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鈴の音情報局blog

携帯関連の将来や最新の技術情報や業界の行く末などを適当に綴るblogです。 内容の信憑性は?余り信じない方がいいと思います。
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ドコモのLTEと端末

【WIRELESS JAPAN 2009】
ドコモ山田社長、動画・フェムトセル・LTEの推進姿勢示す
http://k-tai.impress.co.jp/img/ktw/docs/303/952/html/d-m12.jpg.html



この中で「チャレンジ5・LTE導入とネットワークの進化」の画像。
エリアの項目の下の図を見るとやはりLTEは以前書いたとおり都市部集中投資で間違いなさそうです。
イメージ図には東京と大阪・・・後二つは名古屋と福岡?

そして展開は2GHzから開始して1.5GHzとなっていますが2GHzはどの周波数帯を利用するのでしょうか。
これは明らかになっていなかったと思いますが、現在のW-CDMAの2GHzを減らして1.7GHzと800MHzに
軸足をずらすのでしょうか?この辺り分かる方が居ましたらレスして頂けるとありがたいです。

2014年で人口カバー率50%というのは既報ですが、この時期で50%だということはLTE専用端末が
出ても極わずかしか出ないであろう事を示しています。auはほぼ100%を目指しているのでLTEのみ
で利用したい人はそちらに流れる可能性が高いです。

でもLTE上での音声通話がどうなるかがLTE専用端末の動向に大きく影響すると考えられます。
具体的にはまだ何も出てきてませんよね。


続いて「チャレンジ6・オープンOS端末の推進」の画像。
iモード端末(ドメ携)とオープンOS端末が将来一つになっている。
各OS上に共通ミドルウエアを作り、新アプリを動かすとなっている。

ソフトバンクのPOP-iは色んなOS上に共通OSを動かすという発想だった。
こちらはミドルウエアで差異を吸収する方式だ。
ミドルウエア上に新サービスアプリが動くという。

マイクロプロセッサはばらばら、OSもバラバラ、その上でアプリが共通とは・・・。
早くも暗雲の気配。
Javaなり何らかのエミュレーション言語での動作ということになる。
Javaは今となってはもう動作速度的に心配することも無いが、しかし携帯での綺麗な
開発環境は無い。泥臭く環境を整えてベタにエディターで組んでコンパイルして動かす
ことになる。機能制限付きでも気軽に開発できる統合環境など期待出来なさそうだ。

私も環境を整えている最中にエラーが出て気持ちが萎えてほったらかしになっている。
ベンチマークでも組もうかと思っていたのだけれどソフトを組む以前にそこにたどり着くまでが
面倒くさい。普段からJavaを使っている人でなければAPIを覚えるのも大変だし。

とにかくネイティブで動いているiPhoneに対してエミュレーション言語であるJavaは基本的には
余りシビアな時間管理には向かない。プロセッサの高速化でかなりマシにはなっているが、
最終的にはネイティブには叶わない。JavaよりCやC++プログラマの方が遥かに多いことも
iPhoneに有利に働いているが・・・。

私は理想を追求し、現実を見ないこのドコモの計画に警鐘を鳴らします。
エミュレーション系で実用分野で成功をしたのはJava言語のみではないかと思います。
POP-iの勇退的失敗を見ても分かるとおり夢物語は夢物語です。
エミュレーションは携帯機器から見て不必要な電力ロスを永遠に担ぎ続ける事を意味します。
そのロスが無視できるところまで全体の能力が上がればいいですが、しばらくはそうも
行かないと思います。

プロセッサが高速化したとは言え、結局稼働時間を稼ぐ為には動作クロックを落として
プロセッサを遅くして電力を確保している状態です。この寝ている時から起こす瞬間の立ち
上がりのレスポンスがちょっとでも遅いと「もっさり」した操作感に繋がります。

かといってレスポンス優先で入力待ちの時まで全力疾走ではバッテリーや熱が・・・。
ソフト環境は出来る限りシンプルなものが一番いいです。
Windowsは複雑奇怪で嫌われ者で、結局未だにUNIXやLinuxが行くところに行けば幅を
利かせているのはその為です。今も有るかどうか分かりませんが、UNIXは1MBの
フロッピー1枚で立ち上がったものです。Windowsの最小構成ではいったい何枚かかる
のでしょうか。

