Cyanogenが大規模なリストラを実施していると伝えられる、システム開発からアプリに事業をシフト ~ juggly.cn
カスタム ROM の開発プロジェクトから生まれた Cyanogen 社が内部で大規模なリストラを実施していることが 23 日、分かりました。
今回のリストラは Cyanogen の戦略変更に伴うものだと伝えられており、具体的には独自の Android ROM の開発とパートナーへの提供からアプリの開発にシフトするという。
CyanogenModで有名なCyanogenがリストラを進めているという。
CyanogenはカスタムROMのCMで有名で、現在の私のXperiaもCM13を入れています。
そのCM13のおかげで古い端末でもAndroid 6.0.1を使えているという非常にありがたい状態です。
しかしどうやらAndroidのカスタムROMに関しては縮小方向のようです。
私が思うところでは、本系のAndroidの出来が良くなって行くに従い、カスタムROMの需要が
減っていっているのではないかなと思います。またrootを取れる端末の減少も大きいです。
カスタムROMを必要とさせる為の不便さは解消され、カスタムROMを入れるためのベース端末の
供給環境は徐々に悪化していく。また一番の商売のネタであるカスタムROMを要求する端末
メーカーも少なくなってきているのではないでしょうか。Google本家のAndroidの出来が良くなると、
端末メーカーもカスタム版を必要とする理由がなくなっていきます。
そう考えるとカスタムROM派には厳しい時代になってきたのかもしれません。
セキュリティーなどを考えると致し方ないことかもしれませんが、初期の端末から、
カスタムROMを愛用してきた人間として寂しい限りです。
またカスタムROMのおかげで、時代遅れなはずの端末が最新端末と対等とは言えませんが、
そこそこいい勝負できるということも味わってきました。
特にLollipopやMashmallowは、世間の肩に比べてかなり早期から最新版のAndroidを
触れる機会に恵まれました。これもカスタムROMの、CMのおかげでした。
同時にそれをXperiaに移植してくださっていた赤星氏のおかげでもありますが。
この流れを見ていくと、自分で端末を触れる時代から、吊るしのものを使う時代へとどんどん
移行していくことになるのでしょう。そういえば最近はiPhoneでも脱獄のネタを聞くことが、
すっかりなくなってきました。
脱獄派の多くの人がAndroid OSに流れたという事もありますが、それでも脱獄ネタは
iOSの新バージョンが出た時にはセットで語られる話でしたが、今ではもうiOSの脱獄の
話はほぼ聞かれなくなりました。
寂しい話ですが、これらの流れは市場が成熟していくにしたがって生まれる自然な流れです。
受け入れるしかないですね。
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- 2016/07/24(日) 01:43:55|
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