昨日の記事でドコモの225MbpsCAサービスのPREMIUM 4Gについて触れましたが、
コメント欄により詳しいPDFファイルが公開されているという事で眺めてみました。
すると面白い特徴が見えてきました。
当該ページをチェックしてみると以下のような表示が有ります。
ホーム / お客様サポート / サービスエリア / さらに速く!広く!ネットワーク強化進行中! ~ ドコモ公式そのPDFファイルの容量と、内部のページ数を比較してみます。
・北海道エリア (PDF形式:385KB) 2ページ
・東北エリア (PDF形式:382KB) 1ページ
・関東・甲信越エリア (PDF形式:445KB) 3ページ
・東海エリア (PDF形式:450KB) 5ページ
・北陸エリア (PDF形式:432KB) 3ページ
・関西エリア (PDF形式:542KB) 10ページ
・中国エリア (PDF形式:384KB) 1ページ
・四国エリア (PDF形式:437KB) 4ページ
・九州・沖縄エリア (PDF形式:355KB) 1ページ
一番多そうな気がする関東甲信越エリアが3ページしかないのに、東海エリアは5ページも有ります。
更に、関西エリアが10ページも。
特に大阪府は大阪市だけに集中して対応局を作っており、大阪市内はフィールドテスト的という
よりは、割と本気で設置しているなという事が見て取れます。
もしかすると南海トラフ地震を念頭に置いて関西地区を災害に強い街にする為に高速化、大容量化、
全体的な災害耐性の増大を図っているのかも知れませんね。関西だけでなく、周辺の東海や
四国エリアにも力が入れられている事でもなんとなく感じられます。
またコメ欄でも指摘されていますが、大型アウトレットモール等の有るような場所も積極的に
展開されているようです。分かる範囲で調べてみますと、三井や三菱地所の展開する
超大型のアウトレットモールがCAで225Mbpsの対象地域になっていました。
どうやらドコモ的には既に家庭の生活インフラとしてのLTEにはもう既に満足のいく結果を
出せているであろうという事で、家庭向けの帯域整備よりも商業施設などのショッピングモール
のような「一気に人が集まって輻輳傾向に陥りやすい場所」の整備を積極的に行っている
ように私は感じました。
神戸では三ノ宮や元町、北野やそれらの周辺を徹底的に。
大阪市内もやっぱりそうだし、丸の内や新橋、秋葉原、渋谷、新宿周辺といった分かり
やすい地域を中心に整備しているように思います。
ちなみに一部のスポットでは262.5Mbpsのサービスを体験できるようです。
対応端末は225Mbpsと同じくHW-02G、 L-01Gとの事です。

次の5~6月発売の夏端末では、このサービスに対応した端末が本格的に出てきそうな予感がします。
逆に言えばその地固めを今のうちにしているのではと思われます。
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- 2015/03/24(火) 19:48:39|
- 携帯
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これは単純に1.7ギガと800メガとのクロスオーバー具合の差でしょ。
関東なんか青梅や房総半島辺りも将来エリア化しそうだが、関西なんか紀伊半島の御坊辺りから南は絶望的っぽいね。
(´・ω・`)
- URL |
- 2015/03/25(水) 22:13:22 |
- どこも族 #c/PM1KLI
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