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/1150/Default.aspx
900MHz帯で先行利用される10MHz幅の獲得をソフトバンクと競うイー・モバイルには、今回もう1つ、取得の可能性の高い帯域が浮上してきている。「再編アクションプラン」で「2012年中に確保できるよう調整を進めるべき」とされた1.7GHz帯の10MHz幅である。
総務省はこの10MHz幅を1.7GHz帯のどこに設定するかを明確にしていないが、帯域の利用状況を考慮するとイー・モバイルが割当を受けている15MHz×2(30MHz幅)の下方の隣接帯域5MHz×2(10MHz幅)が有力と見られる(図表)。

今回東名阪枠をドコモが取ったことでこの実現性が増してくるのでしょうかね?それとも900MHz帯をイーモバイルに?
  1. URL |
  2. 2011/03/29(火) 01:00:49 |
  3. kk #-
  4. [ 編集]

>姫さん
>組み込まれてるのです、基地局から使うように指示が出されないので使われないだけです
最近の端末に限っては確かにそうだと思うのですが、例えば902や903ではイーモバイルはプロファイルに
入っていないので、端末でネットワークサーチを行ってもイーモバイルは現れません。
同じように902や903で4波目がドコモに割り当てられると決まっていたわけではなかったとすると、
ドコモの端末が可能性だけを頼りに4波目のプロファイルを予め組み入れて有るとは考えにくいのです。
初めから出来レースでドコモに東名阪4波全てを割り当てると裏内定が有ったのなら対応しているかも知れませんが。
プロファイルには制御チャンネルの周波数や通信に使う周波数等をRFチップに教えてあげる為に
データベースとして持っていますが、割り当てられもしないと決まっているものまでプロファイルとして
予想して組み入れていくというのはドコモの発想としても考えにくいんですよね・・・。
勿論基地局から制御チャンネルの通信許可の信号が流れてこない限りはプロファイルに入れてあったと
しても、その状態で仮に他社にそのチャンネルが割り当てられたとしても通信が成立してしまうことは
ないですが。

しかし東名阪4波目対応のドコモのプロファイルが入っていた端末があり、その上で他社に東名阪4波目が
割り当てられ、その帯域に他社が基地局から電波を発射していたとすると、端末側がSIMの整合を確認
するための接続をしようと試みる可能性はあります。

その時接続の要求を端末がもし出しに行ってしまったとすると、ドコモの端末がドコモに認可の下りていない
周波数に接続の為にわずかながらでも通信を試みる為の電波を発射してしまう可能性が出てくるのです。
接続要求とACK/NACK程度のわずかな通信ですが、ドコモの端末の数は半端じゃありません。
認可の下りていない電波が出る可能性を考えると私はドコモに割り当てられることが決まってから以降の
端末しか1.7GHzの4波目のプロファイルが入ってないと思うのです。

>kkさん
イーモバイルの前にある帯域はそのままイーモバイルになるでしょうね。
5MHz幅を一枠だけ残しても何も変わらないんですよね。
900MHz帯に関してはまた別腹なのかもしれません。
  1. URL |
  2. 2011/03/29(火) 02:31:21 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

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