最近は余り見かけなったAndroid/iPhoneのブラウザ等の比較テスト。
丁度いい比較が有ったので採り上げてみました。
まずはiPhoneから。
オンボロイドには無理7
スクロールしてもきっちりと表示内容が着いてきているのがよく分かります。
端末は何でしょう・・・?iPhone4S辺りでしょうか?
さて次はGalaxyNexusで標準ブラウザを使用した環境でのテスト。
Android OSのバージョンは4.2.2。
まあ4.0以降はほぼ同じと思っていいですけど。
Chromeではなく、Androidの標準ブラウザでのテスト。
標準ブラウザテスト
OMAP4460 1.2GHzのデュアルコア、つまり相手がiPhone4SならCortexA9同士で、
CPUコア的には全く同じもの同士の戦いで、iPhone 4Sなら800MHzでクロックの
違いは有るものの、そんなレベルの違いどころではないと私は思います。
そもそもiPhoneで見られる黒ベタがこちらでは全く見えません。
まあ私が普段使っているAndroid4.0のXperia GXでもこんな感じなんですけど。
Android OSではとにかく「行きたい所にまず行けるようにする」「それに表示が
追いつくようにレンダリングする」事に重点を置いていますが、iOSは今の場所
よりも近くを見やすいようにする事だけに力がそそがれており、このように
縦に長いページで、しかも画像が多いページでは非常に苦労する事になります。
公開日を見るとどうやらiPhoneのアップを受けてGalaxy nexusで同じ方法で
ページを見たのをわざわざ追従して公開された模様です。
公開日: 2013/05/18 iPhone
公開日: 2013/05/21 Galaxy nexus(android 4.2.2 Axion rom(rooted))
これ何度か再生してよく見ていくと、双方とも一度時間をかけてページ全てを
読み込んだ後、ページの上から下までをスクロールさせるテストを行っていますね。
iPhoneの方は、画像も文字もごっちゃでそれぞれのコンテンツの境目などを
関係なしにページ内容の再生をしていますから、予めレンダリング済みで有る
事が分かります。
ということは、単純にブラウザが展開済みのページ内容をどこかから転送してきて
いると思われます。RAMが512MBしかない事を考えると内部ストレージから持って
きている可能性も有り、もしそうだとするとこの程度の表示の遅延が有っても
当たり前という事になります。勿論高速でスクロールさせる事も出来ますが、
表示はもっと遅れます。ただし高速のケースは私が手元のiPhone4で同ページで
同様のテストを行った結果ですのでiPhone5では遅延は少ないかも知れません。
発売日が2011年10月14日のiPhone4Sと2011年12月2日のGalaxy nexusでの比較と
考えると、ちょっと差が大きいように思います。まあ端末が正解だったとしても、
OSのバージョンがどうなっているかは未知なので厳密な比較ではないという
前提で見てもらった方がいいという事だけは書いておきます。
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- 2013/06/20(木) 19:15:46|
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“パケ詰まり率”iPhone 5はau版が20.4%、ソフトバンク版が2.3%――MMD研究所調べ
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1306/21/news130.html#l_mm_pa-06.jpg
keyさんが見ると涙を流して喜びそうな記事なんですが。
最近、ユーザーにとって、各社のエリア表示等の基準がバラバラで比較しにくいので、統一しようとする動きがあります。
この記事は、それと逆行している気がします。30秒の足切りが妥当か、と言う点もありますが、繋がっている地点でいくら速くても、その地点が限られていれば、使い勝手が良いとは言えません。
どこの地点で計測したのか、それを決めるのにどういう手間が掛かったのかも、合わせて公表しなければ、片手落ちだと思うのですが。なぜ公表しなかったのでしょうか。
- URL |
- 2013/06/22(土) 23:05:54 |
- 壱 #-
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