お上の方が現場を無視した夢を語るのもいいですが、もっと現実に目を向けた将来の絵を
描いて欲しいと思います。まさかLTEの展開に関してもこのレベルの発想ではないかと
心配になってしまいます。
関連記事
  1. 2009/07/25(土) 00:15:47|
  2. 携帯
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:7
<<LTEの乱、KDDIは背水の陣 | ホーム | 携帯各社のCM>>

コメント

23日にワイヤレスジャパン2009に行ってきて判ったこと。


1.来年docomoがLTEを2ギガHz帯で始める際に使う幅は5~10MHz幅で「未定」らしい。ただしスペックは決まっていてカテゴリー3の2×2MIMO仕様からとのこと。下りMax37.5か75Mbpsで決まり。

2.端末はカードタイプが来年でハンドセットタイプが再来年。当面LTE/W-CDMAデュアルモードタイプで4G開始時には4G/3.9G/3Gトリプルの可能性も。音声は当初3G回線交換だが、ゆくゆくはvoipで究極は4G/3.9Gデュアルタイプ?※スクリーンで紹介した資料より


最近docomoの尾上さんはWJコンファレンスの資料に何も入れてくれなくて…高いカネ払って講義聴いてるのに…○| ̄|_
ケータイWatch辺りでもみてください(苦笑)
  1. URL |
  2. 2009/07/25(土) 17:19:20 |
  3. どこも族 #jgqgVRFo
  4. [ 編集]

Re: タイトルなし

>どこも族さん
非常にフレッシュな情報を有難うございます。興味深く読ませていただきました。
VoIPはどのタイミングで出てくるかはLTEエリアの構築状況に左右されそうですね。
下り転送能力は5MHz幅で37.5Mbpsで決まりということですかね。
それにしても3G/3.9G/4Gトリプルは・・・全部見に行くとなるとそれなりに電力は大丈夫なのでしょうか。
  1. URL |
  2. 2009/07/25(土) 18:27:13 |
  3. #-
  4. [ 編集]

個人的にはワイヤレスジャパン2004の記事を見てSuper3Gキタ――(°∀°)――!!ってなって…
以後2005から五年連続尾上氏の講義を生で聴いてきたんですが、docomoは全然ぶれてないっていうか順調ですよ(^^)v

2007当時で既に2ギガ帯から始めることを示唆してましたし2008には横須賀での実験の様子をブース内でビデオ流してましたし。

電力(電池持ち)の件に関しては多分大丈夫でしょう。何故ならW-CDMAと違ってLTEはハードハンドオーバーいわゆる強制式。ソフトハンドオーバーは端末側の処理能力に依存するがハードハンドオーバーは基地局側で大半処理できるから。ただ去年の実験では屋外ながら時速30~40キロだったんで、新幹線やリニアモーターの速度ならどうなるかちょっと心配(^^;)
まぁ最近FOMAでも東海道新幹線なら通信ほとんど切れないんで、大丈夫かも?FOMAもだいぶマシになりましたよ(笑)


最後に補足を少々。
カテゴリー3は使用帯域幅15メガで100Mbps出せる仕様ですが、2012年以降の1.5メガHz帯開始時に一部地域で100メガ行ける程度でしょう。1.5メガ帯はMCA使用中で制限ありのところですし。
かといって同時期に2ギガ帯で15メガ使うのは無理だろうしで。
だから開始当初5メガで37.5Mbps10メガで75Mbps、現時点で当初5からか10からかは未定っていうことデス。VoIP開始時期も未定(・∀・)シャーナイ

参考記事http://k-tai.impress.co.jp/docs/event/wj2009/20090723_304350.html
  1. URL |
  2. 2009/07/26(日) 08:23:30 |
  3. どこも族 #jgqgVRFo
  4. [ 編集]

