Samsungが全ての自社製品にOS「Tizen(タイゼン)」の使用を検討中 ~ GIGAZINE
Samsungはスマートフォン・スマートウォッチ・スマートTV向けOS「Tizen」の開発を主導しており、Tizen OS搭載スマートフォン「Samsung Z3」やTizen OS搭載スマートウォッチ「Gear 2」などを販売しています。主力製品の多くをAndroid OSに依存している現状を打開するべく、Samsungは「全ての自社製品にTizenを使用する」という計画を検討中であることを明かしました。
コメ欄で頂いていた情報、他でも話題に上がっているようなのでとりあえず触ってみます。
サムスンがTizenを自社製品全体で利用するという話。
まあTVやらデジカメやらエアコンやら、組み込み系は問題ないでしょう。
TVは外部にアクセスできるので微妙な所もありますが、TVアプリをガシガシ使いたいという用途は
余り想像できず、精々ウェブアクセス程度に留まるでしょう。
だったら「ブラウザだけ動けばいいやん」的な所で収まると思いますので組み込みのOSは別に
何だっていいという話になります。
しかし、アプリを使わせることが前提のスマートホンとタブレットだけはそういう訳にはいかない。
アプリ環境やアプリを含むストア環境が必要になってきます。
勿論そこでGoogleやらアップルが行っているように、アプリやら音楽やら色々と扱わなければならない。
端末を売るだけでは済まない問題が発生します。
サムスンはそれをきちんと立ち上げて維持できるのか。
しかもアプリ開発をけん引する事が出来るのか。
Android端末なら十数億台、iPhoneなら二億台以上、ところでTizenは?
現状Tizenは安価な下位モデルしか市場に存在しません。
⇒Samsungは2016年第1四半期のインド市場で低価格のTizen搭載スマートフォンを約6400万台売り上げており
GIGAZINEの記事でこんな表記が有るのですが・・・。
まあサムスンの自己報告ですから・・・w
ちなみに同時期のiPhoneの販売台数は5120万台で、前年同期が6120万台です。
つまりサムスンはインド一国だけでTizenの端末を世界中で売ったiPhoneよりも売れたと主張して
いる事になります。サムスンすげー(棒)
更にはiPhoneは2015会計年度で2億3100万台売ったのですが、2016会計年度は2億1800万台です。
サムスンはもしコンスタントに四半期6400万台なら×4で2億5600万台!!
多少目減りさせてもiPhoneと同レベル。
サムスンさーーーん、羨ましいっす(笑)
そんなに売れていたらメーカー毎のランキングで、サムスンの分はAndroidが半分以下で、半分以上
はTizenだという事になりますね。しかもOS毎のランキングでiPhoneと同数程度のシェアを獲得出来て
いないとおかしいのですけど、そんな影は全く見られません。
サムスンさーーーん、本当っすかー?(笑)
コメ欄で頂いたものに返信した通り、
私はもうサムスンはTizenは既に諦めていると睨んでいます。
日頃からネタ集めで色々OSのシェア変動のデータは当たっていますが、Tizenが表に出てきた事は
殆どありませんし、出てきても本当にしょぼい数字でしかありません。Tizenよりもサムスンの過去の
OSのBADAの方がまだ数が売れているとの話題が常時ありました。
結局BADAは
BADAはマージされるという名の元にTizenと名前を変えました。
その後は一番売れていたと思われるインド市場ですらサムスン独自OSは右肩下がりを続けています。
しかしそのインド市場でTizen端末が約6400万台も売れているのですから、下がり始める2014年辺りは
それはそれは恐ろしい数のTizen端末を売っていたのだろうと思われます。
インドだけでiPhoneの世界での販売数の数倍は売っていないと辻褄が合わない事になりますが・・・。
サムスンさーーーん(´∀`)
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- 2016/06/16(木) 04:45:29|
- 携帯
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誤:まあサムスンの
事故報告ですから・・・w
正:まあサムスンの
自己報告ですから・・・w
「事故」はある意味あってるかもしれませんが・・・(;-P)
GoogleとAppleの二強状態になっているのが少々気がかりです。
第三勢力としてMicrosoftもありますが、展開の勢いはいまいち。というのもハードに搭載するソフトだけではハードメーカーのさじ加減に左右されるからです。
満を持してリリースしたFirefoxOSも尻尾巻いて退散してしまいましたし、ここらで風が吹き荒れてもいいかなと思っています。
ハードを作っているサムスンが一斉にソフト(OS)の展開を手がけたならば、あるいはありえるわけです。
結果はともかくここらで本気出してほしいものです。
あ、もちろん使う気はありませんよ。あんな気持ち悪いランプの魔精ラ・ジーン(青)みたいなイメージキャラのOS。
- URL |
- 2016/06/16(木) 06:08:43 |
- 7SUXEN #22s72cIM
- [ 編集]
インド、バングラデシュではZ1が100万台単位で売れているので、Z3も含めて640万台は売れているのなら納得のいく数字。
これ元記事書いた人が桁を一桁間違ったと思います。
