Adobe MAX Japan 2009開幕、AIRアプリにドコモ参入
http://codezine.jp/article/detail/3527adobe開催のカンファレンスにドコモが公演している。
>OpenScreenプロジェクトは、さまざまな企業と協力し、PCだけでなく、モバイルや
>家電などさまざまなスクリーン上でFlashを再生できるようにするプロジェクト。
>その中でまずはモバイルに対する強化を行うことを強調した。
>講演内では、OSPメンバーの1社であるNTTドコモの永田清人氏も登壇。
>今までのAdobeとドコモ提携、そして今後の展開について講演し、今後ドコモでは
>AIRアプリへの対応を強化するとした。理由として、AIRのオフライン機能を利用した
>圏外でのアプリケーション利用、FlashとJavaScriptを利用したリッチコンテンツの拡充、
>PC/デバイス間で同等のエクスペリエンスを提供するシームレスな連携などをあげ、
>さまざまなデモを披露した。
OSPでadobeはflashを全てのCPUを搭載したプラットフォームで動作するAIRアプリという
共通の動作環境を整えようとしている。現在flashがそれに近いものになりつつ有るが、
それをもっと高度にしたのがAIRアプリというわけだ。
これはAIRはLiMo R2に載って来ると思ってもいいのでしょうか。
公演の時期といい、R2のリリースといいなかなか時期的にはいい感じのようにも思います。
でもドコモはLiMoだけで動いているわけでは無いから何ともいえませんね。
AIRとは何者かといえば、ブラウザの皮を脱いだFLASHというか、ブラウザに頼らず更に
もっとFLASHを洗練したものと言えます。見た目ではない制作上のアプリのデザインを
もっと洗練させる事が出来、ユーザーインターフェイスも綺麗になる。
SafariやGoogle Chrome、iPhone等に採用されたHTML/JavaScriptのエンジンWebKitの
ほかにFlashやAjaxを使ったコンテンツを表示する機能を装備する。ブラウザが備えていた
機能を逆に吸収してしまった形だ。
今まではブラウザ上でFLASHが動いていたものだからどうしてもブラウザに足を引っ張ら
れる部分があった。FLASHとは言ったが実はAIRはFLASHとは似ても似つかないもの。
AIR上で開発すればWindwsでもMacでも同じアプリが綺麗なインターフェイスで動作する。
理想的な環境だ。ドコモがこれを推進するという事はドコモの端末はAIRを前提として
動作する事になる。ウィジェットからもう一歩進化したAIRが次の本命となるはずだ。
動作環境はWindowsとMac、Linuxも去年に12月にAdobe AIR 1.5がリリースされている。
ドコモの携帯にAIRが載るようになる頃にはWindows mobileにも移植されているのでは
ないかと思う。
AIRが動作するようになれば画面のピクセルサイズのみがアプリに影響を与え、
国内仕様携帯やスマートホンといった土台の違いは関係なくなる。
脱ガラパゴス化の一手をドコモは考えていると取れる。
発表までこの予想が当たるかどうかはまだ分からないが・・・、
ドコモのお手並み拝見と言ったところか。
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- 2009/02/13(金) 01:15:09|
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