また!Siriの開発メンバーが今度は「アップル社内の政治的内紛」で辞職 ~ iPhone Mania
2010年に買収される以前から、Siri開発メンバーとして中核を担ってきたDarren Haas氏が、アップルを辞職してGeneral Electric(GE)に移っていたことが分かりました。先日もSteve D’Aurora氏が辞めるなど、このところSiriには不穏な雰囲気が漂っています。
社内の内紛が途切れないアップル。
Siriの開発メンバーが、Siriチームが作ったソフトウェアのプラットフォームを拡張する所で
iCloud側との衝突が勃発したとの事。
結局Siri開発チーム側のDarren Haas氏が退職する事になってしまったようです。
事の詳細な成り行きは分かりませんが、ユーザー体験の向上でぶつかったのか、単に
「俺の島を荒らすな」でぶつかったのかは分かりませんが、少なくともSiri側が
『iCloudやiTunesに拡張しようとした』との事ですから、Siri側はユーザー体験の向上を
図ろうとしてiCloud側とぶつかったのではないかなという気がします。
ということは・・・iOS環境は、各開発チームの利権争いが始まっており、既に上から全ての
チームを統括して管理出来ているとは言い難い状況になっているのではないでしょうか。
Siri側が良かれと思って勝手に拡張、iCloud側は「何しとんじゃボケ」で有能な技術者が辞めて
しまうようなカオスな状況になってしまっていると。もうほとんどユーザーそっちのけですね。
こんなOSに未来が有るのかと言えば・・・。
少なくとも、やりたいことだらけでそれに向かって多数のプラットフォームを綺麗に取りまとめて
いるGoogleのAndroidやChrome OSよりも将来性を感じません。
今回の争いの様子を見ると、機能の拡張は各チームの思惑一つの状態じゃないですか。
熟成されておらず、どんどん機能を建て増している頃だとまだそれでも勢いでなんとかなり
ますが、OSとしてのまとまりと熟成度が必要な段階に入って、まだこんな事をしているよう
では、美しきめ細かな仕上がりは期待できません。
元々iOSはジョブズ氏の病的なこだわりが有ってこその仕上がりだったはずですが、最近は
平気でDラインなんかを丸見え状態で端末を発売してしまいますし、3D Touchのような
不可視UIなんかを平気で入れてしまう始末。
まあそんな感じで、こういう所を見て少しづつ「あれ?」と思う人がマニア層以外で増えて
いくことになるんだろうなという気がします。
iPhoneは何も知らない一般層が0円だったからとか、ショップ店員にノルマの為にしつこく
勧めらたからという理由で買っている場合も多く、そういう層から剥がれていくと、じわじわ
ボディーブローが効いていくことになります。
- 関連記事
-
- 2016/06/24(金) 22:46:20|
- 携帯
-
| トラックバック:0
-
| コメント:2
妄想が多い。もうちょっと情報ないとディスリたいだけに見えるから応援したくてもできない
- URL |
- 2016/06/25(土) 01:48:52 |
- mtyan #-
- [ 編集]
iOSにDラインはありませんよ。
Dラインがあるのはiphone6シリーズです。
裏づけのない部分は多いですが、ジョブズが存命であったころ、
確かに存在した秩序はもはや混沌に飲み込まれています。そこは誰もが疑いない部分かと。
基本的に(都合の悪いことに限っては徹底した)隠蔽体質ですから、内側の事情を知るものは当事者くらいだろう。
軸を失い、迷走してるんでしょうね。
ジョブズが仮に蘇って、アップルに戻ってきたらこう言うんでしょうね。
「こんなゴミばかり作りやがって!」
- URL |
- 2016/06/25(土) 05:22:18 |
- 7SUXEN #22s72cIM
- [ 編集]