64ではなく、6.4でしょうね。
TizenはWebアプリが基本ですが、androidのアプリを動かす事は技術的には出来る。
アプリが少なさをカバー出来る可能性はあります。
LTEへの対応やハイエンドモデルの発売、SmartThingsに対応した家電等との連携が始まれば、去年よりも販売台数を伸ばすでしょう。
Samsung Z3を所有(法律上の問題は認識してます)しているのでTizenの良い所、悪い所は日本で体験出来る範囲ですが分かっているつもり。
価格相応で動作面ではハイエンドに劣るけど、有機ELディスプレイ、そこそこ使えるカメラ他、トレンドは押さえている。ホームボタンを2回連続押しでカメラ起動、メニューキーの配置など、Galaxyと共通している部分もあります。
現状は新興国向け、アプリの少なさなど課題は大きいですが、Tizen OS採用の家電は多く出荷されている。
Tizenのスマートフォンが、その中心になる事も考えられる訳で、注視していた方が良いと思います。
Samsung(笑)と一蹴して、早期に対策をしない企業のお陰で、今のSamsungがあると言ってもいい。
Googleにとってもandroidフォークでない、正規のGoogle Play端末を大量に販売しているSamsungの動向は気になるはず。
Tizenへの完全移行は現実的では無いにしろ、これからの動きを見て、潰せる時に完全に潰すくらいの事をしないと、過去の歴史を繰り返すかもしれない。
全体的に、皆Samsungに対して油断し過ぎじゃないだろうかと思う。
- URL |
- 2016/06/16(木) 07:55:44 |
- gu #-
- [ 編集]
Tizenは死んでいるものとばかりと同様に思っていた口ですが、ここでの書き込みを見て改めて調べてみました。
URLばかりになりますが、ご容赦ください。
くそ長いです。
元々2013年8月時点で既報同様のことを言っていたのですが、ガジェオタはZ1の宣伝程度にしか受け取らなかったのではないかと思います。
わたしは日本語訳の記事をどこかで見た記憶がありますが、なに言ってんだコイツくらいに思っていました。
Samsung co-CEO: We want Tizen to be on everything - CNET:
http://www.cnet.com/news/samsung-co-ceo-we-want-tizen-to-be-on-everything/
Samsung Z1 - Wikipedia, the free encyclopedia:
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Samsung_Z1
Z1以降、家電で使ってたかどうか定かではないのですが(TVなどの情報家電では使っていた模様)、ガジェオタが再びTizenを見るのはGear S2/Z3になります。
Samsung Gear S2 - Wikipedia, the free encyclopedia:
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Samsung_Gear_S2
Samsung Z3 - Wikipedia, the free encyclopedia:
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Samsung_Z3
国内ではZ3が販売されてないこともあり、さっぱり話題にはなっていません。
- URL |
- 2016/06/16(木) 10:05:06 |
- ろむ #EU3M23S6
- [ 編集]
一方、Gear S2はそこそこ評価を得ているようです。
【レビュー】『Gear S2 Classic』の円形ベゼルはスマートウォッチ最良のUIか!? – DIGIMONO!(デジモノ!):
http://www.digimonostation.jp/0000053380/1/
本当に4日持つかも!?Gear S2の電池持ちが「凄い」 | さいあの!:
http://www.saiano.com/2016/03/gear-s2.html
心拍計もついていますし、時期もApple Watchの半年未満で出してましたね。
わたしはPebbleの人なので、やはり気にもかけませんでした。
さて、国内ではさっぱりのZ3ですが、インドなどではそこそこ売れているようです。
「Samsung Z3」、大幅に販路拡大へ | GGSOKU - ガジェット速報:
http://ggsoku.com/2016/01/sales-channels-samsung-z3-2016/
予想に反して大ヒット?! 第3のOS Tizenを搭載したスマートフォン「Samsung Z3」 | 秋葉原ぶらり:
http://akiba.jpn.org/?p=9502
- URL |
- 2016/06/16(木) 10:06:36 |
- ろむ #0gULc79k
- [ 編集]
同時期、同メーカー、似たようなスペック(ハードウェアだけならZ3が優勢に見える)、Z3が若干安い(J2:7590/Z3:6990ルピー。大約千円差)など、なるほど売れる要因はそこなのかもしれないと感じます。
Samsung Galaxy J2 Price, Buy New Galaxy J2 4G Smartphone, Features, J Series Phone:
http://www.samsung.com/in/consumer/mobile-devices/smartphones/galaxy-j/SM-J200GZDDINS
Samsung Z3 Tizen Price | Buy New Z3 Smartphone | 5 Inch Phone Features Specs:
http://www.samsung.com/in/consumer/mobile-devices/smartphones/others/SM-Z300HZKDINS
実際、動作レビュー、比較レビューを見ても、一見して劣っているように見えません。
Samsung Tizen Z3 Full Review and Unboxing
http://www.youtube.com/watch?v=_9yIsclkZFU
Samsung Z3 Vs Samsung Galaxy J2
http://www.youtube.com/watch?v=WUlLhiRV0gE
- URL |
- 2016/06/16(木) 10:07:06 |
- ろむ #Fztj134A
- [ 編集]
Galaxyで高価格帯、Jで低価格帯とラインナップしているのに、なぜTizenもなのかと言うところなのですが、以降憶測です。
憶測です。
● gms税が低価格帯では無視できなくなっている
GoogleがオープンソースのAndroidから利益を生み出すカラクリとは:
http://gigazine.net/news/20140124-google-android-profit/
●家電用組み込みLinuxとすれば、Android TVやBrilloで差別化できない低価格競争に巻き込まれなくて済む、自由度がある。IoTだと白物にも必要だ
Brillo | Google Developers:
https://developers.google.com/brillo/
<CES>サムスン、量子ドット/IoT連携/Tizen OSなど'16年4Kテレビ最新戦略 - Phile-web:
http://www.phileweb.com/sp/news/d-av/201601/08/38041.html
元記事の「自社製のエコシステムを持っていなければそこに未来はない」もこのあたりではないかと。
- URL |
- 2016/06/16(木) 10:07:40 |
- ろむ #DBP0hrYU
- [ 編集]
●アプリストアの寺銭がほしい(30%の模様)
TIZEN STORE:
http://www.tizenstore.com/main/getMain.as
Tizen Store: Seller Office:
https://seller.tizenstore.com/help/termsAndConditions.as
●アプリはHTML5で亡きFirefox OSの利点を取り込む
●Google Mapsさえもwebアプリとしてなら使えるぜ
【Tizen】 Google MapのAPIを使用して地図を表示する: よしおのブログ:
http://sora-mameo.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/tizen-google-ma.html?optimized=0
Google Maps on Tizen | Tizen Developers:
https://developer.tizen.org/community/tip-tech/google-maps-on-tizen
●アプリやセキュリティはOSSコミュニティで担保できる(極端に言えばAndroidのコピー)*1
- URL |
- 2016/06/16(木) 10:08:21 |
- ろむ #kFUTFclU
- [ 編集]
●どうせみんなLinux on ARM(なのでOSSにおんぶだっこ) *1
●アプリはwebOS(現在LG所有)の遺産、ACLでAndroidアプリを動かしてしまえ
2015年1月第4週 Tizen OSでAndroidアプリが実行可能に:Android Weekly Topics|gihyo.jp … 技術評論社:
http://gihyo.jp/lifestyle/clip/01/awt/201501/23
Android apps will run on Tizen-powered Samsung Z1, via OpenMobile ACL:
http://www.androidauthority.com/tizen-android-apps-acl-580069/
Technology - OpenMobile:
http://www.openmobileww.com/products-and-services/
(TizenStore内でACLはトップクラスで人気)
●ゲームは作りやすくしとくぜ
Unity - Samsung - Events:
https://unity3d.com/jp/pages/samsung/events
基本的に初期のintelやドコモと動機は変わりません。(Tizenの元を辿れば両社もいる)
ただ、そこに掛ける情熱というか圧力が違うので、両社は半ば手を引き、Samsungはある意味博打として張ったのではないかと。
情報家電ではもはやデフォルト、IoTで白物も関わる、OSSが当たり前(ブラウザも現在はWebkitの模様。いずれServoに変える? *2)。
ここで基本OSである程度地場を得れば、Googleのいいなりにならずに済む、ライセンス収入も得られるかも、少なくとも差別化はできる。
