Android Developers発表の2016年7月5日~2016年7月11日段階のAndroid端末のバージョン毎のシェアです。

Android Developer前月データはこちらの記事へ今月は、4.4と5.0からの乗り換えがかなり多かったようです。
新端末の主な購買層は4.4と5.0を使っているそうだということが、このデータからよくわかると思います。
それよりももっと旧端末を使っている人は、本当に壊れるまで使う人が多いようで、少しづつの
移行となっています。ただJBも4.1~4.3までを足し合わせると、1.1%となって5.0からの乗り換え組と
同時期になります。
JBもこの調子だと、年内には10%を切るペースで減っており、JBもそろそろ消えてしまいそうです。
Mashmallowは増えるペースがいよいよ加速して来ましたが、+3.2%で13.3%と絶好調です。
しかしそろそろAnedroid Nougatに切り替わっていきますから、Mashmallowは25%に届くかどうか
というぐらいで終了しそうな予感がします。遅れたとしても30%を超えるのは厳しいかなと思います。
Mashmmalowが今までのように増える前に、今までにないタイミングでNougatに切り替わっていくの
ではないかなと思っています。
実は私はMashmallow推しだったのですけど、今は完全にNougat推しです。
NougatにVulkanが乗ることが推す理由です。
現状ゲームやベンチマークではiOS機器がMetalが使えるおかげでかなり有利な状況にあります。
特にベンチマークではAndroid勢は高速API無しでそれに迫る、または超える数字を出していますが、
Vulkanが登場するとその力関係がガラッと変わると思っているからです。
グラフィックAPIで対等になった時のベンチマークの数字の変化や、ゲームの快適性の違いを
大きく実感できると思いますので、私はNougatを強く推したいと思っています。
恐らくVulkanが当たり前になるとゲーム環境が大きく変わると思います。
とても期待しています。


上のグラフを見て頂ければわかると思いましすが、新しいバージョン程ピークが下がっていっている
のがわかると思います。Googleが新バージョンへの入れ替えを加速しているのですが、旧バージョンを
使い続ける人が少しづつ増えていっているので、旧バージョンの減りが遅くなっている事でピークが
分散化してピークが落ちていっていると思われます。


個別のバージョンでは動作の軽い4.4に残る人が少なくないので、4.4がなかなか減らない状態に
なっています。Xperia Z3/Z3c等、名機の端末が多く存在する32bit成熟期のSnapdragon 801を
搭載した端末がKitKat世代だったせいもあり、LollipopにバージョンアップせずにKitkatを使い
続ける方が少なくないことで比較的割合が高止まりしている理由になっていると思われます。
NougatはこのKitkatを使っているユーザーを入れ替えるためのバージョンになると思われます。
Lollipopは今一つ出来のいいバージョンとは言えませんし、端末も64bit化した初期の端末が多く、
KitKat程粘って使う人は多くないと思いますのでLollipopはKitkat程は粘らないのではと思います。
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- 2016/07/16(土) 20:08:03|
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