>どこも族さん
徹底してドコモのLTEを追いかけてこられたのですね。情報に強い裏づけを感じます。
LTEでは基地局側でハンドオーバーの処理の大半を持つことが出来るとなると端末の省電力化もしやすそうですね。
ハンドオーバーも速いとなると新幹線でも細かく基地局を打っている場所でもハンドオーバーが追いつくかもしれません。
ドコモには矢田部などで切り替えテストをやってデータを公表して貰いたいです。
  1. URL |
  2. 2009/07/29(水) 22:00:57 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

ドコモは現在Adobeが開発中の携帯向けのAIRにコミットしてますね
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/01/30/adobemaxj/index.html

利点としては、Javaと違ってキャリア・機器間の互換性が高いこと、PC向けFlashの開発環境との親和性が高いこと
Webアプリで使われるJavaScriptでの開発との親和性も高いことが挙げられています。

ドコモとしては他社にもAIRの採用を期待しているようで、Javaにとって替わる携帯向けアプリ実行環境になるかもと
個人的には期待しています。
  1. URL |
  2. 2009/07/30(木) 20:22:39 |
  3. 匿名 #5Q8Ch4eQ
  4. [ 編集]

>匿名さん
手前味噌で申し訳ないですが、今年の2月にその記事を取り上げていたんです。
勿論私も期待はしているのですが・・・。
AIR対抗とも言えるHTML5の動向次第というところは有りますね。
  1. URL |
  2. 2009/08/01(土) 00:12:09 |
  3. #GpEwlVdw
  4. [ 編集]

周波数の切り取り方は、一部地域で20じゃなくて15幅利用中のとこもあります(北陸四国等々)から、下限から順次上へと素人予想します。全く逆だったりして(^^ゞ
2ギガ帯で15,000局1.5ギガ帯で5,700局…それで人口カバー率50%ってことは面積で見たら知れてますね。てことは最初はマイクロセル物量作戦だと思います。

いずれは他周波数の3.9G転用許可も下りるでしょう(3Gの範疇だから開設以降は出来るのかな?よくわからん)が、本気出してくれたらすごいことに。仮定の話800メガ帯15MHz中10MHzを転用してくれたら現時点で3万局、年間1万局増えてるプラスエリアに併設したらもう一応全国展開出来上がり(笑)

2ギガ帯は無難に併設?都会は予めマイクロセル化してる?
1.5ギガ帯はラージセル新設またはシティホン跡地利用?
1.7ギガ&800メガ帯は3G局併設

将来こうなりそう?個人的願望ありありですが。


あとブログ内で鈴さんがauのLTEについて書いてますけど僕は気にしません。まあ当時のWINは全国展開早くてFOMAは遅い狭い切れるで6年前のFOMAユーザーなりたての頃は歯痒い思いをしましたけど(苦笑)。
あっちは全部新設ですよ。しかも周波数再編からLTE開始までは若干「間」がある。きっと何かが起こりますよ!僕の勝手予想ですが、あっちは2ギガと新800メガで再編までに現行エリアを「完全に」穴埋めするはず出来る筈ないと踏んでますし。もしも予想通りなら…(・∀・)フハハ

その点docomoは設備投資のピークを過ぎたといってもいまだに基地局バンバン打ってるし(^^)


よっぽどヘマやらかさない限りは脱茸しないですね。docomoにもよくない体質というかアンチを生む雰囲気や企業姿勢は確かにある。僕だって全面的にマンセーしてる訳じゃないですよ。欲しい情報は自分で調べる流儀な人間からしたらiコンシェルなんか愚の骨頂だし。iモード非対応機使いたくないけどiコンテンツなんか魅力薄いし。料金もまた然り。最新機種買うと6万とか…(怒)
まあ良いところは自前で通信方式を開発出来る所は希有な存在ですし。設備投資と設備に対するバックアップ体制が他を寄せ付けないしで。余談ですがハンネも変えなきゃいけなくなるしで(笑)
  1. URL |
  2. 2009/08/01(土) 10:58:57 |
  3. どこも族 #jgqgVRFo
  4. [ 編集]

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