そういった想定をしているのかもしれません。かつての日本の栄光(と思われていた何か)を得ようとしているのかも。(時期的には0年代)
ふた昔ほど前、国内ではある程度TRONが成功しましたが、こうして比較すると早すぎであったのではないかと。
いまはIoT前夜、OSS前提、webアプリも当たり前と、展望もありコストを下げられる要因もありと、時期が来たところなのかもしれません。
- URL |
- 2016/06/16(木) 10:09:02 |
- ろむ #BaJ5kSGY
- [ 編集]
LGのwebOSも似た文脈なのでしょう。Samsungに遅れること短く見て一年、Badaから見て三年は遅れてますが。
それを言ったらSamsungもTizenに乗り換えたのは2012年くらいなので(LGのwebOS買収は2013年)、さして違いはないんですが、やつらはBadaしつつLiMoにもいたのでガチ勢だったのかも。
こういった絵を初期に描いたヤツはすげー人かもしれませんが、ホントの初期はNとPの人なんだろうな、LiMo沿革見ると…。*1
この話はガジェオタの目で見ているとさっぱり意味が分からない話なのだろうと思います。
いや、広義のガジェオタは押さえてしかるべきなのかもしれませんが。
【西田宗千佳のRandomTracking】CESから見えた「モダンOS」による第2世代デジタルテレビ Android、Firefox、Tizen、webOS揃い踏みの理由 - AV Watch:(2015/1/15の記事)
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/rt/683760.html
国内メーカーはこの点は捨てたと言うことなんでしょうかね。
果たしてそれが吉となるか凶となるか、わたしには予想もできません。
(そういえば、CSV-EX11はMontaVistaだったなあ *3)
ただ、ここまでOSS(と言うかLinux)が広がると、後追いでも比較的容易にキャッチアップできそうだなとも思います。
逆に言えば、中国だってキャッチアップしてくるかもしれないんですけどね。
コスト的に見合うのか、そもそも回収できるのか、なんとも言えません。
ただ、このままでは頭(量ではなく既存技術。部品に顕著)を米/日本に抑えられ、尻(価格と量)を中国に蹴られ、死にゆくばかりとも言えますので、家電(IoT含む)にはまだなんとかなりそうな心臓(iOS/Androidなどの基本OS)に手を出して、両者と差別化したいという狙いは、こうして見直してみると妥当に感じます。
10年20年先を考えると、いやもうこれに打って出るしかなかったのかも。
- URL |
- 2016/06/16(木) 10:09:42 |
- ろむ #TYlSwPHc
- [ 編集]
*1
まるでSamsungが他人のふんどしで~みたいに見えますが、下の記事を見るとOSSへの貢献も十分果たしています。
「WebKit」と「Blink」の開発が分岐する前後の状況をまとめたグラフ - GIGAZINE:
http://gigazine.net/news/20140616-blink-and-webkit/
また、そもそも根にはLinux FoundationもありOSSコミュニティ含めて始めたところに、一人でやりきれない企業が群がった、と言う見方もできます。(で、それでも息が切れて極論すればSamsungが残ったと)
LiMo Foundation - Wikipedia:
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/LiMo_Foundation
LiMo Foundation - Wikipedia, the free encyclopedia:(端末一覧を見ると泣ける。この後Androidへ)
https://en.m.wikipedia.org/wiki/LiMo_Foundation
Tizen - Wikipedia, the free encyclopedia:
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Tizen
- URL |
- 2016/06/16(木) 10:10:46 |
- ろむ #VjqkJ1DI
- [ 編集]
>7SUXENさん
私は未だにWindowsPhoneに期待している人なんですよね。
結局は何かの強力なベースが無いと、維持していくのは難しいかなと思っているのですが・・・。
それにしても、マイクロソフトの対応が右往左往しているせいも有ってか、
全然立ち上がってこないどころか、逆にシェア減らしてますよねw
>guさん
なるほど・・・桁間違えなら納得のいく話です。
インドではBADA時代からTizenに向けて、シェアがどんどん落ちているので、恐らくBADAを使っていた層がそのままTizenへと流れているのでしょう。
BADA時代には1000万台以上は端末を売っていたので、640万台ならばサムスンの販売網だと十分に可能だと思います。
ただそれがサムスンの支配に繋がるかと言えばちょっと違うかもとも思います。
色々紆余曲折はあったものの、BADAのフォークがTizenになった経緯からもぽっと出のOSではなく、
しっかりとノウハウを積んだ上でのし上がってきたOSでは有るので、基礎はしっかりしているとは思います。
恐らくサムスンはRTOSを含む自社内開発OSベースを統一してコストダウンを含んだ改革をしたいというだけでしょう。
