今月分のKantar Worldpanel ComTechの数字が発表されています。
2016年7月~2016年9月迄の3ヶ月分の対前年比較です。
2017年01月11日
KantarWorldPanel2016年11月23日
KantarWorldPanel先月に引き続き、Aneroidが増えたり、iOSが増えたり、まあ色々です。
基本的にはWindowsからAndroidやiOSへの付け替え需要が多かったみたいです。
その中でAndroidに多くが移行したり、iOSへ移行したり色々でした。
ただ絶対数でのAndroidの強さはもう間違いのない所です。
ヨーロッパ主要5か国ではAndroidが80%を越している国が3ヵ国、そのうち一国スペインは
90%を超えました。ヨーロッパではAndroidが50%を割る国は有りません。
というか、他の国でも日本以外で50%を割る国自体が長期間に渡って無い状態です。
その日本だって、12か月中の3~4か月と数少なくiOSがAndroidのシェアを上回る時期と
なっているだけで、年の三分の二はAndroidの方がシェアが高いのです。
ここを間違って学んでしまっている人も少なくないと思います。
中国も含むと9ヵ国中4ヵ国が80%を超えています。
ただ過去にはiOSの方はシェアが高かったアメリカやオーストラリアといった親iPhone国の
この二国でも今ではAndroidmp法のシェアが圧倒的に上回っているという状況です。
日本以外の国ではコストパフォーマンスにしたがって端末の乗り換えが行われている
ように感じています。聞いてもその辺の事情は絶対答えてくれませんけど。
忘れてはならないのが、これはiPhoneが一年で一番出荷されているタイミングの月での
集計ですらこんなことになっているのですから大変なことになっていると思います。
では日本の状況を見ていきます。
上記はiOSが多い所は青の、Androidが多い所はオレンジの四角を描いたものです。
上に行く程青が、下に行く程オレンジが多いことがわかると思います。
10月中盤までiPhone 7の出荷をほぼ止めて品薄商法をしていましたが、後半になったら怒涛の
出荷が始まり、そのおかげでシェアを大きく上げています。iPhone 6シリーズの頃はまだこの
時期でも品薄商法で出荷を止めてきた時期ですが、6sや7シリーズでは、アップルもこれ以上
粘ると機会損失に繋がりかねないという恐怖感と、対前年との出荷量の実績の比較を考えると
これ以上は粘れないと悟ったのでしょう。
6sと7はピークが前倒しになっています。
その分、毎年年明けの減産が騒がれるのが恒例となりました。
品薄商法を長期間維持できなくなっていた所が、アップルの求心力の低下を物語っています。
先月分の記事
【Kantar Worldpanel】日本でiOSに不利な数字が出た月だけ記事がキャンセルされる不思議、もう何度目の偶然か
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- 2017/01/11(水) 00:37:54|
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誤:この二国でも今ではAndroid
mp法のシェアが
正:この二国でも今ではAndroid
の方のシェアが
まあこれでも十分に驚異的なシェアと言えるのですけど。
キャリアは売れ残った在庫処分と売れ残りの買取に頭を痛めていることでしょうね。
今ならノルマ解除(決裂で取り扱い終了をちらつかせ)の条件付けも成功するかと。
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- 2017/01/11(水) 06:08:21 |
- 7SUXEN #22s72cIM
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