日本という国はハードの開発がとてもお好きなお国柄のようで、電化製品や
パソコンは言うに及ばず、精密電子製品の携帯電話まで半年に一度きっちり
製品が大量に出てくる始末。
そんなに新製品作っても、規模が大きくなりすぎバグ取りやアフターに手間が
とられすぎ、デバッグ期間を含めると新製品のソフト開発期間はせいぜい3ヶ月程度。
動かすだけで必死のプログラムの特技はもっさりした動作。
ぎりぎりで開発されたハードも不安定な事が多く、工程の遅れがソフトの開発期間を
更に圧迫する。それならばハードの開発を一年に一回ペースにすればどうか。
秋冬機種の時にのもハードを開発して春夏機種は基本的にはハードはそのままで
少しデザイン変更かカラバリ程度に押さえ、中身はそのまま使う。
その中身のソフトだけをブラッシュアップして出す。N906iがそんな感じだった。
全部とは言わなくても他でも一部この手法を使えばかなり開発のストレスが減り、
よりソフトのチューニングに力を入れられるのではないか?
とにかくソフト周辺の出来が良くない。auのKCP+なんて最悪の象徴だ。
ドコモ機もかなり良くなったとは言えまだまだもっさりとした動作は探せば
いくらでも見つかる。選べる機体がバグだらけやもっさりしかないなんて
どれだけユーザーを馬鹿にしてるんだって話になる。
ドコモは904で一服して905で大きく花開いた。その驚異的だった販売数は
ドコモもいい物は売れると実感しただろう。今後もこういう関係でいいものを作る
方向に転換して欲しい。半年毎にやっつけ仕事のものを出されるよりずっといい。
ソフトバンクは開発費のお金をかけられないからこそ使いまわしのソフト入れ替え
だけのような機種が多い。でも普通に売れ続けている。別に特に変なものは
つけていない。それでも売れる。
ドコモの端末はもっとダイエットすべきだろう。
一刻も早くプッシュトークやその他機能を吟味して外し、コストを削減すべきだ。
余計な機能をバンドルしたまま高価な端末を買わされるのはごめんだ。
そういう無駄を削ればまだまだ値段を下げ、小型軽量化は可能だ。
メタボが流行っているのは人間だけではなさそうだ。
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- 2008/09/29(月) 21:01:30|
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