W3C、アップルのHTML5特許申請を非難
「標準化に不可欠な技術をロイヤリティ・フリー・ライセンスとして提供すべき」アップルはHTML5に関する特許を出願、W3CはHTML5の普及に影響が出る為、
その成立を何とか阻止しようとしている。
>Appleが申請した特許技術は、モバイル・アプリケーションが慎重に扱うべきものを要求する
>際の方法を定義する、W3Cの「Widget Access Request Policy」の重要なコンポーネントとなっている。
>W3Cの次世代Webページおよびアプリケーションの標準であるHTML5と密接な関連性のある数多くの
>規格のうちの1つだ。
アップルがこの特許を前面に出して特許料を支払うように主張、又は使わせないなんて事になれば
HTML5は完全に壊滅状態に追いやられます。
というよりもいつアップルにごちゃごちゃ言われるか分らないややこしいHTML5でホームページを
構成しようなんて事になるでしょう?みんなリスクは避けますよね。特にお金をかけてホームページを
作っている企業は特に。となるとHTML5と代わるFLASHが断然注目される事になります。
結局アップルはAndroidOSに追い詰められている状況から苦し紛れに色んな手を尽くし、
どうにかしてiPhoneを守ろうとしていると思われるのですが、完全に思考停止していて
素晴らしい端末を作っている企業とは思えないことをしています。
このままではHTML5の息の根を止めかねない事に気がついてないのでしょうか。
FLASHがなければ周りはアップルの言いなりになるしか有りませんが、HTML5がなくても
代替できるものが有るわけです。だったらみんなそっちを使いますよね。
アップルは自らの首も絞めていることにいつ気がつくのでしょう。
主任顧問弁護士は気づいているのかも知れません。
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- 2011/07/13(水) 19:25:32|
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