Android端末の生産はやめないけど、Tizenもそこそこ売れるからそれを利用してラインナップを全商品に広げる
といった所でしょうか。
端末のハードウエアがAndroidと全く共通で使用できるので、上手く安価なラインナップの一つとして定着させて
しまいそうですね。サムスン的にはGoogleに対して政治的な意味でいいけん制になると思います。
>ろむさん
めちゃくちゃたくさんのボリュームの記事、有難うございます。
最近のTizenの進化までは追い切れていませんでしたが、Z3とかなかなかいい感じですね。
というか、iPhoneをぱくった様な1ボタンオペレーションが、Android的な3ボタンに変更になっていて、
とても実用的になったなと思いました。
機能を増やし過ぎてFATなAndroid OSに比べて、シンプルなTizen OSは軽量でローエンド端末と相性がいいと思います。
Androidのアプリを動かすと、結局GoogleにGapps代を払うことになるので、それなら限られたアプリでいいやという人
相手に、BADA時代から続くサムスンのマーケットを使ってくれというのは有りでしょうね。
- URL |
- 2016/06/17(金) 18:19:27 |
- 鈴 #GpEwlVdw
- [ 編集]
WPはPCの10移行が進めば改善するかもしれません。
10移行はセキュリティ的に正義の面がありますが、まずビジネスとしてUWPプラットホームを拡大し、UWPアプリ及びストアを普及し、依ってWPのシェア拡大可能性が得られます。
現状、先進国では機能的にライバル二社に劣り、それ以外ではコストパフォーマンスに劣り、いいところがありません。
まずは先進国に絞り、性能と機能でライバルに若干でも勝らないと話が始まらないでしょう。
10移行は始まらない話を始めるきっかけづくりにはなると思います。
Tizenは先進国ではさほど強みにはならないのでしょうが、大型家電からIoT標準を狙っている部分もあると思います。(先進国はAppleが標準化無視して走ってる。なお日本は…)
IoTの標準化は混迷を極めていて、おそらくなにか一つになることは不可能か、可能でも超長期的な話になってしまうでしょう。(そのためAppleのやり方こそが進歩的とも言えます。国内家電屋がメーカ毎に先走ってるのと同じですね)
産業セグメント毎、国毎、下手をするとメーカグループ毎に標準はバラバラでもあまり不思議ではないと思います。
IoTの標準化団体 | IoT:
http://iot-jp.com/iotsummary/iotstandard/iot%E3%81%AE%E6%A8%99%E6%BA%96%E5%8C%96%E5%9B%A3%E4%BD%93/.html
インド周辺市場でのIoT標準を得ればその規模は中国並で、中国はApple Homekitもしくは自国産に走ると考えられるので、他で取りに行くのが妥当と考えることが容易です。(家電に限っても)
IoT標準はオープン施策になりますが、認証プロセスでマネタイズできるので(Homekitも同様)、インド周辺に限定しても標準を取れればかなり優位に立てます。(認証そのものだけでなく、イニシアティブを取れるので常に先進機能実装などの恩恵がある)
Tizenスマートフォンはそのコントローラ先兵という位置づけではないでしょうかね。(やってることはApple iOS端末とHomekitと同じ)
これは大元記事で「Tizenスマートフォンの展開に合わせてTizen搭載のIoT端末を投入することも可能とのこと。」と言及してますね。
一方で世界で勝てるとも思っていないため、Androidにも足をかけ、他のIoT標準(標準とはいったい…)にも対応余地を見せているのだと思います。
サムスンのCES基調講演に見る、IoT元年の幕開け - 週刊アスキー:(2015年)
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/292/292172/
「ソニーやパナソニック、シャープなどの日本メーカーや、エレクトロラックスやLGといった海外大手メーカーが参加するAllSeen Alliance(IoE)のほうが有望といえるでしょう。」
<CES>サムスン、量子ドット/IoT連携/Tizen OSなど'16年4Kテレビ最新戦略 - Phile-web:
http://www.phileweb.com/sp/news/d-av/201601/08/38041.html
「サムスン製品の「IoT」はオープンアプローチを採用しており、業界内の各種スマートデバイス規格への対応が基本となっている」
自社でOSを持っていなくてはこのような柔軟性は持てない、ということはないのでしょうが、自社OSなら他社調達に比べて容易ではあるでしょう。
三洋電機が松下に吸収され白物の洗濯機と冷蔵庫がハイアールに流れ、シャープがホンハイに買収され、次のターゲットはSamsungかもしれません。
食うか食われるかを思えば、Tizen使っての攻めの姿勢は評価できると思います。標準を取る攻めをしつつ、他の標準にも対応する守りもしつつ、よくやるもんだと。
まあ、実際にどう転ぶかは神のみぞ知るではありますが。
- URL |
- 2016/06/18(土) 17:36:14 |
- ろむ #pQNT36OE
- [ 編集]
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